JPH1148915A - 自動車盗難防止装置 - Google Patents

自動車盗難防止装置

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JPH1148915A
JPH1148915A JP21423997A JP21423997A JPH1148915A JP H1148915 A JPH1148915 A JP H1148915A JP 21423997 A JP21423997 A JP 21423997A JP 21423997 A JP21423997 A JP 21423997A JP H1148915 A JPH1148915 A JP H1148915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その自動車に侵入した盗難犯が運転しようと
すると、その運転行為を容易に行えないようにする。 【解決手段】 自動車1に対する外的な負荷を検知する
検知センサと、運転者が所持し、検知センサの動作の開
始及び動作の解除を行うための信号を送信するIDキー
9と、自動車1内における運転席1aからの視界範囲内
に配設され、検知センサが外的な負荷を検知すると、運
転席1aに着席するIDキー9を所持しない運転者以外
の他人に対して閃光を発するストロボ放電管7とを具備
しており、自動車1に対して盗難行為を働き、運転席1
aに乗り込むと、ストロボ放電管7が、運転席1aに着
席した盗難犯に対して閃光を発し、これにより、盗難犯
は眩目状態となり、その自動車1の運転を行うことに対
して断念し、すなわち盗難が阻止されることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者等が離れた
無人状態の自動車の盗難を阻止する自動車盗難防止装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転者が離れて無人状態となった自動車
が、運転者以外の他人に運転されてしまう、すなわちそ
の自動車が盗難に遭ってしまうことを防止する盗難防止
装置は、従来より種々案出されている。
【0003】例えば、その自動車のイグニッションキー
以外の手段で自動車のエンジンを始動しようとすると、
ホーンやサイレンなどの警報を発したり、照明を点滅さ
せるなど、外部からその自動車が異常の状態であること
を示す装置や、運転者がその自動車の所有者であること
を示す暗証番号などを所持するとともに、その暗証番号
の識別を行う装置を自動車に備え付け、自動車に対して
その暗証番号を使用しない際には、上記のような警報な
どを発する装置、自動車内に超音波センサなどを設置し
て車内への侵入者を監視し、侵入者がある場合に警報な
どを発する装置などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の盗難防止装置では、警報や照明の点滅にて、そ
の自動車が異常であることを外部に知らせるのみであ
り、自動車の運転は行うことが可能であることから、窃
盗犯など侵入者は、これら警報などを無視できれば盗み
取ることが可能であり、すなわち盗難を阻止することが
出来ないという問題があった。
【0005】また、上記盗難防止装置が作動状態となっ
て放置された場合には、警報が周囲に対して騒音となり
問題となるおそれがある。
【0006】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、自動車が盗難され、その自動車に侵入した者が運
転しようとすると、その運転行為を容易に行えないよう
にする自動車盗難防止装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の自動車盗難防止装置は、運転者
が離れた無人状態の自動車の盗難を阻止する自動車盗難
防止装置において、前記自動車1内における運転席1a
からの視界範囲内に配設され、該運転席1aに着席する
前記運転者以外の他人に対して閃光を発する閃光発生手
段7を備えることを特徴としている。
【0008】また、この発明の自動車盗難防止装置は、
運転者が離れた無人状態の自動車1の盗難を阻止する自
動車盗難防止装置において、前記自動車1に設けられ、
該自動車1に対する外的な負荷を検知する検知手段と、
前記運転者が所持し、前記検知手段の動作の開始及び動
作の解除を行うための信号を送信する送信手段9と、前
記自動車1内における運転席1aからの視界範囲内に配
設され、前記検知手段が外的な負荷を検知すると、前記
運転席1aに着席する前記送信手段9を所持しない前記
運転者以外の他人に対して閃光を発する閃光発生手段7
と、を具備することを特徴としている。
【0009】このような構成により、自動車1に対して
盗難行為を働き、運転席1aに乗り込むと、ストロボ放
電管などの閃光発生手段7が、運転席1aに着席した盗
難犯に対してその視界内にて閃光を発し、これにより、
盗難犯は眩目状態となり、その自動車1の運転を行うこ
とに対して断念し、すなわち盗難が阻止されることとな
る。
【0010】なお、前記送信手段9は、前記運転者の住
居用の施錠装置に対する施錠およびまたは解錠を行うキ
ーと兼用されていることとしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本実施の形態の自動車盗難防止装
置は、検知手段と、閃光発生手段7と、送信手段9とで
大略構成されている。
【0012】検知手段は、自動車1における外部から視
認不可能な位置に設けられ、この自動車1の様々な状
態、すなわち外的な負荷に対して検知を行う負荷検知セ
ンサと、この自動車1の運転者を識別する識別センサ2
とで構成されている。
【0013】負荷検知センサは、本実施の形態では、自
動車1における複数の箇所に配設されており、例えば、
自動車ドア2に配設されている施錠装置3に備えられる
施解錠センサや、ドア2やトランクの開閉状態を監視す
る扉センサ、車体の傾きや動きなどを検出する振動セン
サや、自動車1の窓ガラス4に設けられてガラスの割れ
を検出するセンサなどで構成されている。
【0014】また、識別センサ5は、図2に示すよう
に、運転席1a側のドア2における窓ガラス4の車内面
側に配設されるアンテナコイルよりなるセンサより構成
され、後述する送信手段9の信号を受信するようになっ
ている。なお、この識別センサ5の近傍には、上記負荷
検知センサが動作中であることを表示するLEDなどよ
りなる表示灯6が備えられており、車外より視認できる
ようになっている。
【0015】次に、閃光発生手段は、ストロボ放電管7
などの光度の高い放電管よりなり、自動車1内における
運転席1aからの視界範囲内に配設され、本実施の形態
では、図3に示すように、車内の運転席1aにおけるダ
ッシュボード8上などに配設されている。
【0016】なお、このストロボ放電管7は、容易に取
り外されないよう固定されており、明滅発光する方向が
運転席1aに着席する運転者の顔面の方向となるよう設
定されている。
【0017】また、送信手段としてのIDキー9は、本
実施の形態では、図2に示すように、運転者の所持する
イグニッションキー10に付属されるように取り付けら
れる小型なキーホルダー状に形成されており、その自動
車1の運転者であることを示すID番号などのID情報
が記憶され、そのID番号を信号として送出する構成と
なっている。
【0018】そして、上述した負荷検知センサ及び識別
センサ5と、ストロボ放電管7とは、制御回路(図示せ
ず)に接続されている。
【0019】この制御回路は、車載バッテリーを電源と
し駆動するようになっており、各センサの発する信号が
入力され、その動作状態を監視するとともに、本実施の
形態では、エンジンの始動に用いられるスタータモータ
と、このスタータモータに電源を供給するバッテリーと
の間に接続され、スタータモータへの電源の供給の制御
を行い、また、ストロボ放電管7の閃光発光の制御を行
うようになっている。
【0020】また、この制御回路には、ID番号などの
ID情報が記憶されているとともに、このID番号と、
IDキー9より送信されるID番号とを比較照合する演
算手段が備えられており、このIDキー9により、この
制御回路に接続される各センサの動作の開始及び解除が
行われるようになっている。
【0021】次に、自動車盗難防止装置の動作を説明す
る。
【0022】まず、運転者が自動車1から離れる際に
は、その自動車1のイグニッションキー10により自動
車1の電源をオフとし、そのキー10を抜脱して車外に
出てドアロックを行った後に、IDキー9を識別センサ
5に近接させる。
【0023】識別センサ5に、IDキー9が近接される
と、このIDキー9のID情報が識別センサ5へ送信さ
れ、このID信号と、ドアロックが行われたことを示す
信号すなわち施解錠センサによる信号により制御回路は
負荷検知センサの動作を開始させ、自動車1の各部の監
視を開始することとなる。
【0024】負荷検知センサが動作を開始すると、制御
回路は、負荷検知センサの各センサ及び識別センサ5か
らの入力待ちの状態となり、表示灯6が点灯若しくは点
滅を開始し、すなわちこの状態で、盗難防止装置が稼働
中となる。
【0025】そして、この盗難防止装置稼働中に、自動
車1が盗難等の被害に遭ってしまった場合、すなわち、
運転者以外の他人がドア2を開放しようとドア2の施錠
装置3を破壊しようとしたり、自動車1自体を揺らした
り、窓ガラスを割る行為を行ったりなどして、自動車1
に対して外的な負荷を加えると、負荷検知センサの各セ
ンサがその外的な負荷を検知し、制御回路にそれら信号
が送出される。なおドア2の施錠装置3に対して合鍵を
用いても施解錠センサはそれを検知し、外的な負荷とし
て制御回路に信号が送出される。
【0026】制御回路は、各負荷検知センサからの負荷
を検知した信号が入力されると、ストロボ放電管7を点
滅発光させる。
【0027】この状態で、自動車1の盗難犯が車内に侵
入して、運転席に着席し、運転を行おうとしても、着席
した状態での顔面に向けてストロボ放電管7が閃光を放
っていることから、盗難犯が眩目状態となる。
【0028】これにより、犯人は運転行為を行いそれを
続けようとすることを断念することとなり、自動車1は
盗難を阻止されることとなる。
【0029】また、上記盗難防止装置の各センサ稼働中
に、IDキー9を識別センサ5に近接させることで、制
御回路は上記のようにストロボ放電管7を発光させず、
制御回路はタイマーを始動させる。
【0030】このタイマーは、ドアロックの解除の待機
時間を監視しており、このタイマーによる所定時間内
に、ドアロックが解除されれば、そのIDキー9を使用
した者が、自動車1を使用する運転者であると判断さ
れ、制御回路は、負荷検知センサの動作を解除し、運転
者は自動車1内に乗り込め、運転を行うことが可能とな
る。
【0031】なお、タイマーによる所定時間内にドアロ
ックが解除されない場合は、制御回路がそれを異常と判
断し、上記したようにストロボ放電管7が閃光を放つこ
ととなる。
【0032】また、ストロボ放電管7発光時には、ID
キー9によるID情報の入力待ち状態となるよう制御回
路が働くこととされ、ここでIDキー9によるID情報
の送信を識別センサ5へ行うことで、ストロボ放電管7
は発光が停止となり、上記タイマーが始動し、ドアロッ
クの解除を待機するようになり、このドアロックの解除
が所定時間内にあれば、制御回路は負荷検知センサの動
作を解除し、ドアロックの解除が無ければストロボ放電
管7が再び発光を開始する。
【0033】さらに、上記盗難防止装置の各センサの稼
働中に、IDキー9による識別センサ5へのID情報の
送信を行わずに、ドアロックを解除しようとすると、施
解錠センサはそれを検知し、制御回路はストロボ放電管
7の発光を行うこととなり、上記したように、IDキー
9によるID情報の送信を待機することとなる。
【0034】従ってこのように構成された盗難防止装置
によれば、自動車1に対して何らかの外的な負荷が加わ
ると、検知センサがそれを検知して自動車1内の運転席
1aにてストロボ放電管7を発光させることとなること
から、自動車1の盗難犯が車内に侵入して、運転席1a
に着席し、運転を行おうとしても、着席した状態での盗
難犯の顔面に向けてストロボ放電管7が発光されること
となり、盗難犯は眩目状態となり、これにより、犯人は
運転行為を行いそれを続けようとすることを断念するこ
ととなり、自動車1は盗難を阻止されることとなる。
【0035】また、自動車1を運転する運転者は、ID
キー9を用いることから、その自動車1の検知センサは
動作せず、これにより、通常通り、運転を行うことが可
能となるものである。
【0036】なお、上述した実施の形態では、運転者が
車外に出て、ドアロックを行い、IDキー9にてID情
報を識別センサ5に送出させることで、各検知センサが
動作を開始する構成とした例について述べたが、ドアロ
ックを行う行為のみで、上記した制御回路が負荷検知セ
ンサを動作させる構成としてもよく、また、運転者がイ
グニッションキー10を抜脱することで上記した制御回
路が負荷検知センサを動作させる構成としてもよい。こ
の場合は、運転者が運転席1aから車外に出る時間が必
要となることから、制御回路に備えられるタイマーを働
かせ、所定の時間の経過後に負荷検知センサの動作が開
始となる構成とすればよい。
【0037】また、上述した実施の形態では、ストロボ
放電管7よりなる閃光発生手段の発光にて盗難の防止を
行う構成とした例としたが、この閃光発生手段は、スト
ロボ放電管に限ることはなく、フラッシュ球などの電球
など、閃光を放ち、好ましくは明滅を繰り返して、眩目
状態を起こすものであればよく、また、このストロボ放
電管の発光以外に、赤色回転灯や警報装置等を併設さ
せ、これら赤色回転灯による発光や、警報装置による警
告音の発生を同時に行うように構成してもよく、これに
よれば、盗難の防止についての相乗効果を得ることが可
能となり、かつ、この異常状態を外部に知らせることが
可能となる。
【0038】また、上述した実施の形態では、閃光発生
手段であるストロボ放電管7の位置をダッシュボード8
上とした例について述べたが、この位置に限ることはな
く、運転席1aからの視界範囲内に配置されればどの位
置でもよく、また複数設けることとしてもよく、例え
ば、ハンドルの中央部分や、計器パネル内、フロントガ
ラスの窓枠室内面、同フロントガラスの天井近傍の上縁
部等とし、閃光を発する方向を運転席に着席する人の顔
面の方向とすればよい。
【0039】さらに、上述した実施の形態では、IDキ
ー9について、その具体的な構成について述べていない
が、このIDキー9は、トランスポンダにて構成される
こととしてもよい。すなわち、識別センサ5より質問信
号が送信される構成とされ、この質問信号に対して応答
信号を送信する構成とするものである。この場合、ID
キー9には、電源を具備しない構成とすることも可能と
なり、すなわち、識別センサ5から電磁誘導にて電源の
供給を行い、この識別センサ5にIDキー9を近接させ
ることにより、このIDキー9が応答し、ここでID情
報等を送出するようになる。
【0040】また、上記トランスポンダよりなる構成で
なく、赤外線や電波などを送出する構造のIDキー9と
した送信手段としてもよい。この場合、そのID情報の
送信をスイッチキーによる構成としてもよく、また、テ
ンキーを備えさせ、その入力による構成としてもよい。
【0041】さらに、上述した実施の形態では、送信手
段をIDキー9とし、このIDキー9の持つID情報に
て盗難防止装置の動作の開始及び解除を行う、すなわち
無線にてID情報を送信するように構成する例として述
べたが、この送信手段としては、有線で構成させてもよ
く、運転席において操作が行える構造や、ドアの外側に
て操作が行える構造とし、例えば、テンキーを運転席に
配置させ、暗証番号の入力を行うことで、盗難防止装置
の動作の開始及び解除を行う構成や、磁気カードリーダ
ーを運転席に設け、運転者はID情報を記録させた磁気
カードを所持することとし、その磁気カードを使用する
ことで、盗難防止装置の動作の開始及び解除を行う構成
としてもよく、さらには、指紋の検知を行うセンサを配
置させ、運転者の指紋を登録させることで、その指紋が
適合することで、盗難防止装置の動作の開始及び解除を
行う構成としてもよく、また、これらテンキーや磁気カ
ードリーダー,指紋検知センサをドアの外側などに設け
て構成することとしてもよい。
【0042】また、IDキー9について、上述した実施
の形態では、自動車1と1対1とした例とし、すなわち
1台の自動車1に1つのIDキー9として構成した例に
ついて述べたが、例えばその自動車1を所有する家族の
各人、または会社内における各従業員が使用可能なよう
に、複数のIDキー9を用意し、各IDキー9には異な
るID情報を記憶させ、制御回路側に各ID情報を記憶
させる構成とすれば、その1台の自動車1に対して複数
の人間が使用できることとなり、その他の他人に対して
の盗難を阻止することが可能となる。
【0043】さらに、上述した実施の形態において、制
御回路が、エンジンの始動に用いられるスタータモータ
と、このスタータモータに電源を供給するバッテリーと
の間に接続され、スタータモータへの電源の供給の制御
を行うように構成した例について述べたが、これによれ
ば、各センサが外的な負荷を検知した際に、ストロボ放
電管7の発光を行うと同時に、スタータモータへの電源
の供給を断たせるよう構成でき、具体的には、スタータ
モータへの電源を供給する配線の中途に、その供給の断
続を行うリレーなどのスイッチング手段を介設し、この
スイッチング手段の動作にて、各センサの外的な負荷の
検知時にスタータモータを動作不能とする構成とし、す
なわち、盗難時に、自動車のエンジンを始動しようとも
容易には行えず、この盗難の阻止をさらに確実なものと
することが可能となる。
【0044】また、上述した実施の形態では、送信手段
をIDキー9とし、このIDキー9の持つID情報にて
盗難防止装置の動作の開始及び解除を行うように構成す
る例として述べたが、このIDキー9のID情報を住宅
の玄関などの施錠装置におけるID情報と兼用させ、す
なわち住居用の施錠装置に対する施錠およびまたは解錠
を行うキーと兼用させてもよく、これによれば、自動車
と住居とを同様の操作で、施錠状態および解錠状態に行
うことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明による自動車
盗難防止装置によれば、自動車に対して何らかの外的な
負荷が加わると、検知手段がそれを検知して自動車内の
運転席にて閃光発生手段を発光させることとなることか
ら、自動車の盗難犯が車内に侵入して、運転席に着席
し、運転を行おうとしても、着席した状態での盗難犯の
顔面に向けて閃光発生手段が閃光を発することとなり、
盗難犯は眩目状態となり、これにより、犯人は運転行為
を行いそれを続けようとすることを断念することとな
り、自動車は盗難を阻止されることとなる。
【0046】また、この閃光発生手段は、車内における
運転席からの視界範囲内であり、車外に発光させること
はなく、また警報など音を発する構成ではないことか
ら、車外への迷惑となることがなく、自動車の盗難防止
を達成できるものである。
【0047】特に、本発明の閃光発生手段に、エンジン
スタートを妨げるために、スタータモータと車載電源と
の間に、スタータモータへの電源の供給を断たせるよう
構成される構造を付加し、盗難時に、自動車のエンジン
を始動しようとも容易には行えないような構成とされて
いた場合にも、盗難犯がスタータモータと電源とを短絡
させ接続させてエンジンを始動させても、運転席におい
て、閃光発生手段が閃光していることから、盗難犯は眩
目状態となってしまい、運転行為が継続できず、自動車
は盗難を阻止されるものである。
【0048】そして、その自動車の運転者は、送信手段
を所持していることから、その自動車の検知手段は動作
せず、これにより、通常通り、運転を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車盗難防止装置が設けられる
自動車の概略斜視図
【図2】図1におけるA部を拡大した自動車のドア部分
における概略斜視図
【図3】同自動車盗難防止装置の一実施の形態を示す車
内における概略斜視図
【符号の説明】
1…自動車 1a…運転席 7…閃光発生手段(ストロボ放電管) 9…送信手段(IDキー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が離れた無人状態の自動車の盗難
    を阻止する自動車盗難防止装置において、 前記自動車内における運転席からの視界範囲内に配設さ
    れ、該運転席に着席する前記運転者以外の他人に対して
    閃光を発する閃光発生手段を備えることを特徴とする自
    動車盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 運転者が離れた無人状態の自動車の盗難
    を阻止する自動車盗難防止装置において、 前記自動車に設けられ、該自動車に対する外的な負荷を
    検知する検知手段と、 前記運転者が所持し、前記検知手段の動作の開始及び動
    作の解除を行うための信号を送信する送信手段と、 前記自動車内における運転席からの視界範囲内に配設さ
    れ、前記検知手段が外的な負荷を検知すると、前記運転
    席に着席する前記送信手段を所持しない前記運転者以外
    の他人に対して閃光を発する閃光発生手段と、 を具備することを特徴とする自動車盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記運転者の住居用の
    施錠装置に対する施錠およびまたは解錠を行うキーと兼
    用されていることを特徴とする請求項2記載の自動車盗
    難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115911A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Denso Corp 車両内忘れ物防止装置

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JP2005115911A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Denso Corp 車両内忘れ物防止装置

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