JPH01250021A - 指針式指示計器の指示基点調整装置 - Google Patents

指針式指示計器の指示基点調整装置

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JPH01250021A
JPH01250021A JP7669088A JP7669088A JPH01250021A JP H01250021 A JPH01250021 A JP H01250021A JP 7669088 A JP7669088 A JP 7669088A JP 7669088 A JP7669088 A JP 7669088A JP H01250021 A JPH01250021 A JP H01250021A
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JP
Japan
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pointer
stopper
display board
rotating shaft
protrusion
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JP7669088A
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English (en)
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Koichi Sato
浩一 佐藤
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、指針式指示計器における零点等の指示基点位
置の調整装置に関する。
(従来例) 従来より、指針式指示計器の構成としては、可動部を有
する計器本体の上部に、目盛1文字等の表示部を設けた
表示板を配設し、計器本体から立設した回転軸先端に指
針を固着して、指針の回動位置における表示板の指示に
より、計測値を読み取る構成としている。
このような指示計器においては、可動部自体の回動領域
が取付誤差や回路部による信号変換誤差で精度の良い基
点位置が得られないため、表示板上にストッパピンを立
設して、指針の表示板に対する基点位置を、上記ス)7
パピンとの当接位置で設定するようにしている。
また、表示板上にストッパピンを設けることで、意匠的
に好ましくない場合には、実開昭62−193,515
号にて開示されているように、指針基部の下方で表示板
側にストッパを設け、指針座側に突設した突出部との当
接により基点を設定し、意匠的にも基点設定構造が見え
ないようにした構成がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来構造においては、指針の基点を設定する構造と
して、いずれも固定的であるため、指針の基点を正確に
出すためには、回転軸に対する指針の打込み固着角度を
正確にしなければならず、−度回転軸に打込んだ後は、
ストッパとの位置関係が固定されて、打込み角度の誤差
が大きいときには再び外して打込みし直す必要があり、
圧入固定の場合は、圧入による固定に甘さが生じたり、
あるいは回転軸から指針を抜くときの加重が可動部に加
わって変形等の不具合を生ずることがある。
指針の打込み誤差が小さいときには、回路部での信号変
換特性を調整することである程度カバーできるが、打込
み誤差の大きいときには回路部での調整は不可能で上記
の問題を生ずる。
このような基点誤差は、指針打込み時の位置ずれで生ず
ることもあるが、自動打込みによれば指針の打込み角度
は正確に出せる。しかし、この場合にも、計器本体の可
動部位置や、計器本体に対する表示板の配設位置に、取
付誤差や部品寸法のバラツキによる誤差が生じ易く、こ
れらが基点誤差の大きな要因となっている。
(目的) 本発明は、指針と当接して基点を設定するストッパの位
置関係を、その回動範囲内で自由に調整できるようにし
て、指針の回動基点を正確に設定できるようにすること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は指針側に回転軸周辺
へ突出する突出部を設け、表示板もしくは計器本体等の
固定側に回動調整可能に配される基点調整部材を設け、
この調整部材に上記突出部と当接するストッパを設ける
か、あるいは表示板や計器本体等の固定側にストッパを
固定的に設け、指針座もしくは回転軸に回動調整可能に
係合する基点調整部材を固着し、この調整部材に上記ス
トッパと当接する突出部を設けて、基点調整部材の回動
調整により指針の基点位置を調整設定できるように構成
したものである。
(作用) 基点調整部材を回動調整することにより、表示板上の特
に目盛に対する指針の回動基点を自由に選べる。
すなわち、指針を回転軸にある程度の許容角度範囲で打
込んだ後、回路部からの信号特性に合わせて表示板上の
零点目盛等の基点とするべき位置に指針が位置するよう
基点調整部材を回動調整し、表示板もしくは計器本体等
の固定側のストッパと指針側の突出部との当接位置を設
定することにより、指針の回動基点が設定される。
(実施例) 第1図および第2図は、本発明の第1の発明に係る実施
例を説明するもので、計器本体としての可動磁石式計器
本体1に、表示板2を架設する支持体3が設けられ、固
定部材4が計器本体l上部に固定される。計器本体1か
らは可動部としての磁石に連結した回転軸5が立設され
、この回転軸5の先端に圧入固着される指針6の指針座
7には外方に突出する突出部8が形成されている。上記
表示板2と固定部材4には回転軸5と指針座7が挿通す
る孔9.10が形成されている。固定部材4の孔10部
分には基点調整部材11がリベット12と皿バネ13に
よる加締めによって回動可能に挟着保持され、この基点
調整部材11は孔14を有する基部15と回動レバー1
6とストッパ17とから構成されている。
この場合、ストッパ17の形成位置は、指針座7から突
出する突出部8の回動軌跡上に設定され、回動レバー1
6の調整によりその設定位置が決められる。従って、指
針6を回転軸5に打込んで後、回動レバー16を調整し
てストッパ17の位置を設定すれば、指針座7に設けた
突出部8との当接位置が決定され、結果的に指針7の回
動基点位置が決定される。これにより、表示板2上に形
成した零点目盛に指針6の基点がくるように回動レバー
16を回動調整すれば、指針6の回転軸5への打込み誤
差や表示板2の取付誤差があったとしても、計器本体1
の可動部を制御する入力信号特性に合わせて、指針6の
基点としての零点位置を正確に設定でき、指針6の打ち
直しや表示板2の付は直しといった不具合を解消できる
第3図は、指針6にストッパ17と当接する突出部を設
けるための他の実施例を示すものである。
第1図で示した突出部8は指針座7と一体に形成される
が、本実施例では指針座7に別部材として圧入したもの
を示す。すなわち、樹脂製の円筒部材18に突出部19
を形成し、これを指針座7に圧入固定することで一体的
に設けたものである。これは指針6の指示方向に対して
突出部19の突出方向が角度的に設定され、一体内な成
形加工が難しい場合に有効である。
また第4図は、基点調整部材の他の実施例を示すもので
、表示板2の孔9に回動可能に係合固定される基点調整
部材の構成を示す。すなわち、樹脂製の基点調整部材2
0は、表示板2の孔9に対応した環状基部21に、孔9
で係合する弾性係合爪22を垂下形成し、環状基部21
の内方に突出するストッパ23を一体形成している。
この基点調整部材20は、表示板2の孔9に弾性係合爪
22によって係合固定されるが、このときのストッパ2
3の突出位置すなわち指針6の突出部8との当接位置を
、外部からのドライバ等の調整治具による基点調整部材
20の回動操作によって調整することができ、指針6の
回動基点を表示板2上の目盛に合わせて正確に設定する
ことができる。
第5図は、本発明の第2の発明に係る基点調整装置の実
施例である。
計器本体1の支持体3上には固定部材4が固定され、そ
の上に表示板2が架設されて、回転軸5の先端に固着さ
れた指針6により指示がなされる。
ここで、固定部材4の孔10内方に突出してストッパ2
4が一体に形成され、孔10を通って突出する回転軸5
に指針6の指針座7が圧入により固着されている。
基点調整部材25は、樹脂製の円筒状基体26にスリッ
ト27を設けて、指針6の指針座7に圧入固定される構
成となっており、スリット27にドライバ等の治具を差
し込むことによって圧入固定をゆるめ、指針座7への取
付角度を調整できるようにしている。
また、基体26の側面から一体に突出する突出部28が
形成されており、基体26のスリット27を広げて回転
させる基体26の指針座7への取付角度調整によって、
指針6に対する突出部28の突出方向を任意に選べ、こ
れによって、固定部材4のス)7パ24と当接する突出
部28と指針6との角度調整がなされ、表示板2上の目
盛に対応した指針6の正確な基点位置を設定することが
できる。
第6図は、表示板2側にストッパ29を設けたものであ
り、基点調整部材25の突出部28の指針6に対する突
出方向の相対角度を調整することで、ストッパ29との
当接位置すなわち指針6の基点位置を同様にして正確に
設定できる。
第6図における表示板2側へのス)7パ29の形成は、
指針6を発光式とする場合や表示板2を透過照明式とす
る場合に用いられる導光体によっても可能である。すな
わち、第7図に示すように表示板2を背後から透過照明
する導光体30と一体に、その孔31内方に突出したス
トッパ32の形成によって可能となる。
いずれにしても、こうしたストッパは固定的に設けられ
ればよいから、計器本体1や表示板2のように固定され
た部材で指針座7の周辺に配される部材に、一体内に設
けられるものであればよい。
また、上記実施例では計器本体として可動磁石式計器を
説明したが、回転軸を突出し、指針をその先端に固着し
て可動部と連動する指針の回動により表示板との対比判
読がなされるものであれば、可動コイル式計器や渦電流
式計器等の計器にも同様に適用できる。
(効果) 以上詳述したように、本発明は指針およびこれと当接し
て指針の回動基点を設定するストッパとの当接位置関係
を調整して指針の指示回動の零目盛等の基点位置を自由
に設定できるよう構成したことにより、すなわちより具
体的には、指針側の突出部あるいは計器本体等の固定側
のストッパのいずれか一方を、指針に対する突出角度あ
るいは固定側からの突出位置を回動変更調整可能に構成
したことにより、計器本体から突出する回転軸への指針
の打込み後に、指針の回動基点位置を調整できるため、
計器本体への信号入力特性や部品取付誤差による表示板
上の目盛と指針の回動基点の不一致をこの調整作業のみ
で補正でき、表示板上の目盛に対する指針の正確な基点
位置を設定でき、指針の打ち直しや計器本体に対する表
示板の取付けのし直しといった作業が不要となり、作業
性の向上とともに正確な指示計器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における指示基点調整装置の実施例を
示す分解図、第2図は第1図の一部を切り欠いた組付斜
視図、第3図は第1図の指針側突出部の他の実施例を示
す構成図、第4図は第1図における基点調整部材の他の
実施例を示す構成図、第5図は本発明における指示基点
調整装置の他の実施例を示す分解図、第6図および第7
図は第5図におけるストッパ構造の他の実施例を示す構
成図である。 1・−・計器本体    2−表示板 4−・・固定部材    5・−・回転軸6−指針  
    7−指針座 B、 19.28−m−突出部 11、20.25−・−基点調整部材 17、23.24.29.32−・−ストッパ第1図 第2図 第 3図 ンl 第5図 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動部を有する計器本体の上部に、目盛、文字等
    の表示部を設けた表示板を配設し、上記計器本体から立
    設した回転軸先端に、表示板とほぼ平行に伸びる指針を
    固着し、上記可動部と連動する指針の回動位置により、
    表示板を指示するようにした指針式指示計器において、
    上記指針の基部もしくはこの基部から表示板下方に垂下
    し、回転軸先端に圧入等で固着する指針座等の指針側に
    、回転軸の回転周辺に突出する突出部を設け、表示板も
    しくは計器本体の上部に配設される固定部材に、上記突
    出部の回動基点を設定するべく当接可能なストッパを備
    えた基点調整部材を回動調整可能に設け、上記ストッパ
    と指針座の突出部との当接による指針の基点位置を調整
    設定できるよう構成した指針式指示計器の指示基点調整
    装置。
  2. (2)可動部を有する計器本体の上部に、目盛、文字等
    の表示部を設けた表示板を配設し、上記計器本体から立
    設した回転軸先端に、表示板とほぼ平行に伸びる指針を
    固着し、上記可動部と連動する指針の回動位置により表
    示板を指示するようにした指針式指示計器において、上
    記指針の基部から表示板下方に垂下し、回転軸先端に圧
    入等で固着する指針座もしくは回転軸の回転周辺に位置
    するよう、上記表示板もしくは計器本体等の固定側にス
    トッパを突出して設けるとともに、上記指針座もしくは
    回転軸と係合し、かつこの係合位置が回動調整可能な基
    点調整部材を備え、この基点調整部材に、上記表示板や
    計器本体等の固定側に設けたストッパと当接可能な位置
    に突出する突出部を設け、上記基点調整部材のストッパ
    の指針への取付角度を調整して、上記表示板もしくは計
    器本体等の固定側に設けた突出部との当接による指針の
    基点位置を調整設定できるよう構成した指針式指示計器
    の指示基点調整装置。
JP7669088A 1988-03-30 1988-03-30 指針式指示計器の指示基点調整装置 Pending JPH01250021A (ja)

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JP (1) JPH01250021A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127267U (ja) * 1990-03-12 1991-12-20
JPH04204322A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Nippondenso Co Ltd 計器における指針ストッパ装置
JPH04102069U (ja) * 1991-02-08 1992-09-03 矢崎総業株式会社 クロスコイル形指示計器

Cited By (3)

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