JPH1138340A - 複数ビーム検出装置、画像形成装置及び複写機 - Google Patents

複数ビーム検出装置、画像形成装置及び複写機

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JPH1138340A
JPH1138340A JP9192483A JP19248397A JPH1138340A JP H1138340 A JPH1138340 A JP H1138340A JP 9192483 A JP9192483 A JP 9192483A JP 19248397 A JP19248397 A JP 19248397A JP H1138340 A JPH1138340 A JP H1138340A
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JP
Japan
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detection
image forming
laser beams
laser beam
detection signal
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JP9192483A
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Kiyoto Toyoizumi
清人 豊泉
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のレーザビームを主走査方向にずらして
画像形成部を走査させ、画像を形成する画像形成装置で
使用される複数のレーザビームを検出する複数ビーム検
出装置において、コストアップ、機構の複雑化を抑えな
がら、1つの光検出素子で複数レーザビームのそれぞれ
を検出可能なビーム検出装置を提供する。 【解決手段】 複数のレーザビームを検出して重畳可能
な検出信号を出力する光検出素子と、重畳可能な検出信
号を入力し、重畳可能な検出信号の立ち上がり微分パル
スを出力する複数ビーム検出回路とを備える。また、立
ち上がり微分パルスをレーザビーム毎に分離する手段を
更に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号によって
変調されたレーザビームに感光体上を走査させる工程を
経て画像を形成する画像形成装置で使用される複数のレ
ーザビームを検出する複数ビーム検出装置及びそれを用
いた画像形成装置に関する。また、この画像形成装置を
用いた複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に画像形成装置を積載した複写機全
体の概念的断面図を示す。基本的な動作について図5を
用いて説明する。原稿給紙装置上に積載された原稿は、
1枚づつ順次原稿台ガラス面202上に搬送される。原
稿が搬送されると、スキャナー203部分のランプが点
灯し、かつスキャナーユニット204が移動して原稿を
照射する。原稿の反射光はミラー205,206,20
7を介してレンズ208を通過し、イメージセンサー部
209に入力される。イメージセンサー部209に入力
された画像信号は、直接、あるいは、一旦図示しない画
像メモリに記憶され、再び読み出された後、露光制御部
210に入力される。レーザ発光による照射光によって
画像形成部である感光体ドラム211上に作られた潜像
は、現像器212、あるいは現像器213によって現像
される。上記潜像とタイミングを合わせて被転写紙積載
部214、あるいは被転写紙積載部215より被転写紙
が搬送され、転写部216に於いて、上記現像されたト
ナー像が被転写紙に転写される。被転写紙に転写された
トナー像は定着部217にて被転写紙に定着された後、
被転写紙は排紙部218より装置外部に排出される。
【0003】次に、複数レーザビームを用いた露光制御
部の説明をする。図6は図5の露光制御部と感光体ドラ
ム211の斜視図である。
【0004】図6において、221は半導体レーザアレ
ー、222は半導体レーザアレー221から出力された
複数のレーザビームを集光させるコリメータレンズ、2
23はコリメータレンズ222を通過したレーザビーム
に感光体ドラム211上を走査させるための回転多面
鏡、224は回転多面鏡223で反射されたレーザビー
ムを回転する感光体ドラム211上で集光させ、感光体
ドラム211上での走査ビーム速度を均一化させる走査
レンズ、226は走査レンズ224を通過した走査レー
ザビームの走査面上の感光体ドラム221への照射に影
響を与えない箇所に配置された反射ミラー、225は複
数ビーム検出装置である。
【0005】図6における半導体レーザアレー221か
ら出力されるレーザビームの本数は2本である。レーザ
ビームの本数を2本にしているのは、これにより高速に
副走査方向((主)走査と垂直な方向)に高解像度の画
像を形成することができるからである。図6において、
それらのレーザビームには2a,2bの符号が付記され
ている。レーザビーム2a,2bより成るレーザビーム
群が回転多面鏡223に対して斜めに入射するように、
半導体レーザアレー1は傾いて配置される。このとき、
走査レーザビームは感光体ドラム211上を図7のよう
に走査する。
【0006】図7に示すように、半導体レーザアレー2
21が斜めに配置されることによって、半導体レーザア
レー221から出力される2本のレーザビームは副走査
方向(走査方向と直角な方向)に距離をおき、走査方向
に沿っても距離ΔAの間隔をおきながら感光体ドラム2
21上を走査する。
【0007】反射ミラー226は走査面状に配置されて
いるので、ここで反射した2本のレーザビームは複数ビ
ーム検出装置225にも同様な位置関係を持って入射さ
れる。
【0008】従って、レーザビームが感光体ドラム21
1上を走査するのに先立ち複数レーザ検出装置225で
これを検出し、半導体レーザアレー221を駆動するレ
ーザ変調回路に入力する画像信号の開始タイミングを複
数ビーム検出装置225でのレーザビーム検出タイミン
グに従って調整すれば、感光体ドラム221上でビーム
間の画像ずれがない正常なレーザ走査画像が形成され
る。
【0009】ところで、従来は複数のレーザ光に異なっ
た偏光を持たせ、反射ミラー226を反射した複数のレ
ーザビームを、複数ビーム検出装置225内において、
偏光ビームスプリッタ等により分離し、分離したレーザ
ビームを、それぞれ、別個の光検出素子にて検出してい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複数ビーム検出装置では、ビームスプリッタ及び光検出
素子が複数必要となり、また、複数の光検出素子へのビ
ーム光の入射光路の調整・確保の点に於て、低価格化や
小型化の妨げとなっていた。
【0011】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、コストアップ、機構
の複雑化を抑えながら、複数レーザビームのそれぞれを
1つの光検出素子で検出可能なビーム検出装置を提供す
ることにある。
【0012】
【発明を解決するための手段】本発明による複数ビーム
検出装置は、画像信号で変調された複数のレーザビーム
を主走査方向にずらして画像形成部を走査させ、画像を
形成する画像形成装置で使用される前記複数のレーザビ
ームを検出する複数ビーム検出装置において、前記複数
のレーザビームを検出して重畳可能な検出信号を出力す
る光検出素子と、前記重畳可能な検出信号を入力し、前
記重畳可能な検出信号の立ち上がり微分パルスを出力す
る複数ビーム検出回路とを備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明による複数ビーム検出装置
は、上記の複数ビーム検出装置において、前記立ち上が
り微分パルスを前記レーザビーム毎に分離する手段を更
に備えることを特徴とする。
【0014】更に、本発明による複数ビーム検出装置
は、前記光検出素子の受光部の幅が隣接するレーザビー
ム間の走査方向の距離よりも広いことを特徴とする。
【0015】更に、本発明による複数ビーム検出装置
は、前記光検出素子の受光部の幅が隣接するレーザビー
ム間の走査方向の距離よりも狭いことを特徴とする。
【0016】本発明による画像形成装置は、上記の複数
ビーム検出装置を備えることを特徴とする。
【0017】本発明による複写機は、上記の画像形成装
置を備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]図5に本実施形態による画像形成装置を
積載した複写機全体の概念的断面図を示す。これについ
ては、従来例で説明したので、ここでは省略する。
【0019】図6は本実施形態による図5の露光制御部
と感光体ドラム211の斜視図である。これについて
も、従来例で説明したので、ここでは省略する。
【0020】図2は、ビーム光のスポット2a、2bが
複数ビーム検出装置225内の光検出素子1を通過して
いく様子を示したものであるである。レーザビーム間の
走査方向の距離ΔAが光検出素子1の受光面上で、スポ
ット径ΔBよりも大きくなるように、また、光検出素子
1の受光部の幅Cと等しくならないように設定する:C
≠ΔA≧ΔB.この時、図2のようにレーザビームが光
検出素子1を通過した場合、図3(X)に示すような光
検出素子1の出力電圧波形が得られる。図3の(a)か
ら(e)までの区分は、図2におけるレーザービームス
ポット位置の(a)から(e)までの区分に対応する。
(b)の部分で、最初のレーザビーム2aの検出信号が
発生し、(c)の部分で、最初のレーザビーム2aの検
出信号と2番目のレーザビーム2bの検出信号が重畳す
る。(d)の部分では、2番目のレーザビーム2bの検
出信号だけになる。
【0021】図1に本実施形態による複数ビーム検出装
置内の複数ビーム検出回路3を示す。複数ビーム検出回
路は光検出素子1から出力されるレーザビーム検出信号
を入力とするRC微分回路3aと、この後段のシュミッ
トトリガ回路3bより構成される。図1のYにおいては
図3(Y)に示すアナログの微分波形、図1のZにおい
ては図3(Z)に示す立ち上がり微分パルスが得られ
る。すなわち、それぞれのレーザビーム検出開始位置に
おいて立ち上がる検出パルスが出力段Zで得られる。
【0022】この複数ビーム検出回路3を実施形態2の
構成に含める。
【0023】[実施形態2]第2の実施形態による複数
ビーム検出装置の回路ブロックを図4に示す。これは、
第1の実施形態の複数ビーム検出回路3の後段に分離回
路4を備える。分離回路4の構成例も図4に示す。分離
回路4は、トグル型フリップフロップ(T−F/F)5
とANDゲート6、7で構成される。分離回路4は、複
数ビーム検出回路3の検出パルスZをもとに、検出パル
スZ内の各々のレーザビームに対応した信号T、Uを出
力する。
【0024】ノイズなどにより信号U、Vの位置が反転
してしまうことを避けるために、検出パルスが発生しな
いタイミング(例えばレーザビームが感光体を走査して
いる最中)でトグル型フリップフロップ5にリセットを
かけると動作は更に安定する。
【0025】従って、各々のレーザビームに対応した検
出パルスT、Uを使うことにより、レーザビーム毎に画
像信号の開始タイミングを調整することが可能となり、
走査方向にずれのない高精度の画像を提供することが可
能となる。
【0026】また、レーザビームの本数が3本以上の場
合には、シフト回路やカウンタとエンコーダを組み合わ
せた回路の出力によりそれぞれの検出パルスにレーザビ
ーム毎にゲートをかけることにより検出パルスをレーザ
ビーム毎に分離することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
1つの光検出素子で、複数のレーザビームの各々の検出
パルスを得ることができるので、複数ビーム検出装置の
構成を簡単にしてコストを下げることができる。また、
この検出パルスを画像形成装置において画像信号を開始
するタイミングを調整するための基準信号とすることに
より、走査方向にずれのない高精度な画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1による複数ビーム検出装置内の複数
ビーム検出回路である。
【図2】複数のレーザビームが光検出素子を通過してい
く様子を示す図である。
【図3】本発明による実施形態1の回路の各段における
波形を表す図である。
【図4】実施形態2による複数ビーム検出装置内の回路
ブロック図である。
【図5】本発明による画像形成装置を積載した複写機全
体の概念的断面図である。
【図6】図5の露光制御部と感光体ドラムの斜視図であ
る。
【図7】感光体ドラム上を走査する走査レーザビームの
図である。
【符号の説明】
1 光検出器 2a、2b レーザビーム 3 複数ビーム検出回路 4 分離回路 225 複数ビーム検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/113

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号で変調された複数のレーザビー
    ムを主走査方向にずらして画像形成部を走査させ、画像
    を形成する画像形成装置で使用される複数ビーム検出装
    置において、 前記複数のレーザビームを検出して重畳可能な検出信号
    を出力する光検出素子と、 前記重畳可能な検出信号を入力し、前記重畳可能な検出
    信号の立ち上がり微分パルスを出力する複数ビーム検出
    回路とを備えることを特徴とする複数ビーム検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の複数ビーム検出装置に
    おいて、 前記立ち上がり微分パルスを前記レーザビーム毎に分離
    する手段を更に備えることを特徴とする複数ビーム検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光検出素子の受光部の幅が隣接する
    レーザビーム間の走査方向の距離よりも広いことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の複数ビーム検出装置。
  4. 【請求項4】 前記光検出素子の受光部の幅が隣接する
    レーザビーム間の走査方向の距離よりも狭いことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の複数ビーム検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    複数ビーム検出装置を備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像形成装置を備える
    ことを特徴とする複写機。
JP9192483A 1997-07-17 1997-07-17 複数ビーム検出装置、画像形成装置及び複写機 Pending JPH1138340A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225289A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 光学システム、光走査装置および画像形成装置
JP2010048662A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 視覚装置
CN107797404A (zh) * 2016-09-06 2018-03-13 株式会社东芝 图像形成装置以及图案读取装置

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JP2008225289A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 光学システム、光走査装置および画像形成装置
JP2010048662A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 視覚装置
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