JPH11501351A - 改良された衝撃強さを有するプロピレンポリマー組成物 - Google Patents

改良された衝撃強さを有するプロピレンポリマー組成物

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JPH11501351A JP9505237A JP50523797A JPH11501351A JP H11501351 A JPH11501351 A JP H11501351A JP 9505237 A JP9505237 A JP 9505237A JP 50523797 A JP50523797 A JP 50523797A JP H11501351 A JPH11501351 A JP H11501351A
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リ、ドンミン
ホワイト、ドナルド・アンドリュー
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Abstract

(57)【要約】 改良された衝撃強さ及び改良された透明度を有する結晶性プロピレンポリマー組成物を開示する。組成物は、例えばポリプロピレンのようなプロピレンポリマーと、例えばイソブチレンのようなC4乃至C8イソモノオレフィン、及び、例えばパラ−メチルスチレンのようなパラアルキルスチレンコモノマーとの熱可塑性インターポリマー約1乃至35重量%を溶融ブレンドすることによって製造される。インターポリマーは、好ましくは、ハロゲン(臭素)のようなベンゼン性官能基を含有する。組成物は、例えば、無水マレイン酸グラフトポリプロピレンのような有機酸グラフトプロピレンポリマー及び多官能化一級アミンのアミド反応生成物約0.5乃至15重量%をも含み得る。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された衝撃強さを有するプロピレンポリマー組成物 発明の背景 発明の分野 本発明は、改良された衝撃強さ及び高い光学的透明度を有するポリプロピレン 組成物に関する。関連技術の説明 例えば、結晶性ポリプロピレン、又は、エチレンのようなC2又はC4乃至C8 のα−モノオレフィン約20重量%までとプロピレンとの結晶性コポリマーのよ うなプロピレンポリマーは、脆くなりがちで(脆化点は0℃乃至20℃の範囲で 変化する)、低温における衝撃強さに乏しい。ポリプロピレンは、一般に、室温 において約1ft−lb/in(約5.44kg−cm/cm)未満のノッチ付 アイゾッド衝撃強さを示す。 先行技術においては、英国特許第856,793号に開示されているように、 ポリプロピレンの脆化点が、天然ゴム又はGRSゴムのような弾性重合体の少量 とポリマーをブレンドすることによって低くなり得ることが一般に知られている 。 英国特許第950,551号は、アイソタクチックポリプロピレンの衝撃特性 が、約28.5重量%までのポリイソブチレン及び約5重量%までのポリエチレ ンとのポリマーのブレンドを形成することによって改良されることを開示してい る。米国特許第3,562,790号は、ポリプロピレン、約2乃至15重量%の ポリエチレン(又はエチレンとそれ以外のα−オレフィンとのコポリマー)及び 約2乃至20重量%のエチレン/プロピレン/非共役ジエンエラストマーの三成 分の混合物をベースにした改良された衝撃強さ及び透明度のブレンドを開示して いる。米国特許第4,500,681号は、20乃至65重量%のアイソタクチッ クポリプロピレン、20乃至60重量%の、ポリイソブチレン、ブチルゴム又は ハロゲン化されたブチルゴムのようなイソブチレンポリマー、及び約7乃至40 重量%の、エチレンと酢酸ビニルのようなカルボン酸の不飽和エステルとのコポ リマーを含有する三成分のブレンドを開示している。 同様に、欧州特許出願第214,945号は、ポリプロピレンと、少量の一つ 以上の低密度ポリエチレン、ポリブチレン、ポリイソブチレン及び/又はエチレ ンとメチルアクリレートのコポリマーとのブレンドをベースにした、改良された 衝撃強さを有するポリプロピレンフィルム物質を開示している。 これらの組成物及び他のものの多くが、プロピレンポリマーの衝撃強さの改良 を或る程度行っており、脆化温度を低下させているが、他の特性は、ポリイソブ チレン又はポリエチレンのようなポリオレフィンを含むブレンドに関する光学的 透明度の減少、及び他のブレンドに関する剛性及び加工性のような物理的特性の 低下などのような悪影響を受ける。これに加えて、ポリプロピレンとのブレンド 中に改質ポリマーを比較的多くの量で含むと、純粋なポリプロピレンの通常良好 な引張り強さ及びモジュラス特性を損なう傾向にある。 米国特許第5,013,793号、米国特許第5,051,477号及び米国特許 第5,051,487号は、弾性イソブチレン/パラメチルスチレンインターポリ マー、好ましくはハロゲン化されたインターポリマー、一つ以上のオレフィンポ リマー及びイソブチレン/パラ−メチルスチレンインターポリマー用の加硫系の ブレンドをベースにした動的加硫可能なポリマー組成物を開示している。組成物 は高剪断混合条件下で硬化され、オレフィンポリマーマトリックス中に分散した 硬化されたエラストマーの微細な粒子の分散体をもたらす。 発明の要約 本発明は、高い衝撃強さ、良好な透明度及び良好な加工性を有する熱可塑性プ ロピレンポリマーを提供し、 a)結晶性プロピレンポリマー、及び b)約0.5乃至20モル%の共重合されたパラ−アルキルスチレンを含むC4 乃至C7イソモノオレフィンのインターポリマーのブレンドを含み、該組成物中 の該インターポリマーは、約1乃至約35重量%のレベルで存在する。 本発明は、約0.5乃至20モル%の共重合されたパラ−アルキルスチレンを 含むC4乃至C7イソモノオレフィンのインターポリマーを、ポリマー含量をベー スにして約1乃至約35重量%と、プロピレンポリマーとを、約150℃乃至2 50℃の範囲の温度で単一のブレンドが得られるまで溶融混合することを含む、 結晶性プロピレンポリマーを含有する組成物の物理的特性を改良する方法も又提 供する。 イソモノオレフィンインターポリマーは、メタクリレート、ハロゲン、又は他 の官能基のような官能基で、ベンゼンの水素の一部を置換することによって製造 された官能化インターポリマーも又含み得る。 組成物は、約0.5乃至約15重量%の追加の改質ポリマーを含み得るが、こ のポリマーは、 (i) グラフトされた不飽和有機化合物を含む改質された結晶性プロピレンポリ マーであって、該不飽和化合物は、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物 及びこれらの混合物からなる群から選択されるポリマー、及び、 (ii)一つの一級アミン基及び一つ以上の水酸基、二級アミン基、又は三級アミ ン基を含む多官能化された一級アミン のアミド反応生成物である。 本発明は、プロピレンポリマーに固有の、通常の良好な引張り強さ及びモジュ ラス特性を実質的に維持したままで、改良された衝撃特性、良好な加工性、及び 良好な光学的透明度を有する結晶性プロピレンポリマー組成物を提供する。 発明の詳細な説明 本発明の組成物の主要な成分として存在する結晶性プロピレンポリマーは、ポ リプロピレン、及びプロピレンと20重量%までの共重合可能なC2又はC4乃至 C8モノオレフィン、最も好ましくはエチレンとの結晶性コポリマーを含む。こ れらのポリマーは、当技術分野において周知であり、例えば、トリアルキルアル ミニウム化合物と組み合わせた遷移金属ハライドのような、いわゆるチーグラ/ ナッタ転移触媒の存在の下、プロピレン又はプロピレン/モノオレフィン混合物 を重合するような、当技術分野に公知の方法によって製造することができる。 プロピレンポリマーは、メタロセンを含む触媒系の存在下において重合すること によっても製造され得る。本発明において使用するのに好ましいプロピレンポリ マーは、230℃において、2.16kgの負荷で、約0.1乃至1,000、よ り好ましくは約0.5乃至100g/10分の範囲の溶融流量を示す。 本発明で使用するC4乃至C7イソオレフィン/パラアルキルスチレンインター ポリマーは、イソブチレン及びパラ−アルキルスチレンコモノマー、好ましくは 、約80%以上、より好ましくは約90%以上のパラアイソマーを含むパラ−メ チルスチレンのようなC4乃至C7イソモノオレフィンのランダム弾性コポリマー であり、スチレンモノマー単位に存在するアルキル置換基のいくつかがハロゲン 又は他の官能基を含む、官能化されたインターポリマーを含む。好ましい物質は 、ポリマー鎖に沿ってランダムに位置する以下のモノマー単位を含むイソブチレ ンインターポリマーとして特徴付けられる。 式中、R及びR′は、それぞれ、水素、低級アルキル、好ましくはC1乃至C7 アルキル、及びXはハロゲンのような官能基である。好ましくはR及びR′は、 それぞれ水素である。インターポリマー構造中に存在するパラ−アルキルスチレ ンの約60モル%までは、上記(2)の官能化された構造であり得る。 上記の式のモノマー単位2が存在しない場合、イソモノオレフィンインターポ リマーは、官能化されていない、すなわち、イソモノオレフィン及びパラ−アル キルスチレンのランダムコポリマーである。このようなインターポリマーの最も 好ましいものは、ポリマー鎖に沿ってランダムに共重合されたパラメチルスチレ ン約0.5乃至約20モル%を含むイソブチレンとパラ−メチルスチレンとのコ ポリマーである。 上記の式のモノマー単位2が存在する場合、イソモノオレフィンインターポリ マーは、芳香族モノマー単位1及び2の含量をベースにして、官能化されたモノ マー単位2を少なくとも約0.5乃至60モル%で含むターポリマーである。官 能基Xは、ハロゲン、又は、ベンゼンのハロゲンと、アルコキシド、フェノキシ ド、カルボキシレート、チオレート、チオエーテル、チオカルバメート、ジチオ カルバメート、チオ尿素、キサンテート、シアニド、マロネート、アミン、アミ ド、カルバゾール、フタラミド、マレイミド、シアネート及びこれらの混合物の ような他の官能基との求核置換によって組み込まれた他の官能基であり得る。こ れらの官能化されたイソモノオレフィンインターポリマー及びこれらの製造方法 は、米国特許第5,162,445号により詳細に開示されており、この開示の全 てを本明細書に援用する。 このような官能化された物質の最も有用なものは、約0.5乃至約20モル% のパラ−メチルスチレンを含むイソブチレン及びパラ−メチルスチレンの弾性ラ ンダムインターポリマーであって、ベンゼン環上に存在するメチル置換基の約6 0モル%までがアクリレート又はメタクリレート基、又は臭素又は塩素原子、好 ましくは臭素原子を含むインターポリマーである。これらのポリマーは、ポリマ ーの95重量%以上が、ポリマーの平均パラ−アルキルスチレン含量の10%以 内でパラ−アルキル含量を有するように、実質的に均質な組成分布を有する。よ り好ましいポリマーは、ゲル透過クロマトグラフィーで測定して、約5未満、よ り好ましくは約2.5未満の狭い分子量分布(Mw/Mn)、約200,000乃 至約2,000,000の範囲の好ましい粘度平均分子量、及び、約25,000 乃至約750,000の範囲の好ましい数平均分子量によっても特徴付けられる 。 インターポリマーは、ルイス酸触媒を使用してモノマーの混合物をスラリー重 合し、続いて、ハロゲンと熱及び/又は光及び/又は化学的開始剤のようなラジ カル開始剤の存在下で、溶液中でハロゲン化、好ましくは臭素化することによっ て製造され得る。 好ましいインターポリマーは、一般に、ポリマー中に、約0.1乃至約5モル %の臭化メチル基(そのほとんどがモノ臭化メチルであり、ジ臭化メチル置換体 は0.05モル%未満しか有さない)を含有する臭素化インターポリマーである 。より好ましいインターポリマーは、インターポリマーの重量をベースにして、 約0.05乃至約2.5重量%の臭素、より好ましくは0.05乃至0.75重量% の臭素を含み、そして、実質的に環状ハロゲン又はポリマー骨格鎖中にハロゲン を含まない。 これらのインターポリマー、その製造方法、硬化及びこれらに由来するグラフ ト又は官能化ポリマーの方法は、上記米国特許第5,162,445号により詳細 に開示されている。 プロピレンポリマー組成物へのインターポリマーの添加の好ましいレベルは、 組成物のポリマー含量をベースにして、約5乃至35重量%、より好ましくは約 10乃至25重量%の範囲である。他の好ましい範囲は、1乃至20重量%、よ り好ましくは10乃至20重量%である。 本発明のさらに別の実施態様においては、プロピレンポリマー及びインターポ リマーブレンドの相溶性及び物理的特性は、さらに、(i)ポリマー1g当り約0. 5乃至0.001ミリモルの、ポリマー鎖に沿ってグラフトされた不飽和有機酸 又は酸無水物を含む改質結晶性プロピレンポリマー、及び(ii)一つの一級アミン 基及び少なくとも一つ以上の水酸基、二級アミン基又は三級アミン基を有する多 官能化一級アミンの、アミド反応生成物を含む追加のポリマーを少量含有させる ことによって改良され得る。 好ましい改質されたプロピレンポリマーは、ポリプロピレンを不飽和有機酸又 は無水物と、反応領域において、グラフト反応条件下でフリーラジカル開始剤の 存在の下反応させることによって改質される。 カルボン酸は、モノ又はポリカルボン酸で有り得、好ましくは3乃至12の炭 素原子を有する。例えば、不飽和カルボン酸は、マレイン酸、フマル酸、シトラ コン酸、メサコン酸、イタコン酸、ヒミン酸(himic acid)、アセチレンジカル ボン酸、及びこれらの混合物であり得る。好ましいカルボン酸はマレイン酸であ る。適する無水物は、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水イタコン酸、及 び無水ヒミン酸を含む。好ましい無水物は、無水マレイン酸である。 酸又は無水物成分は、本発明のグラフトされたポリマー中に、グラフトされた ポリマー1g当り約0.5乃至0.001ミリモル(mmole)、好ましくはポリマ ー1g当り約0.2乃至0.002ミリモル、より好ましくは約0.1乃至0.00 5ミリモルの範囲の量で存在し得る。 グラフトされたポリマーは、プロピレンポリマー及びグラフト反応体を、化学 的物質又は電磁波であり得るフリーラジカル開始剤の存在の下で接触させること によって製造される。適するフリーラジカル開始剤は、(1)アゾ化合物又は有機 過酸のようなラジカルを発生させる、熱分解化合物、(2)光化学又はレドックス 工程のような非熱的方法によってフリーラジカルを発生させる化合物、(3)酸素 分子のような内因性のラジカル特性を有する化合物、又は(4)X線、電子ビーム 、可視光線、紫外線のような電磁線を含む。 適する有機過酸化合物は、ヒドロペルオキシド、ジアルキルペルオキシド、ジ アシルペルオキシド、ペルオキシエステル、ペルオキシジカルボネート、ペルオ キシケタール、ケトンペルオキシド、及び有機スルホニルペルオキシドを含む。 好ましくは、フリーラジカル開始剤は、反応温度において、使用する反応/滞 留時間の10分の1未満の半減期を有する有機過酸化合物である。 フリーラジカル開始剤が化合物である場合、フリーラジカル開始剤化合物のグ ラフトされたモノマーに対する適するモル比は、0.001:1乃至1:1、好 ましくは0.01:1乃至0.1:1の範囲であり得る。 グラフト反応は、希釈剤の非存在下、又は希釈剤の存在下において行われる。 希釈剤が反応領域に存在する場合、適する希釈剤は、飽和脂肪族炭化水素、芳 香族炭化水素、及び過ハロゲン化炭化水素を含む。 好ましくは、グラフトされたポリマーを生成するためのグラフト反応は、希釈 剤の非存在下で、溶融相において行われ、プロピレンポリマーは溶融相である。 反応温度は、使用する開始剤に適するように選択される。 好ましい実施態様においては、グラフトの方法は、連続するスクリューエレメ ントを有する二軸スクリュー押出機において実施され、(i)ポリマーを剪断及び 圧縮によって加熱し、所望の反応温度へ又はその温度へ近付け、(ii)ポリマーを 反応温度又はその近辺の温度でグラフト剤と混合し、(iii)面グラフト剤を含む ポリマーと開始剤を混合し、(iv)グラフト反応を適する滞留時間行い、(v)未反 応のグラフト剤及び開始剤の副産物を排出し、(vi)所望の安定剤又は添加剤を混 合し、(vii)反応させ、排出し、安定化されたポリマーを、例えば、ペレット製 造機のような適する仕上げの装置へ移す。 これらの改質されたポリプロピレングラフトポリマーを製造するのに適する方 法は、米国特許第3,862,265号に開示されており、その開示を全て本明細 書に援用する。 次に、グラフト改質されたプロピレンポリマーを、少なくとも化学量論上等し い上記の多官能化一級アミン化合物と、アミンの一部分以上がプロピレンポリマ ー骨格に沿って存在するカルボン酸官能基と反応してアミド反応生成物を形成す るような反応条件下で接触させることによってグラフト改質されたプロピレンポ リマーのアミド誘導体が、製造され得る。反応は、好ましくは、150℃乃至2 50℃で、溶融相において希釈剤の非存在下で行われる。 プロピレンポリマー、例えばハロゲン化のように官能化されたイソモノオレフ ィンインターポリマー、及びアミド改質されたプロピレンポリマーを含む三成分 のブレンドの相溶性は、さらに、求核置換反応を促進する触媒を組成物に含有さ せることによって高められ得る。このような触媒の例は、酸化亜鉛、酸化マグネ シウム、臭化亜鉛、塩化鉄などを含む。これらの促進剤は、組成物中に存在する 官能化された、例えば臭素化されたイソモノオレフィンインターポリマーの含量 をベースにして、約0.01乃至約1.5重量%、より好ましくは約0.05乃至 0.5重量%のレベルで添加され得る。 本発明の組成物は、組成物中のポリマー含量をベースにして、一般に、約1乃 至35重量%、より好ましくは約5乃至約30重量%のイソモノオレフィンイン ターポリマーを含有する。組成物中に使用する場合、グラフト改質されたプロピ レンポリマーは、組成物中のポリマー含量をベースにして、約0.5乃至約15 重量%、より好ましくは約1乃至約10重量%のレベルで組成物中に存在し得る 。 他の熱可塑性ポリマーは、さらに組成物の特性を改質するために、プロピレン ポリマー及びイソオレフィンインターポリマーと、組成物の約20重量%までの レベルでブレンドされ得る。これらのポリマーは、ポリエチレン、エチレン/プ ロピレンコポリマー、エチレン/プロピレンのターポリマー、及びジシクロペン タジエン、1,4−ヘキサジエン、又はエチリデンノルボルネンのような非共役 ジエン、エチレンと酢酸ビニル又は低級アルキル(メタ)アクリレートのコポリ マー、ブタジエンとスチレンのコポリマー及びブロックコポリマーなどの物質を 含む。 本発明の組成物は、ポリプロピレン組成物中に通常含まれる、酸化防止剤、色 素、着色料、充填剤、可塑化剤などを含む他の成分を有効量で含み得る。 しかし、本発明の組成物、及び、組成物中に存在するポリマー成分は、加硫又 は架橋される意図はないので、組成物は、組成物やイソモノオレフィン/アルキ ルスチレンコポリマーのような成分を硬化する薬剤を含まない。 ブレンドは、剪断混合条件下で、Banbury Mixer、Brabender mixer、又はミキ サー/押出機のような適する溶融混合装置を使用して全てのポリマー成分を組み 合わせることによって製造され得る。適する溶融混合温度は、約150℃乃至約 250℃、より好ましくは約170℃乃至約230℃の範囲であり、プロピレン ポリマーマリトリックス内において、ポリマー成分が単一の分散体に到達するの に十分な混合時間の間、通常約0.5乃至4分間混合する。 以下の実施例は、本発明を説明するものである。実施例において用いられる成 分は、以下の通りである。 PP-5052: Exxon Chemical Companyによって製造されており、230℃、 2.16kgの負荷において測定された1.3g/10分の溶融流量 を有するポリプロピレンホモポリマー(ESCORENE(登録商標))。 PP-1042: Exxon Chemical Companyによって製造されており、230℃、 2.16kgの負荷において測定された1.9g/10分の溶融流量 を有するポリプロピレンホモポリマー(ESCORENE(登録商標))。 I-PMS-1: 約2.2モル%のパラメチルスチレン(PMS)含量及び50のム ーニー粘度(ML、1+8、125℃)を有するイソブチレンとパ ラ メチルスチレン(PMS)のコポリマー。 I-PMS-2: 約5モル%のパラメチルスチレン(PMS)含量及び35のムーニ ー粘度(ML、1+8、125℃)を有するイソブチレンとパラメ チルスチレン(PMS)のコポリマー。 Br-IPMS-1: 約1.5モル%のPMS含量、約0.7モル%のp−臭化メチルス チレン含量、及び46のムーニー粘度(ML、1+8、125℃) を有する臭化イソブチレン/PMSのインターポリマー。 Br-IPMS-1: 約5重量%のPMS含量、約0.5モル%のp−臭化メチルスチレ ン含量、及び35のムーニー粘度(ML、1+8、125℃)を有 する臭化イソブチレン/PMSのインターポリマー。 BrIPMS(ZnO): 約1重量%のZnO粉末で希釈されたBr−IPMS−2。 MAE-XP-3: 5重量%のPMS含量、0.3モル%のメタクリレート含量、及び 35のムーニー粘度(ML、1+8、125℃)を有するメタクリ レートイソブチレン/PMSのインターポリマー。 MAE-XP-7: 5重量%のPMS含量、0.7モル%のメタクリレート含量、及び 35のムーニー粘度(ML、1+8、125℃)を有するメタクリ レートイソブチレン/PMSのインターポリマー。 PIB-L-120: Exxon Chemical Co.によって製造されている、166,000の粘 度平均分子量を有するポリイソブチレンホモポリマー(VISTANEX (登録商標))。 ADDITIVE B: 184g/10分の溶融流量(190℃、2.16kgの負荷) を有する無水マレイン酸でグラフトされたポリプロピレン(無水マ レイン酸含量1.0重量%)と、存在する無水マレイン酸1モル当り 1.5モルの多官能化一級アミンを反応させることによって製造され た生成物。反応は、3分の反応時間で、210℃においてBrabende r混合器において実施された。冷却された生成物を粒状化し、還流し ている塩化メチレンで粒子を抽出し、未反応のポリ不飽和一級アミ ンを除去する。 ADDITIVE B-1: 多官能化一級アミンが、2−(2−アミノエチルアミノ)エタ ノールである、ADDITIVE B。 ADDITIVE B-2: 多官能化一級アミンが、1−(2−アミノエチル)ピペラジン である、ADDITIVE B。 機械性試験は、試験する組成物の押し出されたペレットを、15トンのBoy( 登録商標)射出成形機を使用して機械的成形バーに成形することによって得られ た。試験は、以下のASTM法に従って行われた。 比較例1 ESCORENE(登録商標)PP 5052を、Boy(登録商標)射出成 形器上の5インチ×0.5インチ×0.125インチ(約12.7cm×1.27c m×0.3175cm)を用いてバーに成形した。24時間後、成形されたサン プルのノッチ付アイゾッド衝撃強さ(ASTM法D256)及び曲げ弾性率(A STM法D790)を測定し、本発明の実施例との比較のために第1表に記録す る。 実施例2及び3 ESCORENE(登録商標)PP 5052(200g)を、あらかじめ加 熱した300mlのBrabender混合器へ入れ、60rpmのローター速 度で混合して170℃にした。I−PMS−1又はBr−PMS−1コポリマー (50g)を添加してさらに3分間、混合を続けた。ブレンドを取り出し、室温 まで冷却し、粒状化した。標本を成形し、比較例1に記載した通りに物理的特性 を測定した。結果を第1表に記録する。この結果は、イソブチレン/PMSコポ リマー含有ブレンドの室温におけるアイゾッド衝撃強さが、非ブレンドポリプロ ピレンよりも穏やかに増加することを示し、イソブチレン/BrPMSコポリマ ー含有ブレンドが劇的に増加することを示す。 実施例4及び5 ESCORENE(登録商標)PP 5052(180g)を、あらかじめ加 熱した300mlのBrabender混合器へ入れ、60rpmのローター速 度で混合して170℃にした。イソブチレン/BrPMSコポリマー(50g) を添加して、さらにADDITIVE B−1又はB−2(20g)を添加した 。さらに3分間、混合を続けた。ブレンドを取り出し、室温まで冷却し、粒状化 した。標本を成形し、比較例1に記載した通りに物理的特性を測定した。結果を 第1表に記録する。 ADDITIVE B−1又はB−2を包含させると(実施例4及び5)、添 加剤を含まないブレンド(実施例3)よりも、室温でのアイゾッド衝撃強さの大 きいブレンドをもたらす。 実施例6乃至33 第2表に示された組成を有する追加の配合物を、混合を約200℃の温度で、 混合押出機中において行った以外は先に記載されたように調製した。これらの組 成物の機械的試験の結果を第2表に示す。 第2表のデータは、イソブチレン及び4−メチルスチレンのコポリマー及びそ の誘導体が、イソブチレンホモポリマーよりも、ポリプロピレンのより効果的な 衝撃改質剤であることを示す。 第2表において、実施例6は、改質されていないポリプロピレン(Exxon Chem ical PP 1042)のデータを示す。実施例7乃至11は、ポリイソブチレンとのブ レンドのデータを示す。室温でのノッチ付アイゾッド衝撃強さは増大するが、実 施例12乃至16に示すように、イソブチレン/4−メチルスチレンコポリマー との同様のブレンドの場合よりは小さかった。イソブチレン/4−メチルスチレ ンコポリマー改質剤の効果は、特に20及び25%のブレンド濃度で顕著である (実施例15及び16と実施例10及び11との比較)。臭素化されたイソブチ レン/4−メチルスチレンコポリマー(実施例30乃至33)は、臭素化されて いないコポリマーで得られたものに匹敵する結果を与える。 二つのメタクリレート改質されたイソブチレン/4−メチルスチレンコポリマ ーとのブレンド(実施例17乃至20及び21乃至24)は、イソブチレンホモ ポリマーと改質されていないイソブチレン/4−メチルスチレンコポリマーとの 間の中間体の強化効果を示す。 酸化亜鉛を散布した臭素化されたイソブチレン/4−メチルスチレンコポリマ ーを含む組成物のノッチ付アイゾッド衝撃強さは、20%のブレンド濃度におい て改質剤を散布していないものよりも乏しいが(実施例28と32との比較)、 25%では匹敵する(実施例29と33との比較)。これは、架橋されたBr− IPMSエラストマーの使用が、ポリプロピレン/Br−IPMSブレンドの衝 撃強さに有害であることを示す。 第2表に示す量的データに加えて、イソブチレン/4−メチルスチレンコポリ マーを使用して製造されたブレンドは、イソブチレンホモポリマーを使用して製 造されたものよりも優れた光学的透過性を示すことが観察される。これは、ポリ プロピレンとのコポリマーのよりよい(予期し得ない)相溶性と一致する。
【手続補正書】 【提出日】1998年6月26日 【補正内容】 1.明細書第4頁7行「約80%以上、より好ましくは約90%以上の」を「約 80重量%以上、より好ましくは約90重量%以上の」と訂正する。 2.同6頁2行「一般に、ポリマー中に、」を「一般に、コポリマー中に、」と 訂正する。 3.同6頁16行乃至17行「インターポリマーブレンドの」を「インターポリ マーブレンド組成物の」と訂正する。 4.同7頁4行及び4行乃至5行「ポリマー1g当り」を「ポリマー生成物1g 当り」と訂正する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホワイト、ドナルド・アンドリュー アメリカ合衆国、ニュー・ジャージー州 08832、キースベイ、サニービュー・オー バル 2012

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a) 結晶性プロピレンポリマー、及び b) 約0.5乃至20モル%の共重合されたパラ−アルキルスチレンを含む C4乃至C7イソモノオレフィンのインターポリマーの溶融混合ブレンドを含み、 該組成物中の該インターポリマーは、該組成物中のポリマー含量をベースにして 、1乃至約35重量%のレベルで存在する、固体で、高い透明度を有し、衝撃耐 性のある、熱可塑性ポリマー組成物。 2.前記プロピレンポリマーが、ポリプロピレン、及びプロピレンとC2又はC4 乃至C8α−モノオレフィン約20重量%までとのコポリマーからなる群から選 択される、請求項1の組成物。 3.前記イソモノオレフィンがイソブチレンであり、前記パラ−アルキルスチレ ンがパラ−メチルスチレンである、請求項1の組成物。 4.前記インターポリマーが、前記組成物中に約5乃至約30重量%のレベルで 存在する、請求項1の組成物。 5.前記インターポリマーが、ポリマー鎖に沿ってランダムに位置する以下の芳 香性モノマー単位を含むイソブチレンポリマーを含み、 式中、R及びR′は、それぞれ、水素、又はC1乃至C4アルキルであり、 Xは官能基である、請求項1の組成物。 6.X−含有モノマー単位が、前記インターポリマー中に存在する前記芳香性モ ノマー単位の総含量の約0.5乃至60モル%含む、請求項5の組成物。 7.Xがハロゲンである、請求項5の組成物。 8.R及びR′が、それぞれ水素であり、Xが前記インターポリマー中に約2. 5重量%未満のレベルで存在する臭素である、請求項7の組成物。 9.臭素が、約0.05乃至約0.75重量%のレベルで前記インターポリマー に存在する、請求項8の組成物。 10.(i) グラフトされた不飽和有機化合物を含む改質された結晶性プロピレンポ リマーであって、該不飽和有機化合物は、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸 無水物及びこれらの混合物からなる群から選択され、及び、 (ii)一つの一級アミン基及び一つ以上の水酸基、二級アミン基又は三級アミン 基を有する多官能化一級アミン、 のアミド反応生成物を含む、追加のポリマー約0.5乃至約15重量%をさら に含む、請求項7の組成物。 11.前記プロピレンポリマーが、ポリプロピレンである、請求項10の組成物。 12.前記不飽和有機化合物が無水マレイン酸である、請求項10の組成物。 13.前記一級アミンが、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール及び1−( 2−アミノエチル)ピペラジンからなる群から選択される、請求項10の組成物 。 14.前記インターポリマーが、約10乃至25重量%のレベルで前記組成物中に 存在する、請求項1の組成物。 15.前記インターポリマーが、約1乃至20重量%のレベルで前記組成物中に存 在する、請求項1の組成物。 16.前記インターポリマーが、約10乃至20重量%のレベルで前記組成物中に 存在する、請求項1の組成物。 17.a)結晶性プロピレンポリマー、及び約0.5乃至20モル%の共重合された パラ−アルキルスチレンを含む、約1乃至約35重量%のC4乃至C7イソモノオ レフィンのインターポリマーを含む混合物を形成し、 b)約150℃乃至250℃の範囲の温度で、単一のブレンドを得るまで前記 混合物を溶融混合することを含む、熱可塑性ポリマーブレンドを製造する方法。 18.前記インターポリマーが、臭素を0.05乃至約0.75重量%のレベルで含 有するイソブチレンとパラ−メチルスチレンの臭素化ポリマーを含む、請求項1 7の方法。 19.前記混合物が、さらに、 (i) ポリマー鎖に沿ってグラフトされた不飽和有機化合物を含む改質された結 晶性プロピレンポリマーであって、該不飽和化合物は、不飽和カルボン酸、不飽 和カルボン酸無水物及びこれらの混合物からなる群から選択され、及び、 (ii)一つの一級アミン基及び一つ以上の水酸基、二級アミン基又は三級アミン 基を有する、多官能化一級アミン、 のアミド反応混合物を含む追加のポリマーを、約0.5乃至約15重量%含む 、請求項18の方法。 20.請求項1の組成物を溶融混合し、成形し、溶融した混合物を冷却して、物品 の形状にすることによって製造された、成形品。
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