JP2814083B2 - 自動車盗難防止システム - Google Patents
自動車盗難防止システムInfo
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- JP2814083B2 JP2814083B2 JP15378188A JP15378188A JP2814083B2 JP 2814083 B2 JP2814083 B2 JP 2814083B2 JP 15378188 A JP15378188 A JP 15378188A JP 15378188 A JP15378188 A JP 15378188A JP 2814083 B2 JP2814083 B2 JP 2814083B2
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- door
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Description
【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、自動車盗難防止システム、特に自動車のド
アのロックを外して盗難する場合に対処できる自動車盗
難防止システムに関する。
アのロックを外して盗難する場合に対処できる自動車盗
難防止システムに関する。
(b)従来の技術 従来、自動車の所有者(ドライバ)は、盗難防止のた
め自動車から離れるとき、窓ガラスを閉め、自動車ドア
のドアシリンダ錠にドアキーを差し込みロックしてい
る。
め自動車から離れるとき、窓ガラスを閉め、自動車ドア
のドアシリンダ錠にドアキーを差し込みロックしてい
る。
しかしながら、泥棒が、その駐車中に、針金や模造の
ドアキーなどをドアキー内に挿入し、ドアロックを開錠
し、自動車内のカーステレオやカーエアコンなどを盗む
ことがある。
ドアキーなどをドアキー内に挿入し、ドアロックを開錠
し、自動車内のカーステレオやカーエアコンなどを盗む
ことがある。
又、最近では、自動車ドアのロックを開錠し、自動車
内のカーステレオなどだけでなく、自動車ごと盗み、し
かもこの盗難車を用いて盗難、子供の誘拐更に交通事故
等の二次的且つ凶悪な事件が発生している。
内のカーステレオなどだけでなく、自動車ごと盗み、し
かもこの盗難車を用いて盗難、子供の誘拐更に交通事故
等の二次的且つ凶悪な事件が発生している。
そこで、例えば特開昭62−99240号公報には、キー
がキースイッチに差し込まれた時に電気信号を出力する
手段と、この手段の電気信号により警報音響を発生する
手段とを備える自動車の盗難警報装置が開示されてい
る。
がキースイッチに差し込まれた時に電気信号を出力する
手段と、この手段の電気信号により警報音響を発生する
手段とを備える自動車の盗難警報装置が開示されてい
る。
又、特開昭62−289454号公報には、ドアシリンダ錠
に差し込むキーに暗証磁性体を埋設し、シリンダ錠の周
囲にこの暗証磁性体により形成される磁界を検出するキ
ー検出手段を設け、このキーの抜取により警報手段を待
機状態に能動化した後、対応する暗証磁性体を有するキ
ーをシリンダに差込んだ場合には警報手段の動作を無効
化し、それ以外のキーや異物が差し込まれてキーが開錠
方向に操作された場合には警報手段が発動して警報が発
せられるようにした車両用盗難防止装置が提案されてい
る。
に差し込むキーに暗証磁性体を埋設し、シリンダ錠の周
囲にこの暗証磁性体により形成される磁界を検出するキ
ー検出手段を設け、このキーの抜取により警報手段を待
機状態に能動化した後、対応する暗証磁性体を有するキ
ーをシリンダに差込んだ場合には警報手段の動作を無効
化し、それ以外のキーや異物が差し込まれてキーが開錠
方向に操作された場合には警報手段が発動して警報が発
せられるようにした車両用盗難防止装置が提案されてい
る。
更に、実願昭59−201169号(実開昭61−111863号)
のマイクロフィルムには、ドアシリンダ錠がキー操作期
間だけオンし、それ以外の状態ではオフするキースイッ
チで構成され、警報手段が待機状態である時に通常のド
アキーを用いてドアシリンダ錠が開錠された場合には待
機状態が解除され、通常の操作によらずにドアキーシリ
ンダが開錠された場合には警報手段が発動して警報を発
するようにした自動車用盗難防止システムが提案されて
いる。
のマイクロフィルムには、ドアシリンダ錠がキー操作期
間だけオンし、それ以外の状態ではオフするキースイッ
チで構成され、警報手段が待機状態である時に通常のド
アキーを用いてドアシリンダ錠が開錠された場合には待
機状態が解除され、通常の操作によらずにドアキーシリ
ンダが開錠された場合には警報手段が発動して警報を発
するようにした自動車用盗難防止システムが提案されて
いる。
ところで、実願昭60−40438号(実開昭61−155255
号)のマイクロフィルムには、キー本体(シリンダ錠)
内に、これに挿入されたキーを横切るような磁界を生じ
させるマグネットと、このマグネットが形成する磁界内
に配置され、かつ、警報手段に接続されるコイルとを設
け、キー本体内に螺子回しの先端など磁性体が差し込ま
れた時に生じる磁界の変化を上記コイルで検出し、警告
手段を作動させて警告が発せられるように構成した自動
車の盗難防止装置が提案されている。
号)のマイクロフィルムには、キー本体(シリンダ錠)
内に、これに挿入されたキーを横切るような磁界を生じ
させるマグネットと、このマグネットが形成する磁界内
に配置され、かつ、警報手段に接続されるコイルとを設
け、キー本体内に螺子回しの先端など磁性体が差し込ま
れた時に生じる磁界の変化を上記コイルで検出し、警告
手段を作動させて警告が発せられるように構成した自動
車の盗難防止装置が提案されている。
(c)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の自動車の盗難警報装置によれ
ば、キーがキースイッチに差し込まれた時に警報音響を
発生させて自動車の盗難防止を図ることができるが、こ
の公報には、キーがキースイッチに差し込まれた時に電
気信号を出力する手段としては「キーがキースイッチに
差し込まれたことを検出するスイッチ回路」と記載され
ているだけであり、この手段が具体的にどのような構成
を備えるかは不明である。
ば、キーがキースイッチに差し込まれた時に警報音響を
発生させて自動車の盗難防止を図ることができるが、こ
の公報には、キーがキースイッチに差し込まれた時に電
気信号を出力する手段としては「キーがキースイッチに
差し込まれたことを検出するスイッチ回路」と記載され
ているだけであり、この手段が具体的にどのような構成
を備えるかは不明である。
又、上記の車両用盗難防止装置によれば、暗証磁性
体を有するキー以外のもの、例えば螺子回しを用いてド
アシリンダ錠を開錠方向に操作すると、警報手段が発動
されるが、それ以前、即ち、キーをドアシリンダ錠に差
し込んだ段階で警報が発生されることはないので、ドア
シリンダー錠が破壊されることを防止することはできな
い。このため、自動車の盗難は防止できるが、自動車の
正当なユーザーはシリンダ錠の交換を余儀なくされ、無
用の出費を強いられることになる。しかも、暗証磁性体
を有するキーは一般のキーのように安価に複製すること
ができないという難点がある。
体を有するキー以外のもの、例えば螺子回しを用いてド
アシリンダ錠を開錠方向に操作すると、警報手段が発動
されるが、それ以前、即ち、キーをドアシリンダ錠に差
し込んだ段階で警報が発生されることはないので、ドア
シリンダー錠が破壊されることを防止することはできな
い。このため、自動車の盗難は防止できるが、自動車の
正当なユーザーはシリンダ錠の交換を余儀なくされ、無
用の出費を強いられることになる。しかも、暗証磁性体
を有するキーは一般のキーのように安価に複製すること
ができないという難点がある。
更に、上記の自動車用盗難防止システムにおいて
は、前例と同様にドアシリンダ錠の開錠操作が行われる
前の段階で警報が発せられることはなく、ドアシリンダ
ー錠が破壊されることを防止できない。加えて、この場
合には正当なキー以外で通常のキー操作と同じ手順でド
アシリンダ錠が開錠されるときには警報すら発せられな
いという問題がある。
は、前例と同様にドアシリンダ錠の開錠操作が行われる
前の段階で警報が発せられることはなく、ドアシリンダ
ー錠が破壊されることを防止できない。加えて、この場
合には正当なキー以外で通常のキー操作と同じ手順でド
アシリンダ錠が開錠されるときには警報すら発せられな
いという問題がある。
加えて、上記の従来例によれば、螺子回しの先端な
どの磁性体がシリンダ錠に差し込まれる場合には自動車
窃盗の着手が検出できるが、正当なドアキーと同じ材質
或いはその他の非磁性材で作られた贋造キー、疑似キ
ー、ドライバーなどを用いれば警報が発せられることな
くシリンダ錠を開錠したり、破錠したりすることがで
き、シリンダ錠の破壊や、自動車或いはその車内備品な
どの盗難を防止できないという欠点がある。
どの磁性体がシリンダ錠に差し込まれる場合には自動車
窃盗の着手が検出できるが、正当なドアキーと同じ材質
或いはその他の非磁性材で作られた贋造キー、疑似キ
ー、ドライバーなどを用いれば警報が発せられることな
くシリンダ錠を開錠したり、破錠したりすることがで
き、シリンダ錠の破壊や、自動車或いはその車内備品な
どの盗難を防止できないという欠点がある。
又、シリンダ錠の内シリンダの周囲にマグネットとコ
イルとを配置しなければならず、シリンダ錠が大型にな
り、自動車の軽量化を図る上で不利になる上、既に購入
した自動車にユーザーが後着けできなくなることがあ
る。
イルとを配置しなければならず、シリンダ錠が大型にな
り、自動車の軽量化を図る上で不利になる上、既に購入
した自動車にユーザーが後着けできなくなることがあ
る。
本発明は、このような従来の自動車ドアロック技術の
課題や自動車盗難防止システムの技術的課題を鑑み、泥
棒が自動車のドアロックに磁性体であれ、非磁性体であ
れ、何かを差し込んで開錠しようとすれば警報が発せら
れ、自動車やその車内の備品の盗難のみならず、ドアキ
ーの破壊をも防止できる上、シリンダ錠が大型になら
ず、又、ほとんど自動車の量化の防げとならず、しか
も、既に購入した自動車にユーザーが簡単に後付けでき
るようにした自動車盗難防止システムを提供することを
目的とする。
課題や自動車盗難防止システムの技術的課題を鑑み、泥
棒が自動車のドアロックに磁性体であれ、非磁性体であ
れ、何かを差し込んで開錠しようとすれば警報が発せら
れ、自動車やその車内の備品の盗難のみならず、ドアキ
ーの破壊をも防止できる上、シリンダ錠が大型になら
ず、又、ほとんど自動車の量化の防げとならず、しか
も、既に購入した自動車にユーザーが簡単に後付けでき
るようにした自動車盗難防止システムを提供することを
目的とする。
(d)課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、外シリンダ
と、キー差し込み口を形成した内シリンダとを有するド
アシリンダ錠が自動車に設けられ、上記キー差し込み口
にドアキー或いはその他のものが挿入されたことを検出
するセンサと、このセンサが、キー差し込み口にドアキ
ー或いはその他のものが挿入されたことを検出したとき
に、警報を発する警報器とを備える自動車盗難防止シス
テムにおいて、上記の外シリンダと内シリンダとにわた
ってキー差し込み口を交差する貫通孔が形成され、上記
センサがこの貫通孔を構成する外シリンダ内の孔に配置
された光センサを備えることを特徴とするものである。
と、キー差し込み口を形成した内シリンダとを有するド
アシリンダ錠が自動車に設けられ、上記キー差し込み口
にドアキー或いはその他のものが挿入されたことを検出
するセンサと、このセンサが、キー差し込み口にドアキ
ー或いはその他のものが挿入されたことを検出したとき
に、警報を発する警報器とを備える自動車盗難防止シス
テムにおいて、上記の外シリンダと内シリンダとにわた
ってキー差し込み口を交差する貫通孔が形成され、上記
センサがこの貫通孔を構成する外シリンダ内の孔に配置
された光センサを備えることを特徴とするものである。
この光センサは特に限定されず、一般に光センサとし
て知られているホトセンサ及びホトインタラプタとが含
まれる。これらの中では、検出対象物の有無により出力
がオンオフ変化するホトインタラプタを用いることが検
出の確実性を高める上で好ましい。
て知られているホトセンサ及びホトインタラプタとが含
まれる。これらの中では、検出対象物の有無により出力
がオンオフ変化するホトインタラプタを用いることが検
出の確実性を高める上で好ましい。
従って、上記センサとしては、貫通孔を構成する外シ
リンダ内の一方における孔内に配置された発光素子と、
その他方の孔内に配置された受光素子とを備える光セン
サを用いることが推奨される。
リンダ内の一方における孔内に配置された発光素子と、
その他方の孔内に配置された受光素子とを備える光セン
サを用いることが推奨される。
なお、価格的なことを考慮してこの光学素子としては
発光ダイオードを用いることが推奨され、受光素子とし
てフォトトランジスタを用いることが推奨される。
発光ダイオードを用いることが推奨され、受光素子とし
てフォトトランジスタを用いることが推奨される。
又、上記ホトセンサの中には単に受光素子のみから構
成されるものもあるが、検出の確実性を高めるために、
検出対象物に光を照射する発光素子と検出対象物からの
反射光を受光する受光素子とを備えるものを用いること
が好ましい。
成されるものもあるが、検出の確実性を高めるために、
検出対象物に光を照射する発光素子と検出対象物からの
反射光を受光する受光素子とを備えるものを用いること
が好ましい。
又、本発明に用いられる警報器としては、上記センサ
からの出力信号と後述する警報器駆動手段からの出力信
号を感知した制御手段からの警報信号により駆動するも
のであれば特に限定されるものではなく、例えば異常な
警報音を発生するブザー、自動車のクラクション、赤い
光を発生する赤信号ランプ或いはこれらの組み合わせで
も良いのである。
からの出力信号と後述する警報器駆動手段からの出力信
号を感知した制御手段からの警報信号により駆動するも
のであれば特に限定されるものではなく、例えば異常な
警報音を発生するブザー、自動車のクラクション、赤い
光を発生する赤信号ランプ或いはこれらの組み合わせで
も良いのである。
上記警報器駆動手段は、上記警報器を駆動させる信号
を発信させるものであれば特に限定されるものではな
く、例えばリモートコントロール送信器と受信器、発光
素子と受光素子、自動車のボディの外側に設けられたコ
ネクタ部に直接差し込むことによって上記警報器を駆動
させる信号を発信させるもの等が挙げられる。
を発信させるものであれば特に限定されるものではな
く、例えばリモートコントロール送信器と受信器、発光
素子と受光素子、自動車のボディの外側に設けられたコ
ネクタ部に直接差し込むことによって上記警報器を駆動
させる信号を発信させるもの等が挙げられる。
又、上記制御手段は、自動車の所有者或いはその許可
を受けた者以外の者(泥棒)がドアシリンダ内にドアキ
ー或いはその他のものを挿入したことによって、上記セ
ンサからの出力信号と上記警報器駆動手段からの出力信
号を検知することにより、上記警報器に警報信号を出力
し、この警報信号によって警報を発生させる構造のもの
であれば特に限定されるものではない。具体的には、コ
ンピュータのCPU、つまり警報器駆動手段からの出力信
号と上記センサからの出力信号が入力されたとき、これ
らの出力信号に基づき、上記警報器へ警報信号を出力し
警報を発生させるようにするためのプログラムが記憶さ
れているCPU、又は論理素子のアンド回路等を備えてお
り、上記警報器駆動手段からの出力信号と上記センサか
らの出力信号が入力されたとき、これらの出力信号に基
づき、上記警報器に警報信号を出力し警報を発生させる
もの、更に、センサに接続された第1のスイッチと受信
器に接続された第2のスイッチとの直列回路を備え、上
記センサからの出力信号と上記受信器からの出力信号と
を入力し、これらの出力信号に基づき、警報器へ駆動信
号を出力し、警報を発生させるようにしたもの等が挙げ
られる。
を受けた者以外の者(泥棒)がドアシリンダ内にドアキ
ー或いはその他のものを挿入したことによって、上記セ
ンサからの出力信号と上記警報器駆動手段からの出力信
号を検知することにより、上記警報器に警報信号を出力
し、この警報信号によって警報を発生させる構造のもの
であれば特に限定されるものではない。具体的には、コ
ンピュータのCPU、つまり警報器駆動手段からの出力信
号と上記センサからの出力信号が入力されたとき、これ
らの出力信号に基づき、上記警報器へ警報信号を出力し
警報を発生させるようにするためのプログラムが記憶さ
れているCPU、又は論理素子のアンド回路等を備えてお
り、上記警報器駆動手段からの出力信号と上記センサか
らの出力信号が入力されたとき、これらの出力信号に基
づき、上記警報器に警報信号を出力し警報を発生させる
もの、更に、センサに接続された第1のスイッチと受信
器に接続された第2のスイッチとの直列回路を備え、上
記センサからの出力信号と上記受信器からの出力信号と
を入力し、これらの出力信号に基づき、警報器へ駆動信
号を出力し、警報を発生させるようにしたもの等が挙げ
られる。
もっとも、この自動車盗難防止システムにおいては、
自動車の所有者や自動車の所有者から許可を受けた者
(権限の有る者)が警報を受けることなくドアシリンダ
錠を開錠できるようにすることが必要であり、このため
には、ドアキーをドアシリンダ錠に差し込む前に権限の
有る者が、システムの動作を解除できるように構成され
る。
自動車の所有者や自動車の所有者から許可を受けた者
(権限の有る者)が警報を受けることなくドアシリンダ
錠を開錠できるようにすることが必要であり、このため
には、ドアキーをドアシリンダ錠に差し込む前に権限の
有る者が、システムの動作を解除できるように構成され
る。
このようなシステムの動作を予め解除する手段として
は、例えば警報器駆動手段を携帯可能にし、この警報器
駆動手段から無線通信により制御手段を操作するリモー
トコントロール方式を操作すればよいが、この他にも、
警報器駆動手段を携帯可能にし、この警報器駆動手段を
自動車のボディに設けたコネクタを介して車体内の制御
手段に接続して解除操作ができるように構成してもよい
のである。
は、例えば警報器駆動手段を携帯可能にし、この警報器
駆動手段から無線通信により制御手段を操作するリモー
トコントロール方式を操作すればよいが、この他にも、
警報器駆動手段を携帯可能にし、この警報器駆動手段を
自動車のボディに設けたコネクタを介して車体内の制御
手段に接続して解除操作ができるように構成してもよい
のである。
(e)作用 本発明は、例えばドライバが車を離れた後、権限の有
る者以外の者がシリンダ錠のキー差し込み口にキーその
他のものを差し込むと、このキーその他のものによって
発光素子から受光素子に入射する光線が遮断され、受光
素子の出力が切り替わる。これにより、キー差し込み口
にキーその他のものが差し込まれたことが検出され、警
報器が警報を発することになる。
る者以外の者がシリンダ錠のキー差し込み口にキーその
他のものを差し込むと、このキーその他のものによって
発光素子から受光素子に入射する光線が遮断され、受光
素子の出力が切り替わる。これにより、キー差し込み口
にキーその他のものが差し込まれたことが検出され、警
報器が警報を発することになる。
ここで、センサが検出するキーとしては、そのシリン
ダ錠に対応するキー、そのシリンダー錠を破壊せずに開
錠できる合錠、贋造キー、疑似キーなどが含まれ、又、
センサが検出するその他のものとしては螺子回しの先端
が代表的である。もちろん、これらのものが磁性体であ
るか非磁性体であるかは問題ではない。更に、例えば透
明の合成樹脂などで作れらたものであっても、発光素子
から出射された光線の一部がその中に吸収されたり、反
射されたりして受光素子の受光量がそのもの有無によっ
て変化するので、この受光量変化によってキー差し込み
口にそのものが差し込まれたか否かを検出することがで
きる。
ダ錠に対応するキー、そのシリンダー錠を破壊せずに開
錠できる合錠、贋造キー、疑似キーなどが含まれ、又、
センサが検出するその他のものとしては螺子回しの先端
が代表的である。もちろん、これらのものが磁性体であ
るか非磁性体であるかは問題ではない。更に、例えば透
明の合成樹脂などで作れらたものであっても、発光素子
から出射された光線の一部がその中に吸収されたり、反
射されたりして受光素子の受光量がそのもの有無によっ
て変化するので、この受光量変化によってキー差し込み
口にそのものが差し込まれたか否かを検出することがで
きる。
又、本発明は、上記センサの発光素子と受光素子とが
シリンダ錠に形成した貫通孔内に配置されるので、シリ
ンダ錠を大型にする必要はなく、従って、ユーザーがこ
のセンサを有しないシリンダ錠と本発明のシリンダ錠と
を簡単に交換できるようになる上、重量のあるマグネッ
ト及びコイルに比べて著しく軽量な発光素子と受光素子
とを付加するだけでよいのでほとんど自動車の軽量化の
妨げとはならない。
シリンダ錠に形成した貫通孔内に配置されるので、シリ
ンダ錠を大型にする必要はなく、従って、ユーザーがこ
のセンサを有しないシリンダ錠と本発明のシリンダ錠と
を簡単に交換できるようになる上、重量のあるマグネッ
ト及びコイルに比べて著しく軽量な発光素子と受光素子
とを付加するだけでよいのでほとんど自動車の軽量化の
妨げとはならない。
これに対して、車の所有者或いはその許可を受けた者
がセンサ及び/又は警報器駆動手段によって、警報器の
駆動を解除しておくことによって、自らドアシリンダ錠
にドアキー或いはその他のものを挿入した場合、警報が
鳴らないようにすることができる。
がセンサ及び/又は警報器駆動手段によって、警報器の
駆動を解除しておくことによって、自らドアシリンダ錠
にドアキー或いはその他のものを挿入した場合、警報が
鳴らないようにすることができる。
(f)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
発明はこれに限定されるものではない。
第1図は本発明に係る自動車盗難防止システムの一実
施例のドアシリンダ錠の斜視図であり、第2図はそのド
アシリンダ錠の略断面図である。ドアシリンダ錠100
は、筒状の外シリンダ1と、該外シリンダ1の内部には
装着された内シリンダ2からなり、該内シリンダ2は、
回転可能に内装されていると共に中央に平板状のキー差
し込み口3を有しており、該キー差し込み口3にはドア
キー200が挿入されるのである。
施例のドアシリンダ錠の斜視図であり、第2図はそのド
アシリンダ錠の略断面図である。ドアシリンダ錠100
は、筒状の外シリンダ1と、該外シリンダ1の内部には
装着された内シリンダ2からなり、該内シリンダ2は、
回転可能に内装されていると共に中央に平板状のキー差
し込み口3を有しており、該キー差し込み口3にはドア
キー200が挿入されるのである。
又、上記外シリンダ1には孔4,4が、又上記内シリン
ダ2には孔5,5が、それぞれ穿設され、これらの孔4,4、
5,5は、内シリンダ2にドアキー200が差し込まれていな
い状態で連通して貫通孔Xを形成するように構成されて
いる。
ダ2には孔5,5が、それぞれ穿設され、これらの孔4,4、
5,5は、内シリンダ2にドアキー200が差し込まれていな
い状態で連通して貫通孔Xを形成するように構成されて
いる。
即ち、内シリンダ2は、ドアキー200を挿入して回さ
ない限り、スプリングSの付勢力によって、外シリンダ
1の所定の箇所に常時位地するようになっており、その
所定の箇所に内シリンダ2が位地している状態におい
て、上記孔4,4、5,5がお互いに一例に並び、貫通孔Xを
形成するように構成されている。
ない限り、スプリングSの付勢力によって、外シリンダ
1の所定の箇所に常時位地するようになっており、その
所定の箇所に内シリンダ2が位地している状態におい
て、上記孔4,4、5,5がお互いに一例に並び、貫通孔Xを
形成するように構成されている。
又、上記外シリンダ1の孔4,4には、そのドアシリン
ダ錠100内にドアキー200或いはその他のものが挿入され
たことを検出するセンサ6が取り付けられている。
ダ錠100内にドアキー200或いはその他のものが挿入され
たことを検出するセンサ6が取り付けられている。
このセンサ6は光センサからなり、発光ダイオード61
とフォトトランジスタ62を備えている。
とフォトトランジスタ62を備えている。
即ち、上記外シリンダ1において、その一方の孔4に
発光ダイオード61が嵌挿され、又、その他方の孔4にフ
ォトトランジスタ62が嵌挿されている。従って、貫通孔
Xが形成されている状態では、発光ダイオード61から発
された光は、貫通孔Xを通過して、フォトトランジスタ
62に入射されるものである。
発光ダイオード61が嵌挿され、又、その他方の孔4にフ
ォトトランジスタ62が嵌挿されている。従って、貫通孔
Xが形成されている状態では、発光ダイオード61から発
された光は、貫通孔Xを通過して、フォトトランジスタ
62に入射されるものである。
これに対して、この貫通孔Xが形成されている状態で
ドアキー200或いはその他のものがキー差し込み口3に
挿入されると、これにより発光ダイオード61からフォト
トランジスタ62に入射する光が遮断され、フォトトラン
ジスタ62の出力が変化する。
ドアキー200或いはその他のものがキー差し込み口3に
挿入されると、これにより発光ダイオード61からフォト
トランジスタ62に入射する光が遮断され、フォトトラン
ジスタ62の出力が変化する。
ここで、検出されるドアキー200或いはその他のもの
が金属であるか非金属であるか、磁性を有するか否かな
どは一斉問題とはならないばかりか、ドアキー200或い
はその他のものが透明であっても、発光ダイオード61か
らフォトトランジスタ62に入射する光がドアキー200或
いはその他のものの表面で反射されたり、ドアキー200
或いはその他のものの中で吸収されたりすることにより
フォトトランジスタ62の受光量が変化するので、その出
力変化によりドアキー200或いはその他のものを検出す
ることができる。
が金属であるか非金属であるか、磁性を有するか否かな
どは一斉問題とはならないばかりか、ドアキー200或い
はその他のものが透明であっても、発光ダイオード61か
らフォトトランジスタ62に入射する光がドアキー200或
いはその他のものの表面で反射されたり、ドアキー200
或いはその他のものの中で吸収されたりすることにより
フォトトランジスタ62の受光量が変化するので、その出
力変化によりドアキー200或いはその他のものを検出す
ることができる。
このように、光センカからなるセンサ6を用いると、
キー差し込み口3にドアキー200或いはその他のものを
差し込んだときに、このことが検出されるのに対して、
ドアキー差し込み口3にキー200或いはその他のものを
差し込んだ後、ドアキー200を例えば開錠方向に操作し
たことを検出する手段としては、例えば図3に示すよう
に、リミットスイッチ63を用いることができる。即ち、
このリミットスイッチ63は、上記外シリンダ1の孔4内
に取り付けられ、その接触子63aが内シリンダ2の孔5
内に僅かに臨むように装設される。
キー差し込み口3にドアキー200或いはその他のものを
差し込んだときに、このことが検出されるのに対して、
ドアキー差し込み口3にキー200或いはその他のものを
差し込んだ後、ドアキー200を例えば開錠方向に操作し
たことを検出する手段としては、例えば図3に示すよう
に、リミットスイッチ63を用いることができる。即ち、
このリミットスイッチ63は、上記外シリンダ1の孔4内
に取り付けられ、その接触子63aが内シリンダ2の孔5
内に僅かに臨むように装設される。
そして、上記キー差し込み口3からドアキー200等を
挿入した後、ドアキー200或いはその他のもので内シリ
ンダ2を開錠方向に回転させたときに、内シリンダ2に
よって接触子63aが駆動され、リミットスイッチ63がオ
ン状態になり出力信号を発するように構成されている。
挿入した後、ドアキー200或いはその他のもので内シリ
ンダ2を開錠方向に回転させたときに、内シリンダ2に
よって接触子63aが駆動され、リミットスイッチ63がオ
ン状態になり出力信号を発するように構成されている。
第4図は、本発明に係る自動車盗難防止システムの実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
上記センサ6のフォトトランジスタ62は、別のトラン
ジスタ7のベースに接続されている。このトランジスタ
7の力はI/Oインタフェース8を介して、制御手段9の
一例としてのコンピュータのCPUに接続されている。
ジスタ7のベースに接続されている。このトランジスタ
7の力はI/Oインタフェース8を介して、制御手段9の
一例としてのコンピュータのCPUに接続されている。
他方、警報器駆動手段12は、後述する警報器14を駆動
させるための信号を発信する手段であって、例えば、第
6図に示すように、リモートコントロール送信器10と受
信器11からなる。該リモートコントロール送信器10は、
その各々の自動車に特有の周波数の電波を発信する手段
である。その周波数は、他の自動車の周波数と混信する
恐れがない限りで(例えば、地域割りなどの方法で混信
を防ぐなど)、ある程度他の車の周波数と共通させるこ
とができる。
させるための信号を発信する手段であって、例えば、第
6図に示すように、リモートコントロール送信器10と受
信器11からなる。該リモートコントロール送信器10は、
その各々の自動車に特有の周波数の電波を発信する手段
である。その周波数は、他の自動車の周波数と混信する
恐れがない限りで(例えば、地域割りなどの方法で混信
を防ぐなど)、ある程度他の車の周波数と共通させるこ
とができる。
尚、101はアンテナ部、102は送信部、103はそれら各
部を制御する制御部である。
部を制御する制御部である。
受信器11は、上記リモートコントロール送信器10から
発信された電波を受信する手段である。この受信器11
は、自動車にセットされている。この受信器11はI/Oイ
ンタフェース13を介して、上記CPU9に接続されている。
発信された電波を受信する手段である。この受信器11
は、自動車にセットされている。この受信器11はI/Oイ
ンタフェース13を介して、上記CPU9に接続されている。
なお、この警報器駆動手段12は、必ずしも電波を発信
するリモートコントロール方式でなくてもよく、例えば
自動車のボディの外側に設けられたコネクタ部に、直接
この警報器駆動手段12を差し込むことによって、駆動手
段を自動車に伝えるようなものでもよい。
するリモートコントロール方式でなくてもよく、例えば
自動車のボディの外側に設けられたコネクタ部に、直接
この警報器駆動手段12を差し込むことによって、駆動手
段を自動車に伝えるようなものでもよい。
この場合、自動車の所有者或いはその許可を受けた者
は警報器駆動手段12を再度コネクタ部に差し込むことに
より駆動信号が発生しないようにしてもよく、又は自動
車のボディノ外側に設けられたコネクタ部に、直接この
警報器駆動手段12を差し込むことによって、駆動信号を
コンピュータに伝え、これをコンピュータに記憶させて
おき、次に、自動車の所有者或いはその許可を受けた者
がドアを開くときにはリモートコントロールによって、
オフ状態にするように構成してもよいのである。
は警報器駆動手段12を再度コネクタ部に差し込むことに
より駆動信号が発生しないようにしてもよく、又は自動
車のボディノ外側に設けられたコネクタ部に、直接この
警報器駆動手段12を差し込むことによって、駆動信号を
コンピュータに伝え、これをコンピュータに記憶させて
おき、次に、自動車の所有者或いはその許可を受けた者
がドアを開くときにはリモートコントロールによって、
オフ状態にするように構成してもよいのである。
警報器14は、異常な警報音を発生するブザー、自動車
のクラクション、赤い光を発生する赤信号ランプ、或い
はこれらの組み合わせ等の手段である。
のクラクション、赤い光を発生する赤信号ランプ、或い
はこれらの組み合わせ等の手段である。
上記警報器14は、上記CPU9に、I/Oインタフェース15
を介して接続されている。
を介して接続されている。
上記CPU9には、ROM(ロム)メモリ95が接続されてい
る。そのROMメモリ95には、CPU9に上記受信器11からの
出力信号と上記センサ6からの出力信号が入力されたと
き、これらの出力信号に基づき、上記CPU9が上記警報器
14への警報信号を出力し警報を発生させるようにするた
めのプログラムが記憶されている。
る。そのROMメモリ95には、CPU9に上記受信器11からの
出力信号と上記センサ6からの出力信号が入力されたと
き、これらの出力信号に基づき、上記CPU9が上記警報器
14への警報信号を出力し警報を発生させるようにするた
めのプログラムが記憶されている。
又、RAM(ラム)メモリ95は、CPU9に接続され、上記C
PU9の動作に利用される書き込み読み取り可能メモリで
ある。
PU9の動作に利用される書き込み読み取り可能メモリで
ある。
第5図は、本発明の他の実施例のブロック図である。
第5図において、制御手段9は、論理素子のアンド回
路等を備えており、上記受信器11からの信号と上記セン
サ6からの信号を入力し、双方の信号がオンの場合の
み、上記警報器14へ駆動信号を出力し、警報を発生させ
るものである。
路等を備えており、上記受信器11からの信号と上記セン
サ6からの信号を入力し、双方の信号がオンの場合の
み、上記警報器14へ駆動信号を出力し、警報を発生させ
るものである。
第6図は、本発明の更に他の実施例の制御手段9のブ
ロック図である。
ロック図である。
第6図において、制御手段9は、上記センサ6に接続
された第1のスイッチ91と上記受信器11に接続された第
2のスイッチ92との直列回路を備える。この場合も、制
御手段9は、センサ6からの信号と上記受信器11からの
信号とを入力し、双方の信号がオンの場合のみ、上記警
報器14へ駆動信号を出力し、警報を発生させるものであ
る。
された第1のスイッチ91と上記受信器11に接続された第
2のスイッチ92との直列回路を備える。この場合も、制
御手段9は、センサ6からの信号と上記受信器11からの
信号とを入力し、双方の信号がオンの場合のみ、上記警
報器14へ駆動信号を出力し、警報を発生させるものであ
る。
次に、上記実施例の動作を説明する。
ドライバが車を離れるときは、窓を閉めドアをロック
し、更にリモートコントロール送信器10によって、警報
器駆動電波信号を発信する。その電波信号は受信器11に
より受信され、CPU9に入力される。
し、更にリモートコントロール送信器10によって、警報
器駆動電波信号を発信する。その電波信号は受信器11に
より受信され、CPU9に入力される。
他方、そのような状態で泥棒が車に近付き、模造ドア
キー或いはそれに似た異物をドアシリンダ錠に差し込み
ドアを開けようとする。ドアシリンダ錠100には、前述
のようにセンサ6が取り付けられているため、その挿入
回転によって、上記貫通孔Xの貫通状態が消滅し、光が
遮られる。その結果、センサ6はその異物の挿入を検知
する。そのセンサ6のオン出力はI/Oインタフェース8
を通じてCPU9に入力される。そこで、CPU9は、受信器11
及びセンサ6から共にオン信号が入力されていることを
確認し、警報器14に警報信号を出力する。従って、泥棒
が異物などによってドアを開けようとしても、警報ブザ
ーが鳴ってしまい泥棒ができなくなる。そのブザーの鳴
る時間の長さは、予め上記CPU9によって、設定しておけ
ばよい。
キー或いはそれに似た異物をドアシリンダ錠に差し込み
ドアを開けようとする。ドアシリンダ錠100には、前述
のようにセンサ6が取り付けられているため、その挿入
回転によって、上記貫通孔Xの貫通状態が消滅し、光が
遮られる。その結果、センサ6はその異物の挿入を検知
する。そのセンサ6のオン出力はI/Oインタフェース8
を通じてCPU9に入力される。そこで、CPU9は、受信器11
及びセンサ6から共にオン信号が入力されていることを
確認し、警報器14に警報信号を出力する。従って、泥棒
が異物などによってドアを開けようとしても、警報ブザ
ーが鳴ってしまい泥棒ができなくなる。そのブザーの鳴
る時間の長さは、予め上記CPU9によって、設定しておけ
ばよい。
これに対して、ドライバ自身がドアキーを用いて車に
乗り込みたい場合は、所持するリモートコントロール送
信器10によって、警報駆動信号を解除する。その結果、
ドアキーをシリンダ100に差し込むと、センサ6からオ
ン信号が出力されるが、受信器11から警報駆動信号が入
力されないので、上記CPU9は、警報信号を警報器14へ出
力しないので、警報が発せられる心配がない。
乗り込みたい場合は、所持するリモートコントロール送
信器10によって、警報駆動信号を解除する。その結果、
ドアキーをシリンダ100に差し込むと、センサ6からオ
ン信号が出力されるが、受信器11から警報駆動信号が入
力されないので、上記CPU9は、警報信号を警報器14へ出
力しないので、警報が発せられる心配がない。
なお、第5図の実施例のアンド回路も、第6図の実施
例の直列回路も上記CPU9と同様の動作を行う。
例の直列回路も上記CPU9と同様の動作を行う。
(g)発明の効果 以上述べたところから明らかなように、本発明は、ド
アシリンダ錠のキー差し込み口にドアキー或いはその他
のものが挿入されたことを検出するセンサと警報器を駆
動させる信号を出力する警報器駆動手段とを備えるの
で、泥棒がドアキーなどをシリンダ錠に差し込むだけで
警報が発せられ、自動車やその中の備品などの盗難を防
止できるのみならず、シリンダ錠が無理に開錠操作され
て破壊されることも防止できる。
アシリンダ錠のキー差し込み口にドアキー或いはその他
のものが挿入されたことを検出するセンサと警報器を駆
動させる信号を出力する警報器駆動手段とを備えるの
で、泥棒がドアキーなどをシリンダ錠に差し込むだけで
警報が発せられ、自動車やその中の備品などの盗難を防
止できるのみならず、シリンダ錠が無理に開錠操作され
て破壊されることも防止できる。
しかも、上記センサがキー差し込み口を間に挟んで配
置される発光素子と受光素子とを備え、受光素子の出力
変化によりキー差し込み口へのドアキーその他のものの
差し込みを検出するので、ドアキーその他のものの磁性
の有無ないし強弱に関係なくその差し込みを検出するこ
とができる上、透明のものであってもキー差し込み口へ
の差し込みを検出することができる。
置される発光素子と受光素子とを備え、受光素子の出力
変化によりキー差し込み口へのドアキーその他のものの
差し込みを検出するので、ドアキーその他のものの磁性
の有無ないし強弱に関係なくその差し込みを検出するこ
とができる上、透明のものであってもキー差し込み口へ
の差し込みを検出することができる。
又、上記センサーの発光素子と受光素子がシリンダ錠
に形成した貫通孔内に配置されるので、シリンダ錠を大
型にする必要はなく、ユーザーがこのセンサを有しない
シリンダ錠と本発明のシリンダ錠とを簡単に交換できる
ようになる。
に形成した貫通孔内に配置されるので、シリンダ錠を大
型にする必要はなく、ユーザーがこのセンサを有しない
シリンダ錠と本発明のシリンダ錠とを簡単に交換できる
ようになる。
更に、重量のあるマグネット及びコイルに比べて著し
く軽量な発光素子と受光素子とを付加するだけでよいの
でほとんど自動車の軽量化の防げとはならない。
く軽量な発光素子と受光素子とを付加するだけでよいの
でほとんど自動車の軽量化の防げとはならない。
第1図は本発明に係る自動車盗難防止システムの一実施
例を示すドアシリンダ錠の斜視図、第2図はそのドアシ
リンダ錠の断面図、第3図は他の実施例を示すドアシリ
ンダ錠の断面図、第4図はその実施例のブロック図、第
5図は他の自動車盗難防止システムを示すブロック図、
第6図は更に他の自動車盗難防止システムを示すブロッ
ク図である。 1……外シリンダ、2……内シリンダ、6……センサ、
9……制御手段、12……警報器駆動手段、14……警報
器、100……ドアシリンダ錠、200……ドアキー。
例を示すドアシリンダ錠の斜視図、第2図はそのドアシ
リンダ錠の断面図、第3図は他の実施例を示すドアシリ
ンダ錠の断面図、第4図はその実施例のブロック図、第
5図は他の自動車盗難防止システムを示すブロック図、
第6図は更に他の自動車盗難防止システムを示すブロッ
ク図である。 1……外シリンダ、2……内シリンダ、6……センサ、
9……制御手段、12……警報器駆動手段、14……警報
器、100……ドアシリンダ錠、200……ドアキー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−99240(JP,A) 特開 昭62−289454(JP,A) 特開 昭62−221952(JP,A) 実開 昭61−111863(JP,U) 実開 昭59−174681(JP,U) 実開 昭61−155255(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 25/10 G08B 15/00 G08B 21/00 E05B 65/20 E05B 45/08
Claims (1)
- 【請求項1】外シリンダと、キー差し込み口を形成した
内シリンダとを有するドアシリンダ錠が自動車に設けら
れ、上記キー差し込み口にドアキー或いはその他のもの
が挿入されたことを検出するセンサと、このセンサが、
キー差し込み口にドアキー或いはその他のものが挿入さ
れたことを検出したときに、警報を発する警報器とを備
える自動車盗難防止システムにおいて、 上記の外シリンダと内シリンダとにわたってキー差し込
み口に交差する貫通孔が形成され、上記センサがこの貫
通孔を構成する外シリンダ内の孔に配置された光センサ
を備えることを特徴とする自動車盗難防止システム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15378188A JP2814083B2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 自動車盗難防止システム |
US07/240,670 US4983950A (en) | 1988-06-21 | 1988-09-06 | Car theft proofing system |
GB8821904A GB2220027A (en) | 1988-06-21 | 1988-09-19 | Car theft proofing system |
KR1019880012313A KR910006825B1 (ko) | 1988-06-21 | 1988-09-23 | 자동차 도난방지시스템 |
GB8829295A GB2220028A (en) | 1988-06-21 | 1988-12-15 | Car theft proofing system |
DE19893909768 DE3909768C2 (de) | 1988-06-21 | 1989-03-23 | Diebstahlsicherungssystem für Fahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15378188A JP2814083B2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 自動車盗難防止システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH023562A JPH023562A (ja) | 1990-01-09 |
JP2814083B2 true JP2814083B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=15570000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15378188A Expired - Fee Related JP2814083B2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 自動車盗難防止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814083B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102121329B (zh) * | 2010-09-20 | 2013-01-16 | 张金秋 | 码条式光电开关弹子防盗锁锁头 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0611256Y2 (ja) * | 1984-12-26 | 1994-03-23 | 株式会社ユ−シン | 自動車用盗難防止装置 |
JPS6299240A (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-08 | Hino Motors Ltd | 自動車の盗難警報装置 |
JPS62289454A (ja) * | 1987-03-09 | 1987-12-16 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 車両用盗難防止装置 |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP15378188A patent/JP2814083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023562A (ja) | 1990-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |