JP3583976B2 - セキュリティシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不審者を監視する監視装置を備え、且つドアに取り付けられた鍵本体の施錠・開錠を、鍵以外にリモコン等で行うことができるセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車泥棒や車上狙いから自動車を守るために、複数のセンサで異常を検知し、異常が検知されると、音や光等で不審者を威嚇するとともに、持主に異常を通報する自動車用の盗難防止装置が開発され、販売されている。
この様な盗難防止装置では、通常、監視動作の警戒設定や警戒解除を、制御信号を重畳した赤外線や微弱電波を発射するリモコンにより行っている。
一方、自動車のドアの施錠・開錠を、鍵以外にキーレスエントリー用のドアリモコンで遠隔操作できる様にした電気式ドアロックシステムを装着した自動車が増えてきている。
【0003】
この様な電気式ドアロックシステムを装着した自動車に、上記の盗難防止装置を組み付けると、二種類のリモコンを携帯する必要があり面倒である。
そこで、本発明者らは、ドアが施錠状態に有ると監視動作の警戒設定を行い、ドアがドアリモコンや鍵で開錠されて開錠状態になると警戒設定を解除して、ドアの施錠・開錠を行うドアリモコンで、警戒設定・警戒解除を行える様に盗難防止装置の改造を行った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、自動車泥棒や車上狙いがセンサに探知されない様にして、合鍵、針金、特殊工具等でドアを開錠すると、盗難防止装置の警戒設定が解除されてしまうので、乗り逃げされたり、車内に置いて有る物品が持ち去られてしまう。
【0005】
本発明の目的は、ドアの施錠・開錠を行うリモコンを利用して、不審な行為を監視する監視装置の、警戒設定(警戒の維持も含む)と警戒解除とを行うことができるセキュリティシステムの提供にある。
【000
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、下記の構成を採用した。
)ドアに取り付けられるとともに、鍵穴に差し込んだ鍵の操作またはリモコン操作により施錠・開錠が可能な鍵本体と、該鍵本体の施錠・開錠を行うドアロックアクチュエータを駆動するモータと、前記ドアロックアクチュエータに取り付けられ、前記鍵本体が施錠すると接点が“開”になり、開錠すると接点が“閉”になる状態確認スイッチと、前記鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するための施錠・開錠信号を出すリモコンと、前記状態確認スイッチの接点の開閉状態や入力される前記施錠・開錠信号に基づいて前記モータを制御するモータ制御器と、不審な行為を検知するセンサと異常を報知する報知手段とを有し、警戒設定が成されると監視動作を実施する監視装置とを備え、前記ドアの鍵本体が施錠された状態で前記鍵を鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、前記鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わり、前記モータ制御器が前記モータに開錠電流を流し、前記ドアの鍵本体が施錠された状態で前記リモコンから前記開錠信号を出した場合には、前記モータ制御器が前記モータに開錠電流を流して前記鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わるセキュリティシステムであって、前記鍵穴に差し込んだ鍵の操作で前記鍵本体が開錠されたか、前記リモコンによる操作で前記鍵本体が開錠されたかの判別を、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わってから前記モータに開錠電流が流れたか、前記モータに開錠電流が流れてから前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わったかの作動の違いにより行う開錠操作判別手段を設け、前記リモコンによる操作で前記鍵本体が開錠されたと前記開錠操作判別手段が判別した場合に限り、監視動作中の前記監視装置の警戒設定を解除することを特徴とする。
【000
)自動車の複数のドアに取り付けられるとともに、リモコン操作または運転席側のドアの鍵穴に差し込んだ鍵の操作により施錠・開錠が可能な複数の鍵本体と、各鍵本体の施錠・開錠を行う各ドアロックアクチュエータを駆動する複数のモータと、前記運転席側のドアの施錠・開錠を行うドアロックアクチュエータに取り付けられ、前記運転席側のドアの鍵本体が施錠すると接点が“開”になり、開錠すると接点が“閉”になる状態確認スイッチと、全ての鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するための施錠・開錠信号を出すリモコンと、前記状態確認スイッチの開閉状態や入力される前記施錠・開錠信号に基づいて全てのモータを制御するモータ制御器と、不審な行為を検知するセンサと異常を報知する報知手段とを有し、警戒設定が成されると監視動作を実施する監視装置とを備え、前記運転席側のドアの鍵本体が施錠された状態で前記鍵を前記運転席側のドアの鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、前記運転席側のドアの鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わり、前記モータ制御器が全てのモータに開錠電流を流し、前記運転席側のドアの鍵本体が施錠された状態で前記リモコンから前記開錠信号を出した場合には、前記モータ制御器が全てのモータに開錠電流を流して全ての鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わるセキュリティシステムであって前記運転席側のドアに取り付けられた鍵本体の鍵穴に差し込んだ鍵の操作で前記鍵本体が開錠されたか、前記リモコンによる操作で前記運転席側のドアに取り付けられた前記鍵本体が開錠されたかの判別を、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わってから前記モータに開錠電流が流れたか、前記モータに開錠電流が流れてから前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わったかの作動の違いにより行う開錠操作判別手段を設け、全ての鍵本体が施錠されている状態で、前記リモコンによる操作で前記運転席側のドアに取り付けられた鍵本体が開錠されたと前記開錠操作判別手段が判別した場合に限り、監視動作中の前記監視装置の警戒設定を解除することを特徴とする。
【000
【作用および発明の効果】
(請求項1)
監視装置は、不審な行為を検知するセンサと異常を報知する報知手段とを有し、ドアの鍵本体が施錠された状態では警戒設定されて監視動作を実施している。
ドアの鍵本体が施錠された状態において、鍵を鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、鍵本体が開錠され、状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わり、状態確認スイッチの接点が“閉”であることをモータ制御器が検知してモータに開錠電流を流す。
【000
また、ドアの鍵本体が施錠された状態において、リモコンから開錠信号をモータ制御器に出した場合には、モータ制御器がモータに開錠電流を流すので鍵本体が開錠され、状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わる。
【0010
開錠操作判別手段は、鍵穴に差し込んだ鍵の操作で鍵本体が開錠されたか、リモコンの開錠信号により鍵本体が開錠されたかを、以下に示す作動の違いによって判別しているので、鍵の操作で鍵本体が開錠されたか、リモコンの操作で鍵本体が開錠されたかを正確に判別することができる。
【0011
鍵を鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わってからモータに開錠電流が流れる。
リモコンによる操作で鍵本体を開錠する場合には、モータに開錠電流が流れてから状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わる。
【0012
リモコンによる操作で鍵本体が開錠されたと開錠操作判別手段が判別した場合には監視動作中の監視装置の警戒設定を解除し、鍵の操作で鍵本体が開錠されたと判別された場合には警戒設定を維持する。
【0013
これにより、自動車泥棒や車上狙いが、合鍵、針金、特殊工具等でドアを開錠した場合には、監視装置の警戒設定が解除されないので、不審な行為がセンサに検知されて報知手段が異常を報知することができ、自動車の乗り逃げや、車内に置いて有る物品の持ち去りを未然に防ぐことができる。
【0014
なお、自動車泥棒や車上狙いがリモコンを持っていることはまず無いので、リモコンによる開錠行為であると開錠操作判別手段が判別した場合には、監視動作中の監視装置の警戒設定を解除しても問題がない。
セキュリティシステムは、鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するためのリモコンで、不審な行為を監視する監視装置の、警戒設定と警戒解除とを行う構成であるのでリモコンを一つ持てば良く便利である。
【0015
(請求項
監視装置は、不審な行為を検知するセンサと異常を報知する報知手段とを有し、全てのドアの鍵本体が施錠された状態では警戒設定されて監視動作を実施している。
運転席側のドアの鍵本体が施錠された状態において、リモコンから開錠信号をモータ制御器に出した場合には、モータ制御器が全てのモータに開錠電流を流すので、全てのドアに取り付けられた鍵本体が開錠され、状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わる。
【0016
また、運転席側のドアの鍵本体が施錠された状態において、鍵を運転席側のドアの鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、運転席側の鍵本体が開錠され、状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わり、状態確認スイッチの接点が“閉”であることをモータ制御器が検知して全てのモータに開錠電流を流す。
【0017
開錠操作判別手段は、運転席側のドアの鍵穴に差し込んだ鍵の操作で運転席側のドアの鍵本体が開錠されたか、リモコンの開錠信号により鍵本体が開錠されたかを、以下に示す作動の違いによって判別する。
鍵の操作で運転席側のドアの鍵本体を開錠した場合には、状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わってから全てのモータに開錠電流が流れる。
リモコンが出す開錠信号により特定のドアの鍵本体が開錠された場合には、全てのモータに開錠電流が流れてから状態確認スイッチの接点が“閉”に切り替わる。
【0018
全ての鍵本体が施錠されている状態で、リモコンによる操作で運転席側のドアに取り付けられた鍵本体が開錠されたと判別された場合に限り、監視動作中の監視装置の警戒設定を解除する。
つまり、全ての鍵本体が施錠されている状態で、リモコンの開錠信号によって運転席側のドアの鍵本体が開錠されたと判別された場合には監視動作中の監視装置の警戒設定を解除する。また、鍵の操作で、運転席側のドアの鍵本体または他のドアの鍵本体が開錠されたと判別された場合には警戒設定を維持する。
【0019
これにより、自動車泥棒や車上狙いが、合鍵、針金、特殊工具等でドアを開錠した場合には、監視装置の警戒設定が解除されないので、不審な行為がセンサに検知されて報知手段が異常を報知することができ、自動車の乗り逃げや、車内に置いて有る物品の持ち去りを未然に防ぐことができる。
【0020
なお、自動車泥棒や車上狙いがリモコンを持っていることはまず無いので、リモコンによる開錠行為であると開錠操作判別手段が判別した場合には、監視動作中の監視装置の警戒設定を解除しても問題がない。
セキュリティシステムは、鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するためのリモコンで、不審な行為を監視する監視装置の、警戒設定と警戒解除とを行う構成であるのでリモコンを一つ持てば良く便利である。
【0021
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例(請求項1、2に対応)を図1および図2に基づいて説明する。
図2に示す様に、セキュリティシステムAは、鍵本体1、2と、状態確認スイッチ3と、ドアロックアクチュエータ41〜44を駆動するモータ51〜54と、モータ51〜54を制御する制御器6と、ドアの施錠・開錠を離れた所から行うリモコン7と、監視装置8とを備える。
【0022
鍵本体1は、鍵穴11を有し、運転席側のドアに取り付けられている。また、鍵本体2は、鍵穴21を有し、助手席側のドアに取り付けられている。また、他の二つの鍵本体は、後部座席側(左右)に取り付けられており、鍵穴が無い。
【0023
状態確認スイッチ3は、モータ51のドアロックアクチュエータ41に取り付けられており、運転席側のドアの鍵本体1が施錠すると接点が“開”になり、開錠すると接点が“閉”になる。
【0024
ドアロックアクチュエータ41は、モータ51により駆動され、運転席側のドアの鍵本体1(鍵穴有)の施錠・開錠を行う。
ドアロックアクチュエータ42は、モータ52により駆動され、助手席側のドアの鍵本体2(鍵穴有)の施錠・開錠を行う。
ドアロックアクチュエータ43、44は、モータ53、54により駆動され、後部座席側のドアの鍵本体(鍵穴無)の施錠・開錠を行う。
【0025
モータ51〜54は、全て直流モータであり、一方端がリレー回路61のロック線611に接続され、他方端がリレー回路61のアンロック線612に接続されている。
制御器6は、ロック用リレー613、アンロック用リレー614を駆動するリレー回路61と、状態確認スイッチ3の接点の状態を検知する状態検知回路62と、リモコン7から発射される微弱電波を受信して施錠・開錠信号を復調するレシーバ63とを有する。
【0026
リレー回路61は、ロック用リレー613、アンロック用リレー614、およびリレー駆動用のトランジスタ615、616等を有し、状態検知回路62やレシーバ63からの信号の種別に応じて、ロック用リレー613またはアンロック用リレー614を励磁する。
【0027
状態検知回路62やレシーバ63からロック用リレー613を励磁する種別の信号がリレー回路61に入力されると、ロック用リレー613を駆動するトランジスタ615が導通状態になってロック用リレー613のリレー接点がオン側に切り替わり、ロック線611にバッテリ電圧(+)が印加され、ドアロックアクチュエータ41〜44が開錠位置に来る迄、モータ51〜54が正方向に回転する。
【0028
また、状態検知回路62やレシーバ63からアンロック用リレー614を励磁する種別の信号がリレー回路61に入力されると、アンロック用リレー614を駆動するトランジスタ616が導通状態になってアンロック用リレー614のリレー接点がオン側に切り替わり、アンロック線612にバッテリ電圧(+)が印加され、ドアロックアクチュエータ41〜44が施錠位置に来る迄、モータ51〜54が逆方向に回転する。
【0029
リモコン7は、搬送波(400MHz帯、1mW)を発振する発振回路、施錠・開錠信号を出すための押しボタンスイッチ71、72、搬送波を施錠・開錠信号で変調する変調回路、押しボタンスイッチ71、72に対応して光るLED73、74等を有する。
そして、押しボタンスイッチ71、72を押圧すると、リモコン7から施錠・開錠信号が重畳された微弱電波が発射され、数m〜数十m離れたレシーバ63に届く。
【0030
監視装置8は、判別回路81と監視回路82とを有する。
判別回路81は、鍵穴11に差し込んだ鍵10の操作によって鍵本体1が開錠したか、リモコン7の操作によって鍵本体1が開錠したかを判別する回路である。
監視回路82には、ショックセンサ、電流センサ、傾斜センサ、ドアスイッチセンサ、およびIGセンサからの各センサ信号が入力され、監視動作中に異常を検知すると、外付けされるヘッドライト、サイレン、ブザー、および合成音声発声回路等の報知器を駆動するリレーに報知出力が出力される。
【0031
ショックセンサ、電流センサ、傾斜センサ、ドアスイッチセンサ、およびIGセンサは、自動車泥棒や車上狙いが、合鍵、針金、特殊工具等でドアを開錠しようとする行為や、クレーン車等で自動車を盗もうとする行為を検知するセンサである。
【0032
つぎに、使用者が自動車から降りた時のセキュリティシステムAの監視装置8の作動を図1に基づいて説明する。
ステップs1で、状態確認スイッチ3の接点が閉状態であるか否かを判別し、接点が閉状態である場合(開錠状態;YES)には待機する。
ロックピンを下げてドアを閉めるか、リモコン7や鍵10の操作によってドアの鍵本体1が施錠して、状態確認スイッチ3の接点が開状態になった場合(施錠状態;NO)にはステップs2に進む。
【0033
ステップs2で、監視装置8を警戒設定にし、監視動作を開始する。なお、ステップs2→ステップs3でNO→ステップs4でNO→ステップs6でNO→ステップs2を繰り返して監視動作が継続される。
ステップs3で、異常が検知されたか否かを判別し、検知されない場合(NO)にはステップs4に進み、異常が検知された場合(YES)にはステップs8に進む。
【0034
ステップs4において、リモコン7の操作で鍵本体1を開錠したか否かを判別する。 リモコン7の押しボタンスイッチ71を押圧操作してリモコン7から開錠信号を重畳した微弱電波を出した場合(ステップs4でYES)には、レシーバ63が微弱電波を受信して施錠信号を復調し、リレー回路61にアンロック信号を送出する。
アンロック信号がトランジスタ616を導通状態にしてアンロック用リレー614が作動状態になり、リレー接点がオン側に切り替わり、アンロック線612にバッテリ電圧(+)が印加され、ドアロックアクチュエータ41〜44が施錠位置に来る迄、モータ51〜54が逆方向に回転し、状態確認スイッチ3が閉状態に切り替わる。ステップs5において、監視動作中の監視装置8の警戒設定を解除する。
【0035
鍵穴11に鍵10を差し込んで開錠操作した場合(ステップs4でNO)には、ロックアクチュエータ41が開錠位置に駆動されて状態確認スイッチ3が閉状態に切り替わり、状態検知回路62が状態確認スイッチ3の接点が閉状態に切り替わったことを検知してリレー回路61にアンロック信号を送出する。
アンロック用リレー614を駆動するトランジスタ616が導通状態になってアンロック用リレー614のリレー接点がオン側に切り替わり、アンロック線612にバッテリ電圧(+)が印加され、ドアロックアクチュエータ41〜44が施錠位置に来る迄、モータ51〜54が逆方向に回転する。
【0036
ステップs6で、アンロック線612の電圧が変化する状態や、状態確認スイッチ3の接点が切り替わる状態が起きたか否かを判別し、起きた場合(YES)にはステップs7に進み、起きていない場合(NO)にはステップs2に戻る。
ステップs7で、異常が検知されたか否かを判別し、検知されない場合(NO)には警戒設定を維持した状態で待機し、異常が検知された場合(YES)にはステップs8に進む。
【0037
ステップs8で、報知器を駆動する各リレーに報知出力を出力して、ヘッドライトを点滅させたり、サイレンを鳴らしたり、ブザーを鳴らしたり、または合成音声発声回路で威嚇用の音声を発したりする等の威嚇動作を実施する。
【0038
本実施例のセキュリティシステムAは、以下の利点を有する。
[ア]セキュリティシステムAは、全ての鍵本体が施錠されている状態で、リモコン7の開錠信号によって運転席側のドアの鍵本体1が開錠されたと判別された場合には監視動作中の監視装置8の警戒設定を解除し、他の場合には、警戒設定を維持する構成である。
【0039
このため、自動車泥棒や車上狙いが、合鍵、針金、特殊工具等で運転席側のドア等を開錠した場合には、監視装置8の警戒設定が解除されないので、不審な行為がセンサに検知されて各報知器が異常を報知することができ、自動車の乗り逃げや、車内に置いて有る物品の持ち去りを未然に防ぐことができる。
【0040
なお、自動車泥棒や車上狙いがリモコン7を持っていることはまず無いので、リモコン7による開錠行為であると判別した場合には、監視動作中の監視装置8の警戒設定を解除しても問題がない。
【0041
[イ]セキュリティシステムAは、鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するためのリモコン7で、不審な行為を監視する監視装置8の、警戒設定と警戒解除とを行う構成であるので二個のリモコンを携帯する必要がない。
つまり、使用者は、リモコン7を一つ持つだけで良いので使い勝手が良い。
また、警戒設定を行ったり解除したりするリモコンを製品に付ける必要がないので製造コストを下げることができる。
【0042
本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
アは、自動車のドア以外に、事務所や研究所等のドア、またはガレージのシャッター等でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用者が自動車から降りた時のセキュリティシステムの監視装置の作動を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例に係るセキュリティシステムの説明図である。
【符号の説明】
A セキュリティシステム
1 鍵本体
3 状態確認スイッチ
6 モータ制御器
7 リモコン
8 監視装置
10 鍵
11 鍵穴
51〜54 モー
81 判別回路(開錠操作判別手段)

Claims (2)

  1. ドアに取り付けられるとともに、鍵穴に差し込んだ鍵の操作またはリモコン操作により施錠・開錠が可能な鍵本体と、
    該鍵本体の施錠・開錠を行うドアロックアクチュエータを駆動するモータと、
    前記ドアロックアクチュエータに取り付けられ、前記鍵本体が施錠すると接点が“開”になり、開錠すると接点が“閉”になる状態確認スイッチと、
    前記鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するための施錠・開錠信号を出すリモコンと、
    前記状態確認スイッチの接点の開閉状態や入力される前記施錠・開錠信号に基づいて前記モータを制御するモータ制御器と、
    不審な行為を検知するセンサと異常を報知する報知手段とを有し、警戒設定が成されると監視動作を実施する監視装置とを備え、
    前記ドアの鍵本体が施錠された状態で前記鍵を鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、前記鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わり、前記モータ制御器が前記モータに開錠電流を流し、
    前記ドアの鍵本体が施錠された状態で前記リモコンから前記開錠信号を出した場合には、前記モータ制御器が前記モータに開錠電流を流して前記鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わるセキュリティシステムであって
    前記鍵穴に差し込んだ鍵の操作で前記鍵本体が開錠されたか、前記リモコンによる操作で前記鍵本体が開錠されたかの判別を、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わってから前記モータに開錠電流が流れたか、前記モータに開錠電流が流れてから前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わったかの作動の違いにより行う開錠操作判別手段を設け、
    前記リモコンによる操作で前記鍵本体が開錠されたと前記開錠操作判別手段が判別した場合に限り、監視動作中の前記監視装置の警戒設定を解除することを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 自動車の複数のドアに取り付けられるとともに、リモコン操作または運転席側のドアの鍵穴に差し込んだ鍵の操作により施錠・開錠が可能な複数の鍵本体と、
    各鍵本体の施錠・開錠を行う各ドアロックアクチュエータを駆動する複数のモータと、
    前記運転席側のドアの施錠・開錠を行うドアロックアクチュエータに取り付けられ、前記運転席側のドアの鍵本体が施錠すると接点が“開”になり、開錠すると接点が“閉”になる状態確認スイッチと、
    全ての鍵本体を遠隔操作で施錠・開錠するための施錠・開錠信号を出すリモコンと、
    前記状態確認スイッチの開閉状態や入力される前記施錠・開錠信号に基づいて全てのモータを制御するモータ制御器と、
    不審な行為を検知するセンサと異常を報知する報知手段とを有し、警戒設定が成されると監視動作を実施する監視装置とを備え、
    前記運転席側のドアの鍵本体が施錠された状態で前記鍵を前記運転席側のドアの鍵穴に差し込んで手動で開錠操作を行った場合には、前記運転席側のドアの鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わり、前記モータ制御器が全てのモータに開錠電流を流し、
    前記運転席側のドアの鍵本体が施錠された状態で前記リモコンから前記開錠信号を出した場合には、前記モータ制御器が全てのモータに開錠電流を流して全ての鍵本体が開錠され、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わるセキュリティシステムであって
    前記運転席側のドアに取り付けられた鍵本体の鍵穴に差し込んだ鍵の操作で前記鍵本体が開錠されたか、前記リモコンによる操作で前記運転席側のドアに取り付けられた前記鍵本体が開錠されたかの判別を、前記状態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わってから前記モータに開錠電流が流れたか、前記モータに開錠電流が流れてから前記状 態確認スイッチの接点が“開”から“閉”に切り替わったかの作動の違いにより行う開錠操作判別手段を設け、
    全ての鍵本体が施錠されている状態で、前記リモコンによる操作で前記運転席側のドアに取り付けられた鍵本体が開錠されたと前記開錠操作判別手段が判別した場合に限り、監視動作中の前記監視装置の警戒設定を解除することを特徴とするセキュリティシステム。
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