JPH114145A - クロック信号制御方法及びその装置 - Google Patents

クロック信号制御方法及びその装置

Info

Publication number
JPH114145A
JPH114145A JP9157028A JP15702897A JPH114145A JP H114145 A JPH114145 A JP H114145A JP 9157028 A JP9157028 A JP 9157028A JP 15702897 A JP15702897 A JP 15702897A JP H114145 A JPH114145 A JP H114145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
phase
circuit
clocks
timing difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9157028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3346224B2 (ja
Inventor
Takanori Saeki
貴範 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP15702897A priority Critical patent/JP3346224B2/ja
Priority to TW087109533A priority patent/TW380334B/zh
Priority to KR1019980022186A priority patent/KR100319500B1/ko
Priority to CNB981022669A priority patent/CN1178391C/zh
Priority to US09/097,049 priority patent/US6052004A/en
Publication of JPH114145A publication Critical patent/JPH114145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3346224B2 publication Critical patent/JP3346224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/00006Changing the frequency
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/156Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • H03L7/0814Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the phase shifting device being digitally controlled
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K2005/00013Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
    • H03K2005/00019Variable delay
    • H03K2005/00058Variable delay controlled by a digital setting
    • H03K2005/00071Variable delay controlled by a digital setting by adding capacitance as a load

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速性を実現し、かつ可変遅延回路としても
利用可能なクロック信号の制御方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】 外部クロック1を分周器2で分周して多
相クロック3を発生させ、多相クロック3を多相クロッ
ク逓倍回路5に入力し、多相クロックの異なる位相パル
スエッジの入力タイミング差を分割し、前記分割した相
の異なるクロックを多重化して外部クロックの相を倍増
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号の制
御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック信号逓倍回路は、例え
ば、図21(ISSCC Digestof Tech
nical Papers pp.216・217,F
eb.1996、USP5,422,835、USP
5,530,837)に示されるように、4逓倍の場合
には、4組の遅延回路301、302、303、304
と、器310とから構成されていた。また、第1〜第4
の遅延回路301、302、303、304は、それぞ
れ第1〜第4の切替器305〜308によって出力端子
が選択されるものであり、4組の遅延回路301〜30
4は直列に接続されていた。
【0003】そして、外部から入力される第1のクロッ
ク311と4組の遅延回路列301〜304を通過した
第5のクロック315とが位相比較器309で比較さ
れ、その比較結果に基いてUP信号316またはDOW
N信号317が計数器310に転送され、計数器310
から切替器305〜308に制御信号318が出力さ
れ、第1のクロック311と第5のクロック315との
位相が等しくなるように調整されていた。
【0004】ここで、4組の遅延回路301〜304の
遅延時間は等しく調整されるため、その遅延時間も等し
くなり、第1のクロック311、第2のクロック31
2、第3のクロック313、第4のクロック314のタ
イミング差は等しく、そのタイミング差は、クロック周
期の1/4になる。したがって、第1のクロック31
1、第2のクロック312、第3のクロック313、第
4のクロック314を合成することにより、4逓倍のク
ロックを得る。
【0005】またクロック信号を逓倍する回路として
は、フェーズロックループ(PLL)が用いられてい
る。図22に示すように、フェーズロックループでは、
電圧制御発信器322からの出力が分周器323を用い
て分周され、その分周信号と外部クロック324とが位
相比較器319で比較され、その比較結果がUP信号3
25またはDOWN信号326としてチャージポンプ3
20及びループフィルタ321を介して電圧制御発信器
322に入力され、その信号によって電圧制御発信器3
22が制御され、電圧制御発信器322の出力を分周し
たクロックが、外部クロック324と等しい周波数にな
るように調節される。これにより、電圧制御発信器32
2は、分周数の逆倍数の逓倍クロック327を出力する
ようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
に示す回路では、直列接続した遅延回路列を通過した信
号と外部クロックとを数十回以上比較し、その比較毎に
徐々に遅延差、位相差を補正する構成であり、また図2
2に示す回路では、電圧制御発信器の出力を分周したク
ロックが外部クロックと等しい周波数になるように数十
回以上調整して徐々に遅延差、位相差を補正する構成で
あるため、逓倍されたクロックを得るまでに数十クロッ
ク以上待つ必要があり、高速性に欠けるという問題があ
った。
【0007】また、図21及び図22に示す回路は、基
本的にクロック制御にしか使用できず、遅延度を可変す
る遅延回路として使用することは、不可能であった。
【0008】本発明の目的は、高速性を実現し、かつ可
変遅延回路としても利用可能なクロック信号の制御方法
及びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るクロック信号制御方法は、外部クロッ
クを逓倍するクロック信号制御方法であって、外部クロ
ックを多相のクロックに分周し、分周された前記多相ク
ロックの異なる位相パルスエッジの入力タイミング差を
分割するものである。
【0010】また本発明に係るクロック信号制御方法
は、外部クロックを逓倍するクロック信号制御方法であ
って、外部クロックを多相のクロックに分周し、分周さ
れた前記多相クロックの異なる位相パルスエッジの入力
タイミング差を分割し、前記分割した相の異なるクロッ
クを多重化して前記外部クロックの相を倍増するもので
ある。
【0011】また本発明に係るクロック信号制御装置
は、分周器と、多相クロック逓倍回路とを有し、クロッ
クの相を逓倍するクロック信号制御装置であって、前記
分周器は、外部クロックを多相のクロックに分周するも
のであり、前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロ
ックのうち異なる位相クロックの異なる相のパルスをn
分割するタイミング差分割器と、同じ相のパルスをn分
割するタイミング差分割器と、前記n分割された異なる
相のパルスを多重化する多重化回路とを有し、逓倍した
多相のクロックを出力するものである。
【0012】またクロック合成回路を有し、該クロック
合成回路は、前記多重化回路から出力される多相クロッ
クを合成して単相のクロックを生成するものである。
【0013】また前記多相クロック逓倍回路は、複数直
列接続したものである。
【0014】また前記タイミング差分割器は、2入力の
タイミング差を任意の比率で分割するものである。
【0015】また前記タイミング差分割器は、ゲート幅
を異らせたMOS型トランジスタと、容量を異らせた容
量素子とを組合わせて構成したものである。
【0016】また前記ゲート幅及び容量を調整すること
により、倍増又は逓倍の比率を任意に設定するものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。
【0018】(実施形態)図1は、本発明の一実施形態
を示す構成図である。
【0019】図において、本発明の実施形態に係るクロ
ック信号制御方法は、外部クロックを逓倍するものであ
って、外部クロック1を多相のクロック3に分周し、分
周された多相クロック3の異なる位相パルスエッジの入
力タイミング差を分割する、或いは、その分割した相の
異なるクロック9cを多重化し、外部クロック1の相を
倍増するものである。
【0020】また本発明の実施形態に係るクロック信号
制御方法を実施する装置は、分周器2と、多相クロック
逓倍回路5と、クロック合成回路8とを有している。
【0021】分周器2は、外部クロック1を多相のクロ
ック3に分周するようになっている。また多相クロック
逓倍回路5は、多相クロック3のうち異なる位相クロッ
クの異なる相のパルスをn分割するタイミング差分割器
4aと、同じ相のパルスをn分割するタイミング差分割
器4aと、n分割された異なる相のパルス9cを多重化
する多重化回路4bとを有し、多相のクロック9aを出
力するようになっている。またクロック合成回路8は、
多重化回路4bから出力される多相クロック9aを合成
して単相のクロック9bを生成するようになっている。
ここに、タイミング差分割器4aは並列接続されてい
る。
【0022】図1において、外部クロック1を多相のク
ロック3に分周し、分周された多相クロック3の異なる
位相パルスエッジの入力タイミング差をタイミング差分
割回路4aにより分割し、分割した相の異なるクロック
9cを多重化して外部クロック1を逓倍する。これによ
り、多相クロックの相が倍増される。
【0023】次に、本発明の実施形態に係るクロック信
号制御装置の具体例を図を用いて説明する。
【0024】(実施例1)図2は、本発明の実施形態に
係るクロック信号制御装置の具体例例を実施例1として
示す構成図である。
【0025】図2に示す使用例は、外部クロック1を2
分周し、これを2倍周した2相のクロックを出力するよ
うにしたものである。図2において、分周器2は、外部
クロック1を2分周して、2相のクロックD1,D
2(3)を生成するようになっている。
【0026】また2相クロック逓倍回路(多相クロック
逓倍回路)5(51〜5n)は、複数直列接続した構成と
なっている。複数の二相クロック逓倍回路51〜5nは、
分周された多相クロック3の異なる位相パルスエッジの
入力タイミング差を分割し、初段の二相クロック逓倍回
路51は分周器2からの2相クロックD1、D2を倍周し
た二相のクロック信号D11、D12を生成し、同様に二
相クロック逓倍回路52、53…5n-1も前段のクロック
D21、D22を次々に倍周し、最終段の二相クロック逓
倍回路5nより外部クロック1を2n逓倍した二相のク
ロックDn1、Dn 2を得るようになっている。
【0027】クロック合成回路8は、最終段の二相クロ
ック逓倍回路5nから出力される2n逓倍の二相クロッ
クDn1、Dn2を合成し、逓倍したクロック9bを出力す
るようになっている。
【0028】また周期検知回路6は、外部クロック1を
入力として、各二相クロック逓倍回路51〜5nに含まれ
るタイミング差分割器のクロック周期依存を補正して負
荷を調整するための制御信号7を各二相クロック逓倍回
路51〜5nに出力するようになっている。実施例1の周
期検知回路6は、固定された段数のリングオシレータと
カウンタから構成され、外部クロック1の周期中のリン
グオシレータ発信回数をカウンタでカウントし、そのカ
ウント数に応じて制御信号7を出力するようになってい
る。
【0029】二相クロック逓倍回路51〜5nは、周期検
知回路6からの制御信号7により、特性のばらつきが解
消される。
【0030】図2に示す実施例1の回路では、図3に示
すように、外部クロック1を1/2分周器2で分周し、
二相のクロックD1、D2を生成し、このクロックD1
2を初段の二相クロック逓倍回路51で倍周し二相のク
ロックD11、D12を生成する。同様の過程を二相クロ
ック逓倍回路52〜5nにて繰り返し、最終段の二相クロ
ック逓倍回路5nより最終的に2n逓倍した二相クロッ
クDn1、Dn2を得る。このクロックDn1、Dn2をクロッ
ク合成回路8で合成し、逓倍クロック9bを得る。
【0031】図3に示す例の場合、n=4に設定したも
のであり、クロック9cは、外部クロック1と同一の周
期をもち、外部クロック1を逓倍した信号として得られ
るように設定されているが、n=4の場合に限定される
ものではなく、nは所望の整数に設定すればよい。
【0032】次に、図2に示す二相クロック逓倍回路5
の内部構成を図4を用いて説明する。図2に示す複数組
の二相クロック逓倍回路51〜5nは同一構成のものであ
り、最終段の二相クロック逓倍回路5nを例にとって説
明する。また二相クロック逓倍器5nの構成は、n=4
に設定した場合のものである。
【0033】二相クロック逓倍回路5nは、4組の並列
接続したタイミング差分割器4a1〜4a4と、2組の多
重化回路4b1、4b2とを有している。4組のタイミン
グ差分割器4a1〜4a4は、二相のクロックD(n-1)1
(n-1)2が2つの入力端に入力するようになっており、
かつ制御信号7及び相補関係のタイミング差分割器4a
1〜4a4からの4相のクロック(9c)P1,P2
3,P4が帰還入力されるようになっている。
【0034】また、2組の多重化回路4b1、4b2は、
4組のタイミング差分割器4a1〜4a4からの二相のク
ロックP1、P3とP2、P4を入力として多重化し、二相
のクロックDn1、Dn2を生成するようになっている。
【0035】次に図4に示す回路の動作を図5を用いて
説明する。二相クロック逓倍回路5nには、前段からの
2相クロックD(n−1)1とD(n−1)2および周期
検知回路6からの制御信号7が入力し、倍周した二相ク
ロックDn1とDn2を出力する。二相クロック逓倍回路
nでは、2相クロックD(n−1)1とD(n−1)2
と制御信号7は、4組のタイミング差分割器4a1〜4
4のすべてに入力し、クロックP1〜P4が4組のタイ
ミング差分割器4a1〜4a4から出力し、かつクロック
1〜P4が対応する各タイミング差分割器4a1〜4a4
に帰還入力する。
【0036】図5で示すように、クロックP1の立上が
りは、クロックD(n−1)1の立上がりからの内部遅
延分の遅れで決定される。クロックP2の立上がりは、
クロックD(n−1)1の立上がりとクロックD(n−
1)2の立上がりのタイミングのタイミング分割と内部
遅延分の遅れで決定される。クロックP3の立上がり
は、クロックD(n−1)2の立上がりからの内部遅延
分の遅れで決定される。クロックP4の立上がりは、ク
ロックD(n−1)2の立上がりとクロックD(n−
1)1の立上がりのタイミングのタイミング分割と内部
遅延分の遅れにより決定される。
【0037】また、クロックP2は、タイミング差分割
器4a1に入力しクロックP1の立下がりを制御し、クロ
ックP3は、タイミング分割器4a2に入力しクロックP
2の立ち下がりを制御し、クロックP4は、タイミング分
割器4a3に入力しクロックP3の立ち下がりを制御し、
クロックP1は、タイミング分割器4a4に入力しクロッ
クP4の立ち下がりを制御する。
【0038】したがって、クロックP1、P2、P3、P4
は、その周期がクロックD(n−1)1とD(n−1)2
と等しく、ほぼデューティー25%の4相の信号とな
る。
【0039】さらにクロックP1とP3は、多重化回路4
1に入力して多重化され、クロック信号Dn1として出
力される。クロックP2とP4は、多重化回路4b2に入
力して多重化され、クロック信号Dn2として出力され
る。クロックDn1とDn2は、その周期がクロックD
(n−1)1とD(n−1)2の1/2、ほぼデューティ
ー50%の2相クロックになる。
【0040】次に図4に用いたタイミング差分割器4a
1〜4a4の具体例を図6〜図9を用いて説明する。図6
〜図9において、MP11、MP21、MP31、MP
41はPチャネルMOS型FET(以下、PMOSとい
う)、MN11、MN12、MN13、MN14、MN
15、MN16、MN17、MN18、MN19、MN
21、MN22、MN23、MN24、MN25、MN
26、MN27、MN28、MN29、MN31、MN
32、MN33、MN34、MN35、MN36、MN
37、MN38、MN39、MN41、MN42、MN
43、MN44、MN45、MN46、MN47、MN
48、MN49はNチャネルMOS型FET(以下、N
MOSという)、CAP11、CAP12、CAP1
3、CAP21、CAP22、CAP23、CAP3
1、CAP32、CAP33、CAP41、CAP4
2、CAP43は容量素子である。
【0041】図6〜図9に示すタイミング差分割器4a
1〜4a4は、等しい素子構成からなり、1つの2入力N
AND10、1つのインバータ11、1つのPMOS、
3組の2つ直列に接続したNMOS、3組のNMOSと
容量素子から構成されている。3つのNANDは、全て
等しいゲート幅からなり、3組のNMOSのゲート幅と
容量素子の容量は、、1:2:4のサイズ比となってい
る。
【0042】接続は、一部分を除き等しいので、ここで
はまず、図6、図7共通の接続の説明をする。PMOS
MP11、21のソースは、電源VCCに接続し、3
組の2つ直列に接続したNMOS MN11〜16、2
1〜26のソース及び3つ容量素子CAP11〜13、
21〜23のそれぞれ一方の電極は、GNDに接続す
る。PMOS MP11、21のドレイン、3組の2つ
直列に接続したNMOSMN11〜16、21〜26の
ドレイン、および、容量素子CAP11〜13、CAP
21〜23に接続したNMOS MN17〜19,27
〜29の容量素子CAP11〜13、21〜23と反対
側の電極は、すべて同じ共通ノード(図6では、N1
2。図7では、N22)に接続する。このノードは、イ
ンバータ11に接続する。3組の2つ直列に接続したN
MOS MN17〜19,27〜29のGNDに近い側
の3つのNMOS MN17〜19,27〜29のゲー
トおよび、PMOS MP11,21のゲートは、2入
力NAND10の出力側に接続する。容量素子に接続し
たNMOS MN17〜19,MN27〜29のゲート
には、制御信号7が入力し、共通ノードの負荷を制御信
号7で可変にする。本実施例では、NMOS MN17
〜19,MN27〜29と容量素子CAP11〜13,
21〜23とは、1:2:4のサイズ比となっているこ
とより、8段階に調整できる。3組の2つ直列に接続し
たNMOSのGNDに遠い側の3つのNMOSのゲート
の接続のみが、図6、図7で異なる接続となっている。
図6では、NMOS MN11のゲートは、GNDに接
続し、MN12,13のゲートには、クロックD(n−
1)1が入力するようになっている。図7では、MN2
1のゲートには、クロック信号D(n−1)1が入力
し、MN22,23のゲートには、信号D(n−1)2
が入力するようになっている。
【0043】次に、タイミング差分割器4a1〜4a4
内部動作を図10を用いて説明する。図6と図8に示す
タイミング差分割器4a1、4a3は、入出力信号以外
は、同じ回路構成であり、図7と図9に示すタイミング
差分割器4a2、4a4は、入出力信号以外は、同じ回路
構成であるため、図6、図7に示すタイミング差分割器
4a1、4a2について説明する。
【0044】図6に示すタイミング差分割器4a1の内
部動作については、図10のt1からt3期間で1周期
になっているため、その1周期の期間の内部ノード波形
を図示してある。まず、クロックP1の立上がりタイミ
ングについて説明する。クロックD(n−1)1の立上
がりエッジによりノードN12のチャージがNMOSM
N12、MN13に引き抜かれ、それにより、ノードN
12の電位がインバータ11のしきい値に達したところ
で、インバータ11からのクロックP1のエッジが立上
がる。インバータ11のしきい値に達したところまで引
き抜く必要のあるノードN12の電荷をCVとし、NM
OS MN12、MN13のチャージ引き抜きの電流値
をそれぞれIとすると、クロックD(n−1)1からC
Vの電荷量を2Iの電流で引き抜いた結果、すなわち CV/2I がクロックD(n−1)1の立上がりエッジからクロッ
クP1の立上がりまでのタイミングを表す。
【0045】クロックP1の立下がりタイミングは、2
入力NAND10の出力がLowになることで、PMO
S MP11が導通し、ノードN12がHighに充電
されることによる。2入力NAND10には、クロック
D(n−1)2とクロックP2が入力し、クロックD(n
−1)2とクロックP2が両者Highの時のみ出力は、
Lowになる。実際、クロックP2がHighの期間
は、クロックD(n−1)2がHighの期間内に収ま
るので、出力されるクロックは、クロックP2を反転さ
せたパターンになるが、パワーのon時にクロックP2
の初期値が確定しない時に使うことになるので、クロッ
クD(n−1)2との間に論理を取っている。
【0046】図7に示すタイミング差分割器4a2の内
部動作についても、図10のt1からt3期間で1周期
になっているので、その1周期の期間内部ノード波形を
図示してある。まず、クロックP2の立上がりタイミン
グについて説明する。クロックD(n−1)1の立上が
りエッジから時間tCKnの期間ノードN22のチャー
ジがNMOS MN21に引き抜かれ、時間tCKn
後、クロックD(n−1)2の立上がりエッジからノー
ドN22の残りのチャージがNMOS MN22、23
に引き抜かれ、それにより、ノードN22の電位がイン
バータ11のしきい値に達したところでクロックP2
エッジが立上がる。ノードN22の電荷をCVとし、N
MOS MN21、MN22、MN23のチャージ引き
抜きの電流値をそれぞれIとすると、クロックD(n−
1)1からCVの電流をtCKnの期間Iの電流でひき
ぬき、残りの期間を2Iで引き抜いた結果、すなわち tCKn+(CV−tCKn・I)/2I=CV+tC
Kn/2 がクロックD(n−1)1の立上がりエッジからクロッ
クP2の立上がりまでのタイミングを表す。従って、ク
ロックP1の立上がりとのタイミング差をみると、丁度
tCKn/2となる。
【0047】クロックP2の立下がりタイミングは、2
入力NAND10の出力がLowになることで、PMO
S MP21が導通し、ノードN22がHighに充電
されることによる。2入力NAND10には、クロック
D(n−1)2とクロックP3が入力し、クロックD(n
−1)2とクロックP3が両者Highの時のみ出力は、
Lowになる。
【0048】次にクロックP3、P4について説明する。
クロックP1とP3の立上がりタイミング差は、クロック
D(n−1)1の立上がりエッジとクロックD(n−
1)2の立上がりエッジのタイミング差がtCKnであ
ることより、tCKnとなる。従って、クロックP2
3との立上がりタイミング差も、1/2tCKnにな
る。同様にクロックP3とP4、P4とP1の立上がりタイ
ミング差も、1/2tCKnになる。従って、前述した
ようにクロックP1、P2、P3、P4は、25%の4相の
信号となる。クロックP1とP3、P2とP4がそれぞれ図
11に示したNOR12とインバータ13からなる多重
化回路4b1,4b2で多重化され、デューティー50%
の2相クロック信号になる。
【0049】クロックP1の立上がりに対し、クロック
2の立上がりが1/2tCKnになるためには、ノー
ドN22の電荷をtCKnの期間NMOS MN21で
引き抜いてもインバータ11のしきい値に達しない条
件、すなわち CV−tCKn・I>0 を満たす必要がある。ところが、tCKnは、外部クロ
ック1の周期で設計時にあらかじめ決まっておらず、I
もまたデバイス特性によりばらつく。そこで、CV値を
外部クロック1の周期およびデバイス特性に応じて変更
することで対応している。
【0050】既に説明したように容量素子と接続したN
MOSのゲート(図6では、MN17〜19)には、制
御信号7が入力し、共通ノード(図6では、N12)の
負荷を制御信号7で可変に出来る。本実施例では、NM
OSと容量素子ともに、1:2:4のサイズ比となって
いることより、8段階に調整できる。また、同じくすで
に説明したように、制御信号7は、周期検知回路6にお
いて、外部クロック1の周期中のリングオシレータ発信
回数をカウンターでカウントし、カウント数に応じた値
である。この回路構成では、外部クロック1の周期とデ
バイスの特性を代表するリングオシレータの周期の相対
的な関係がコード化されるので、外部クロック1の周期
に対する動作範囲の増大のみならず、デバイスの特性ば
らつきが解消される。
【0051】また、本実施例では、二相クロック逓倍回
路51〜5nを直列に接続しており、それぞれの入力クロ
ックD1、D〜D(n−1)1、D(n−1)2の周波数
は、倍ずつ変化するため、CV値が最適になるように容
量値を二相クロック逓倍回路51〜5n間で調整してい
る。
【0052】以上説明したように、本実施例では、外部
クロック1を2分周し、2相クロックを生成することに
より、PLL、DLLなどのフィードバック回路を使う
ことなく、逓倍クロックを作ることが可能になった。
【0053】(実施例2)図12は、本発明の実施例2
を示す回路図である。本実施例は、1/4分周器2、4
相クロック逓倍回路5、クロック合成回路3と、周期検
知回路6からなり、複数の4相クロック逓倍回路5(5
1〜5an)を直列に接続した構成になっている。
【0054】次に動作を図13を用いて示す。この回路
では、外部クロック信号1を1/4分周器2で分周し、
4相のクロックQ1、Q2、Q3、Q4を生成し、このクロ
ックQ1、Q2、Q3、Q4を4相クロック逓倍回路5a1
で倍周した4相クロックQ11、Q12、Q13、Q14を生成
する。同様の過程を4相クロック逓倍回路5a2〜5an
まで繰り返し、2n逓倍した4相のクロックQ1、Q2
3、Q4を得る。このクロックQ1、Q2、Q3、Q4をク
ロック合成回路8で合成し、逓倍クロック9bを得る。
【0055】ここで、周期検知回路6は、固定された段
数のリングオシレータとカウンターから構成され、外部
クロック1の周期中のリングオシレータ発信回数をカウ
ンターでカウントし、カウント数に応じて、制御信号7
を出力し、4相クロック逓倍回路5中の負荷を調整する
ようになっている。この回路6により、回路の外部クロ
ック周期の動作範囲、デバイスの特性ばらつきが解消さ
れる。
【0056】次に図14を用いて、4相クロック逓倍回
路5の内部の構成について説明する。4相クロック逓倍
回路5a1〜5anは、同じ構成になっており、ここで
は、4相のクロックを逓倍出力する回路について説明す
る。4相クロック逓倍回路5は、8組のタイミング差分
割器4a1〜4a8、8組のパルス幅補正回路4c1〜4
8と、4組の多重化回路4b1〜4b4とから構成され
ている。8組のタイミング差分割器4a1〜4a8、8組
のパルス幅補正回路4c1〜4c8と、4組の多重化回路
4b1〜4b4との内部回路については、後述する。
【0057】ここでは、4相クロック逓倍回路5nの内
部の接続および動作について、図14、図15を用いて
説明する。4相クロック逓倍回路5nには、前段からの
4相のクロックQ(n−1)1〜Q(n−1)4および周
期検知回路6からの制御信号7が入力し、倍周された4
相のクロックQn1〜Qn4を出力する。4相クロック逓
倍回路5nにおいては、制御信号7は、8組のタイミン
グ差分割器4a1〜4a8に入力し、クロックQ(n−
1)1〜D(n−1)4 は、タイミング分割器4a1,4
3,4a5,4a7にそれぞれ1信号ずつ入力し、タイ
ミング分割器4a2,4a4,4a6,4a8には、それぞ
れ2信号ずつ入力する。そして、8組のクロックT21
〜T28が8組のタイミング差分割器4a1〜4a8から
出力する。
【0058】図15で示すように、クロックT21の立
上がりは、クロックQ(n−1)1の立上がりからの内
部遅延分の遅れで決定される。クロックT22の立上が
りは、クロックQ(n−1)1の立上がりとクロックQ
(n−1)2の立上がりのタイミングのタイミング分割
と内部遅延分の遅れで決定される。クロックT23の立
上がりは、クロックQ(n−1)2の立上がりからの内
部遅延分の遅れで決定される。クロックT24の立上が
りは、クロックQ(n−1)2の立上がりとクロックQ
(n−1)3の立上がりのタイミングのタイミング分割
と内部遅延分の遅れで決定される。クロックT25の立
上がりは、クロックQ(n−1)3の立上がりからの内
部遅延分の遅れで決定される。クロックT26の立上が
りは、クロックQ(n−1)3の立上がりとクロックQ
(n−1)4の立上がりのタイミングのタイミング分割
と内部遅延分の遅れで決定される。クロックT27の立
ち上がりは、クロックQ(n−1)4の立ち上がりから
の内部遅延分決定される。クロックT28の立上がり
は、クロックQ(n−1)4の立上がりとクロックQ
(n−1)1の立上がりのタイミングのタイミング分割
と内部遅延分の遅れで決定される。クロックT21とT
3は、パルス幅補正回路216に入力し、パルス幅補
正回路4a1では、クロックT21で決定される立下がり
エッジ、クロックT23で決定される立上がりエッジを
有するLパルスP21を出力する。同様の手順でLパル
スP22〜P28が生成される。従って、クロックP21
〜P28は、位相が45度ずつずれたデューティー25
%の8相のLパルス群になる。
【0059】この後、クロックP21と位相が180度
ずれたクロックP25は、多重化回路4b1で多重化反転
され、デューティー25%のクロックQn1として出力
される。同様の手順でクロックQn2〜Qn4が生成され
る。従って、クロックQn1〜Qn4は、位相が90度ず
つずれたデューティー50%の4相のHパルス群にな
る。クロックQn1〜Qn4の周期は、クロックQ(n−
1)1〜Q(n−1)4の丁度1/2になる。すなわちク
ロックQ(n−1)1〜Q(n−1)4からクロックQn
1〜Qn4を生成する過程で丁度2倍に倍周されたことに
なる。
【0060】次に図16,図17を用いて、タイミング
差分割器4a1〜4a8の内部回路について説明する。タ
イミング差分割器4a1〜4a8は、全く等しい回路構成
を有するので、ここでは、タイミング差分割器4a1
4a2についてのみ説明する。図16は、タイミング差
分割器4a1、図17は、タイミング差分割器4a2の内
部回路図である。
【0061】図16と図17は、入出力信号以外は、全
く同じ回路構成であり、1つの2入力NOR、1つのイ
ンバータ、3組のNMOSと容量素子から構成されてい
る。3組のNMOSと容量素子は、NMOSと容量素子
ともに、1:2:4のサイズ比となっている。ここで、
MN51〜52,61〜63はNチャネル型MOSFE
T、14は2入力NOR、15はインバータ、CAP5
1〜53,61〜63は容量素子である。
【0062】3つ容量素子CAP51〜53,61〜6
3のそれぞれ一方の電極は、GNDに接続する。2入力
NOR14の出力側、および容量素子と接続したNMO
SMN51〜52,61〜63の容量素子と接続しない
側の電極は、全て同じ共通ノード(図15では、N5
1、図15では、N61)に接続する。このノードは、
インバータ15の入力側に接続する。容量素子と接続し
たNMOSの MN51〜52,61〜63のゲートに
は、制御信号7が入力し、共通ノードの負荷を制御信号
7で可変に出来る。本実施例でも、NMOSのゲート幅
と容量素子の容量とは、1:2:4のサイズ比となって
いることより、8段階に調整出来る。
【0063】2入力NOR14への入力信号のみが、図
16、図17で異なる。図16では、2入力NOR14
に同じ2つのクロックQ(n−1)1が入力し、図17
では、2入力NOR14に異なるクロックQ(n−1)
1とクロックQ(n−1)2が入力する。図16では、ク
ロックQ(n−1)1と制御信号7とが入力し、クロッ
クT21が出力する。図17では、クロックQ(n−
1)1、Q(n−1)2と制御信号7が入力し、クロック
T22が出力する。
【0064】次に、タイミング差分割器4a1とタイミ
ング差分割器4a2の内部動作を図18を用いて説明す
る。
【0065】図16のタイミング差分割器4a1の内部
動作については、図18のtc21からtc24の期間
で動作部分が完了するので、その1期間の内部ノード波
形を図示してある。まず、出力されるクロックT21
立上がりタイミングについて説明する。クロックQ(n
−1)1の立上がりエッジによりノードN51のチャー
ジがNOR14に引き抜かれそれにより、ノードN51
の電位がインバータ15のしきい値に達したところで、
インバータ15からクロックT21のエッジが立上が
る。インバータ15のしきい値に達したところまで引き
抜く必要のあるノードN51の電荷をCVとし、NMO
Sそれぞれのチャージ引き抜きの電流値をそれぞれIと
すると、クロックQ(n−1)1の立上がりからCVの
電荷量を2Iの電流でひきぬいた結果、すなわち CV/2I がクロックQ(n−1)1の立上がりエッジからクロッ
クT21の立上がりまでのタイミングを表す。クロック
T21の立上がりタイミングは、クロックQ(n−1)1
がLowになり、2入力NOR14の出力側ノードN5
1がHighに充電されることによる。
【0066】図17のタイミング差分割器4a2の内部
動作についても、図18のta21からta24の期間
で動作部分がほぼ完了するので、その動作期間の内部ノ
ード波形を図示してある。まず、出力されるクロックT
2の立上がりタイミングについて説明する。クロック
Q(n−1)1の立上がりエッジから時間tCKnの期
間ノードN61のチャージがNMOSに引き抜かれ、時
間tCKn後、クロックQ(n−1)2の立上がりエッ
ジからノードN61の残りのチャージがNMOSに引き
抜かれ、それにより、ノードN61の電位がインバータ
15のしきい値に達したところでクロックT22のエッ
ジが立上がる。ノードN61の電荷をCVとし、NMO
Sそれぞれのチャージ引き抜きの電流値をそれぞれIと
すると、クロックQ(n−1)1からCVの電荷量をt
CKnの期間Iの電流でひきぬき、残りの期間を2Iで
引き抜いた結果すなわち tCKn+(CV−tCKn・I)/2I=CV+tC
Kn/2 がクロックQ(n−1)1の立上がりエッジからクロッ
クT22の立上がりまでのタイミングを表す。従って、
クロックT21の立上がりとのタイミング差をみると、
丁度tCKn/2となる。
【0067】クロックT22の立上がりタイミングは、
クロックQ(n−1)1とQ(n−1)2の両方がLo
wになり、2入力NOR14の出力側ノードN61がH
ighに充電されることによる。
【0068】クロックT23〜T28についても同様に説
明され、クロックT21〜T28の立上がりタイミング差
は、それぞれ1/2tCKnになる。
【0069】パルス幅補正回路4c1〜4c8は図19に
示すように、インバータ16と2入力NAND17から
なり、前述のように、位相が45度ずつずれたデューテ
ィー25%の8相のLパルス(分割信号)群P21〜P
8を生成する。
【0070】多重化回路4b1〜4b4は図20に示すよ
うに、2入力NAND18からなり、前述のように、位
相が90度ずつずれたデューティー50%の4相のHパ
ルス(クロック)群Qn1〜Qn4を生成する。クロック
Qn1〜Qn4の周期は、クロックQ(n−1)1〜Q
(n−1)4の丁度1/2になる。
【0071】以上のように本実施例においても、共通ノ
ード(図15では、N61)の負荷を可変にする必要な
条件は、実施例1と等しいので、動作目的の等しい容
量、NMOSを組み合わせている。従って、本実施例に
おいても、外部クロック信号1の周期に対する動作範囲
の増大のみならず、デバイスの特性ばらつきが解消され
る。
【0072】以上説明したように、本実施例では、外部
クロック1を4分周し、4相のクロックをあらかじめ作
ることにより、PLL、DLLなどのフィードバック回
路を使うことなく、逓倍クロックを作ることが可能にな
った。また本実施例では、4分周することで、NAN
D、NOR、インバータなどのCMOS基本素子を用
い、完全にスタティックな単純な回路で逓倍回路を構成
することができるという利点を有する。
【0073】なお、以上の実施例1、2では、二相のク
ロックから二相の逓倍クロック、4相のクロックから4
相の逓倍クロックを生成する場合について説明したが、
タイミング差分割器をツリー状に並列接続することによ
り、クロックの相数を2相,4相,8相と指数関数的に
増やし、より高い周波数成分を発生することが可能であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部クロックを多相のクロックに分周し、各相の中間タイ
ミングをとることにより、逓倍したクロックをループ構
成を用いることなく、容易に生成することができる。
【0075】したがって、逓倍クロックを得る期間を短
縮することでき、また、必要なクロック数があらかじめ
予測できるため、逓倍されたクロックを使用するまでの
待ち時間を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクロック信号制御装置
を示す回路構成図である。
【図2】本発明の実施例1を示す回路構成図である。
【図3】本発明の実施例1の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明の実施例1に用いた二相クロック逓倍回
路を示す回路図である。
【図5】本発明の実施例1に用いた二相クロック逓倍回
路の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施例1に用いたタイミング差分割器
を示す回路図である。
【図7】本発明の実施例1に用いたタイミング差分割器
を示す回路図である。
【図8】本発明の実施例1に用いたタイミング差分割器
の具体例を示す回路図である。
【図9】本発明の実施例1に用いたタイミング差分割器
の具体例を示す回路図である。
【図10】本発明の実施例1に用いた4組のタイミング
差分割器の動作を示すタイミングチャートである。
【図11】本発明の実施例1に用いた多重化回路の具体
例を示す回路図である。
【図12】本発明の実施例2を示す回路構成図である。
【図13】本発明の実施例2の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図14】本発明の実施例2に用いた4相クロック逓倍
回路の具体例を示す回路図である。
【図15】本発明の実施例2に用いた4相クロック逓倍
回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図16】本発明の実施例2に用いたタイミング差分割
器の具体例を示す回路図である。
【図17】本発明の実施例2に用いたタイミング差分割
器の具体例を示す回路図である。
【図18】本発明の実施例2に示すタイミング差分割器
の動作を示すタイミングチャートである。
【図19】本発明の実施例2に用いたパルス幅補正回路
の具体例を示す回路図である。
【図20】本発明の実施例2に用いた多重化回路の具体
例を示す回路図である。
【図21】従来例のクロック信号を逓倍する回路であっ
て、遅延回路列を用いた場合を示す回路図である。
【図22】従来例のクロック信号を逓倍する回路であっ
て、PLLを用いた場合を示す回路図である。
【符号の説明】
1 外部クロック 2 分周器 3 多相クロック 4、4a1〜4a8 タイミング差分割回路 5 多相クロック逓倍回路 6 周期検知回路 7 制御信号 8 クロック合成回路 9a 多相クロック 9b 逓倍クロック 9c クロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部クロックを逓倍するクロック信号制
    御方法であって、 外部クロックを多相のクロックに分周し、 分周された前記多相クロックの異なる位相パルスエッジ
    の入力タイミング差を分割することを特徴とするクロッ
    ク信号制御方法。
  2. 【請求項2】 外部クロックを逓倍するクロック信号制
    御方法であって、 外部クロックを多相のクロックに分周し、 分周された前記多相クロックの異なる位相パルスエッジ
    の入力タイミング差を分割し、 前記分割した相の異なるクロックを多重化して前記外部
    クロックの相を倍増することを特徴とするクロック信号
    制御方法。
  3. 【請求項3】 分周器と、多相クロック逓倍回路とを有
    し、クロックを逓倍するクロック信号制御装置であっ
    て、 前記分周器は、外部クロックを多相のクロックに分周す
    るものであり、 前記多相クロック逓倍回路は、前記多相クロックのうち
    異なる位相クロックの異なる相のパルスをn分割するタ
    イミング差分割器と、同じ相のパルスをn分割するタイ
    ミング差分割器と、前記n分割された異なる相のパルス
    を多重化する多重化回路とを有し、逓倍した多相のクロ
    ックを出力するものであることを特徴とするクロック信
    号制御装置。
  4. 【請求項4】 クロック合成回路を有し、 該クロック合成回路は、前記多重化回路から出力される
    多相クロックを合成して単相のクロックを生成するもの
    であることを特徴とする請求項2に記載のクロック信号
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記多相クロック逓倍回路は、複数直列
    接続したものであることを特徴とする請求項2に記載の
    クロック信号制御装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング差分割器は、2入力のタ
    イミング差を任意の比率で分割するものであることを特
    徴とする請求項2に記載のクロック信号制御装置。
  7. 【請求項7】 前記タイミング差分割器は、ゲート幅を
    異らせたMOS型トランジスタと、容量を異らせた容量
    素子とを組合わせて構成したものであることを特徴とす
    る請求項5に記載のクロック信号制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲート幅及び容量を調整することに
    より、倍増又は逓倍の比率を任意に設定するものである
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のクロック信号
    制御装置。
JP15702897A 1997-06-13 1997-06-13 クロック信号制御装置 Expired - Fee Related JP3346224B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15702897A JP3346224B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 クロック信号制御装置
TW087109533A TW380334B (en) 1997-06-13 1998-06-12 Time signal control method and apparatus thereof
KR1019980022186A KR100319500B1 (ko) 1997-06-13 1998-06-13 클럭신호제어방법및그장치
CNB981022669A CN1178391C (zh) 1997-06-13 1998-06-15 时钟信号控制方法及其装置
US09/097,049 US6052004A (en) 1997-06-13 1998-06-15 Method and apparatus for controlling clock signals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15702897A JP3346224B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 クロック信号制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH114145A true JPH114145A (ja) 1999-01-06
JP3346224B2 JP3346224B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=15640614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15702897A Expired - Fee Related JP3346224B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 クロック信号制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6052004A (ja)
JP (1) JP3346224B2 (ja)
KR (1) KR100319500B1 (ja)
CN (1) CN1178391C (ja)
TW (1) TW380334B (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273048A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Nec Corp クロック制御回路及びクロック制御方法
JP2001350539A (ja) * 2000-04-04 2001-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多相クロック信号発生回路および選択回路
US6388490B2 (en) 1999-02-26 2002-05-14 Nec Corporation Clock period sensing circuit
JP2002190724A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nec Corp クロックアンドデータリカバリ回路とそのクロック制御方法
JP2002215262A (ja) * 2000-11-14 2002-07-31 Nec Corp クロック制御方法及び回路
JP2002353808A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Nec Corp クロック制御回路
US6525588B2 (en) 2000-04-27 2003-02-25 Nec Corporation Clock control circuit and method
US6545518B2 (en) 2000-05-26 2003-04-08 Nec Electronics Corporation Timing difference division circuit and signal controlling method and apparatus
US6909312B2 (en) 2003-01-31 2005-06-21 Renesas Technology Corp. Synchronization circuit and synchronization method
KR100506952B1 (ko) * 2000-04-27 2005-08-09 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 클럭 제어회로 및 방법
US7103855B2 (en) 2000-11-29 2006-09-05 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
KR100715845B1 (ko) * 2001-02-17 2007-05-10 삼성전자주식회사 위상혼합기 및 이를 이용한 다중위상 발생기
US7239189B2 (en) 2004-08-26 2007-07-03 Nec Electronics Corporation Clock generating circuit
JP2008054134A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd リング発振器及びそれを備えた半導体集積回路及び電子機器
KR100861919B1 (ko) 2006-07-18 2008-10-09 삼성전자주식회사 다 위상 신호 발생기 및 그 방법
US7782112B2 (en) 2007-12-26 2010-08-24 Panasonic Corporation Device and method for generating clock signal
JP2015149669A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 富士通株式会社 クロック制御回路,受信器および通信装置
JP2016220038A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 ローム株式会社 発振回路、電圧制御発振器、シリアルデータレシーバ

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3227700B2 (ja) * 1998-12-10 2001-11-12 日本電気株式会社 情報伝達方式
JP3647364B2 (ja) * 2000-07-21 2005-05-11 Necエレクトロニクス株式会社 クロック制御方法及び回路
KR100422349B1 (ko) * 2001-06-26 2004-03-12 주식회사 하이닉스반도체 클럭신호발생기
US8098784B2 (en) * 2006-09-05 2012-01-17 International Business Machines Corporation Systems, methods and computer program products for high speed data transfer using a plurality of external clock signals
US7613265B2 (en) * 2006-09-05 2009-11-03 International Business Machines Corporation Systems, methods and computer program products for high speed data transfer using an external clock signal
SE533578C2 (sv) * 2009-04-14 2010-10-26 Bioprocess Control Sweden Ab Anordning för mätning av ett ultralågt gasflöde och system för mätning av biometangasflöde och biogasflöde med anordningen
CN102195770A (zh) * 2010-03-19 2011-09-21 上海贝尔股份有限公司 采样设备和方法
CN102890528A (zh) * 2012-09-13 2013-01-23 曙光信息产业(北京)有限公司 一种低成本时钟复用方法
US9473146B2 (en) * 2015-02-03 2016-10-18 Micron Technology, Inc. Apparatuses and methods for low power counting circuits
CN112014028B (zh) * 2020-08-27 2021-04-13 北京智创芯源科技有限公司 一种石英管组件及其真空检验方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3826901A (en) * 1973-10-12 1974-07-30 Hewlett Packard Co Time multiplexed rate multiplier
US5254955A (en) * 1989-08-25 1993-10-19 Anritsu Corporation Advanced phase locked loop circuit
US5548249A (en) * 1994-05-24 1996-08-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Clock generator and method for generating a clock
US5477181A (en) * 1994-10-13 1995-12-19 National Semiconductor Corporation Programmable multiphase clock divider
CN1145930A (zh) * 1995-07-12 1997-03-26 国际壳牌研究有限公司 含有红磷的环氧树脂组合物

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6828839B2 (en) 1999-02-26 2004-12-07 Nec Corporation Clock period sensing circuit
US6396318B2 (en) 1999-02-26 2002-05-28 Nec Corporation Clock period sensing circuit
DE10009039B4 (de) * 1999-02-26 2011-06-22 NEC Electronics Corp., Kanagawa Taktperioden-Erfassungsschaltung
US6388490B2 (en) 1999-02-26 2002-05-14 Nec Corporation Clock period sensing circuit
KR100436604B1 (ko) * 2000-03-24 2004-06-22 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 클럭 제어회로 및 클럭 제어방법
JP2001273048A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Nec Corp クロック制御回路及びクロック制御方法
EP2221970A3 (en) * 2000-03-24 2010-12-15 Renesas Electronics Corporation Clock control circuit and clock control method
EP2221968A3 (en) * 2000-03-24 2010-09-08 NEC Electronics Corporation Interpolator
EP1139201A3 (en) * 2000-03-24 2009-09-02 NEC Electronics Corporation Clock control circuit and clock control method
JP2001350539A (ja) * 2000-04-04 2001-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多相クロック信号発生回路および選択回路
US7071755B2 (en) 2000-04-27 2006-07-04 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
US6771107B2 (en) 2000-04-27 2004-08-03 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
US7119598B2 (en) 2000-04-27 2006-10-10 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
US7119599B2 (en) 2000-04-27 2006-10-10 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
US6909317B2 (en) 2000-04-27 2005-06-21 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
KR100506952B1 (ko) * 2000-04-27 2005-08-09 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 클럭 제어회로 및 방법
US6987411B2 (en) 2000-04-27 2006-01-17 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
US7042268B2 (en) 2000-04-27 2006-05-09 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
US6525588B2 (en) 2000-04-27 2003-02-25 Nec Corporation Clock control circuit and method
US6545518B2 (en) 2000-05-26 2003-04-08 Nec Electronics Corporation Timing difference division circuit and signal controlling method and apparatus
JP2002215262A (ja) * 2000-11-14 2002-07-31 Nec Corp クロック制御方法及び回路
US6742133B2 (en) 2000-11-14 2004-05-25 Nec Electronics Corporation Clock controlling method and clock control circuit
US7103855B2 (en) 2000-11-29 2006-09-05 Nec Electronics Corporation Clock control circuit and method
JP2002190724A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nec Corp クロックアンドデータリカバリ回路とそのクロック制御方法
KR100715845B1 (ko) * 2001-02-17 2007-05-10 삼성전자주식회사 위상혼합기 및 이를 이용한 다중위상 발생기
JP2002353808A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Nec Corp クロック制御回路
US6909312B2 (en) 2003-01-31 2005-06-21 Renesas Technology Corp. Synchronization circuit and synchronization method
US7397880B2 (en) 2003-01-31 2008-07-08 Renesas Technology Corp. Synchronization circuit and synchronization method
US7239189B2 (en) 2004-08-26 2007-07-03 Nec Electronics Corporation Clock generating circuit
KR100861919B1 (ko) 2006-07-18 2008-10-09 삼성전자주식회사 다 위상 신호 발생기 및 그 방법
JP2008054134A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd リング発振器及びそれを備えた半導体集積回路及び電子機器
US7782112B2 (en) 2007-12-26 2010-08-24 Panasonic Corporation Device and method for generating clock signal
JP2015149669A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 富士通株式会社 クロック制御回路,受信器および通信装置
JP2016220038A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 ローム株式会社 発振回路、電圧制御発振器、シリアルデータレシーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3346224B2 (ja) 2002-11-18
US6052004A (en) 2000-04-18
TW380334B (en) 2000-01-21
KR19990006962A (ko) 1999-01-25
KR100319500B1 (ko) 2002-02-19
CN1178391C (zh) 2004-12-01
CN1213225A (zh) 1999-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3346224B2 (ja) クロック信号制御装置
JP3450293B2 (ja) クロック制御回路及びクロック制御方法
JP3667196B2 (ja) タイミング差分割回路
KR100465265B1 (ko) 클럭 제어 방법 및 회로
JP4562300B2 (ja) クロック制御方法及び回路
KR100319499B1 (ko) 클럭신호제어방법및그장치
JP2002014743A (ja) クロック制御回路および方法
US6967512B2 (en) Multiphase-clock processing circuit and clock multiplying circuit
JPH10126261A (ja) 位相同期ループ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130906

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees