JPH1143132A - エアゾール用容器及びその製造方法 - Google Patents
エアゾール用容器及びその製造方法Info
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- JPH1143132A JPH1143132A JP2629198A JP2629198A JPH1143132A JP H1143132 A JPH1143132 A JP H1143132A JP 2629198 A JP2629198 A JP 2629198A JP 2629198 A JP2629198 A JP 2629198A JP H1143132 A JPH1143132 A JP H1143132A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- structural unit
- unit represented
- polyester
- container body
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/38—Details of the container body
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱圧性や紫外線防止能に優れ、内容物の残
量確認を行うことができ、しかもコスト的に安価なエア
ゾール用容器を提供する。 【解決手段】 エアゾール用容器の本体部1をポリエチ
レンテレフタレートまたはこれを主体とするポリエステ
ルとポリアリレートまたはこれを主体とするポリエステ
ルとで構成する。あるいは、ポリアリレートの代わりに
ポリエチレンナフタレートを用いる。容器本体部1の胴
部5の肉厚Aを1.5〜7mmとする。
量確認を行うことができ、しかもコスト的に安価なエア
ゾール用容器を提供する。 【解決手段】 エアゾール用容器の本体部1をポリエチ
レンテレフタレートまたはこれを主体とするポリエステ
ルとポリアリレートまたはこれを主体とするポリエステ
ルとで構成する。あるいは、ポリアリレートの代わりに
ポリエチレンナフタレートを用いる。容器本体部1の胴
部5の肉厚Aを1.5〜7mmとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば化粧品や家
庭用クリーナーや殺虫剤等のエアゾール用容器及びその
製造方法に関する。
庭用クリーナーや殺虫剤等のエアゾール用容器及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧品や医薬品や農薬等の容器として用
いられるエアゾール用容器は、一般に、化粧品や医薬品
や農薬等である原液と、例えばブタン、プロパン、窒
素、過フッ化炭化水素、二酸化炭素といった圧縮ガスや
蒸気からなる噴射剤とから構成された内容物が封入され
ている。このような内容物が封入されたエアゾール用容
器は、噴射剤をバルブを通して放圧、膨張させることに
より原液を随伴させて噴霧するものである。従って、圧
縮ガスや蒸気からなる噴射剤は、容器中では高圧充填さ
れる必要があり、さらに内容物を封入した容器を車中等
のように高温雰囲気下においても破裂したりすることが
ないように容器本体には耐熱圧性を持たせる必要があ
り、また、内容物によって侵蝕されたりすることがない
ように耐薬品性等が要求される。
いられるエアゾール用容器は、一般に、化粧品や医薬品
や農薬等である原液と、例えばブタン、プロパン、窒
素、過フッ化炭化水素、二酸化炭素といった圧縮ガスや
蒸気からなる噴射剤とから構成された内容物が封入され
ている。このような内容物が封入されたエアゾール用容
器は、噴射剤をバルブを通して放圧、膨張させることに
より原液を随伴させて噴霧するものである。従って、圧
縮ガスや蒸気からなる噴射剤は、容器中では高圧充填さ
れる必要があり、さらに内容物を封入した容器を車中等
のように高温雰囲気下においても破裂したりすることが
ないように容器本体には耐熱圧性を持たせる必要があ
り、また、内容物によって侵蝕されたりすることがない
ように耐薬品性等が要求される。
【0003】耐熱圧性を満たすエアゾール容器として、
従来より、例えば本体部をアルミニウム板や亜鉛鋼板等
の金属で形成したエアゾール用容器が用いられている。
このようなエアゾール用容器の本体部は、耐熱圧性を有
するものの、例えば内容物として酸などを封入した場合
には本体部を形成する金属板が侵蝕されて耐薬品性に劣
る場合があった。さらに、本体部が金属板で形成されて
いるため、内容物が見えにくく残量が分かり難いという
問題もあった。
従来より、例えば本体部をアルミニウム板や亜鉛鋼板等
の金属で形成したエアゾール用容器が用いられている。
このようなエアゾール用容器の本体部は、耐熱圧性を有
するものの、例えば内容物として酸などを封入した場合
には本体部を形成する金属板が侵蝕されて耐薬品性に劣
る場合があった。さらに、本体部が金属板で形成されて
いるため、内容物が見えにくく残量が分かり難いという
問題もあった。
【0004】そのため、金属板を侵蝕するような内容物
を使用する場合には、容器本体部をポリエチレンテレフ
タレート(以下「PET」と称す。)やポリブチレンテ
レフタレート等の樹脂を用いて形成したものが提案され
ている。このような樹脂からなる容器本体部は、内容物
による侵蝕がなく、しかも透明性に優れているため内容
物の残量確認が行えるという利点を有するものの、熱変
形温度が低く耐熱圧性に劣るという問題があった。さら
に前記樹脂には紫外線防止特性がなく、日光に含まれた
紫外線によって内容物が変質したり、容器本体部を構成
する樹脂そのものが変質して内容物に悪影響を与えた
り、容器本体部が変形して内容物が漏洩するといった問
題もあった。
を使用する場合には、容器本体部をポリエチレンテレフ
タレート(以下「PET」と称す。)やポリブチレンテ
レフタレート等の樹脂を用いて形成したものが提案され
ている。このような樹脂からなる容器本体部は、内容物
による侵蝕がなく、しかも透明性に優れているため内容
物の残量確認が行えるという利点を有するものの、熱変
形温度が低く耐熱圧性に劣るという問題があった。さら
に前記樹脂には紫外線防止特性がなく、日光に含まれた
紫外線によって内容物が変質したり、容器本体部を構成
する樹脂そのものが変質して内容物に悪影響を与えた
り、容器本体部が変形して内容物が漏洩するといった問
題もあった。
【0005】上記の紫外線防止特性がないという問題点
を解決するために、樹脂製の容器本体部の外表面に塗料
をコーティングする方法や樹脂に顔料等を添加するとい
う方法も提案されているが、いずれも十分でなく、特
に、樹脂に顔料等の添加剤を配合した場合には容器本体
部の強度が小さくなったり、本体表面の光沢に劣り外観
性が悪くなるという問題もあった。
を解決するために、樹脂製の容器本体部の外表面に塗料
をコーティングする方法や樹脂に顔料等を添加するとい
う方法も提案されているが、いずれも十分でなく、特
に、樹脂に顔料等の添加剤を配合した場合には容器本体
部の強度が小さくなったり、本体表面の光沢に劣り外観
性が悪くなるという問題もあった。
【0006】そのため、特公平5−25745号公報に
は、容器の本体部をPET樹脂で形成し、その外表面に
アルミニウム皮膜を形成したエアゾール用容器が提案さ
れているが、このようなエアゾール用容器は上記従来例
と同様に中身が見え難くなって、内容物の残量確認が行
えないという問題があった。さらに、上記樹脂製容器は
耐熱圧性に劣るため、特公平5−85431号公報に
は、エアゾール用容器に爆発防止装置を付けたものが提
案されているが、コスト的に高いものであった。
は、容器の本体部をPET樹脂で形成し、その外表面に
アルミニウム皮膜を形成したエアゾール用容器が提案さ
れているが、このようなエアゾール用容器は上記従来例
と同様に中身が見え難くなって、内容物の残量確認が行
えないという問題があった。さらに、上記樹脂製容器は
耐熱圧性に劣るため、特公平5−85431号公報に
は、エアゾール用容器に爆発防止装置を付けたものが提
案されているが、コスト的に高いものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決し、耐熱圧性や紫外線防止特性に優れ、内容物の残
量確認を行うことができ、しかもコスト的に安価なエア
ゾール用容器を提供するものである。
解決し、耐熱圧性や紫外線防止特性に優れ、内容物の残
量確認を行うことができ、しかもコスト的に安価なエア
ゾール用容器を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、本発明に至ったも
のである。すなわち本発明は、下記式で示される構造
単位と下記式で示される構造単位とを主成分として含
有するポリエステルから構成され、胴部の肉厚が1.5
〜7mmであることを特徴とするエアゾール用容器を要
旨とするものである。
を解決するために鋭意検討した結果、本発明に至ったも
のである。すなわち本発明は、下記式で示される構造
単位と下記式で示される構造単位とを主成分として含
有するポリエステルから構成され、胴部の肉厚が1.5
〜7mmであることを特徴とするエアゾール用容器を要
旨とするものである。
【0009】
【化5】
【0010】また、本発明は、下記式で示される構造
単位と下記式で示される構造単位とを主成分として含
有するポリエステルから構成され、胴部の肉厚が1.5
〜7mmであることを特徴とするエアゾール用容器を要
旨とするものである。
単位と下記式で示される構造単位とを主成分として含
有するポリエステルから構成され、胴部の肉厚が1.5
〜7mmであることを特徴とするエアゾール用容器を要
旨とするものである。
【0011】
【化6】
【0012】このように、本発明によれば、エアゾール
容器の本体部を上記式で示される構造単位と上記式
で示される構造単位とを主成分として含有するポリエス
テル、あるいは上記式で示される構造単位と上記式
で示される構造単位とを主成分として含有するポリエス
テルにて構成することで、容器本体部には耐熱圧性が付
与され、しかも透明な容器本体部となり内容物の残量が
確認できる。
容器の本体部を上記式で示される構造単位と上記式
で示される構造単位とを主成分として含有するポリエス
テル、あるいは上記式で示される構造単位と上記式
で示される構造単位とを主成分として含有するポリエス
テルにて構成することで、容器本体部には耐熱圧性が付
与され、しかも透明な容器本体部となり内容物の残量が
確認できる。
【0013】また、上記式で示される構造単位はフリ
ース転移が起こりやすい構造となっており、上記式で
示される構造単位は紫外線吸収能を有するため、容器本
体部には紫外線遮蔽能が付与される。従って、上述のよ
うに容器本体部が透明であっても、コーティングを施し
たり顔料等を添加する必要がなく、内容物の変質や容器
本体部の変形を防止することができる。
ース転移が起こりやすい構造となっており、上記式で
示される構造単位は紫外線吸収能を有するため、容器本
体部には紫外線遮蔽能が付与される。従って、上述のよ
うに容器本体部が透明であっても、コーティングを施し
たり顔料等を添加する必要がなく、内容物の変質や容器
本体部の変形を防止することができる。
【0014】また、本発明では、容器本体部を上記式
で示される構造単位のみ、あるいは上記式で示される
構造単位のみを主成分として含有するポリエステルから
構成されていてもよい。このような構成にすると、上記
式で示される構造単位と上記式で示される構造単位
とを主成分として含有するポリエステルや上記式で示
される構造単位と上記式で示される構造単位とを主成
分として含有するポリエステルから構成された容器本体
部よりも、さらに紫外線防止特性や耐熱圧性の良いエア
ゾール用容器とすることができる。
で示される構造単位のみ、あるいは上記式で示される
構造単位のみを主成分として含有するポリエステルから
構成されていてもよい。このような構成にすると、上記
式で示される構造単位と上記式で示される構造単位
とを主成分として含有するポリエステルや上記式で示
される構造単位と上記式で示される構造単位とを主成
分として含有するポリエステルから構成された容器本体
部よりも、さらに紫外線防止特性や耐熱圧性の良いエア
ゾール用容器とすることができる。
【0015】また、上記の樹脂組成物にて作成したエア
ゾール容器の胴部の肉厚を1.5〜7mmと従来の樹脂
組成物からなるエアゾール容器本体の胴部よりも厚肉と
することで、耐熱圧性が向上し、容器変形や容器の破裂
を防ぐことができる。
ゾール容器の胴部の肉厚を1.5〜7mmと従来の樹脂
組成物からなるエアゾール容器本体の胴部よりも厚肉と
することで、耐熱圧性が向上し、容器変形や容器の破裂
を防ぐことができる。
【0016】さらに、樹脂組成物のみから構成されてい
るため、コスト的にも安価なものとなる。また、本発明
のエアゾール用容器の製造方法は、有底パリソンを軸方
向に1.0〜1.5倍、周方向に1.3〜2.5倍に2
軸延伸ブロー成形してなることを要旨とするものであ
る。
るため、コスト的にも安価なものとなる。また、本発明
のエアゾール用容器の製造方法は、有底パリソンを軸方
向に1.0〜1.5倍、周方向に1.3〜2.5倍に2
軸延伸ブロー成形してなることを要旨とするものであ
る。
【0017】このように有底パリソンを低延伸倍率で軸
方向および周方向に2軸延伸ブロー成形することで、胴
部は上記のような範囲の肉厚を有し、耐熱圧性に優れた
容器本体部を容易に作製することができる。
方向および周方向に2軸延伸ブロー成形することで、胴
部は上記のような範囲の肉厚を有し、耐熱圧性に優れた
容器本体部を容易に作製することができる。
【0018】すなわち本発明によれば、容器本体部に上
記式で示される構造単位を主成分として含有するポリ
エステル、あるいは、上記式で示される構造単位を主
成分として含有するポリエステルを含有させることで、
耐熱圧性や透明性や紫外線防止特性や耐薬品性を有する
エアゾール用容器本体部を提供することができる。ま
た、胴部の肉厚を規定することで、より耐熱圧性に優れ
た容器本体部を提供することができる。さらに、前記エ
アゾール用容器を容易にしかも安価に製造する製造方法
を提供することができる。
記式で示される構造単位を主成分として含有するポリ
エステル、あるいは、上記式で示される構造単位を主
成分として含有するポリエステルを含有させることで、
耐熱圧性や透明性や紫外線防止特性や耐薬品性を有する
エアゾール用容器本体部を提供することができる。ま
た、胴部の肉厚を規定することで、より耐熱圧性に優れ
た容器本体部を提供することができる。さらに、前記エ
アゾール用容器を容易にしかも安価に製造する製造方法
を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態のエア
ゾール用容器の本体部は、上記式で示される構造単位
と上記式で示される構造単位とを主成分として含有す
るポリエステルから構成される。あるいは、上記式で
示される構造単位のみを主成分として含有するポリエス
テルから構成されてもよい。
ゾール用容器の本体部は、上記式で示される構造単位
と上記式で示される構造単位とを主成分として含有す
るポリエステルから構成される。あるいは、上記式で
示される構造単位のみを主成分として含有するポリエス
テルから構成されてもよい。
【0020】このように上記式で示される構造単位と
上記式で示される構造単位とを主成分として含有する
ポリエステルあるいは上記式で示される構造単位のみ
を主成分として含有するポリエステルから容器本体部を
形成することで、耐熱圧性や透明性や紫外線防止特性が
付与された容器本体部が得られる。
上記式で示される構造単位とを主成分として含有する
ポリエステルあるいは上記式で示される構造単位のみ
を主成分として含有するポリエステルから容器本体部を
形成することで、耐熱圧性や透明性や紫外線防止特性が
付与された容器本体部が得られる。
【0021】なお、容器本体部を上記式で示される構
造単位のみを主成分として含有するポリエステルから構
成した場合には、上記式で示される構造単位と上記
式で示される構造単位とを主成分として含有するポリエ
ステルから構成した場合よりも、紫外線防止特性や耐熱
圧性に優れた容器本体部を得ることができる。しかし、
一般には、容器本体部を形成する樹脂組成物に対し上記
式で示される構造単位を主成分として含有するポリエ
ステルを少なくとも5重量%配合すると、日常的に使用
するうえで十分な紫外線防止特性及び耐熱圧性が得られ
るため、生産コスト等を考慮すると、上記式で示され
る構造単位と上記式で示される構造単位とを主成分と
して含有するポリエステルから容器本体部を形成するこ
とがより好ましい。
造単位のみを主成分として含有するポリエステルから構
成した場合には、上記式で示される構造単位と上記
式で示される構造単位とを主成分として含有するポリエ
ステルから構成した場合よりも、紫外線防止特性や耐熱
圧性に優れた容器本体部を得ることができる。しかし、
一般には、容器本体部を形成する樹脂組成物に対し上記
式で示される構造単位を主成分として含有するポリエ
ステルを少なくとも5重量%配合すると、日常的に使用
するうえで十分な紫外線防止特性及び耐熱圧性が得られ
るため、生産コスト等を考慮すると、上記式で示され
る構造単位と上記式で示される構造単位とを主成分と
して含有するポリエステルから容器本体部を形成するこ
とがより好ましい。
【0022】また、本発明の第2の実施の形態のエアゾ
ール用容器の本体部は、上記式で示される構造単位を
主成分として含有するポリエステルの代わりに上記式
で示される構造単位を主成分として含有するポリエステ
ルを用いたもので、同様の効果が得られる。
ール用容器の本体部は、上記式で示される構造単位を
主成分として含有するポリエステルの代わりに上記式
で示される構造単位を主成分として含有するポリエステ
ルを用いたもので、同様の効果が得られる。
【0023】ただし、上記式で示される構造単位を主
成分として含有するポリエステルを用いて日常的に使用
するうえで十分な紫外線防止特性及び耐熱圧性を得るた
めには、容器本体部を形成する樹脂組成物に対し上記
式で示される構造単位を主成分として含有するポリエス
テルを少なくとも8重量%配合することが好ましい。
成分として含有するポリエステルを用いて日常的に使用
するうえで十分な紫外線防止特性及び耐熱圧性を得るた
めには、容器本体部を形成する樹脂組成物に対し上記
式で示される構造単位を主成分として含有するポリエス
テルを少なくとも8重量%配合することが好ましい。
【0024】本発明のエアゾール用容器の断面図を図1
に示す。エアゾール容器の本体部1は有底パリソンを2
軸延伸して成形するため、この本体部1は、口部3では
肉厚が厚く、口部3から緩やかに傾斜しているショルダ
ー部6では徐々に肉厚が薄くなり、これに続く胴部5で
はほぼ均一の肉厚Aを有するようになり、脚部2では再
び厚肉の状態となっている。一般にエアゾール容器は片
手で握れる程度の大きさであるが、本発明においては胴
部5の肉厚Aを厚くすることが必要である。具体的に
は、胴部5の肉厚Aを1.5〜7mmとすることが必要
である。肉厚Aは、従来のエアゾール用容器の本体部で
は0.5〜1mm程度であったが、本発明においては
1.5〜7mmと厚肉とすることで、容器本体部1に耐
熱圧性を付与することができる。肉厚Aが1.5mmよ
り薄いと耐熱圧性に劣るものとなり、肉厚Aが7mmを
超えるものは、均一な肉厚にすることが難しく、コスト
高となる。
に示す。エアゾール容器の本体部1は有底パリソンを2
軸延伸して成形するため、この本体部1は、口部3では
肉厚が厚く、口部3から緩やかに傾斜しているショルダ
ー部6では徐々に肉厚が薄くなり、これに続く胴部5で
はほぼ均一の肉厚Aを有するようになり、脚部2では再
び厚肉の状態となっている。一般にエアゾール容器は片
手で握れる程度の大きさであるが、本発明においては胴
部5の肉厚Aを厚くすることが必要である。具体的に
は、胴部5の肉厚Aを1.5〜7mmとすることが必要
である。肉厚Aは、従来のエアゾール用容器の本体部で
は0.5〜1mm程度であったが、本発明においては
1.5〜7mmと厚肉とすることで、容器本体部1に耐
熱圧性を付与することができる。肉厚Aが1.5mmよ
り薄いと耐熱圧性に劣るものとなり、肉厚Aが7mmを
超えるものは、均一な肉厚にすることが難しく、コスト
高となる。
【0025】本発明のエアゾール用容器の製造方法にお
いては、有底パリソンを軸方向に1.0〜1.5倍、周
方向に1.3〜2.5倍に2軸延伸ブロー成形すること
が必要である。有底パリソンの延伸倍率を上記の範囲と
することで、上述のような肉厚Aを有する本体部1を容
易に作製することができる。周方向の延伸倍率が上記範
囲の下限よりも低くなると、自立型容器としたときの安
定性が悪くなる。また、軸方向及び周方向の延伸倍率が
上記範囲の上限よりも高くなると、耐熱圧性に劣るもの
となる。
いては、有底パリソンを軸方向に1.0〜1.5倍、周
方向に1.3〜2.5倍に2軸延伸ブロー成形すること
が必要である。有底パリソンの延伸倍率を上記の範囲と
することで、上述のような肉厚Aを有する本体部1を容
易に作製することができる。周方向の延伸倍率が上記範
囲の下限よりも低くなると、自立型容器としたときの安
定性が悪くなる。また、軸方向及び周方向の延伸倍率が
上記範囲の上限よりも高くなると、耐熱圧性に劣るもの
となる。
【0026】容器本体部1を形成するポリエステルは、
上記式及び式で示される構造単位を主成分として含
有するポリエステル、上記式で示される構造単位を主
成分として含有するポリエステル、上記式及び式で
示される構造単位を主成分として含有するポリエステ
ル、上記式で示される構造単位を主成分として含有す
るポリエステルである。上記式で示される構造単位を
主成分として含有するポリエステルとしては、通常はP
ET又はこれを主体とするポリエステルが挙げられ、上
記式で示される構造単位を主成分として含有するポリ
エステルとしては、通常はポリアリレート(以下「PA
R」と称す。)又はこれを主体とするポリエステルが挙
げられ、上記式で示される構造単位を主成分として含
有するポリエステルとしては、通常はポリエチレンナフ
タレート(以下「PEN」と称す。)又はこれを主体と
するポリエステルが挙げられる。
上記式及び式で示される構造単位を主成分として含
有するポリエステル、上記式で示される構造単位を主
成分として含有するポリエステル、上記式及び式で
示される構造単位を主成分として含有するポリエステ
ル、上記式で示される構造単位を主成分として含有す
るポリエステルである。上記式で示される構造単位を
主成分として含有するポリエステルとしては、通常はP
ET又はこれを主体とするポリエステルが挙げられ、上
記式で示される構造単位を主成分として含有するポリ
エステルとしては、通常はポリアリレート(以下「PA
R」と称す。)又はこれを主体とするポリエステルが挙
げられ、上記式で示される構造単位を主成分として含
有するポリエステルとしては、通常はポリエチレンナフ
タレート(以下「PEN」と称す。)又はこれを主体と
するポリエステルが挙げられる。
【0027】そして、上記式及び式で示される構造
単位を主成分として含有するポリエステルは、例えばP
ET又はこれを主体とするポリエステルとPAR又はこ
れを主体とするポリエステルとを用い、また、上記式
及び式で示される構造単位を主成分として含有するポ
リエステルは、例えばPET又はこれを主体とするポリ
エステルとPEN又はこれを主体とするポリエステルと
を用いて、それぞれ所要の割合で通常は溶融ブレンドす
ることにより得られる。
単位を主成分として含有するポリエステルは、例えばP
ET又はこれを主体とするポリエステルとPAR又はこ
れを主体とするポリエステルとを用い、また、上記式
及び式で示される構造単位を主成分として含有するポ
リエステルは、例えばPET又はこれを主体とするポリ
エステルとPEN又はこれを主体とするポリエステルと
を用いて、それぞれ所要の割合で通常は溶融ブレンドす
ることにより得られる。
【0028】PET又はこれを主体とするポリエステル
は、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分とを主
成分として溶融重縮合反応、あるいは引続いて固相重合
して得られるものであり、その極限粘度は0.50〜
1.20にあるものが好ましい。
は、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分とを主
成分として溶融重縮合反応、あるいは引続いて固相重合
して得られるものであり、その極限粘度は0.50〜
1.20にあるものが好ましい。
【0029】PETには、上記成分の他に、フタル酸、
イソフタル酸、2,5−ジブロムテレフタル酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカル
ボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸成分、
トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等の芳
香族多価カルボン酸成分、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、マレイン
酸、イタコン酸等の脂肪族ジカルボン酸成分、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、ポリエチレングリコール等の脂肪族ジオー
ル成分、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等の脂肪族多価アルコール成分、1,4
−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサ
ンジエタノール等の脂環族ジオール成分、p−キシリレ
ングリコール、ビスフェノールAやビスフェノールSの
エチレンオキシド付加体等の芳香族ジオール成分等がP
ETの特性を損なわない範囲で少量(高々10モル%程
度)共重合されていてもよい。
イソフタル酸、2,5−ジブロムテレフタル酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカル
ボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸成分、
トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等の芳
香族多価カルボン酸成分、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、マレイン
酸、イタコン酸等の脂肪族ジカルボン酸成分、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、ポリエチレングリコール等の脂肪族ジオー
ル成分、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等の脂肪族多価アルコール成分、1,4
−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサ
ンジエタノール等の脂環族ジオール成分、p−キシリレ
ングリコール、ビスフェノールAやビスフェノールSの
エチレンオキシド付加体等の芳香族ジオール成分等がP
ETの特性を損なわない範囲で少量(高々10モル%程
度)共重合されていてもよい。
【0030】PAR又はこれを主体とするポリエステル
は、芳香族ジカルボン酸成分と下記式で示されるビス
フェノール類との重合により得られる芳香族ポリエステ
ルであり、その極限粘度が0.40〜1.00であるも
のが望ましい。
は、芳香族ジカルボン酸成分と下記式で示されるビス
フェノール類との重合により得られる芳香族ポリエステ
ルであり、その極限粘度が0.40〜1.00であるも
のが望ましい。
【0031】 HO−Ar2−X−Ar2−OH (式中、Ar2及びXは式と同じである。) 芳香族ジカルボン酸成分の好ましい例としては、テレフ
タル酸成分及び/又はイソフタル酸成分が挙げられる
が、特にテレフタル酸成分とイソフタル酸成分との混合
物を用いると、得られるPARの溶融加工性及び総合的
性能の面で好ましい。かかる混合物のとき、その混合比
は任意に選ぶことができるが、テレフタル酸成分/イソ
フタル酸成分=9/1〜1/9(モル比)が好ましく、
特に溶融加工性及び性能のバランスの点で7/3〜3/
7(モル比)、さらには1/1(モル比)がより好まし
い。
タル酸成分及び/又はイソフタル酸成分が挙げられる
が、特にテレフタル酸成分とイソフタル酸成分との混合
物を用いると、得られるPARの溶融加工性及び総合的
性能の面で好ましい。かかる混合物のとき、その混合比
は任意に選ぶことができるが、テレフタル酸成分/イソ
フタル酸成分=9/1〜1/9(モル比)が好ましく、
特に溶融加工性及び性能のバランスの点で7/3〜3/
7(モル比)、さらには1/1(モル比)がより好まし
い。
【0032】式で示されるビスフェノール類として
は、ビスフェノールA〔2,2−ビス(4−ヒドロキフ
ェニル)プロパン〕、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、ビスフェノールS〔4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン〕、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
ケトン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等
が挙げられるが、ビスフェノールAが特に好ましい。ま
た、これらは単独で使用してもよいし、2種類以上混合
して使用してもよい。さらに、前記のビスフェノール類
はパラ体であるが、オルソ体もしくはメタ体のビスフェ
ノール類を使用してもよく、これらビスフェノール類に
エチレングリコール、プロピレングリコール等を併用し
てもよい。
は、ビスフェノールA〔2,2−ビス(4−ヒドロキフ
ェニル)プロパン〕、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、ビスフェノールS〔4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン〕、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
ケトン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等
が挙げられるが、ビスフェノールAが特に好ましい。ま
た、これらは単独で使用してもよいし、2種類以上混合
して使用してもよい。さらに、前記のビスフェノール類
はパラ体であるが、オルソ体もしくはメタ体のビスフェ
ノール類を使用してもよく、これらビスフェノール類に
エチレングリコール、プロピレングリコール等を併用し
てもよい。
【0033】PARの好ましい例としては、テレフタル
酸クロリド/イソフタル酸クロリド=1/1(モル比)
とビスフェノールAとの界面重合により得られるユニチ
カ社製のUポリマー(商品名)が挙げられる。
酸クロリド/イソフタル酸クロリド=1/1(モル比)
とビスフェノールAとの界面重合により得られるユニチ
カ社製のUポリマー(商品名)が挙げられる。
【0034】また、上述のようにPARはフリース転移
を起こしやすく、フリース転移が生じると樹脂組成物は
紫外線防止特性を有するようになるため、容器本体部に
PETだけでなくPARを少量配合するだけで良好な紫
外線防止特性が得られる。PARの配合量の下限は、樹
脂組成物全体に対して1%程度配合されていればよい
が、さらに加えて、PARには容器本体部に耐熱圧性を
付与するという働きもあり、十分な耐熱圧性を得ること
を考慮すれば、容器本体部を構成する樹脂組成物全体に
対してPARを5%程度を下限として配合することがよ
り好ましい。
を起こしやすく、フリース転移が生じると樹脂組成物は
紫外線防止特性を有するようになるため、容器本体部に
PETだけでなくPARを少量配合するだけで良好な紫
外線防止特性が得られる。PARの配合量の下限は、樹
脂組成物全体に対して1%程度配合されていればよい
が、さらに加えて、PARには容器本体部に耐熱圧性を
付与するという働きもあり、十分な耐熱圧性を得ること
を考慮すれば、容器本体部を構成する樹脂組成物全体に
対してPARを5%程度を下限として配合することがよ
り好ましい。
【0035】なお、本発明においては、容器本体部1は
上記式で示される構造単位を主成分として含有するポ
リエステルのみから構成されるものであっても良い。P
EN又はこれを主体とするポリエステルは、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸成分とエチレングリコール成分と
を主成分として溶融重縮合反応、あるいは引き続いて固
相重合して得られるものであり、その極限粘度が0.5
〜1.2であるものが好ましい。
上記式で示される構造単位を主成分として含有するポ
リエステルのみから構成されるものであっても良い。P
EN又はこれを主体とするポリエステルは、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸成分とエチレングリコール成分と
を主成分として溶融重縮合反応、あるいは引き続いて固
相重合して得られるものであり、その極限粘度が0.5
〜1.2であるものが好ましい。
【0036】PENには、上記成分の他に、テレフタル
酸、フタル酸、2,5−ジブロムテレフタル酸、2,7
−ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカ
ルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸等の芳香族
ジカルボン酸成分、トリメリット酸、トリメシン酸、ピ
ロメリット酸等の芳香族多価カルボン酸成分、コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、デカンジ
カルボン酸、マレイン酸、イタコン酸等の脂肪族ジカル
ボン酸成分、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,2−プロパンジオ
ール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコ
ール等の脂肪族ジオール成分、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール等の脂肪族多価ア
ルコール成分、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
1,4−シクロヘキサンジエタノール等の脂環族ジオー
ル成分、p−キシリレングリコール、ビスフェノールA
やビスフェノールSのエチレンオキシド付加体等の芳香
族ジオール成分等がPENの特性を損なわない範囲で少
量(高々10モル%程度)共重合されていてもよい。
酸、フタル酸、2,5−ジブロムテレフタル酸、2,7
−ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカ
ルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸等の芳香族
ジカルボン酸成分、トリメリット酸、トリメシン酸、ピ
ロメリット酸等の芳香族多価カルボン酸成分、コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、デカンジ
カルボン酸、マレイン酸、イタコン酸等の脂肪族ジカル
ボン酸成分、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,2−プロパンジオ
ール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコ
ール等の脂肪族ジオール成分、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール等の脂肪族多価ア
ルコール成分、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
1,4−シクロヘキサンジエタノール等の脂環族ジオー
ル成分、p−キシリレングリコール、ビスフェノールA
やビスフェノールSのエチレンオキシド付加体等の芳香
族ジオール成分等がPENの特性を損なわない範囲で少
量(高々10モル%程度)共重合されていてもよい。
【0037】また、上述のようにPENは紫外線吸収機
能を有するため、容器本体部にPETだけでなくPEN
を少量配合するだけで良好な紫外線防止特性が得られ
る。PENの配合量の下限は、樹脂組成物全体に対して
1%程度配合されていればよいが、さらに加えて、PE
Nには容器本体部に耐熱圧性を付与するという働きもあ
り、十分な耐熱圧性を得ることを考慮すれば、容器本体
部を構成する樹脂組成物全体に対してPENを8%程度
を下限として配合することがより好ましい。
能を有するため、容器本体部にPETだけでなくPEN
を少量配合するだけで良好な紫外線防止特性が得られ
る。PENの配合量の下限は、樹脂組成物全体に対して
1%程度配合されていればよいが、さらに加えて、PE
Nには容器本体部に耐熱圧性を付与するという働きもあ
り、十分な耐熱圧性を得ることを考慮すれば、容器本体
部を構成する樹脂組成物全体に対してPENを8%程度
を下限として配合することがより好ましい。
【0038】なお、本発明においては、容器本体部1は
上記式で示される構造単位を主成分として含有するポ
リエステルのみから構成されるものであっても良い。上
記式及び式で示される構造単位を主成分として含有
するポリエステル、あるいは上記式及び式で示され
る構造単位を主成分として含有するポリエステルを製造
する方法としては、例えばPET又はこれを主体とする
ポリエステルとPAR又はこれを主体とするポリエステ
ル、あるいはPET又はこれを主体とするポリエステル
とPEN又はこれを主体とするポリエステルとを反応器
に仕込み、減圧下で溶融加熱してエステル交換反応さ
せ、反応が完結した段階で反応器より払出してペレット
状にする方法がある。この際、触媒としては酢酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属の化合物を用いることが好ましい。
上記式で示される構造単位を主成分として含有するポ
リエステルのみから構成されるものであっても良い。上
記式及び式で示される構造単位を主成分として含有
するポリエステル、あるいは上記式及び式で示され
る構造単位を主成分として含有するポリエステルを製造
する方法としては、例えばPET又はこれを主体とする
ポリエステルとPAR又はこれを主体とするポリエステ
ル、あるいはPET又はこれを主体とするポリエステル
とPEN又はこれを主体とするポリエステルとを反応器
に仕込み、減圧下で溶融加熱してエステル交換反応さ
せ、反応が完結した段階で反応器より払出してペレット
状にする方法がある。この際、触媒としては酢酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属の化合物を用いることが好ましい。
【0039】また、PET又はこれを主体とするポリエ
ステルとPAR又はこれを主体とするポリエステル、あ
るいはPETこれを主体とするポリエステルとPEN又
はこれを主体とするポリエステルに上記の触媒を加えて
ターンブラーブレンダー等の各種ブレンダーを用いて混
合した後、溶融混練してエステル交換反応させ、一軸押
出機もしくは二軸押出機を用いてペレット状にする方法
がある。(以下、この方法を「溶融ブレンド法」と称
す。) さらに、PET又はこれを主体とするポリエステルとP
AR又はこれを主体とするポリエステル、あるいはPE
T又はこれを主体とするポリエステルとPEN又はこれ
を主体とするポリエステルとを、溶融成形時に単にブレ
ンドする方法もあるが、本発明においては生産性の点か
ら溶融ブレンド法を用いてポリエステルを製造するのが
より好ましい。
ステルとPAR又はこれを主体とするポリエステル、あ
るいはPETこれを主体とするポリエステルとPEN又
はこれを主体とするポリエステルに上記の触媒を加えて
ターンブラーブレンダー等の各種ブレンダーを用いて混
合した後、溶融混練してエステル交換反応させ、一軸押
出機もしくは二軸押出機を用いてペレット状にする方法
がある。(以下、この方法を「溶融ブレンド法」と称
す。) さらに、PET又はこれを主体とするポリエステルとP
AR又はこれを主体とするポリエステル、あるいはPE
T又はこれを主体とするポリエステルとPEN又はこれ
を主体とするポリエステルとを、溶融成形時に単にブレ
ンドする方法もあるが、本発明においては生産性の点か
ら溶融ブレンド法を用いてポリエステルを製造するのが
より好ましい。
【0040】図1に示すようなエアゾール用容器は公知
の方法であるブロー成形にて成形される。詳しくは、ま
ず溶融したポリエステルを用いて有底パリソンを射出成
形する。このポリエステルは、上記式及び式で示さ
れる構造単位を主成分とするポリエステル、上記式で
示される構造単位を主成分とするポリエステル、上記
式及び式で示される構造単位を主成分とするポリエス
テル、上記式で示される構造単位を主成分とするポリ
エステルのうちのいずれかである。
の方法であるブロー成形にて成形される。詳しくは、ま
ず溶融したポリエステルを用いて有底パリソンを射出成
形する。このポリエステルは、上記式及び式で示さ
れる構造単位を主成分とするポリエステル、上記式で
示される構造単位を主成分とするポリエステル、上記
式及び式で示される構造単位を主成分とするポリエス
テル、上記式で示される構造単位を主成分とするポリ
エステルのうちのいずれかである。
【0041】この有底パリソンの口部を保持して金型に
はさみ、軸方向に1.0〜1.5倍、周方向に1.3〜
2.5倍となるように低延伸倍率で延伸ブロー成形する
と、図1に示すような厚肉のエアゾール用容器ができ
る。
はさみ、軸方向に1.0〜1.5倍、周方向に1.3〜
2.5倍となるように低延伸倍率で延伸ブロー成形する
と、図1に示すような厚肉のエアゾール用容器ができ
る。
【0042】なお、図1においてエアゾール用容器本体
部1の脚部2の形状は特に限定されるものではないが、
耐熱圧性等を考慮すると図1に示すような自立型の脚部
2を有する構造であることが好ましい。また、口部3に
装着されるノズル4の形状についても任意のものが使用
でき、例えば従来より用いられているアクチュエーター
を押し下げて内容液を噴射する方式のノズルやトリガー
式の噴射ノズル等を装着することができる。
部1の脚部2の形状は特に限定されるものではないが、
耐熱圧性等を考慮すると図1に示すような自立型の脚部
2を有する構造であることが好ましい。また、口部3に
装着されるノズル4の形状についても任意のものが使用
でき、例えば従来より用いられているアクチュエーター
を押し下げて内容液を噴射する方式のノズルやトリガー
式の噴射ノズル等を装着することができる。
【0043】
【実施例】次に、実施例に基づき本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。なお実施例における各種物性値の測定は、以
下の方法により実施した。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。なお実施例における各種物性値の測定は、以
下の方法により実施した。
【0044】(1)ガラス転移点[Tg](℃):示差
走査型熱量計(島津製作所社製、DT−40型)を用い
て、昇温速度20℃/分で測定した。
走査型熱量計(島津製作所社製、DT−40型)を用い
て、昇温速度20℃/分で測定した。
【0045】(2)極限粘度:フェノールと四塩化エタ
ンとの等重量混合物を溶媒として、温度20℃で測定
し、dl/g単位で表した。
ンとの等重量混合物を溶媒として、温度20℃で測定
し、dl/g単位で表した。
【0046】(3)胴部の肉厚A(mm):胴部を10
個所輪切りになるよう切断して、ノギスで厚みを測定
し、その平均値を肉厚とした。
個所輪切りになるよう切断して、ノギスで厚みを測定
し、その平均値を肉厚とした。
【0047】(4)体積膨張率(%):体積膨張率は耐
熱圧性の指標となるものである。測定は、容積100c
cの試験用の容器を22℃−50%RHの恒温恒湿の雰
囲気下で72時間保存し、その後、試験用の容器に水を
80cc加え、ドライアイスを用いて容器の内圧を6.
5kg/cm2 (20℃)となるように調整し、キャッ
ピングして所定の温度の水槽中に30分間浸漬した。そ
して、22℃−50%RHの恒温恒湿の雰囲気下で一昼
夜保存した後の試験用の容器全体の体積膨張率を求め
た。なお表1において、試験用の容器が破壊して体積膨
張率の測定ができなかったものについては×で表した。
熱圧性の指標となるものである。測定は、容積100c
cの試験用の容器を22℃−50%RHの恒温恒湿の雰
囲気下で72時間保存し、その後、試験用の容器に水を
80cc加え、ドライアイスを用いて容器の内圧を6.
5kg/cm2 (20℃)となるように調整し、キャッ
ピングして所定の温度の水槽中に30分間浸漬した。そ
して、22℃−50%RHの恒温恒湿の雰囲気下で一昼
夜保存した後の試験用の容器全体の体積膨張率を求め
た。なお表1において、試験用の容器が破壊して体積膨
張率の測定ができなかったものについては×で表した。
【0048】実施例1 エアゾール用容器の本体部を形成するために、極限粘度
0.88のPET(ユニチカ社製、NEH−2070)
と極限粘度0.68のPAR(ユニチカ社製、Uポリマ
ー)とを表1に示す仕込み割合で配合し、これに酢酸ナ
トリウムを0.06重量%添加し、二軸押出機(池貝鉄
工社製、PCM−30)を用いて、280℃〜320℃
(PARの割合が大きいものほど温度を高めに設定)で
溶融ブレンドした後、ストランド状に押出し、表1に示
す77℃のガラス転移点を有するポリエステルのペレッ
トを作製した。
0.88のPET(ユニチカ社製、NEH−2070)
と極限粘度0.68のPAR(ユニチカ社製、Uポリマ
ー)とを表1に示す仕込み割合で配合し、これに酢酸ナ
トリウムを0.06重量%添加し、二軸押出機(池貝鉄
工社製、PCM−30)を用いて、280℃〜320℃
(PARの割合が大きいものほど温度を高めに設定)で
溶融ブレンドした後、ストランド状に押出し、表1に示
す77℃のガラス転移点を有するポリエステルのペレッ
トを作製した。
【0049】
【表1】
【0050】次に上記のように作製したポリエステルの
ペレットを押出機により温度280〜320℃(PAR
の割合が大きいものほど温度を高めに設定)で溶融混練
し、射出成形して肉厚5mmの有底パリソンを成形し
た。そして有底パリソンを軸方向に1.15倍、周方向
に1.9倍に公知の手法により2軸延伸ブロー成形して
図1に示すような胴部5の肉厚Aが2.3mmで容積が
100ccの自立型のエアゾール用容器の本体部1を作
製した。
ペレットを押出機により温度280〜320℃(PAR
の割合が大きいものほど温度を高めに設定)で溶融混練
し、射出成形して肉厚5mmの有底パリソンを成形し
た。そして有底パリソンを軸方向に1.15倍、周方向
に1.9倍に公知の手法により2軸延伸ブロー成形して
図1に示すような胴部5の肉厚Aが2.3mmで容積が
100ccの自立型のエアゾール用容器の本体部1を作
製した。
【0051】そして、上記試験法に従い、55℃〜75
℃までの5℃刻みの温度において体積膨張率を測定し
た。得られた容器本体部1の物性等を表1に示す。
℃までの5℃刻みの温度において体積膨張率を測定し
た。得られた容器本体部1の物性等を表1に示す。
【0052】実施例2〜9 エアゾール用容器の本体部1を形成するために、極限粘
度0.88のPET(ユニチカ社製、NEH−207
0)と極限粘度0.68のPAR(ユニチカ社製、Uポ
リマー)とを表1に示すそれぞれの仕込み割合で配合し
た。そして、それ以外は実施例1と同様にして容器本体
部1を作製し、体積膨張率を測定した。
度0.88のPET(ユニチカ社製、NEH−207
0)と極限粘度0.68のPAR(ユニチカ社製、Uポ
リマー)とを表1に示すそれぞれの仕込み割合で配合し
た。そして、それ以外は実施例1と同様にして容器本体
部1を作製し、体積膨張率を測定した。
【0053】得られた容器本体部1の物性等を表1に示
す。
す。
【0054】実施例10 容器本体部1を極限粘度0.68のPAR(ユニチカ社
製、Uポリマー)のみで作製した。そして、それ以外は
実施例1と同様にして容器本体部1を作製し、膨張率を
測定した。
製、Uポリマー)のみで作製した。そして、それ以外は
実施例1と同様にして容器本体部1を作製し、膨張率を
測定した。
【0055】得られた容器本体部1の物性等を表1に示
す。
す。
【0056】実施例11〜13 表1に示すように延伸倍率及び胴部5の肉厚Aを変化さ
せた。そしてそれ以外は実施例2と同様にして容器本体
部1を作製し、体積膨張率を測定した。
せた。そしてそれ以外は実施例2と同様にして容器本体
部1を作製し、体積膨張率を測定した。
【0057】得られた容器本体部1の物性等を表1に示
す。
す。
【0058】実施例14、15 PETおよびPARの配合割合を重量比で95/5と
し、肉厚7mmの有底パリソンを射出成形した。延伸倍
率及び胴部5の肉厚Aを表1に示すように変化させた。
そして、それ以外は実施例2と同様にして容器本体部1
を作製し、体積膨張率を測定した。
し、肉厚7mmの有底パリソンを射出成形した。延伸倍
率及び胴部5の肉厚Aを表1に示すように変化させた。
そして、それ以外は実施例2と同様にして容器本体部1
を作製し、体積膨張率を測定した。
【0059】得られた容器本体部1の物性等を表1に示
す。
す。
【0060】実施例16 有底パリソンの肉厚を8mmにし、延伸倍率および胴部
5の肉厚Aを表1に示す値とした。そして、それ以外は
実施例14と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨
張率を測定した。
5の肉厚Aを表1に示す値とした。そして、それ以外は
実施例14と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨
張率を測定した。
【0061】得られた容器本体部1の物性等を表1に示
す。
す。
【0062】実施例1〜9では、いずれもPET及びP
ARの配合割合、有底パリソンの延伸倍率、容器本体部
の胴部の肉厚を本発明の範囲内としたため、55℃〜7
5℃のいずれの温度においても良好な体積膨張率を示し
た。
ARの配合割合、有底パリソンの延伸倍率、容器本体部
の胴部の肉厚を本発明の範囲内としたため、55℃〜7
5℃のいずれの温度においても良好な体積膨張率を示し
た。
【0063】また、実施例10においては、容器本体部
をPARのみで作製したため、耐熱圧性がさらに向上
し、75℃においては体積膨張率を0.2%程度にする
ことができた。
をPARのみで作製したため、耐熱圧性がさらに向上
し、75℃においては体積膨張率を0.2%程度にする
ことができた。
【0064】実施例11〜13は、有底パリソンを2軸
延伸する際の軸方向と周方向の延伸倍率を適宜変化させ
たものであるが、いずれも本発明の範囲内としたため、
実施例2とほぼ同程度の体積膨張率が得られた。
延伸する際の軸方向と周方向の延伸倍率を適宜変化させ
たものであるが、いずれも本発明の範囲内としたため、
実施例2とほぼ同程度の体積膨張率が得られた。
【0065】実施例14、15は、実施例2と比較して
PARの配合割合が少なくなったものの、有底パリソン
の肉厚を7mmと厚くしたため、胴部の肉厚Aが厚くな
り55℃から65℃程度までは良好な体積膨張率が得ら
れたが、70℃以上ではやや体積膨張率に劣るものとな
った。
PARの配合割合が少なくなったものの、有底パリソン
の肉厚を7mmと厚くしたため、胴部の肉厚Aが厚くな
り55℃から65℃程度までは良好な体積膨張率が得ら
れたが、70℃以上ではやや体積膨張率に劣るものとな
った。
【0066】実施例16は、有底パリソンの肉厚を8m
mと厚くしたため胴部の肉厚Aも6.2mmと厚くな
り、55℃〜75℃のいずれの温度においても良好な体
積膨張率が得られた。
mと厚くしたため胴部の肉厚Aも6.2mmと厚くな
り、55℃〜75℃のいずれの温度においても良好な体
積膨張率が得られた。
【0067】比較例1 容器本体部1を極限粘度0.88のPET(ユニチカ社
製、NEH−2070)のみで作製した。そして、それ
以外は実施例1と同様にして容器本体部1を作製し、体
積膨張率を測定した。
製、NEH−2070)のみで作製した。そして、それ
以外は実施例1と同様にして容器本体部1を作製し、体
積膨張率を測定した。
【0068】得られた容器本体部1の物性等を表2に示
す。
す。
【0069】
【表2】
【0070】比較例2 軸方向及び周方向の延伸倍率を本発明における延伸倍率
の範囲の上限よりも高くいずれも3倍とし、胴部5の肉
厚Aを表2に示すような値とした。そして、それ以外は
実施例2と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨張
率を測定した。
の範囲の上限よりも高くいずれも3倍とし、胴部5の肉
厚Aを表2に示すような値とした。そして、それ以外は
実施例2と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨張
率を測定した。
【0071】得られた容器本体部1の物性等を表2に示
す。
す。
【0072】比較例3 周方向の延伸倍率を本発明における延伸倍率に範囲の上
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例2と同様に
して容器本体部1を作製し、体積膨張率を測定した。
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例2と同様に
して容器本体部1を作製し、体積膨張率を測定した。
【0073】得られた容器本体部1の物性等を表2に示
す。
す。
【0074】比較例4 軸方向の延伸倍率を本発明における延伸倍率に範囲の上
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例2と同様に
して容器本体部1を作製し、膨張率を測定した。
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例2と同様に
して容器本体部1を作製し、膨張率を測定した。
【0075】得られた容器本体部1の物性等を表2に示
す。
す。
【0076】比較例1は、容器本体部をPETのみで作
製したため、耐熱圧性に劣るものとなり、70℃、75
℃における体積膨張率の測定においては、試験容器が破
裂して体積膨張率を測定することができなかった。
製したため、耐熱圧性に劣るものとなり、70℃、75
℃における体積膨張率の測定においては、試験容器が破
裂して体積膨張率を測定することができなかった。
【0077】比較例2〜4は、いずれも有底パリソンの
延伸倍率が本発明における範囲を外れていたため、耐熱
圧性に劣るものであった。特に、比較例2、比較例4に
示すように、軸方向の延伸倍率が高くなった場合には胴
部の肉厚Aが本発明の範囲よりも小さくなり耐熱圧性の
低下が著しく、高温になると試験容器が破裂して体積膨
張率を測定することができなくなった。
延伸倍率が本発明における範囲を外れていたため、耐熱
圧性に劣るものであった。特に、比較例2、比較例4に
示すように、軸方向の延伸倍率が高くなった場合には胴
部の肉厚Aが本発明の範囲よりも小さくなり耐熱圧性の
低下が著しく、高温になると試験容器が破裂して体積膨
張率を測定することができなくなった。
【0078】実施例17 実施例1のPARに変えて、極限粘度0.83のPEN
(イーストマンコダック社製、PEN10533)を用
いた。そして、それ以外は実施例1と同じ条件として、
表3に示す77℃のガラス転移点を有するポリエステル
のペレットを作製した。
(イーストマンコダック社製、PEN10533)を用
いた。そして、それ以外は実施例1と同じ条件として、
表3に示す77℃のガラス転移点を有するポリエステル
のペレットを作製した。
【0079】
【表3】
【0080】次に実施例1と同じ条件でエアゾール容器
の本体部1を作製し、その体積膨張率を測定した。得ら
れた容器本体部1の物性等を表3に示す。
の本体部1を作製し、その体積膨張率を測定した。得ら
れた容器本体部1の物性等を表3に示す。
【0081】実施例18〜22 エアゾール用容器の本体部1を形成するために、極限粘
度0.88のPET(ユニチカ社製、NEH−207
0)と極限粘度0.75のPEN(イーストマンコダッ
ク社製、PEN10533)とを表3に示すそれぞれの
仕込み割合で配合した。そして、それ以外は実施例17
と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨張率を測定
した。
度0.88のPET(ユニチカ社製、NEH−207
0)と極限粘度0.75のPEN(イーストマンコダッ
ク社製、PEN10533)とを表3に示すそれぞれの
仕込み割合で配合した。そして、それ以外は実施例17
と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨張率を測定
した。
【0082】得られた容器本体部1の物性等を表3に示
す。
す。
【0083】実施例23 容器本体部1を極限粘度0.75のPEN(イーストマ
ンコダック社製、PEN10533)のみで作製した。
そして、それ以外は実施例17と同様にして容器本体部
1を作製し、膨張率を測定した。
ンコダック社製、PEN10533)のみで作製した。
そして、それ以外は実施例17と同様にして容器本体部
1を作製し、膨張率を測定した。
【0084】得られた容器本体部1の物性等を表3に示
す。
す。
【0085】実施例24〜26 表3に示すように延伸倍率及び胴部5の肉厚Aを変化さ
せた。そしてそれ以外は実施例18と同様にして容器本
体部1を作製し、体積膨張率を測定した。
せた。そしてそれ以外は実施例18と同様にして容器本
体部1を作製し、体積膨張率を測定した。
【0086】得られた容器本体部1の物性等を表3に示
す。
す。
【0087】実施例27、28 PETおよびPENの配合割合を重量比で92/8と
し、肉厚7mmの有底パリソンを射出成形した。延伸倍
率及び胴部5の肉厚Aを表1に示すように変化させた。
そして、それ以外は実施例18と同様にして容器本体部
1を作製し、体積膨張率を測定した。
し、肉厚7mmの有底パリソンを射出成形した。延伸倍
率及び胴部5の肉厚Aを表1に示すように変化させた。
そして、それ以外は実施例18と同様にして容器本体部
1を作製し、体積膨張率を測定した。
【0088】得られた容器本体部1の物性等を表3に示
す。
す。
【0089】実施例29 有底パリソンの肉厚を8mmにし、延伸倍率および胴部
5の肉厚Aを表1に示す値とした。そして、それ以外は
実施例27と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨
張率を測定した。
5の肉厚Aを表1に示す値とした。そして、それ以外は
実施例27と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨
張率を測定した。
【0090】得られた容器本体部1の物性等を表3に示
す。
す。
【0091】実施例17〜22では、いずれもPET及
びPENの配合割合、有底パリソンの延伸倍率、容器本
体部の胴部の肉厚を本発明の範囲内としたため、55℃
〜75℃のいずれの温度においても良好な体積膨張率を
示した。
びPENの配合割合、有底パリソンの延伸倍率、容器本
体部の胴部の肉厚を本発明の範囲内としたため、55℃
〜75℃のいずれの温度においても良好な体積膨張率を
示した。
【0092】また、実施例23においては、容器本体部
をPENのみで作製したため、耐熱圧性がさらに向上
し、75℃においては体積膨張率を3.5%程度にする
ことができた。
をPENのみで作製したため、耐熱圧性がさらに向上
し、75℃においては体積膨張率を3.5%程度にする
ことができた。
【0093】実施例24〜26は、有底パリソンを2軸
延伸する際の軸方向と周方向の延伸倍率を適宜変化させ
たものであるが、いずれも本発明の範囲内としたため、
実施例2とほぼ同程度の体積膨張率が得られた。
延伸する際の軸方向と周方向の延伸倍率を適宜変化させ
たものであるが、いずれも本発明の範囲内としたため、
実施例2とほぼ同程度の体積膨張率が得られた。
【0094】実施例27、28は、実施例2と比較して
PARの配合割合が少なくなったものの、有底パリソン
の肉厚を7mmと厚くしたため、胴部の肉厚Aが厚くな
り55℃から65℃程度までは良好な体積膨張率が得ら
れたが、70℃以上ではやや体積膨張率に劣るものとな
った。
PARの配合割合が少なくなったものの、有底パリソン
の肉厚を7mmと厚くしたため、胴部の肉厚Aが厚くな
り55℃から65℃程度までは良好な体積膨張率が得ら
れたが、70℃以上ではやや体積膨張率に劣るものとな
った。
【0095】実施例29は、有底パリソンの肉厚を8m
mと厚くしたため胴部の肉厚Aも6.2mmと厚くな
り、55℃〜75℃のいずれの温度においても良好な体
積膨張率が得られた。
mと厚くしたため胴部の肉厚Aも6.2mmと厚くな
り、55℃〜75℃のいずれの温度においても良好な体
積膨張率が得られた。
【0096】比較例5 容器本体部1を極限粘度0.88のPET(ユニチカ社
製、NEH−2070)のみで作製した。そして、それ
以外は実施例17と同様にして容器本体部1を作製し、
体積膨張率を測定した。
製、NEH−2070)のみで作製した。そして、それ
以外は実施例17と同様にして容器本体部1を作製し、
体積膨張率を測定した。
【0097】得られた容器本体部1の物性等を表4に示
す。
す。
【0098】
【表4】
【0099】比較例6 軸方向及び周方向の延伸倍率を本発明における延伸倍率
の範囲の上限よりも高くいずれも3倍とし、胴部5の肉
厚Aを表4に示すような値とした。そして、それ以外は
実施例18と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨
張率を測定した。
の範囲の上限よりも高くいずれも3倍とし、胴部5の肉
厚Aを表4に示すような値とした。そして、それ以外は
実施例18と同様にして容器本体部1を作製し、体積膨
張率を測定した。
【0100】得られた容器本体部1の物性等を表4に示
す。
す。
【0101】比較例7 周方向の延伸倍率を本発明における延伸倍率に範囲の上
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例2と同様に
して容器本体部1を作製し、体積膨張率を測定した。
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例2と同様に
して容器本体部1を作製し、体積膨張率を測定した。
【0102】得られた容器本体部1の物性等を表4に示
す。
す。
【0103】比較例8 軸方向の延伸倍率を本発明における延伸倍率に範囲の上
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例18と同様
にして容器本体部1を作製し、膨張率を測定した。
限よりも高く、3倍とし、胴部5の肉厚Aを表2に示す
ような値とした。そして、それ以外は実施例18と同様
にして容器本体部1を作製し、膨張率を測定した。
【0104】得られた容器本体部1の物性等を表4に示
す。
す。
【0105】比較例5は、容器本体部をPETのみで作
製したため、耐熱圧性に劣るものとなり、70℃、75
℃における体積膨張率の測定においては、試験容器が破
裂して体積膨張率を測定することができなかった。
製したため、耐熱圧性に劣るものとなり、70℃、75
℃における体積膨張率の測定においては、試験容器が破
裂して体積膨張率を測定することができなかった。
【0106】比較例6〜8は、いずれも有底パリソンの
延伸倍率が本発明における範囲を外れていたため、耐熱
圧性に劣るものであった。特に、比較例2、比較例4に
示すように、軸方向の延伸倍率が高くなった場合には胴
部の肉厚Aが本発明の範囲よりも小さくなり耐熱圧性の
低下が著しく、高温になると試験容器が破裂して体積膨
張率を測定することができなくなった。
延伸倍率が本発明における範囲を外れていたため、耐熱
圧性に劣るものであった。特に、比較例2、比較例4に
示すように、軸方向の延伸倍率が高くなった場合には胴
部の肉厚Aが本発明の範囲よりも小さくなり耐熱圧性の
低下が著しく、高温になると試験容器が破裂して体積膨
張率を測定することができなくなった。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、エアゾール容器の本体
部をPET又はこれを主体とするポリエステルとPAR
又はこれを主体とするポリエステルとで構成する、ある
いは容器本体部をPET又はこれを主体とするポリエス
テルとPEN又はこれを主体とするポリエステルとで構
成することで、容器本体部に透明性が付与され内容物の
残量を確認することができる。また、PAR又はこれを
主体とするポリエステルを配合すると容器本体部には紫
外線防止特性が付与され、PEN又はこれを主体とする
ポリエステルを配合すると容器本体部には紫外線吸収機
能が付与されて、内容物が日光中に含まれる紫外線によ
り変質したり、容器本体部自身が変質して容器変形を起
こしたりすることを防止できる。また、胴部の肉厚を
1.5〜7mmとすることで、容器本体部には耐熱圧性
が付与される。さらに、容器本体部をPAR又はこれを
主体とするポリエステルのみで構成する、あるいは容器
本体部をPEN又はこれを主体とするポリエステルのみ
で構成することで、容器本体部の紫外線防止特性や耐熱
圧性が向上する。
部をPET又はこれを主体とするポリエステルとPAR
又はこれを主体とするポリエステルとで構成する、ある
いは容器本体部をPET又はこれを主体とするポリエス
テルとPEN又はこれを主体とするポリエステルとで構
成することで、容器本体部に透明性が付与され内容物の
残量を確認することができる。また、PAR又はこれを
主体とするポリエステルを配合すると容器本体部には紫
外線防止特性が付与され、PEN又はこれを主体とする
ポリエステルを配合すると容器本体部には紫外線吸収機
能が付与されて、内容物が日光中に含まれる紫外線によ
り変質したり、容器本体部自身が変質して容器変形を起
こしたりすることを防止できる。また、胴部の肉厚を
1.5〜7mmとすることで、容器本体部には耐熱圧性
が付与される。さらに、容器本体部をPAR又はこれを
主体とするポリエステルのみで構成する、あるいは容器
本体部をPEN又はこれを主体とするポリエステルのみ
で構成することで、容器本体部の紫外線防止特性や耐熱
圧性が向上する。
【図1】本発明にもとづくエアゾール用容器の本体部を
断面表示した正面図である。
断面表示した正面図である。
1 本体部 5 胴部 A 肉厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 22:00
Claims (5)
- 【請求項1】 容器本体部が下記式で示される構造単
位と下記式で示される構造単位とを主成分として含有
するポリエステルから構成され、その胴部の肉厚が1.
5〜7mmであることを特徴とするエアゾール用容器。 【化1】 - 【請求項2】 容器本体部が下記式で示される構造単
位を主成分として含有するポリエステルから構成され、
その胴部の肉厚が1.5〜7mmであることを特徴とす
るエアゾール用容器。 【化2】 - 【請求項3】 容器本体部が下記式で示される構造単
位と下記式で示される構造単位とを主成分として含有
するポリエステルから構成され、その胴部の肉厚が1.
5〜7mmであることを特徴とするエアゾール用容器。 【化3】 - 【請求項4】 容器本体部が下記式で示される構造単
位を主成分として含有するポリエステルから構成され、
その胴部の肉厚が1.5〜7mmであることを特徴とす
るエアゾール用容器。 【化4】 - 【請求項5】 有底パリソンを軸方向に1.0〜1.5
倍、周方向に1.3〜2.5倍に2軸延伸ブロー成形し
てなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
載のエアゾール用容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2629198A JPH1143132A (ja) | 1997-05-29 | 1998-02-09 | エアゾール用容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-139028 | 1997-05-29 | ||
JP13902897 | 1997-05-29 | ||
JP2629198A JPH1143132A (ja) | 1997-05-29 | 1998-02-09 | エアゾール用容器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143132A true JPH1143132A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=26364055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2629198A Pending JPH1143132A (ja) | 1997-05-29 | 1998-02-09 | エアゾール用容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1143132A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119328A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Hoyu Co Ltd | 二剤吐出装置 |
JP2003118718A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-23 | Nippon Zeon Co Ltd | ブロー成形容器 |
GB2439672B (en) * | 2005-03-29 | 2009-06-24 | Hewlett Packard Development Co | Lamp assembly |
WO2010044298A1 (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | 株式会社初田製作所 | 消火器、消火剤貯蔵容器、及び消火剤貯蔵容器のプリフォーム |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP2629198A patent/JPH1143132A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119328A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Hoyu Co Ltd | 二剤吐出装置 |
JP2003118718A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-23 | Nippon Zeon Co Ltd | ブロー成形容器 |
GB2439672B (en) * | 2005-03-29 | 2009-06-24 | Hewlett Packard Development Co | Lamp assembly |
WO2010044298A1 (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | 株式会社初田製作所 | 消火器、消火剤貯蔵容器、及び消火剤貯蔵容器のプリフォーム |
JPWO2010044298A1 (ja) * | 2008-10-16 | 2012-03-15 | 株式会社初田製作所 | 消火器、消火剤貯蔵容器、及び消火剤貯蔵容器のプリフォーム |
JP2013154196A (ja) * | 2008-10-16 | 2013-08-15 | Hatsuta Seisakusho Co Ltd | 消火器及び消火剤貯蔵容器 |
US8815355B2 (en) | 2008-10-16 | 2014-08-26 | Hatsuta Seisakusho Co., Ltd. | Fire extinguisher, fire extinguisher cylinder, and preform of fire extinguisher cylinder |
EP2351601A4 (en) * | 2008-10-16 | 2015-03-04 | Hatsuta Seisakusho | FIRE EXTINGUISHERS, FIRE EXTINGUISHERS AND STORAGE CONTAINER FOR FIRE EXTINGUISHING AGENT |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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