JPS6322536Y2 - - Google Patents

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JPS6322536Y2
JPS6322536Y2 JP6250981U JP6250981U JPS6322536Y2 JP S6322536 Y2 JPS6322536 Y2 JP S6322536Y2 JP 6250981 U JP6250981 U JP 6250981U JP 6250981 U JP6250981 U JP 6250981U JP S6322536 Y2 JPS6322536 Y2 JP S6322536Y2
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JP
Japan
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magnet
flat plate
pointer
bobbin
protrusion
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JP6250981U
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JPS57175065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、可動磁石式計器に関するもので、
特に計器の高さ寸法を小さくすることを目的とし
て本願出願人が昭和54年12月5日付けで出願した
実願昭54−168454号「可動磁石式計器」の改良構
造に関するものである。
前記出願には、可動磁石式計器における磁石と
指針との相対位置を合わせる位置決めの機構とし
て、従来磁石の外周近傍位置に下方側へ突設した
ピンと、磁石を包囲するケースの一部にピンの下
先端部が当接する凸部を設けた可動磁石式計器の
代わりに、磁石の直径寸法と同程度の長さを有す
る略長方形状の平板を磁石の上面に取り付け、そ
の板の一端を磁石の外周より幾分突出させて配置
し、この平板の突出端が当接する突起をケースの
一部に形成するものが開示してあり、これにより
計器の高さ寸法が大幅に縮められることが明らか
にされている。
この考案は、前記出願における平板の磁石への
取付構造に関するもので、簡単な構成で確実に所
定状態に固定することができ、かつ平板の突出部
に回転力が加わつても平板が磁石から離れて空回
りすることのない可動磁石式計器の提供を目的と
するものである。
以下この考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図〜第3図において、1,2はボビン3を
構成する合成樹脂製の上ケース,下ケース、4は
ボビン3に収納される回転磁石、5は上ケース1
と連設され、磁石4に立設した指針軸6をダンパ
オイルと共に収納する筒体から成るオイルカツ
プ、7は筒体5の頂面に載置係止され、指針軸6
の周面と少許の間隔を有した蓋体、8はボビン3
に巻線したコイル、9は指針軸6の軸受け、10
は上ケース1の上端に架設した文字板、11は指
針軸6の先端に装着して文字板10と少許の間隔
を有しながら回動する指針で、測定量に応じてコ
イル8へ電流を供給するとこの電流に比例して発
生する合成磁界で磁石4を角度回動させ、指針軸
6の先端に付設した指針11と文字板10とを対
比判読することにより、前記測定量を読み取れる
ものである。
この種計器では、計器組立時において、磁石4
のNS極と指針11との相対位置を合わせる必要
があり、これを行う位置決め機構として磁石4の
直径寸法と同程度の長さを有する略直方形状の平
板12を磁石4の上面に平板12の一端が磁石4
の外周より幾分突出させて取り付け、この平板1
2の突出端部12aが当接する突起13を上ケー
ス1に形成している。
平板12の磁石4と対応する部分の一部には磁
石4側へほゞ垂直に切り下げた折曲部12bが形
成され、あらかじめこの折曲部12b対向個所に
あたる磁石4に設けた凹部あるいは貫通孔などの
係止部4aに平板12の折曲部12bが侵入係止
されるよう平板12は磁石4上面に指針軸6で固
定される。
そして、コイル8に電流を規定量(零アンペア
を含む)通電させた時に平板12の突出端部12
aと上ケース1の突起13とが接触するよう磁石
4、平板12、突起13の位置関係は設定してあ
り、この平板12と突起13とが磁石4と指針1
1の相対位置を合わせる位置決め機構である。す
なわち、作業者は指針軸6に指針11を装着した
後、平板12の突出端部12aと突起13とが当
接状態を保つ方向に指で指針11を回わし、この
指針11を文字板10上の基点位置に移動させて
合わせる。
このとき、平板12は磁石4の係止部4aで係
止された折曲部12bにより磁石4から離れて空
回わりをすることなく、磁石4が平板12を介し
て上ケース1と完全に固定状態を保つから指針1
1は文字板10の基点位置のみを目印に移動させ
るだけで確実に磁石4と正しい位置関係をセツト
することができる。
第4図はこの考案の可動磁石式計器における磁
石4と平板12との他の組み付けを示す実施例で
ある。図中、磁石4の上面に装着される平板12
の突出端部12aの側端部はほゞ垂直に下側へ折
り曲げられ、あらかじめこの折り曲げた平板12
の突出端部12aの下方個所にあたる磁石4の外
周は一部切除されて平面状に形成され、前記突出
端部分12aの折り曲げた端部が係止部12bと
なつて磁石4の平面状に切除された周面である係
止部4aと当るよう平板12は磁石4上面に、指
針軸6で固定される。この磁石4、平板12およ
び第2図に示す突起13の位置関係は既述実施例
と同様に設定してあり、その働きは全く同じであ
る。
このようにこの考案は、可動磁石式計器の高さ
寸法を小さくするため磁石と指針の相対位置を合
わせる位置決め機構として磁石の上面もしくは下
面に磁石の外周より幾分突出する平板を取り付
け、この平板の突出端部と当接する突起をケース
内に設けたものにおける磁石と平板との形状に関
するものであり、平板の一部にほゞ垂直に折曲部
を形成し、この折曲部を係止する凹部や貫通孔あ
るいは平面状に切除された周面などの係止部を磁
石の所定位置に形成し、前記折曲部と前記係止部
とを当接するように構成することにより、磁石の
磁極位置と平板の位置とをいちいち確かめて固定
する必要はなく、平板の折曲部と磁石の係止部と
を合わせるだけで磁石と平板の位置決めは完了
し、しかも指針軸を磁石に打ち込む際平板位置が
変化することもなくなる。このため組み付け作業
が簡素化され、自動組み付けが容易に可能とな
る。
また、平板に回転力が外部から加わつても磁石
の表面から離れて空回わりすることはなく、長期
の使用において磁石の規定位置を正確に保持する
ことができ、磁石に打ち込まれた指針軸に固定さ
れる指針の指示に誤差が生じることはないなど、
極めて実用価値が大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の可動磁石式計器の側断面
図。第2図は、第1図A−A線断面図。第3図お
よび第4図は、この考案の可動磁石式計器の磁石
と平板との取り付け状態を説明する図。 3……ボビン、4……磁石、4a……係止部、
6……指針軸、12……平板、12a……突出端
部、12b……折曲部、13……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁石を収納するボビンと、このボビンに巻線す
    るコイルと、前記磁石に立設されてこの磁石と共
    動する指針軸と、この指針軸先端に装着する指針
    とを有し、前記磁石の上面または下面に固定され
    一部が前記磁石の外周より突設して前記ボビンの
    内部に形成した突起と所定位置で当接する平板を
    有した構成の可動磁石式計器において、前記平板
    の一部に折曲部を形成し、この折曲部を係止する
    係止部を前記磁石の所定位置に形成して前記磁石
    と前記平板との位置決めを行う構成としたことを
    特徴とする可動磁石式計器。
JP6250981U 1981-04-29 1981-04-29 Expired JPS6322536Y2 (ja)

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JP6250981U JPS6322536Y2 (ja) 1981-04-29 1981-04-29

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JP6250981U JPS6322536Y2 (ja) 1981-04-29 1981-04-29

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Publication Number Publication Date
JPS57175065U JPS57175065U (ja) 1982-11-05
JPS6322536Y2 true JPS6322536Y2 (ja) 1988-06-21

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