JPS6217712Y2 - - Google Patents

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JPS6217712Y2
JPS6217712Y2 JP14702980U JP14702980U JPS6217712Y2 JP S6217712 Y2 JPS6217712 Y2 JP S6217712Y2 JP 14702980 U JP14702980 U JP 14702980U JP 14702980 U JP14702980 U JP 14702980U JP S6217712 Y2 JPS6217712 Y2 JP S6217712Y2
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JP
Japan
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coil
support plate
pair
coils
disk
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JP14702980U
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JPS5770167U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、円板状の可動コイルを備えた薄型タ
イプの電気指示計器に用いられるコイル枠に関す
る。
可動コイル型電気指示計器はたとえばテープデ
ツキ、カセツトデツキなどの各種音響機器におい
てレベルメータとして使用され有用なものである
が、近年主機器側の小型化の要請から限られた取
付けスペースにも簡単に組込むことのできる薄型
タイプのものが望まれ、これを満足するためにメ
ータの指針を駆動する駆動機構部に円板状の可動
コイルを採用した構造のものが従来から種々提案
されている。
その一例を第1図および第2図を用いて簡単に
説明すると、図中符号1は円形状の可動コイル、
2はこの可動コイル1に対向配置されかつその厚
み方向に着磁された一対の半円環状永久磁石で、
またこれらの可動コイル1および永久磁石2は、
上、下一対をなすヨーク3a,3bによつて矩形
状の収容空間を形成するヨーク部材3内に組込ま
れている。
前記可動コイル1は、円板状をなす金属製支持
板4と、この支持板4表面に配設され略半円形状
に巻回された一対のコイル5a,5bとから構成
され、またその表裏面中央には前記ヨーク部材3
側に組付けられる上、下一対の軸受6a,6bに
軸承されるピボツト7a,7bを植設した一対の
保持部材8a,8bが設けられ、さらに上部保持
部材8aにはメータの指針9が固着されている。
そして、このような可動コイル1は前記永久磁
石2上に対向するようにしてヨーク部材3内で回
動自在に支持され、かつ上、下一対のうず巻きば
ね10a,10bによつて一方向への回動習性が
与えられ、これによつてコイル5a,5bを流れ
る測定電流に応じて所定角度宛回動し、メータケ
ースの目盛表示部(図示せず)上を移動する指針
9によつて所定目盛を指示する。
ところで、上述した構成の電気指示計器におい
て、可動コイル1は円板状の支持板4上に一対を
なす半円形状のコイル5a,5bを配設した構成
であり、特にこのコイル5a,5bの巻線および
組付け作業が面倒であるという問題があつた。す
なわち、従来はこの可動コイル1を組立てるため
に、治具等を用いて予め半円形状に巻回したコイ
ル5a,5bを支持板4表面に貼着する構成であ
り、その作業が繁雑で、作業能率が悪いものであ
つた。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、円板状をなす支持板表面に一対の巻枠を突設
するとともに、その中央部で折曲げ自在に構成す
るという簡単な構成によつて、半円形状に巻回さ
れる一対のコイルの巻線作業を自動化しこれを簡
単かつ確実に行なえる電気指示計器におけるコイ
ル枠を提供するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第3図は本考案に係る電気指示計器におけるコ
イル枠の一実施例を示し、同図において、全体を
符号20で示す可動コイルのコイル枠は、円板状
をなす支持板21と、この支持板21表面に突設
された一対の半円形状のコイル巻枠22a,22
bとから構成され、かつその中央巻枠間にヒンジ
部23を形成するようにして合成樹脂材により一
体に形成されている。
このような構成によれば、コイル枠20はその
中央のヒンジ部23により折曲げ可能であり、第
4図Aに示すように、一対の巻枠22a,22b
が両側に突出するようにしてその裏面を重ね合わ
せることができ、これにより一対の巻枠22a,
22bに対するコイル巻線作業を自動巻線機によ
り簡単かつ確実に行なえるものである。なお、第
4図Bはコイル24a,24bを巻回した状態を
示し、また同図Cはコイル枠20を展開した状態
を示している。
このようにすれば、一対の半円形状をなすコイ
ル24a,24bの巻回作業が簡単に行なえ、従
来のように治具を用いてコイルを巻回し、さらに
これを取り外して支持板上に貼着するといつた面
倒な作業が不要となり、作業性の点で優れてい
る。
そして、このようにコイルを巻回したコイル枠
20に、ピボツト7a,7bを植設した保持部材
8a,8bおよび指針9等を組付けることによつ
て、第5図に示すように、電気指示計器における
可動コイルが得られるが、ここで問題となること
はコイル枠20における支持板21の平面性の点
である。すなわち、可動コイルとして使用する際
支持板21が円板状を維持する必要がある。この
ため、本実施例では、第5図から明らかなように
支持板21の裏面に導電性金属円板25を付設
し、これにより支持板21の平面性を維持してい
る。なお、金属円板25としては可能な限り板厚
の薄いものを用いるとよい。
また、上述した支持板21の平面性を得るため
に、第6図に示すように、支持板21上に組付け
られる保持部材26を利用してもよい。すなわ
ち、保持部材26の脚部26aにピン26bを突
設し、これを支持板21に穿設した孔21aに嵌
入しその先端をかしめ付けるようにすれば、支持
板21は円板状態を維持できるものである。な
お、この場合には可動コイルとしての動作上の理
由から支持板21の裏面に導電性メツキ層27を
形成する必要がある。
以上説明したように、本考案に係るコイル枠に
よれば、可動コイルの組立て時において従来面倒
とされていたコイルの巻線作業の自動化を図り、
その作業を簡単かつ確実に行なうことができ、し
かも可動コイルとしての動作には何ら影響を与え
ず、指針による指示精度の高い薄型タイプの電気
指示計器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は薄型タイプの電気指示計
器における指針駆動機構部の一例を示す分解斜視
図および側断面図、第3図は本考案に係るコイル
枠の一実施例を示す斜視図、第4図A,B,Cは
コイル枠に対するコイルの巻線作業を説明するた
めの斜視図、第5図は可動コイルとして各部材を
組付けた状態を示す斜視図、第6図は本考案の他
の実施例を示す側断面図である。 20……コイル枠、21……支持板、22a,
22b……一対の半円形状コイル巻枠、23……
ヒンジ部、24a,24b……コイル、25……
金属円板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状をなす支持板上に一対の半円形状コイル
    が配設された可動コイルを有する電気指示計器に
    おいて、前記支持板表面に一対をなす半円形状の
    コイル巻枠を一体に突設するとともに、前記支持
    板中央の巻枠間にヒンジ部を形成し、このヒンジ
    部において折曲げ巻線可能としたことを特徴とす
    る電気指示計器におけるコイル枠。
JP14702980U 1980-10-17 1980-10-17 Expired JPS6217712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14702980U JPS6217712Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14702980U JPS6217712Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5770167U JPS5770167U (ja) 1982-04-27
JPS6217712Y2 true JPS6217712Y2 (ja) 1987-05-07

Family

ID=29506560

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JP14702980U Expired JPS6217712Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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JPS5770167U (ja) 1982-04-27

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