JP2765234B2 - 磁気ヘッド駆動装置 - Google Patents

磁気ヘッド駆動装置

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JP2765234B2
JP2765234B2 JP40413290A JP40413290A JP2765234B2 JP 2765234 B2 JP2765234 B2 JP 2765234B2 JP 40413290 A JP40413290 A JP 40413290A JP 40413290 A JP40413290 A JP 40413290A JP 2765234 B2 JP2765234 B2 JP 2765234B2
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JP
Japan
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magnetic
magnetic head
yoke
bobbin
movable bobbin
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JP40413290A
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JPH04221417A (ja
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良文 柳川
宰司 國平
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッド型磁気記録再
生装置に関し、さらに詳しくは磁気テープの幅方向に可
動な磁気ヘッドにより記録再生を行う磁気記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置において、スロ
ーモーション再生,早送り再生等の特殊再生時に、回転
シリンダに取付けられた磁気ヘッド駆動装置を用いて、
磁気ヘッドを制御することにより、磁気ヘッドが記録ト
ラック上を正確にトレースし、ノイズのない再生画を得
る方法が提案され、実施されている。さらに、前記の磁
気ヘッドを用いて、記録等を行うために、磁気ヘッドの
位置を正確に検出する必要性が生じてきた。
【0003】従来、回転ヘッド型磁気記録再生装置に用
いられてきた磁気ヘッド駆動装置を図5に示す。図5は
たとえば特開昭63−17321号公報に示された従来
の磁気ヘッド駆動装置の断面図である。図5において、
可動ボビン2は円筒状のボビン2aに巻かれたコイル2
bからなっている。円筒状の外周第2ヨーク5は、可動
ボビン2よりも大きな内径を有し、透磁率の高い材質で
つくられている。外周第1ヨーク6a,外周第3ヨーク
6bは共に透磁率の高い材質でつくられ、円筒状の外周
第2ヨーク5の両端に固着されている。磁気ヘッドが取
付けられた延在部10を有する第1ジンバルばね3aの
外径部は第1ヨーク6aまたは第2ヨーク5に、第2ジ
ンバルばね3bの外径部は第2ヨーク5または第3ヨー
ク6bに、それぞれ取付けられている。
【0004】さらに、第1ジンバルばね3aの内径部は
第1取付部材4aによって、第2ジンバルばね3bの内
径部は第2取付部材4bによって、それぞれボビン2a
に固着されている。円柱状磁芯8の両端に円柱状の第1
永久磁石7aおよび円柱状の第2永久磁石7bが固着さ
れており、円筒状の外周第2ヨーク5内に同軸に配置さ
れている。磁気ヘッドは外周第1ヨーク6aに磁芯8の
軸と垂直な方向に設けられた第1の孔6cから外部に凸
出している。
【0005】以上のように構成され、つぎに動作につい
て説明する。コイル2bに電流が流れるとフレミングの
左手の法則により、コイル2bに軸方向の電磁力が発生
する。コイルボビン2は、上下の端部を第1ジンバルば
ね3aおよび第2ジンバルばね3bによって支持されて
いるので、軸方向に変位する。これにともなってボビン
2aに固着された第1ジンバルばね3aの延在部10を
介して、磁気ヘッド1も軸方向に変位する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、シリンダ回転中の磁気ヘッドの位置を検
出することは、ヘッドチップのシリンダ外周より突出し
た微小部分をセンサ対象面として用いなければならない
ので、センサの検出精度が劣化したり、レーサ光等を用
いるためにセンサ形状の大型化やコストアップを招く等
の問題により困難となっている。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、シリ
ンダ回転中の磁気ヘッドの位置検出を行う手段を提供す
るのを目的とるす。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、磁性材料からなる磁芯と磁性材料からなる
複数の部材を組み合わせたヨークと永久磁石とで構成さ
れた磁気回路と、前記磁気回路の磁芯の外周に配置され
複数のジンバルばねで磁芯の軸方向に可動に支持され、
コイルを巻かれた可動ボビンと、前記ジンバルばねまた
は前記可動ボビンに設けた延在部に取り付けられ、前記
磁芯の中心軸と垂直な面内の前記ヨークに設けた第1の
孔から外部に突出するように配設された磁気ヘッドと、
前記可動ボビンの一部またはその延長部が前記磁芯の中
心軸に平行な方向に前記ヨークに設けた第2の孔から前
記磁気回路の外部に突出保持するセンサ対象物から構成
されている。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成により、磁気ヘッドの位置
を示すセンサ対象物を従来の磁気ヘッド駆動装置の外部
に配置したため、前記センサ対象物を用いて、容易に、
安価に前記磁気ヘッドの位置を検出できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の磁気ヘッド駆
動装置について図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例を示した磁気
ヘッド駆動装置の断面図で、図5に示す構成要素と同一
の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0012】図1において、ボビン2a′は4つの突起
部14を有し、外周第1ヨーク6a′は、ボビン2a′
の突起部14が貫通するための4つの第2の孔12を有
している。突起部14は第2の孔12を通って、円盤状
のセンサ対象物11に設けられた円状の溝13と嵌合
し、接着剤で補強されている。円状の溝13は突起部1
4の内径とはめあいを構成できる内径を持ち、かつ突起
部14の外径とはめあいを構成できる外径を持ってい
る。ここで、ボビン2a′は樹脂で形成されており、さ
らにボビン2a′の突起部14は細いため、突起部14
は先端部と末端部とでその径が変化する。この変化が大
きくなると、第2の孔12の外壁と突起部14とが接触
し、大きなロスとなる。これを防ぐために前記嵌合構造
が有効に作用する。また、接着剤の使用量を減らす、ま
たは無くすことができ、可動部の軽量化,組立の簡素化
ができる。
【0013】なお、突起部14の嵌合部の形状と略同一
の形状の溝をセンサ対象物11に設けることも可能であ
り、この場合さらに方形等のセンサ対象物の位置決めの
効果も得られる。
【0014】以上のような構成よりなり、つぎに、動作
について説明する。本実施例ではコイル2bに電流を流
すことにより、可動ボビン2′を軸方向に変位させる力
を発生させ、これによって第1ジンバルばね3aの延在
部10に取付けられた磁気ヘッド1を変位させる。さら
に、可動ボビン2′の変位は、そのままセンサ対象物1
1の変位となって生じる。つまり、磁気ヘッド1の変位
は第1ジンジルばね3a,ボビン2a′を介して、セン
サ対象物11の変位となってあらわれる。
【0015】したがって、図示していない渦電流センサ
を用いて、固定シリンダからアルミニウムでつくられた
センサ対象物11を計測することにより、その時点での
磁気ヘッド1の位置を測定することができる。
【0016】図2は、本発明の1実施例である図1の側
面図であり、磁気ヘッド1側より見た図である。センサ
対象物11は従来の磁気ヘッド駆動装置よりも外部に配
置され、4つの突起部14によって支持される。
【0017】図3は本発明の第1の実施例である図1の
A−A断面図およびB−B断面図である。ここで、ボビ
ン2a′は第1取付部材4a固着部より下部において、
4つの突起部14に分かれる。突起部14はそれぞれ円
弧状であり、第2の孔12の外壁に接触することなくセ
ンサ対象物11の嵌合部に至る。
【0018】図4は、本発明の第2の実施例を示したも
ので、第3ヨーク6b′に第2の孔12′を設け、可動
ボビン2″の突起部14′を上方に突出させ、センサ対
象物11を磁気ヘッド駆動装置の上面に配置した場合で
ある。よって、固定シリンダ等にセンサ本体を収納する
余裕がない場合等に、シリンダ上部より磁気ヘッド1の
位置を計測することができる。
【0019】上記においてヘッド1の上下方向の位置を
制御する手段は、公知のものとして説明を省略してい
る。
【0020】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の主旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明から排除するものではない。た
とえば部品の数を減らしたり、構造を簡素化しても良い
のは当然である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は磁気回路
の磁芯の外周に配置され複数のジンバルばねで磁芯の軸
方向に可動に保持された可動ボビンのコイルに電流を流
すと、可動ボビンまたはジンバルばねの延在部に取り付
けられて磁気回路のヨークの第1の孔から外部に突出す
るように配設された磁気ヘッドと、ヨークに設けた第2
の孔から磁気回路の外部に突出保持されたセンサ対象物
とが一体となって動くので、磁気回路の外にあるセンサ
対象物を計測することにより、固定シリンダ部分におい
て上シリンダ内で回転中の磁気ヘッドの位置を容易に、
安価な方法で検出することができる。
【0022】また、第2の実施例のように孔を有しない
第1ヨークと、第2の孔を有する第3ヨークと、前記第
3ヨークの前記孔を貫通する突起部を有するボビンとを
有することにより、シリンダ上部から上シリンダ上で回
転中の磁気ヘッドの位置を容易に検出することができ
る。
【0023】さらに、センサ対象物は、ボビンの突起部
と嵌合する溝を有していることによりボビンの突起部と
穴の外壁との接触を少なく、可動部を軽量化することが
できる等実用効果の高い磁気ヘッド駆動装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す磁気ヘッド駆動装
置の側断面図
【図2】同じく図1の側面図
【図3】同じくそれぞれ図1の各部断面図
【図4】同じく第2の実施例を示す側断面図
【図5】従来の磁気ヘッド駆動装置の側断面図
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2′ 可動ボビン 3a 第1ジンバルばね 3b 第2ジンバルばね 5 第2ヨーク 6a′ 第1ヨーク 6b 第3ヨーク 6c 第1の孔 7a 第1永久磁石 7b 第2永久磁石 8 磁芯 10 延在部 11 センサ対象物 12 第2の孔 13 溝 14 突起部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料からなる磁芯と磁性材料からな
    る複数の部材を組み合わせたヨークと永久磁石とで構成
    された磁気回路と、前記磁気回路の磁芯の外周に配置さ
    れ複数のジンバルばねで磁芯の軸方向に可動に支持さ
    れ、コイルを巻かれた可動ボビンと、前記ジンバルばね
    または前記可動ボビンに設けた延在部に取り付けられ、
    前記磁芯の中心軸と垂直な面内の前記ヨークに設けた第
    1の孔から外部に突出するように配設された磁気ヘッド
    と、前記可動ボビンの一部またはその延長部が前記磁芯
    の中心軸に平行な方向に前記ヨークに設けた第2の孔か
    ら前記磁気回路の外部に突出保持するセンサ対象物とか
    らなる磁気ヘッド駆動装置。
  2. 【請求項2】 センサ対象物は可動ボビンの延長部を複
    数に分割した突起部に取り付けられ、ヨークに設けた第
    2の孔は前記可動ボビンの延長部を複数に分割した突起
    部を通すように複数個設けられた請求項1記載の磁気ヘ
    ッド駆動装置。
  3. 【請求項3】 センサ対象物は可動ボビンの延長部と嵌
    合する溝を有する請求項1記載の磁気ヘッド駆動装置。
JP40413290A 1990-12-20 1990-12-20 磁気ヘッド駆動装置 Expired - Lifetime JP2765234B2 (ja)

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JPH04221417A JPH04221417A (ja) 1992-08-11
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