JPH032863Y2 - - Google Patents

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JPH032863Y2
JPH032863Y2 JP11364386U JP11364386U JPH032863Y2 JP H032863 Y2 JPH032863 Y2 JP H032863Y2 JP 11364386 U JP11364386 U JP 11364386U JP 11364386 U JP11364386 U JP 11364386U JP H032863 Y2 JPH032863 Y2 JP H032863Y2
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JP
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rotating magnet
pointer shaft
stopper pin
cross
housings
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JP11364386U
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JPS6320065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、回転磁石の回動範囲を規制するスト
ツパ機構を具備せしめた交差コイル式指示器に関
するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種の交差コイル式指示器の構造とし
ては、第2図及び第3図に示すようなものがあ
る。この交差コイル式指示器1は、非磁性樹脂製
のアツパハウジング2とロアハウジング3とから
なるホビン4を有し、このホビン4の外周囲には
交差コイル5a及び5aを巻回せしめると共に、
そのホビン4の内部に形成された空間部6内に
は、回転磁石7が、指針軸8を介して回転自在に
収容されている。また上記回転磁石7の下側端面
には、ストツパピン9を突設し、さらにロアハウ
ジング3の内側面には、上記ストツパピン9が遊
嵌される溝10が円弧状に形成されて、その溝1
0の端10′,10″に回転磁石7に突設したスト
ツパピン9が当接されることにより、その回転磁
石7の回転範囲が規制されるようになつている。
なお、11はロアハウジング3に設けた凹部12
内に充填されて、回転磁石7の回転に制動を与え
るための制動油、13は指針軸8の先端に取付け
られた指針、14は目盛板を示す。
ところが、このような従来の交差コイル式指示
器における回転磁石7の材質は、フエライト磁粉
を含有せしめたプラスチツク製であり、当然のこ
とながら、このプラスチツク製回転磁石7の磁力
を高めるためには、フエライト磁粉の含有量を増
大せしめる必要がある。しかしながらフエライト
磁粉の含有量が増大するとプラスチツク製回転磁
石7の強度が低下し、その回転磁石7に突設れて
いるストツパピン9が折損されやすくなるといつ
た不具合が生じる。逆にストツパピン9の折損を
防止できる強度に高めようとすればフエライト磁
粉の含有量を抑えなければならずこれによつて保
磁力が低下されてしまうといつた問題点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、従来例において回転磁石に設けたスト
ツパピンを本考案ではロアハウジングに突設し、
また従来例においてロアハウジングに設けた溝1
0を、本考案においては回転磁石に設けることに
より、回転磁石の保磁力を低下せしめることなく
回転磁石の回転範囲を有効に規制することができ
るストツパ機構を提供することを目的とするもの
である。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例における構造と従来例
で示した構造との同一部材は、従来例で引用した
符号を付してその同一構造部の説明は省略する。
即ち、7は、指針軸8に固定され、この指針軸
8を支軸として回転自在に支持されているプラス
チツク製の回転磁石であつて、この回転磁石7の
ロアハウジング3と対向する面には、指針軸8を
中心として描ける円弧状の溝10を形成し、また
ロアハウジング3には、その溝10内に遊嵌され
るストツパピン9を突設せしめたものである。な
お、上記回転磁石7には、その回転バランスを高
めるために、上記溝10と対称位置にバランス調
整用の切欠溝15を形成しているものである。こ
のように回転磁石7の回動範囲を規制するための
ストツパピン9をロアハウジング3に設け、また
そのストツパピン9が遊嵌される円弧状溝10を
回転磁石7に設けたものであるから、その回転磁
石7には、従来のようなストツパピン9を突設す
る必要がなくなり、従つてストツパピン9の折損
等の問題がなくなるので、この回転磁石7のフエ
ライト磁粉の含有量を低下させる必要がなく、む
しろその磁粉の含有量を高めて保磁力の向上を計
ることができるので性能的にも優れた交差コイル
式指示器が得られる効果がある。
〔考案の概要〕 以上のように本考案は、指針13が打込み固定
された指針軸8と、該指針軸8に固定された円板
状のプラスチツク可動マグネツト7と、該プラス
チツク可動マグネツト7を回転可能に収納支持す
る非磁性樹脂製のハウジング2,3と、該両ハウ
ジング2,3の外周に互に交差するように巻回さ
れた複数個のコイル5a,5bとを備えた交差コ
イル式指示器において、前記可動マグネツト7の
一側面に前記指針軸8を中心とする円弧状の溝1
0を形成し、前記ハウジング2又は3には、前記
円弧状の溝10内に遊嵌されるストツパ突起9を
該ハウジング2又は3と一体的に形成したことを
特徴とする交差コイル式指示器である。
〔考案の効果〕
従つてこの交差コイル式指示器によれば、回転
磁石7の回動範囲を規制するためのストツパピン
9をロアハウジング3に設け、またそのストツパ
ピン9が遊嵌される円弧状溝10を回転磁石7に
設けたものであるから、その回転磁石7には、従
来のようなストツパピン9を突設する必要がなく
なり、従つて、そのプラスチツク回転磁石の成形
時にはフエライト磁粉の含有量を高めて強度より
も保磁力を重視して成形することができるので、
性能的に優れた交差コイル式指示器が提供できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる交差コイル式指示器の
実施例を示した要部断面図、第2図は従来例の断
面図、第3図は第2図におけるA−A線断面図で
ある。 2……アツパハウジング、3……ロアハウジン
グ、5a,5b……コイル、7……回転磁石、8
……指示軸、9……ストツパピン、10……溝、
15……バランス調整用切欠き溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 指針13が打込み固定された指針軸8と、該指
    針軸8に固定された円板状のプラスチツク可動マ
    グネツト7と、該プラスチツク可動マグネツト7
    を回転可能に収納支持する非磁性樹脂製のハウジ
    ング2,3と、該両ハウジング2,3の外周に互
    に交差するように巻回された複数個のコイル5
    a,5bとを備えた交差コイル式計器において、
    前記可動マグネツト7の一側面に前記指針軸8を
    中心とする円弧状の溝10を形成し、前記ハウジ
    ング2又は3には、前記円弧状の溝10内に遊嵌
    されるストツパ突起9を該ハウジング2又は3と
    一体的に形成したことを特徴とする交差コイル式
    指示器。
JP11364386U 1986-07-24 1986-07-24 Expired JPH032863Y2 (ja)

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JP11364386U JPH032863Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11364386U JPH032863Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6320065U JPS6320065U (ja) 1988-02-09
JPH032863Y2 true JPH032863Y2 (ja) 1991-01-25

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ID=30995642

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11364386U Expired JPH032863Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397879U (ja) * 1990-01-26 1991-10-09

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Publication number Publication date
JPS6320065U (ja) 1988-02-09

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