JPH1144556A - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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Publication number
JPH1144556A
JPH1144556A JP20367097A JP20367097A JPH1144556A JP H1144556 A JPH1144556 A JP H1144556A JP 20367097 A JP20367097 A JP 20367097A JP 20367097 A JP20367097 A JP 20367097A JP H1144556 A JPH1144556 A JP H1144556A
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JP
Japan
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pointer
instrument
stopper mechanism
main body
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP20367097A
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English (en)
Inventor
Keiji Tsurumaki
桂司 鶴巻
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパ機構が観察者から視認されないと共
に計器本体の内部にストッパ機構として機能する部位を
形成する必要がなく、またストッパ機構による指針の位
置ばらつきの小さい計器装置を提供する。 【解決手段】 指針20が計器本体11に対向する部分
にボス部21より突出する可動側当接部24を有すると
共に、計器本体11が指針20と対向する部分に周壁部
16の一部を除くことにより可動側当接部24に当接し
て指針20の回動範囲を回転角θとなす固定側当接部1
7を有し、これら各当接部17,24によりストッパ機
構が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等車両のイ
ンストパネルに搭載されるアナログ式計器装置に関する
もので、特に指針の回動を機械的に規制するストッパ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種アナログ式計器装置に
は、指針の回動範囲を機械的に規制するストッパ機構が
付設され、これにより例えば計器本体への電源遮断時
に、回転軸に連動する指針の動きを強制的に抑えるよう
にしている。
【0003】このようなストッパ機構としては、例えば
図6に示すように、計器文字板1上に指針2と当接する
ストッパピン3を固定してストッパ機構となすもの、図
7に示すように、回転軸4が貫通する計器文字板1の孔
部1aを利用して固定側当接部5を形成すると共に指針
に固定側当接部5に当接する可動側当接部6を形成して
ストッパ機構となすもの、図8示すように、回転軸4に
独立した専用の当接片からなる可動側当接部材6を圧入
固定すると共に計器本体7に可動側当接部材6と当接す
る固定側当接部5を設けてストッパ機構となるもの、図
9に示すように計器本体7内のロータに可動側当接部を
設けると共に、計器本体内に可動側当接部と当接する固
定側当接部を設けてストッパ機構となすものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、計器文
字板1上にストッパピン3を固定する図6記載のもの
は、ストッパピン3の配置位置が視認エリア内となって
しまうことから、ストッパピンが異物として視認され、
意匠上好ましくないという問題がある。また計器文字板
1の孔部1aを利用する図7記載のものは、文字板1の
取付位置精度がばらつきにより孔部1aの中心と回転軸
4の軸心とを一致させるのが難しく、わずかなずれが生
じてもストッパ機構による文字板1に対する指針2の停
止位置が大きくばらついてしまうという問題がある。ま
た回転軸4に専用の当接片(6)を固定する図8記載の
ものは、当接片(6)の回転方向における取付位置がば
らついたり圧入(取付)強度によっては、当接片(6)
か回転方向に動くことがあるという問題がある。また計
器本体内部でストッパ機構を構成する図9記載のもの
は、小型化が進む計器本体7にあっては、内部に十分な
スペースを確保できないことがあり、またロータ8がマ
グネットからなる場合には、ロータの形状(外形)が不
均一になることで磁力特性にばらつきが生じたり、ある
いは計器本体7内にオイルを充填するものにあっては、
各当接部5,6どうしがオイルによりくっついてしま
い、初動不良を招くという問題がある。
【0005】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
で、ストッパ機構が観察者から視認されないと共に計器
本体の内部にストッパ機構として機能する部位を形成す
る必要がなく、またストッパ機構による指針の位置ばら
つきの小さい計器装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、計測量に応じて回動駆動される回転軸を前方
に突出してなる計器本体と、この計器本体の前記回転軸
に連動して軸回り回動し前記計測量に応じた角度変化を
指示する指針とを備え、前記指針が前記計器本体に対向
する部分に可動側当接部を有すると共に、前記計器本体
が前記指針と対向する部分に前記可動側当接部に当接し
て前記指針の回動を機械的に停止させる固定側当接部を
有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によれば、指針が計器本体
に対向する部分に可動側当接部を有すると共に、計器本
体が指針と対向する部分に可動側当接部に当接して指針
の回動を機械的に停止させる固定側当接部を有すること
により、ストッパ機構が観察者から視認されず、また計
器本体の内部にストッパ機構に係わる加工を施す必要が
なく、またストッパ機構による指針の位置ばらつきの小
さく抑えられる。
【0008】
【実施例】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すもの
で、図1は計器装置の斜視図、図2はその断面図、図3
は指針の回動範囲を示す正面図である。
【0009】図1,図2において、計器装置は、例えば
自動車の残燃料をアナログ表示する液面計からなるもの
で、計測量、この場合燃料タンク内に設置された液面セ
ンサ(共に図示しない)の計測信号に応じて前方に突設
された回転軸10を回動駆動する計器本体11と、この
計器本体11の回転軸10に固定され、回転軸10に連
動して軸回り回動することにより前記計測量に応じた角
度変化を指示する指針20と、この指針20と計器本体
11との間に配置され、回転軸10に連動する指針20
の角度変化に応じた目盛部30や指標部31を有すると
共にマーク32が施されてなる計器文字板33とを備
え、計器本体11にて指針20を回動駆動し、これによ
り計器文字板32上を回動する指針20と目盛部30,
指標部31との対比判読による前記計測量表示を行う。
【0010】計器本体11は、ヨークとコイルが巻回さ
れたボビンとでなるドーナツ型ステータコア12を軸方
向に2個積層配置し、その積層体内部に永久磁石からな
り回転軸10が中心に固着されたロータ13を回転自在
に収納すると共に、回転軸10を一対のプレート14,
15で保持してなるステッピングモータからなり、図
中、上側に位置するプレート15にしてこれの指針20
と対向する対向面には、回転軸10の軸心を中心として
これを取り囲むように指針20側に延長する周壁部16
が形成され、この周壁部16はその所定部を指針20の
後述する可動側当接部に応じて切り欠き形状となるよう
に形成され、この切り欠き形状となした周壁部16の端
面にて前記可動側当接部と当接する固定側当接部17を
形成している。
【0011】指針20は、計器文字板33に形成された
孔部34を通じて計器本体11の回転軸10と連結固定
されており、駆動軸10に圧入固定されるボス部21
と、このボス部21の前方及びその周囲を同心的に空間
を隔てて囲むように連続形成された枠体部22と、この
枠体部22の中心を横切るように回転軸10の軸心方向
に対し略直交するように連続して延びると共に計器文字
板33の目盛部30や指標部31を指し示す指示部23
とから構成されており、ボス部21には、回転軸10の
円心方向に突出して計器本体11の固定側当接部17と
当接し、指針20の回動範囲を規制する可動側当接部2
4が形成されている。
【0012】このように、計器本体11に固定側当接部
17を形成し、指針20に固定側当接部17に当接する
回動側当接部24を形成したことにより機械式ストッパ
機構が構成され、これにより指針20の回動(可動)範
囲は、図3に示すように回転角θに設定され、従って計
器本体11に電源(計測量に応じた電気信号)供給がな
い場合であっても、指針20は必ず回転角θの範囲内に
収まるようになる。
【0013】以上詳述したように、本実施例によれば、
指針20が計器本体11に対向する部分にボス部21よ
り突出する可動側当接部24を有すると共に、計器本体
11が指針20と対向する部分に周壁部16の一部を除
くことにより可動側当接部24に当接して指針20の回
動範囲を回転角θとなす固定側当接部17を有し、これ
ら各当接部17,24によりストッパ機構が構成される
ことにより、図6に示すようにストッパ機構が観察者か
ら視認されることがなく、また図9に示すように計器本
体11の内部にストッパ機構として機能する部位を形成
する必要がなく、また指針20と計器本体11との直接
的な当接関係によりストッパ機構が構成されるため、図
7,8に示すように計器文字板や専用部材等の間接部材
との当接関係によるストッパ機構に比較して指針20の
位置ばらつきが小さく抑えられる。
【0014】従ってストッパ機構が観察者から視認され
ることがないことにより、常時観察者に視認される計器
文字板の板面をすっきりさせることができると共に、計
器本体11の内部にストッパ機構として機能する部位を
形成する必要がないことにより、計器本体11自体の設
計自由度が向上し、且つ計器本体11の動作に悪影響を
与えることが防止され、また指針20と計器本体11と
の直接的な当接関係によりストッパ機構が構成されるた
め、ストッパ機構による文字板33に対する指針20の
停止位置が大きくばらついてしまうという不具合を抑制
することができる。
【0015】なお本実施例では、固定側当接部17を周
壁部16の一部を切り欠き形状にすることにより設け、
また可動側当接部24を突出片状に形成したが、各当接
部16,24の形状は、指針20の回転を規制できれ
ば、任意に設定することができる。
【0016】また本実施例では、指針20の回動範囲が
回転角θとなるよう、指針20の回動範囲の上限及び下
限を決定するように、各当接部16,24よりなるスト
ッパ機構を設定する場合を示したが、必ずしも指針20
の回動範囲の上限及び下限の双方を決定するものでなく
ともよく、指針20の回動範囲の上限のみ、もしくは下
限のみを決定するものであってもよい。
【0017】図4〜図5は、本発明の第2実施例を示す
もので、図4は本実施例の計器装置を示す斜視図、図5
は図4の断面図であり、本実施例では、第1実施例で示
したステッピングモータ式の計器本体11に替えて交差
コイル式の計器本体40を用いたもので、指針20は第
実施例と同様のものを使用している。
【0018】すなわち計器本体40は、コイルが交差し
て巻回されるボビンケース41の内部に永久磁石からな
るロータ42を回転自在に収納配置すると共にロータ4
2の中心に回転軸43を固着してその先端側を前方に突
出してなる。
【0019】そして回転軸43を安定的に保持すべく、
ボビンケース41の前方側に回転軸43に沿って延長形
成された筒状部44の外周に、指針20の可動側当接部
24と当接して、指針20の回動範囲を決定する突出壁
状の固定側当接部45を形成している。
【0020】このように構成される本実施例によって
も、前記第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、計測量
に応じて回動駆動される回転軸を前方に突出してなる計
器本体と、この計器本体の前記回転軸に連動して軸回り
回動し前記計測量に応じた角度変化を指示する指針とを
備え、前記指針が前記計器本体に対向する部分に可動側
当接部を有すると共に、前記計器本体が前記指針と対向
する部分に前記可動側当接部に当接して前記指針の回動
を機械的に停止させる固定側当接部を有することによ
り、ストッパ機構が観察者から視認されないと共に計器
本体の内部にストッパ機構として機能する部位を形成す
る必要がなく、またストッパ機構による指針の位置ばら
つきの小さい計器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例による計器装置の斜
視図。
【図2】図2は図1の断面図。
【図3】図3は指針の回動範囲を示す正面図。
【図4】図4は本発明の第2実施例による計器装置を示
す斜視図
【図5】図5は図4の断面図。
【図6】従来例を示す正面図。
【図7】他の従来例を示す要部斜視図。
【図8】他の従来例を示す要部斜視図。
【図9】他の従来例を示す断面図。
【符号の説明】
10,43 回転軸 11 計器本体 17,45 固定側当接部 20,40 指針 24 可動側当接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測量に応じて回動駆動される回転軸を
    前方に突出してなる計器本体と、この計器本体の前記回
    転軸に連動して軸回り回動し前記計測量に応じた角度変
    化を指示する指針とを備え、前記指針が前記計器本体に
    対向する部分に可動側当接部を有すると共に、前記計器
    本体が前記指針と対向する部分に前記可動側当接部に当
    接して前記指針の回動を機械的に停止させる固定側当接
    部を有することを特徴とする計器装置。
JP20367097A 1997-07-30 1997-07-30 計器装置 Pending JPH1144556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20367097A JPH1144556A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 計器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20367097A JPH1144556A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 計器装置

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Publication Number Publication Date
JPH1144556A true JPH1144556A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16477917

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20367097A Pending JPH1144556A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 計器装置

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JP (1) JPH1144556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200947A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 アルプスアルパイン株式会社 磁石固定具

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