JP3207988B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3207988B2
JP3207988B2 JP32225993A JP32225993A JP3207988B2 JP 3207988 B2 JP3207988 B2 JP 3207988B2 JP 32225993 A JP32225993 A JP 32225993A JP 32225993 A JP32225993 A JP 32225993A JP 3207988 B2 JP3207988 B2 JP 3207988B2
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JP
Japan
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laser beam
output
photodiode
image forming
forming apparatus
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信行 佐藤
日出男 中川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザダイオードによ
りデジタル画像データを感光体上に書き込む型式の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、感光
体上の主走査方向の書き出し位置を決めるために、感光
体上の主走査範囲外に、同期反射ミラーと、この同期反
射ミラーによって反射されたレーザビームを受光するフ
ォトダイオード内蔵の同期検知板とを設けていた。な
お、装置上のスペースとノイズの問題により、ファイバ
ケーブルを介して、メイン基板上のフォトダイオードに
反射ビームを導くこともある。
【0003】そして、フォトダイオードで検知された同
期信号に基づいて、感光体の所定位置から主走査方向の
書き込みが始まるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、単体のフォト
ダイオードの場合、フォトダイオードの出力があるスレ
ッシュレベルを越えた時に同期信号を発生するようにな
っており、レーザビームの入射パワーが変化した場合、
図4に示すように、同期信号の検出位置がずれるため、
色ごとに書き込み位置がずれ、文字の乱れ、色ずれ等が
発生し、画質が劣化するという問題がある。
【0005】フォトダイオードに導くレーザビームのパ
ワーを常に一定にすれば、このような問題が生じないこ
とは言うまでもないが、フルカラーを達成し得る多階調
を実現するためには、レーザパワーを画像データに従っ
て変調しなければならず、また、トナーの特性上、画像
に対して色ごとにレーザパワーの設定を変える必要があ
る。
【0006】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、同期信号を出力するフォトダイオードに
入射するレーザパワーが変化した場合でも、正確なタイ
ミングで同期信号を出力することで、良好な画像を得る
ことができる画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、原稿反射光
をCCDにより光電変換すると共に、A/D変換器によ
りA/D変換して得られたデジタル画像データに基づ
き、レーザダイオードを駆動して、感光体上に各色ごと
に静電潜像を書き込む画像形成装置において、レーザビ
ームの走査方向に沿って第1のフォトダイオードと第2
のフォトダイオードとが、当該両フォトダイオードのエ
ッジがレーザビームの走査方向に対して直交するように
所定の間隔をおいて並置され、前記レーザビームの入射
によって発生する第1のフォトダイオードの出力と第2
のフォトダイオードの出力が位相のずれた位置で等しく
なるタイミングを検出し、前記検出されたタイミングに
基づいて同期信号出力手段によって画像書き出し位置を
決める同期信号を出力させることにより達成される。
【0008】この場合、並置されたフォトダイオード間
の距離が走査ビーム径の1/2以下に設定され、フォト
ダイオードはビーム走査方向に対してほぼ垂直に並置さ
れていることが望ましい。
【0009】
【作用】上記手段によれば、レーザビームの強度を色ご
とに変えても、2つのフォトダイオードの位相のずれに
基づいた出力の差をとると、レーザビームの強度に関係
なく、ほぼ同一のタイミングとなるので、色が変わって
も常に所定のタイミングで同期信号が出力される。
【0010】その際、フォトダイオードの間隔をレーザ
ビームの直径に対して十分に小さくとることで、位相の
ずれにともなる出力の変化を確実に検出でき、ビーム走
査方向とフォトダイオードの並置位置をほぼ直角にする
ことで、検出精度を向上させている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は画像形成装置の光学系を示す概念図
である。
【0013】図において、1はLD(レーザダイオー
ド)駆動板2を有するLDユニット、3はポリゴンミラ
ー、4はコリメートレンズ、5はfθレンズ、6,7は
投影ミラー、8は矢印a方向に回転する感光体、9は感
光体8の外方に設けられた同期反射ミラー、10は2つ
のフォトダイオードを並列に設けた同期検知板である。
また、11はビームエキスパンダである。
【0014】このような構成において、図示しない画像
信号により変調されたLDユニット1から、レーザビー
ムがビームエキスパンダ11を介してポリゴンミラー3
に照射される。ポリゴンミラー3は一定速度で回転して
おり、レーザビームは、コリメートレンズ4、fθレン
ズ5、投影ミラー6,7を介して感光体8上の主走査方
向に走査される。なお、感光体8が回転することで、レ
ーザビームは副走査方向にも走査される。
【0015】一方、レーザビームは、感光体8上を走査
する前に、1ラインごとに同期反射ミラー9を介して同
期検知板10に入射され、ここで感光体8上における書
き出し位置を決定するタイミング信号である同期信号が
出力されるようになっている。
【0016】図2は同期検知板の概略構成図である。
【0017】本発明においては、同期検知板10には、
第1、第2の2つのフォトダイオード10a,10b
が、レーザビーム12の走査方向に対して並列にかつ直
角に、言い換えれば、前記2つのフォトダイオード10
a,10bのエッジEがレーザビーム12の走査方向に
対して直交するように設けてある。また、両フォトダイ
オード10a,10bの間隔d1 は、レーザビーム12
の直径d2 に対して十分に小さい例えばd1 ≦(1/
2)d2 に設定されている。
【0018】レーザビーム12はまず、第1のフォトダ
イオード10aに入射し、次に隣接した部分である空隙
部を通り、その後、第2のフォトダイオード10bに入
射するが、両者の間の距離d1 は前述したように、レー
ザビーム径d2 に比べて十分に小さいため、各フォトダ
イオード10a,10bの出力信号はそれぞれ、位相の
ずれた信号となる。
【0019】図3はレーザビームの強度を変えた時の各
フォトダイオード出力(縦軸のPD出力)と同期信号の
タイミングチャートである。
【0020】図において、破線で示すAは、1色目のト
ナー像の走査時のレーザビーム強度に対する第1のフォ
トダイオード10aの出力、同じく破線で示すBは、同
じレーザビーム強度に対する第2のフォトダイオード1
0bの出力を示す。また、実線で示すCは、2色目のト
ナー像の走査時のレーザビーム強度に対する第1のフォ
トダイオード10aの出力、同じく実線で示すDは、同
じレーザビーム強度に対する第2のフォトダイオード1
0bの出力を示す。これらの出力は図示しない同期信号
出力手段としての制御回路に入力され、{(PD1 の出
力)−(PD2 の出力)}≦一定値という処理を実行し
て同期信号を出力する。すなわち、出力AとBが等しく
なるタイミングと、出力CとDが等しくなるタイミング
は概ね一致しており、このタイミングに同期信号が出力
される。図示はしていないが3色目のトナー移行に対し
ても同様に、同一位置で同期信号が出力されるため、ビ
ームの主走査方向のずれは発生せず、LDのパワーが変
わったとしても各色ごとのドットずれは起きない。
【0021】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
レーザビームの強度を色ごとに変えても、2つのフォト
ダイオードの位相のずれた出力が等しくなる点がほぼ等
しいことにより、常に所定のタイミングで同期信号が出
力されるから、フォトダイオードに入射するレーザビー
ム強度が変化した場合でも、同期信号の検出位置がずれ
ることはなく、常に良好な画像を得ることができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、ビーム走査
方向とフォトダイオードをほぼ直角にすることで、同期
信号の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の光学系を示す概念図である。
【図2】同期検知板の概略構成図である。
【図3】レーザビームの強度を変えた時の各フォトダイ
オード出力と同期信号出力のタイミングチャートであ
る。
【図4】従来のフォトダイオード出力と同期信号出力の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
8 感光体 10 同期検知板(同期検知手段) 10a 第1のフォトダイオード 10b 第2のフォトダイオード 12 レーザビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/024 - 1/207 G03G 15/00 - 15/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿反射光をCCDにより光電変換する
    と共に、A/D変換器によりA/D変換して得られたデ
    ジタル画像データに基づき、レーザダイオードを駆動し
    て、感光体上に各色ごとに静電潜像を書き込む画像形成
    装置において、 レーザビームの走査方向に沿って第1のフォトダイオー
    ドと第2のフォトダイオードとが、当該両フォトダイオ
    ードのエッジがレーザビームの走査方向に対して直交す
    るように所定の間隔をおいて並置され、 前記レーザビームの入射によって発生する第1のフォト
    ダイオードの出力と第2のフォトダイオードの出力が位
    相のずれた位置で等しくなるタイミングを検出し、前記
    検出されたタイミングに基づいて同期信号出力手段によ
    って画像書き出し位置を決める同期信号を出力させるこ
    と、 を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記並置された
    フォトダイオード間の距離が走査ビーム径の1/2以下
    に設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記並置された
    フォトダイオードがビーム走査方向に対してほぼ垂直に
    並置されていることを特徴とする画像形成装置。
JP32225993A 1993-12-21 1993-12-21 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3207988B2 (ja)

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JPH07177306A JPH07177306A (ja) 1995-07-14
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