JPS5824215Y2 - 交差コイル式指示計 - Google Patents
交差コイル式指示計Info
- Publication number
- JPS5824215Y2 JPS5824215Y2 JP18213478U JP18213478U JPS5824215Y2 JP S5824215 Y2 JPS5824215 Y2 JP S5824215Y2 JP 18213478 U JP18213478 U JP 18213478U JP 18213478 U JP18213478 U JP 18213478U JP S5824215 Y2 JPS5824215 Y2 JP S5824215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- coils
- movable permanent
- pair
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば自動車用指示計に使用されるような可
動永久磁石型固定交差コイル式指示計（以下単に交差コ
イル式指示計という。
動永久磁石型固定交差コイル式指示計（以下単に交差コ
イル式指示計という。
）に関するものである。
一般に、交差コイル式指示計は、第１図、第２図に示す
ように、指針軸３に固定され、上下に分割可能なコイル
ボビン４内に回転可能に配設された可動永久磁石１と、
該可動永久磁石を互に一定の角度、例えば９０°の角度
をなして包囲するようにコイルボビン４の外周に巻装さ
れた一対のコイル５，６とを備え、該一対のコイルの夫
々に、測定量に応じて互に所定の位相差を有し、かつ正
弦波特性又は三角波特性で変化する２つの電流信号を入
力せしめて、該一対のコイルにより測定量に応じた方向
の合成磁界を発生せしめ、可動マグネット１が該磁界方
向に指向することを利用して測定量を指針２にて指示せ
しめるように構成されている。
ように、指針軸３に固定され、上下に分割可能なコイル
ボビン４内に回転可能に配設された可動永久磁石１と、
該可動永久磁石を互に一定の角度、例えば９０°の角度
をなして包囲するようにコイルボビン４の外周に巻装さ
れた一対のコイル５，６とを備え、該一対のコイルの夫
々に、測定量に応じて互に所定の位相差を有し、かつ正
弦波特性又は三角波特性で変化する２つの電流信号を入
力せしめて、該一対のコイルにより測定量に応じた方向
の合成磁界を発生せしめ、可動マグネット１が該磁界方
向に指向することを利用して測定量を指針２にて指示せ
しめるように構成されている。
ところで、上記構成の交差コイル式指示計において、一
対のコイル５，６に測定量に応じ互に９０°の位相差を
有する正弦波特性で変化する２つの電流信号を入力する
場合には、その指度特性は直線的となるが、第３図ａに
示すように測定量に応じ互に９０°の位相差を有する三
角波特性で変化する２つの電流信号５’、６’を入力す
る場合には、その指度特性は第３図すに示すように波状
に変化する曲線的となり、目盛間隔が不均一となる欠点
があった。
対のコイル５，６に測定量に応じ互に９０°の位相差を
有する正弦波特性で変化する２つの電流信号を入力する
場合には、その指度特性は直線的となるが、第３図ａに
示すように測定量に応じ互に９０°の位相差を有する三
角波特性で変化する２つの電流信号５’、６’を入力す
る場合には、その指度特性は第３図すに示すように波状
に変化する曲線的となり、目盛間隔が不均一となる欠点
があった。
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、一
般に交差コイル式指示計のコイルの外側に設けられる磁
気シールド用ケースの形状を非円筒形とし、可動永久磁
石の該ケースに対する吸引力に指示角によって差をつけ
、コイルに入力される信号が三角波特性で変化する信号
であっても、指度特性をほぼ直線的としうる交差コイル
式指示計を提供することを目的とするものである。
般に交差コイル式指示計のコイルの外側に設けられる磁
気シールド用ケースの形状を非円筒形とし、可動永久磁
石の該ケースに対する吸引力に指示角によって差をつけ
、コイルに入力される信号が三角波特性で変化する信号
であっても、指度特性をほぼ直線的としうる交差コイル
式指示計を提供することを目的とするものである。
以下に本考案を第４図乃至第７図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
１は円板状の可動永久磁石で、半径方向にＮ、Ｓ極が着
磁されており、指針２が取付けられた指針軸３に固定さ
れている。
磁されており、指針２が取付けられた指針軸３に固定さ
れている。
４は上下に分割可能なコイルボビンで、非磁性材料であ
る合成樹脂にて前記可動永久磁石１を収納可能に底形さ
れており、かつ組合わせることにより該可動永久磁石を
回転可能に支持せしめている。
る合成樹脂にて前記可動永久磁石１を収納可能に底形さ
れており、かつ組合わせることにより該可動永久磁石を
回転可能に支持せしめている。
５，６は一対の交差コイルで、前記可動永久磁石１を互
に直交して包囲するように前記コイルボビン４の外周の
巻装されており、かつ夫々に第７図ａに示すように、互
に９０゜の位相差を有し、測定入力信号に応じて三角波
特性で変化する電流信号５’、６’が入力される。
に直交して包囲するように前記コイルボビン４の外周の
巻装されており、かつ夫々に第７図ａに示すように、互
に９０゜の位相差を有し、測定入力信号に応じて三角波
特性で変化する電流信号５’、６’が入力される。
７は磁気回路の形成を兼ねた磁気シールド用の筒状ケー
スで、前記交差コイル５，６の外側に配置されるように
前記コイルボビン４にねし止めされている。
スで、前記交差コイル５，６の外側に配置されるように
前記コイルボビン４にねし止めされている。
該筒状ケース７は、第５図に示すように、前記交差コイ
ル５，６の夫々の中心線（磁界発生方向の線）がなす交
差角の２等分線方向、即ち４５°、１３５°、２２５°
及び３１５°の方向における当該ケースの前記可動永久
磁石１に対する距離が、前記交差コイル５，６の夫々の
中心線方向、即ちＯｏ、９０°、１８０°及び２７０°
の方向における当該ケースの前記可動永久磁石１に対す
る距離よりも小さくなるように形成されている。
ル５，６の夫々の中心線（磁界発生方向の線）がなす交
差角の２等分線方向、即ち４５°、１３５°、２２５°
及び３１５°の方向における当該ケースの前記可動永久
磁石１に対する距離が、前記交差コイル５，６の夫々の
中心線方向、即ちＯｏ、９０°、１８０°及び２７０°
の方向における当該ケースの前記可動永久磁石１に対す
る距離よりも小さくなるように形成されている。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について
述べると、ケース７の４５°、１３５°、２２５°及び
３１５°方向が可動永久磁石１側に接近しているので、
磁気ポテンシャルに勾配が生じ、可動永久磁石１はＯ〜
４５°、９０〜１３５°、１８０〜２２５°及び２７０
〜３１５°の範囲においては指示角が増加する方向に吸
引され（第６図ａ参照）、また４５〜９０°、１３５〜
１８０°、２２５〜２７０°及び３１５〜３６０°の範
囲においては指示角が減少する方向に吸引される（第６
図す参照）。
述べると、ケース７の４５°、１３５°、２２５°及び
３１５°方向が可動永久磁石１側に接近しているので、
磁気ポテンシャルに勾配が生じ、可動永久磁石１はＯ〜
４５°、９０〜１３５°、１８０〜２２５°及び２７０
〜３１５°の範囲においては指示角が増加する方向に吸
引され（第６図ａ参照）、また４５〜９０°、１３５〜
１８０°、２２５〜２７０°及び３１５〜３６０°の範
囲においては指示角が減少する方向に吸引される（第６
図す参照）。
この吸引力は、第７図すで点線で示した波状指度特性を
同図すで実線で示した直線的指度特性となる方向に補正
するように働き、良好な指度特性を得ることができる。
同図すで実線で示した直線的指度特性となる方向に補正
するように働き、良好な指度特性を得ることができる。
以上述べたように本考案は回転可能に配設された指示用
可動永久磁石１と、該可動永久磁石を包囲するように一
定の角度をなして交差配置された一対のコイル５，６と
、該コイルの外側に配置された磁気シールド用の筒状ケ
ース７とを備え、前記一対のコイル５，６の夫々に、測
定量に応じ互に所定の位相差を有する三角波特性で変化
する信号５’、６’を入力せしめてなる交差コイル式指
示計において、前記筒状ケース７を、前記一対のコイル
５，６の中心線がなす交差角の２等分線方向での前記可
動永久磁石１に対する距離が、前記一対のコイル５．６
の中心線方向での前記可動永久磁石１に対する距離より
も小さくなるように構成したことを特徴とする交差コイ
ル式指示計であるから、本考案によれば一対のコイルへ
の入力信号が、正弦波に比べて発生が容易であり、駆動
回路が簡単となる三角波の特性で変化する信号であって
も、はぼ直線的な指度特性が得られ、等間隔目盛の表示
が極めて低コストで可能となる等の優れた効果を発揮す
るものである。
可動永久磁石１と、該可動永久磁石を包囲するように一
定の角度をなして交差配置された一対のコイル５，６と
、該コイルの外側に配置された磁気シールド用の筒状ケ
ース７とを備え、前記一対のコイル５，６の夫々に、測
定量に応じ互に所定の位相差を有する三角波特性で変化
する信号５’、６’を入力せしめてなる交差コイル式指
示計において、前記筒状ケース７を、前記一対のコイル
５，６の中心線がなす交差角の２等分線方向での前記可
動永久磁石１に対する距離が、前記一対のコイル５．６
の中心線方向での前記可動永久磁石１に対する距離より
も小さくなるように構成したことを特徴とする交差コイ
ル式指示計であるから、本考案によれば一対のコイルへ
の入力信号が、正弦波に比べて発生が容易であり、駆動
回路が簡単となる三角波の特性で変化する信号であって
も、はぼ直線的な指度特性が得られ、等間隔目盛の表示
が極めて低コストで可能となる等の優れた効果を発揮す
るものである。
第１図は従来の交差コイル式指示計を示した断面図、第
２図はその平面図、第３図はその特性図、第４図は本考
案からなる交差コイル式指示計の一実施例を示す断面図
、第５図はその平面図、第６図ａ、ｌ）はその作動説明
図、第７図ａはコイルに流れるコイル電流波形図、第７
図すは指度特性図である。 １・・・・・・可動永久磁石、２・・・・・・指針、３
・・・・・・指針軸、４・・・・・・コイルボビン、５
，６・・・・・・交差コイル、７・・・・・・筒状ケー
ス。
２図はその平面図、第３図はその特性図、第４図は本考
案からなる交差コイル式指示計の一実施例を示す断面図
、第５図はその平面図、第６図ａ、ｌ）はその作動説明
図、第７図ａはコイルに流れるコイル電流波形図、第７
図すは指度特性図である。 １・・・・・・可動永久磁石、２・・・・・・指針、３
・・・・・・指針軸、４・・・・・・コイルボビン、５
，６・・・・・・交差コイル、７・・・・・・筒状ケー
ス。
Claims (1)
- 回転可能に配設された指示用可動永久磁石１と、該可動
永久磁石を包囲するように一定の角度をなして交差配置
された一対のコイル５，６と、該コイルの外側に配置さ
れた磁気シールド用の筒状ケース７とを備え、前記一対
のコイル５，６の夫々に、測定量に応じ互に所定の位相
差を有する三角波特性で変化する信号５’、６’を入力
せしめてなる交差コイル式指示計において、前記筒状ケ
ース７を、前記一対のコイル５，６の中心線がなす交差
角の２等分線方向での前記可動永久磁石１に対する距離
が、前記一対のコイル５，６の中心線方向での前記可動
永久磁石１に対する距離よりも小さくなるように構成し
たことを特徴とする交差コイル式指示計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18213478U JPS5824215Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 交差コイル式指示計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18213478U JPS5824215Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 交差コイル式指示計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55100171U JPS55100171U (ja) | 1980-07-12 |
| JPS5824215Y2 true JPS5824215Y2 (ja) | 1983-05-24 |
Family
ID=29193818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18213478U Expired JPS5824215Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 交差コイル式指示計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824215Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-29 JP JP18213478U patent/JPS5824215Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55100171U (ja) | 1980-07-12 |
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