JP3859824B2 - 自動車盗難防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転者等が離れた無人状態の自動車の盗難を阻止する自動車盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
運転者が離れて無人状態となった自動車が、運転者以外の他人に運転されてしまう、すなわちその自動車が盗難に遭ってしまうことを防止する盗難防止装置は、従来より種々案出されている。
【0003】
例えば、その自動車のイグニッションキー以外の手段で自動車のエンジンを始動しようとすると、ホーンやサイレンなどの警報を発したり、照明を点滅させるなど、外部からその自動車が異常の状態であることを示す装置や、運転者がその自動車の所有者であることを示す暗証番号などを所持するとともに、その暗証番号の識別を行う装置を自動車に備え付け、自動車に対してその暗証番号を使用しない際には、上記のような警報などを発する装置、自動車内に超音波センサなどを設置して車内への侵入者を監視し、侵入者がある場合に警報などを発する装置などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の盗難防止装置では、警報や照明の点滅にて、その自動車が異常であることを外部に知らせるのみであり、自動車の運転は行うことが可能であることから、窃盗犯など侵入者は、これら警報などを無視できれば盗み取ることが可能であり、すなわち盗難を阻止することが出来ないという問題があった。
【0005】
また、上記盗難防止装置が作動状態となって放置された場合には、警報が周囲に対して騒音となり問題となるおそれがある。
【0006】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、自動車が盗難され、その自動車に侵入した者が運転しようとすると、その運転行為を容易に行えないようにする自動車盗難防止装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の自動車盗難防止装置は、運転者が離れた無人状態の自動車の盗難を阻止する自動車盗難防止装置において、
前記自動車1内における運転席1aからの視界範囲内に配設されて固定され、該運転席1aに着席する前記運転者以外の他人の顔面の方向に対して閃光を発し、該他人を眩目状態とする閃光発生手段7を備えることを特徴としている。
【0008】
また、この発明の自動車盗難防止装置は、運転者が離れた無人状態の自動車1の盗難を阻止する自動車盗難防止装置において、
前記自動車1に設けられ、該自動車1に対する外的な負荷を検知する検知手段と、
前記運転者が所持し、前記検知手段の動作の開始及び動作の解除を行うための信号を送信する送信手段9と、
前記自動車1内における運転席1aからの視界範囲内に配設されて固定され、前記検知手段が外的な負荷を検知すると、前記運転席1aに着席する前記送信手段9を所持しない前記運転者以外の他人の顔面の方向に対して閃光を発し、該他人を眩目状態とする閃光発生手段7と、
を具備することを特徴としている。
【0009】
このような構成により、自動車1に対して盗難行為を働き、運転席1aに乗り込むと、ストロボ放電管などの閃光発生手段7が、運転席1aに着席した他人である盗難犯の顔面の方向に対してその視界内にて閃光を発し、これにより、盗難犯は眩目状態となり、その自動車1の運転を行うことに対して断念し、すなわち盗難が阻止されることとなる。
【0010】
なお、前記送信手段9は、前記運転者の住居用の施錠装置に対する施錠およびまたは解錠を行うキーと兼用されていることとしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本実施の形態の自動車盗難防止装置は、検知手段と、閃光発生手段7と、送信手段9とで大略構成されている。
【0012】
検知手段は、自動車1における外部から視認不可能な位置に設けられ、この自動車1の様々な状態、すなわち外的な負荷に対して検知を行う負荷検知センサと、この自動車1の運転者を識別する識別センサ2とで構成されている。
【0013】
負荷検知センサは、本実施の形態では、自動車1における複数の箇所に配設されており、例えば、自動車ドア2に配設されている施錠装置3に備えられる施解錠センサや、ドア2やトランクの開閉状態を監視する扉センサ、車体の傾きや動きなどを検出する振動センサや、自動車1の窓ガラス4に設けられてガラスの割れを検出するセンサなどで構成されている。
【0014】
また、識別センサ5は、図2に示すように、運転席1a側のドア2における窓ガラス4の車内面側に配設されるアンテナコイルよりなるセンサより構成され、後述する送信手段9の信号を受信するようになっている。
なお、この識別センサ5の近傍には、上記負荷検知センサが動作中であることを表示するLEDなどよりなる表示灯6が備えられており、車外より視認できるようになっている。
【0015】
次に、閃光発生手段は、ストロボ放電管7などの光度の高い放電管よりなり、自動車1内における運転席1aからの視界範囲内に配設され、本実施の形態では、図3に示すように、車内の運転席1aにおけるダッシュボード8上などに配設されている。
【0016】
なお、このストロボ放電管7は、容易に取り外されないよう固定されており、明滅発光する方向が運転席1aに着席する運転者の顔面の方向となるよう設定されている。
【0017】
また、送信手段としてのIDキー9は、本実施の形態では、図2に示すように、運転者の所持するイグニッションキー10に付属されるように取り付けられる小型なキーホルダー状に形成されており、その自動車1の運転者であることを示すID番号などのID情報が記憶され、そのID番号を信号として送出する構成となっている。
【0018】
そして、上述した負荷検知センサ及び識別センサ5と、ストロボ放電管7とは、制御回路(図示せず)に接続されている。
【0019】
この制御回路は、車載バッテリーを電源とし駆動するようになっており、各センサの発する信号が入力され、その動作状態を監視するとともに、本実施の形態では、エンジンの始動に用いられるスタータモータと、このスタータモータに電源を供給するバッテリーとの間に接続され、スタータモータへの電源の供給の制御を行い、また、ストロボ放電管7の閃光発光の制御を行うようになっている。
【0020】
また、この制御回路には、ID番号などのID情報が記憶されているとともに、このID番号と、IDキー9より送信されるID番号とを比較照合する演算手段が備えられており、このIDキー9により、この制御回路に接続される各センサの動作の開始及び解除が行われるようになっている。
【0021】
次に、自動車盗難防止装置の動作を説明する。
【0022】
まず、運転者が自動車1から離れる際には、その自動車1のイグニッションキー10により自動車1の電源をオフとし、そのキー10を抜脱して車外に出てドアロックを行った後に、IDキー9を識別センサ5に近接させる。
【0023】
識別センサ5に、IDキー9が近接されると、このIDキー9のID情報が識別センサ5へ送信され、このID信号と、ドアロックが行われたことを示す信号すなわち施解錠センサによる信号により制御回路は負荷検知センサの動作を開始させ、自動車1の各部の監視を開始することとなる。
【0024】
負荷検知センサが動作を開始すると、制御回路は、負荷検知センサの各センサ及び識別センサ5からの入力待ちの状態となり、表示灯6が点灯若しくは点滅を開始し、すなわちこの状態で、盗難防止装置が稼働中となる。
【0025】
そして、この盗難防止装置稼働中に、自動車1が盗難等の被害に遭ってしまった場合、すなわち、運転者以外の他人がドア2を開放しようとドア2の施錠装置3を破壊しようとしたり、自動車1自体を揺らしたり、窓ガラスを割る行為を行ったりなどして、自動車1に対して外的な負荷を加えると、負荷検知センサの各センサがその外的な負荷を検知し、制御回路にそれら信号が送出される。なおドア2の施錠装置3に対して合鍵を用いても施解錠センサはそれを検知し、外的な負荷として制御回路に信号が送出される。
【0026】
制御回路は、各負荷検知センサからの負荷を検知した信号が入力されると、ストロボ放電管7を点滅発光させる。
【0027】
この状態で、自動車1の盗難犯が車内に侵入して、運転席に着席し、運転を行おうとしても、着席した状態での顔面に向けてストロボ放電管7が閃光を放っていることから、盗難犯が眩目状態となる。
【0028】
これにより、犯人は運転行為を行いそれを続けようとすることを断念することとなり、自動車1は盗難を阻止されることとなる。
【0029】
また、上記盗難防止装置の各センサ稼働中に、IDキー9を識別センサ5に近接させることで、制御回路は上記のようにストロボ放電管7を発光させず、制御回路はタイマーを始動させる。
【0030】
このタイマーは、ドアロックの解除の待機時間を監視しており、このタイマーによる所定時間内に、ドアロックが解除されれば、そのIDキー9を使用した者が、自動車1を使用する運転者であると判断され、制御回路は、負荷検知センサの動作を解除し、運転者は自動車1内に乗り込め、運転を行うことが可能となる。
【0031】
なお、タイマーによる所定時間内にドアロックが解除されない場合は、制御回路がそれを異常と判断し、上記したようにストロボ放電管7が閃光を放つこととなる。
【0032】
また、ストロボ放電管7発光時には、IDキー9によるID情報の入力待ち状態となるよう制御回路が働くこととされ、ここでIDキー9によるID情報の送信を識別センサ5へ行うことで、ストロボ放電管7は発光が停止となり、上記タイマーが始動し、ドアロックの解除を待機するようになり、このドアロックの解除が所定時間内にあれば、制御回路は負荷検知センサの動作を解除し、ドアロックの解除が無ければストロボ放電管7が再び発光を開始する。
【0033】
さらに、上記盗難防止装置の各センサの稼働中に、IDキー9による識別センサ5へのID情報の送信を行わずに、ドアロックを解除しようとすると、施解錠センサはそれを検知し、制御回路はストロボ放電管7の発光を行うこととなり、上記したように、IDキー9によるID情報の送信を待機することとなる。
【0034】
従ってこのように構成された盗難防止装置によれば、自動車1に対して何らかの外的な負荷が加わると、検知センサがそれを検知して自動車1内の運転席1aにてストロボ放電管7を発光させることとなることから、自動車1の盗難犯が車内に侵入して、運転席1aに着席し、運転を行おうとしても、着席した状態での盗難犯の顔面に向けてストロボ放電管7が発光されることとなり、盗難犯は眩目状態となり、これにより、犯人は運転行為を行いそれを続けようとすることを断念することとなり、自動車1は盗難を阻止されることとなる。
【0035】
また、自動車1を運転する運転者は、IDキー9を用いることから、その自動車1の検知センサは動作せず、これにより、通常通り、運転を行うことが可能となるものである。
【0036】
なお、上述した実施の形態では、運転者が車外に出て、ドアロックを行い、IDキー9にてID情報を識別センサ5に送出させることで、各検知センサが動作を開始する構成とした例について述べたが、ドアロックを行う行為のみで、上記した制御回路が負荷検知センサを動作させる構成としてもよく、また、運転者がイグニッションキー10を抜脱することで上記した制御回路が負荷検知センサを動作させる構成としてもよい。この場合は、運転者が運転席1aから車外に出る時間が必要となることから、制御回路に備えられるタイマーを働かせ、所定の時間の経過後に負荷検知センサの動作が開始となる構成とすればよい。
【0037】
また、上述した実施の形態では、ストロボ放電管7よりなる閃光発生手段の発光にて盗難の防止を行う構成とした例としたが、この閃光発生手段は、ストロボ放電管に限ることはなく、フラッシュ球などの電球など、閃光を放ち、好ましくは明滅を繰り返して、眩目状態を起こすものであればよく、また、このストロボ放電管の発光以外に、赤色回転灯や警報装置等を併設させ、これら赤色回転灯による発光や、警報装置による警告音の発生を同時に行うように構成してもよく、これによれば、盗難の防止についての相乗効果を得ることが可能となり、かつ、この異常状態を外部に知らせることが可能となる。
【0038】
また、上述した実施の形態では、閃光発生手段であるストロボ放電管7の位置をダッシュボード8上とした例について述べたが、この位置に限ることはなく、運転席1aからの視界範囲内に配置されればどの位置でもよく、また複数設けることとしてもよく、例えば、ハンドルの中央部分や、計器パネル内、フロントガラスの窓枠室内面、同フロントガラスの天井近傍の上縁部等とし、閃光を発する方向を運転席に着席する人の顔面の方向とすればよい。
【0039】
さらに、上述した実施の形態では、IDキー9について、その具体的な構成について述べていないが、このIDキー9は、トランスポンダにて構成されることとしてもよい。すなわち、識別センサ5より質問信号が送信される構成とされ、この質問信号に対して応答信号を送信する構成とするものである。
この場合、IDキー9には、電源を具備しない構成とすることも可能となり、すなわち、識別センサ5から電磁誘導にて電源の供給を行い、この識別センサ5にIDキー9を近接させることにより、このIDキー9が応答し、ここでID情報等を送出するようになる。
【0040】
また、上記トランスポンダよりなる構成でなく、赤外線や電波などを送出する構造のIDキー9とした送信手段としてもよい。この場合、そのID情報の送信をスイッチキーによる構成としてもよく、また、テンキーを備えさせ、その入力による構成としてもよい。
【0041】
さらに、上述した実施の形態では、送信手段をIDキー9とし、このIDキー9の持つID情報にて盗難防止装置の動作の開始及び解除を行う、すなわち無線にてID情報を送信するように構成する例として述べたが、この送信手段としては、有線で構成させてもよく、運転席において操作が行える構造や、ドアの外側にて操作が行える構造とし、例えば、テンキーを運転席に配置させ、暗証番号の入力を行うことで、盗難防止装置の動作の開始及び解除を行う構成や、磁気カードリーダーを運転席に設け、運転者はID情報を記録させた磁気カードを所持することとし、その磁気カードを使用することで、盗難防止装置の動作の開始及び解除を行う構成としてもよく、さらには、指紋の検知を行うセンサを配置させ、運転者の指紋を登録させることで、その指紋が適合することで、盗難防止装置の動作の開始及び解除を行う構成としてもよく、また、これらテンキーや磁気カードリーダー,指紋検知センサをドアの外側などに設けて構成することとしてもよい。
【0042】
また、IDキー9について、上述した実施の形態では、自動車1と1対1とした例とし、すなわち1台の自動車1に1つのIDキー9として構成した例について述べたが、例えばその自動車1を所有する家族の各人、または会社内における各従業員が使用可能なように、複数のIDキー9を用意し、各IDキー9には異なるID情報を記憶させ、制御回路側に各ID情報を記憶させる構成とすれば、その1台の自動車1に対して複数の人間が使用できることとなり、その他の他人に対しての盗難を阻止することが可能となる。
【0043】
さらに、上述した実施の形態において、制御回路が、エンジンの始動に用いられるスタータモータと、このスタータモータに電源を供給するバッテリーとの間に接続され、スタータモータへの電源の供給の制御を行うように構成した例について述べたが、これによれば、各センサが外的な負荷を検知した際に、ストロボ放電管7の発光を行うと同時に、スタータモータへの電源の供給を断たせるよう構成でき、具体的には、スタータモータへの電源を供給する配線の中途に、その供給の断続を行うリレーなどのスイッチング手段を介設し、このスイッチング手段の動作にて、各センサの外的な負荷の検知時にスタータモータを動作不能とする構成とし、すなわち、盗難時に、自動車のエンジンを始動しようとも容易には行えず、この盗難の阻止をさらに確実なものとすることが可能となる。
【0044】
また、上述した実施の形態では、送信手段をIDキー9とし、このIDキー9の持つID情報にて盗難防止装置の動作の開始及び解除を行うように構成する例として述べたが、このIDキー9のID情報を住宅の玄関などの施錠装置におけるID情報と兼用させ、すなわち住居用の施錠装置に対する施錠およびまたは解錠を行うキーと兼用させてもよく、これによれば、自動車と住居とを同様の操作で、施錠状態および解錠状態に行うことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による自動車盗難防止装置によれば、自動車に対して何らかの外的な負荷が加わると、検知手段がそれを検知して自動車内の運転席にて閃光発生手段を発光させることとなることから、自動車の盗難犯が車内に侵入して、運転席に着席し、運転を行おうとしても、着席した状態での盗難犯の顔面に向けて閃光発生手段が閃光を発することとなり、盗難犯は眩目状態となり、これにより、犯人は運転行為を行いそれを続けようとすることを断念することとなり、自動車は盗難を阻止されることとなる。
【0046】
また、この閃光発生手段は、車内における運転席からの視界範囲内であり、車外に発光させることはなく、また警報など音を発する構成ではないことから、車外への迷惑となることがなく、自動車の盗難防止を達成できるものである。
【0047】
特に、本発明の閃光発生手段に、エンジンスタートを妨げるために、スタータモータと車載電源との間に、スタータモータへの電源の供給を断たせるよう構成される構造を付加し、盗難時に、自動車のエンジンを始動しようとも容易には行えないような構成とされていた場合にも、盗難犯がスタータモータと電源とを短絡させ接続させてエンジンを始動させても、運転席において、閃光発生手段が閃光していることから、盗難犯は眩目状態となってしまい、運転行為が継続できず、自動車は盗難を阻止されるものである。
【0048】
そして、その自動車の運転者は、送信手段を所持していることから、その自動車の検知手段は動作せず、これにより、通常通り、運転を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車盗難防止装置が設けられる自動車の概略斜視図
【図2】図1におけるA部を拡大した自動車のドア部分における概略斜視図
【図3】同自動車盗難防止装置の一実施の形態を示す車内における概略斜視図
【符号の説明】
1…自動車
1a…運転席
7…閃光発生手段(ストロボ放電管)
9…送信手段(IDキー)

Claims (3)

  1. 運転者が離れた無人状態の自動車の盗難を阻止する自動車盗難防止装置において、
    前記自動車内における運転席からの視界範囲内に配設されて固定され、該運転席に着席する前記運転者以外の他人の顔面の方向に対して閃光を発し、該他人を眩目状態とする閃光発生手段を備えることを特徴とする自動車盗難防止装置。
  2. 運転者が離れた無人状態の自動車の盗難を阻止する自動車盗難防止装置において、
    前記自動車に設けられ、該自動車に対する外的な負荷を検知する検知手段と、
    前記運転者が所持し、前記検知手段の動作の開始及び動作の解除を行うための信号を送信する送信手段と、
    前記自動車内における運転席からの視界範囲内に配設されて固定され、前記検知手段が外的な負荷を検知すると、前記運転席に着席する前記送信手段を所持しない前記運転者以外の他人の顔面の方向に対して閃光を発し、該他人を眩目状態とする閃光発生手段と、
    を具備することを特徴とする自動車盗難防止装置。
  3. 前記送信手段は、前記運転者の住居用の施錠装置に対する施錠およびまたは解錠を行うキーと兼用されていることを特徴とする請求項2記載の自動車盗難防止装置。
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