JPH1141550A - プリンタ付撮影装置とカートリッジユニット - Google Patents

プリンタ付撮影装置とカートリッジユニット

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JPH1141550A
JPH1141550A JP9193744A JP19374497A JPH1141550A JP H1141550 A JPH1141550 A JP H1141550A JP 9193744 A JP9193744 A JP 9193744A JP 19374497 A JP19374497 A JP 19374497A JP H1141550 A JPH1141550 A JP H1141550A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ付撮影装置の操作部材を最小限にし
て操作性を向上させることを課題とする。 【解決手段】 少なくとも撮影される被写界の光学像を
電子像信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によっ
て撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリン
ト出力するプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置
において、該プリンタ付撮影装置の装置本体は、プリン
ト材料を内蔵したカートリッジユニットを着脱可能に構
成されており、該カートリッジユニットの着脱を検出す
る着脱検出手段と、該着脱検出手段によって検出された
該カートリッジユニットの着脱状態に応じて装着されて
いる場合にはプリントモードであり、非装着の場合には
カメラモードになるように動作モードを制御する制御手
段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合カメラの一種で
あるプリンタ付撮影装置、より具体的にはスチルカメラ
やビデオカメラと画像プリンタを一体的に構成したプリ
ンタ付撮影装置及び当該装置に脱着可能なカートリッジ
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラで撮影したその場で写
真プリントを見たいという声があった。この要望に対応
して、米国特許3,709,122号、3,727,529号、4,000,500
号、4,249,811号、4,212,524号等に示された装置や、同
じく米国特許3,707,116号に示されたフィルムカートリ
ッジ等、いわゆるインスタントカメラ及びインスタント
フィルムによって撮影後短い時間でプリントが鑑賞でき
るシステムが開示されている。
【0003】しかしながら、上記従来例の装置において
は、以下のような問題点を有していた。
【0004】(1)撮影された瞬間の画像はすべてイン
スタントフィルム上に記録されるのみであり、特に複数
枚のプリントを得ようとしても、インスタントフィルム
上に形成された画像をコピーするしかなく、その原画の
保存方法等で、銀塩フィルム等に比べて不便である。
【0005】(2)すべての撮影シーンがその場でプリ
ントアウトする必要性が高いとは限らない。しかしイン
スタント写真ではその場ではプリントアウトはしないで
後でまとめてプリントアウトするといったことができな
い。
【0006】このようなインスタント写真の欠点を補う
方法として、固体撮像素子に撮像した画像情報をメモリ
に取り込んで、これを任意にプリントアウトするように
したプリンタ付カメラが考えられる。
【0007】こうしたカラーの画像情報をプリントアウ
トするのに用いられるプリンタは一般的に、 (a)溶融型熱転写プリンタ、 (b)昇華型熱転写プリンタ、 (c)インクジェット型プリンタ、 等が適している。
【0008】この中でもインクジェット型プリンタはラ
ンニングコストや小型化、省電、出力スピード等に優れ
ており、携帯性を必要とするプリンタ付カメラとして大
変有効なものである。
【0009】一方、米国特許4,074,324号、特開昭54
−136325号公報等の装置においては、固体撮像素
子等によって電気的に撮像した情報をプリントアウトす
るプリンタ付カメラが開示されている。又特開平4−2
00181号公報記載の装置において、数種のインクリ
ボン及び数種の記録紙が装填可能なプリンタ内蔵カメラ
が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では静止画を撮影する装置と紙等の媒体に画像情報
を出力するプリンタ装置を一体的に構成したことによる
操作性の複雑化を防止したり、装置の構成やコスト等使
用者が簡単に意図した撮影及びプリント出力を行うのに
十分な解決方法を与えるものではなかった。
【0011】いま、装置に搭載される消耗材料について
考える。一般的に熱昇華型や熱転写型のプリンタにおい
ては、インクシートもしくはインクリボンと言われるイ
ンク成分を含む材料と、所望の画像を視認して保存する
プリンタ用紙の2つを別々に装置に装着していた。
【0012】一方、インクジェット記録装置をプリンタ
部に使用した場合も、インク水溶液のタンクユニット
(印画ヘッドを併設する場合もある)と、プリンタ用紙
を別々に装置に装着していた。
【0013】前記の一例として、特開平4−20018
1号公報記載のプリンタ内蔵カメラにおいては、外部か
らプリンタ用紙を供給するようになっている。
【0014】しかし、撮影装置としての形態を考えた
時、以下のような問題点を有していた。
【0015】(1)携帯機器である為に、電源として電
池を用いることが主になるので、電源電池の交換作業が
生じるが、更にインクタンクの交換作業、プリンタ用紙
の補充作業といくつもの材料と作業が必要であり、その
ため操作性が著しく悪い。
【0016】(2)消耗材料の各々を別々に扱っている
と、インクタンクの交換時期とプリンタ用紙の補充時期
又は電源電池の交換時期が必ずしも一致するとは限らな
いので、消耗材料の管理が煩雑になる。
【0017】そこで消耗材料をカートリッジユニットに
してプリンタ付撮影装置の本体に着脱できるようにする
と操作性が著しく向上し大変有効である。
【0018】このような形態を考えた時、撮影作業に専
念してプリントアウト作業は後で行おうとする場合、消
耗材であるプリンタ用紙やインク等は装置本体から分離
しておくと更に小型化されて便利である。
【0019】ここで、プリンタ付撮影装置の操作部材を
考えると、一般的には撮影装置として必要な操作部材
と、プリンタ装置として必要な操作部材の両方を有して
いるが、多くの操作部材を装置本体に配置するのは操作
性が悪く又小型化の妨げにもなるという問題点を有して
いた。
【0020】本発明は、上記のような問題点を考慮して
なされたものであり、第1の目的としては、プリンタ付
撮影装置の操作部材を最小限にして操作性を向上させる
ことを目的とする。
【0021】又、第2の目的としては、プリンタ付撮影
装置において、撮影機器として使用する時には必要最小
限の大きさで駆動でき、プリンタ装置として使用する時
には大きな電力を得られるように構成することで操作性
を向上させることを目的とする。
【0022】また一方、特開平5−64045号公報記
載の装置においては、複数種類の画面サイズのカートリ
ッジを用意するものであり、画面サイズが多様であって
も画像記録媒体を無駄なく使用でき有効なものであるこ
とが示されている。
【0023】しかし撮影装置としての形態を考えた時、
以下のような問題点を有していた。
【0024】(3)携帯機器である為に電源として電池
を用いることが主になるので電源電池の交換作業が生じ
るが、更にインクタンクの交換作業、プリンタ用紙の補
充作業といくつもの作業が必要であるので、その材料の
準備と操作性が著しく悪い。
【0025】(4)消耗材料等各々別々に扱っている
と、インクタンクの交換時期と、プリンタ用紙の補充時
期又は電源電池の交換時期が必ずしも一致するとは限ら
ないので、消耗材料の管理が煩雑になる。
【0026】本発明は、かかる問題点を考慮してなされ
たものであり、第3の目的として、プリンタ部の消耗材
料を一括して扱うことによって、簡単で操作性の良いプ
リンタ付カメラを提供することを目的とする。
【0027】又、第4の目的としては、インクジェット
記録ヘッドの駆動と共にインクタンクを一体的に駆動す
るタイプの装置であっても消耗材料を一括して扱うこと
ができるようにすることを目的とする。
【0028】又、第5の目的としては、電源電池を他の
消耗材と同様に一括して扱うことで操作性を向上させる
ことを目的とする。
【0029】さらに一方、装置に搭載される消耗材料に
ついて考えると、特開平5−34811号公報記載のプ
リンタ内蔵カメラにおいては、外部からプリンタ用紙を
供給するようになっている。しかし、撮影装置としての
形態を考えた時、(5)旅先等で葉書等のその場で入手
した媒体に撮影した画像をその場でプリントアウトして
送ったりすると大変好ましいが、上記のように電源電池
やインク、印画紙をカートリッジユニットにしている
と、こうした特殊な印画紙に印画することができないと
いう問題点を有していた。
【0030】本発明は、この問題点を考慮してなされた
ものであり、第6の目的としては、消耗材料をカートリ
ッジユニットにして扱う利便さを保ちつつ、多種の印画
用紙に対応できるようにすることを目的とする。
【0031】また他方、上記従来例では、静止画を撮影
する装置と、紙等の媒体に画像情報を出力するプリンタ
装置を一体的に構成したことによる操作性の複雑化を防
止したり、装置の構成やコスト等、使用者が簡単に意図
した撮影及びプリント出力を行うのに十分な解決方法を
与えるものではなかった。
【0032】いま、プリンタ付き撮影装置に、インクジ
ェット記録装置を用いた場合の廃インク処理について考
える。一般的にインクジェット記録装置においては、イ
ンクがノズル内部で固着した時や、数日間放置されてノ
ズル内部に空気が混入した時、又はインクタンクを交換
することでインク流路内に空気が混入した時等の回復動
作として吸引ポンピングを行うことがある。この吸引ポ
ンピング動作によって吸引された廃インクは、通常イン
クジェット記録装置の底面などに配設された吸収紙へ導
びかれて処理される。
【0033】しかし撮影装置として携帯することがある
プリンタ付カメラにおいて前記廃インクの処理を考える
と以下のような問題点を有していた。
【0034】(6)携帯用のプリンタ付き撮影装置とし
て小型化を計りたいが、廃液を溜める吸収紙を大きくす
ると吸収能力は高まるが、本体は大きくなってしまう。
逆に小型化を優先すると、吸収紙の大きさが決まってし
まうので長い期間使ったり、大量のプリント処理を扱っ
たりしているうちに吸収紙が吸収能力いっぱいになり、
吸引ポンピングが出来なくなってしまう危険がある。
【0035】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたものであり、第7の目的としては、インクジェッ
ト記録装置をプリント出力部として使用する際に、吸引
ポンピング動作によって吸引された廃インクを溜める廃
液溜め手段を必要最小限にして装置を小型化することを
目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明によれば、少なくとも撮影される被写界の光
学像を電子像信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段
によって撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能に
プリント出力するプリンタ装置とを有するプリンタ付撮
影装置において、消耗材料を内蔵したカートリッジユニ
ットを有し、該カートリッジユニットは該プリンタ付撮
影装置本体と着脱可能に構成されており、該カートリッ
ジユニットの着脱を検出する着脱検出手段と、該着脱検
出手段によって検出された該カートリッジユニットの着
脱状態に応じて装着されている場合にはプリントモード
であり、非装着の場合にはカメラモードになるように制
御する制御手段を有するようにしたものである。
【0037】これによれば、消耗材を収納したカートリ
ッジユニットの着脱状態に応じてカメラモードとプリン
トモードを切替えるように動作する。
【0038】又、カートリッジユニットの着脱状態に応
じて、プリンタ付撮影装置本体上に具備された操作部材
の機能を変更するようにしたものである。
【0039】これによれば、各操作部材がカートリッジ
ユニットの着脱状態に応じた機能を有するように動作す
る。
【0040】又、少なくとも撮影される被写界の光学像
を電子像信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によ
って撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリ
ント出力するプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装
置において、着脱可能な少なくとも第1の電源電池を有
した消耗材料を内蔵したカートリッジユニットと、該プ
リンタ付撮影装置本体に内蔵される第2の電源電池と、
該カートリッジユニットの着脱を検出する着脱検出手段
を有し、該着脱検出手段によって検出された該カートリ
ッジユニットの着脱状態に応じて、装着された場合には
第1の電源電池から電力供給を行い、非装着の場合には
第2の電源電池から電力供給を行うように制御する制御
手段を有するようにしたものである。
【0041】これによれば、カートリッジユニットの着
脱状態に応じて電力の供給元である電源電池を選択する
ように動作する。
【0042】又、カートリッジユニットが装着状態にお
いて、第1もしくは第2の電源電池からの電力供給が不
足する場合には、各々第2もしくは第1の電源電池から
の電力供給が可能であれば各々電力供給に切り換えるよ
うにしたものである。
【0043】これによれば、片方の電源電池が電力供給
不足の際にはもう一方の電源電池から電力を供給するよ
うに動作する。
【0044】また、本発明によれば、インクジェット記
録方式のプリンタ装置を内蔵するプリンタ付カメラに装
着される脱着式のカートリッジ本体であって、少なくと
も1色以上のインクを収納するインクタンクと、印画用
記録紙を内蔵し、プリンタ付カメラ本体に装着される
と、インクの供給及び印画用記録紙の供給がされるよう
に構成したものである。
【0045】これによれば消耗材料であるインクや印画
用記録紙をカートリッジとして一括して扱うものであ
る。
【0046】又、カートリッジ本体がプリンタ付カメラ
本体に装着されていない時にはインクタンク部がカート
リッジ本体に対して固定部によって一体的に固定され、
前記カートリッジ本体が前記プリンタカメラ本体に装着
された時には、カートリッジ本体に対してインクタンク
部が離脱して可動するようにしたものである。
【0047】これによれば、記録ヘッド部とインクタン
ク部が一体的に駆動するタイプにおいて他の消耗材と一
括して扱うものである。
【0048】又、撮影される被写界の光学像を電子像信
号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置におい
て、脱着可能なカートリッジユニットを固定する固定部
と、該カートリッジユニットの装着状態を検出する検出
手段を有し、該検出手段からの信号に基づいてプリンタ
付撮影装置を制御する制御手段を有するもので、これに
よれば、カートリッジユニットの装着に応じたプリンタ
付撮影装置の制御を行うものである。
【0049】又、インクジェット記録方式のプリンタ装
置を内蔵するプリンタ付カメラに装着される脱着式のカ
ートリッジ本体内部に、プリンタ付カメラ本体に電力を
供給する電源電池を配設したもので、これによれば、消
耗材を一括に扱うカートリッジ本体内部に電源電池を配
設するものである。
【0050】又、前記電源電池はカートリッジ本体に対
して脱着可能に構成されているものである。これによれ
ば、脱着式のカートリッジ本体内部に配設される電源電
池が脱着可能に構成される。
【0051】又、前記電源電池はカートリッジ本体内部
に配設されたロール状の印画用記録紙の軸中心部に配設
されているものである。これによれば電源電池はロール
状の印画用記録紙の軸中心部を用いて配設される。
【0052】さらに、本発明によれば、撮影される被写
界の光学像を電子像信号に変換する撮像手段と、前記撮
像手段によって撮像された電子像信号を記録用紙に視認
可能にプリント出力するプリンタ装置とを有するプリン
タ付撮影装置において、該プリンタ付撮影装置本体と着
脱可能なカートリッジユニットであって、少なくとも1
色以上のインクタンクと、手差し給紙部を有し、該手差
し給紙部の用紙搬送部は、該プリンタ付撮影装置本体の
用紙搬送部と対向して直線的に配設されているものであ
る。
【0053】これによれば、手差しカートリッジユニッ
トを装着し、手差し用紙を挿入すると用紙が直線的に搬
送されるように動作する。
【0054】又、撮影される被写界の光学像を電子像信
号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置におい
て、少なくとも2種類以上のカートリッジユニットの装
着を識別する識別手段と、該識別手段からの信号に基づ
いて該プリンタ付撮影装置の用紙搬送及びプリント動作
の制御を変更する制御手段とを有するようにしたもので
ある。
【0055】これによれば、複数種類のカートリッジユ
ニットの装着に適応した用紙の搬送及びプリント出力を
行うように動作する。
【0056】また、本発明によれば、インクジェット記
録方式のプリンタ装置を内蔵するプリンタ付カメラに装
着される脱着可能なインクカートリッジユニットにおい
て、インクの廃液溜め手段を前記インクカートリッジユ
ニット内部に配設されるものである。
【0057】これによれば、脱着可能なインクカートリ
ッジユニットにインクの廃液溜めの吸収紙を配設するも
のである。
【0058】又、撮影される被写界の光学像を電子像信
号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置におい
て、吸引ポンピング動作によって吸引された廃液溜め手
段の装着状態を検出する検出手段を有し、該検出手段か
らの信号に基づいてプリンタ付撮影装置を制御するよう
にしたものである。
【0059】これによれば、廃液溜め手段の装着状態に
よって装置が制御されるように動作するものである。
【0060】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1乃至図8において本発明の第1
の実施形態について説明する。図1は本発明の装置の主
たる構成を表わしたブロック図である。図2及び図3は
動作の流れを示すフローチャートである。また、図4
(a),図4(b)及び図5は本発明の装置の外観を表
わした斜視図である。図6は本装置の中央断面の構成略
図である。図7はカートリッジの透視斜視図である。図
8は消耗材カートリッジユニットの分解図である。
【0061】本プリンタ付き撮影装置はプリンタエンジ
ン部にインクジェット記録方式を採用し、電子的な撮像
をメモリへ蓄えるのと共に、任意のメモリに蓄えられた
映像情報を任意なプリント枚数分プリント出力すること
ができるものである。
【0062】図1において、本プリンタ付撮影装置は、
撮像レンズと光電変換素子を含む撮像部2と、当該撮像
部2を制御する撮像制御部3と、プリントを出力するプ
リンタエンジン部4と、当該プリンタエンジン部4を制
御するプリンタ制御部5と、操作部材に割り付けられた
機能を切換える操作部材切換手段6と、撮影者に種々の
情報を知らせる表示部8と、撮影した撮像信号を記録す
るA/D変換部を含むメモリ手段7と、カートリッジ装
着検出手段9と、撮影者と装置とのインターフェイスを
含む操作用スイッチ10〜13と、上記各部を制御する
CPUとそのプログラムを含む制御手段1とで構成され
ている。
【0063】また、図4及び図5に示すのは、プリンタ
付き撮影装置であり、装置本体に装着して内部のプリン
ト前のプリント用紙や電池、カートリッジ本体等の消耗
材料であるカートリッジユニット102と、撮影装置と
プリンタ装置とを合体した装置本体101とから構成さ
れ、装置本体にはズームボタン104や表示手段8の表
示装置114や、シャッターボタン112、サイズ設定
ボタンと強制発光ボタンを兼ねるボタン115(SWC
12)、撮影モード設定ボタンとプリント出力枚数ボタ
ンを兼ねるボタン116(SWD13)等から構成され
ている。
【0064】この装置について、特に図2、図3に従っ
て、動作の手順に従って説明する。撮影者がメインスイ
ッチの電源を入力する(S1)と、制御手段1は該装置
が前回使用されて、電源がオフされてから所定期間、例
えば3日以上(72時間以上)経過しているか否かを判
断する(S2)。もしも3日以上経過している場合に
は、制御手段1はプリンタ部の制御を受け持つプリンタ
制御部5に回復ポンピングの指示を出してプリンタエン
ジン部4を駆動する(S3)。
【0065】ここで、回復ポンピングは、後述するイン
クジェット記録方式の装置においてより記録を有効にす
るものであって、用紙への記録を行う事前に記録ヘッド
を吸引ポンプ等の手段によってクリーニングするもので
ある。このクリーニングの目安として、本実施形態にお
いては3日間以上の未使用期間があった場合の電源入力
時にこれを行うものとした。
【0066】ここで、プリントするプリント材料やカー
トリッジカバー等を含む後述の消耗材料であるカートリ
ッジユニット102の着脱状態によって、本実施形態の
装置は撮影装置として機能するか、プリンタ装置として
機能するかが決められるようになっている。すなわち、
消耗材カートリッジユニット102の装着状態を検出す
るカートリッジ装着検出手段12によって、消耗材カー
トリッジユニット102が装着されている場合にはプリ
ンタ装置として操作ボタン類が機能し、非装着の場合に
は撮影装置として同じ操作ボタン類が機能することで、
操作ボタン類の種類を大幅に少なくすることを可能にし
ている。
【0067】具体的には制御手段1は後述する装着検出
接点126の状態によって消耗材カートリッジユニット
102の装着状態を検出して、操作部材切換手段6を介
して各操作部材に割り付けられた機能に切換える(S
4)。
【0068】さて、回復ポンピング処理が終了して(S
3)、カートリッジ102が装着されているのか否かを
判断し(S4)、装着されていない場合、すなわち、撮
影者が消耗材カートリッジユニット102を取りはずし
た状態であり、撮影装置として動作させる場合について
説明する(フローチャートの図3に示す(A))。撮影
に際してシャッターボタン112を第1ストロークまで
押し込むと、SWA10にSW1信号が入力する(S1
1)。
【0069】制御手段1は撮像制御部3を介して撮像部
2を駆動し、露出制御値の決定や測距情報の決定、スト
ロボ発光の有無等露出動作に必要な諸条件の決定を行う
(S12)。
【0070】撮影者が実際に撮影を実行する為に、更に
シャッターボタン112を押し込むと、制御手段1には
SWB11にSW2信号が入力する(S13)。
【0071】制御手段1は撮像制御部3を介して撮像部
2を駆動して焦点合わせの為のレンズ駆動やシャッター
の速度制御、絞りの開口量制御、又必要であればストロ
ボの発光等の一連の露光動作を行い、固体撮像素子80
0−aに入力する画像情報をメモリ手段7に取り込む
(S14、S15)。
【0072】制御手段1は保存した画像情報をメモリ手
段7から呼び出して表示手段8、具体的には液晶表示板
114に表示を行い、撮影内容や撮影条件の確認等が行
えるようにする(S16)。
【0073】撮影動作としては以上を繰り返すことによ
ってメモリ手段7に映像情報が蓄積されていく。
【0074】一方、プリント出力を行う場合には消耗材
カートリッジユニット102をカメラ本体101に取付
ける。この取り付けにより、ステップS4において、カ
ートリッジユニット102の装着状態となる。
【0075】新しい消耗材カートリッジユニット102
が装着されると、図7に示すように、ロック爪127の
一部に形成されているロック解除部127−aがカメラ
本体101のロックピン125をロックピンバネ129
のバネ力に抗して押した状態となる。ロックレバー12
4はロックピン125が押されると係止状態が解放さ
れ、ロックバネ128によって引かれてスライドする。
これによってロックレバーの爪部124−aと消耗材カ
ートリッジユニット102のロック爪127が係合して
消耗材カートリッジユニット102がカメラ本体101
に対して固定される。
【0076】この時、ロックレバー124の端部が装着
検出接点126をオンさせることで制御手段1は消耗材
カートリッジユニット102の装着を検出する(S
4)。
【0077】制御手段1は給紙用モータ600へ通電し
てプリンタ用紙300をカメラ本体101内部へ給紙す
る。
【0078】又、プリンタ制御部5を介して再度回復ポ
ンピングの指示を行い、印画可能な状態に復活させる
(S5)。
【0079】次に、メモリ手段7に取り込まれた画像情
報を画像送りボタン104−a、画像戻りボタン104
−bによって液晶表示板114を見ながら検索し、プリ
ント出力したい画像情報を表示する(S6)。
【0080】ここで、図4に示す画像送りボタンT10
4−aと画像戻りボタンW104−bは、消耗材カート
リッジユニット102が装着されている場合のキーの機
能である。前述の撮影装置として使用している場合に
は、撮像光学系のズーム倍率変更に使われ望遠側が10
4−a、広角側が104−bとなっている。又、プリン
トの出力サイズの大小を決めるサイズ設定ボタン115
(SWC12)とプリント出力の枚数を決めるプリント
出力枚数ボタン116(SWD13)は、撮影装置とし
ては各々ストロボの強制発光ボタン(115)及び撮影
モード設定ボタン(116)として機能するように構成
したが、各操作スイッチ部材への機能の振り分けはこれ
に限られるものではない。
【0081】次に、図4に示す装置で、プリント動作を
行う為にプリント開始ボタン112(撮影装置として使
用している場合にはシャッターボタンとして機能させて
いる)を押すと、制御手段1にはSWA10にプリント
信号が入力する(S7)。
【0082】プリンタ制御部5は記録ヘッド(後述40
0)のホームポジション位置でプリント動作をより有効
にする為にまず予備吐出を行い、記録ヘッド400の目
づまりを解消したり、蒸発しているノズルの回復等を行
う。
【0083】次に、プリンタ制御部5はメモリ手段7に
蓄えられた映像情報をプリント出力用の画像処理を加え
た上でプリンタエンジン部4から出力する(S8)。
【0084】図4に示すように、プリンタエンジン部4
でプリントされた印画済プリンタ用紙108はロール状
に巻かれたプリンタ用紙300と切り離される位置まで
自動的に給紙される(S9)。
【0085】ここで、インク及びプリンタ用紙及び電源
電池を含む消耗材カートリッジユニット102は、内部
に書き換え可能な出力枚数メモリ14を有しており、プ
リント出力した枚数が記憶されている。
【0086】制御手段1は消耗材カートリッジユニット
102の出力枚数メモリ14にプリント出力ごとに加算
していく。これと共に出力後にプリント用紙の残量をチ
ェックして、もしプリント用紙が無い場合には液晶表示
板114に消耗材カートリッジ102の交換を促す警告
表示を行う。
【0087】撮影者である使用者は、前記警告に従って
消耗材カートリッジユニット102をカメラ本体部10
1から取りはずして新しい消耗材カートリッジユニット
102に交換する。消耗材カートリッジユニット102
の脱着はカートリッジ取りはずしボタン111を押すこ
とで、カメラ本体101と切り離すことができるように
なっている。
【0088】図5は、消耗材カートリッジユニット10
2をカメラ本体101から切り離した状態を表わしてい
る。消耗材カートリッジユニット102は四隅にロック
爪117を有しており、カメラ本体101のロック爪穴
118に差し込む。カメラ本体101には、イエロー、
マゼンタ、シアン及びブラックのインクを記録ヘッド4
00に供給するインク接続部119(119−Y,11
9−M,119−C,119−K)、図6に示す電源電
池200から電力を伝達する電源端子120、出力枚数
メモリ13との情報伝達の為のメモリ端子121(本実
施形態では4端子だがメモリの容量等によってこれに限
られるものではない)及びプリンタ用紙300の給紙用
接続ギア122が配設されている。又消耗材カートリッ
ジユニット102から給紙されたプリンタ用紙300が
カメラ本体101内部へ導びかれる給紙口123が配設
されている。
【0089】図6に示す電源電池200は消耗材カート
リッジユニット102の装着によって装置全体への電力
供給を行う。一方消耗材カートリッジユニット102が
非装着の場合には、本体側に内蔵される本体電池149
から電力供給を行うように制御手段1は制御する。
【0090】又制御手段1は、本体電池149と電源電
池200との両電源電池の状態をモニターしており、消
耗材カートリッジユニット102が装着時にどちらかの
電源電池の供給能力が不足する場合には供給可能なもう
一方の電源電池を用いることで効率よく使用できるよう
になっている。
【0091】図6は装置全体の上面及び側面の断面状態
を表わした断面図であり、主要な構成のみを表わしてい
る。
【0092】カメラ本体101は撮像ユニット800か
ら入力した画像情報を基板ユニット900上に配設され
た回路によって処理して、記録ヘッド400によって印
画する。記録ヘッド400は2本の支持バー400−
a,400−bによって支持され、ヘッド駆動モータ7
00からギアユニット700−aとベルト700−bを
介してプリンタ用紙300の給紙と直角方向に往復駆動
される。
【0093】プリンタ用紙300は給紙モータ600に
より給紙され、バネ支持されたローラー600−a部を
通って、カメラ本体外部へプリント出口107から排出
される。
【0094】一方、図8は、消耗材カートリッジユニッ
ト102の分解図であり、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のインクを収納したインクタンク5
00と、ロール状に巻かれたプリンタ用紙300と、プ
リンタ用紙300と同軸上に配設された電源電池200
とを有している。出力枚数メモリ13はメモリ基板13
0に搭載されて、カートリッジ上カバー102−aに固
定される。プリンタ用紙300は軸中心部に電源電池2
00を挿入した上で両側から軸受300−a,300−
bをはめ込む。
【0095】軸受301−a側には、給紙用のギア30
1を二方どり部301−aを合わせて組み付け、軸受3
00−b側からは電源電池200からリード線302を
引き出すようになっている。このプリンタ用紙300を
プリンタ用紙300をガイドするガイドバー300−c
と共に、カートリッジ下カバー102−bに組んでカー
トリッジ上カバー102−aと合わせることで消耗材カ
ートリッジユニット102が構成される。
【0096】消耗材カートリッジユニット102は、こ
のような構成の為にカバー102−a,b等を回収後に
再利用が可能になっている。
【0097】本発明の装置は、特にインクジェット記録
方式の中でも、インク吐出を行わせる為に利用されるエ
ネルギーとして、熱エネルギーを発生する手段(例えば
電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギー
によりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッ
ド、記録装置において優れた効果をもたらすものであ
る。
【0098】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書、同第4,740,796号明
細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが
好ましい。この方式は特にオンデマンド型の場合には液
体(インク)が保持されているシートや液路に対応して
配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応してい
て核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一
つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に
熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。こ
の気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イ
ンク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。
【0099】この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0100】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4,463,359号明細書、同第4,345,262号明細書に記
載されているようなものが適している。尚、上記熱作用
面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4,313,124号
明細書に記載されている条件を採用すると、更に優れた
記録を行うことができる。
【0101】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4,558,333号明細書、米国特許第4,459,600
号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0102】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や、熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても本発明は有効である。
【0103】更に、記録装置部が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満
たす構成や、一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでも良いが、これらの構成をとること
で本発明を一層有効に発揮することができる。
【0104】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、或
いは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジ
タイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効であ
る。
【0105】又、本発明の記録装置部の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定でき
るので好ましいものである。
【0106】これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
いは吸引手段、電気熱変換体或いはこれとは別の加熱素
子或いはこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録
とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定し
た記録を行うために有効である。
【0107】更に、記録装置部の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけでなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
よいが、異なる色の複色カラー又は、混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置であることが極めて
有効になる。
【0108】(第2の実施形態)図9乃至図11におい
て本発明の第2の実施形態について説明する。図9は本
発明のプリンタ付き撮影装置の主たる構成を表わしたブ
ロック図であり、モード設定手段は、印刷面積の大中小
を切り換える機能を有している。図10及び図11は動
作の流れを示すフローチャートである。また、第1の実
施形態によって説明した構造的な内容はほぼ同様であ
り、図4(a)及び図4(b)、図5は本発明の装置の
外観を表わした斜視図である。図6は本装置の中央断面
の構成略図である。図7は透視斜視図である。図8は消
耗材カートリッジユニットの分解図である。
【0109】本装置は、プリンタエンジン部にインクジ
ェット記録方式を採用し、電子的な撮像をメモリへ蓄え
るのと共に、任意のメモリに蓄えられた映像情報を任意
なプリント枚数分プリント出力することができるもので
ある。この装置について動作の手順に従って説明する。
【0110】撮影者がプリンタ付き撮影装置の電源を入
力する(S21)と、制御手段1は該装置が前回使用さ
れて、電源がオフされてから所定期間、例えば3日以上
(72時間以上)経過しているか否かを判断する(S2
2)。もしも3日以上経過している場合には、制御手段
1はプリンタ部の制御を受け持つプリンタ制御部5に回
復ポンピングの指示を出してプリンタエンジン部4を駆
動する(S23)。
【0111】次に、撮影者は撮影に際して、シャッター
ボタン112を第1ストロークまで押し込むと、SW1
信号9が入力する(S24)。制御手段1は撮像制御部
3を介して撮像部2を駆動し、露出制御値の決定や測距
情報の決定、ストロボ発光の有無等露出動作に必要な諸
条件の決定を行う(S25)。
【0112】撮影者が実際に撮影を実行する為に更にシ
ャッターボタン112を押し込むと、制御手段1にはS
W2信号10が入力する(S26)。制御手段1は撮像
制御部3を介して撮像部2を駆動して焦点合わせの為の
レンズ駆動やシャッターの速度制御、絞りの開口量制御
又必要であればストロボの発光等の一連の露光動作を行
い、図6に示す固体撮像素子800−aに入力する画像
情報をメモリ手段7に取り込む(S27、S28)。
【0113】制御手段1は保存したメモリ画の画像情報
をメモリ手段7から呼び出して表示手段8、具体的には
図4に示す液晶表示板114に表示を行い、撮影内容や
撮影条件の確認等が行えるようにする(S29)。
【0114】撮影動作としては以上を繰り返すことによ
ってメモリ手段7に映像情報が蓄積されていく。
【0115】さて、撮影者がプリント出力を所望した場
合、プリント出力のモード設定をモード設定手段6によ
って行う。具体的にはプリント出力にはプリントアウト
する画像の印刷面積の大中小を切り換えるサイズ設定ボ
タン115及びプリント枚数設定ボタン116を用い
る。
【0116】次に、メモリ手段7に取り込まれた画像情
報を画像送りボタン110、画像戻りボタン109によ
って液晶表示板114を見ながら検索し、プリント出力
したい画像情報を表示する(S30)。
【0117】ここで、プリントボタン103を押すと、
プリント信号PR11が入力し、制御手段1はプリント
動作を開始する(S31)。プリンタ制御部5は図6に
示す記録ヘッド(後述400)のホームポジション位置
でプリント動作をより有効にする為にまず予備吐出を行
い、記録ヘッド400の目づまりを解消したり蒸発して
いるノズルの回復等を行う(S32)。
【0118】次にプリンタ制御部5はメモリ手段7に蓄
えられた画像情報をプリント出力用の画像処理を加えた
上でプリンタエンジン部4から出力する(S33)。
【0119】プリンタエンジン部4でプリントされた印
画済プリンタ用紙108はロール状に巻かれたプリンタ
用紙300と切り離される位置まで自動的に給紙される
(S34)。ここでインク及びプリンタ用紙及び電源電
池を含む消耗材カートリッジユニット102は内部に書
き換え可能な出力枚数メモリ13を有しておりプリント
出力した枚数が記憶されている。
【0120】制御手段1は消耗材カートリッジユニット
102の出力枚数メモリ13にプリント出力ごとに加算
していく。これと共に出力後にプリンタ用紙の残量をチ
ェックして、もしプリンタ用紙300が無い場合には液
晶表示板114に消耗材カートリッジユニット102の
交換を促す警告表示を行う(S35、S36)。
【0121】使用者は前記警告に従って消耗材カートリ
ッジユニット102をカメラ本体部101から取りはず
して新しい消耗材カートリッジユニット102に交換す
る。消耗材カートリッジユニット102の脱着はカート
リッジ取りはずしボタン111を押すことでカメラ本体
101と切り離すことができるようになっている。
【0122】図5は、消耗材カートリッジユニット10
2をカメラ本体101から切り離した状態を表わしてい
る。消耗材カートリッジユニット102は四隅にロック
爪117を有しており、カメラ本体101のロック爪穴
118に差し込む。カメラ本体101には、イエロー、
マゼンタ、シアン及びブラックのインクを記録ヘッド4
00に供給するインク接続部119(119−Y,11
9−M,119−C,119−K)、電源電池200か
ら電力を伝達する電源端子120、出力枚数メモリ13
との情報伝達の為のメモリ端子121及びプリンタ用紙
300の給紙用接続ギア122が配設されている。又消
耗材カートリッジユニット102から給紙されたプリン
タ用紙300がカメラ本体101内部へ導びかれる給紙
口123が配設されている。
【0123】さて、新しい消耗材カートリッジユニット
102が装着されると、ロック爪117の一部に形成さ
れているロック解除部127がカメラ本体101のロッ
クピン125をロックピンバネ129のバネ力に抗して
押す(図7)。ロックレバー124はロックピン125
が押されると係止状態が解放され、ロックバネ128に
よって引かれてスライドする。これによってロックレバ
ーの爪部124−aと消耗材カートリッジユニット10
2のロック爪117が係合して消耗材カートリッジユニ
ット102がカメラ本体101に対して固定される。
【0124】この時ロックレバーの端部が装着検出接点
126をオンさせることで制御手段1は印画可能なカー
トリッジユニット102が装着されたのか否かを検出・
判断する(S37)。装着されていれば、制御手段1は
給紙用モータ600へ通電してプリンタ用紙300をカ
メラ本体101内部へ給紙する(S38)。
【0125】又プリンタ制御部5を介して回復ポンピン
グの指示を行い、印画可能な状態に復活させる(S3
9)。
【0126】一方、図8は消耗材カートリッジユニット
102の分解図であり、イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの4色のインクを収納したインクタンク500
と、ロール状に巻かれたプリンタ用紙300と、プリン
タ用紙300と同軸上に配設された電源電池200を有
している。出力枚数メモリ13はメモリ基板130に乗
ってカートリッジ上カバー102−aに固定される。プ
リンタ用紙300は軸中心部に電源電池200を挿入し
た上で両側から軸受300−a,300−bをはめ込
む。
【0127】軸受300−a側には給紙用のギア301
を二方どり部301−aを合わせて組み付け、軸受30
0−b側からは電源電池200からリード線302を引
き出すようになっている。このプリンタ用紙300をプ
リンタ用紙300をガイドするガイドバー300−cと
共にカートリッジ下カバー102−bに組んでカートリ
ッジ上カバー102−aと合わせることで消耗材カート
リッジユニット102が構成される。
【0128】(第3の実施形態)図12乃至図13にお
いて本発明の第3の実施形態を説明する。なお第2の実
施形態と同じ動作を行う個所については同一の符号を付
け説明は省略する。
【0129】本第3の実施形態のプリンタ付撮影装置
は、装置本体に装置される脱着式のカートリッジ本体内
部に配設された電源電池を電源電池単体で脱着可能に構
成したものである。
【0130】これによると、プリンタ用紙と印画用イン
ク及び電源電池の各消耗材をすべて一括で扱えると同時
に、長時間放置されたり、使用環境が変化する等の諸条
件によって電源電池の能力が不足して、他の消耗材がま
だ十分に残っているのに撮影及びプリント出力ができな
くなるといったことを防ぐことができるものである。併
せて電源電池の脱着が可能であるので充電式の電源電池
(ニッカド電池やリチウムイオン電池)を使うことがで
き、更に経済的である。
【0131】図12は第2の実施形態と同様の上面から
見た中央断面図である。電源電池2006は消耗材カー
トリッジユニット2000の側面に配設された電池蓋2
008を開け、挿入することで脱着されるようになって
いる。
【0132】図13は消耗材カートリッジユニット20
00を分解した図である。プリンタ用紙2003はボビ
ン2002に巻かれている。このボビン2002の中心
軸部分に電池ホルダー2006が配設され、電池ホルダ
ー2006の端部にある二方どり部2006−aがカー
トリッジ下ケース2009の壁溝部2009−aと係合
して固定される。又電池ホルダー2006には電池接片
2010が配設され、電源端子(第1実施形態120)
につながっている。
【0133】プリンタ用紙2003の給紙は本体側のギ
ア列と噛み合うボビンギア2005によって行われる。
ボビンギア2005は電源電池2007及び電池ホルダ
ー2006と干渉しないように軸中心部は穴があいてい
る。ボビンギア2005は軸2005−aとボビンの穴
2004によって係合して固定されており、ボビン20
05及びプリンタ用紙2003を回転可能にしている。
【0134】これらを組付けた上でカートリッジ上カバ
ー2001をかぶせて消耗材カートリッジユニット20
00が完成している。
【0135】これによって消耗材カートリッジユニット
2000で各種消耗材すべてを一括して扱えると同時
に、電源電池をどの状態でも交換可能になっているわけ
である。
【0136】(第4の実施形態)図13乃至図17にお
いて本発明の第4の実施形態を説明する。なお第2及び
第3の実施形態と同じ動作を行う個所については同一の
符合を付け説明は省略する。
【0137】本第4の実施形態の装置は、消耗材の1つ
である印画用インクタンクを直接記録ヘッド部と一体的
に連結させるタイプであって、かつ消耗材を一括して交
換作業等を扱えるものである。
【0138】これによれば、記録ヘッド部とインクタン
クの接続部の配管が簡単になると共に吸引ポンピングに
よる廃インクの量の節約が可能なものである。
【0139】図14は第4の実施形態の斜視図である。
図15は上側から見た中央断面図であり、図16は側面
から見た断面図であり、図17はキャリッジ部の詳細図
である。
【0140】図14、図15に示すように、消耗材カー
トリッジユニット3000は外側にインクタンク300
1を有しており、爪部3002によって保持されてい
る。爪部3002は消耗材カートリッジユニット300
0の外装部を構成するプラスチック材料で形成されてお
り、バネ性を利用してインクタンク3001を固定して
いる。この消耗材カートリッジユニット3000を本体
101の側面に取付けるが、インクタンク3001の出
張り部分を本体101に形成された穴部3005に差し
込むように挿入していく。
【0141】一方、本体101内部に具備されているヘ
ッドキャリッジ3003には、インクの供給を行う圧接
弁3004(4色分の4ケを有する)とインク供給管3
006及び記録ヘッド3007が配設されていて、接続
されたインクタンク3001からのインクを供給する。
【0142】ヘッドキャリッジ3003は、インクタン
ク3001を導くと共に、図17に示すように固定する
為のくさび状の溝3010と3011を有している。こ
れらの溝によって正確に位置決めされると共に固定され
る。又抜け止め用のストッパーとして、ロックピン30
13がインクタンク3001のロック穴3015に係合
するようになっている。ロックピン3013はロックレ
バー3012にかけられるロックバネ3014を介して
突出方向に付勢されている。
【0143】ここで、図15に示すように、インクタン
ク3001の交換はヘッドキャリッジ3003の交換位
置であるA位置で行われる。このA位置においてはロッ
クレバー3012はカメラ本体101の側壁面部に当接
して時計回り方向に回転してロックピン3013を押し
下げる。これによって消耗材カートリッジユニット30
00を引き抜くことが可能である。
【0144】ヘッドキャリッジ3003の溝3010,
3011に対してインクタンク3001はくさび状の凸
部3008と3009が係合するようになっている。
【0145】すなわち、図17に示すように、消耗材カ
ートリッジユニット3001をT方向へ挿入していく
と、くさび部3008,3009がヘッドキャリッジ3
003の溝部3010,3011へ係合して装着され
る。この後ヘッドキャリッジ3003がS方向へ移動す
ると、爪部3002がはずされて、ヘッドキャリッジ3
003のロックピン3013が挿入されて、ヘッドキャ
リッジ3003とインクタンク3001が一体的に構成
されるわけである。
【0146】ヘッドキャリッジ3003は制御手段1に
よってインクタンク3001交換時のみA位置へ移動
し、通常は待機位置B及び印画位置C〜Dの間を往復す
るように制御されている。
【0147】(第4の実施形態)図18乃至図21及び
図4乃至図8において本発明の実施形態について説明す
る。図18は本発明の装置の主たる構成を表わしたブロ
ック図であり、第1の実施形態によって説明した図1と
はカートリッジ種類判別手段15が追加されている。図
19乃至図21は動作の流れを示すフローチャートであ
る。図4(a)及び図4(b)、図5は本発明の装置の
外観を表わした斜視図である。図6は本装置の中央断面
の構成略図である。図7は透視斜視図である。図8は消
耗材カートリッジユニットの分解図である。又図22は
手差しカートリッジユニットを装着した断面図であり、
図23は手差しカートリッジユニットの分解図である。
【0148】本プリンタ付き撮影装置はプリンタエンジ
ン部にインクジェット記録方式を採用し、電子的な撮像
をメモリへ蓄えるのと共に、任意のメモリに蓄えられた
映像情報を任意なプリント枚数分プリント出力すること
ができるものである。この装置について動作の手順を図
19乃至図21に従って説明する。
【0149】撮影者が電源を入力する(S41)と、制
御手段1は該装置が前回使用されて、電源がオフされて
から所定期間、例えば3日以上(72時間以上)経過し
ているか否かを判断する(S42)。もしも3日以上経
過している場合には、制御手段1はプリンタ部の制御を
受け持つプリンタ制御部5に回復ポンピングの指示を出
してプリンタエンジン部4を駆動する(S43)。
【0150】さて撮影者は撮影に際して、シャッターボ
タン112を第1ストロークまで押し込むと、SW1信
号9が入力する(S44)。
【0151】制御手段1は撮像制御部3を介して撮像部
2を駆動し、露出制御値の決定や測距情報の決定、スト
ロボ発光の有無等露出動作に必要な諸条件の決定を行う
(S45)。
【0152】撮影者が実際に撮影を実行する為に更にシ
ャッターボタン112を押し込むと、制御手段1にはS
W2信号10が入力する(S46)。
【0153】制御手段1は撮像制御部3を介して撮像部
2を駆動して焦点合わせの為のレンズ駆動やシャッター
の速度制御、絞りの開口量制御又必要であればストロボ
の発光等の一連の露光動作を行い、固体撮像素子800
−aに入力する画像情報をメモリ手段7に取り込む(S
47、S48)。
【0154】制御手段1は保存したメモリ画の画像情報
をメモリ手段7から呼び出して表示手段8、具体的には
液晶表示板114に表示を行い、撮影内容や撮影条件の
確認等が行えるようにする(S49)。
【0155】撮影動作としては以上を繰り返すことによ
ってメモリ手段7に映像情報が蓄積されていく。
【0156】さて、撮影者がプリント出力を所望した場
合、プリント出力のモード設定をモード設定手段6によ
って行う。具体的にはプリント出力にはプリントアウト
する画像の印刷面積の大中小を切り換えるサイズ設定ボ
タン115及びプリント枚数設定ボタン116を用い
る。
【0157】次にメモリ手段7に取り込まれた画像情報
を画像送りボタン110、画像戻りボタン109によっ
て液晶表示板114を見ながら検索し、プリント出力し
たい画像情報を表示する(S50)。
【0158】ここで、プリントボタン103を押すと、
プリント信号PR11が入力し、制御手段1はプリント
動作を開始する(S51)。
【0159】ここで、図22に示す手差しカートリッジ
ユニット150が装着されている場合、制御手段1はカ
ートリッジユニット150の出力枚数メモリ13から装
着されているカートリッジの種類を表す信号を読み出
す。例えば通常の消耗材カートリッジユニット102の
場合には0、手差しカートリッジユニット150の場合
には1と、1ビットの信号で表わされていたとすると、
カートリッジ種類判別手段14はこれを検出し、制御手
段1に伝達する。制御手段1は各々のカートリッジに適
応したプリンタ用紙や葉書等の給紙動作等を制御する
(S52)。もし手差しカートリッジユニット150が
装着されている場合、制御手段1は葉書等の手差しされ
る用紙の挿入を検出する紙検出スイッチ151によって
印画される用紙の有無をチェックする(S53)。もし
も、用紙がセットされていない場合には、用紙の挿入を
促す用紙給紙警告表示を行う(S54)。
【0160】プリンタ制御部5は記録ヘッド(後述40
0)のホームポジション位置でプリント動作をより有効
にする為にまず予備吐出を行い、記録ヘッド400の目
づまりを解消したり蒸発しているノズルの回復等を行う
(S55)。
【0161】次に、手差しカートリッジが挿入され、又
はプリント用紙300が準備された場合は、プリンタ制
御部5はメモリ手段7に蓄えられた画像情報をプリント
出力用の画像処理を加えた上でプリンタエンジン部4か
ら出力する(S56)。
【0162】プリンタエンジン部4でプリントされた印
画済プリンタ用紙108はロール状に巻かれたプリンタ
用紙300と切り離される位置まで自動的に給紙され
る。又手差しの場合には手差しされた用紙を完全に排出
するまで給紙する(S57)。
【0163】ここで、図4(a)に示すプリント用紙の
プリント出口107は、図4(b)に示すプリント出口
127のいずれかでよく、いずれに出力するのかは合法
的に定めればよい。また、インク及びプリンタ用紙及び
電源電池を含む消耗材カートリッジユニット102は内
部に書き換え可能な出力枚数メモリ13を有しておりプ
リント出力した枚数が記憶されている。
【0164】制御手段1は消耗材カートリッジユニット
102の出力枚数メモリ13にプリント出力ごとに加算
していく。これと共に出力後にプリンタ用紙の残量をチ
ェックして(S58)、カートリッジユニット102を
取り外すか否かを判定し(S59)、もしプリンタ用紙
が無い場合には液晶表示板114に消耗材カートリッジ
ユニット102の交換を促す警告表示を行う(S60、
S61)。
【0165】一方、手差しカートリッジユニット150
が装着状態であることを装着検出接点126と出力枚数
メモリ13から検出し、もしも手差しカートリッジユニ
ット150が取りはずされた場合には同様にカートリッ
ジの交換を促す警告表示を行う(S58、S59、S6
1)。
【0166】撮影者は前記警告に従って、消耗材カート
リッジユニット102をカメラ本体部101から取りは
ずして新しい消耗材カートリッジユニット102又は手
差しカートリッジユニット150に交換する。消耗材カ
ートリッジユニット102又は手差しカートリッジユニ
ット150の脱着はカートリッジ取りはずしボタン11
1を押すことでカメラ本体101と切り離すことができ
るようになっている。
【0167】図5は消耗材カートリッジユニット102
をカメラ本体101から切り離した状態を表わしてい
る。消耗材カートリッジユニット102は四隅にロック
爪117を有しており、カメラ本体101のロック爪穴
118に差し込む。カメラ本体101には、イエロー、
マゼンタ、シアン及びブラックのインクを記録ヘッド4
00に供給するインク接続部119(119−Y,11
9−M,119−C,119−K)、電源電池200か
ら電力を伝達する電源端子120、出力枚数メモリ13
との情報伝達の為のメモリ端子121(実施形態では4
端子だがメモリの容量等によってこれに限られるもので
はない)及びプリンタ用紙300の給紙用接続ギア12
2が配設されている。又消耗材カートリッジユニット1
02から給紙されたプリンタ用紙300がカメラ本体1
01内部へ導びかれる給紙口123が配設されている。
【0168】さて、新しい消耗材カートリッジユニット
102が装着されると、ロック爪117の一部に形成さ
れているロック解除部127がカメラ本体101のロッ
クピン125をロックピンバネ129のバネ力に抗して
押す(図7)。ロックレバー124はロックピン125
が押されると係止状態が解放され、ロックバネ128に
よって引かれてスライドする。これによってロックレバ
ー124の爪部124−aと消耗材カートリッジユニッ
ト102のロック爪117が係合して消耗材カートリッ
ジユニット102がカメラ本体101に対して固定され
る。
【0169】この時、ロックレバー124の端部が装着
検出接点126をオンさせることで制御手段1は消耗材
カートリッジユニット102の装着を検出すると共に
(S63)、枚数メモリ13のカートリッジ種類を記録
した信号を読み出す(S63)。制御手段1は給紙用モ
ータ600へ通電して、プリンタ用紙300をカメラ本
体101内部へ給紙する(S64)。又、手差しカート
リッジ150で有るか否かを問わず、プリンタ制御部5
を介して回復ポンピングの指示を行い、印画可能な状態
に復活させる(S66)。
【0170】一方、手差しカートリッジユニット150
が装着された場合も上記消耗材カートリッジユニットが
装着された場合と同じ動作によって着脱される。
【0171】図5は装置全体の上面及び側面の断面状態
を表した断面図であり、主要な構成のみを表わしてい
る。この構成は第1の実施形態で説明した内容と同一で
あるので説明を省略する。
【0172】また、図22は手差しカートリッジユニッ
ト150を装着した場合の断面図を表わしている。又、
図23は手差しカートリッジユニット150の分解図を
示している。撮影者が葉書用紙159等の手差し用紙を
挿入すると、紙検出スイッチ151が入力して実際のプ
リント動作が開始する。図5に示すカメラ本体101側
の給紙用接続ギア122と噛み合う給送ギアa152が
回転すると、同軸上の給送ギアb153、給送ギアc1
54を介して給紙ゴムローラー155が回転して、葉書
用紙159をカメラ本体101内部へ、押さえローラー
156、給紙ローラー157によってガイドしながら挿
入していく。
【0173】ここで、カメラ本体101の用紙搬送部1
23のうち、図6に示すローラー600−a部分は給紙
モータ600によって用紙が直接駆動されて搬送される
部分であり、用紙の送り精度が画質に影響する。本実施
形態においては手差しカートリッジユニット150の用
紙搬送部を、カメラ本体101の用紙搬送部と対向して
直線的に配設されるように構成した。これによって手差
しされる用紙の厚さ等の用紙搬送における問題を最小限
にすることが可能になっている。
【0174】手差しカートリッジユニット150には、
通常の消耗材カートリッジユニット102と同様にイン
クタンク500と電源電池200と枚数メモリ13を有
している。枚数メモリ13はメモリ基板130上に実装
されているが、手差しカートリッジユニット150では
葉書等の手差し用紙のプリント出力回数をカウントし、
インクタンク500のインク容量の残容量や消費される
電源電池200の容量等を推測することに用いられる。
【0175】(第5の実施形態)図24乃至図25にお
いて本発明の第5の実施形態を説明する。なお第4の実
施形態と同じ動作を行う個所については同一の符号を付
け説明は省略する。
【0176】第5の実施形態における手差しカートリッ
ジユニット2000は葉書等の手差し用紙159を挿入
すると、カメラ本体101側の給紙用ローラー600−
aで用紙の搬送を行うようにしたものである。この場
合、手差しカートリッジユニット2000側に用紙搬送
のメカニズムがほとんど不要になるので軽量で低コスト
のカートリッジユニットが供給できる。
【0177】図24は手差しカートリッジユニット20
00を装着した装置の断面図を表わしており、図25は
手差しカートリッジユニット2000を分解した図を示
している。手差しカートリッジユニット2000は上カ
バー2000−aと下カバー2000−bで構成され、
上カバー2000−aにはカメラ本体101の用紙搬送
部と対向して直線的に手差し用紙ガイド面2001が形
成されており、これによって手差し用紙159を直線的
に挿入することができるようになっている。手差し用紙
159を挿入口2004から挿入していくと、紙検出ス
イッチ2002が入力する。紙検出スイッチ2002の
信号はメモリ基板を介してカメラ本体101側へ伝達さ
れる。制御手段1はこの信号を受けて給紙モータ600
を駆動し、給紙ローラー600−aを駆動させる。手差
し用紙159を挿入していくと、ガイドローラー200
3によって搬送方向が整えられ、カメラ本体101側で
給紙ローラー600−aで搬送されることでプリント動
作が行われる。
【0178】手差しカートリッジユニット2000には
他の種類のカートリッジユニットと同様にインクタンク
500と電源電池200及び枚数メモリ13を有してい
る。
【0179】電源電池200はプリンタ用紙や手差し用
紙のカートリッジ内での搬送メカニズム等が不要である
為にスペースの余裕に応じて容積の大きな電池を搭載す
ることも可能である。
【0180】(第6の実施形態)図26乃至図30及び
図4乃至図7において、本発明の第6の実施形態につい
て説明する。図26は本発明のプリンタ付き撮影装置の
主たる構成を表わしたブロック図であり、廃液吸収紙検
出手段16を備え、他の部分は第1の実施形態と同様で
あり重複説明を省略する。図27び図28は動作の流れ
を示すフローチャートである。図4(a)及び4
(b)、図5は本発明の装置の外観を表わした斜視図で
ある。図6は本装置の中央断面の構成略図である。図7
は透視斜視図である。図29は消耗材カートリッジユニ
ットの分解図である。
【0181】本装置はプリンタエンジン部にインクジェ
ット記録方式を採用し、電子的な撮像をメモリへ蓄える
のと共に、任意のメモリに蓄えられた映像情報を任意な
プリント枚数分プリント出力することができるものであ
る。この装置について動作の手順に従って説明する。
【0182】撮影者がプリンタ付き撮影装置の電源を入
力する(S71)と、制御手段1は該装置が前回使用さ
れて、電源がオフされてから所定期間、例えば3日以上
(72時間以上)経過しているか否かを判断する(S7
2)。もしも3日以上経過している場合には、制御手段
1はプリンタ部の制御を受け持つプリンタ制御部5に回
復ポンピングの指示を出してプリンタエンジン部4を駆
動する(S73)。以上の動作は第1,第2及び第4の
実施形態と同様である。この時、制御手段1は廃液吸収
紙160の有無を検出する廃液吸収紙検出手段16から
の信号によって確実に廃液吸収紙160が装着されてい
る場合のみ回復ポンピング動作を行うようにした。これ
によって、万が一の際に廃液が周囲に飛びちる等の不良
動作を防ぐことができるようになっている。
【0183】ここで改めて、回復ポンピングは、後述す
るインクジェット記録方式の装置においてより記録を有
効にするものであって、用紙への記録を行う事前に記録
ヘッドを吸引ポンプ等の手段によってクリーニングする
ものである(回復動作の詳細については後述する)。こ
のクリーニングの目安として、本実施形態においては3
日間以上の未使用期間があった場合の電源入力時にこれ
を行うものとした。
【0184】さて撮影者は撮影に際して、シャッターボ
タン112を第1ストロークまで押し込むと、SW1信
号9が入力する(S74)。制御手段1は撮像制御部3
を介して撮像部2を駆動し露出制御値の決定や測距情報
の決定、ストロボ発光の有無等露出動作に必要な諸条件
の決定を行う(S75)。撮影者が実際に撮影を実行す
る為に更にシャッターボタン112を押し込むと、制御
手段1にはSW2信号10が入力する(S76)。
【0185】制御手段1は撮像制御部3を介して撮像部
2を駆動して焦点合わせの為のレンズ駆動やシャッター
の速度制御、絞りの開口量制御、又必要であればストロ
ボの発光等の一連の露光動作を行い、固体撮像素子80
0−aに入力する画像情報をメモリ手段7に取り込む
(S77、S78)。
【0186】制御手段1は保存したメモリ画をメモリ手
段7から呼び出して表示手段8、具体的には液晶表示板
114に表示を行い、撮影内容や撮影条件の確認等が行
えるようにする(S79)。
【0187】撮影動作としては以上を繰り返すことによ
ってメモリ手段7に映像情報が蓄積されていく。繰り返
し回数が増加すると、メモリ手段7のメモリ容量をオー
バーするときには、その旨の警告表示を表示手段によっ
て警告する。
【0188】さて、撮影者がプリント出力を所望した場
合、プリント出力のモード設定をモード設定手段6によ
って行う。具体的にはプリント出力にはプリントアウト
する画像の印刷面積の大中小を切り換えるサイズ設定ボ
タン115及びプリント枚数設定ボタン116を用い
る。
【0189】次に、メモリ手段7に取り込まれた画像情
報を画像送りボタン110、画像戻りボタン109によ
って液晶表示板114を見ながら検索し、プリント出力
したい画像情報を表示する(S80)。
【0190】ここで、プリントボタン103を押すと、
プリント信号PR11が入力し、制御手段1はプリント
動作を開始する(S81)。
【0191】プリンタ制御部5は記録ヘッド(後述40
0)のホームポジション位置でプリント動作をより有効
にする為にまず予備吐出を行い、記録ヘッド400の目
づまりを解消したり蒸発しているノズルの回復等を行う
(S82)。
【0192】次にプリンタ制御部5はメモリ手段7に蓄
えられた映像情報をプリント出力用の画像処理を加えた
上でプリンタエンジン部4から出力する(S83)。
【0193】プリンタエンジン部4でプリントされた印
画済プリンタ用紙108はロール状に巻かれたプリンタ
用紙300と切り離される位置まで自動的に給紙される
(S84)。
【0194】ここで、インク及びプリンタ用紙及び電源
電池を含む消耗材カートリッジユニット102は内部に
書き換え可能な出力枚数メモリ13を有しておりプリン
ト出力した枚数が記憶されている。制御手段1は消耗材
カートリッジユニット102の出力枚数メモリ13にプ
リント出力ごとに加算していく。これと共に出力後にプ
リンタ用紙の残量をチェックしてもしプリンタ用紙が無
い場合には液晶表示板114に消耗材カートリッジユニ
ット102の交換を促す警告表示を行う(S85、S8
6)。
【0195】使用者は前記警告に従って消耗材カートリ
ッジユニット102をカメラ本体部101から取りはず
して新しい消耗材カートリッジユニット102に交換す
る。消耗材カートリッジユニット102の脱着はカート
リッジ取りはずしボタン111を押すことでカメラ本体
101と切り離すことができるようになっている。
【0196】さて、新しい消耗材カートリッジユニット
102が装着されると、ロック爪117の一部に形成さ
れているロック解除部127がカメラ本体101のロッ
クピン125をロックピンバネ129のバネ力に抗して
押す(図7)。ロックレバー124はロックピン125
が押されると係止状態が解放され、ロックバネ128に
よって引かれてスライドする。これによってロックレバ
ーの爪部124−aと消耗材カートリッジユニット10
2のロック爪117が係合して消耗材カートリッジユニ
ット102がカメラ本体101に対して固定される。
【0197】この時、ロックレバー124の端部が装着
検出接点126をオンさせることで制御手段1は消耗材
カートリッジユニット102の装着を検出する(S8
7)。制御手段1は給紙用モータ600へ通電してプリ
ンタ用紙300をカメラ本体101内部へ給紙する(S
88)。
【0198】又、プリンタ制御部5を介して回復ポンピ
ングの指示を行い、印画可能な状態に復活させる(S8
9)。
【0199】上述したように、図6は装置全体の上面及
び側面の断面状態を表した断面図であり、主要な構成の
みを表わしている。プリンタ付き撮影装置本体101は
撮像ユニット800から入力した画像情報を基板ユニッ
ト900上に配設された回路によって処理され記録ヘッ
ド400によって印画される。
【0200】一方、図29は消耗材カートリッジユニッ
ト102の分解図であり、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のインクを収納したインクタンク5
00と、ロール状に巻かれたプリンタ用紙300と、プ
リンタ用紙300と同軸上に配設された電源電池200
と、廃液吸収紙160を有している。出力枚数メモリ1
3はメモリ基板145に乗って、カートリッジ上カバー
102−aに固定される。プリンタ用紙300は軸中心
部に電源電池200を挿入した上で両側から軸受300
−a,300−bをはめ込む。また、他の部分は図8に
て説明した内容と同様である。また、消耗材カートリッ
ジユニット102はこのような構成の為に回収後に再利
用が可能になっている。
【0201】次に、前述した回復ポンピングの構成につ
いて説明する。図30はカメラ本体101内に具備され
ている回復ポンピングの構成概念図である。消耗材カー
トリッジユニット102が装着され、廃液吸収紙160
が所定の位置へセットされると、制御手段1は消耗材カ
ートリッジユニット102の装着検出接点126の信号
を入力すると共に廃液吸収紙装着検出スイッチ170の
信号の入力を確認し、確実に装着されている場合のみ回
復ポンピング動作するように構成されている。
【0202】廃液吸収紙160が装着されると、廃液排
出ノズル113の圧着部113−bと密着する。圧着部
113−bは圧着バネ139によって付勢され、確実に
廃液吸収紙160と密着するようになっている。制御手
段1は消耗材カートリッジユニット102の交換や、電
源投入時等の前記フローチャートにおける各々のタイミ
ングにおいて回復ポンピング動作を行う。
【0203】制御手段1はプリンタ制御部5を介してプ
リンタエンジン部4を駆動し、具体的には給紙モータ6
00からの駆動力を分割してアイドラギア132からピ
ストンギア133へ動力を伝達する。ピストンギア13
3はスクリュー軸136と係合しており共に回転可能に
なっている。スクリュー軸136の溝部にはピストン弁
135が係合しており、これらがシリンダ134の中を
往復する。又、スクリュー軸136には、バネ性を有し
たレバー140が同軸上に配設され、ピストン弁135
がAからBの方向へ動く時に反時計回りに摩擦を利用し
て回転し、中継レバー141を介してポンピングパッド
131を押し上げて記録ヘッド400に密着する。この
時、シリンダ134内部はピストン弁135がB方向に
移動することで内圧が低下し、ポンピングパッド131
と記録ヘッド400の密着部分もパットチューブ138
を介して圧力が低下して記録ヘッド400の内部のイン
クを吸い出して、シリンダ134内部に溜まる。
【0204】次に、制御手段1はピストンギア133が
逆回転するようにプリンタエンジン部4を制御する。ピ
ストン弁135がBからA方向に移動すると同時に、レ
バー140も時計回りに回転し、中継レバー141を介
してポンピングパッド131も押し下げられて、大気圧
に戻る。
【0205】ピストン弁135はA→B方向でシリンダ
と密着し、B→A方向ではシリンダとすきまができるよ
うにゴム等の軟質な材料で構成してあり、A方向へピス
トン弁135が戻ってくると吸引されたインクはピスト
ン弁135の外側へ押し出される。
【0206】その後、次の駆動によって再びA→B方向
へピストン弁が移動すると、先ほどのインクは、更に押
し出されて中継チューブ137を通って廃液排出ノズル
113へ導きだされ、廃液吸収紙160の吸水力で、廃
液吸収紙160へ移動する。このような吸引、排出の動
作を数回連続して行うことで記録ヘッド400内に固着
しているインクや流路内に混入した空気等を取り除く。
【0207】更に消耗材カートリッジユニット102の
交換時には通常の回復ポンピング動作時よりも長くポン
ピングの為の吸引、排出動作を行う等、場合によってポ
ンピングの回数を変化させるとより好ましい。
【0208】(第7の実施形態)図31乃至図32にお
いて本発明の第7の実施形態について説明する。なお、
第6の実施形態と同じ動作をする個所については同じ符
号を付して説明は省略する。
【0209】本第7の実施形態のカートリッジユニット
におけるインクの廃液溜め手段は、カートリッジユニッ
トの隙間に配設したもので、カートリッジユニットの容
積を有効に使うことで小型化を計る例である。
【0210】廃液吸収紙4000は、消耗材カートリッ
ジユニット102の外形に対してオフセットされた軸中
心を持つプリンタ用紙300と電源電池200の下側の
隙間にプリンタ用紙300を逃げるように配設してあ
る。
【0211】このように配設することで、外装形状を保
ちつつカートリッジ内部を有効に利用することが可能で
ある。
【0212】又、廃液吸収紙4000端部には、廃液排
出ノズル113からの廃インクを受ける部分形状400
0−aが形成されている。これによって廃液排出ノズル
113と廃液吸収紙4000の位置関係は自由度高く設
計できる。
【0213】上記実施形態では、プリント用紙に印刷し
た残りの廃液処理について、特にカートリッジユニット
内に収納したことを説明したが、この廃液処理によっ
て、装置本体のヘッドのプリント枚数を増加することが
でき、動作的にも長寿命で、撮影者の操作の煩わしさを
防止できる。
【0214】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクカートリッジの着脱動作だけでカメラモードとプ
リントモードが切換えられるので、操作性が向上すると
いう効果を有している。又各モードに応じて操作部材の
機能が割り付けられるので操作部材を最小限の数に減ら
せるという効果を有し、かつ装置をより小型化しても操
作性が良好であるという効果も有している。
【0215】又、カメラモード時にはカートリッジユニ
ットが不要であるので更に小型化が可能であるという効
果も有している。
【0216】又、電源電池を各々のモードに適した使用
を行うことで、カメラモード時にはより小さな電源電池
で済むと同時に、消費電力の大きいプリントモード時に
は大きな電源電池を使用するので効率が良いという効果
を有している。
【0217】又、装置本体側及びカートリッジユニット
側の片方の電源電池の電力供給が不足する場合には、も
う片方から電力供給されるので、動作途中で停止してし
まうことがないという効果も有している。
【0218】また、本発明によれば、プリンタ付カメラ
に装着される脱着式のカートリッジ本体に少なくとも1
色以上のインクを収納するインクタンクと、印画用記録
紙を内蔵し、カートリッジ本体を装着するとインク及び
印画用記録紙の供給がされるようにしたことで、プリン
ト出力に必要な消耗材を一括で扱えるので1つ1つの残
量を常に注意したり、別々に用意する必要がなく、操作
性が良いという効果を有している。
【0219】又、インクタンク部が装着されるとカート
リッジ本体に対してインクタンク部が離脱するようにし
たことで、記録ヘッドとインクタンク部が一体的に駆動
するタイプであっても、他の消耗材と一括して扱えるの
で、多種の記録ヘッド部のタイプに対応できると共に、
ユーザーはこれらの記録ヘッドのタイプを気にすること
もなく扱いやすい操作性を得ることができるという効果
を有している。
【0220】又、記録ヘッド部とインクタンク部を一体
に構成できることによって、インクタンク部の交換時に
インク流路に浸入する空気を排出する回復ポンピングの
為の作業が流路が短い分むだになるインクが少なく、要
する時間も短いという効果も有している。
【0221】又、プリンタ付撮影装置に、カートリッジ
が装着される検出部を設け、これに基づいてプリンタ付
撮影装置を制御することで、装着に応じた動作をユーザ
ーが行うことなく作業でき、操作性が良いという効果を
有している。
【0222】又、カートリッジ本体内部に電源電池を配
設し、これを印画用記録紙軸中心部に配設又は交換可能
にしたことで、電源電池を他の消耗材と一括して扱うこ
とができ、更に操作性が向上するという効果を有する。
又、交換可能にしたことで充電電池の使用も可能である
という効果も有する。又、軸中心部に配設したことで装
置全体を小型化することが可能であるという効果も有す
る。
【0223】さらに、本発明によれば、プリンタ付撮影
装置において、着脱可能なカートリッジユニットであっ
て、少なくとも1色以上のインクタンクと手差し給紙部
を有し、該手差し給紙部はプリンタ付撮影装置本体の用
紙搬送部と対向して直線的に配設したことによって、消
耗品を一括したカートリッジユニットとして扱いなが
ら、手差し用紙へのプリント出力を所望した時に手軽に
プリント出力が行えるという効果を有している。
【0224】又、プリント動作を行う用紙搬送部と対向
して直線的に手差し用紙を挿入できるので、プリント出
力したい用紙の紙質や紙厚等の影響を受けにくく、多種
の用紙への出力が可能であるという効果も有している。
【0225】又、プリンタ付撮影装置において、複数の
カートリッジユニットの装着を識別する識別手段を有し
てこの信号に基づいて該プリンタ付撮影装置の用紙搬送
及びプリント動作の制御を変更するようにしたことで、
カートリッジユニットを交換するだけで、そのカートリ
ッジユニットに最も適した用紙の搬送やプリント動作を
自動的に行えるので操作性が良いという効果を有してい
る。
【0226】又、多種のカートリッジが用意されていて
も撮影者に負担がかからないので、容易に用途に応じた
カートリッジを提供することが可能であるという効果も
有している。
【0227】さらにまた、本発明によれば、インクジェ
ット記録方式のプリンタ装置を内蔵するプリンタ付カメ
ラに装着される脱着可能なインクカートリッジユニット
において、インク廃液溜め手段を前記インクカートリッ
ジユニット内部に配設することで吸引ポンピング動作に
よって排出された廃インク及び廃インクを溜める手段を
カメラ本体に持つ必要がないので、カメラ本体を小型化
できるという効果を有している。
【0228】又、インクカートリッジユニットに廃液溜
め手段があるので交換後に回収して新たな廃液溜め手段
と交換することで再利用を可能にできるという効果も有
している。
【0229】又、インクカートリッジユニットに使用す
るインクの搭載量から廃インクの概算量が把握できるの
で、廃液溜め手段を最適な大きさにすることが可能とな
り、コストを適正にすることができるという効果も有し
ている。
【0230】又、プリンタ付撮影装置において、吸引ポ
ンピング動作によって吸引された廃インクを溜める廃液
溜め手段の装着状態を検出する検出手段を有し、この検
出手段からの信号に基づいて、プリンタ付撮影装置を制
御する制御手段を有することで、インクカートリッジユ
ニットの装着とは別に廃液溜め手段の装着状況を確認で
きるので廃液溜め手段が何らかの不具合でカメラ本体側
と密着していない場合に吸引ポンピング動作を行ってし
まって廃液がもれてしまうといった不良を防ぐことがで
きるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の構成ブロック図で
ある。
【図2】本発明による第1実施形態のフローチャートで
ある。
【図3】本発明による第1実施形態のフローチャートで
ある。
【図4】本発明による第1実施形態の斜視図である。
【図5】本発明による第1実施形態の斜視図である。
【図6】本発明による第1実施形態の上面及び側面の中
央断面図である。
【図7】本発明による第1実施形態の透視斜視図であ
る。
【図8】本発明による第1実施形態の消耗材カートリッ
ジユニット分解図である。
【図9】本発明による第1実施形態の構成ブロック図で
ある。
【図10】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図11】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図12】本発明による第2実施形態の中央断面図(上
面)である。
【図13】本発明による第2実施形態の消耗材カートリ
ッジユニット分解図である。
【図14】本発明による第3実施形態の斜視図である。
【図15】本発明による第3実施形態の中央断面図(上
面)である。
【図16】本発明による第3実施形態の断面図(側面)
である。
【図17】本発明による第3実施形態のキャリッジ部詳
細図である。
【図18】本発明による第1実施形態のブロック図であ
る。
【図19】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図20】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図21】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図22】本発明による第1実施形態の中央断面図2
(側面)である。
【図23】本発明による第1実施形態の手差しカートリ
ッジユニット分解図である。
【図24】本発明による第2実施形態の中央断面図(側
面)である。
【図25】本発明による第2実施形態の手差しカートリ
ッジユニット分解図である。
【図26】本発明による第1実施形態の構成ブロック図
である。
【図27】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図28】本発明による第1実施形態のフローチャート
である。
【図29】本発明による第1実施形態の消耗材カートリ
ッジユニット分解図である。
【図30】本発明による第1実施形態の回復ポンピング
構成図である。
【図31】本発明による第2実施形態の消耗材カートリ
ッジユニット分解図である。
【図32】本発明による第2実施形態の中央断面図(側
面)である。
【符号の説明】
1 制御手段 2 撮像部 3 撮像制御部 4 プリンタエンジン部 5 プリンタ制御部 6 モード切換手段(操作部材切換手段) 7 メモリ手段 8 表示部 9 カートリッジ装着検出手段 10,11,12,13 操作用スイッチ 14 出力枚数メモリ 15 カートリッジ種類判別手段 16 廃液吸収紙検出手段 101 カメラ本体 102 消耗材カートリッジユニット 104 ズームボタン(画像送りボタン) 105 撮像レンズ 106 光学ファインダー 107 プリント出口 108 印画済プリンタ用紙 111 カートリッジ取りはずしボタン 112 シャッターボタン(プリントボタン) 113 廃液排出ノズル 114 液晶表示板 115 サイズ設定ボタン(ストロボ発光ボタン) 116 プリント枚数設定ボタン(撮影モード設定ボタ
ン) 117 ロック爪 118 ロック爪穴 119 インク接続部 120 電源端子 121 メモリ端子 122 給紙ギア 123 給紙口 124 ロックレバー 125 ロックピン 126 装着検出接点 127 ロック解除部 128 ロックバネ 129 ロックピンバネ 130 検出スイッチ 131 ポンピングパッド 132 アイドラギア 133 ピストンギア 134 シリンダ 135 ピストン弁 136 スクリュー軸 137 中継チューブ 138 パットチューブ 139 圧着バネ 140 レバー 141 中継レバー 145 メモリ基板 149 本体電池 150 手差しカートリッジユニット 151 紙検出スイッチ 152 給送ギアa 153 給送ギアb 154 給送ギアc 155 給紙ローラーゴム 156 押さえローラー 157 給紙ローラー 158 手差し給紙口 159 葉書用紙 200 電源電池 300 プリンタ用紙 400 記録ヘッド 500 インクタンク 600 給紙モータ 700 ヘッド駆動モータ 800 撮像ユニット 900 基板ユニット 2000 手差しカートリッジユニット 3000 消耗材カートリッジユニット 4000 廃液吸収紙

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも撮影される被写界の光学像を
    電子像信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によっ
    て撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリン
    ト出力するプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置
    において、 該プリンタ付撮影装置の装置本体は、プリント材料を内
    蔵したカートリッジユニットを着脱可能に構成されてお
    り、該カートリッジユニットの着脱を検出する着脱検出
    手段と、該着脱検出手段によって検出された該カートリ
    ッジユニットの着脱状態に応じて装着されている場合に
    はプリントモードであり、非装着の場合にはカメラモー
    ドになるように動作モードを制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とするプリンタ付撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記着脱検出手段によ
    って検出された前記カートリッジユニットの着脱状態に
    応じて、前記装置本体上に具備された操作部材の機能を
    変更することを特徴とする請求項1記載のプリンタ付撮
    影装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも撮影される被写界の光学像を
    電子像信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によっ
    て撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリン
    ト出力するプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置
    において、 着脱可能な少なくとも第1の電源電池を有したプリント
    材料を内蔵したカートリッジユニットと、該プリンタ付
    撮影装置本体に内蔵される第2の電源電池と、該カート
    リッジユニットの着脱を検出する着脱検出手段を有し、
    該着脱検出手段によって検出された該カートリッジユニ
    ットの着脱状態に応じて、装着された場合には第1の電
    源電池から電力供給を行い、非装着の場合には第2の電
    源電池から電力供給を行うように制御する制御手段を有
    することを特徴とするプリンタ付撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記カートリッジユニ
    ットが装着状態において、前記第1もしくは第2の電源
    電池からの電力供給が不足する場合には、各々前記第2
    もしくは第1の電源電池からの電力供給が可能であれば
    前記第2もしくは第1の電源電池からの電力供給に切り
    換えることを特徴とする請求項3記載のプリンタ付撮影
    装置。
  5. 【請求項5】 インクジェット記録方式のプリンタ装置
    を内蔵するプリンタ付撮影装置において、 装置本体に装着される脱着式のカートリッジ本体と、少
    なくとも1色以上のインクを収納するインクタンクと、
    印画用記録紙とを内蔵するカートリッジユニットとを有
    し、該カートリッジユニットを前記装置本体に装着する
    と、前記インクの供給及び前記印画用記録紙の供給がさ
    れるように装着検出手段を構成したことを特徴とするプ
    リンタ付撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジユニット本体が前記装
    置本体に装着されていない時には、インクタンク部がカ
    ートリッジ本体に対して固定部によって一体的に固定さ
    れ、前記カートリッジ本体が前記プリンタカメラ本体に
    装着された時には、カートリッジ本体に対してインクタ
    ンク部が離脱して可動するように構成されていることを
    特徴とする請求項5に記載のプリンタ付撮影装置。
  7. 【請求項7】 撮影される被写界の光学像を電子像信号
    に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像され
    た電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力する
    プリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置において、 脱着可能なカートリッジユニットを固定する固定部と、
    該カートリッジユニットの装着状態を検出する検出手段
    とを有し、該検出手段からの信号に基づいて、プリンタ
    動作と撮像動作とを制御する制御手段を有することを特
    徴とするプリンタ付撮影装置。
  8. 【請求項8】 インクジェット記録方式のプリンタ装置
    を内蔵するカートリッジユニットにおいて、プリンタ付
    撮影装置に装着される脱着式のカートリッジ本体内部
    に、前記プリンタ付撮影装置本体に電力を供給する電源
    電池を配設したことを特徴とするプリンタ付撮影装置に
    用いられるカートリッジユニット。
  9. 【請求項9】 前記電源電池はカートリッジ本体に対し
    て脱着可能に構成されていることを特徴とする請求項8
    記載のカートリッジユニット。
  10. 【請求項10】 前記電源電池はカートリッジ本体内部
    に配設されたロール状の印画用記録紙の軸中心部に配設
    されていることを特徴とする請求項8記載のカートリッ
    ジユニット。
  11. 【請求項11】 撮影される被写界の光学像を電子像信
    号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
    れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
    るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置におい
    て、 該装置本体と着脱可能なカートリッジユニットは、少な
    くとも1色以上のインクタンクと、手差し給紙部とを有
    し、該手差し給紙部の用紙搬送部は、該装置本体の用紙
    搬送部と対向して直線的に配設されていることを特徴と
    するプリンタ付撮影装置。
  12. 【請求項12】 撮影される被写界の光学像を電子像信
    号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
    れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
    るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置に着脱可
    能なカートリッジユニットにおいて、 少なくとも1色以上のインクタンクと、手差し給紙部と
    を有し、該手差し給紙部の用紙搬送部は、該装置本体の
    用紙搬送部と対向して直線的に配設されていることを特
    徴とするカートリッジユニット。
  13. 【請求項13】 撮影される被写界の光学像を電子像信
    号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
    れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
    るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置におい
    て、少なくとも2種類以上のカートリッジユニットの装
    着を識別する識別手段と、該識別手段からの信号に基づ
    いて前記記録用紙の用紙搬送及びプリント動作の制御を
    変更する制御手段とを有することを特徴とするプリンタ
    付撮影装置。
  14. 【請求項14】 インクジェット記録方式のプリンタ装
    置を内蔵するプリンタ付カメラに装着される脱着可能な
    カートリッジユニットにおいて、 インクの廃液溜め手段を前記カートリッジユニットの内
    部に配設することを特徴とするカートリッジユニット。
  15. 【請求項15】 撮影される被写界の光学像を電子像信
    号に変換する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像さ
    れた電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力す
    るプリンタ装置とを有するプリンタ付撮影装置におい
    て、 吸引ポンピング動作によって吸引された廃インクを溜め
    る廃液溜め手段の装着状態を検出する検出手段を有し、
    該検出手段からの信号に基づいて制御する制御手段を有
    することを特徴とするプリンタ付撮影装置。
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