JPH0239262Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0239262Y2 JPH0239262Y2 JP5360486U JP5360486U JPH0239262Y2 JP H0239262 Y2 JPH0239262 Y2 JP H0239262Y2 JP 5360486 U JP5360486 U JP 5360486U JP 5360486 U JP5360486 U JP 5360486U JP H0239262 Y2 JPH0239262 Y2 JP H0239262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- magnetic
- coils
- stopper
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 15
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 10
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 16
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 108091027981 Response element Proteins 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えば車両用計器等に使用される
交差コイル式計器に関し、特に電源スイツチのオ
フ時に指針を零位置(指示起点位置)に復帰せし
める帰零機構を備えた交差コイル式計器に関す
る。
交差コイル式計器に関し、特に電源スイツチのオ
フ時に指針を零位置(指示起点位置)に復帰せし
める帰零機構を備えた交差コイル式計器に関す
る。
従来のこの種の交差コイル式計器としては、例
えば第13図に示すようなものがある。図におい
て、1は交差コイル式計器指示部で、交差コイル
を構成する複数のコイル2,3,4と、該交差コ
イル2,3,4の磁気作用下に配設された可動マ
グネツト6とを備えている(詳しくは第1図説明
文参照)。また、前記複数のコイル2,3,4は、
各発生磁界H2,H3,H4が第14図に示す方向に
なるように設定されており、さらにコイル3,4
による合成磁界H3+H4は前記可動マグネツト6
を帰零方向に指向させる方向に設定されている。
えば第13図に示すようなものがある。図におい
て、1は交差コイル式計器指示部で、交差コイル
を構成する複数のコイル2,3,4と、該交差コ
イル2,3,4の磁気作用下に配設された可動マ
グネツト6とを備えている(詳しくは第1図説明
文参照)。また、前記複数のコイル2,3,4は、
各発生磁界H2,H3,H4が第14図に示す方向に
なるように設定されており、さらにコイル3,4
による合成磁界H3+H4は前記可動マグネツト6
を帰零方向に指向させる方向に設定されている。
また、20は直流電源、21は電源スイツチ、
22は可変抵抗式センサ、23は電流制限用抵
抗、24は指度調整用抵抗である。
22は可変抵抗式センサ、23は電流制限用抵
抗、24は指度調整用抵抗である。
さらに、25は帰零用の給電回路で、前記直流
電源20と前記コイル2,3の接続点との間に電
流制限用抵抗26を介して配線されている。
電源20と前記コイル2,3の接続点との間に電
流制限用抵抗26を介して配線されている。
このように構成された交差コイル式計器によれ
ば、電源スイツチ21をオンすると、交差コイル
2,3,4には可変抵抗式センサ22による被測
定量に応じた抵抗値により決まる電流が流れ、各
コイル2,3,4による合成磁界H2+H3+H4が
被測定量に応じた方向に発生する。そのため、交
差コイル2,3,4の磁気作用下に回転可能に配
設された可動マグネツト6は、前記合成磁界方向
に指向し、該可動マグネツト6により指針が駆動
され被測定量のその時々の大きさを指示すること
になる。
ば、電源スイツチ21をオンすると、交差コイル
2,3,4には可変抵抗式センサ22による被測
定量に応じた抵抗値により決まる電流が流れ、各
コイル2,3,4による合成磁界H2+H3+H4が
被測定量に応じた方向に発生する。そのため、交
差コイル2,3,4の磁気作用下に回転可能に配
設された可動マグネツト6は、前記合成磁界方向
に指向し、該可動マグネツト6により指針が駆動
され被測定量のその時々の大きさを指示すること
になる。
そこで、電源スイツチ21をオフすると、交差
コイル2,3,4のうちコイル3,4にのみ直流
電源20から電流制限用抵抗26を介して通電さ
れ、コイル3,4による合成磁界H3+H4のみが
可動マグネツト6に作用する。しかして、コイル
3,4による合成磁界H3+H4は可動マグネツト
6を帰零方向に指向せしめる方向に発生するた
め、可動マグネツト6は帰零方向に指向し指針が
零位置まで戻されることになる。
コイル2,3,4のうちコイル3,4にのみ直流
電源20から電流制限用抵抗26を介して通電さ
れ、コイル3,4による合成磁界H3+H4のみが
可動マグネツト6に作用する。しかして、コイル
3,4による合成磁界H3+H4は可動マグネツト
6を帰零方向に指向せしめる方向に発生するた
め、可動マグネツト6は帰零方向に指向し指針が
零位置まで戻されることになる。
しかしながら、このような従来の交差コイル式
計器にあつては、その帰零機構を形成する帰零用
給電回路25が、直流電源20とコイル2,3の
接続点との間を常時結線する構造となつていたた
め、電源スイツチ21がオフされたときに指針を
確実に零位置に復帰、すなわち帰零させることが
できるが、指針が帰零したのちもコイル3,4に
常時に電流が流れるため、直流電源20に無駄な
電力消費を強いることになり、直流電源が車載バ
ツテリの場合にはバツテリアツプを起こしてしま
うという問題点があつた。
計器にあつては、その帰零機構を形成する帰零用
給電回路25が、直流電源20とコイル2,3の
接続点との間を常時結線する構造となつていたた
め、電源スイツチ21がオフされたときに指針を
確実に零位置に復帰、すなわち帰零させることが
できるが、指針が帰零したのちもコイル3,4に
常時に電流が流れるため、直流電源20に無駄な
電力消費を強いることになり、直流電源が車載バ
ツテリの場合にはバツテリアツプを起こしてしま
うという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、指針が帰零したのちは、無駄
な電力消費を生じさせることなく指針を零位置に
確実に保持できる構造とすることにより、上記問
題点を解決することを目的としている。
てなされたもので、指針が帰零したのちは、無駄
な電力消費を生じさせることなく指針を零位置に
確実に保持できる構造とすることにより、上記問
題点を解決することを目的としている。
そこで、この考案にかかる交差コイル式計器
は、電源スイツチのオン時に通電され、合成磁界
方向が被測定量の大きさに応じて変化する交差磁
界を夫々発生する交差コイルと、該交差コイルの
磁気作用下に回転可能に配設されかつ前記合成磁
界方向に指向する可動マグネツトと、該可動マグ
ネツトによつて駆動される指針と、該指針又はそ
れに連動する部材に当接して該指針の指示起点を
決める指針ストツパとを備え、かつ前記交差コイ
ルは、前記可動マグネツトに対して前記指針が指
示起点に指向する方向の磁界を発生する第1のコ
イルと、該第1のコイルの発生磁界に対して所定
の角度をなす方向に磁界を発生する第2のコイル
とからなり、さらに前記電源スイツチのオフ時に
前記第1のコイルにのみ通電する給電回路を設け
ると共に、前記指針が指示起点近傍にあるときに
磁気的吸引力を及ぼし合つて該指針を前記指針ス
トツパに当接保持するトルクを発生する磁気的保
持力発生手段と、該磁気的保持力発生手段により
形成される磁路中に介挿されかつ該磁路中を通る
磁束の変化に感心する磁気感応素子とを設け、さ
らに前記指針又はそれに連動する部材が前記指針
ストツパに当接したときにおける前記磁気感応素
子の磁気感応動作に基づいて前記給電回路を開放
状態に付勢してなる構成としたものである。
は、電源スイツチのオン時に通電され、合成磁界
方向が被測定量の大きさに応じて変化する交差磁
界を夫々発生する交差コイルと、該交差コイルの
磁気作用下に回転可能に配設されかつ前記合成磁
界方向に指向する可動マグネツトと、該可動マグ
ネツトによつて駆動される指針と、該指針又はそ
れに連動する部材に当接して該指針の指示起点を
決める指針ストツパとを備え、かつ前記交差コイ
ルは、前記可動マグネツトに対して前記指針が指
示起点に指向する方向の磁界を発生する第1のコ
イルと、該第1のコイルの発生磁界に対して所定
の角度をなす方向に磁界を発生する第2のコイル
とからなり、さらに前記電源スイツチのオフ時に
前記第1のコイルにのみ通電する給電回路を設け
ると共に、前記指針が指示起点近傍にあるときに
磁気的吸引力を及ぼし合つて該指針を前記指針ス
トツパに当接保持するトルクを発生する磁気的保
持力発生手段と、該磁気的保持力発生手段により
形成される磁路中に介挿されかつ該磁路中を通る
磁束の変化に感心する磁気感応素子とを設け、さ
らに前記指針又はそれに連動する部材が前記指針
ストツパに当接したときにおける前記磁気感応素
子の磁気感応動作に基づいて前記給電回路を開放
状態に付勢してなる構成としたものである。
このような構成によれば、電源スイツチのオン
時は交差コイルには被測定量に応じて決まる電流
が流れ、該交差コイルを構成する第1及び第2の
コイルによる合成磁界の方向が被測定量に応じて
変化する。しかして可動マグネツトがその合成磁
界の作用を受けてその合成磁界方向に指向し、該
可動マグネツトにより指針が駆動され被測定量の
その時々の大きさが指示されることになる。
時は交差コイルには被測定量に応じて決まる電流
が流れ、該交差コイルを構成する第1及び第2の
コイルによる合成磁界の方向が被測定量に応じて
変化する。しかして可動マグネツトがその合成磁
界の作用を受けてその合成磁界方向に指向し、該
可動マグネツトにより指針が駆動され被測定量の
その時々の大きさが指示されることになる。
そこで、電源スイツチをオンからオフにする
と、交差コイルの第1のコイルにのみ給電回路を
介して通電され、該第1のコイルによる磁界のみ
が可動マグネツトに作用することになるが、該第
1のコイルによる磁界は可動マグネツトを帰零方
向(指示起点方向)に指向せしめる方向に発生す
るため、指針は可動マグネツトにより駆動されて
零位置まで戻されることになる。
と、交差コイルの第1のコイルにのみ給電回路を
介して通電され、該第1のコイルによる磁界のみ
が可動マグネツトに作用することになるが、該第
1のコイルによる磁界は可動マグネツトを帰零方
向(指示起点方向)に指向せしめる方向に発生す
るため、指針は可動マグネツトにより駆動されて
零位置まで戻されることになる。
しかして、指針が零位置に復帰して指針又はそ
れに連動する部材が指針ストツパに当接すると、
指針は磁気的保持力発生手段による保持トルクの
作用を受けて零位置に確実に保持されることにな
る。さらにその時磁気的保持力発生手段により形
成される磁路中の磁束が大きく変化することにな
るが、その磁束変化により磁気感応素子が磁気感
応状態に付勢され、給電回路をオフ状態に制御す
るため、第1のコイルに供給されていた帰零用電
流が遮断される。
れに連動する部材が指針ストツパに当接すると、
指針は磁気的保持力発生手段による保持トルクの
作用を受けて零位置に確実に保持されることにな
る。さらにその時磁気的保持力発生手段により形
成される磁路中の磁束が大きく変化することにな
るが、その磁束変化により磁気感応素子が磁気感
応状態に付勢され、給電回路をオフ状態に制御す
るため、第1のコイルに供給されていた帰零用電
流が遮断される。
以下、この考案の各実施例を図面に基づいて説
明する。第1図乃至第7図は、この考案の第1実
施例を示す図である。
明する。第1図乃至第7図は、この考案の第1実
施例を示す図である。
まず、第1図乃至第3図に基づいて機械的構成
を説明する。図において、1は交差コイル式計器
指示部で、交差コイル2,3,4、コイルボビン
を兼ねるハウジング5、可動マグネツト6、指針
軸7、指針8、文字板9、指針ストツパ10、ソ
フト磁性体製ケース11、回路形成用プリント基
板12からなる。さらに詳しく説明すると、ハウ
ジング5は非磁性体の合成樹脂により上下ハウジ
ング51,52に2分割形成されており、その外
周には交差コイルを構成する複数のコイル2,
3,4が互いに交差するように巻回されている。
また、該ハウジング5の内部に形成されかつ針振
れ(指針の微少揺動)防止用の高粘度シリコーン
オイル13が封入された中空部16内には、指針
軸7に固定されかつ該指針軸7を挾んで径方向に
2極着磁された可動マグネツト6が回転可能に配
設されている。さらに、その指針軸7の上端部は
ハウジング5から外部に導出されており、その指
針軸7の導出端部には合成樹脂製の指針8が打込
み固定されている。
を説明する。図において、1は交差コイル式計器
指示部で、交差コイル2,3,4、コイルボビン
を兼ねるハウジング5、可動マグネツト6、指針
軸7、指針8、文字板9、指針ストツパ10、ソ
フト磁性体製ケース11、回路形成用プリント基
板12からなる。さらに詳しく説明すると、ハウ
ジング5は非磁性体の合成樹脂により上下ハウジ
ング51,52に2分割形成されており、その外
周には交差コイルを構成する複数のコイル2,
3,4が互いに交差するように巻回されている。
また、該ハウジング5の内部に形成されかつ針振
れ(指針の微少揺動)防止用の高粘度シリコーン
オイル13が封入された中空部16内には、指針
軸7に固定されかつ該指針軸7を挾んで径方向に
2極着磁された可動マグネツト6が回転可能に配
設されている。さらに、その指針軸7の上端部は
ハウジング5から外部に導出されており、その指
針軸7の導出端部には合成樹脂製の指針8が打込
み固定されている。
一方、指針8の回動位置を読取るための文字板
9は、ハウジング5に固定されており、その零目
盛91近傍には、指針8が当接することにより該
指針8を零目盛91で止めるための指針ストツパ
10が配設されている。この指針ストツパ10は
非磁性体の合成樹脂により形成されており、その
内部には、指針8に固定された鉄片15を磁気的
に吸着して指針8を指針ストツパ10に当接状態
で保持するための指針零位置保持用マグネツト1
6が埋設されている。この保持用マグネツト16
は、磁気感応素子であるホール素子31を挾んで
異極同志が対向するように配列された上下マグネ
ツト161,162からなるが、この上部マグネ
ツト161の下方極(図ではN極)と下部マグネ
ツト162の上方極(図ではS極)とは指針8の
側面に固定された鉄片15の上下端に夫々対面し
うる寸法関係で設定されている。
9は、ハウジング5に固定されており、その零目
盛91近傍には、指針8が当接することにより該
指針8を零目盛91で止めるための指針ストツパ
10が配設されている。この指針ストツパ10は
非磁性体の合成樹脂により形成されており、その
内部には、指針8に固定された鉄片15を磁気的
に吸着して指針8を指針ストツパ10に当接状態
で保持するための指針零位置保持用マグネツト1
6が埋設されている。この保持用マグネツト16
は、磁気感応素子であるホール素子31を挾んで
異極同志が対向するように配列された上下マグネ
ツト161,162からなるが、この上部マグネ
ツト161の下方極(図ではN極)と下部マグネ
ツト162の上方極(図ではS極)とは指針8の
側面に固定された鉄片15の上下端に夫々対面し
うる寸法関係で設定されている。
次に、第4図及び第5図に基づいて電気的構成
を説明する。図において、1は交差コイル式計器
指示部で、従来例と同様に構成されている。すな
わち、交差コイルを構成する複数のコイル2,
3,4は可動マグネツト6の周りに巻回されてい
るが、夫々のコイル2,3,4による磁界H2,
H3,H4は第14図に示す方向に発生するように
設定されている。さらにコイル3,4による合成
磁界H3+H4は可動マグネツト6が帰零方向に指
向する方向、すなわち該可動マグネツト6により
駆動される指針8が文字板9の零目盛91に対向
する方向に設定されている。
を説明する。図において、1は交差コイル式計器
指示部で、従来例と同様に構成されている。すな
わち、交差コイルを構成する複数のコイル2,
3,4は可動マグネツト6の周りに巻回されてい
るが、夫々のコイル2,3,4による磁界H2,
H3,H4は第14図に示す方向に発生するように
設定されている。さらにコイル3,4による合成
磁界H3+H4は可動マグネツト6が帰零方向に指
向する方向、すなわち該可動マグネツト6により
駆動される指針8が文字板9の零目盛91に対向
する方向に設定されている。
また、20は車載バツテリ等の直流電源、21
はイグニツシヨンスイツチ等の電源スイツチ、2
2は車速、エンジン回転数、燃料残量等を検出す
る可変抵抗式センサ、23は電流制限用抵抗、2
4は指度調整用抵抗である。
はイグニツシヨンスイツチ等の電源スイツチ、2
2は車速、エンジン回転数、燃料残量等を検出す
る可変抵抗式センサ、23は電流制限用抵抗、2
4は指度調整用抵抗である。
さらに、25は帰零用給電回路で、直流電源2
0とコイル2,3の接続点との間に、電流制限用
抵抗26及びスイツチング用トランジスタ34を
介して配線されている。該スイツチング用トラン
ジスタ34のベースにはホールIC30の出力が
ベース抵抗35を介して接続されている。なお、
ホールIC30は、指針ストツパ10内の上下マ
グネツト161,162間に配設されたホール素
子31と、該ホール素子31の出力信号を入力し
該ホール素子31に作用する上下マグネツト16
1,162による磁束が所定値以上のときにハイ
レベルの制御信号を出力するシユミツトトリガ3
2と、該シユミツトトリガ32から出力される制
御信号を適宜増幅する増幅回路33とからなる。
0とコイル2,3の接続点との間に、電流制限用
抵抗26及びスイツチング用トランジスタ34を
介して配線されている。該スイツチング用トラン
ジスタ34のベースにはホールIC30の出力が
ベース抵抗35を介して接続されている。なお、
ホールIC30は、指針ストツパ10内の上下マ
グネツト161,162間に配設されたホール素
子31と、該ホール素子31の出力信号を入力し
該ホール素子31に作用する上下マグネツト16
1,162による磁束が所定値以上のときにハイ
レベルの制御信号を出力するシユミツトトリガ3
2と、該シユミツトトリガ32から出力される制
御信号を適宜増幅する増幅回路33とからなる。
このように構成された第1実施例の作用を説明
すると、まず、電源スイツチ21のオン時は交差
コイル2,3,4には可変抵抗式センサ22によ
る被測定量に応じた抵抗値により決まる電流が流
れ、各コイル2,3,4による合成磁界H2+H3
+H4が被測定量に応じた方向に発生する。その
ため、交差コイル2,3,4の磁気作用下に回転
可能に配設された可動マグネツト6は、前記合成
磁界方向に指向し、該可動マグネツト6により指
針8が回転駆動され被測定量のその時々の大きさ
を指示する。
すると、まず、電源スイツチ21のオン時は交差
コイル2,3,4には可変抵抗式センサ22によ
る被測定量に応じた抵抗値により決まる電流が流
れ、各コイル2,3,4による合成磁界H2+H3
+H4が被測定量に応じた方向に発生する。その
ため、交差コイル2,3,4の磁気作用下に回転
可能に配設された可動マグネツト6は、前記合成
磁界方向に指向し、該可動マグネツト6により指
針8が回転駆動され被測定量のその時々の大きさ
を指示する。
そこで、電源スイツチ21をオンからオフにす
ると、交差コイル2,3,4のうちコイル3,4
にのみ直流電源20から給電回路25を介して通
電され、そのコイル3,4による合成磁界H3+
H4のみが発生し可動マグネツト6に作用する。
しかして、該コイル3,4による合成磁界H3+
H4は可動マグネツト6を帰零方向に指向せしめ
る方向に発生するため、可動マグネツト6は帰零
方向に指向し、指針8が零位置91まで戻される
ことになる。
ると、交差コイル2,3,4のうちコイル3,4
にのみ直流電源20から給電回路25を介して通
電され、そのコイル3,4による合成磁界H3+
H4のみが発生し可動マグネツト6に作用する。
しかして、該コイル3,4による合成磁界H3+
H4は可動マグネツト6を帰零方向に指向せしめ
る方向に発生するため、可動マグネツト6は帰零
方向に指向し、指針8が零位置91まで戻される
ことになる。
しかして、指針8が零位置91に復帰して指針
8が指針ストツパ10に当接すると、該指針8は
磁気的保持力発生手段15,16による保持トル
クの作用を受けて零位置91に確実に保持され
る。すなわち、指針8が指針ストツパ10の近傍
まで復帰してくると、指針8の側面に固定された
鉄片15が指針ストツパ10に埋設されたマグネ
ツト16に磁気的に吸引されて第3図に示すよう
に吸着保持され、これにより指針8は指針ストツ
パ10に当接した状態で零位置91に保持され
る。
8が指針ストツパ10に当接すると、該指針8は
磁気的保持力発生手段15,16による保持トル
クの作用を受けて零位置91に確実に保持され
る。すなわち、指針8が指針ストツパ10の近傍
まで復帰してくると、指針8の側面に固定された
鉄片15が指針ストツパ10に埋設されたマグネ
ツト16に磁気的に吸引されて第3図に示すよう
に吸着保持され、これにより指針8は指針ストツ
パ10に当接した状態で零位置91に保持され
る。
ところで、上述の如く指針8が零位置91に復
帰するように付勢され指針8が指針ストツパ10
に当接保持される、いわゆる帰零動作の前後にお
いては、磁気的保持力発生手段15,16により
形成される磁路中の磁束が大きく変化することに
なる。すなわち、指針8が指針ストツパ10に当
接する前までは、第6図に示すように、指針スト
ツパ10に埋設された上部マグネツト161のN
極から漏出する磁束が下部マグネツト162のS
極に直接向うことになり、そのためその上下マグ
ネツト161,162間に配設されているホール
素子31には上下マグネツト161,162の対
向極面間に形成される磁束の全てが作用すること
になる。一方、指針8が指針ストツパ10に当接
すると、上下マグネツト161,162の各対向
極間は指針8に固定されている鉄片15によつて
磁気的に短絡された状態となることから、第7図
に示すように、上部マグネツト161のN極から
下部マグネツト162のS極に向う磁束の大部分
は鉄片15を通ることになり、そのため上下マグ
ネツト161,162間に配設されているホール
素子31には上下マグネツト161,162の対
向極面間に形成される磁束の一部のみが作用する
ことになる。従つて、指針8が零位置91に復帰
して指針8が指針ストツパ10に当接保持される
と、ホール素子31から出力される信号の電圧値
が高い状態から低い状態に切換わり、また該ホー
ル素子31の出力信号を入力するシユミツトトリ
ガ32の出力論理がハイレベルからローレベルに
切換わり、さらに該シユミツトトリガ32の増幅
回路33を介した制御信号をベース入力するスイ
ツチング用トランジスタ34はオン状態からオフ
状態に切換わることになる。これにより指針8が
指針ストツパ10に当接するまでの間オン状態に
なつていた給電回路25は、指針8が指針ストツ
パ10に当接保持されたときにスイツチング用ト
ランジスタ34を介してオフ状態に制御され、そ
のため電源スイツチ21のオフ直後において帰零
用磁界を発生するためにコイル3,4に供給され
ていた電流は、指針8が磁気的保持力発生手段1
5,16による保持トルクの作用を受けて指針ス
トツパ10に当接した状態で零位置91に確実に
保持されると同時に遮断される。
帰するように付勢され指針8が指針ストツパ10
に当接保持される、いわゆる帰零動作の前後にお
いては、磁気的保持力発生手段15,16により
形成される磁路中の磁束が大きく変化することに
なる。すなわち、指針8が指針ストツパ10に当
接する前までは、第6図に示すように、指針スト
ツパ10に埋設された上部マグネツト161のN
極から漏出する磁束が下部マグネツト162のS
極に直接向うことになり、そのためその上下マグ
ネツト161,162間に配設されているホール
素子31には上下マグネツト161,162の対
向極面間に形成される磁束の全てが作用すること
になる。一方、指針8が指針ストツパ10に当接
すると、上下マグネツト161,162の各対向
極間は指針8に固定されている鉄片15によつて
磁気的に短絡された状態となることから、第7図
に示すように、上部マグネツト161のN極から
下部マグネツト162のS極に向う磁束の大部分
は鉄片15を通ることになり、そのため上下マグ
ネツト161,162間に配設されているホール
素子31には上下マグネツト161,162の対
向極面間に形成される磁束の一部のみが作用する
ことになる。従つて、指針8が零位置91に復帰
して指針8が指針ストツパ10に当接保持される
と、ホール素子31から出力される信号の電圧値
が高い状態から低い状態に切換わり、また該ホー
ル素子31の出力信号を入力するシユミツトトリ
ガ32の出力論理がハイレベルからローレベルに
切換わり、さらに該シユミツトトリガ32の増幅
回路33を介した制御信号をベース入力するスイ
ツチング用トランジスタ34はオン状態からオフ
状態に切換わることになる。これにより指針8が
指針ストツパ10に当接するまでの間オン状態に
なつていた給電回路25は、指針8が指針ストツ
パ10に当接保持されたときにスイツチング用ト
ランジスタ34を介してオフ状態に制御され、そ
のため電源スイツチ21のオフ直後において帰零
用磁界を発生するためにコイル3,4に供給され
ていた電流は、指針8が磁気的保持力発生手段1
5,16による保持トルクの作用を受けて指針ス
トツパ10に当接した状態で零位置91に確実に
保持されると同時に遮断される。
次に、第8図,第9図に第2実施例を示す。こ
の第2実施例は、磁気感応素子としてリードスイ
ツチ36を用いそれを給電回路25に直列的に介
挿すると共に、磁気的保持力発生手段として零位
置に復帰してきた指針8が指針ストツパ10に当
接保持されたときに前記リードスイツチ36がオ
ンからオフに切換わるように制御できる構造とし
たものである。すなわち、第9図に示すように、
指針ストツパ10の内部には、指針8の側面に固
定された鉄片15を磁気的に吸着して指針8を指
針ストツパ10に当接状態で保持するための上下
マグネツト171,172が埋設されている。こ
の上下マグネツト171,172は、夫々の一端
の間にリードスイツチ36が跨設された一対のヨ
ーク173,174の各他端を挾んで異極同志が
対向するように上下に配列されており、さらにそ
の上部マグネツト171の下方極(図ではN極)
と下部マグネツト172の上方極(図ではS極)
とは、指針8に固定された鉄片15の上下端に対
面しうる寸法関係に設定されている。また、この
上下マグネツト171,172の非対向極同志は
コの字状リターンパス用ヨーク175によつて磁
気的に結合されている。
の第2実施例は、磁気感応素子としてリードスイ
ツチ36を用いそれを給電回路25に直列的に介
挿すると共に、磁気的保持力発生手段として零位
置に復帰してきた指針8が指針ストツパ10に当
接保持されたときに前記リードスイツチ36がオ
ンからオフに切換わるように制御できる構造とし
たものである。すなわち、第9図に示すように、
指針ストツパ10の内部には、指針8の側面に固
定された鉄片15を磁気的に吸着して指針8を指
針ストツパ10に当接状態で保持するための上下
マグネツト171,172が埋設されている。こ
の上下マグネツト171,172は、夫々の一端
の間にリードスイツチ36が跨設された一対のヨ
ーク173,174の各他端を挾んで異極同志が
対向するように上下に配列されており、さらにそ
の上部マグネツト171の下方極(図ではN極)
と下部マグネツト172の上方極(図ではS極)
とは、指針8に固定された鉄片15の上下端に対
面しうる寸法関係に設定されている。また、この
上下マグネツト171,172の非対向極同志は
コの字状リターンパス用ヨーク175によつて磁
気的に結合されている。
従つて、この第2実施例によれば、指針8が指
針ストツパ10に当接する前までは(第9図に示
す状態のとき)、指針ストツパ10に埋設された
上部マグネツト171のN極から漏出する磁束の
全てが、ヨーク173、リードスイツチ36及び
ヨーク174を経て下部マグネツト172に至る
経路を通ることから、リードスイツチ36の接点
はオン状態に付勢され、そのため給電回路25は
オン状態に保持される。一方、指針8が指針スト
ツパ10に当接すると、上下マグネツト171,
172の各対向極間は指針8に固定されている鉄
片15によつて磁気的に短絡され、上部マグネツ
ト171のN極から下部マグネツト172のS極
に向う磁束の大部分は鉄片15を通ることにな
り、そのため、ヨーク173,174を介してリ
ードスイツチ36に作用する磁束が減少し、該リ
ードスイツチ36はオフ状態となる。しかして指
針8が指針ストツパ10に当接するまでの間オン
状態になつていた給電回路25は、指針8が指針
ストツパ10に当接保持されると同時にオフ状態
に制御される。
針ストツパ10に当接する前までは(第9図に示
す状態のとき)、指針ストツパ10に埋設された
上部マグネツト171のN極から漏出する磁束の
全てが、ヨーク173、リードスイツチ36及び
ヨーク174を経て下部マグネツト172に至る
経路を通ることから、リードスイツチ36の接点
はオン状態に付勢され、そのため給電回路25は
オン状態に保持される。一方、指針8が指針スト
ツパ10に当接すると、上下マグネツト171,
172の各対向極間は指針8に固定されている鉄
片15によつて磁気的に短絡され、上部マグネツ
ト171のN極から下部マグネツト172のS極
に向う磁束の大部分は鉄片15を通ることにな
り、そのため、ヨーク173,174を介してリ
ードスイツチ36に作用する磁束が減少し、該リ
ードスイツチ36はオフ状態となる。しかして指
針8が指針ストツパ10に当接するまでの間オン
状態になつていた給電回路25は、指針8が指針
ストツパ10に当接保持されると同時にオフ状態
に制御される。
また、第10図,第11図に第3実施例を示
す。この第3実施例は、磁気感応素子としては第
2実施例と同様にリードスイツチ36を用いると
共に、該リードスイツチ36は、第10図に示す
ように、その一端が給電回路25に直列的に介挿
されたスイツチング用トランジスタ37のベース
とベース抵抗38との接続点に接続され、かつそ
の他端が電流制限用抵抗39を介して直流電源2
0に接続されている。一方、磁気的保持力発生手
段としては、零位置に復帰してきた指針8が指針
ストツパ10に当接保持されたときに前記スイツ
チング用トランジスタ37がオンからオフに切換
わるように前記リードスイツチ36をオフからオ
ンに切換制御する構造としたものである。すなわ
ち、第11図に示すように、指針8の側面には指
針厚さ方向にNS極が着磁された指針零位置保持
用マグネツト18が固定されている。一方、指針
ストツパ10の内部には、夫々の一端の間にリー
ドスイツチ36が跨設された一対のヨーク19
1,192が埋設されており、さらに該一対のヨ
ーク191,192の各他端は、指針8の側面に
固定されたマグネツト18と磁気的吸引力を及ぼ
し合つて指針8を指針ストツパ10に当接状態で
保持しうるように、指針8に固定されたマグネツ
ト18の上下各極に対面しうる寸法関係に設定配
列されている。
す。この第3実施例は、磁気感応素子としては第
2実施例と同様にリードスイツチ36を用いると
共に、該リードスイツチ36は、第10図に示す
ように、その一端が給電回路25に直列的に介挿
されたスイツチング用トランジスタ37のベース
とベース抵抗38との接続点に接続され、かつそ
の他端が電流制限用抵抗39を介して直流電源2
0に接続されている。一方、磁気的保持力発生手
段としては、零位置に復帰してきた指針8が指針
ストツパ10に当接保持されたときに前記スイツ
チング用トランジスタ37がオンからオフに切換
わるように前記リードスイツチ36をオフからオ
ンに切換制御する構造としたものである。すなわ
ち、第11図に示すように、指針8の側面には指
針厚さ方向にNS極が着磁された指針零位置保持
用マグネツト18が固定されている。一方、指針
ストツパ10の内部には、夫々の一端の間にリー
ドスイツチ36が跨設された一対のヨーク19
1,192が埋設されており、さらに該一対のヨ
ーク191,192の各他端は、指針8の側面に
固定されたマグネツト18と磁気的吸引力を及ぼ
し合つて指針8を指針ストツパ10に当接状態で
保持しうるように、指針8に固定されたマグネツ
ト18の上下各極に対面しうる寸法関係に設定配
列されている。
従つて、この第3実施例によれば、指針8が指
針ストツパ10に当設する前までは(第11図に
示す状態のとき)、リードスイツチ36にはマグ
ネツト18による磁束が作用しないことから、該
リードスイツチ36の接点はオフ状態となり、ス
イツチング用トランジスタ37はオン状態に付勢
されるため、給電回路25はオン状態に保持され
る。一方、指針8が指針ストツパ10に当接する
と、指針8の側面に固定されたマグネツト18が
一対のヨーク191,192の各他端間に吸着さ
れることになるが、これによりリードスイツチ3
6には一対のヨーク191,192を介してマグ
ネツト18の磁束が作用することになり、該リー
ドスイツチ36の接点はオン状態に付勢される。
しかして、スイツチング用トランジスタ37はオ
フ状態となり、指針8が指針ストツパ10に当接
するまでの間オン状態になつていた給電回路25
は、指針8が指針ストツパ10に当接保持される
と同時にオフ状態になる。
針ストツパ10に当設する前までは(第11図に
示す状態のとき)、リードスイツチ36にはマグ
ネツト18による磁束が作用しないことから、該
リードスイツチ36の接点はオフ状態となり、ス
イツチング用トランジスタ37はオン状態に付勢
されるため、給電回路25はオン状態に保持され
る。一方、指針8が指針ストツパ10に当接する
と、指針8の側面に固定されたマグネツト18が
一対のヨーク191,192の各他端間に吸着さ
れることになるが、これによりリードスイツチ3
6には一対のヨーク191,192を介してマグ
ネツト18の磁束が作用することになり、該リー
ドスイツチ36の接点はオン状態に付勢される。
しかして、スイツチング用トランジスタ37はオ
フ状態となり、指針8が指針ストツパ10に当接
するまでの間オン状態になつていた給電回路25
は、指針8が指針ストツパ10に当接保持される
と同時にオフ状態になる。
さらにまた、第12図に第4実施例を示す。こ
の第4実施例は、上述の第1実施例と異なる給線
構造のものであるが、該第1実施例と同一構成要
素は同一符号を付して詳細な説明は省略する。す
なわち、図に示すように、コイル2の一端は可変
抵抗式センサ22を介してアースに接続され、か
つその他端は電源スイツチ21を介して直流電源
20に接続されている。また、コイル3,4の直
列体の一端は指度調整用抵抗24を介してアース
に接続されかつその他端は逆流防止用ダイオード
27を介してコイル2の電源側端子に接続されて
いる。一方、直流電源20とコイル3,4の直列
体の他端との間には給電回路25が配線されてお
り、該給電回路25には、電流制限用抵抗26、
スイツチング用トランジスタ34が直列的に介挿
されている。さらにスイツチング用トランジスタ
34のベースにはベース抵抗35を介してホール
IC30の出力が接続されている。
の第4実施例は、上述の第1実施例と異なる給線
構造のものであるが、該第1実施例と同一構成要
素は同一符号を付して詳細な説明は省略する。す
なわち、図に示すように、コイル2の一端は可変
抵抗式センサ22を介してアースに接続され、か
つその他端は電源スイツチ21を介して直流電源
20に接続されている。また、コイル3,4の直
列体の一端は指度調整用抵抗24を介してアース
に接続されかつその他端は逆流防止用ダイオード
27を介してコイル2の電源側端子に接続されて
いる。一方、直流電源20とコイル3,4の直列
体の他端との間には給電回路25が配線されてお
り、該給電回路25には、電流制限用抵抗26、
スイツチング用トランジスタ34が直列的に介挿
されている。さらにスイツチング用トランジスタ
34のベースにはベース抵抗35を介してホール
IC30の出力が接続されている。
従つて、この第4実施例によれば、電源スイツ
チ21をオンからオフに切換えたときは、指針8
が指針ストツパ10に当接する前までは、ホール
IC30の出力がハイレベルであるため、スイツ
チング用トランジスタ34がオン状態で給電回路
25がオン状態を維持することになる。これによ
り、可動マグネツト6を帰零方向に指向せしめる
方向に磁界を発生するコイル3,4にのみ通電さ
れることになる。
チ21をオンからオフに切換えたときは、指針8
が指針ストツパ10に当接する前までは、ホール
IC30の出力がハイレベルであるため、スイツ
チング用トランジスタ34がオン状態で給電回路
25がオン状態を維持することになる。これによ
り、可動マグネツト6を帰零方向に指向せしめる
方向に磁界を発生するコイル3,4にのみ通電さ
れることになる。
しかして、コイル3,4による帰零磁界の作用
により指針8が零位置91に復帰して指針8が指
針ストツパ10に当接すると、ホーIC30の出
力がローレベルになるため、スイツチング用トラ
ンジスタ34がオン状態からオフ状態に切換わ
り、それにより給電回路25がオン状態からオフ
状態に切換制御される。
により指針8が零位置91に復帰して指針8が指
針ストツパ10に当接すると、ホーIC30の出
力がローレベルになるため、スイツチング用トラ
ンジスタ34がオン状態からオフ状態に切換わ
り、それにより給電回路25がオン状態からオフ
状態に切換制御される。
なお、この第4実施例における給電制御機構3
0,34,35を、第1実施例と同一構造のもの
としたが、これに限定されるものではなく、第2
又は第3実施例の機構15,17,36又は1
8,19,36のものを用いてもよい。
0,34,35を、第1実施例と同一構造のもの
としたが、これに限定されるものではなく、第2
又は第3実施例の機構15,17,36又は1
8,19,36のものを用いてもよい。
また、第2実施例における給電制御機構15,
17,36は暗電流を皆無にできる特別の効果が
ある。
17,36は暗電流を皆無にできる特別の効果が
ある。
以上説明してきたように、この考案によれば、
指針が零位置に復帰したのちは、無駄な電力消費
を生じさせることなく指針を零位置に確実に保持
できるという効果が得られる。
指針が零位置に復帰したのちは、無駄な電力消費
を生じさせることなく指針を零位置に確実に保持
できるという効果が得られる。
第1図はこの考案の第1実施例における交差コ
イル式計器指示部を示す断面図、第2図はその表
示部正面図、第3図はその要部断面図、第4図は
その回路図、第5図は第4図要部詳細回路図、第
6図,第7図はその作用説明図、第8図は第2実
施例の回路図、第9図はその要部断面図、第10
図は第3実施例の回路図、第11図はその要部断
面図、第12図は第4実施例の回路図、第13図
は従来例の回路図、第14図はそのコイル磁界関
係図である。 2,3,4……交差コイル、6……可動マグネ
ツト、8……指針、10……指針ストツパ、1
5,16,17,18,19……磁気的保持力発
生手段、21……電源スイツチ、25……給電回
路、31,36……磁気感応素子、91……指示
起点(零位置)。
イル式計器指示部を示す断面図、第2図はその表
示部正面図、第3図はその要部断面図、第4図は
その回路図、第5図は第4図要部詳細回路図、第
6図,第7図はその作用説明図、第8図は第2実
施例の回路図、第9図はその要部断面図、第10
図は第3実施例の回路図、第11図はその要部断
面図、第12図は第4実施例の回路図、第13図
は従来例の回路図、第14図はそのコイル磁界関
係図である。 2,3,4……交差コイル、6……可動マグネ
ツト、8……指針、10……指針ストツパ、1
5,16,17,18,19……磁気的保持力発
生手段、21……電源スイツチ、25……給電回
路、31,36……磁気感応素子、91……指示
起点(零位置)。
Claims (1)
- 電源スイツチ21のオン時に通電され、合成磁
界方向が被測定量の大きさに応じて変化する交差
磁界を夫々発生する交差コイル2,3,4と、該
交差コイル2,3,4の磁気作用下に回転可能に
配設されかつ前記合成磁界方向に指向する可動マ
グネツト6と、該可動マグネツト6によつて駆動
される指針8と、該指針8又はそれに連動する部
材に当接して該指針8の指示起点91を決める指
針ストツパ10とを備え、かつ前記交差コイル
2,3,4は、前記可動マグネツト6に対して前
記指針8が指示起点91に指向する方向の磁界を
発生する第1のコイル3,4と、該第1のコイル
3,4の発生磁界に対して所定の角度をなす方向
に磁界を発生する第2のコイル2とからなる交差
コイル式計器において、前記電源スイツチ21の
オフ時に前記第1のコイル3,4にのみ通電する
給電回路25を設けると共に、前記指針8が指示
起点91近傍にあるときに磁気的吸引力を及ぼし
合つて該指針8を前記指針ストツパ10に当接保
持するトルクを発生する磁気的保持力発生手段1
5,16,17,18,19と、該磁気的保持力
発生手段15,16,17,18,19により形
成される磁路中に介挿されかつ該磁路中を通る磁
束の変化に感応する磁気感応素子31,36とを
設け、さらに前記指針8又はそれに連動する部材
が前記指針ストツパ10に当接したときにおける
前記磁気感応素子31,36の磁気感応動作に基
づいて前記給電回路25を開放状態に付勢してな
ることを特徴とする交差コイル式計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5360486U JPH0239262Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5360486U JPH0239262Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165568U JPS62165568U (ja) | 1987-10-21 |
JPH0239262Y2 true JPH0239262Y2 (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=30879825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5360486U Expired JPH0239262Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0239262Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2500242Y2 (ja) * | 1990-02-21 | 1996-06-05 | 矢崎総業株式会社 | クロスコイル形指示計器 |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP5360486U patent/JPH0239262Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62165568U (ja) | 1987-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4243899A (en) | Linear motor with ring magnet and non-magnetizable end caps | |
JP2898687B2 (ja) | 鉄物体近接センサー | |
US5861745A (en) | Measuring device for contactless determination of relative angular position with an improved linear range | |
EP0961100B1 (en) | A magnetic rotational position sensor | |
US6130535A (en) | Measuring device for determination of rotary angle between stator and rotor | |
US4066962A (en) | Metal detecting device with magnetically influenced Hall effect sensor | |
US4293837A (en) | Hall effect potentiometer | |
US3942045A (en) | Speed or angular position electromagnetic transducer | |
JPS582756A (ja) | 零復帰型電気指示器 | |
JP2000516716A (ja) | 回転角度もしくは直線運動を無接触式に検出するための測定装置 | |
JP2982787B2 (ja) | ステッピングモータ式指示計器 | |
US5554964A (en) | Microswitch with a magnetic field sensor | |
JP4367966B2 (ja) | 磁気式変位検出装置 | |
JPS6343850B2 (ja) | ||
US4090131A (en) | Moving magnet meter having a closed magnetic circuit rotor | |
EP1441205B1 (en) | Magnetic rotational position sensor | |
US4758784A (en) | Air core gauge with zero pointer return related application | |
JPH0239262Y2 (ja) | ||
US20030137293A1 (en) | Path sensor with an electromagnetic converter element | |
KR20230101134A (ko) | 스핀 궤도 결합 토크를 이용한 자기 센서 및 그것을 이용한 센싱 방법 | |
US4227148A (en) | External means for increasing the sensitivity of a moving magnet type of meter | |
JPS623696Y2 (ja) | ||
JP2021025805A (ja) | 回転角度検出センサ | |
JP2004146105A (ja) | スイッチ機構及びそれを備えた機器 | |
GB1416925A (en) | Magnetic-field-sensing apparatus |