JPH0742141Y2 - 指示計器の指示基点調整装置 - Google Patents
指示計器の指示基点調整装置Info
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- JPH0742141Y2 JPH0742141Y2 JP846290U JP846290U JPH0742141Y2 JP H0742141 Y2 JPH0742141 Y2 JP H0742141Y2 JP 846290 U JP846290 U JP 846290U JP 846290 U JP846290 U JP 846290U JP H0742141 Y2 JPH0742141 Y2 JP H0742141Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は積算計ユニットを組み付けた指示計器の指示基
点調整装置に関するものである。
点調整装置に関するものである。
[従来の技術] この種の指示計器の指示基点調整装置は計器本体の上部
に目盛,文字等の表示部を設けた表示板を配設し、交差
コイル型可動磁石式計器からなる速度計から立設した指
針軸の先端に指針を固着して、指針の回動位置における
表示板の指示により、計測値を読み取るよう構成されて
いる。
に目盛,文字等の表示部を設けた表示板を配設し、交差
コイル型可動磁石式計器からなる速度計から立設した指
針軸の先端に指針を固着して、指針の回動位置における
表示板の指示により、計測値を読み取るよう構成されて
いる。
このような計器本体においては、指針軸の回動領域が取
付誤差や回路部による信号変換誤差のため精度の良い基
点位置が得られないため、表示板上にストッパピンを立
設して、指針の表示板に対する基点位置を、前記ストッ
パピンとの当接位置で設定するようにしている。
付誤差や回路部による信号変換誤差のため精度の良い基
点位置が得られないため、表示板上にストッパピンを立
設して、指針の表示板に対する基点位置を、前記ストッ
パピンとの当接位置で設定するようにしている。
また、表示板上にストッパピンを設けることで意匠的に
好ましくない場合には、特開平1-250021号にて開示され
ているように指針軸の先端に圧入固定される指針の指針
座にその外方に突出する突出部を形成し、この突出部に
当接するストッパを有する回動レバーを、表示板下面に
設けた固定部材に回動自在に取付け、ストッパと突出部
との当接により基点を設定し、意匠的にも基点設定構造
が見えないようにした構成がある。
好ましくない場合には、特開平1-250021号にて開示され
ているように指針軸の先端に圧入固定される指針の指針
座にその外方に突出する突出部を形成し、この突出部に
当接するストッパを有する回動レバーを、表示板下面に
設けた固定部材に回動自在に取付け、ストッパと突出部
との当接により基点を設定し、意匠的にも基点設定構造
が見えないようにした構成がある。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、回動レバーの操作により指針
軸への指針の取付誤差等に係わらず簡単に基点を設定で
きるものである。ところでこの種の積算計を組み付けた
指示計器においては、積算計の表示輪が示す表示値を表
示板に穿設した表示窓を通して視認するものであり、従
来技術のように表示板下面に固定部材等を配設するもの
においては、表示窓と表示輪との間隔が必要以上に生
じ、表示輪の表示値の視認性が劣るという不具合があっ
た。
軸への指針の取付誤差等に係わらず簡単に基点を設定で
きるものである。ところでこの種の積算計を組み付けた
指示計器においては、積算計の表示輪が示す表示値を表
示板に穿設した表示窓を通して視認するものであり、従
来技術のように表示板下面に固定部材等を配設するもの
においては、表示窓と表示輪との間隔が必要以上に生
じ、表示輪の表示値の視認性が劣るという不具合があっ
た。
そこで本考案は指針の回動基点を正確に設定できる積算
計ユニットを組み付けた指示計器の指示基点調整装置を
提供することを目的とする。
計ユニットを組み付けた指示計器の指示基点調整装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案はフレーム体のベース部の上部にトータルカウン
タおよびトリップカウンタからなる一対の表示輪を平行
に配設し、これら表示輪上部に表示板を配設し、前記ベ
ース部の下部には前記一対の表示輪相互の中央に位置し
て交差コイル型可動磁石式計器を設け、この交差コイル
型可動磁石式計器の指針軸を前記一対の表示輪相互の間
を挿通して前記表示板上に挿出し、この指針軸先端に指
針を設けた指示計器において、前記一対の表示輪と交差
コイル型可動磁石式計器との間に位置して前記指針軸の
回転周辺に突出部を設け、前記フレーム体もしくは交差
コイル型可動磁石式計器に軸部を設け、この軸部に前記
突出部に当接するストッパーを一側に備えた基点調整部
材を回動可能に設けるとともに前記フレーム体に前記基
点調整部材の他端に圧接する圧接部を設けたものであ
る。
タおよびトリップカウンタからなる一対の表示輪を平行
に配設し、これら表示輪上部に表示板を配設し、前記ベ
ース部の下部には前記一対の表示輪相互の中央に位置し
て交差コイル型可動磁石式計器を設け、この交差コイル
型可動磁石式計器の指針軸を前記一対の表示輪相互の間
を挿通して前記表示板上に挿出し、この指針軸先端に指
針を設けた指示計器において、前記一対の表示輪と交差
コイル型可動磁石式計器との間に位置して前記指針軸の
回転周辺に突出部を設け、前記フレーム体もしくは交差
コイル型可動磁石式計器に軸部を設け、この軸部に前記
突出部に当接するストッパーを一側に備えた基点調整部
材を回動可能に設けるとともに前記フレーム体に前記基
点調整部材の他端に圧接する圧接部を設けたものであ
る。
[作用] 基点調整部材を回動することにより、表示板上の特に目
盛に対する指針の回動基点を自由に選べる。
盛に対する指針の回動基点を自由に選べる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示し、11は積
算計ユニットと速度計ユニットとが組込まれる合成樹脂
からなるフレーム体であり、このフレーム体11の矩形を
なすベース部11Aの上部には積算計の主要構成部品をな
すトータルカウンタ12とトリップカウンタ13とが並列に
配設されるとともにこれら両カウンタ12,13が取付固定
される側壁16,17が両側にそれぞれ突設されており、こ
れら側壁16,17の上端に穿設した軸受部16A,17Aに前記両
カウンタ12,13の支軸14,15を上方から挿入して加締固定
するよう形成されている。また前記トリップカウンタ13
を帰零整列する帰零部材18がその支軸19を前記側壁17に
形成した取付部19Bに取付けられる。
算計ユニットと速度計ユニットとが組込まれる合成樹脂
からなるフレーム体であり、このフレーム体11の矩形を
なすベース部11Aの上部には積算計の主要構成部品をな
すトータルカウンタ12とトリップカウンタ13とが並列に
配設されるとともにこれら両カウンタ12,13が取付固定
される側壁16,17が両側にそれぞれ突設されており、こ
れら側壁16,17の上端に穿設した軸受部16A,17Aに前記両
カウンタ12,13の支軸14,15を上方から挿入して加締固定
するよう形成されている。また前記トリップカウンタ13
を帰零整列する帰零部材18がその支軸19を前記側壁17に
形成した取付部19Bに取付けられる。
20は交差コイル型可動磁石式計器を用いた速度計であ
り、この速度計20は上下の合成樹脂材料からなる二分割
されたボビン本体20Aの内部に可動磁石20Bを配設し、こ
の可動磁石20Bに後述する指針軸を圧入固定し、かつ前
記ボビン本体20Aの外周部分に交差状態にしてコイル20C
を巻線構成している。また前記ボビン本体20Aの下端に
は取付台21が外方に向かって突設され、前記フレーム体
11のベース部11A中央に穿設した開口部22に速度計20の
金属性磁気シールド用カバー23の上部を挿入配置すると
ともに、前記取付台21上にフレーム体11を載置し、フレ
ーム体11の取付部24にねじ25によって前記取付台21を固
定し、速度計20をフレーム体11に固定するようにしてい
る。
り、この速度計20は上下の合成樹脂材料からなる二分割
されたボビン本体20Aの内部に可動磁石20Bを配設し、こ
の可動磁石20Bに後述する指針軸を圧入固定し、かつ前
記ボビン本体20Aの外周部分に交差状態にしてコイル20C
を巻線構成している。また前記ボビン本体20Aの下端に
は取付台21が外方に向かって突設され、前記フレーム体
11のベース部11A中央に穿設した開口部22に速度計20の
金属性磁気シールド用カバー23の上部を挿入配置すると
ともに、前記取付台21上にフレーム体11を載置し、フレ
ーム体11の取付部24にねじ25によって前記取付台21を固
定し、速度計20をフレーム体11に固定するようにしてい
る。
前記フレーム体11には前記開口部22の上部に位置して両
カウンタ12,13の間に枠状の連結部26が形成され、この
下部は両カウンタ12,13の外周に対応して湾曲して拡大
し、この下端が前記ベース部11Aに連設されている。
カウンタ12,13の間に枠状の連結部26が形成され、この
下部は両カウンタ12,13の外周に対応して湾曲して拡大
し、この下端が前記ベース部11Aに連設されている。
前記連結部26の上面部27には表示板28が載置される取付
座29が突設されており、前記表示板28に穿設した透孔30
を挿通して取付座29のねじ孔31にねじ32を螺着し前記表
示板28をフレーム体11に固定する。また連結部26の上面
部27には前記速度計20の指針軸33が挿通する孔34が穿設
されており、この孔34と表示板28の孔35とを挿通した前
記指針軸33の先端に指針36が固定され、この指針36と前
記表示板28の図示しない表示部との対比により測定量が
指示表示される。
座29が突設されており、前記表示板28に穿設した透孔30
を挿通して取付座29のねじ孔31にねじ32を螺着し前記表
示板28をフレーム体11に固定する。また連結部26の上面
部27には前記速度計20の指針軸33が挿通する孔34が穿設
されており、この孔34と表示板28の孔35とを挿通した前
記指針軸33の先端に指針36が固定され、この指針36と前
記表示板28の図示しない表示部との対比により測定量が
指示表示される。
また、前記両カウンタ12,13の中央部に位置するととも
に前記フレーム体11の一側には図示しないステップモー
タを収納したギヤボックス37がねじ38により取付固定さ
れ、このギヤボックス37に設けたギヤ39の回転が前記各
カウンタ12,13に伝達されるように形成されている。
に前記フレーム体11の一側には図示しないステップモー
タを収納したギヤボックス37がねじ38により取付固定さ
れ、このギヤボックス37に設けたギヤ39の回転が前記各
カウンタ12,13に伝達されるように形成されている。
また、前記フレーム体11にはベース部11Aの下面から下
方に向かって取付脚部40が突設されており、回路基板41
の後方から透孔42に挿通したねじ42Aを前記取付脚部40
に螺着して前記フレーム体11を回路基板41上に固定す
る。また、回路基板41に実装したコネクタ43に、前記速
度計20とギヤボックス37のそれぞれの端子ピン44,45を
挿入接続し、前記速度計20とギヤボックス37とを前記回
路基板41と電気的に接続する。
方に向かって取付脚部40が突設されており、回路基板41
の後方から透孔42に挿通したねじ42Aを前記取付脚部40
に螺着して前記フレーム体11を回路基板41上に固定す
る。また、回路基板41に実装したコネクタ43に、前記速
度計20とギヤボックス37のそれぞれの端子ピン44,45を
挿入接続し、前記速度計20とギヤボックス37とを前記回
路基板41と電気的に接続する。
前記指針軸33には前記連結部26内に位置して、円筒部材
46に突出部47を形成した度当部材48が圧入固定され、指
針軸33と一体的に回動するようになっている。また連結
部26の内部に設けたリブ49の下面には取付ピン50が下方
に突設され、この取付ピン50に基点調整部材51の孔52を
挿入し、前記取付ピン50の先端を熱溶着し、前記基点調
整部材51を座金50Aを介して回動自在に取付ける。前記
基点調整部材51は前記孔52を有する基部53とこの基部53
の先端下面に設けたストッパ54と回動レバー55とから構
成される。そしてストッパ54の形成位置は、前記指針軸
33に圧入固定された突出部47との当接位置に設けられ、
前記回動レバー55の調整によりストッパ54の設定位置が
決められる。また回動レバー55の下面は第4図に示すよ
うに前記フレーム体11の圧接部56に圧接し、回動レバー
55の端部側を上方に撓むように前記リブ49の下面と圧接
部56との上下位置を設定している。
46に突出部47を形成した度当部材48が圧入固定され、指
針軸33と一体的に回動するようになっている。また連結
部26の内部に設けたリブ49の下面には取付ピン50が下方
に突設され、この取付ピン50に基点調整部材51の孔52を
挿入し、前記取付ピン50の先端を熱溶着し、前記基点調
整部材51を座金50Aを介して回動自在に取付ける。前記
基点調整部材51は前記孔52を有する基部53とこの基部53
の先端下面に設けたストッパ54と回動レバー55とから構
成される。そしてストッパ54の形成位置は、前記指針軸
33に圧入固定された突出部47との当接位置に設けられ、
前記回動レバー55の調整によりストッパ54の設定位置が
決められる。また回動レバー55の下面は第4図に示すよ
うに前記フレーム体11の圧接部56に圧接し、回動レバー
55の端部側を上方に撓むように前記リブ49の下面と圧接
部56との上下位置を設定している。
従って、指針軸33に指針36を固定した後、回動レバー55
を調整してストッパ54の位置を設定すれば、指針軸33に
設けた突出部47とストッパ54との当接位置が決定され、
指針36の回動位置が決定される。これにより、表示板28
上に形成した零点目盛に指針36の基点がくるように回動
レバー55を回動調整すれば、指針36の指針軸33への打込
み誤差や表示板28の取付誤差があったとしても、速度計
20を制御する入力信号特性に合わせて、指針36の基点と
しての零点位置を正確に設定できる。また両カウンタ1
2,13間に位置して速度計20上部の指針軸33に突出部47を
設け、フレーム体11内に基点調整部材51を設けたことに
より、両カウンタ12,13と表示板28との間に指示基点調
整装置をなんら備える必要がなく、これにより、フレー
ム体11の連結部26上に直接表示板28を取り付け固定する
ことができ、両カウンタ12,13を良好に視認することが
できる。さらに回動レバー55は基点調整後圧接部56に接
着固定するものであるが、回動レバー55操作時において
は、圧接部56に押圧されて回動レバー55を圧接部56の所
望位置に仮固定することができ回動レバー55の盲動移動
を抑制することができる。
を調整してストッパ54の位置を設定すれば、指針軸33に
設けた突出部47とストッパ54との当接位置が決定され、
指針36の回動位置が決定される。これにより、表示板28
上に形成した零点目盛に指針36の基点がくるように回動
レバー55を回動調整すれば、指針36の指針軸33への打込
み誤差や表示板28の取付誤差があったとしても、速度計
20を制御する入力信号特性に合わせて、指針36の基点と
しての零点位置を正確に設定できる。また両カウンタ1
2,13間に位置して速度計20上部の指針軸33に突出部47を
設け、フレーム体11内に基点調整部材51を設けたことに
より、両カウンタ12,13と表示板28との間に指示基点調
整装置をなんら備える必要がなく、これにより、フレー
ム体11の連結部26上に直接表示板28を取り付け固定する
ことができ、両カウンタ12,13を良好に視認することが
できる。さらに回動レバー55は基点調整後圧接部56に接
着固定するものであるが、回動レバー55操作時において
は、圧接部56に押圧されて回動レバー55を圧接部56の所
望位置に仮固定することができ回動レバー55の盲動移動
を抑制することができる。
第5図は本考案の第2実施例を示し、第1実施例と同一
部分に同一符号を用い同一箇所の説明を省略して詳述す
ると、この例では回動レバー55の端部側をあらかじめ斜
め下方に形成したものであり、取付ピン50に固定された
基点調整部材51は回動レバー55がその弾性により圧接部
56と圧接し、回動レバー55の圧接部56における位置を仮
固定でき、第1実施例と同様な作用・効果を有するもの
である。
部分に同一符号を用い同一箇所の説明を省略して詳述す
ると、この例では回動レバー55の端部側をあらかじめ斜
め下方に形成したものであり、取付ピン50に固定された
基点調整部材51は回動レバー55がその弾性により圧接部
56と圧接し、回動レバー55の圧接部56における位置を仮
固定でき、第1実施例と同様な作用・効果を有するもの
である。
また第6図に示すように圧接部56に適宜数の凹凸部57を
設け、この凹凸部57に対応して回動レバー55の下面に係
合突部58を形成し、この突部58と前記凹凸部57の係合位
置により指針36の零点位置を設定するようにしてもよ
い。
設け、この凹凸部57に対応して回動レバー55の下面に係
合突部58を形成し、この突部58と前記凹凸部57の係合位
置により指針36の零点位置を設定するようにしてもよ
い。
第7図は本考案の第3実施例を示し、第1実施例と同一
部分に同一符号を用い同一箇所の説明を省略して詳述す
ると、この例では交差コイル型可動磁石式計器からなる
速度計20′はそのボビン本体20Aが上面を開口した金属
性有底筒状の磁気シールド用カバー23′に収納されると
ともに、速度計20′の図示しない端子孔にねじ59を螺着
して回路基板41に固定し、この速度計20′に支持部60を
設け、支持部60の上面に基点調整部材51が取付けられる
取付ピン50′を突設する。そして、この場合基点調整部
材51の回動レバー55上面が圧接部56Aと圧接し、回動レ
バー55の先端側がその弾性により撓むように構成してい
る。
部分に同一符号を用い同一箇所の説明を省略して詳述す
ると、この例では交差コイル型可動磁石式計器からなる
速度計20′はそのボビン本体20Aが上面を開口した金属
性有底筒状の磁気シールド用カバー23′に収納されると
ともに、速度計20′の図示しない端子孔にねじ59を螺着
して回路基板41に固定し、この速度計20′に支持部60を
設け、支持部60の上面に基点調整部材51が取付けられる
取付ピン50′を突設する。そして、この場合基点調整部
材51の回動レバー55上面が圧接部56Aと圧接し、回動レ
バー55の先端側がその弾性により撓むように構成してい
る。
従って、指針軸33に指針36を固定した後、回動レバー55
を調整してストッパ54の位置を設定すれば、指針軸33に
設けた突出部47の当接位置が決定され、指針36の回動位
置が決定される。また回動レバー55操作時には、圧接部
56Aと回動レバー55の上面とが当接しており、回動レバ
ー55の弾性により圧接部56Aの所定位置に仮固定するこ
とができ、第1実施例と同様な作用・効果を有するもの
である。
を調整してストッパ54の位置を設定すれば、指針軸33に
設けた突出部47の当接位置が決定され、指針36の回動位
置が決定される。また回動レバー55操作時には、圧接部
56Aと回動レバー55の上面とが当接しており、回動レバ
ー55の弾性により圧接部56Aの所定位置に仮固定するこ
とができ、第1実施例と同様な作用・効果を有するもの
である。
なお、本考案は上記各実施例に限定されるものではなく
本考案の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能で
ある。例えば基点調整部材51の大きさ,寸法,形状は適
宜選定すればよい。また基点調整部材51の取付方法も適
宜選定可能である。
本考案の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能で
ある。例えば基点調整部材51の大きさ,寸法,形状は適
宜選定すればよい。また基点調整部材51の取付方法も適
宜選定可能である。
[考案の効果] 本考案はフレーム体のベース部の上部にトータルカウン
タおよびトリップカウンタからなる一対の表示輪を平行
に配設し、これら表示輪上部に表示板を配設し、前記ベ
ース部の下部には前記一対の表示輪相互の中央に位置し
て交差コイル型可動磁石式計器を設け、この交差コイル
型可動磁石式計器の指針軸を前記一対の表示輪相互の間
を挿通して前記表示板上に挿出し、この指針軸先端に指
針を設けた指示計器において、前記一対の表示輪と交差
コイル型可動磁石計器との間に位置して前記指針軸の回
転周辺に突出部を設け、前記フレーム体もしくは交差コ
イル型可動磁石式計器に軸部を設け、この軸部に前記突
出部に当接するストッパーを一側に備えた基点調整部材
を回動可能に設けるとともに前記フレーム体に前記基点
調整部材の他端に圧接する圧接部を設けたことにより、
指針の回動基点を正確に設定できる積算計ユニットを組
み付けた指示計器の指針調整装置を提供することができ
る。
タおよびトリップカウンタからなる一対の表示輪を平行
に配設し、これら表示輪上部に表示板を配設し、前記ベ
ース部の下部には前記一対の表示輪相互の中央に位置し
て交差コイル型可動磁石式計器を設け、この交差コイル
型可動磁石式計器の指針軸を前記一対の表示輪相互の間
を挿通して前記表示板上に挿出し、この指針軸先端に指
針を設けた指示計器において、前記一対の表示輪と交差
コイル型可動磁石計器との間に位置して前記指針軸の回
転周辺に突出部を設け、前記フレーム体もしくは交差コ
イル型可動磁石式計器に軸部を設け、この軸部に前記突
出部に当接するストッパーを一側に備えた基点調整部材
を回動可能に設けるとともに前記フレーム体に前記基点
調整部材の他端に圧接する圧接部を設けたことにより、
指針の回動基点を正確に設定できる積算計ユニットを組
み付けた指示計器の指針調整装置を提供することができ
る。
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示し、第1
図は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は第2図のII
-II線断面図、第4図は要部を示す断面図、第5図は本
考案の第2実施例を示す要部の断面図、第6図は本考案
の変形例を示す要部の正面図、第7図は本考案の第3実
施例を示す断面図である。 11……フレーム体 11A……ベース部 12……トータルカウンタ(表示輪) 13……トリップカウンタ(表示輪) 20,20′……速度計 (交差コイル型可動磁石式計器) 28……表示板 33……指針軸 36……指針 47……突出部 50,50′……取付ピン(軸部) 51……基点調整部材 54……ストッパ 56,56A……圧接部
図は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は第2図のII
-II線断面図、第4図は要部を示す断面図、第5図は本
考案の第2実施例を示す要部の断面図、第6図は本考案
の変形例を示す要部の正面図、第7図は本考案の第3実
施例を示す断面図である。 11……フレーム体 11A……ベース部 12……トータルカウンタ(表示輪) 13……トリップカウンタ(表示輪) 20,20′……速度計 (交差コイル型可動磁石式計器) 28……表示板 33……指針軸 36……指針 47……突出部 50,50′……取付ピン(軸部) 51……基点調整部材 54……ストッパ 56,56A……圧接部
Claims (1)
- 【請求項1】フレーム体のベース部の上部にトータルカ
ウンタおよびトリップカウンタからなる一対の表示輪を
平行に配設し、これら表示輪上部に表示板を配設し、前
記ベース部の下部には前記一対の表示輪相互の中央に位
置して交差コイル型可動磁石式計器を設け、この交差コ
イル型可動磁石式計器の指針軸を前記一対の表示輪相互
の間を挿通して前記表示板上に挿出し、この指針軸先端
に指針を設けた指示計器において、前記一対の表示輪と
交差コイル型可動磁石式計器との間に位置して前記指針
軸の回転周辺に突出部を設け、前記フレーム体もしくは
交差コイル型可動磁石式計器に軸部を設け、この軸部に
前記突出部に当接するストッパーを一側に備えた基点調
整部材を回動可能に設けるとともに前記フレーム体に前
記基点調整部材の他端に圧接する圧接部を設けたことを
特徴とする指示計器の指示基点調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP846290U JPH0742141Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 指示計器の指示基点調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP846290U JPH0742141Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 指示計器の指示基点調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101473U JPH03101473U (ja) | 1991-10-23 |
JPH0742141Y2 true JPH0742141Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31512093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP846290U Expired - Lifetime JPH0742141Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 指示計器の指示基点調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742141Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP846290U patent/JPH0742141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101473U (ja) | 1991-10-23 |
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