JPH0626854Y2 - 交差コイル指示器 - Google Patents
交差コイル指示器Info
- Publication number
- JPH0626854Y2 JPH0626854Y2 JP14034688U JP14034688U JPH0626854Y2 JP H0626854 Y2 JPH0626854 Y2 JP H0626854Y2 JP 14034688 U JP14034688 U JP 14034688U JP 14034688 U JP14034688 U JP 14034688U JP H0626854 Y2 JPH0626854 Y2 JP H0626854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- pointer shaft
- housing
- indicator
- stopper member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転磁石の回動範囲を規制するストッパ機構
を具備せしめた交差コイル式指示器に関するものであ
る。
を具備せしめた交差コイル式指示器に関するものであ
る。
従来のこの種の交差コイル式指示器の構造としては、第
2図に示すようなものがある。この交差コイル式指示器
1は、非磁性樹脂製のアッパハウジング2とロアハウジ
ング3とからなるホビン4を有し、このホビン4の外周
囲には交差コイル5a及び5bを巻回せしめると共に、その
ホビン4の内部に形成された空間部6内には、回転磁石
7が、指針軸8を介して回転自在に収容されている。ま
た上記回転磁石7の下側端面には、ストッパピン9を突
設し、さらにロアハウジング3の内側面には、上記スト
ッパピン9が遊嵌される溝10が円弧状に形成されて、
その溝10の未端(図示せず)に回転磁石7に突設した
ストッパピン9が当接されることにより、その回転磁石
7の回転範囲が規制されるようになっている。なお、1
1は指針軸8の先端に取付けられた指針、13は文字板
を示す。
2図に示すようなものがある。この交差コイル式指示器
1は、非磁性樹脂製のアッパハウジング2とロアハウジ
ング3とからなるホビン4を有し、このホビン4の外周
囲には交差コイル5a及び5bを巻回せしめると共に、その
ホビン4の内部に形成された空間部6内には、回転磁石
7が、指針軸8を介して回転自在に収容されている。ま
た上記回転磁石7の下側端面には、ストッパピン9を突
設し、さらにロアハウジング3の内側面には、上記スト
ッパピン9が遊嵌される溝10が円弧状に形成されて、
その溝10の未端(図示せず)に回転磁石7に突設した
ストッパピン9が当接されることにより、その回転磁石
7の回転範囲が規制されるようになっている。なお、1
1は指針軸8の先端に取付けられた指針、13は文字板
を示す。
ところが、このような従来の交差コイル式指示器にあっ
ては、その指針11の帰零時に、その指針11の指す位
置が零位置を正確に指すようにするためのストッパピン
9は、回転磁石7に穿設した取付孔12内に挿通固定し
ているために、この回転磁石7に対してストッパピン9
の位置を調整することができず、従ってコイル5a,5bに
よる磁界のバラツキ及び回転磁石7の着磁のバラツキに
よる指針の帰零位置が正確でないときの修正が困難であ
るという問題点があった。またこの問題点を解消するた
めに、文字板に、指針を零位置に指させるためのストッ
パを取付けることが提案されているが、この場合は、そ
のストッパ部材及びその取付工数が必要となってコスト
高となると共に、文字板の表面にストッパ部材が取付け
られることで、計器の外観的デザインが著しく損なわれ
るといった不具合が生じる。
ては、その指針11の帰零時に、その指針11の指す位
置が零位置を正確に指すようにするためのストッパピン
9は、回転磁石7に穿設した取付孔12内に挿通固定し
ているために、この回転磁石7に対してストッパピン9
の位置を調整することができず、従ってコイル5a,5bに
よる磁界のバラツキ及び回転磁石7の着磁のバラツキに
よる指針の帰零位置が正確でないときの修正が困難であ
るという問題点があった。またこの問題点を解消するた
めに、文字板に、指針を零位置に指させるためのストッ
パを取付けることが提案されているが、この場合は、そ
のストッパ部材及びその取付工数が必要となってコスト
高となると共に、文字板の表面にストッパ部材が取付け
られることで、計器の外観的デザインが著しく損なわれ
るといった不具合が生じる。
本考案はかかる従来の問題点及び不具合に着目してなさ
れたもので、交差コイル指示器の指針軸系に、取付位置
調整可能なストッパ部材を設けて、そのストッパ部材の
位置調整により、指針の帰零位置を正確となすことがで
きるようにして、製作コストを上昇させることなく、帰
零精度を向上せしめることができる交差コイル指示器を
提供することにある。
れたもので、交差コイル指示器の指針軸系に、取付位置
調整可能なストッパ部材を設けて、そのストッパ部材の
位置調整により、指針の帰零位置を正確となすことがで
きるようにして、製作コストを上昇させることなく、帰
零精度を向上せしめることができる交差コイル指示器を
提供することにある。
以下に本考案を、第1図に示す実施例に基いて詳細に説
明するが、本実施例では指針軸系に取付けるストッパの
構造が従来例のものと異り、その他の構造は従来例と同
じであるので、その同一部分は従来例で引用した符号を
付してその同一構造部の説明は省略する。
明するが、本実施例では指針軸系に取付けるストッパの
構造が従来例のものと異り、その他の構造は従来例と同
じであるので、その同一部分は従来例で引用した符号を
付してその同一構造部の説明は省略する。
即ち本実施例においては、回転マグネット7を収容する
空間部6内において、ストッパとなる突起14を偏心位
置に一体形成してなる円盤状のストッパ部材15を、指
針軸8に圧入して、その指針軸及び回転磁石7と摩擦係
合せしめたものである。即ち、このストッパ部材15
は、指針軸8に対して変位調整可能に嵌着保持されてい
るものである。なおこのストッパ部材15の突起14
は、溝10内において遊嵌されるものであることは従来
のものと変りない。
空間部6内において、ストッパとなる突起14を偏心位
置に一体形成してなる円盤状のストッパ部材15を、指
針軸8に圧入して、その指針軸及び回転磁石7と摩擦係
合せしめたものである。即ち、このストッパ部材15
は、指針軸8に対して変位調整可能に嵌着保持されてい
るものである。なおこのストッパ部材15の突起14
は、溝10内において遊嵌されるものであることは従来
のものと変りない。
このように、上記ストッパ部材15は、指針軸8に対し
て位置調整可能に嵌着保持されていることにより、その
ストッパ部材15の突起14位置を調整することが容易
であり、この調整により、指針11の帰零位置を正確に
調整することができる。
て位置調整可能に嵌着保持されていることにより、その
ストッパ部材15の突起14位置を調整することが容易
であり、この調整により、指針11の帰零位置を正確に
調整することができる。
以上述べたように本考案は、マグネット7を収容するハ
ウジング2,3と、該ハウジングに巻回されたコイル5
a,5bと、上記マグネット7を回転自在に枢支する指針
軸8と、該指針軸の先端に装着された指針11と、前記
ハウジング2,3の内面に設けられかつ前記指針軸8を
中心とする円弧状の溝10を有する交差コイル指示器に
おいて、上記円弧状の溝内で遊嵌し、該溝の端部と係合
する突起14を有し、かつ前記指針軸8に回転摺動可能
に嵌着されたストッパ部材15を設けたものであるか
ら、この交差コイル指示器によれば、そのストッパ部材
15の突起14位置を調整することが容易であり、この
調整により、指針11の帰零位置を正確に調整すること
ができるという効果が得られる。
ウジング2,3と、該ハウジングに巻回されたコイル5
a,5bと、上記マグネット7を回転自在に枢支する指針
軸8と、該指針軸の先端に装着された指針11と、前記
ハウジング2,3の内面に設けられかつ前記指針軸8を
中心とする円弧状の溝10を有する交差コイル指示器に
おいて、上記円弧状の溝内で遊嵌し、該溝の端部と係合
する突起14を有し、かつ前記指針軸8に回転摺動可能
に嵌着されたストッパ部材15を設けたものであるか
ら、この交差コイル指示器によれば、そのストッパ部材
15の突起14位置を調整することが容易であり、この
調整により、指針11の帰零位置を正確に調整すること
ができるという効果が得られる。
第1図は本考案よりなる交差コイル指示器の実施例を示
した説明図、第2図は従来例の説明図である。 14……突起、15……ストッパ部材
した説明図、第2図は従来例の説明図である。 14……突起、15……ストッパ部材
Claims (1)
- 【請求項1】マグネット(7)を収容するハウジング(2,3)
と、該ハウジングに巻回されたコイル(5a,5b)と、上記
マグネット(7)を回転自在に枢支する指針軸(8)と、該指
針軸の先端に装着された指針(11)と、前記ハウジング
(2,3)の内面に設けられかつ前記指針軸(8)を中心とする
円弧状の溝(10)を有する交差コイル指示器において、上
記円弧状の溝内で遊嵌し、該溝の端部と係合する突起(1
4)を有し、かつ前記指針軸(8)に回転摺動可能に嵌着さ
れたストッパ部材(15)を設けたことを特徴とする交差コ
イル指示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14034688U JPH0626854Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 交差コイル指示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14034688U JPH0626854Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 交差コイル指示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0260880U JPH0260880U (ja) | 1990-05-07 |
JPH0626854Y2 true JPH0626854Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31404428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14034688U Expired - Fee Related JPH0626854Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 交差コイル指示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626854Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP14034688U patent/JPH0626854Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0260880U (ja) | 1990-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |