JPH11503388A - 車両に好適で、リモート送信機検証を有するリモートコントロールシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 車両用リモートコントロールシステムは、例えば、リモート送信機の固有コードを学習し、車両に関係する機能を実行することができる学習されたリモート送信機を決定するコントローラを含む。前記コントローラは、リモート送信機検証を実行し、新たな固有コード化リモート送信機が前記コントローラによって学習されたかどうかに関係する表示を発生する。このリモートコントロールシステムを、ある実施形態において、車両防護システムに有利に使用する。送信機検証を、例えば、リモートキーレスエントリーシステム、リモートエンジン始動システムおよびドアアクセスシステムに組み込んでもよい。ある実施形態において、前記リモート送信機検証は、リモート送信機学習モードに最近入っている前記コントローラを基礎とする。他の実施形態によれば、前記リモート送信機検証は、学習されたリモート送信機数、この数の変化、またはリモート送信機の学習されたコードにおける変化を基礎とする。前記表示を、例えば、車両において、またはそこから離れた場所において、ライト、視覚ディスプレイ、振動変換器、音声メッセージ発生器および可聴信号発生器によって与えてもよい。前記表示を、車両における、またはそこから離れた場所における入力または状態に応じて活性化してもよい。例えば、学習されたリモート送信機の数を、予め決められたパターンにおける前記防護システムのバレットスイッチの操作によって示してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 車両に好適で、リモート送信機検証を有するリモートコントロールシステム関係する出願 本願は、１９９５年４月１４日出願の米国特許出願第０８／４２３，５７０号 の一部継続出願である。発明の分野 本発明は、リモートコントロールシステムの分野に関係し、特に、車両防護に 関するようなリモートコントロールシステムに関係する。発明の背景 車両防護システムは、車両盗難を防止し、車両からの貴重品の盗難を防止し、 車両所有者および乗員を保護するのに広く使用されている。代表的な自動車防護 システムは、例えば、複数の車両センサに接続した中央プロセッサまたはコント ローラを含む。前記センサは、例えば、トランク、フード、ドア、窓が開くのを 検知してもよく、車両または車両内の動きも検知してもよい。超音波およびマイ クロウェーブ動き検知器と、振動センサと、スイッチとを、センサとして使用し てもよい。加えて、レーダセンサを使用し、車両付近の領域を監視してもよい。 前記コントローラは、代表的に、車両センサをトリガするイベントにおいて警 報表示を与えるように動作する。この警報表示を、代表的に、ライトの発光およ び／または車両ホーンまたはサイレンの発音としてもよい。加えて、車両燃料供 給および／または点火パワーを、警報状態を基礎として選択的に不能にしてもよ い。 代表的な防護システムは、例えば、サッソバー他の米国特許明細書第４，３８ ３，２４２号に開示されているような、代表的にユーザによって持ち運ばれる１ つ以上のリモート送信機と協働するコントローラに関係する受信機も含む。前記 リモート送信機を使用し、前記車両防護システムを作動および解除してもよく、 または、該車両から離れた予め決められた範囲から他のリモートコントロール特 徴を提供してもよい。 ストウファーに対する米国特許明細書第５，０４９，８６７号およびドロリに 対する米国特許明細書第５，１４６，２１５号に開示されているように、前記防 護システムコントローラは、複数のリモート送信機に関係する固有のコードを格 納および比較する特徴を含んでもよく、各々のリモート送信機は予めプログラム されたそれ自身の固有のコードを有する。米国特許明細書第５，１４６，２１５ 号は特に、リモート送信機コードを、ユーザが所望のリモート送信機の数に対応 して前記コントローラに追加またはこれから消去してもよいことを開示している 。あいにく、前記コントローラへのアクセスを得ている盗人志望者は、容易にプ ログラムまたは学習モードに進入し、許可されていないリモート送信機のコード をインストールすることができる。したがってオーナは、盗人が前記許可されて いないリモート送信機と共に戻ってきて、前記防護システムを解除し、車両また は車両の中身を盗難するまで、このような活動に気付かない。 車両機能のリモートコントロールにも関係して、ランブロポウロス他に対する 米国特許明細書第５，２５２，９６６号は、車両用リモートキーレスエントリー システムを開示している。このキーレスエントリーシステムは、ユーザが小型携 帯送信機を使用して車両のドアを遠隔的に開くことや、車両のトランクを遠隔的 に開くことを可能にする。このシステムは、１つ以上の固有コード化リモート送 信機を操作し、前記送信機コードをメモリにロードする３２タイムウィンドウを 与える。誰かが新たな送信機コードをなにか他の受信機に不正に記録しようとし た場合、この新たなコードは以前のコードを上書きし、この新たなコードのみが 残る。許可された送信機が動作を終えた場合、ユーザは、受信機が干渉を受けた ことを認識するかもしれない。あいにく、ユーザは、単に彼のリモート送信機の バッテリが消耗したと仮定するかもしれず、新たな送信機が該システムに彼の知 るところなくコード化されたことに気付かないかもしれない。 リモート車両始動システムも、代表的に、車両のエンジンを遠隔的に始動する ことができる固有コード化リモート送信機を含み、前記送信機コードを該システ ムに学習させることができる。車両用の他のリモートコントロールシステムは、 同様に動作し、誰かが前記コントローラに対するアクセスを得ることによって、 干渉またはバイパスされ、別の許可されていない送信機コードを記録されやすい 。 あいにく、ユーザは、例えば、盗人がコード化リモート送信機と共に戻ってきて 、該防護システムを解除し、車両を盗難するまで、新たな送信機がコード化され 、該リモートコントロールシステムを動作できることに完全に気付かないかもし れない。発明の要約 上述した背景を鑑みて、本発明の目的は、車両防護システムと、許可されてい ないリモート送信機が該車両防護システムを解除することができる危険性を減少 させる関係する方法とを提供することである。 本発明の他の目的は、例えば、キーレスドアエントリーおよびリモートエンジ ン始動のような車両に関係する他の機能のリモートコントロールに対する同様の 拡張された防護特徴を提供することである。本発明によるこれらおよび他の目的 、特徴および利点を、ユーザが車両に関する機能を遠隔制御することを可能にし 、リモート送信機の固有コードを学習して車両に関する機能を実行させることが できる学習されたリモート送信機を規定するリモート送信機学習手段と、新たな 固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習手段によって学習された かどうかに関係する表示を発生するリモート送信機検証手段とを具える車両用リ モートコントロールシステムによって与える。このシステムは、好適には、少な くとも１つの固有コード化リモート送信機と、前記送信機から信号を受信する受 信機とを含む。 前記リモートコントロールを、ある実施形態において、車両防護システムに有 利に使用する。特に、前記防護システムは、さらに好適には、少なくとも１つの 防護センサと、学習されたリモート送信機に応じて作動モードおよび解除モード 間で切り替え可能な警報コントローラとを含む。前記解除モードにおける警報コ ントローラは、車両防護センサに応じて警報を発生することができる。リモート 送信機が許可なしに学習された場合、犯罪志願者が車両に戻ってきて、該防護シ ステムを解除し、車両を盗難することができる。本発明は、ユーザに、許可され たリモート送信機のみが該防護システムを解除することができ、逆に、許可され ていないリモート送信機は学習されない検証を与える。 前記リモートコントロールシステムを、ロック位置およびロック解除位置間で 可動な複数の車両ドアロックと、前記車両ドアロックを学習されたリモート送信 機に応じてロック位置およびロック解除位置間で動かすドアロックコントローラ とを含む、キーレスドアエントリーシステムにも使用することができる。ユーザ が、許可されていないリモート送信機が該リモートキーレスエントリーシステム に学習されている可能性に気付いた場合、ユーザは、この学習されたリモート送 信機を消去し、許可されたリモート送信機のみを再学習するステップを行うこと ができる。 同様に、前記リモートコントロールシステムを、リモートエンジン始動システ ムに使用してもよい。特に、このような実施形態は、好適には、車両エンジンス タータと、学習されたリモート送信機に応じて前記車両エンジンスタータを動作 するリモート始動コントローラとを含む。再び、ユーザは、前記リモート送信機 検証手段によって、許可されていないリモート送信機が車両をリモート始動でき る可能性を警報される。 前記リモート送信機学習手段を、好適には、リモート送信機の固有コードの学 習を許可する学習モードと、保護モードとで切り替え可能にする。前記リモート 送信機学習手段も、好適には、前記学習モードに入ることを基礎としてすべての 以前に学習されたリモート送信機を消去するリモート送信機消去手段を含む。リ モート送信機のすべてが消去された場合、ユーザに、許可されている送信機のみ がコード化され、その後学習されることを保証することができる。 ある実施形態において、前記リモート送信機検証手段は、前記リモート送信機 学習手段の学習モードに入ったことを示す学習モード入り表示手段を具える。さ らに特に、前記学習モード入り表示手段は、好適には、前記リモート送信機学習 手段の学習モードに最後に入ったときを示す時間経過手段を具える。この表示を 、前記学習モードに最後に入ったときからの時間の経過すなわち経過した時間を 累進的に示すことによって与えることができる。 本発明の他のアプローチまたは実施形態によれば、前記リモート送信機検証手 段は、好適には、学習されたリモート送信機の数を示す学習されたリモート送信 機数表示手段を具える。代わりに、学習されたリモート送信機の数における変化 を示す学習されたリモート送信機変化表示手段を具えてもよい。さらに他の実施 形態において、前記リモート送信機検証手段は、好適には、学習されたリモート 送信機の固有コードにおける変化を示す学習されたリモート送信機コード変化表 示手段を具える。各々の変形例において、ユーザは、許可されていない送信機が 学習された可能性を警報される。 前記検証手段は、好適には、新たな固有コード化されたリモート送信機が前記 リモート送信機学習手段によって学習されたかどうかに関係する表示を発生する 表示手段を具える。この表示手段を、車両に関係する車両表示手段としてもよく 、車両から離れて位置するリモート表示手段としてもよい。前記表示手段を、少 なくとも１つのライトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセージ 発生器と、可聴信号発生器とによって与えてもよい。 本発明のさらに他の態様は、前記検証手段が、前記表示手段に、車両における 、または車両から離れた手動操作スイッチか、例えば、車両のドアまたは点火ス イッチに関係するような車両センサかに応じて表示を発生させる活性化手段を含 んでもよいことである。この活性化スイッチを、例えば、予め決められたシーケ ンスで動作する１つ以上のスイッチを有するリモート送信機によって与えてもよ い。 本発明による方法の態様は、少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と 、前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する車両内 の受信機とを使用して、車両に関する機能のリモートコントロールを可能にする ことにおいて安全性を増すことである。この方法は、好適には、リモート送信機 の固有コードをメモリに格納し、車両に関係する機能を実行させることができる 学習されたリモート送信機を規定するステップと、新たな固有符号化リモート送 信機が前記メモリに格納されたかどうかに関係する表示を発生し、それによって 、車両に関係する機能を遠隔的に実行させることができる可能的に許可されてい ない学習されたリモート送信機のユーザに警報するステップとを具える。 本発明の依然として他の態様は、例えば、ガレージドアのようなリモート開き ドアに対する安全性を増すリモート送信機検証に関係する。特に、前記ドアを開 くリモートコントロールシステムは、好適には、少なくとも１つの固有コード化 リモート送信機と、前記ドアに関係し、前記少なくとも１つの固有コード化リモ ート送信機から信号を受信する受信機とを具える。好適には、前記ドアを開いた 位置と閉じた位置との間で動かすドアコントローラを設ける。好適には、前記受 信機に動作的に接続したリモート送信機学習手段を、リモート送信機の固有コー ドを学習し、前記ドアコントローラに前記ドアを開いた位置に動かさせることが できる学習されたリモート送信機を規定するために設ける。加えて、前記システ ムは、好適には、新たな固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習 手段によって学習されたかどうかに関係する表示を発生するリモート送信機検証 手段を含む。図面の簡単な説明 図１は、本発明による車両防護システムの図式的なブロック図である。 図２は、本発明による車両防護システム用リモート送信機の図式的な図である 。 図３は、本発明によるリモートコントロール車両防護システムの図式的な図で ある。 図４は、本発明による車両キーレスエントリー用リモートコントロールシステ ムの図式的な図である。 図５は、本発明によるリモートエンジン始動システムの図式的な図である。 図６は、本発明によるリモートコントロールドア開きシステムの図式的な図で ある。 図７および８は、本発明によるリモート送信機検証の例を説明するフローチャ ートである。好適実施形態の詳細な説明 本発明を、本発明の好適実施形態を示す添付した図の参照と共に以下により完 全に説明する。しかしながら本発明は、多くの異なった形態において具体化され 、ここに説明する実施形態に限定されると見なすべきではない。むしろ、これら の実施形態を、この明細書が完全になり、本発明の範囲が当業者に完全に伝わる ようにするために与える。全体を通じて、同様の参照符は同様の要素に関係する 。 ここで、図１の図式的なブロック図を参照して、本発明の１つの態様による車 両防護システム１０を最初に説明する。この防護システムは、コントローラ１１ を含み、このコントローラは、この説明する実施形態においては、格納されたプ ログラム制御の下で動作する中央処理ユニットまたはマイクロプロセッサ１２を 含む。 この説明する実施形態において、以下により詳細に説明するように、リモート 送信機から信号を受信し、リモートユニットに信号を送信するために、送信機お よび受信機１３をマイクロプロセッサ１２に接続する。当業者には容易に理解で きるように、コントローラ１１の送信機部分は、本発明のいくつかの実施形態に おいては必要ないかもしれない。アンテナ１３ａを、送信機および受信機１３に 説明的に接続する。 この説明する実施形態において、前記マイクロプロセッサを、メモリ（ＥＥＰ ＲＯＭ）１４と、入力インタフェース１５および出力インタフェース１６とにも 動作的に接続する。当業者には容易に理解できるように、マイクロプロセッサ１ ２は、代わりにまたは加えて、それ自体のオンボードメモリを有してもよい。 入力インタフェース１５を、点火スイッチ２０と、点火センサにおけるキー２ １と、２つの区域センサ２２ａおよび２２ｂと、慣例的なトランクフードおよび ドアピンセンサまたはスイッチ２３、２４および２５の各々と、ドアロックスイ ッチ２８とを含む種々の車両入力装置に説明的に接続する。加えて、前警告セン サ２６およびバレットスイッチ２７も、この説明する実施形態において、コント ローラ１１に対する入力を与える。当業者には容易に理解できるように、他の入 力も、本発明によって考慮することができ、ここでは、センサという言葉で一般 的に説明している。加えて、入力信号をリモート送信機５０（図２）からも受け ることができる。 コントローラ１１の出力インタフェース１６を、好適には、複数の出力装置に 接続してもよい。図１に示すように、これらの出力部は、当業者には容易に理解 できるように、窓制御、リモート始動またはリモート警報表示に対するような補 助リレー出力部３０を含んでもよい。さらに、サイレンおよび／またはライト３ １と、ダッシュボード搭載の緑色および赤色発光ダイオード（ＬＥＤ）３２、３ ３とを、コントローラ１１に説明的に接続する。他の出力部を、バレットＬＥＤ ３４と、ドームライト３６と、中央ロックリレーまたはロック制御ユニット４１ と、スタータキル回路４２と、作動リレー出力部４３とに向けてもよい。加えて 、当業者には容易に理解されるように、他の出力部を、１つ以上の可聴トーン発 生 器３７と、英数字ディスプレイ４４と、音声メッセージ発声器４５と、振動変換 器４６とに向けてもよい。他の同様な表示装置も、当業者には容易に理解される ように、本発明によって考慮される。 ここでさらに特に図２を参照して、本発明によるリモート送信機５０を説明す る。リモート送信機５０は、ハウジング５１と、このハウジングに収容される複 数の第１瞬時接触スイッチ５２ａ−５２ｄとを含む。第２瞬時接触スイッチ５３ と、説明したＬＥＤ５４のような表示“ライト”も、ハウジング５１に収容また は搭載する。当業者には容易に理解されるように、リモート送信機は、代表的に 比較的小型であり、例えば、車両キーリングへの接続を容易にする開口５５を含 む。加えて、リモート送信機５０は、複数の第１スイッチ５２ａ−５２ｄと、第 ２スイッチ５３と、ＬＥＤ５４とに動作的に接続した中央処理ユニットまたはマ イクロプロセッサ５６を含む。このマイクロプロセッサを、送信機および／また は受信機回路５７と、車両防護システム１０と信号を送受信するその関係するア ンテナ５７ａとにも接続する。したがって、“リモート送信機”という言葉を、 ここでは、受信機手段も含む実施形態を説明するために広く使用している。 リモート送信機５０は、マイクロプロセッサ５６によって与えてもよい、数字 または英数字ディスプレイ５８と、可聴トーン発生器または音声メッセージ発生 器に結合したスピーカ５９とを含んでもよい。当業者には容易に理解されるよう に、図示しない振動変換器を、ユーザと通信するためにリモート送信機５０に組 み込んでもよい。 コントローラ１１は、好適には、例えば、コード化リモート送信機５０の追加 または学習を作動モードおよび解除モード間で切り替えられるようにするリモー ト送信機学習手段４７を含む。前記作動モードにおいて、コントローラ１１は、 サイレンおよび／またはフラッシュライト３１のような警報表示手段によって警 報を発生することができる。当業者には容易に理解されるように、コントローラ １１は、トランク、フードおよびドアスイッチ２３、２４および２５、または他 のセンサ２２ａ、２２ｂのような少なくとも１つの車両センサに応じて警報を発 生する。前記解除モードにおいて、コントローラ１１は、例えば、ユーザが車両 に入れるようにするために、１つ以上の前記車両センサに応じて警報を発生しな い。 コントローラ１１は、好適には、新たな固有コード化リモート送信機がリモー ト送信機学習手段４７によって学習されたかどうかに関する表示を発生するリモ ート送信機検証手段４９を具える。加えて、リモート送信機学習手段４７を、好 適には、リモート送信機５０の固有コードの学習を許可する学習またはプログラ ムモードと、保護モードとの間で切り替え可能にする。当業者には容易に理解さ れるように、前記学習モードに、比較的短い予め決められた時間中に入ることが でき、次に自動的に前記保護モードに復帰し、許可されないリモート送信機が学 習される可能性を低下させる。 ある実施形態において、リモート送信機検証手段４９は、前記リモート送信機 学習手段の学習モードに入ったかどうかを示す学習モード入り表示手段を具える 。さらに特に、前記学習モード入り表示手段は、好適には、前記リモート送信機 学習手段の学習モードに最後に入ったときを示す時間経過手段を具える。この表 示を、前記学習モードに最後に入ったときから経過した時間を累進的に示すこと によって与えることができる。 本発明の他のアプローチまたは実施形態によれば、前記リモート送信機検証手 段４９は、好適には、学習されたリモート送信機の数を示す学習されたリモート 送信機数表示手段を具える。新たなリモート送信機が学習された場合、すべての リモート送信機を消去する実施形態において、学習された送信機の数が、許可さ れていない送信機が学習されたことの表示を変化してもよい。代わりに、リモー ト送信機検証手段４９は、学習されたリモート送信機の数における変化を直接示 す学習されたリモート送信機変化表示手段を具えてもよい。さらに他の実施形態 において、リモート送信機検証手段４９は、好適には、学習されたリモート送信 機の固有コードにおける変化を示す学習されたリモート送信機コード変化表示手 段を具える。 リモート送信機検証手段４９は、好適には、前記表示を与えるリモート送信機 表示手段を含む。すなわち、ダッシュボード搭載発光ダイオード３２、３３のよ うな表示手段を、ある実施形態においてコード化リモート送信機の数に対応する 回数フラッシュさせてもよい。したがって、ユーザは、彼の制御の下にあるコー ド化リモート送信機５０のみが車両防護システム１０を動作させることができ、 他のリモート送信機が不正にコード化されて前記コントローラを動作させること はないことを保証される。 リモート送信機表示手段の他の実施形態は、例えば、前記コントローラによっ て駆動され、前記車両に関係する、可聴トーン発生器３７と、数字ディスプレイ ４４と、音声メッセージ発生器４５と、振動変換器４６とを含む。ドームライト ３６と、ヘッドライト３１と、他のＬＥＤ３２、３３および３４を使用し、コン トローラ１１を動作させるコード化されたリモート送信機に関係してユーザに表 示を与えてもよい。 前記リモート送信機表示手段は、リモート送信機５０と関係またはこれに収容 してもよく、または、前記車両から離し、衛星またはセルラ電話接続を経て遠隔 地と通信させてもよい。例えば、前記表示手段を、例えば、リモート送信機５０ （図２）に収容した、ライト５４と、英数字ディスプレイ５８と、音声またはト ーン発生器５９と、振動変換器とによって与えてもよい。代わりに、リモート監 視局を与え、１つまたは複数の車両を、各々の車両の前記送信機検証手段と協働 して監視してもよい。加えて、ページャをユーザに持たせ、前記表示を与えても よい。 前記ユーザに与えられる表示を、好適には、現在コントローラ１１を作動モー ドから解除モードに切り替えることができるコード化リモート送信機の数として もよい。代わりに、前記表示を、コード化リモート送信機のコードにおける変化 、または学習されたリモート送信機のコードにおける変化に関係させてもよい。 これら種々の表示手段およびリモート送信機検証手段を使用し、単に、ユーザに 、前記学習モードに最近入られたことを警報してもよい。したがって、リモート 送信機検証手段４９は、オーナの承諾または認識なしに１つ以上のリモート送信 機が追加または学習されたかどうかに関係する表示を与える。前記表示手段は、 コード化送信機５０の数に関係する表示を、予め決められた期間、または予め決 められた繰り返し回数だけ繰り返す繰り返し手段をさらに具えてもよい。 ユーザが、許可されていないリモート送信機が追加されたか、またはコントロ ーラ１１を動作するように学習されたかを決定するならば、前記コントローラ１ １は、好適には、新たに追加された許可されていないリモート送信機、または、 前記コントローラを作動モードおよび解除モード間で切り替えることができるコ ード化リモート送信機５０のすべての消去を許可するリモート送信機消去手段４ ８も含む。ある実施形態において、前記消去手段は、好適には、以前に学習され たリモート送信機のすべてを消去する手段を具える。以前に学習されたリモート 送信機のすべてを、前記学習モードに入ることに応じて、すなわち、前記学習モ ードに最初に入った場合か、最初のリモート送信機が学習された場合、消去して もよい。当業者には容易に理解されるように、コード化リモート送信機のすべて が消去手段４８によって消去された場合、その後、許可された送信機をリモート 送信機学習手段４７によって追加してもよい。 車両防護システム１０は、好適には、予め決められた状況に応じて前記リモー ト送信機表示手段を活性化する活性化手段も含む。例えば、前記表示手段を、リ モート送信機５０と、バレットスイッチ２７のような手動操作可能スイッチと、 スイッチセンサ２１におけるキーを含む点火スイッチ２０と、ドア位置スイッチ ２５と、ドアロックスイッチ２８とからの信号との内の１つの動作に応じて、前 記活性化手段によってトリガしてもよい。例えば、バレットスイッチ、点火スイ ッチ、リモート送信機ボタン、または他の手動スイッチを、予め決められたシー ケンスにおいて操作し、前記表示手段を活性化することができる。前記表示手段 を活性化する他の同様な手段は、本発明によって考慮され、当業者には容易に理 解されるであろう。 ここで加えて図３−６を参照し、本発明の送信機検証特徴の種々の実施形態を さらに説明する。車両防護システム１０を図３において図式的に示し、これは、 サイレン３１およびドアスイッチ２５と共にコントローラ１１を含む。送信機検 証手段４９を明瞭にするために別個のブロックにおいて示すが、当業者は、この 送信機検証手段の論理的特徴を前記コントローラのマイクロプロセッサによって 容易に実現できることを認識するであろう。２つ示したリモート送信機５０は、 コントローラ１１を作動モードおよび解除モード間で切り替えることができる。 前記作動モードにおいて、車両ドアスイッチを外すことが、代表的にサイレン３ １を活性化してもよい。加えて、ドアスイッチ２５を前記活性化手段の部分とし て使用し、前記送信機検証手段に許可されていないリモート送信機に関係する表 示を与えさせてもよい。 ここでさらに特に図４を参照し、リモートキーレスエントリー（ＲＫＥ）シス テム８０を、車両リモートコントロールシステムに用いられる本発明のリモート 送信機検証態様の他の例として説明する。ＲＫＥシステム８０は、１つ以上のリ モート送信機８５から信号を受けるＲＫＥコントローラ８１を含む。当業者には 容易に理解されるように、ＲＫＥコントローラ８１は、リモートＲＫＥ送信機８ ５から信号を受け、図示したパワードアロックモータ８２によってドアのロック を外すか、トランク解除装置８３によってトランクを開ける。図示したＲＫＥシ ステム１０は、上述したように、許可されていない送信機がコントローラ８１に よって学習されていることに関する表示を発生するリモート送信機検証手段８４ も含む。 リモートエンジン始動システム９０を、図５において図式的に示す。リモート 始動システム９０は、車両のエンジンスタータ９２および点火システム９３に動 作的に接続され、ユーザがエンジンを遠隔的に始動できるようにし、車両に乗車 する前に車内を温かくまたは涼しくするようにするリモート始動コントローラ９ １を説明的に含む。リモート始動システム９０は、リモート送信機検証手段９４ も含み、誰かが許可されていないリモート送信機９５をコントローラ９１に学習 させることができる可能性を低減する。 本発明によるリモートコントロールシステムのさらに他の説明的な実施形態は 、特に図６の参照と共に理解される。図示したドア開きシステム１００は、ガレ ージ用のような慣例的なオーバヘッドドアオープナ１０１を含む。当業者には容 易に理解されるように、ドアオープナ１０１は、モータおよび受信機／コントロ ーラを含む。図示した分割ガレージドア１０２を、図示しない一対の対面トラッ クによってガイドする。図示したガレージドアオープナシステム１００は、ドア を遠隔的に開くリモート送信機１０５を含む。すなわち、ガレージと、あるいは 隣接する建造物とに入ることを、前記コントローラに学習された固有コード化リ モート送信機１０５によって達成する。したがって、ドアオープナシステム１０ ０は、好適には、説明したようなリモート送信機検証手段１０４も含む。リモー ト 送信機検証特徴を含む多くの他の可能な防護／アクセス用途は、本発明によって 考慮され、当業者によって容易に理解されるであろう。例えば、車両空気調和シ ステムまたは車両スライドドアの動作に向けたリモートコントロールシステムも 、リモート送信機検証から利益を得ることができる。 本発明による方法の態様は、少なくとも１つの固有コード化リモート送信機５ ０と、前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する車 両内の受信機１３とを使用して、車両に関する機能のリモートコントロールを可 能にすることにおいて安全性を増すことである。この方法は、好適には、リモー ト送信機５０の固有コードをメモリ１４に格納し、車両に関係する機能を実行さ せることができる学習されたリモート送信機を規定するステップと、新たな固有 符号化リモート送信機が前記メモリに格納されたかどうかに関係する表示を発生 し、それによって、車両に関係する機能を遠隔的に実行させることができる可能 的に許可されていない学習されたリモート送信機のユーザに警報するステップと を具える。 本発明の送信機検証特徴の特別な例を、図７のフローチャートのさらなる参照 と共に説明する。この例において、車両防護システムコントローラ１１（図１お よび３）は、好適には、車両点火スイッチがオフ位置、すなわちブロック６１に おいて監視され、前記コントローラが解除モードにある場合（ブロック６０）の 位置にあるかどうかを決定する点火スイッチ監視手段２０を含む。前記点火スイ ッチをスイッチオンした場合（ブロック６３）、コード化リモート送信機５０（ 図１−３）の数を決定または照合する（ブロック６５）。コントローラ１１は、 好適には、前記車両点火スイッチをオン位置にし、コントローラ１１が前記解除 モードにあるのに応じて、ブロック６７においてＬＥＤ３２、３３（図１）を活 性化し、コード化送信機５０の数を表示させる活性化手段も含む。コード化送信 機５０の数を、ブロック６８において、１０秒のような予め決められた時間中繰 り返してもよい。次に、前記検証特徴を終了する（ブロック６９）。不安ならば 、運転者は、前記点火スイッチをオフにし、次にオン位置に戻し、コード化リモ ート送信機５０の数を再び検証することができる。当業者は、ここにより詳細に 説明したような他の検証手段または活性化手段を組み込んだ代わりの実施形態を 容 易に理解するであろう。 図８のフローチャートを参照し、本発明の他の変形例を説明する。図示したフ ローチャートにおいて、ＲＫＥシステム９０（図５）を説明するが、当業者は、 車両防護システム１０および本発明によって考慮される他のリモートコントロー ル用途に対するその適応性を認められるであろう。開始（ブロック１１０）から 、前記ドア位置をブロック１１２において監視する。ブロック１１４において運 転者のドアのようなドアが開いて閉じたことを決定した場合、次に、ブロック１ １６において、前記リモート送信機学習モードに入ったかどうか、またはリモー ト送信機コードが変化したかどうかを決定する。前記ドアが開いて閉じていない 場合、または前記学習モードまたは送信機コードが変化しない場合、ブロック１ １２において該システムは前記ドア位置の監視に戻る。 前記学習モードに入っているまたは前記コードが変化した場合、ブロック１１ ８においてそのイベントからの経過時間ｔをしきい値Ｔ１と比較する。経過時間 ｔがＴ１より短い場合、ブロック１２０において第１持続信号を発生してもよい 。ブロック１２２において決定されるように時間ｔがしきい値Ｔ１と第２しきい 値Ｔ２との間である場合、第２持続表示を発生することができる（ブロック１２ ４）。同様に、ブロック１２６において決定されるように、経過時間ｔがＴ２と 第３しきい値Ｔ３との間である場合、ブロック１２８において第３持続表示を与 えてもよい。当業者には容易に理解されるように、このシーケンスを延長または 短縮することができる。 例えば、以前４８時間以内に前記学習モードに入った場合、表示ライトを前記 活性化手段に応じて３０秒間発光させてもよい。この期間をその後、経過時間の ４８時間毎に５秒減少させ、前記表示を十分な時間の経過によって最後には自動 的に止めることができる。他の例として、前記ライトを、最初の日に９０秒発光 させ、この後の一日毎に１０秒減少させることができる。前記表示が、最近学習 モードまたは送信機変化がどの位生じたかをユーザに知らせ、ユーザが、その変 化をＲＫＥシステム９０にアクセスする誰かの能力と関係付けられるようにする 、および／またはそのタイミングを前記ＲＫＥシステムの許可された修理と比較 できるようにすることが望ましい。ユーザに前記学習モードに最後に入った場合 に 対して警報する適切な音声メッセージを発生することもできる。 前記車両防護装置およびその態様に関する他の情報を、本発明の譲受人に譲渡 され、その全体における参照によってここに編入される、１９９５年４月１４日 出願の米国特許出願第０８／４２３，５７０号である原出願「拡張されたリモー ト送信機防護を有する車両防護システム」において見ることができる。加えて、 本発明の多くの変形例および他の実施形態を、上記説明および関係する図におい て存在する教義の恩恵を有する当業者は思いつくであろう。したがって、本発明 は、開示した特定の実施形態に限定されず、その変形例および実施形態が、添付 した請求の範囲内に含まれることを理解すべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ 【要約の続き】 よび可聴信号発生器によって与えてもよい。前記表示 を、車両における、またはそこから離れた場所における 入力または状態に応じて活性化してもよい。例えば、学 習されたリモート送信機の数を、予め決められたパター ンにおける前記防護システムのバレットスイッチの操作 によって示してもよい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１つの車両防護センサと、 前記少なくとも１つの車両防護センサに応じて警報を発生できる作動モード と解除モードとの間で切り替え可能な警報コントローラと、 少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と、 前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する受信 機と、 前記受信機に動作的に接続され、リモート送信機の固有コードを学習し、前 記警報コントローラを遠隔的に切り替えることができる学習されたリモート送信 機を規定するリモート送信機学習手段と、 新たな固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習手段によって 学習されたかどうかに関する表示を発生し、それによって、前記警報コントロー ラを切り替えることができる可能的に許可されていない学習されたリモート送信 機のユーザに警報を出すリモート送信機検証手段とを具えることを特徴とする車 両防護システム。 ２．請求の範囲１に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機学習 手段を、リモート送信機の固有コードの学習を許可する学習モードと、保護モド との間で切り替え可能としたことを特徴とする車両防護システム。 ３．請求の範囲２に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機学習 手段が、前記学習モードに入ることを基礎として、以前に学習されたリモート送 信機のすべてを消去するリモート送信機消去手段を具えることを特徴とする車両 防護システム。 ４．請求の範囲２に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機検証 手段が、前記リモート送信機の学習モードに入ったことを示す学習モード入り表 示手段を具えることを特徴とする車両防護システム。 ５．請求の範囲４に記載の車両防護システムにおいて、前記学習モード入り表示 手段が、前記リモート送信機学習手段の学習モードに最後に入ったときを示す時 間経過手段を具えることを特徴とする車両防護システム。 ６．請求の範囲５に記載の車両防護システムにおいて、前記時間経過手段が、前 記学習モードに最後に入ったときからの時間経過を累進的に示す手段を具えるこ とを特徴とする車両防護システム。 ７．請求の範囲１に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機検証 手段が、学習されたリモート送信機の数を示す学習されたリモート送信機数表示 手段を具えることを特徴とする車両防護システム。 ８．請求の範囲１に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機検証 手段が、学習されたリモート送信機の数における変化を示す学習されたリモート 送信機変化表示手段を具えることを特徴とする車両防護システム。 ９．請求の範囲１に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機検証 手段が、学習されたリモート送信機の固有コードにおける変化を示す学習された リモート送信機コード変化表示手段を具えることを特徴とする車両防護システム 。 10．請求の範囲１に記載の車両防護システムにおいて、前記リモート送信機検証 手段が、新たな固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習手段によ って学習されたかどうかに関する表示を発生する表示手段を具えることを特徴と する車両防護システム。 11．請求の範囲１０に記載の車両防護システムにおいて、前記表示手段が、車両 に関係する車両表示手段を具え、前記車両表示手段が、ライトと、視覚ディスプ レイと、振動変換器と、音声メッセージ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも １つを具えることを特徴とする車両防護システム。 12．請求の範囲１０に記載の車両防護システムにおいて、前記表示手段が、前記 車両から離れて位置するリモート表示手段を具え、前記リモート表示手段が、ラ イトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセージ発生器と、可聴信 号発生器の少なくとも１つを具えることを特徴とする車両防護システム。 13．請求の範囲１０に記載の車両防護システムにおいて、前記検証手段が、前記 表示手段に表示を発生させる活性化手段をさらに具えることを特徴とする車両防 護システム。 14．請求の範囲１３に記載の車両防護システムにおいて、前記活性化手段が、前 記警報コントローラに動作的に接続されたバレットスイッチを具えることを特徴 とする車両防護システム。 15．請求の範囲１３に記載の車両防護システムにおいて、前記活性化手段が、点 火スイッチを具えることを特徴とする車両防護システム。 16．請求の範囲１３に記載の車両防護システムにおいて、前記活性化手段が、前 記車両と関係する車両活性化手段を具え、前記車両活性化手段が、手動操作スイ ッチと、車両スイッチと、車両センサの少なくとも１つを具えることを特徴とす る車両防護システム。 17．請求の範囲１３に記載の車両防護システムにおいて、前記活性化手段が、前 記車両から離れたリモート活性化手段を具え、前記リモート活性化手段が、リモ ート送信機を具えることを特徴とする車両防護システム。 18．ユーザが車両に関する機能を遠隔的に制御することを可能にする、 少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と、 前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する前記 車両内の受信機と、 前記受信機に動作的に接続され、前記車両に関する機能を実行させることが できる学習されたリモート送信機を規定するリモート送信機学習手段と、 新たな固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習手段によって 学習されたかどうかに関する表示を発生するリモート送信機検証手段とを具える ことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 19．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機学習手段を、リモート送信機の固有コードの学習を許可する学 習モードと、保護モードとの間で切り替え可能としたことを特徴とする車両用リ モートコントロールシステム。 20．請求の範囲１９に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機学習手段が、前記学習モードに入ることを基礎として、以前に 学習されたリモート送信機のすべてを消去するリモート送信機消去手段を具える ことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 21．請求の範囲１９に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機検証手段が、前記リモート送信機の学習モードに入ったことを 示す学習モード入り表示手段を具えることを特徴とする車両用リモートコントロ ールシステム。 22．請求の範囲２１に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記学習モード入り表示手段が、前記リモート送信機学習手段に最後に入ったとき を示す時間経過手段を具えることを特徴とする車両用リモートコントロールシス テム。 23．請求の範囲２２に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記時間経過手段が、前記学習モードに最後に入ったときからの時間経過を累進的 に示す手段を具えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 24．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機検証手段が、学習されたリモート送信機の数を示す学習された リモート送信機数表示手段を具えることを特徴とする車両用リモートコントロー ルシステム。 25．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機検証手段が、学習されたリモート送信機の数における変化を示 す学習されたリモート送信機変化表示手段を具えることを特徴とする車両用リモ ートコントロールシステム。 26．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機検証手段が、学習されたリモート送信機の固有コードにおける 変化を示す学習されたリモート送信機コード変化表示手段を具えることを特徴と する車両用リモートコントロールシステム。 27．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機検証手段が、新たな固有コード化リモート送信機が前記リモー ト送信機学習手段によって学習されたかどうかに関する表示を発生する表示手段 を具えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 28．請求の範囲２７に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記表示手段が、車両に関係する車両表示手段を具え、前記車両表示手段が、ライ トと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセージ発生器と、可聴 信号発生器の少なくとも１つを具えることを特徴とする車両用リモートコントロ ールシステム。 29．請求の範囲２７に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記表示手段が、前記車両から離れて位置するリモート表示手段を具え、前記リモ ート表示手段が、ライトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセー ジ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも１つを具えることを特徴とする車両用 リモートコントロールシステム。 30．請求の範囲２７に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記検証手段が、前記表示手段に表示を発生させる活性化手段をさらに具えること を特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 31．請求の範囲３０に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記活性化手段が、前記車両と関係する車両活性化手段を具え、前記車両活性化手 段が、手動操作スイッチと、車両スイッチと、車両センサの少なくとも１つを具 えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 32．請求の範囲３０に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記活性化手段が、前記車両から離れたリモート活性化手段を具え、前記リモート 活性化手段が、リモート送信機を具えることを特徴とする車両用リモートコント ロールシステム。 33．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 少なくとも１つの車両防護センサと、 学習されたリモート送信機に応じて作動モードおよび解除モード間で切り替 え可能な警報コントローラとをさらに具え、前記解除モードにおける警報コント ローラが、前記少なくとも１つの車両防護センサに応じて警報を発生できるよう にしたことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 34．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 ロック位置およびロック解除位置間で可動の複数の車両ドアロックと、 前記車両ドアロックを、学習されたリモート送信機に応じてロック位置およ びロック解除位置間で動かすドアロックコントローラとをさらに具えることを特 徴とする車両用リモートコントロールシステム。 35．請求の範囲１８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 車両エンジンスタータと、 前記車両エンジンスタータを、学習されたリモート送信機に応じて動作させ るリモート始動コントローラとをさらに具えることを特徴とする車両用リモート コントロールシステム。 36．ユーザが車両に関する機能を遠隔的に制御することを可能にする、 少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と、 前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する前記 車両内の受信機と、 前記受信機に動作的に接続され、前記車両に関する機能を実行させることが できる学習されたリモート送信機を規定し、リモート送信機の固有コードの学習 を許可する学習モードと、保護モードとの間で切り替え可能なリモート送信機学 習手段と、 新たな固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習手段によって 学習されたかどうかに関する表示を発生し、前記リモート送信機学習手段の学習 モードに最後に入ったときを示す時間経過手段を具えるリモート送信機検証手段 とを具えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 37．請求の範囲３６に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記時間経過手段が、前記学習モードに最後に入ったときからの時間経過を累進的 に示す手段を具えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 38．請求の範囲３６に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機学習手段が、前記学習モードに入ることを基礎として、以前に 学習されたリモート送信機のすべてを消去するリモート送信機消去手段を具える ことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 39．請求の範囲３６に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機検証手段が、新たな固有コード化リモート送信機が前記リモー ト送信機学習手段によって学習されたかどうかに関する表示を発生する表示手段 を具えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 40．請求の範囲３９に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記表示手段が、車両に関係する車両表示手段を具え、前記車両表示手段が、ライ トと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセージ発生器と、可聴信号 発生器の少なくとも１つを具えることを特徴とする車両用リモートコントロール システム。 41．請求の範囲３９に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記表示手段が、前記車両から離れて位置するリモート表示手段を具え、前記リモ ート表示手段が、ライトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセー ジ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも１つを具えることを特徴とする車両用 リモートコントロールシステム。 42．請求の範囲３９に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記検証手段が、前記表示手段に表示を発生させる活性化手段をさらに具えること を特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 43．請求の範囲４２に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記活性化手段が、前記車両と関係する車両活性化手段を具え、前記車両活性化手 段が、手動操作スイッチと、車両スイッチと、車両センサの少なくとも１つを具 えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 44．請求の範囲４２に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記活性化手段が、前記車両から離れたリモート活性化手段を具え、前記リモート 活性化手段が、リモート送信機を具えることを特徴とする車両用リモートコント ロールシステム。 45．請求の範囲３６に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 少なくとも１つの車両防護センサと、 学習されたリモート送信機に応じて作動モードおよび解除モード間で切り替 え可能な警報コントローラとをさらに具え、前記解除モードにおける警報コント ローラが、前記少なくとも１つの車両防護センサに応じて警報を発生できるよう にしたことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 46．請求の範囲３６に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 ロック位置およびロック解除位置間で可動の複数の車両ドアロックと、 前記車両ドアロックを、学習されたリモート送信機に応じてロック位置およ びロック解除位置間で動かすドアロックコントローラとをさらに具えることを特 徴とする車両用リモートコントロールシステム。 47．請求の範囲３６に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 車両エンジンスタータと、 前記車両エンジンスタータを、学習されたリモート送信機に応じて動作させ るリモート始動コントローラとをさらに具えることを特徴とする車両用リモート コントロールシステム。 48．ユーザが車両に関する機能を遠隔的に制御することを可能にする、 少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と、 前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する前記 車両内の受信機と、 前記受信機に動作的に接続され、前記車両に関する機能を実行させることが できる学習されたリモート送信機を規定するリモート送信機学習手段と、 学習されたリモート送信機の数を示す学習されたリモート送信機数表示手段 と、 前記リモート送信機数表示手段に表示を発生させる活性化手段とを具えるこ とを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 49．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機学習手段を、リモート送信機の固有コードの学習を許可する学 習モードと、保護モードとの間で切り替え可能としたことを特徴とする車両用リ モートコントロールシステム。 50．請求の範囲４９に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記リモート送信機学習手段が、前記学習モードに入ることを基礎として、以前に 学習されたリモート送信機のすべてを消去するリモート送信機消去手段を具える ことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 51．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記学習されたリモート送信機表示手段が、車両に関係する車両表示手段を具え、 前記車両表示手段が、ライトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッ セージ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも１つを具えることを特徴とす る車両用リモートコントロールシステム。 52．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記学習されたリモート送信機表示手段が、前記車両から離れて位置するリモート 表示手段を具え、前記リモート表示手段が、ライトと、視覚ディスプレイと、振 動変換器と、音声メッセージ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも１つを具え ることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 53．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記活性化手段が、前記車両と関係する車両活性化手段を具え、前記車両活性化手 段が、手動操作スイッチと、車両スイッチと、車両センサの少なくとも１つを具 えることを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 54．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、前 記活性化手段が、前記車両から離れたリモート活性化手段を具え、前記リモート 活性化手段が、リモート送信機を具えることを特徴とする車両用リモートコント ロールシステム。 55．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 少なくとも１つの車両防護センサと、 学習されたリモート送信機に応じて作動モードおよび解除モード間で切り替 え可能な警報コントローラとをさらに具え、前記解除モードにおける警報コント ローラが、前記少なくとも１つの車両防護センサに応じて警報を発生できるよう にしたことを特徴とする車両用リモートコントロールシステム。 56．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 ロック位置およびロック解除位置間で可動の複数の車両ドアロックと、 前記車両ドアロックを、学習されたリモート送信機に応じてロック位置およ びロック解除位置間で動かすドアロックコントローラとをさらに具えることを特 徴とする車両用リモートコントロールシステム。 57．請求の範囲４８に記載の車両用リモートコントロールシステムにおいて、 車両エンジンスタータと、 前記車両エンジンスタータを、学習されたリモート送信機に応じて動作させ るリモート始動コントローラとをさらに具えることを特徴とする車両用リモー トコントロールシステム。 58．少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と、前記少なくとも１つの固 有コード化リモート送信機から信号を受信する車両内の受信機とを使用し、車両 に関する機能のリモートコントロールを可能にすることにおいて安全性を増す方 法において、該方法が、 リモート送信機の固有コードをメモリに格納し、車両に関係する機能を実行 させることができる学習されたリモート送信機を規定するステップと、 新たな固有符号化リモート送信機が前記メモリに格納されたかどうかに関係 する表示を発生し、それによって、車両に関係する機能を遠隔的に実行させるこ とができる可能的に許可されていない学習されたリモート送信機のユーザに警報 するステップとを具えることを特徴とする方法。 59．請求の範囲５８に記載の方法において、前記メモリを、リモート送信機の固 有コードの学習を許可する学習モードと、保護モードとの間で切り替え可能とし 、該方法が、前記学習モードに入ることを基礎として、以前に学習されたリモー ト送信機のすべてを消去するステップを具えることを特徴とする方法。 60．請求の範囲５８に記載の方法において、前記表示を発生するステップが、前 記メモリの学習モードに入ったことを示すことを具えることを特徴とする方法。 61．請求の範囲６０に記載の方法において、前記表示のステップが、前記メモリ の学習モードに最後に入ったときを示すことを具えることを特徴とする方法。 62．請求の範囲６１に記載の方法において、前記表示のステップが、前記学習モ ードに最後に入ったときからの時間経過を累進的に示すことを具えることを特徴 とする方法。 63．請求の範囲５８に記載の方法において、前記表示を発生するステップが、学 習されたリモート送信機の数を示すことを具えることを特徴とする方法。 64．請求の範囲５８に記載の方法において、前記表示を発生するステップが、学 習されたリモート送信機数における変化を示すことを具えることを特徴とする方 法。 65．請求の範囲５８に記載の方法において、前記表示を発生するステップが、学 習されたリモート送信機の固有コードにおける変化を示すことを具えることを 特徴とする方法。 66．請求の範囲５８に記載の方法において、前記表示を発生するステップが、前 記車両において、ライトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセー ジ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも１つを動作させることを具えることを 特徴とする方法。 67．請求の範囲５８に記載の方法において、前記表示を発生するステップが、前 記車両から離れて、ライトと、視覚ディスプレイと、振動変換器と、音声メッセ ージ発生器と、可聴信号発生器の少なくとも１つを動作させることを具えること を特徴とする方法。 68．請求の範囲５８に記載の方法において、手動操作スイッチと、車両スイッチ と、車両センサの少なくとも１つに応じて前記表示を発生させるステップをさら に具えることを特徴とする方法。 69．請求の範囲５８に記載の方法において、リモート送信機に応じて前記表示を 発生させるステップをさらに具えることを特徴とする方法。 70．請求の範囲５８に記載の方法において、学習されたリモート送信機に応じて 前記車両に関係する機能を実行するステップをさらに具え、前記機能が、警報コ ントローラを作動モードと解除モードとの間で切り替えることを具えることを特 徴とする方法。 71．請求の範囲５８に記載の方法において、学習されたリモート送信機に応じて 前記車両に関係する機能を実行するステップをさらに具え、前記機能が、車両ド アロックをロックされた位置と、ロック解除された位置との間で動かすことを具 えることを特徴とする方法。 72．請求の範囲５８に記載の方法において、学習されたリモート送信機に応じて 前記車両に関係する機能を実行するステップをさらに具え、前記機能が、前記車 両のエンジンを始動することを具えることを特徴とする方法。 73．ドアを開くリモートコントロールシステムであって、 少なくとも１つの固有コード化リモート送信機と、 前記少なくとも１つの固有コード化リモート送信機から信号を受信する前記 ドアに関係する受信機と、 前記ドアを開いた位置および閉じた位置間で動かすドアコントローラと、 前記受信機に動作的に接続され、リモート送信機の固有コードを学習し、前 記ドアコントローラに前記ドアを開いた位置に動かさせることができる学習され たリモート送信機を規定するリモート送信機学習手段と、 新たな固有コード化リモート送信機が前記リモート送信機学習手段によって 学習されたかどうかに関する表示を発生するリモート送信機検証手段とを具える ことを特徴とするリモートコントロールシステム。 74．請求の範囲７３に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記リモ ート送信機検証手段が、前記リモート送信機の学習モードに入ったことを示す学 習モード入り表示手段を具えることを特徴とするリモートコントロールシステム 。 75．請求の範囲７３に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記リモ ート送信機検証手段が、学習されたリモート送信機の数を示す学習されたリモー ト送信機数表示手段を具えることを特徴とするリモートコントロールシステム。 76．請求の範囲７３に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記リモ ート送信機検証手段が、学習されたリモート送信機の数における変化を示す学習 されたリモート送信機変化表示手段を具えることを特徴とするリモートコントロ ールシステム。 77．請求の範囲７３に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記リモ ート送信機検証手段が、学習されたリモート送信機の固有コードにおける変化を 示す学習されたリモート送信機コード変化表示手段を具えることを特徴とするリ モートコントロールシステム。