JPS585983Y2 - 交差コイル式計器 - Google Patents
交差コイル式計器Info
- Publication number
- JPS585983Y2 JPS585983Y2 JP7874678U JP7874678U JPS585983Y2 JP S585983 Y2 JPS585983 Y2 JP S585983Y2 JP 7874678 U JP7874678 U JP 7874678U JP 7874678 U JP7874678 U JP 7874678U JP S585983 Y2 JPS585983 Y2 JP S585983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- case
- movable magnet
- pointer
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は交差配置された複数のコイルにより被測定量に
応じた方向の合成磁界を発生せしめ、その磁界方向に可
動マグネットを指向せしめて被測定量を指示せしめる可
動マグネット型交差コイル式計器に関するものである。
応じた方向の合成磁界を発生せしめ、その磁界方向に可
動マグネットを指向せしめて被測定量を指示せしめる可
動マグネット型交差コイル式計器に関するものである。
一般に、この種の交差コイル式計器においては、作動中
に電源が切れるとそれまで発生していた磁界が消えてし
捷うので、その磁界方向に指向していた可動マグネシト
はそのときの指示位置に留まることになる。
に電源が切れるとそれまで発生していた磁界が消えてし
捷うので、その磁界方向に指向していた可動マグネシト
はそのときの指示位置に留まることになる。
従って、電源が切れたときに指針を零点に戻すためには
、強制的に零復帰せしめる機構が必要である。
、強制的に零復帰せしめる機構が必要である。
従来、この種の指針零復帰機構として、可動マグネット
の近くに零復帰用のマグネットを設けたものが提案され
ているが、部品点数が多くなりコスト高となる欠点があ
った。
の近くに零復帰用のマグネットを設けたものが提案され
ているが、部品点数が多くなりコスト高となる欠点があ
った。
捷た、電源遮断後、可動マグネットが零復帰しうる方向
の磁界を交差配置されたコイルを利用して発生させる制
御回路を設けたものも提案されているが1.回路が複雑
となる欠点があつ厄 −・ 本考案はこのような欠点を解消するためになされたもの
で、構造が簡単な指針零復帰機構を備えた交差コイル式
計器を提供す−ることを目的とするもの・である。
の磁界を交差配置されたコイルを利用して発生させる制
御回路を設けたものも提案されているが1.回路が複雑
となる欠点があつ厄 −・ 本考案はこのような欠点を解消するためになされたもの
で、構造が簡単な指針零復帰機構を備えた交差コイル式
計器を提供す−ることを目的とするもの・である。
以下に本考案からなる交差コイル式計器の第1の実施例
を第1図、第2図に基づいて説明すると、1は2極着磁
された可動マグネットであって、S極付近が回転中心と
なるように指針(図示せず)が取付けられた指針軸2に
固定されている。
を第1図、第2図に基づいて説明すると、1は2極着磁
された可動マグネットであって、S極付近が回転中心と
なるように指針(図示せず)が取付けられた指針軸2に
固定されている。
3及び4は被測定量に応じてサイン及びコサイン特性で
変化する磁界を発生するコイルであって、前記可動マグ
ネット1を包囲するように直角に配置されている。
変化する磁界を発生するコイルであって、前記可動マグ
ネット1を包囲するように直角に配置されている。
5はソフト磁性材料からなるケースで′あって、磁気通
路を形成すると共に、前記可動マグネット1に対する外
部磁界の影響を防止するために前記コイル3,4の外側
に配設されており、前記可動マグネット1との対向間隔
が該マグネットの回転方向(第1図において時計方向)
に沿って漸次大となるように螺旋形に構成されている。
路を形成すると共に、前記可動マグネット1に対する外
部磁界の影響を防止するために前記コイル3,4の外側
に配設されており、前記可動マグネット1との対向間隔
が該マグネットの回転方向(第1図において時計方向)
に沿って漸次大となるように螺旋形に構成されている。
このように構成された交差コイル式計器の零復帰動作を
説明すると、ケース5が螺旋形に成形されているので、
可動マグネット1によるケース位置での磁気ポテンシャ
ルは、第2図に示すように勾配を持つこ、とになり、電
源が切れてコイル3゜4による磁界がなくなったときに
、可動マグネツト1が第2図において実線で示した磁気
ポテンシャルに対応した回転範囲内にあれば、該マグネ
ットはケース1との吸引力によって磁気ポテンシャルが
小さくなる方向に回転し、指針は正常な方向から零復帰
する。
説明すると、ケース5が螺旋形に成形されているので、
可動マグネット1によるケース位置での磁気ポテンシャ
ルは、第2図に示すように勾配を持つこ、とになり、電
源が切れてコイル3゜4による磁界がなくなったときに
、可動マグネツト1が第2図において実線で示した磁気
ポテンシャルに対応した回転範囲内にあれば、該マグネ
ットはケース1との吸引力によって磁気ポテンシャルが
小さくなる方向に回転し、指針は正常な方向から零復帰
する。
また、第3図に示す本考案の第2の実施例は、前述の第
1の実施例に対して、可動マグネット1め回転中心をN
極とS極との中間にあるようにしたも□ので、可動マグ
ネット1の回転範囲が1・50゜〜1600以内であれ
ば、指針は正常な方向から零復帰する。
1の実施例に対して、可動マグネット1め回転中心をN
極とS極との中間にあるようにしたも□ので、可動マグ
ネット1の回転範囲が1・50゜〜1600以内であれ
ば、指針は正常な方向から零復帰する。
更にまた、第4図に示す本考案の第3の実施例及び第5
図に示す本考案の第4の実施例は、共に円形のケース5
を可動マグネット10回転中心に対して偏心させたもの
で、可動マグネット10回転中心がS極付近にある第3
の実施例では略1800以・内の指示範囲で、また可動
マグネット1の回転中心がN極とS極との中間にある第
4の実施例では略90’以内の指示範囲で正常な方向か
らの零復帰が可能である。
図に示す本考案の第4の実施例は、共に円形のケース5
を可動マグネット10回転中心に対して偏心させたもの
で、可動マグネット10回転中心がS極付近にある第3
の実施例では略1800以・内の指示範囲で、また可動
マグネット1の回転中心がN極とS極との中間にある第
4の実施例では略90’以内の指示範囲で正常な方向か
らの零復帰が可能である。
尚、上記実施例において、可動マグネット又は指針に指
針の回動範囲を規制するストッパーを設けてもよい。
針の回動範囲を規制するストッパーを設けてもよい。
lた上記第1及び第3の実施例において、可動マグネッ
ト又は指針軸に回転バランスをとるためのバランスウェ
イトを設けてもよへ本考案は上記の如く、指針が取付け
られた指針軸2と、該指針軸に固定さへ 2極着磁され
た可動マグネット1と、該マグネットを包囲するように
交差配置された複数のコイル3,4と、該コイルの外側
に配置さへ磁気通路を形成すると共に前記可動マグネッ
ト1に対する外部磁界の影響を防止するソフト磁性材料
からなるケース5とを備えた交差コイル式計器において
、前記可動マグネット1と前記ケース5との磁気的吸引
力が該マグネットの零復帰方向に沿って漸次大きくなる
ように、前記可動マグネット1のいずれか一方の磁極と
前記ケース5との対向間隔を、該マグネットの零復帰方
向に沿って漸次減少せしめた交差コイル式計器であって
、本考案によれば、磁気通路を形成すると共に外部磁界
の影響を防止するために設けられているケースの形状又
は位置を変えるだけで指針を零復帰できるので、低コス
トの指針零復帰機構を備えた交差コイル式計器を提供で
きる。
ト又は指針軸に回転バランスをとるためのバランスウェ
イトを設けてもよへ本考案は上記の如く、指針が取付け
られた指針軸2と、該指針軸に固定さへ 2極着磁され
た可動マグネット1と、該マグネットを包囲するように
交差配置された複数のコイル3,4と、該コイルの外側
に配置さへ磁気通路を形成すると共に前記可動マグネッ
ト1に対する外部磁界の影響を防止するソフト磁性材料
からなるケース5とを備えた交差コイル式計器において
、前記可動マグネット1と前記ケース5との磁気的吸引
力が該マグネットの零復帰方向に沿って漸次大きくなる
ように、前記可動マグネット1のいずれか一方の磁極と
前記ケース5との対向間隔を、該マグネットの零復帰方
向に沿って漸次減少せしめた交差コイル式計器であって
、本考案によれば、磁気通路を形成すると共に外部磁界
の影響を防止するために設けられているケースの形状又
は位置を変えるだけで指針を零復帰できるので、低コス
トの指針零復帰機構を備えた交差コイル式計器を提供で
きる。
第1図は本考案の第1の実施例を示す正面図、第2図は
その可動マグネットによる磁気ポテンシャルの変化図、
第3図は本考案の第2の実施例を示す正面図、第4図は
本考案の第3の実施例を示す正面図、第5図は本考案の
第4の実施例を示す正面図である。 1・・・・・・可動マグネット、2・・・・・・指針軸
、3,4・・・・・・コイル、5・・・・・・ケース。
その可動マグネットによる磁気ポテンシャルの変化図、
第3図は本考案の第2の実施例を示す正面図、第4図は
本考案の第3の実施例を示す正面図、第5図は本考案の
第4の実施例を示す正面図である。 1・・・・・・可動マグネット、2・・・・・・指針軸
、3,4・・・・・・コイル、5・・・・・・ケース。
Claims (1)
- 指針が取付けられた指針軸2と、該指針軸に固定さへ
2極着磁された可動マグネット”1と、該マグネットを
包囲するように交差配置された複数のコイル3,4と、
該コイルの外側に配置さね磁気通路を形成すると共に前
記可動マグネット1に対する外部磁界の影響を防止する
ソフト磁性材料からなるケース5とを備えた交差コイル
式計器にかいて、前記可動マグネット1と前記ケース5
との磁気的吸引力が該マグネットの零復帰方向に沿って
漸次大きくなるように、前記可動マグネット1のいずれ
か一方の磁極と前記ケース5との対向間隔を、該マグネ
ットの°零復帰方向に沿って漸次減少せしめたことを特
徴とする交差コイル式計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7874678U JPS585983Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 交差コイル式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7874678U JPS585983Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 交差コイル式計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54179177U JPS54179177U (ja) | 1979-12-18 |
JPS585983Y2 true JPS585983Y2 (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=28996098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7874678U Expired JPS585983Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 交差コイル式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585983Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6217714Y2 (ja) * | 1980-12-26 | 1987-05-07 |
-
1978
- 1978-06-08 JP JP7874678U patent/JPS585983Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54179177U (ja) | 1979-12-18 |
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