JPS6331012Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331012Y2 JPS6331012Y2 JP1981103029U JP10302981U JPS6331012Y2 JP S6331012 Y2 JPS6331012 Y2 JP S6331012Y2 JP 1981103029 U JP1981103029 U JP 1981103029U JP 10302981 U JP10302981 U JP 10302981U JP S6331012 Y2 JPS6331012 Y2 JP S6331012Y2
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- JP
- Japan
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- rotating magnet
- magnet
- case
- pointer
- rotating
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 10
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、置針式の可動磁石式計器に関し、
交差コイルに流れる電流が遮断されてもその時点
で指示を確実に残留するよう構成した可動磁石式
計器に関する。
交差コイルに流れる電流が遮断されてもその時点
で指示を確実に残留するよう構成した可動磁石式
計器に関する。
たとえば、車輌用燃料計に使われている可動磁
石式計器は、イグニツシヨンスイツチを切つて交
差コイルに入力される電流を遮断しても指針がそ
れまでの位置にとどまり指示が戻らない、言わゆ
る置針式であるが、従来のこの種計器にあつて
は、交差コイルの外側に位置する磁性体例えば鉄
製のケースに残留磁気が生じ、交差コイルに流れ
る電流すなわち燃料残量に応じた電流を遮断した
時、交差コイルの電流の変化よりも遅れて生じる
前記残留磁気の影響を回転磁石が受け、この磁石
と連動する指針は、前記電流を遮断する直前の位
置には留まらない、という問題を有していた。
石式計器は、イグニツシヨンスイツチを切つて交
差コイルに入力される電流を遮断しても指針がそ
れまでの位置にとどまり指示が戻らない、言わゆ
る置針式であるが、従来のこの種計器にあつて
は、交差コイルの外側に位置する磁性体例えば鉄
製のケースに残留磁気が生じ、交差コイルに流れ
る電流すなわち燃料残量に応じた電流を遮断した
時、交差コイルの電流の変化よりも遅れて生じる
前記残留磁気の影響を回転磁石が受け、この磁石
と連動する指針は、前記電流を遮断する直前の位
置には留まらない、という問題を有していた。
この考案は、このような欠点を解消するために
考えられたもので、交差コイルの外側に位置する
ケースの回転磁石の周面と対向する面に１ないし
数個の突起を設けることにより、交差コイルに流
れる電流を遮断した時指針が大きく動かないよう
にして、正確な指示値を読みとれるようにした可
動磁石式計器を提供するものである。
考えられたもので、交差コイルの外側に位置する
ケースの回転磁石の周面と対向する面に１ないし
数個の突起を設けることにより、交差コイルに流
れる電流を遮断した時指針が大きく動かないよう
にして、正確な指示値を読みとれるようにした可
動磁石式計器を提供するものである。
以下この考案を車輌用燃料計に適用した添付図
面の実施例に基づき説明する。
面の実施例に基づき説明する。
１は非磁性材料である合成樹脂により上下分割
可能に形成されたボビン、２は半径方向にＮ，Ｓ
の磁極が着磁されボビン１内に収納された回転磁
石、３，４は回転磁石４を包囲するようボビン１
にほぼ直交して巻線され、燃料残量に応じた電流
が入力される交差コイル、５は回転磁石２に貫設
され下端をボビン１内で軸受し上端をボビン１か
ら突設してその先端に磁石２の着磁方向と平行に
指針６を固着した指針軸、７はボビン１と指針６
との間に位置する文字板、８は磁気回路の形成を
兼ねた磁気シールド用の鉄製筒状ケースで、コイ
ル３，４の外側に位置するようボビン１にねじ止
めされている。
可能に形成されたボビン、２は半径方向にＮ，Ｓ
の磁極が着磁されボビン１内に収納された回転磁
石、３，４は回転磁石４を包囲するようボビン１
にほぼ直交して巻線され、燃料残量に応じた電流
が入力される交差コイル、５は回転磁石２に貫設
され下端をボビン１内で軸受し上端をボビン１か
ら突設してその先端に磁石２の着磁方向と平行に
指針６を固着した指針軸、７はボビン１と指針６
との間に位置する文字板、８は磁気回路の形成を
兼ねた磁気シールド用の鉄製筒状ケースで、コイ
ル３，４の外側に位置するようボビン１にねじ止
めされている。
このケース８の回転磁石２の周面と対向する内
面に残留磁気の吸引力とほぼつり合う磁気的吸引
力を回転磁石２との間に生じさせる突起８ａをプ
レス成形している。車輌用燃料計の場合、指針６
の指示範囲のうちでも特に下限（Ｅ点）において
指示が正確に行われることを要求される。すなわ
ち、タンク内の燃料がほとんど残つていないにも
かかわらず指針６が今だＥ点まで下がつていない
と、運転者は指針６の指示に応じておおよその走
行可能距離を計算し実際には給油時期が来ている
にもかかわらず運転を続け、やがて全く予想もし
ていないところで走行不能となり、場合によつて
は重大な事故を引き起こすこともある。
面に残留磁気の吸引力とほぼつり合う磁気的吸引
力を回転磁石２との間に生じさせる突起８ａをプ
レス成形している。車輌用燃料計の場合、指針６
の指示範囲のうちでも特に下限（Ｅ点）において
指示が正確に行われることを要求される。すなわ
ち、タンク内の燃料がほとんど残つていないにも
かかわらず指針６が今だＥ点まで下がつていない
と、運転者は指針６の指示に応じておおよその走
行可能距離を計算し実際には給油時期が来ている
にもかかわらず運転を続け、やがて全く予想もし
ていないところで走行不能となり、場合によつて
は重大な事故を引き起こすこともある。
このような事情に鑑み、各種試作を行つた結
果、車輌用燃料計として使用するこの可動磁石式
計器では、指針軸５を中心として文字板７の1/2
点とほぼ90度の角度差を有するケース８内面位置
の１カ所に前記突起８ａを設けている。
果、車輌用燃料計として使用するこの可動磁石式
計器では、指針軸５を中心として文字板７の1/2
点とほぼ90度の角度差を有するケース８内面位置
の１カ所に前記突起８ａを設けている。
次に動作を説明する。
タンク内の燃料の変化量の関数として交差コイ
ル３，４に電流が流れて磁界が発生し、コイル
３，４の合成磁界で回転磁石２を角度運動に変換
し、指針６を一定角度回転させて燃料残量に応じ
た指示を行うことができる。
ル３，４に電流が流れて磁界が発生し、コイル
３，４の合成磁界で回転磁石２を角度運動に変換
し、指針６を一定角度回転させて燃料残量に応じ
た指示を行うことができる。
車輌走行に応じてタンク内の燃料が減少し、Ｅ
点の近くになると、交差コイル３，４に流れる電
流が変化し、合成磁界も変化して、指針６は文字
板７の目盛下位側（矢印Ａ方向）へ回転移動す
る。この時、ケース８に発生する残留磁気により
指針６は本来指示すべき位置よりも若干目盛上位
側（矢印Ｂ方向）で止まろうとする。しかし、ケ
ース８の突起８ａでは他の部分と比べて磁気的吸
引力が強いため、回転磁石２の磁極が突起８ａに
近づこうとして目盛下位側（矢印Ａ方向）へ回動
しようとする。
点の近くになると、交差コイル３，４に流れる電
流が変化し、合成磁界も変化して、指針６は文字
板７の目盛下位側（矢印Ａ方向）へ回転移動す
る。この時、ケース８に発生する残留磁気により
指針６は本来指示すべき位置よりも若干目盛上位
側（矢印Ｂ方向）で止まろうとする。しかし、ケ
ース８の突起８ａでは他の部分と比べて磁気的吸
引力が強いため、回転磁石２の磁極が突起８ａに
近づこうとして目盛下位側（矢印Ａ方向）へ回動
しようとする。
したがつて、残留磁気の吸引力とほぼつり合う
磁気的吸引力を回転磁石との間に生じさせる形状
に突起８ａを形成することにより、交差コイル
３，４に通じる電流を遮断した時に、指針６は前
記電流を遮断する直前の位置に留まり停止される
ことになり、指示が確実に残留される可動磁石式
計器を提供することができるものである。
磁気的吸引力を回転磁石との間に生じさせる形状
に突起８ａを形成することにより、交差コイル
３，４に通じる電流を遮断した時に、指針６は前
記電流を遮断する直前の位置に留まり停止される
ことになり、指示が確実に残留される可動磁石式
計器を提供することができるものである。
なお、前記実施例においては、突起８ａをプレ
ス成形によりケース８と一体に形成したが、ケー
ス８と同じかもしくは同様な磁気特性を有する別
部品をケース８内面の回転磁石２周面と対向する
位置に貼着しても同様な効果を得ることができ
る。
ス成形によりケース８と一体に形成したが、ケー
ス８と同じかもしくは同様な磁気特性を有する別
部品をケース８内面の回転磁石２周面と対向する
位置に貼着しても同様な効果を得ることができ
る。
また、可動磁石式計器の使用目的に応じて突起
８ａの数を適宜増やすことは有効である。
８ａの数を適宜増やすことは有効である。
そしてこの考案によれば構造簡単で、しかもコ
ストを押えて所期の目的を達成できる効果があ
る。
ストを押えて所期の目的を達成できる効果があ
る。
第１図は、この考案の実施例である可動磁石式
計器の要部断面図、第２図は、同上計器の正面
図、第３図は、同上ケースの斜視図である。 １：ボビン、２：回転磁石、３，４：交差コイ
ル、５：指針軸、６：指針、７：文字板、８：ケ
ース、８ａ：突起。
計器の要部断面図、第２図は、同上計器の正面
図、第３図は、同上ケースの斜視図である。 １：ボビン、２：回転磁石、３，４：交差コイ
ル、５：指針軸、６：指針、７：文字板、８：ケ
ース、８ａ：突起。
Claims (1)
- 指針を固着した指針軸と、この指針軸に固定し
た回転磁石と、この回転磁石を内包するように交
差配置した複数のコイルと、このコイルの外側に
位置して磁気回路を形成するとともに前記回転磁
石に対する外部磁界の影響を防止するケースとを
備えた可動磁石式計器において、前記ケースの前
記回転磁石の周面と対向する面には、前記コイル
への電流の変化時に前記コイルにそれまで流れて
いた電流に応じて前記ケースに発生する残留磁気
の吸引力による前記回転磁石の回転方向とは反対
の方向へ前記回転磁石を回転させるよう前記残留
磁気の吸引力とほぼつり合う磁気的吸引力を前記
回転磁石との間に生じさせる１ないし数個の突起
を設けたことを特徴とする可動磁石式計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10302981U JPS5810066U (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 可動磁石式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10302981U JPS5810066U (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 可動磁石式計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810066U JPS5810066U (ja) | 1983-01-22 |
| JPS6331012Y2 true JPS6331012Y2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=29897661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10302981U Granted JPS5810066U (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 可動磁石式計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810066U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842949Y2 (ja) * | 1979-01-17 | 1983-09-28 | カルソニックカンセイ株式会社 | 交差コイル式計器の零位置調整装置 |
| JPS6217714Y2 (ja) * | 1980-12-26 | 1987-05-07 |
-
1981
- 1981-07-11 JP JP10302981U patent/JPS5810066U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5810066U (ja) | 1983-01-22 |
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