JPH0946562A - プリンター付き撮影装置 - Google Patents
プリンター付き撮影装置Info
- Publication number
- JPH0946562A JPH0946562A JP7190284A JP19028495A JPH0946562A JP H0946562 A JPH0946562 A JP H0946562A JP 7190284 A JP7190284 A JP 7190284A JP 19028495 A JP19028495 A JP 19028495A JP H0946562 A JPH0946562 A JP H0946562A
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- JP
- Japan
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- recording
- printer
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- recorded
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録媒体に何が撮影記録されたかをプリント
出力する。 【構成】 撮影画像を記録するフィルム15にはデータ
書き込み手段14によって固有のナンバリングを記録
し、このナンバリングは情報メモリ部19に記憶し、撮
影画像に相当する画像情報をメモリ部10に記憶してお
く。そして何が撮影記録されたかの情報を求められた時
は、フィルム15に記録した固有のナンバリングを情報
メモリ部19より読み出し、読み出したナンバリングに
対応する画像情報をメモリ部10より読み出しプリンタ
エンジン部6からプリント出力する。
出力する。 【構成】 撮影画像を記録するフィルム15にはデータ
書き込み手段14によって固有のナンバリングを記録
し、このナンバリングは情報メモリ部19に記憶し、撮
影画像に相当する画像情報をメモリ部10に記憶してお
く。そして何が撮影記録されたかの情報を求められた時
は、フィルム15に記録した固有のナンバリングを情報
メモリ部19より読み出し、読み出したナンバリングに
対応する画像情報をメモリ部10より読み出しプリンタ
エンジン部6からプリント出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチルカメラ或はビデ
オカメラと画像プリンターを一体的に構成したプリンタ
ー付き撮影装置の技術分野に属するものである。
オカメラと画像プリンターを一体的に構成したプリンタ
ー付き撮影装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から撮影したその場で写真プリント
を見たいという声があった。これらに対して米国特許3,
709,122 号,3,727,529 号,4,000,500 号,4,249,811
号,4,212,524 号等に開示の装置、そして同じく米国特
許3,707,116 号のフィルムカートリッジ等いわゆるイン
スタントカメラ及びインスタントフィルムによって撮影
後の短い時間でプリントが鑑賞できるシステムが開示さ
れている。
を見たいという声があった。これらに対して米国特許3,
709,122 号,3,727,529 号,4,000,500 号,4,249,811
号,4,212,524 号等に開示の装置、そして同じく米国特
許3,707,116 号のフィルムカートリッジ等いわゆるイン
スタントカメラ及びインスタントフィルムによって撮影
後の短い時間でプリントが鑑賞できるシステムが開示さ
れている。
【0003】しかしながら上記従来例の装置においては
以下の様な問題点を有していた。
以下の様な問題点を有していた。
【0004】(1)撮影された瞬間の画像は、すべてイ
ンスタントフィルム上に記録されているのみであり、銀
塩フィルムなどに代表されるような保存性に優れ、かつ
高画質の記録媒体に残しておくことは出来無い為、特に
複数枚のプリントを得ようとしてもインスタントフィル
ム上に形成された画像をコピーするしかなく、その原画
の保存方法等は銀塩フイルム等に比べて不便である。
ンスタントフィルム上に記録されているのみであり、銀
塩フィルムなどに代表されるような保存性に優れ、かつ
高画質の記録媒体に残しておくことは出来無い為、特に
複数枚のプリントを得ようとしてもインスタントフィル
ム上に形成された画像をコピーするしかなく、その原画
の保存方法等は銀塩フイルム等に比べて不便である。
【0005】(2)すべての撮影シーンがその場でプリ
ントアウトする必要性が高いとは限らない。しかしイン
スタント写真ではその場ではプリントアウトはしないで
後でまとめてプリントアウトするといったことが出来な
い。
ントアウトする必要性が高いとは限らない。しかしイン
スタント写真ではその場ではプリントアウトはしないで
後でまとめてプリントアウトするといったことが出来な
い。
【0006】上記のようなインスタント写真の欠点を補
う方法として固体撮像素子に撮影した画像情報を、銀塩
フィルムに露光する等とほぼ等価なタイミングでメモリ
に取り込んで、これを任意にプリントアウトする様にし
たプリンター付カメラが考えられる。
う方法として固体撮像素子に撮影した画像情報を、銀塩
フィルムに露光する等とほぼ等価なタイミングでメモリ
に取り込んで、これを任意にプリントアウトする様にし
たプリンター付カメラが考えられる。
【0007】こうしたカラーの画像情報をプリントアウ
トするのに用いられるプリンターは一般的に、 (a)溶融型熱転写プリンター (b)昇華型熱転写プリンター (c)インクジェット型プリンター 等が適している。
トするのに用いられるプリンターは一般的に、 (a)溶融型熱転写プリンター (b)昇華型熱転写プリンター (c)インクジェット型プリンター 等が適している。
【0008】この中でもインクジェット型プリンターは
ランニングコストや小型化、省電性、出力スピード等に
優れており、携帯性を必要とするプリンター付カメラと
して大変有効なものである。
ランニングコストや小型化、省電性、出力スピード等に
優れており、携帯性を必要とするプリンター付カメラと
して大変有効なものである。
【0009】これらの一例として米国特許4,074,324
号,特開昭54−136325号公報等に開示の装置に
おいては、固体撮像素子等によって電気的に撮像した情
報をプリントアウトするプリンター付カメラが開示され
ている。
号,特開昭54−136325号公報等に開示の装置に
おいては、固体撮像素子等によって電気的に撮像した情
報をプリントアウトするプリンター付カメラが開示され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、静止画を撮影する装置と紙等の媒体に画像情
報を出力するプリンターを一体的に構成したことによる
操作性の複雑化を防止したり、装置の構成やコスト等使
用者が簡単に意図した撮影及びプリント出力を行うのに
充分な解決方法を与えるものではなかった。
来例では、静止画を撮影する装置と紙等の媒体に画像情
報を出力するプリンターを一体的に構成したことによる
操作性の複雑化を防止したり、装置の構成やコスト等使
用者が簡単に意図した撮影及びプリント出力を行うのに
充分な解決方法を与えるものではなかった。
【0011】ここで撮影装置を用いて記録媒体に記録し
た内容を確認する場合について検討すると、プリンター
装置が一体的に構成されている場合、記録媒体への記録
を行う撮影動作とほぼ同時にプリンター装置を用いて、
その撮影されたシーンを1枚づつプリント出力していけ
ば、その記録媒体に何を記録したかが明確にわかるが、
各撮影ごとにプリント出力するのはプリント出力の為の
時間が必要なことや、出力されたプリントを、そのつど
ファイルしていく必要があったり、記録用紙や記録の為
のインク等の消費が無駄であったり、コストがかかる等
の問題点を持っていた。
た内容を確認する場合について検討すると、プリンター
装置が一体的に構成されている場合、記録媒体への記録
を行う撮影動作とほぼ同時にプリンター装置を用いて、
その撮影されたシーンを1枚づつプリント出力していけ
ば、その記録媒体に何を記録したかが明確にわかるが、
各撮影ごとにプリント出力するのはプリント出力の為の
時間が必要なことや、出力されたプリントを、そのつど
ファイルしていく必要があったり、記録用紙や記録の為
のインク等の消費が無駄であったり、コストがかかる等
の問題点を持っていた。
【0012】ここで米国特許4,714,962 号の装置におい
ては、銀塩カメラと電子静止画を記録するものであっ
て、CCD画像をメモリーに記憶し、フィルム現像前に
銀塩写真の確認をこのメモリの画像によって行う構成で
ある。
ては、銀塩カメラと電子静止画を記録するものであっ
て、CCD画像をメモリーに記憶し、フィルム現像前に
銀塩写真の確認をこのメモリの画像によって行う構成で
ある。
【0013】これによれば、現像前に撮影した各駒の内
容がわかるので、フィルムの現像時に前もって現像やプ
リントのパラメーターの設定や編集等の作業を行うこと
ができる。
容がわかるので、フィルムの現像時に前もって現像やプ
リントのパラメーターの設定や編集等の作業を行うこと
ができる。
【0014】さて撮影装置の記録媒体としては例えば磁
気記憶部を有した銀塩フィルムやビデオテープを考えた
場合、フィルムやビデオテープの交換が容易な為、何本
かの記録媒体を任意に入れ換えて撮影した際に増々記録
媒体の記録された内容の確認が求められる。
気記憶部を有した銀塩フィルムやビデオテープを考えた
場合、フィルムやビデオテープの交換が容易な為、何本
かの記録媒体を任意に入れ換えて撮影した際に増々記録
媒体の記録された内容の確認が求められる。
【0015】しかしこの様な場合、上記の装置では、そ
の場で簡単に、ある記録媒体の撮影内容の確認を一覧で
プリントアウトするといったことができなかった。
の場で簡単に、ある記録媒体の撮影内容の確認を一覧で
プリントアウトするといったことができなかった。
【0016】本発明は、この様な問題点を解消するため
に成されたものであり、交換が簡単に行える撮影装置の
記録媒体に撮影記録された内容を、撮影装置と一体的に
構成可能なプリンター装置を用いて容易な操作によって
最小限の記録用紙を使うだけでプリント出力できるプリ
ンター付き撮影装置を提供することを目的とする。
に成されたものであり、交換が簡単に行える撮影装置の
記録媒体に撮影記録された内容を、撮影装置と一体的に
構成可能なプリンター装置を用いて容易な操作によって
最小限の記録用紙を使うだけでプリント出力できるプリ
ンター付き撮影装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
プリンター付き撮影装置は、撮影し記録媒体に記録する
撮影装置と映像情報を記録用紙に記録するプリンターと
を備えたプリンター付き撮影装置であって、前記撮影装
置の記録媒体に固有のナンバリングを記録し該記録した
ナンバリングを読み出すインデックス記録再生手段と、
前記撮影装置の撮影画像に対応した画像情報を記憶する
プリント用画像メモリ手段と、該プリント用画像メモリ
手段に記憶される画像情報に対応した前記撮影装置の記
録媒体に関する情報を記憶する情報メモリ手段と、前記
各装置及び各手段を制御する制御手段とを備え、前記撮
影装置に記録媒体が装填された状態で、該記録媒体に何
が撮影記録されたかを知るインデックスプリント出力が
求められた時は、該記録媒体の固有のナンバリングを前
記情報メモリ手段より読みだし、該読み出したナンバリ
ングに対応する画像情報を前記プリント用画像メモリ手
段より読み出し前記プリンターによってプリント出力す
ることを特徴とするプリンター付き撮影装置。
プリンター付き撮影装置は、撮影し記録媒体に記録する
撮影装置と映像情報を記録用紙に記録するプリンターと
を備えたプリンター付き撮影装置であって、前記撮影装
置の記録媒体に固有のナンバリングを記録し該記録した
ナンバリングを読み出すインデックス記録再生手段と、
前記撮影装置の撮影画像に対応した画像情報を記憶する
プリント用画像メモリ手段と、該プリント用画像メモリ
手段に記憶される画像情報に対応した前記撮影装置の記
録媒体に関する情報を記憶する情報メモリ手段と、前記
各装置及び各手段を制御する制御手段とを備え、前記撮
影装置に記録媒体が装填された状態で、該記録媒体に何
が撮影記録されたかを知るインデックスプリント出力が
求められた時は、該記録媒体の固有のナンバリングを前
記情報メモリ手段より読みだし、該読み出したナンバリ
ングに対応する画像情報を前記プリント用画像メモリ手
段より読み出し前記プリンターによってプリント出力す
ることを特徴とするプリンター付き撮影装置。
【0018】そして、前記撮影装置は銀塩フィルムに記
録するスチリカメラで構成し、前記プリント用画像メモ
リ手段は前記撮影装置の撮影画像に対応した画像情報を
入力する画像入力手段と記憶手段を有することを特徴と
する前記のプリンター付き撮影装置。
録するスチリカメラで構成し、前記プリント用画像メモ
リ手段は前記撮影装置の撮影画像に対応した画像情報を
入力する画像入力手段と記憶手段を有することを特徴と
する前記のプリンター付き撮影装置。
【0019】或は、前記撮影装置は動画を撮影記録する
ビデオカメラで構成し、前記プリント用画像メモリ手段
は前記撮影装置の撮影開始時の撮影記録画像情報を入力
する画像入力手段を有することを特徴とする前記のプリ
ンター付き撮影装置。
ビデオカメラで構成し、前記プリント用画像メモリ手段
は前記撮影装置の撮影開始時の撮影記録画像情報を入力
する画像入力手段を有することを特徴とする前記のプリ
ンター付き撮影装置。
【0020】或は、前記プリンターは、インクジェット
記録装置であることを特徴とする前記のプリンター付き
撮影装置。
記録装置であることを特徴とする前記のプリンター付き
撮影装置。
【0021】の構成によって、前記の目的を達成しよう
とするものである。
とするものである。
【0022】上記の構成により撮影済と未撮影部分のあ
る銀塩フィルムや、ビデオテープ,ICカード等の記録
媒体を装置に装填した時、インデックスプリント出力の
指示を行うと、装填された記録媒体に記録されている画
像情報をインデックスプリントとして出力することがで
きる。
る銀塩フィルムや、ビデオテープ,ICカード等の記録
媒体を装置に装填した時、インデックスプリント出力の
指示を行うと、装填された記録媒体に記録されている画
像情報をインデックスプリントとして出力することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】撮影画像を記録する記録媒体には
インデックス記録再生手段によって固有のナンバリング
を記録し、このナンバリングは情報メモリ手段に記憶
し、撮影画像に相当する画像情報をプリント用画像メモ
リ手段に記憶しておく。
インデックス記録再生手段によって固有のナンバリング
を記録し、このナンバリングは情報メモリ手段に記憶
し、撮影画像に相当する画像情報をプリント用画像メモ
リ手段に記憶しておく。
【0024】そして何が撮影記録されたかのインデック
ス情報を求められた時は、記録媒体に記録した固有のナ
ンバリングを情報メモリ手段より読みだし、読み出した
ナンバリリングに対応する画像情報をプリント用画像メ
モリ手段より読み出し、装置が備えたプリンターにより
プリント出力する。
ス情報を求められた時は、記録媒体に記録した固有のナ
ンバリングを情報メモリ手段より読みだし、読み出した
ナンバリリングに対応する画像情報をプリント用画像メ
モリ手段より読み出し、装置が備えたプリンターにより
プリント出力する。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0026】(第1の実施例)図1ないし図7を参照し
て本発明の第1の実施例について説明する。
て本発明の第1の実施例について説明する。
【0027】図1は第1の実施例であるプリンター付き
撮影装置の主たる構成を示したブロック図であり、図2
及び図3は動作の流れを示すフローチャートである。
撮影装置の主たる構成を示したブロック図であり、図2
及び図3は動作の流れを示すフローチャートである。
【0028】本実施例はプリンターエンジン部にインク
ジェット記録方式の記録装置を採用し、スチルカメラ部
に銀塩フィルムを用いた撮影装置を採用している。これ
らを備えた本実施例を動作の手順に従って説明する。
ジェット記録方式の記録装置を採用し、スチルカメラ部
に銀塩フィルムを用いた撮影装置を採用している。これ
らを備えた本実施例を動作の手順に従って説明する。
【0029】撮影者が電源を入力する(図2のステップ
S1)と、図1に示す制御手段1は本装置が前回使われ
て、電源がオフされてから3日以上(72時間以上)経
過しているか否かを判断する(S2)。もし3日以上経
過している場合には、制御手段1はプリンター部の制御
を受け持つプリンタ制御部4に回復ポンピングの指示を
出してプリンタエンジン部6を駆動する(S3)。
S1)と、図1に示す制御手段1は本装置が前回使われ
て、電源がオフされてから3日以上(72時間以上)経
過しているか否かを判断する(S2)。もし3日以上経
過している場合には、制御手段1はプリンター部の制御
を受け持つプリンタ制御部4に回復ポンピングの指示を
出してプリンタエンジン部6を駆動する(S3)。
【0030】ここで回復ポンピングは、後記するインク
ジェット記録方式の記録装置において記録をより有効に
するものであって、用紙への記録を行う事前に記録ヘッ
ドを吸引ポンプ等の手段によってクリーニングするもの
である。このクリーニングの目安として、本実施例にお
いては3日間以上の未使用期間があった場合に電源入力
時にこれを行うものとした。
ジェット記録方式の記録装置において記録をより有効に
するものであって、用紙への記録を行う事前に記録ヘッ
ドを吸引ポンプ等の手段によってクリーニングするもの
である。このクリーニングの目安として、本実施例にお
いては3日間以上の未使用期間があった場合に電源入力
時にこれを行うものとした。
【0031】さて撮影者は本装置にフィルム15を装填
すると(S4)、まずフィルム15に備わった磁気記憶
部に固有のナンバリング符号が既に書き込まれているか
否かをデータ読み出し手段13を用いて読み出して判別
手段3によって判別する(S5)。ここでもし個有のナ
ンバリングが書き込まれていない場合はデータ書き込み
手段14を用いて書き込みを行い(S6)、S8に進
む。
すると(S4)、まずフィルム15に備わった磁気記憶
部に固有のナンバリング符号が既に書き込まれているか
否かをデータ読み出し手段13を用いて読み出して判別
手段3によって判別する(S5)。ここでもし個有のナ
ンバリングが書き込まれていない場合はデータ書き込み
手段14を用いて書き込みを行い(S6)、S8に進
む。
【0032】この際、特に指定のない場合には制御手段
1が任意の番号を発生させて記録するが、撮影者がデー
タ入力手段12を用いて所望するナンバリングを行うこ
とも可能である。ただし既に使用済のナンバリングが指
定された時には制御手段1は警告表示を行う。
1が任意の番号を発生させて記録するが、撮影者がデー
タ入力手段12を用いて所望するナンバリングを行うこ
とも可能である。ただし既に使用済のナンバリングが指
定された時には制御手段1は警告表示を行う。
【0033】フィルム15にナンバリング符号がついて
いる場合には、データ読み出し手段13によってこれを
読み出して(S7)。制御手段1のメモリに保存する
(S8)。
いる場合には、データ読み出し手段13によってこれを
読み出して(S7)。制御手段1のメモリに保存する
(S8)。
【0034】さて撮影者は撮影に際してシャッターボタ
ン(図6の16)を第1ストロークまで押し込むと、不
図示の接点が導通しsw1信号7が発生する(S9)。
これによって制御手段1はカメラ制御部2を介してカメ
ラ部を駆動し、露出制御値の決定や測距情報の決定、ス
トロボ発光の有無等露出動作に必要な諸条件の決定を行
う(S10)。
ン(図6の16)を第1ストロークまで押し込むと、不
図示の接点が導通しsw1信号7が発生する(S9)。
これによって制御手段1はカメラ制御部2を介してカメ
ラ部を駆動し、露出制御値の決定や測距情報の決定、ス
トロボ発光の有無等露出動作に必要な諸条件の決定を行
う(S10)。
【0035】これと同時に制御手段1は、撮像部5を駆
動し、撮像部5の固体撮像素子(図7の1040)に入
力する光量を適正に保つ様に絞りユニット(図7の10
39)を制御し、プリントアウトする為の画像情報の撮
像条件を決定する(S11)。
動し、撮像部5の固体撮像素子(図7の1040)に入
力する光量を適正に保つ様に絞りユニット(図7の10
39)を制御し、プリントアウトする為の画像情報の撮
像条件を決定する(S11)。
【0036】次に撮影者が実際に撮影を実行する為に、
更にシャッターボタン(図6の16)を押し込むと、不
図示の接点が導通し、sw2信号8が発生する(S1
2)。これによって制御手段1はカメラ制御部2を介し
てカメラ部を駆動して焦点合わせの為のレンズ駆動やシ
ャッターの速度制御、絞りの開口量制御、また必要であ
ればストロボの発光等の一連の露光動作を行なう(S1
3)。
更にシャッターボタン(図6の16)を押し込むと、不
図示の接点が導通し、sw2信号8が発生する(S1
2)。これによって制御手段1はカメラ制御部2を介し
てカメラ部を駆動して焦点合わせの為のレンズ駆動やシ
ャッターの速度制御、絞りの開口量制御、また必要であ
ればストロボの発光等の一連の露光動作を行なう(S1
3)。
【0037】これと同時に制御手段1は、撮像部5を駆
動し、固体撮像素子(図7の1040)に入力している
画像情報をこのsw2信号8のタイミングでメモリ部1
0に取り込む(S14)。これと同時に制御手段1は画
像情報に対応したフィルム15のナンバリング番号とフ
ィルム駒番号を情報メモリ部19に記録する。この後、
撮影者がシャッタホダン12を離すと、フイルム15の
巻き上げ(S15)を開始する。
動し、固体撮像素子(図7の1040)に入力している
画像情報をこのsw2信号8のタイミングでメモリ部1
0に取り込む(S14)。これと同時に制御手段1は画
像情報に対応したフィルム15のナンバリング番号とフ
ィルム駒番号を情報メモリ部19に記録する。この後、
撮影者がシャッタホダン12を離すと、フイルム15の
巻き上げ(S15)を開始する。
【0038】撮影者がプリントアウトしない場合は1駒
分の給送を行ない、これで一連の動作を終了する。一方
プリントアウトを行なう場合、本実施例においては2種
類のプリントアウトを選択できる様に構成されている。
分の給送を行ない、これで一連の動作を終了する。一方
プリントアウトを行なう場合、本実施例においては2種
類のプリントアウトを選択できる様に構成されている。
【0039】1つは装置に装填されているフィルム15
に撮影された撮影済の駒に何が記録されているかを一覧
にしてプリントアウトすることで確認するためのインデ
ックスプリントである。もう一つはシャッターボタン1
6を押して今撮影したそのシーンをプリントアウトする
即時プリントアウトである。
に撮影された撮影済の駒に何が記録されているかを一覧
にしてプリントアウトすることで確認するためのインデ
ックスプリントである。もう一つはシャッターボタン1
6を押して今撮影したそのシーンをプリントアウトする
即時プリントアウトである。
【0040】インデックスプリントボタン(図6の1
7)もしくは即時プリントボタン(図6の18)が押さ
れると、制御手段1にはインデックスプリント信号IN
X11もしくは即時プリント信号PR9が発生する(S
16)。
7)もしくは即時プリントボタン(図6の18)が押さ
れると、制御手段1にはインデックスプリント信号IN
X11もしくは即時プリント信号PR9が発生する(S
16)。
【0041】これを受けて、制御手段1はプリンタ制御
部4を介してプリンタエンジン部6を駆動し、記録ヘッ
ド(図6の400)のホームポジション位置で、プリン
ト動作をより有効にする為にまず予備吐出を行ない記録
ヘッド400の目づまりを解消したり蒸発しているノズ
ルの回復等を行なう(S17)。
部4を介してプリンタエンジン部6を駆動し、記録ヘッ
ド(図6の400)のホームポジション位置で、プリン
ト動作をより有効にする為にまず予備吐出を行ない記録
ヘッド400の目づまりを解消したり蒸発しているノズ
ルの回復等を行なう(S17)。
【0042】次に制御手段1はインデックスプリントア
ウトが選択された場合には、情報メモリ部19の情報を
読み出して現在装填されているフィルム15のナンバリ
ング番号と同一のナンバリング番号の画像情報をメモリ
部10から撮影駒番号の順に読み出す(S18,S1
9)。
ウトが選択された場合には、情報メモリ部19の情報を
読み出して現在装填されているフィルム15のナンバリ
ング番号と同一のナンバリング番号の画像情報をメモリ
部10から撮影駒番号の順に読み出す(S18,S1
9)。
【0043】これを受けてプリンタ制御部4はプリンタ
ー用紙(図7の1024a)の幅方向に複数の駒の画像
を並べて出力する様に画像処理を行なった上でプリンタ
エンジン部6から出力する(S21)。
ー用紙(図7の1024a)の幅方向に複数の駒の画像
を並べて出力する様に画像処理を行なった上でプリンタ
エンジン部6から出力する(S21)。
【0044】フィルム15の露光撮影済駒分の画像情報
をすべてプリント出力すると、プリンタ制御部4はプリ
ンター用紙(図7の1024a)をロール状に巻かれた
プリンター用紙(図7の1024)から切り離しされる
位置まで自動的に送紙する(S22)。撮影者はこのプ
リンタ用紙1024aを切り離すことで、装填したフィ
ルム15の撮影した内容を即座に確認できる。
をすべてプリント出力すると、プリンタ制御部4はプリ
ンター用紙(図7の1024a)をロール状に巻かれた
プリンター用紙(図7の1024)から切り離しされる
位置まで自動的に送紙する(S22)。撮影者はこのプ
リンタ用紙1024aを切り離すことで、装填したフィ
ルム15の撮影した内容を即座に確認できる。
【0045】なお、S18でインデックスプリントアウ
トが選択されていないときは、S20で撮影最終画像を
読み出し、S21でプリントし、S22に進み、直前に
撮影された画像のプリントを出力する。
トが選択されていないときは、S20で撮影最終画像を
読み出し、S21でプリントし、S22に進み、直前に
撮影された画像のプリントを出力する。
【0046】図4は、情報メモリ部19にメモリされて
いる内容と、撮影されたタイミングで取り込まれたメモ
リ部10の画像情報及びプリント出力されたプリント用
紙を模式状に示した説明図である。
いる内容と、撮影されたタイミングで取り込まれたメモ
リ部10の画像情報及びプリント出力されたプリント用
紙を模式状に示した説明図である。
【0047】例えば、現在装置に装填されているフィル
ムが、フィルムのナンバリング番号が001とする。今
インデックスプリントボタン17を押すと、制御手段1
は情報メモリ部19のフイルムナンバリングNoをチェ
ックして001ののナンバリング番号であるメモリ部1
0の画像をフィルム駒順に読み出す。
ムが、フィルムのナンバリング番号が001とする。今
インデックスプリントボタン17を押すと、制御手段1
は情報メモリ部19のフイルムナンバリングNoをチェ
ックして001ののナンバリング番号であるメモリ部1
0の画像をフィルム駒順に読み出す。
【0048】この図4に示す例では、メモリ部10の画
像情報のNo.1,No.2,No.5,No.6,N
o.9が該当する。これをプリンタ制御部4でプリント
用紙1024aの幅方向に2駒づつ入る大きさで連続し
て出力することでインデックスプリントが得られる。
像情報のNo.1,No.2,No.5,No.6,N
o.9が該当する。これをプリンタ制御部4でプリント
用紙1024aの幅方向に2駒づつ入る大きさで連続し
て出力することでインデックスプリントが得られる。
【0049】図5は、本実施例において用いられるフィ
ルム15について示した説明図である。
ルム15について示した説明図である。
【0050】図5において撮影駒部分の1,2,3……
36はそれぞれ撮影の駒数であり、100はフィルム1
5を収納するパトローネであり、101はフィルム給送
による1駒分の割り出しを行なう為のパーフォレーショ
ンである。
36はそれぞれ撮影の駒数であり、100はフィルム1
5を収納するパトローネであり、101はフィルム給送
による1駒分の割り出しを行なう為のパーフォレーショ
ンである。
【0051】102は磁気記憶部であって、本実施例の
個有のナンバリング番号は撮影駒の前にある磁気記憶部
103に記録される。
個有のナンバリング番号は撮影駒の前にある磁気記憶部
103に記録される。
【0052】図6は、本発明の第1の実施例であるプリ
ンター付きカメラが備えるインクジェット記録装置部I
JRAの概要を示す説明図である。
ンター付きカメラが備えるインクジェット記録装置部I
JRAの概要を示す説明図である。
【0053】ここでキャリッジHCは駆動モーター10
13の正転逆転に連動した駆動力伝達ギア1011,1
009を介して回転するリードスクリュー1004の螺
旋溝1005に対して係合するピン(不図示)を有し、
矢印a,b方向に往復移動される。キャリッジHCには
イングジェットヘッドカートリッジ400が装着され
る。
13の正転逆転に連動した駆動力伝達ギア1011,1
009を介して回転するリードスクリュー1004の螺
旋溝1005に対して係合するピン(不図示)を有し、
矢印a,b方向に往復移動される。キャリッジHCには
イングジェットヘッドカートリッジ400が装着され
る。
【0054】1002は紙押え板であり、キャリッジH
Cの移動方向にわたって紙をプラテン1000に対して
押圧する。1007,1008はフォトカプラーであり
キャリッジHCのレバー1006のこの域での存在を確
認してモーター1013の回転方向切り替え等をおこな
うためのホームポジション検知手段である。
Cの移動方向にわたって紙をプラテン1000に対して
押圧する。1007,1008はフォトカプラーであり
キャリッジHCのレバー1006のこの域での存在を確
認してモーター1013の回転方向切り替え等をおこな
うためのホームポジション検知手段である。
【0055】1016は記録ヘッドの前面をキャップす
るキャップ部材1022を支持する部材、1015はこ
のキャップ内を吸引する吸引手段であり、キャップ内開
口1023を介して記録ヘッドの吸引回復を行なう。
るキャップ部材1022を支持する部材、1015はこ
のキャップ内を吸引する吸引手段であり、キャップ内開
口1023を介して記録ヘッドの吸引回復を行なう。
【0056】1017はクリーニングプレード、101
9はこのブレード1017を前後方向に移動可能にする
部材であり、本体支技板1018に、これらは支持され
ている。ブレード1017は図示の形態でなく周知のク
リーニングブレードが本実施例に使用できることはいう
までもない。
9はこのブレード1017を前後方向に移動可能にする
部材であり、本体支技板1018に、これらは支持され
ている。ブレード1017は図示の形態でなく周知のク
リーニングブレードが本実施例に使用できることはいう
までもない。
【0057】1021は、吸引回復の吸引を開始するた
めのレバーであり、キャリッジと係合するカム1020
の移動に伴って移動し、駆動モーター1013からの駆
動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動制御
される。
めのレバーであり、キャリッジと係合するカム1020
の移動に伴って移動し、駆動モーター1013からの駆
動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動制御
される。
【0058】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復はキャリッジHCがホームポジション側領域に位
置づけられたときにリードスクリュー1005の作用に
よってそれらの対応位置で所望の処理が行なえるように
構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を行
なうようにすれば、本実施例にはいずれも適用できる。
引回復はキャリッジHCがホームポジション側領域に位
置づけられたときにリードスクリュー1005の作用に
よってそれらの対応位置で所望の処理が行なえるように
構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を行
なうようにすれば、本実施例にはいずれも適用できる。
【0059】本実施例は、特にインクジェット記録方式
の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネ
ルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気熱変
換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによりイン
クの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるからで
ある。
の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネ
ルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気熱変
換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによりイン
クの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるからで
ある。
【0060】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は特にオンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応している沸騰を越える急速な温度上昇を与える少
なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気
熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱
作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に
一対一対応した液体(インク)内の気泡を形成出来るの
で有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口
を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つ
の滴を形成する。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は特にオンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応している沸騰を越える急速な温度上昇を与える少
なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気
熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱
作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に
一対一対応した液体(インク)内の気泡を形成出来るの
で有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口
を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つ
の滴を形成する。
【0061】この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0062】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書,同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、更に優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書,同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、更に優れた記録を行うことができる。
【0063】記録ヘッドの構成としては、上記の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も実施例に適合で
きる。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も実施例に適合で
きる。
【0064】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や、熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や、熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。
【0065】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上記した明細書に開始されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された一個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、これらの構成をとることで
本実施例を一層有効に構成することができる。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上記した明細書に開始されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された一個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、これらの構成をとることで
本実施例を一層有効に構成することができる。
【0066】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0067】また、本実施例の記録装置部の構成として
設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段,予備的な
補助手段等を付加することは、本実施例の効果を一層安
定できるので、好ましいものである。
設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段,予備的な
補助手段等を付加することは、本実施例の効果を一層安
定できるので、好ましいものである。
【0068】これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段,クリーニング手段,加圧或
は吸引手段,電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段,記録とは別
の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録
を行うために有効である。
対してのキャッピング手段,クリーニング手段,加圧或
は吸引手段,電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段,記録とは別
の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録
を行うために有効である。
【0069】更に記録装置部の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけでなく、記録ヘッドを
一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでもよ
いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置であることが極めて
有効になる。
等の主流色のみの記録モードだけでなく、記録ヘッドを
一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでもよ
いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置であることが極めて
有効になる。
【0070】図7は、本実施例の中央断面の模式図であ
る。
る。
【0071】本実施例におけるスチルカメラ部は、撮影
光学系と別に被写体を視認するファインダーを有するい
わゆる2眼レフ式カメラをプリンター部の上部に配置
し、スチルカメラ部とプリンター部の間にプリンター画
像形成用の固体撮像素子を用いた第2の撮像光学系を配
置した構成である。
光学系と別に被写体を視認するファインダーを有するい
わゆる2眼レフ式カメラをプリンター部の上部に配置
し、スチルカメラ部とプリンター部の間にプリンター画
像形成用の固体撮像素子を用いた第2の撮像光学系を配
置した構成である。
【0072】スチルカメラ部は、沈胴型の2段式の鏡筒
1029及び1030に各々撮影光学系のレンズユニッ
ト1028a及び1028bが配置されている。103
1は撮影光束を制御すると共に露光量の制御に兼用する
シャッターユニットであり、鏡筒1029に配置されて
いる。1032は鏡筒1030を回動させるヘリコイド
部材であり、鏡筒1030のカム凸部1030aと係合
している。このヘリコイド部材1032は不図示のヘリ
コイド駆動モーターによって駆動される。上記した撮影
光学系1028a及び1028b、ならびにシャッター
ユニット1031を通った光束はフィルム1033上に
結像する。
1029及び1030に各々撮影光学系のレンズユニッ
ト1028a及び1028bが配置されている。103
1は撮影光束を制御すると共に露光量の制御に兼用する
シャッターユニットであり、鏡筒1029に配置されて
いる。1032は鏡筒1030を回動させるヘリコイド
部材であり、鏡筒1030のカム凸部1030aと係合
している。このヘリコイド部材1032は不図示のヘリ
コイド駆動モーターによって駆動される。上記した撮影
光学系1028a及び1028b、ならびにシャッター
ユニット1031を通った光束はフィルム1033上に
結像する。
【0073】フィルム1033は、その平面性を保つ為
に圧板バネ1035によって付勢された圧板1034に
押圧されて、光学的な位置関係を保っている。1036
はスチルカメラ部の背蓋であり、フィルム1033の交
換等の際に開閉される。
に圧板バネ1035によって付勢された圧板1034に
押圧されて、光学的な位置関係を保っている。1036
はスチルカメラ部の背蓋であり、フィルム1033の交
換等の際に開閉される。
【0074】1037a,1037b,1037c,1
037d,1037eはファインダーを構成する光学系
のレンズである。これらのうち1037b,1037
c,1037dは撮影光学系の画角調整(ズーム操作)
に伴って移動し、撮影光学系の画角と略同じ画角を確認
することができる。
037d,1037eはファインダーを構成する光学系
のレンズである。これらのうち1037b,1037
c,1037dは撮影光学系の画角調整(ズーム操作)
に伴って移動し、撮影光学系の画角と略同じ画角を確認
することができる。
【0075】1038a及び1038bはプリンター部
に画像情報を送出する為の画像形成用撮像光学系のレン
ズユニットである。
に画像情報を送出する為の画像形成用撮像光学系のレン
ズユニットである。
【0076】1039は絞りユニットであり、固体撮像
素子(CCD)1040の露出量をフィードバック制御
によって適正に保つ様に駆動される。
素子(CCD)1040の露出量をフィードバック制御
によって適正に保つ様に駆動される。
【0077】これらのレンズユニト1038a及び10
38bもスチルカメラ部の撮影光学系の画角調整(ズー
ム操作)に伴って移動し、撮影光学系の画角と略同一の
画角を撮像することができる。
38bもスチルカメラ部の撮影光学系の画角調整(ズー
ム操作)に伴って移動し、撮影光学系の画角と略同一の
画角を撮像することができる。
【0078】プリンター画像形成用の固体撮像素子10
40からの画像信号は信号処理基板1026で処理され
る。信号処理が行なわれてプリンターの制御信号が生成
されると、その信号はプリンタ制御基板1027へ送出
され、プリンター部のインクジェットヘッドカートリッ
ジ(図8の400)の位置制御信号等の情報と合わせて
印刷動作に必要な駆動モーター等に供給される。
40からの画像信号は信号処理基板1026で処理され
る。信号処理が行なわれてプリンターの制御信号が生成
されると、その信号はプリンタ制御基板1027へ送出
され、プリンター部のインクジェットヘッドカートリッ
ジ(図8の400)の位置制御信号等の情報と合わせて
印刷動作に必要な駆動モーター等に供給される。
【0079】プリント動作は、不図示のプリント開始ボ
タンによって開始されロール状に巻かれたプリンター用
紙1024からプラテン1000を介してプリンタ用紙
1024aが引き出され印刷される。
タンによって開始されロール状に巻かれたプリンター用
紙1024からプラテン1000を介してプリンタ用紙
1024aが引き出され印刷される。
【0080】1041は外装のカバーで形成された紙カ
ッター部であり、印刷後のプリント部を手で切り離す際
に用いられる。1025はプリンター部及びカメラ部を
駆動する為の電源電池であり、スチルカメラ部と共通に
電力を供給する。
ッター部であり、印刷後のプリント部を手で切り離す際
に用いられる。1025はプリンター部及びカメラ部を
駆動する為の電源電池であり、スチルカメラ部と共通に
電力を供給する。
【0081】以上説明したように、本実施例は、スチル
カメラ部のフィルム1033への撮影記録に対応してC
CD1040に画像信号が発生し、プリンタ制御基板1
027に送られるので、インデックスプリントが随時実
施可能である。 (第2の実施例)図8ないし図14を参照して本発明の
第2の実施例を説明する。なお第1の実施例と同じ動作
を行なう個所については同一の符号を付け説明は省略す
る。
カメラ部のフィルム1033への撮影記録に対応してC
CD1040に画像信号が発生し、プリンタ制御基板1
027に送られるので、インデックスプリントが随時実
施可能である。 (第2の実施例)図8ないし図14を参照して本発明の
第2の実施例を説明する。なお第1の実施例と同じ動作
を行なう個所については同一の符号を付け説明は省略す
る。
【0082】本第2の実施例の装置は、プリンターエン
ジン部にインクジェット記録装置を採用し、撮影装置は
動画像をビデオテープに記録するビデオカメラを採用
し、一体的に構成したものである。
ジン部にインクジェット記録装置を採用し、撮影装置は
動画像をビデオテープに記録するビデオカメラを採用
し、一体的に構成したものである。
【0083】この実施例装置によれば、ビデオ録画中に
任意なタイミングの画像をその場でプリントアウトする
ことができる。
任意なタイミングの画像をその場でプリントアウトする
ことができる。
【0084】図8は、第2の実施例の装置の斜視図であ
り、ビデオカメラ部の左側面部分にプリンター装置を有
している。この装置が備えるプリンター装置は前記第1
の実施例と同じであり説明は省略する。
り、ビデオカメラ部の左側面部分にプリンター装置を有
している。この装置が備えるプリンター装置は前記第1
の実施例と同じであり説明は省略する。
【0085】2001はビデオカメラ部の録画をスター
ト/ストップするトリガーボタンである。2002はビ
デオカメラ部の撮影光学系をズームする為のズームボタ
ンである。2003は電子ビューファインダーである。
2004から2008のボタンはビデオテープの巻上げ
や巻戻し、再生等を行なう操作ボタンであり、2004
は早送り、2005は再生、2006はビデオテープの
停止、2007は逆再生、2008は巻戻しとなってい
る。
ト/ストップするトリガーボタンである。2002はビ
デオカメラ部の撮影光学系をズームする為のズームボタ
ンである。2003は電子ビューファインダーである。
2004から2008のボタンはビデオテープの巻上げ
や巻戻し、再生等を行なう操作ボタンであり、2004
は早送り、2005は再生、2006はビデオテープの
停止、2007は逆再生、2008は巻戻しとなってい
る。
【0086】2009はプリントボタンであり、撮影中
に静止画をプリントアウトしたい時に押すことで、この
タイミングでプリント用画像の取り込み及びプリント動
作を行なうことができる。2010は装填されているビ
デオテープに撮影記録したシーンの概略を簡単にプリン
トアウトによって見ることができるインデックスプリン
トを出力する為のインデックスプリントボタンである。
に静止画をプリントアウトしたい時に押すことで、この
タイミングでプリント用画像の取り込み及びプリント動
作を行なうことができる。2010は装填されているビ
デオテープに撮影記録したシーンの概略を簡単にプリン
トアウトによって見ることができるインデックスプリン
トを出力する為のインデックスプリントボタンである。
【0087】ここで、最初に本第2の実施例の装置の電
源オンから一般的なビデオ撮影、そして任意のタイミン
グでのプリントアウト動作という一連の動作を図9ない
し図11を参照して説明する。
源オンから一般的なビデオ撮影、そして任意のタイミン
グでのプリントアウト動作という一連の動作を図9ない
し図11を参照して説明する。
【0088】装置のメインスイッチをオンして電源を入
れると、制御手段201が前回使われてから3日以上経
過したかどうかを判断して必要であれば回復ポンピング
を行なうのは第1の実施例と同様である(S31,S3
2,S33)。
れると、制御手段201が前回使われてから3日以上経
過したかどうかを判断して必要であれば回復ポンピング
を行なうのは第1の実施例と同様である(S31,S3
2,S33)。
【0089】撮影者がビデオテープ(図9の215)を
装置に装填すると、ビデオテープ215に個有のナンバ
リングが記録されているか否かをデータ読み出し手段2
13を用いて判別手段203によって判断し(S34,
S35)、ナンバリング番号があれば情報メモリ部21
9へメモリする(S37,S38)。また未記録の場合
には制御手段の定めた所定のナンバリング番号かもしく
は撮影者の任意の設定番号を記録する(S36,S3
8)。
装置に装填すると、ビデオテープ215に個有のナンバ
リングが記録されているか否かをデータ読み出し手段2
13を用いて判別手段203によって判断し(S34,
S35)、ナンバリング番号があれば情報メモリ部21
9へメモリする(S37,S38)。また未記録の場合
には制御手段の定めた所定のナンバリング番号かもしく
は撮影者の任意の設定番号を記録する(S36,S3
8)。
【0090】このナンバリング書き込み及び読み出しに
ついて詳しく説明する。
ついて詳しく説明する。
【0091】図12は本実施例のビデオカメラ部のデー
タ記録のフォーマットを模式的に示した説明図である。
タ記録のフォーマットを模式的に示した説明図である。
【0092】データエリアDAはビデオ信号の1.5水
平走査期間(H)分に相当する。この1.5H分のエリ
アは、1.26H分のインデックス部と、0.24H分
のデータ部に分けられる。このインデックス部に頭出し
用信号,データ部にデータ信号が記録される。
平走査期間(H)分に相当する。この1.5H分のエリ
アは、1.26H分のインデックス部と、0.24H分
のデータ部に分けられる。このインデックス部に頭出し
用信号,データ部にデータ信号が記録される。
【0093】データ部は図12に示すように5つのワー
ドWD0〜WD4、スタート識別データS、エンド識別
データE及び誤り訂正用のCRCCが記録される。各ワ
ードWD0〜WD4はそれぞれ8ビットからなり各ワー
ドの内容は図12下の表の通りになっている。
ドWD0〜WD4、スタート識別データS、エンド識別
データE及び誤り訂正用のCRCCが記録される。各ワ
ードWD0〜WD4はそれぞれ8ビットからなり各ワー
ドの内容は図12下の表の通りになっている。
【0094】同表のaは日付モードであり撮影年月日と
曜日、bは時刻モードであり撮影時分秒とフレームN
o、cは経時モードでありテープ始端からの時分秒とフ
レームNOである。dは前記した個有のナンバリング符
号であり、ビデオテープ215のナンバリング符号をデ
ータ読み出し手段213によって読み出し、その情報を
情報メモリ部219に保存する。もしもナンバリング符
号が書かれていない場合には、この部分にデータ書き込
み手段214を用いて書き込みを行なう。
曜日、bは時刻モードであり撮影時分秒とフレームN
o、cは経時モードでありテープ始端からの時分秒とフ
レームNOである。dは前記した個有のナンバリング符
号であり、ビデオテープ215のナンバリング符号をデ
ータ読み出し手段213によって読み出し、その情報を
情報メモリ部219に保存する。もしもナンバリング符
号が書かれていない場合には、この部分にデータ書き込
み手段214を用いて書き込みを行なう。
【0095】さて撮影者がビデオ記録を開始する為にト
リガーボタン2001を押すと(S39)、トリガー信
号TRG207が発生し、制御手段201は撮像部20
5によって撮像される最初の画像情報の1フィールド分
をメモリ部210へ取り込む(S40)。そして同時に
制御手段201は情報メモリ部219にこの画像情報に
対応したビデオテープのナンバリング符号とフレームN
Oを記憶する。
リガーボタン2001を押すと(S39)、トリガー信
号TRG207が発生し、制御手段201は撮像部20
5によって撮像される最初の画像情報の1フィールド分
をメモリ部210へ取り込む(S40)。そして同時に
制御手段201は情報メモリ部219にこの画像情報に
対応したビデオテープのナンバリング符号とフレームN
Oを記憶する。
【0096】次に実際のビデオテープ215への記録動
作を行なう(S41)。ビデオテープ215への記録中
にプリントボタン2009が押されると、制御手段20
1にプリント信号PR209が発生する(S42)。
作を行なう(S41)。ビデオテープ215への記録中
にプリントボタン2009が押されると、制御手段20
1にプリント信号PR209が発生する(S42)。
【0097】プリント信号PR209の入力を受けて、
制御手段201は記録動作中の撮像部205から1フィ
ールド分の画像情報をメモリ部210へメモリする(図
11のS44)。
制御手段201は記録動作中の撮像部205から1フィ
ールド分の画像情報をメモリ部210へメモリする(図
11のS44)。
【0098】次に制御手段201は、プリンタ制御部2
04を介してプリンタエンジン部206を駆動し、記録
ヘッド(図8の400)のホームポジション位置でプリ
ント動作をより有効にする為にまず予備吐出を行ない
(S45)、先ほどメモリした画像情報をプリントアウ
トする(S46)。このプリントアウト動作が終了する
と、プリンター用紙1024aをロール状に巻かれたプ
リンタ用紙1024から切り離される位置まで自動的に
送紙する(S47)。この後トリガーボタン2001を
もう一度押すとトリガー信号TRG207がもう一度発
生し、ビデオテープへの記録を停止する。
04を介してプリンタエンジン部206を駆動し、記録
ヘッド(図8の400)のホームポジション位置でプリ
ント動作をより有効にする為にまず予備吐出を行ない
(S45)、先ほどメモリした画像情報をプリントアウ
トする(S46)。このプリントアウト動作が終了する
と、プリンター用紙1024aをロール状に巻かれたプ
リンタ用紙1024から切り離される位置まで自動的に
送紙する(S47)。この後トリガーボタン2001を
もう一度押すとトリガー信号TRG207がもう一度発
生し、ビデオテープへの記録を停止する。
【0099】このようにして記録動作を続けると、メモ
リ部210にはトリガーボタン2001を押してビデオ
記録を開始した時の画像情報とプリント出力を行なった
時の画像情報が順次ファイルされていく。これはビデオ
テープを変えても同じ様に動作する。
リ部210にはトリガーボタン2001を押してビデオ
記録を開始した時の画像情報とプリント出力を行なった
時の画像情報が順次ファイルされていく。これはビデオ
テープを変えても同じ様に動作する。
【0100】こうしてメモリされた状態の1例を示した
のが図13であり、情報メモリ部219と画像用のメモ
リ部210の内容を示している。
のが図13であり、情報メモリ部219と画像用のメモ
リ部210の内容を示している。
【0101】情報メモリ部219には、メモリ部210
のメモリ番号に対応して、ビデオテープ215のナンバ
リング符号とフレームNO,年月日,時分秒及びプリン
ト出力した画像か、トリガーオン時に取り込んだ画像か
の区別が記録されている。
のメモリ番号に対応して、ビデオテープ215のナンバ
リング符号とフレームNO,年月日,時分秒及びプリン
ト出力した画像か、トリガーオン時に取り込んだ画像か
の区別が記録されている。
【0102】次にインデックスプリントについて説明す
る。図14はインデックスプリントアウトについての動
作の流れを示すフローチャートである。
る。図14はインデックスプリントアウトについての動
作の流れを示すフローチャートである。
【0103】撮影者が装填したビデオテープの内容を確
認する為にインデックスプリントボタン2010を押す
と、制御手段201にインデックスプリント信号INX
211が発生する(S50)。これを受けて制御手段2
01は前記実施例と同じくプリンター装置の予備吐出動
作を行う(S51)。
認する為にインデックスプリントボタン2010を押す
と、制御手段201にインデックスプリント信号INX
211が発生する(S50)。これを受けて制御手段2
01は前記実施例と同じくプリンター装置の予備吐出動
作を行う(S51)。
【0104】次に制御手段201は情報メモリ部219
から現在装填されているビデオテープのナンバリング符
号と同じナンバリンク符号であって、かつ通常のプリン
トボタン2009を用いてプリント出力された画像情報
を除いた画像情報のみをメモリ部210から読み出す
(S52)。
から現在装填されているビデオテープのナンバリング符
号と同じナンバリンク符号であって、かつ通常のプリン
トボタン2009を用いてプリント出力された画像情報
を除いた画像情報のみをメモリ部210から読み出す
(S52)。
【0105】メモリ部210にはプリントボタン200
9によってプリント出力を行う時に取り込まれた画像も
存在するが、本実施例においてはビデオテープ215の
撮影された内容を一覧で把握する為に、プリント出力画
像はインデックスプリントアウトせずに、トリガーボタ
ン2001によって撮影記録をスタートさせる時に毎回
取り込まれる画像情報のみを出力する様に構成した。
9によってプリント出力を行う時に取り込まれた画像も
存在するが、本実施例においてはビデオテープ215の
撮影された内容を一覧で把握する為に、プリント出力画
像はインデックスプリントアウトせずに、トリガーボタ
ン2001によって撮影記録をスタートさせる時に毎回
取り込まれる画像情報のみを出力する様に構成した。
【0106】この判別は情報メモリ部219の画像種別
フラッグから行う。図13に示す例で説明すると、イン
デックスプリント出力の対象となる画像情報はメモリN
Oの1,2,4,8,9であり、これをS52で読み出
す。
フラッグから行う。図13に示す例で説明すると、イン
デックスプリント出力の対象となる画像情報はメモリN
Oの1,2,4,8,9であり、これをS52で読み出
す。
【0107】その後、プリンタ制御部204を介してプ
リンタエンジン部206を駆動してプリンター用紙10
24aの幅方向に2駒づつ出力される様にプリント出力
する。この時情報メモリ部219に記憶されている年月
日,時分秒,フレームNOも出力することで、例えばス
ムーズな頭出し動作が行える(S5)。
リンタエンジン部206を駆動してプリンター用紙10
24aの幅方向に2駒づつ出力される様にプリント出力
する。この時情報メモリ部219に記憶されている年月
日,時分秒,フレームNOも出力することで、例えばス
ムーズな頭出し動作が行える(S5)。
【0108】一連のプリントアウト動作後に、プリンタ
ー用紙1024aを切り離し可能位置まで自動的に空送
りすることですべての動作が完了する(S54)。
ー用紙1024aを切り離し可能位置まで自動的に空送
りすることですべての動作が完了する(S54)。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体に固有のナンバリングを記録、再生するインデ
ックス記録再生手段と、画像情報をメモリするプリント
用画像メモリ手段と、記録媒体に関する情報を記録する
情報記録手段とを有し、インデックスプリント操作を入
力するとナンバリングに対応した画像情報をプリントア
ウトする様に構成してあることにより、交換可能な撮影
済部と未撮影部を持つ記録媒体の撮影済の内容をその場
ですぐに把握することができる為、一つの記録媒体に複
数の意図の違った内容が関連無く記録されてしまうとい
ったことが無く、意図に沿った撮影が可能であるという
効果を有している。
記録媒体に固有のナンバリングを記録、再生するインデ
ックス記録再生手段と、画像情報をメモリするプリント
用画像メモリ手段と、記録媒体に関する情報を記録する
情報記録手段とを有し、インデックスプリント操作を入
力するとナンバリングに対応した画像情報をプリントア
ウトする様に構成してあることにより、交換可能な撮影
済部と未撮影部を持つ記録媒体の撮影済の内容をその場
ですぐに把握することができる為、一つの記録媒体に複
数の意図の違った内容が関連無く記録されてしまうとい
ったことが無く、意図に沿った撮影が可能であるという
効果を有している。
【0110】また、プリントアウトによって撮影済の内
容の一覧をビジュアルに見ることができるので、所望す
る位置への頭出し操作が素早く出来、編集作業が非常に
容易になるという効果も有している。
容の一覧をビジュアルに見ることができるので、所望す
る位置への頭出し操作が素早く出来、編集作業が非常に
容易になるという効果も有している。
【0111】また、銀塩フィルムの場合には現像前に内
容の一覧を一目で見ることができるので、プリントの際
の焼き増しの必要の要否や現像もしくはプリントの際の
条件出し等がプリントアウトした結果を添付して行な
え、これによって、より的確な指示が行えるという効果
を有している。
容の一覧を一目で見ることができるので、プリントの際
の焼き増しの必要の要否や現像もしくはプリントの際の
条件出し等がプリントアウトした結果を添付して行な
え、これによって、より的確な指示が行えるという効果
を有している。
【0112】また、インデックスプリントアウトは、プ
リンタ用紙の幅方向に対して複数の駒をプリントアウト
する構成によって、用紙の使用量を最少限に押えること
が可能であるという効果も有することができる。
リンタ用紙の幅方向に対して複数の駒をプリントアウト
する構成によって、用紙の使用量を最少限に押えること
が可能であるという効果も有することができる。
【図1】 第1の実施例のブロック図である。
【図2】 第1の実施例のフローチャートである。
【図3】 第1の実施例のフローチャートである。
【図4】 第1の実施例のメモリ部と情報メモリ部とプ
リントの説明図である。
リントの説明図である。
【図5】 第1の実施例のフィルムの説明図である。
【図6】 第1の実施例のインクジェット記録装置部の
概要を示す説明図である。
概要を示す説明図である。
【図7】 第1の実施例の装置の中央断面を示す模式図
である。
である。
【図8】 第2の実施例の装置の斜視図である。
【図9】 第2の実施例のブロック図である。
【図10】 第2の実施例のフローチャートである。
【図11】 第2の実施例のフローチャートである。
【図12】 第2の実施例のビデオカメラ部のデータ記
録フォーマットの説明図である。
録フォーマットの説明図である。
【図13】 第2の実施例の情報メモリ部と画像用のメ
モリ部の説明図である。
モリ部の説明図である。
【図14】 第2の実施例のフローチャートである。
1 制御手段 2 カメラ制御部 3 判別手段 4 プリンタ制御部 5 撮像部 6 プリンタエンジン部 7 sw1信号 8 sw2信号 9 PR信号 10 メモリ部 11 インデックス信号 12 データ入力手段 13 データ読み出し手段 14 データ書き込み手段 15 フィルム 19 情報メモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/765 H04N 5/91 L
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影し記録媒体に記録する撮影装置と映
像情報を記録用紙に記録するプリンターとを備えたプリ
ンター付き撮影装置であって、前記撮影装置の記録媒体
に固有のナンバリングを記録し該記録したナンバリング
を読み出すインデックス記録再生手段と、前記撮影装置
の撮影画像に対応した画像情報を記憶するプリント用画
像メモリ手段と、該プリント用画像メモリ手段に記憶さ
れる画像情報に対応した前記撮影装置の記録媒体に関す
る情報を記憶する情報メモリ手段と、前記各装置及び各
手段を制御する制御手段とを備え、前記撮影装置に記録
媒体が装填された状態で、該記録媒体に何が撮影記録さ
れたかを知るインデックスプリント出力が求められた時
は、該記録媒体の固有のナンバリングを前記情報メモリ
手段より読みだし、該読み出したナンバリングに対応す
る画像情報を前記プリント用画像メモリ手段より読み出
し前記プリンターによってプリント出力することを特徴
とするプリンター付き撮影装置。 - 【請求項2】 前記撮影装置は銀塩フィルムに記録する
スチルカメラで構成し、前記プリント用画像メモリ手段
は前記撮影装置の撮影画像に対応した画像情報を入力す
る画像入力手段と記憶手段を有することを特徴とする請
求項1記載のプリンター付き撮影装置。 - 【請求項3】 前記撮影装置は動画を撮影記録するビデ
オカメラで構成し、前記プリント用画像メモリ手段は前
記撮影装置の撮影開始時の撮影記録画像情報を入力する
画像入力手段を有することを特徴とする請求項1記載の
プリンター付き撮影装置。 - 【請求項4】 前記プリンターは、インクジェット記録
装置であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載のプリンター付き撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7190284A JPH0946562A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | プリンター付き撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7190284A JPH0946562A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | プリンター付き撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946562A true JPH0946562A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16255616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7190284A Withdrawn JPH0946562A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | プリンター付き撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946562A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000134513A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Casio Comput Co Ltd | 電子カメラ及び画像表示方法 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP7190284A patent/JPH0946562A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000134513A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Casio Comput Co Ltd | 電子カメラ及び画像表示方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |