JPH11503999A - ヘリコバクター ピロリ抗原 - Google Patents

ヘリコバクター ピロリ抗原

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JPH11503999A
JPH11503999A JP8524773A JP52477396A JPH11503999A JP H11503999 A JPH11503999 A JP H11503999A JP 8524773 A JP8524773 A JP 8524773A JP 52477396 A JP52477396 A JP 52477396A JP H11503999 A JPH11503999 A JP H11503999A
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helicobacter pylori
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antigen fragment
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スミス,クリストファー,ジョン
クランシー,ロバート,レウェリン
クリップス,アラン
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コーテックス (ユーケー) リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 新規なヘリコバクター ピロリ由来の抗原を提供する。ヘリコバクター ピロリ感染の診断におけるその使用、該診断方法、およびそのような方法に使用されるキット、もまた開示される。さらに、抗原の新規な抗原断片、さらには該抗原または一以上の抗原断片のいずれかからなるワクチンが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘリコバクター ピロリ抗原 本発明は、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylori)の新規な抗原、ま たはその抗原断片、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylori)の検出にお ける該抗原若しくはその断片の使用およびこれからなるキット、さらには該抗原 若しくはその断片からなるワクチンおよび該抗原の単離方法に関するものである 。 哺乳動物、特にヒトの腸内感染は、一般的な粘膜の免疫システムの活性化を通 して、唾液等の粘液分泌物における免疫反応を刺激する。この反応は、通常Ig A抗体の存在によって特徴付けられるが、初期の段階では血清中の抗体反応に対 応することが多い。しかしながら、唾液等の分泌物中の免疫反応は、抗原(例え ば、細菌またはウィルス)が体内から除去された後に迅速に消失する。したがっ て、粘液分泌物中に抗体が存在するということは、現行の感染(current infecti on)、つまりその時点で感染している(contemporary infection)ことを示してい る。例えば、微生物の感染の場合には、粘液分泌物中に抗体(以降、分泌抗体(s ecretious antibody)と称する)があるということは、腸内等に微生物がその時 点でコロニーを形成していることを意味しており、このためその時点で感染して いるかを検査するのに有用である。これに対して、血清中の抗体は、微生物が体 内から除去された後一定期間存在し続ける。したがって、血清抗体試験が陽性で あるということは、過去および現在の両方において抗原に接していることを示す ため、臨床医にとっては余り有用ではない。これに対して、分泌抗体試験が陽性 であるということは、微生物に現在感染(present infection)またはその時点で 感染(con temporary infection)していることを示すものである。 ヘリコバクター ピロリ(H.pylori)の感染の診断は、顕微鏡検査、胃粘膜の 生検における微生物の培養若しくはウレアーゼの検出、尿素呼吸試験(urea brea th test)によってまたは血清ELISAにおける特異的な抗体の存在によってな される。ヘリコバクター ピロリ(H.pylori)の感染は、胃粘膜の感染であり 、胃の分泌物中のIgA抗体反応を誘導すると考えられる。しかしながら、胃の 分泌物中のヘリコバクター ピロリに特異的な抗体はIgGクラスのものであり 、考えられていたようなIgAクラスのものではないことが発見された。検出さ れても、ほとんどIgA抗体は検出されない。したがって、AU−A−9067 676号は、ヘリコバクター ピロリ抗原に特異的な粘液分泌物中のIgGの検 出に関するものであり、このため、哺乳動物の上記微生物による現行の感染、つ まりその時点における感染を検査する手段を提供するものである。相当する文献 は、ウィット(Witt)ら、フロンティアーズイン ムコサル イムノロジー(Front iers in Mucosal Immunology)、1巻、ページ693〜696(1991年)で ある。 ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylori)が陽性である患者の唾液にお けるIgG抗体の存在は、アニュアル ミーティングス オブ ザ アメリカン ガストロエンテロロジカル アソシエーション(Annual Meetings of the Amer ican Gatroenterological Association)において幾らか注目を浴びた。1989 年の会報において上記したような抗体の存在がチン(Czinn)らによって開示され た後、ラーセンら(Larsen)らは、1991年5月の会報において唾液のIgG量 は抗体による治療中の治療による応答(therapeutic response)の実用的な非侵襲 マーカーとなると結論付けた。1992年4月の会報において、ランデス(Lande s)らは、先の観察を確認し、ヘリコバクター ピロリに対する唾液のI gGの測定は、特に他の試験が実用的でない多くのまたは小児の集団における、 ヘリコバクター ピロリが陽性である患者を検出するための簡単な、非侵襲試験 であると考えた。 WO−A−9322682号には、ヘリコバクター ピロリに関する簡便なか つ信頼性の高いイン ビトロ試験が開示される。この試験は、試験する哺乳動物 の粘液分泌物におけるIgG抗体との反応に抗原製剤を利用するものである。 したがって、診断試験に使用できるヘリコバクター ピロリ由来の新規な抗原 を同定、単離および提供する必要性がある。これらの抗原は、特異的であり、容 易に精製可能でなければならず、また、良好な特異性によって特性が明らかにさ れ、上記したような試験に使用される際に偽陽性の結果がでないものでなければ ならない。加えて、これらの抗原は、ヘリコバクター ピロリの感染の処置また は予防に有用なワクチンの基礎を形成するものである。 したがって、第一の概念によると、本発明は、ヘリコバクター ピロリ抗原で あり、変性及び還元条件下で測定される際に、55〜65kDaの範囲の分子量 を有するタンパク質を提供するものである。 好ましくは、上記抗原タンパク質は、そのアミノ末端に、下記アミノ酸配列: またはそれと実質的に相同性のある配列を有する。 アミノ酸レベルで、タンパク質配列は、有意な数の構成アミノ酸が相同性を有 する際には、他のタンパク質配列と実質的に相同性を有するとみなされる。少な くとも40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%または99% (数が大きいほど好ましい)のアミノ酸が相 同性を有する。 全タンパク質の一部がそれ自身抗原性を有することも発見した。したがって、 第二の概念によると、本発明は、本発明のタンパク質の抗原断片(antigenic fra gment)を提供するものである。 本発明の上記概念の一つの好ましい実施態様によると、抗原断片は下記配列: を有するペプチドである。 抗原特性を維持する限りは上記断片の配列をある程度変更することが可能であ ることは、当業者には予想される。このような変異体もまた本発明の一部をなす 。 本発明の抗原タンパク質、またはその断片は、精製された若しくは単離された 調製物として、または他のヘリコバクター ピロリ抗原タンパク質との混合物の 一部として、単独で提供できる。 したがって、第三の概念によると、本発明は、本発明のタンパク質および/ま たはその一以上の抗原断片からなる抗原組成物を提供するものである。このよう な組成物は、ヘリコバクター ピロリの検出および/または診断に使用できる。 一実施態様によると、上記組成物は一以上のヘリコバクター ピロリ抗原をさら に有する。 第四の概念によると、本発明は、下記よりなるヘリコバクター ピロリの検出 および/または診断方法を提供するものである: (a)本発明の抗原タンパク質、またはその抗原断片、または抗原組成物を被 試験サンプルと接触させ;および (b)ヘリコバクター ピロリに対する抗体の存在を検出する。 特に、本発明の上記タンパク質、その抗原断片、または抗原組成物は、 IgG抗体を検出するのに使用できる。好ましくは、被試験サンプルは、生物学 的なサンプル、例えば、血液または唾液のサンプルである。粘液分泌サンプルを 用いた適当なヘリコバクター ピロリの検出方法の一例は、WO−A−9322 682号に記載されるものである。 第五の概念によると、本発明は、ヘリコバクター ピロリの検出および/また は診断における本発明の抗原タンパク質、またはその抗原断片、または抗原組成 物の使用を提供するものである。好ましくは、該検出および/または診断はイン ビトロで行われる。 第六の概念によると、本発明は、下記段階からなる、本発明の抗原タンパク質 の単離方法を提供するものである: (a)ヘリコバクター ピロリの培養物を調製し、適当な条件下で該培養物を 成長させこれらを集めた後、洗浄して洗浄細胞ペレットを得る; (b)該洗浄細胞を適当な緩衝液中に再懸濁した後、細胞を破壊する; (c)遠心分離して細胞破片を除去し、可溶性細胞タンパク質を含む上清を得 る; (d)得られた溶液を勾配溶出によるイオン交換クロマトグラフィーにかけて 、得られた画分をウレアーゼの存在に関してアッセイする; (e)ウレアーゼを含む画分をプールし、該プールをゲル浸透クロマトグラフ ィーにかける; (f)適当なピークを選択する;および (g)単離物における55〜65kDaの分子量を有する特定のタンパク質の 存在を確認し、該タンパク質を単離する。 本発明の抗原タンパク質、その抗原断片または抗原組成物は、ヘリコバクター ピロリのインビトロの検出および/または診断に使用される キットの一部として提供できる。したがって、第七の概念によると、本発明は、 本発明の抗原タンパク質、その抗原断片または抗原組成物からなるヘリコバクタ ー ピロリの検出および/または診断に使用されるキットを提供するものである 。 さらに、本発明の抗原タンパク質またはその抗原断片は、ヘリコバクター ピ ロリに対する免疫反応を誘導するのに使用できる。したがって、さらなる概念に よると、本発明は、本発明のタンパク質または一以上のその抗原断片からなる被 験者の免疫反応を誘発することができる組成物を提供するものである。好ましく は、該組成物は、ワクチン組成物であり、必要であれば、一または他の適当なア ジュバントを有していてもよい。このようなワクチン組成物は、予防用のまたは 治療用のワクチン組成物のいずれかであってもよい。 本発明のワクチン組成物は、一以上のアジュバントを含んでいてもよい。当該 分野において既知のアジュバントの例としては、水酸化アルミニウム等の無機ゲ ルまたは不完全フロインドアジュバント等の油中水形乳濁液が挙げられる。他の 使用できるアジュバントは当業者には既知である。 さらなる他の概念によると、本発明は以下を提供するものである: (a)免疫原性組成物、好ましくはワクチンの調製における本発明のタンパク 質または一以上のその抗原断片の使用; (b)被験者の免疫反応の誘導におけるこのような免疫原性組成物の使用;お よび (c)有効量の本発明のタンパク質、少なくとも一の抗原断片または抗原組成 物を、好ましくはワクチンとして、被験者に投与する段階からなる、被験者のヘ リコバクター ピロリ感染の処置または予防方法。 本発明の各概念の好ましい態様は、必要であれば変更を加えて(mutat is mutandis)、各他の概念と同様である。 本発明を下記実施例を参照しながら説明するが、下記実施例は本発明を何等制 限するものではない。実施例1 (a)ヘリコバクター ピロリの培養物を適当な条件下で生育させ、細胞をリン 酸緩衝生理食塩水中に集めた。次に、繰り返し遠心して細胞破片や他の混入物、 例えば、寒天、を除去し、新鮮なPBSを3回添加して洗浄細胞ペレットを得た ; (b)この洗浄細胞を0.1M TRIS−HCl緩衝液(pH7.2)中に再 懸濁し、イオン交換クロマトグラフィー段階に使用した。次に、この細胞懸濁液 を細胞を破壊するのに十分な強度及び時間で超音波処理(100枚の寒天プレー トからの細胞を含む10mlサンプルについて、30秒間6μ、60秒間オフ、 これを25回繰り返す)した; (c)次に、この懸濁液を遠心し、細胞破片を除去し、可溶性細胞タンパク質を 含む上清を得た; (d)さらに、段階(c)の溶液を、所定の方法で0〜1.0Mの溶出緩衝液の 塩化ナトリウム濃度を上げることを基礎とした勾配溶出を用い シア(Pharmacia)製)等の強陰イオン樹脂によるイオン交換クロマトグラフィー によって分画した。次に、画分をウレアーゼの存在に関してアッセイした; (e)続いて、ウレアーゼを含む画分をプールし、球状タンパク質のカットオフ (cut-off)範囲が5×103〜5×106である樹脂を用いたゲル浸透クロマトグ ラフィーにかけた; (f)適当なピークを下記により選択した: (i)すべての画分についてウレアーゼアッセイを行い、ウレアーゼ 活性を有するタンパク質のピークを同定し;さらに (ii)ウレアーゼ陽性を示す画分及びウレアーゼピークのすぐ近くにありか つ低分子量を有するタンパク質含有ピークをすべて、1μgのこれらの画分のタ ンパク質をニトロセルロースまたはその等価物上にスポットし、乾燥した後、ヘ リコバクター ピロリ陽性患者の血清または唾液サンプル中のヘリコバクター ピロリに特異的な抗体との反応能を測定することによって分析する; (g)単離物における特異的なタンパタ質の存在を、ポリアクリルアミドゲル電 気泳動(PAGE)及びウェスタンブロッティングを行い、ヘリコバクター ピ ロリ陽性患者から集めたヒト血清から調製されたプール由来のIgGを用いてブ ロットを分析することによって確認した。PAGEは変性条件下で行い、55〜 65kDaの範囲の分子量を有すると同定されたタンパク質を単離した。実施例2 ウサギにペプチド MVTLINNE を接種した。血液サンプルを下記のよ うにしてアッセイし、抗体反応を試験した。アッセイ方法 血液サンプルに、1mlの血液当たり25μlの1%チオメルサル(Thiomersa l)溶液(即ち、25μl/mlの濃度)を添加した後、サンプルを試験まで−4 0℃で貯蔵した。 各ウェルが100μlの5μg/mlのヘリコバクター ピロリ抗原(WO− A−93/22682号に記載されたのと同様の抗原調製物)で、さらにポスト コート(post coat)として300μlの1%バイコエー溶液(Byco A solution)で 被覆されたプレートを用いて、アッセイを行った。 血液サンプルをCDL洗浄緩衝液を用いて希釈し、一連の希釈液を作 製した。 CDL洗浄緩衝液 1dm3当たりの量 Tris 12.11g 5M HCl 15ml 蒸留水 400ml NaCl 87.66g チオメルサル(Thiomersal) 0.1g ツィーン80(Tween 80) 50g (i) トリス(tris)を蒸留水に加え: (ii) 20℃でのpHが7.80になるまで5M HClを添加し; (iii)チオメルサル(Thiomersal)を加え; (iv) NaClを加え; (v) ツィーン80(Tween 80)を加え; (vi) 最終容量になるまで蒸留水で調節する。 基質としてのペルオキシダーゼクエン酸塩緩衝液(Peroxidase Citrate Buffer )で1/25に希釈されたABTS(2,2−アジノ−ジ−[3−エチル−ベン ズチアゾリンースルフォネート](2,2-azino-di-[3-ethyl-benzthiazolin-sulfo nate)])とのブタの抗ウサギ西洋ワサビのペルオキシダーゼ結合体(conjugate) を用いて、結合抗体を検出した(緑色が陽性の結果を示す)。 ペルオキシダーゼクエン酸塩緩衝液 (Peroxidase Citrate Buffer) 1dm3当たりの量 蒸留水 700ml クエン酸 23.0g NaOH 100ml 30% H22 0.5ml 1M NaOHでpHを4.0に調節する。 アッセイのプロトコルは下記のとおりであった: 1)100μlの希釈サンプルを各ウェルに添加する; 2)(振盪しながら)30分間インキュベートする; 3)CDL洗浄緩衝液で5回洗浄し、プレートを乾燥する; 4)100μlのブタの抗ウサギHRPを各ウェルに添加する; 5)(振盪しながら)30分間インキュベートする; 6)5回洗浄し、プレートを乾燥する; 7)100μlのABTSを各ウェルに添加する; 8)30分間インキュベートする;および 9)@414nmでプレートを読み取る。結果 ピークの抗体反応は接種してから6カ月付近で生じた。下記表1はペプチドを 接種された2匹のウサギからの血液サンプルに関する経時的な結果を示すもので ある。データは1/100倍希釈サンプルに関するものである。 これらの結果を図1に示す。 明らかに、本ペプチドは抗ヘリコバクター ピロリ抗体反応を誘発することが 分かる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年2月5日 【補正内容】 請求の範囲 1.アミノ末端に、下記アミノ酸配列: Met-Val-Thr-Leu-Ile-Asn-Asn-Glu-Asp-Asp またはそれと実質的に相同性のある配列を有する、ヘリコバクター ピロリ抗原 であり、変性及び還元条件下で測定される際に、55〜65kDaの範囲の分子 量を有するタンパク質。 2.請求の範囲第1項に記載のタンパク質の抗原断片。 3.下記配列: またはそれと実質的に相同性のある配列を有する、請求の範囲第2項に記載の抗 原断片。 4.請求の範囲第1項に記載のタンパク質または請求の範囲第2項または第3 項に記載の少なくとも一の抗原断片からなる抗原組成物。 5.一以上の他のヘリコバクター ピロリ抗原をさらに有する、請求の範囲第 4項に記載の抗原組成物。 6.ヘリコバクター ピロリの検出および/または診断に使用される請求の範 囲第1項に記載のタンパク質、請求の範囲第2項または第3項に記載の抗原断片 または請求の範囲第4項または第5項に記載の抗原組成物。 7.以下よりなるヘリコバクター ピロリの検出および/または診断方法: (a)請求の範囲第1項に記載のタンパク質、請求の範囲第2項または第3項 に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第4項または第5項に記載の 抗原組成物を被試験サンプルと接触させ;および (b)ヘリコバクター ピロリに対する抗体の存在を検出する。 8.該サンプルが唾液サンプルである、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.ヘリコバクター ピロリの検出および/または診断における請求の範囲第 1項に記載のタンパク質、請求の範囲第2項または第3項に記載の少なくとも一 の抗原断片または請求の範囲第4項または第5項に記載の抗原組成物の使用。 10.該検出および/または診断がイン ビトロで行われる、請求の範囲第7項 または第8項に記載の方法または請求の範囲第9項に記載の使用。 11.以下よりなる請求の範囲第1項に記載のタンパク質の単離方法: (a)ヘリコバクター ピロリの培養物を調製し、適当な条件下で該培養物を 成長させこれらを集めた後、洗浄して洗浄細胞ペレットを得る; (b)該洗浄細胞を適当な緩衝液中に再懸濁した後、細胞を破壊する; (c)遠心分離して細胞破片を除去し、可溶性細胞タンパク質を含む上清を得 る; (d)得られた溶液を勾配溶出によるイオン交換クロマトグラフィーにかけて 、得られた画分をウレアーゼの存在に関してアッセイする; (e)ウレアーゼを含む画分をプールし、該プールをゲル浸透クロマトグラフ ィーにかける; (f)適当なピークを選択する;および (g)単離物における55〜65kDaの分子量を有する特定のタンパク質の 存在を確認し、該タンパク質を単離する。 12.請求の範囲第1項に記載のタンパク質、請求の範囲第2項または 第3項に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第4項または第5項に 記載の抗原組成物からなるヘリコバクター ピロリの検出および/または診断に 使用するキット。 13.請求の範囲第1項に記載のタンパク質、請求の範囲第2項または第3項に 記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第4項または第5項に記載の抗 原組成物からなる被験者の免疫反応を誘発できる組成物。 14.必要であればさらに一以上のアジュバントを有する、ワクチン組成物であ る請求の範囲第13項に記載の組成物。 15.免疫原性組成物、好ましくはワクチンの調製における請求の範囲第1項に 記載のタンパク質、請求の範囲第2項または第3項に記載の少なくとも一の抗原 断片または請求の範囲第4項または第5項に記載の抗原組成物の使用。 16.被験者の免疫反応の誘導における請求の範囲第15項に記載の免疫原性組 成物の使用。 17.有効量の請求の範囲第1項に記載のタンパク質、請求の範囲第2項または 第3項に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第4項または第5項に 記載の抗原組成物を被験者に投与する段階からなる、被験者のヘリコバクター ピロリ感染の処置または予防方法。 18.該タンパク質、一以上の抗原断片または抗原組成物がワクチンの形態で投 与される、請求の範囲第17項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN (72)発明者 クランシー,ロバート,レウェリン オーストラリア国,ニューサウスウェール ズ州 2300,ニューカッスル,ロイヤル ニューカッスル ホスピタル,デビッド マディソン クリニカル サイエンセス ビルディング,レベル 3,パソロジー, ザ ユニヴァーシティ オブ ニューカッ スル (72)発明者 クリップス,アラン オーストラリア国,エーシーティ 2616, ベルコネン,ピー.オー.ボックス 1, ユニヴァーシティ オブ キャンベラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヘリコバクター ピロリ抗原であり、変性及び還元条件下で測定される際 に、55〜65kDaの範囲の分子量を有するタンパク質。 2.アミノ末端に、下記アミノ酸配列: Met-Val-Thr-Leu-Ile-Asn-Asn-Glu-Asp-Asp またはそれと実質的に相同性のある配列を有する、請求の範囲第1項に記載のタ ンパク質。 3.請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質の抗原断片。 4.下記配列: またはそれと実質的に相同性のある配列を有する、請求の範囲第3項に記載の抗 原断片。 5.請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質または請求の範囲第3 項または第4項に記載の少なくとも一の抗原断片からなる抗原組成物。 6.一以上の他のヘリコバクター ピロリ抗原をさらに有する、請求の範囲第 5項に記載の抗原組成物。 7.ヘリコバクター ピロリの検出および/または診断に使用される請求の範 囲第1項または第2項に記載のタンパク質、請求の範囲第3項または第4項に記 載の抗原断片または請求の範囲第5項または第6項に記載の抗原組成物。 8.以下よりなるヘリコバクター ピロリの検出および/または診断方法: (a)請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質、請求の範 囲第3項または第4項に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第5項 または第6項に記載の抗原組成物を被試験サンプルと接触させ;および (b)ヘリコバクター ピロリに対する抗体の存在を検出する。 9.該サンプルが唾液サンプルである、請求の範囲第8項に記載の方法。 10.ヘリコバクター ピロリの検出および/または診断における請求の範囲第 1項または第2項に記載のタンパク質、請求の範囲第3項または第4項に記載の 少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第5項または第6項に記載の抗原組成 物の使用。 11.該検出および/または診断がイン ビトロで行われる、請求の範囲第8項 または第9項に記載の方法または請求の範囲第10項に記載の使用。 12.以下よりなる請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質の単離方 法: (a)ヘリコバクター ピロリの培養物を調製し、適当な条件下で該培養物を 成長させこれらを集めた後、洗浄して洗浄細胞ペレットを得る; (b)該洗浄細胞を適当な緩衝液中に再懸濁した後、細胞を破壊する; (c)遠心分離して細胞破片を除去し、可溶性細胞タンパク質を含む上清を得 る; (d)得られた溶液を勾配溶出によるイオン交換クロマトグラフィーにかけて 、得られた画分をウレアーゼの存在に関してアッセイする; (e)ウレアーゼを含む画分をプールし、該プールをゲル浸透クロマトグラフ ィーにかける; (f)適当なピークを選択する;および (g)単離物における55〜65kDaの分子量を有する特定のタンパク質の 存在を確認し、該タンパク質を単離する。 13.請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質、請求の範囲第3項ま たは第4項に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第5項または第6 項に記載の抗原組成物からなるヘリコバクター ピロリの検出および/または診 断に使用するキット。 14.請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質、請求の範囲第3項ま たは第4項に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第5項または第6 項に記載の抗原組成物からなる被験者の免疫反応を誘発できる組成物。 15.必要であればさらに一以上のアジュバントを有する、ワクチン組成物であ る請求の範囲第14項に記載の組成物。 16.免疫原性組成物、好ましくはワクチンの調製における請求の範囲第1項ま たは第2項に記載のタンパク質、請求の範囲第3項または第4項に記載の少なく とも一の抗原断片または請求の範囲第5項または第6項に記載の抗原組成物の使 用。 17.被験者の免疫反応の誘導における請求の範囲第16項に記載の免疫原性組 成物の使用。 18.有効量の請求の範囲第1項または第2項に記載のタンパク質、請求の範囲 第3項または第4項に記載の少なくとも一の抗原断片または請求の範囲第5項ま たは第6項に記載の抗原組成物を被験者に投与する段階からなる、被験者のヘリ コバクター ピロリ感染の処置または予防方法。 19.該タンパク質、一以上の抗原断片または抗原組成物がワクチンの形態で、 好ましくはワクチンとして、投与される、請求の範囲第18項 に記載の方法。
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