JPH1143297A - キャビン付フォークリフト - Google Patents

キャビン付フォークリフト

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Publication number
JPH1143297A
JPH1143297A JP9215592A JP21559297A JPH1143297A JP H1143297 A JPH1143297 A JP H1143297A JP 9215592 A JP9215592 A JP 9215592A JP 21559297 A JP21559297 A JP 21559297A JP H1143297 A JPH1143297 A JP H1143297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
forklift
window frame
operator
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9215592A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yokoyama
孝二 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP9215592A priority Critical patent/JPH1143297A/ja
Publication of JPH1143297A publication Critical patent/JPH1143297A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、災害時などにキャビン付フォーク
リフトの出入口が開閉できなくなった場合に、オペレー
タがキャビン内部に閉じこめられることを防止し、安全
にキャビン内部から外部に脱出でき、二時災害の発生を
防止することを目的としたパレット差込口検知装置を提
供することを目的としている。 【構成】 キャビンに覆われた移動自在な車体と、荷を
積載するマスト装置からなるキャンビン付フォークリフ
トにおいて、 オペレータが出入り可能な大きさで該キ
ャビンの一部分を、脱着自在、あるいは開閉自在に備え
てなるキャビン付フォークリフトとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、災害時などにキャビン
付フォークリフトの出入口が開閉できなくなった場合
に、オペレータがキャビン内部に閉じこめられることを
防止し、オペレータが安全にキャビン内部から外部に脱
出でき、二時災害の発生を防止することを目的としたキ
ャビン付フォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷凍・冷蔵倉庫内などでは、通
常のフォークリフトでは寒さのためにオペレータが長時
間作業をすることができない。従って、このような冷凍
・冷蔵倉庫内で作業をするフォークリフトは、本発明を
実施するような車体全体をキャビンで覆ったキャビン付
フォークリフトを使用している。このようなキャビン付
フォークリフトはオペレータが出入りするために、蝶番
を用いた出入口がキャビン後部に内外部双方から開閉自
在に配されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述従来の技術では、
次のような場合に車体が停止すると、オペレータがキャ
ビン内に閉じこめられ、キャビン内から出ることができ
なくなる。 1.車体後部に壁がある場合。 2.災害時などに車体後部にラック棚などの建造物が倒
れ込んだ場合。 3.災害時などに車体にラック棚などの建造物が倒れ、
出入口が歪んだ場合。 4.出入口が凍りついた場合。 5.その他の理由で出入口が開かなくなった場合。
【0004】上記のようにオペレータがキャビン内から
脱出できない場合、特に災害時においては二次災害につ
ながる危険性が考えられた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではキャビンに覆
われた移動自在な車体と、荷を積載するマスト装置から
なるキャンビン付フォークリフトにおいて、 オペレー
タが出入り可能な大きさで該キャビンの一部分を、脱着
自在、あるいは開閉自在に備えてなるキャビン付フォー
クリフトとして上述課題を解決している。
【0006】例えば、オペレータが出入り可能な大きさ
の開口部をキャビンに設け、該開口部の外側下部にフッ
ク部分を固着し、該開口部を覆う板材を該フック部分に
落とし込み、該板材上部をロックハンドルにて固定して
なる脱着自在な上述記載のキャビン付フォークリフトと
する。
【0007】または、オペレータが出入り可能な大きさ
の開口部をキャビンに設け、該開口部に回転軸を抜き差
し自在な蝶番を介して該開口部を覆う板材を設置し、該
板材をロックハンドルにて固定してなる脱着自在な上述
記載のキャビン付フォークリフトとしてもよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明を最も効果的に実現できるキャ
ビン付のリーチ式フォークリフト(以下フォークリフト
という。)1に実施して説明すると、図4においてフォ
ークリフト1はキャビン2に覆われた車体3と、荷を積
載するマスト装置4からなる。
【0009】車体3下部にはリーチシリンダ(図示せ
ず。)が内蔵され、オペレータの操作にて車体3に固着
したストラドルレッグ5に沿って、マスト装置4を車体
3に対して前後方向に移動させることが可能である。
【0010】また、マスト装置4には上述同様オペレー
タの操作にて、リフトシリンダ6が伸縮し、上下動する
リフトブラケット7を備え、該リフトブラケット7には
左右一対のフォーク8が係止されている。
【0011】本発明の特徴であるキャビン2はキャビン
前面2A、キャビン後面2B、左右のキャビン2Cなど
からなり、キャビン後面2B全体を出入口とし、蝶番1
5とロックハンドル16によってキャビン2の内側と外
側双方から開閉可能である。オペレータは通常はこの出
入口から出入りするものである。
【0012】本実施例では脱出部分の板材を窓枠部分と
して実施するものである。以下、第1の実施例をキャビ
ン前面2Aの窓枠部分に実施して詳述する。図1のよう
に従来のキャビン前面2Aの窓枠下部外側にフック9を
2カ所設置する。更に脱着自在となる窓枠10には窓枠
10の両側から回転可能なロックハンドル11を上部両
側方に設置する。これらを用い、通常作業時にはキャビ
ン2外側から窓枠10を2つのフック9に落とし込み、
窓枠10に備えた2組のロックハンドル11にてキャビ
ン2に固定する構造である。
【0013】これらの構造によって、災害時に出入口が
開閉できなくなっても窓枠10の2組のロックハンドル
11を図1中矢印方向に回転させ、窓枠10を持ち上
げ、前方に落とせば、オペレータが脱出できる緊急脱出
口として用いることができる。
【0014】本実施例のフォークリフト1ではマスト装
置4が可動するため、車体3前方に障害物がある場合で
もマスト装置4の前後移動や、リフトブラケット7やフ
ォーク8の上下移動を利用し、車体3の前方に障害物を
除去してから脱出することが可能である。
【0015】また、第2の実施例として、左右のキャビ
ン側面2Cの窓枠部分に実施して詳述する。図2のよう
に、従来のキャビン側面2Cの後方に蝶番12を設置す
る。前方には上述と同様に窓枠13の両側から回転可能
なロックハンドル14を設置し、キャビン2に固定する
構造である。図2では右方向のみを図示したがもちろん
左方向にも同じ構造で実施する。
【0016】これらの構造によって、災害時に出入口が
開閉できなくなっても窓枠13のロックハンドル14を
図2中矢印方向に回転させ、窓枠13を開けてオペレー
タが脱出できる緊急脱出口として用いることができる。
【0017】本第2の実施例においては左右のキャビン
側面2Cに実施することにより、左右のいずれかに脱出
するスペースがあれば脱出することができる。
【0018】さらに、上述蝶番12を回転軸にて抜き差
し自在な抜き差し蝶番とすれば抜き差し蝶番を介して窓
枠13をわずかに開口し、抜き差し蝶番を抜いてから窓
枠13を外側に落として脱出することができる。
【0019】これまでの実施例で実施した窓枠には内側
にゴムパッキンなどを張ることで冷凍・冷蔵庫などでも
実施することは可能である。
【0020】上述実施例では特定の構造について実施例
を上述したが、これらの構造はこれらのみに限られる物
ではなく、従来から使用されている様々な構造で実施す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】上述構造によって、キャビン付フォーク
リフトに乗車時に上述記載の災害時などの緊急時には、
オペレータはキャビン内から安全に脱出することが可能
となる。また、キャビン内部のみでなく、外部からも脱
出口を開口することができるために、もし、オペレータ
が動けない状態でキャビン内部に閉じこめられたとして
も、キャビン外部からの救出も可能である。これらの効
果によって、オペレータは倉庫内で安心して作業をする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したキャビン内部から見た前面窓
枠である。
【図2】本発明を実施したキャビンの側面図である。
【図3】キャビン付リーチ式フォークリフトの側面図で
ある。
【図4】キャビン付フォークリフトの後面図である。。
【符号の説明】
1 キャビン付リーチ式フォークリフト 2 キャビン 2A キャビン前面 2B キャビン側面 2C キャビン後面 3 車体 4 マスト装置 5 ストラドルレッグ 6 リフトシリンダ 7 リフトブラケット 8 フォーク 9 フック 10 窓枠 11 ロックハンドル 12 蝶番 13 窓枠 14 ロックハンドル 15 蝶番 16 ロックハンドル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビンに覆われた移動自在な車体と、荷
    を積載するマスト装置からなるキャビン付フォークリフ
    トにおいて、 オペレータが出入り可能な大きさで該キャビンの一部分
    を、脱着自在に備えてなるキャビン付フォークリフト。
  2. 【請求項2】オペレータが出入り可能な大きさの開口部
    をキャビンに設け、該開口部の外側下部にフック部分を
    固着し、該開口部を覆う板材を該フック部分に落とし込
    み、該板材上部をロックハンドルにて固定してなる請求
    項1記載のキャビン付フォークリフト。
  3. 【請求項3】オペレータが出入り可能な大きさの開口部
    をキャビンに設け、該開口部に回転軸を抜き差し自在な
    蝶番を介して該開口部を覆う板材を設置し、該板材をロ
    ックハンドルにて固定してなる請求項1記載のキャビン
    付フォークリフト。
  4. 【請求項4】キャビンに覆われた移動自在な車体と、荷
    を積載するマスト装置からなるキャビン付フォークリフ
    トにおいて、 オペレータが出入り可能な大きさで該キャビンの一部分
    を、開閉自在に備えてなるキャビン付フォークリフト。
JP9215592A 1997-07-24 1997-07-24 キャビン付フォークリフト Pending JPH1143297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9215592A JPH1143297A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 キャビン付フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

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JP9215592A JPH1143297A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 キャビン付フォークリフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1143297A true JPH1143297A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16674990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9215592A Pending JPH1143297A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 キャビン付フォークリフト

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JP (1) JPH1143297A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2599924A4 (en) * 2010-07-28 2015-03-04 Volvo Constr Equip Ab APPARATUS FOR FASTENING THE REAR GLASS OF A DRIVER'S CABIN ON A CONSTRUCTION MACHINE

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021209