JPS5848621Y2 - 電気式計器 - Google Patents
電気式計器Info
- Publication number
- JPS5848621Y2 JPS5848621Y2 JP612979U JP612979U JPS5848621Y2 JP S5848621 Y2 JPS5848621 Y2 JP S5848621Y2 JP 612979 U JP612979 U JP 612979U JP 612979 U JP612979 U JP 612979U JP S5848621 Y2 JPS5848621 Y2 JP S5848621Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- pole
- holder
- outer pole
- electric meter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可動コイル型電気式計器における磁石の改良構
造に係わるものである。
造に係わるものである。
第1図〜第2図において、この種従来計器構造を示すと
、1は円形型継鉄からなる外極、2は該外極1の内周部
側に配置してあり、開口部を有する円形継鉄からなる内
極で、該内極2は直方体形状の磁石3を介して接着剤に
て同心円状、かつ上記外極1と少許間隙を有して外極1
に固定してあり、磁石3のN極またはS極と外極1が、
また磁石3のS極またはN極と内極2がそれぞれ接触し
ている。
、1は円形型継鉄からなる外極、2は該外極1の内周部
側に配置してあり、開口部を有する円形継鉄からなる内
極で、該内極2は直方体形状の磁石3を介して接着剤に
て同心円状、かつ上記外極1と少許間隙を有して外極1
に固定してあり、磁石3のN極またはS極と外極1が、
また磁石3のS極またはN極と内極2がそれぞれ接触し
ている。
4は側面コ字型のコイル支持枠であり、該支持枠4は上
記外極1の垂直片部5に一対形成してあり、指針6や可
動コイル7及びその他必要部材を周知の通りに回動自在
に軸支している。
記外極1の垂直片部5に一対形成してあり、指針6や可
動コイル7及びその他必要部材を周知の通りに回動自在
に軸支している。
可動コイル7はコイルをリング状に巻いたものであり、
可動コイル7の中空部内を上記内極2が通過している。
可動コイル7の中空部内を上記内極2が通過している。
上記従来装置では、可動コイル7に流れる電流に比例し
て発生する可動コイル7の回転トルクと、図示しないス
パイラルスプリングの復元力との均衡位置まで指針6が
回動して表示を行なうものである。
て発生する可動コイル7の回転トルクと、図示しないス
パイラルスプリングの復元力との均衡位置まで指針6が
回動して表示を行なうものである。
しかし、上記従来装置では磁石3に長方体形状の磁石を
使用しているので、磁石3の底・側面合計6面を研摩し
なければ寸法精度が出なく、磁石3の製作工程数が多く
か・る欠点があった。
使用しているので、磁石3の底・側面合計6面を研摩し
なければ寸法精度が出なく、磁石3の製作工程数が多く
か・る欠点があった。
本考案は上述欠点を解消するためになされたもので、以
下第3図〜第4図に基づいて本考案実施例を説明するが
、第1図〜第2図と同一部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
下第3図〜第4図に基づいて本考案実施例を説明するが
、第1図〜第2図と同一部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
本考案実施例では、磁石3′を上記従来例に示した直方
体形状から円柱形状に代えたことにより、上述従来例で
使用していた直方体形状磁石3よりも製作工程数が少な
い、すなわち直方体形状磁石3を製作する場合には角柱
を製作した後、底・側面合計6面の研摩をしなければ寸
法精度が出なかったが、円柱形状磁石3′を製作する場
合には丸棒を製作した後、底面合計2面の研摩をすれば
良いため、磁石の製作工程数の削減、製作経費の削減、
また研摩面の減少により寸法精度を高めることが可能と
なる利点を有する。
体形状から円柱形状に代えたことにより、上述従来例で
使用していた直方体形状磁石3よりも製作工程数が少な
い、すなわち直方体形状磁石3を製作する場合には角柱
を製作した後、底・側面合計6面の研摩をしなければ寸
法精度が出なかったが、円柱形状磁石3′を製作する場
合には丸棒を製作した後、底面合計2面の研摩をすれば
良いため、磁石の製作工程数の削減、製作経費の削減、
また研摩面の減少により寸法精度を高めることが可能と
なる利点を有する。
しかしながら、磁石3′を円柱形状とすることにより、
外極1と内極2の上記磁石3′を固定する位置形状を改
造する必要が生じてくるが、本考案では更に合成樹脂に
て直方体形状のホルダ8にて上記磁石3′を埋設し、上
記磁石3′を埋設したホルダ8を介し接着剤にて内極2
を外極1に同心円状に固定しているもので、上記円柱形
状磁石3′の高さと上記ホルダ8の高さは等しく、磁石
3′のN極またはS極と外極1が、また磁石3′のS極
またはN極と内極2がそれぞれ接触固定しており、ホル
ダ8の形状を上記従来例に示した直方体形状磁石3と同
様形状とすることにより、外極1及び内極2は従来例に
示したものがそのま・使えることになり、また外極1及
び内極2等のモデルチェンジに際してもホルダ8の形状
を変形させることにより、磁石3′は現在のものがその
ま・使えるという、極めて実用価値の高いものである。
外極1と内極2の上記磁石3′を固定する位置形状を改
造する必要が生じてくるが、本考案では更に合成樹脂に
て直方体形状のホルダ8にて上記磁石3′を埋設し、上
記磁石3′を埋設したホルダ8を介し接着剤にて内極2
を外極1に同心円状に固定しているもので、上記円柱形
状磁石3′の高さと上記ホルダ8の高さは等しく、磁石
3′のN極またはS極と外極1が、また磁石3′のS極
またはN極と内極2がそれぞれ接触固定しており、ホル
ダ8の形状を上記従来例に示した直方体形状磁石3と同
様形状とすることにより、外極1及び内極2は従来例に
示したものがそのま・使えることになり、また外極1及
び内極2等のモデルチェンジに際してもホルダ8の形状
を変形させることにより、磁石3′は現在のものがその
ま・使えるという、極めて実用価値の高いものである。
ホルダ8の形状を従来例に示した磁石3の形状と同形状
にすることにより、ホルダ8に埋設する磁石3′は体積
は磁石3の体積より小さくなり、両磁石とも同材質を使
用するものであれば、磁石3′の磁力は磁石3の磁力よ
り弱くなるが、図示しないスパイラルスプリングの調整
により、指針6の回動範囲を従来のものと同様にするこ
とができ、問題はない。
にすることにより、ホルダ8に埋設する磁石3′は体積
は磁石3の体積より小さくなり、両磁石とも同材質を使
用するものであれば、磁石3′の磁力は磁石3の磁力よ
り弱くなるが、図示しないスパイラルスプリングの調整
により、指針6の回動範囲を従来のものと同様にするこ
とができ、問題はない。
本考案実施例の動作原理は上述従来例と同様で、その説
明は省略する。
明は省略する。
本考案は、可動コイル型等電気式計器の磁石を直方体形
状より円柱形状にすると・もに、該磁石をホルダに埋設
し、該磁石を埋設したホルダにて内極と外極とを固定し
たことにより、磁石の製作工程数及び製作費用の削減、
また磁石の寸法精度を高めたと同時に、ホルダ形状によ
り、各種計器への上記磁石供給が可能となるという、非
常に実用性の高いものである。
状より円柱形状にすると・もに、該磁石をホルダに埋設
し、該磁石を埋設したホルダにて内極と外極とを固定し
たことにより、磁石の製作工程数及び製作費用の削減、
また磁石の寸法精度を高めたと同時に、ホルダ形状によ
り、各種計器への上記磁石供給が可能となるという、非
常に実用性の高いものである。
第1図は従来電気式計器の要部平面図、第2図は従来の
電気式計器の要部側面図、第3図は本考案実施例の電気
式計器の要部平面図、第4図は本考案実施例の磁石とホ
ルダとを示す斜視図である。 外極・・・・・・1、内極・・・・・・2、磁石・・・
・・・3,3′、ホルダ・・・・・・8゜
電気式計器の要部側面図、第3図は本考案実施例の電気
式計器の要部平面図、第4図は本考案実施例の磁石とホ
ルダとを示す斜視図である。 外極・・・・・・1、内極・・・・・・2、磁石・・・
・・・3,3′、ホルダ・・・・・・8゜
Claims (1)
- 円形型継鉄を外極とし、該外極の内周部側に開口部を有
する円形型継鉄からなる内極を配置し、上記外極に磁石
を介して上記内極を同心円状、かつ上記外極と少許間隙
を有して固定し、上記内極はリング状にコイルを巻いた
可動コイルの中空部を通過し、上記外極にコイル支持枠
を配設し、該支持枠に上記可動コイルを軸支してなる電
気式計器において、上記磁石を円柱形状にすると・もに
、合成樹脂で直方体形状に成形したホルダ内に上記磁石
を埋設し、かつ該ホルダの高さと上記磁石の高さが等し
く、上記磁石の一方の極と内極を、他方の極と外極とを
それぞれ接触固定しであることを特徴としてなる電気式
計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP612979U JPS5848621Y2 (ja) | 1979-01-20 | 1979-01-20 | 電気式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP612979U JPS5848621Y2 (ja) | 1979-01-20 | 1979-01-20 | 電気式計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55106870U JPS55106870U (ja) | 1980-07-25 |
JPS5848621Y2 true JPS5848621Y2 (ja) | 1983-11-07 |
Family
ID=28812629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP612979U Expired JPS5848621Y2 (ja) | 1979-01-20 | 1979-01-20 | 電気式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848621Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-20 JP JP612979U patent/JPS5848621Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55106870U (ja) | 1980-07-25 |
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