JP2536838B2 - 水平同期信号出力装置 - Google Patents

水平同期信号出力装置

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JP2536838B2 JP60185912A JP18591285A JP2536838B2 JP 2536838 B2 JP2536838 B2 JP 2536838B2 JP 60185912 A JP60185912 A JP 60185912A JP 18591285 A JP18591285 A JP 18591285A JP 2536838 B2 JP2536838 B2 JP 2536838B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザビームを走査して、再生画像を形
成するレーザビームプリンタの画像信号発生装置に対し
て書込みタイミングを決定するための水平同期信号を出
力する水平同期信号出力装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第10図は、従来のレーザビームプリンタの画像形成動
作を説明する図であり、51は画像信号(VDO)で、レー
ザユニット52に入力される。53は前記レーザユニット52
によりオン,オフ変調されたレーザビーム、54はモータ
で、回転多面鏡(ポリゴンミラー)55を定速回転させ
る。56は結像レンズで、偏向されたレーザビーム57を感
光ドラム58上に焦点を結ばせる。従って、画像信号51に
より変調されたレーザビーム53は感光体上に水平走査
(主走査方向の走査)される。59はビーム検出器で、光
電変換素子60、例えばフォトダイオードを有しており、
画像書き込みタイミングとなる水平同期信号(以下BD信
号と呼ぶ)61を出力する。62は転写紙で、感光ドラム58
に形成される潜像を現像器(図示しない)により可視化
され、転写器(図示しない)により現像剤(トナー)が
転写される。
次に各部の動作について説明する。
レーザユニット52は、入力された画像信号51に基づい
て変調したレーザビーム53を発生する。VDO51はレーザ
ビームプリンタ内部の図示しない制御部から発生され
る。変調されたレーザビーム53は、モータ54によって駆
動される複数個の鏡面を有するポリゴンミラー55に入射
して水平方向に偏向される。ポリゴンミラー55が一定速
度で回転すると、偏向されたレーザビーム57は一定速度
で感光ドラム58上を走査する。また、レーザビーム57
は、結像レンズ56により感光ドラム58上に焦点を結ぶ。
感光ドラム58が一定速度で回転し、かつ、レーザビーム
57が一定速度で走査すると、VDO信号51に基づいた潜像
が感光ドラム58上に形成される。この時、レーザビーム
57が走査開始位置付近に固定されるビーム検出器59の光
電変換素子60に入射され、BD信号61を発生する。BD信号
61は、レーザビーム57の1走査毎に一定周期で発生す
る。制御装置ではBD信号61に同期させて、1走査部のVD
O信号51を発生することにより感光ドラム58上の主走査
方向の画像位置を規定している。
第11図(a)〜(d)はVDO信号51とBD信号61との関
係を示すタイミングチャートで、第10図と同一のものに
は同じ符号を付している。
同図(c)において、71はBD異常計測信号で、同図
(a)に示すBD信号61が所定の周期で出力されているか
どうかを監視する。同図(d)において、72はBD異常報
知信号で、同図(c)に示すBD異常計測信号71の1周期
内に同図(a)に示すBD信号61を検知しなかった場合に
BD異常を報知する。なお、Tは有効画像領域までの時間
を示し、T0はBD信号61の走査間隔を示し、TaはBD信号61
の立ち下りからBD異常計測信号71の立ち下がりまでの時
間を示し、TbはBD信号61の立ち下りから次のBD異常計測
信号71の立ち上がりまでの時間を示している。
この図から分かるように、ビーム検出器59がBD信号61
を検知してから、一定の時間Tを経過した後、VDO信号5
1(斜線部)を発生する。なお、図中は、3走査分を示
してある。
以上のように、感光ドラム58上に形成された潜像は、
公知の電子写真プロセスにより顕像された後、転写紙62
に転写,定着されハードコピーが得られる。
第12図は第10図に示す感光ドラム58と転写紙62の関係
を示す平面図であり、第10図と同一のものには同じ符号
を付している。
この図において、L1は転写紙62に形成される画像の左
端位置を示し、L2はレフトマージン間隔を示し、L3は位
置ずれ量を示し、L4は光電変換素子60が配設される位置
から画像の左端位置L1までの距離を示している。L5は正
規に設定される転写紙62の光電変換素子60からの左端通
過位置を示している。なお、実線は設定値よりも位置ず
れ量L3をもって転写紙62が搬送される状態を示してい
る。
従来、ビーム検出器59には1個の光電変換素子60が存
在し、ビーム検出器59は感光ドラム58に対して位置が固
定されている。従って、第11図(a),(b)に示され
るBD信号61,VDO信号51の関係において、感光ドラム58上
の画像の左端位置L1を規定することができる。従って、
転写紙62に転写された後の画像のレフトマージンをレフ
トマージン間隔L2に設定するには、搬送される転写紙62
が左端通過位置L5を通過するように設定すればよい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、転写紙62が実線で示されるように主走査Xに
対する位置ずれが位置ずれ量L3になると、転写後のレフ
トマージンはL2−L3となり、主走査方向の印字ずれもL2
−L3となり、画像の欠落または改変が生じてしまう問題
点があった。
従来から、かかる問題を解決するために、特開昭60−
123873号公報,特開昭57−23967号公報等に示されるよ
うに、搬送されてくる画像転写材のずれ量を検出し、検
出ずれ量に応じた位置に画像を形成する方法が考えられ
ている。
しかしながら、前者は、搬送される用紙のレーザ走査
方向のずれ量に応じて画像信号発生装置が画像信号に白
画素を挿入又は削除するものであり、画像信号発生装置
への検知したずれ量を送るための信号線の増設及び画像
信号発生装置でのデータ処理の負荷の増大を招来すると
いう問題があった。
また、後者は、レーザプリンタにおいて、水平同期信
号として使用されるビーム検出信号を遅延する可変遅延
回路を設け、搬送される用紙のレーザ走査方向のずれ量
に応じた遅延量でビーム検出信号を遅延させる。しかし
ながら、かかる可変遅延回路としては、通常入力信号で
トリガされ、スレッショルドレベルを変化させて遅延量
を可変とするCR時定数回路が用いられているが、かかる
回路は、電源電圧の変動等の微妙な環境変化に対して不
安定であることが知られている。したがって、後者の方
法では、水平同期信号のタイミングが不安定となり、ひ
いては形成画像のレジずれ量を招来するという問題が生
じる。
この発明の目的は、かかる従来技術が有する問題点を
解決し、搬送されてくる画像転写材のずれ量に応じた位
置に画像を形成させる場合に、簡単な構成で画像信号発
生装置への負荷を増大させることなく、かつ安定して前
記ずれ量に応じた位置に画像を形成させることができる
水平同期信号出力装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る水平同期信号出力装置は、水平同期信
号に同期させて1走査ライン分の画像信号を発生する画
像信号発生装置に水平同期信号を出力するレーザビーム
プリンタにおける水平同期信号出力装置において、 記録媒体上と走査されるレーザビームを走査方向にず
れた複数の位置で検出することにより各走査毎に相互に
タイミングがずれている複数の水平同期信号を出力する
複数の検出手段と、 前記記録媒体上に形成される画像が転写される画像転
写材の前記レーザビームの走査方向のずれ量を検出する
手段と、 前記検出されたレーザビームの走査方向の前記画像転
写材のずれ量に応じて前記検出手段から出力された前記
複数の水平同期信号の中から1つの水平同期信号を選択
して前記画像信号発生装置に出力する選択手段と、 を具備したものである。
〔作用〕
この発明によれば、記録媒体上を走査されるレーザビ
ームを検出して、相互にタイミングがずれている複数の
水平同期信号を出力しておき、検出された画像転写材の
レーザビームの走査方向のずれに応じて前記複数の水平
同期信号の中から1つの水平同期信号を選択して画像信
号発生装置に出力するので、画像信号発生装置は、ずれ
量を何ら考慮することなく水平同期信号に同期させて1
走査ライン分の画像信号を発生しても、ずれ量に応じた
位置に画像を形成させることができる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例を示す水平同期信号出
力装置を適用するレーザビームプリンタの概略図であ
り、第10図と同一のものに同じ符号を付している。
この図において、1はこの発明の検知手段をなす紙位
置検知器で、紙搬送路上の紙の左端の所定位置に配設さ
れる4連のLEDアレイ2と紙搬送路上の転写紙62に対し
て対称の位置に配設される4連のフォトトランジスタア
レイ3とから構成されている。4はビーム検知器で、第
2図に示す4連のフォトダイオードアレイ5で構成さ
れ、レーザビーム57を検知してBD信号61を出力する。
第2図は、この発明の一実施例を示す水平同期信号出
力装置の構成を説明するブロック図で、第1図および第
10図と同一のものには同じ符号を付している。
この図において、11はこの発明の制御手段をなすプリ
ンタ制御装置で、ビーム検知器4からのBD信号61と紙位
置検知器1からの紙位置情報および後述する外部ホスト
コンピュータ15からの画像情報を入力し、レーザユニッ
ト52にVDO信号51を出力する。12はBD信号選択装置で、B
D選択信号発生装置13からのBD選択信号に応じてビーム
検知器4から送出される4つのBD信号61a〜61dのうち、
選択されたBD信号をVDO信号発生装置14へ出力する。VDO
信号発生装置14は、外部ホストコンピュータ15から送出
される画像情報およびBD信号選択装置12から送出される
BD信号61に同期してVDO信号51をレーザユニット52に送
出する。
感光ドラム58をレーザビーム57が1走査すると、ビー
ム検知器4に設ける4連のフォトダイオードアレイ5を
レーザビーム57が次々と照射し、それにつれてビーム検
知器4からBD信号61a〜61dが次々と出力され、プリンタ
制御装置11内のBD信号選択装置12に入力される。一方、
紙位置検知器1では、4連のLEDアレイ2と4連のフォ
トトランジスタアレイ3が対になっているLEDアレイ2
のLEDの光が各フォトトランジスタに入射すると、フォ
トトランジスタがONし、LEDの光が搬送中の転写紙62に
よって遮ぎられたフォトトランジスタはOFFする。従
て、フォトトランジスタアレイ3のON/OFF状態により、
搬送中の紙位置を検知することができる。このようにし
て得られた紙位置情報は、紙位置検知器1からBD選択信
号発生装置13に送出される。BD選択信号発生装置13で
は、紙位置情報S2に応じてBD信号61a〜61dのうちいずれ
のBD信号を選択すべきかを指示する信号、すなわち、BD
選択信号S1をBD信号選択装置12に送出する。ただし、BD
選択信号S1は、紙位置情報の対象となっているある紙に
対しての潜像が感光ドラム58上に形成される直前に出力
し、次の紙に対するBD選択信号S1を出力するタイミング
まで保持する。なお、ある紙に対するBD選択信号S1を出
力するタイミング以前にその紙の紙位置が検出できるよ
うな位置に、紙位置検知器1が設置されている。
BD信号選択装置12では、BD選択信号S1に基づいてBD信
号61a〜61dまでの4信号のうち適切な1信号を選択し、
BD信号61としてVDO信号発生装置14に送出する。VDO信号
発生装置14では、入力されるBD信号61に同期させてVDO
信号51をレーザユニット52に送出する。また、VDO信号5
1の内容は外部ホストコンピュータ15から出力された画
像情報S3に基づくものである。
第3図(a)〜(f)は第2図の各部の動作を説明す
るタイミングチャートで、同図(a)〜(d)はビーム
検知器4から順次出力されるBD信号61a〜61dを示し、同
図(e)はBD信号61を示し、BD選択信号S1に応じて、例
えばBD信号61bが選択された場合を示してある。同図
(f)はVDO信号51で、外部ホストコンピュータ15より
送出される画像情報S3をVDO信号発生装置14が同図
(d)に示すBD信号61に同期して出力した場合を示して
いる。
これらの図から分かるように、BD信号61a〜61dを任意
に選択すればVDO信号51の出力タイミングをΔTWの範囲
で4段階に調整できる。すなわち、感光ドラム58上の画
像領域を主走査方向に関して、4段階に調整できる。従
って、VDO信号の出力タイミング町生を搬送路上の紙位
置に基づいて行えば、主走査方向の印字ずれを防止でき
る。また、上記構成において、ビーム検知器4内のフォ
トダイオード個数を変えれば、画像領域の調整段階数を
変えることができる。
第4図および第5図はこの発明の一実施例を示す水平
同期信号出力装置を適用するレーザビームプリンタの概
略を示す斜視図である。
第4図において、21はビーム検知器で、CCD等の光電
変換素子21aにより構成され、レーザビーム57の入射位
置に応じていくつかのBD信号61を発生する。
第5図において、22はビーム検知器で、光ファイバア
レイ22aにより構成され、ビーム検知器22の設置スペー
スがない場合に用いられる。
しかしながら、主走査方向に対する紙搬送の位置ずれ
量を検知し、この信号に基づいてBD信号61の発生タイミ
ングを変化させることによって、紙上に印字される印字
位置を補正するレーザビームプリンタにおいては、BD信
号61のタイミングを切り換えた時点で、第11図(a)〜
(d)に示される走査間隔T0に対してある所定時間ΔT
だけ変化してしまい、走査間隔T0がBD送出許容時間の開
始時刻より短くなったり、BD送出許容時間の終了時刻よ
りも長くなり、正常にも関わらず第11図(d)に示すBD
異常報知信号72を報知してしまう等の問題があり、BD信
号61のタイミングを変化させて印字位置を補正する装置
ではBD異常を検知できない等の問題点を生ずる場合があ
る。
以下、第6図〜第9図を参照しながら上記の問題点を
解決するこの発明の他の実施例について説明する。
第6図は、この発明の他の実施例を示す水平同期信号
出力装置の構成を説明するブロック図であり、第2図と
同一のものには同じ符号を付している。
この図において、31は監視部で、タイマ31a,31bより
構成され、タイマ31aは後述する時間Taを計測し、タイ
マ31bは後述する時間Tbを計測する。なお、タイマ31a,3
1bはBD信号選択装置12が送出するBD信号61(BD信号61a
〜61dのうち選択された1つ)によってトリガされる。3
2はBD異常計測信号発生回路で、タイマ31a,31bの出力に
応じて後述するBD異常計測信号42をBD異常検知回路33に
出力する。このBD異常検知回路33の一方には、BD信号選
択装置12から出力されるBD信号61が入力され、選択され
たBD信号61が上記時間Ta,Tbにより設定されるBD送出許
容時間以外に入力されたら後述するBD異常信号43を報知
する。
第7図(a)〜(d)は、第6図の動作を説明するタ
イミングチャートであり、同図(a)において、41はBD
タイミング切換えトリガ信号で、BD信号選択装置12がBD
信号61a〜61dのうちいずれか1つを切換え選択した場合
に送出される。同図(c)において、42はBD異常計測信
号で、BD異常計測信号発生回路32より出力される。同図
(d)において、43はBD異常信号で、BDタイミング切換
えトリガ信号41を受けてから、BD異常計測信号42が出力
されるまでの間にBD信号61が検知されない場合に送出さ
れる。なお、BD異常計測信号42は、タイマ31aが計測す
る時間Ta(通常のBD信号61の周期T0よりも短い時間で、
かつ、考えられる紙搬送位置ずれが、その補正のために
BD信号61の出力タイミングを早める方向に最も大きくず
れた時のBD切換時の走査時間(T0−ΔT)よりも短い時
間)でローレベルとなり、タイマ31bが計測する時間Tb
(通常のBD信号61の周期T0よりも長い時間で、かつ、考
えられる紙搬送位置ずれが、その補正のためにBD信号61
の出力タイミングを遅める方向に最も大きくずれた時の
BD切換時の走査時間(T0+ΔT)よりも長い時間)でハ
イレベルとなる。
第7図(a)〜(d)に示されるように、印字位置の
補正のために、BD信号61の周期が変化するべきタイミン
グ域よりも広いタイミング域を上記時間Ta〜TbによりBD
送出許容時間として設定しているので、BD信号切換え時
にもBD異常信号43を送出しなくなるとともに、BD送出許
容時間(Ta−Tb)を越えてBD信号61を検出した場合およ
びBD信号61が全く出力されない場合には正確にBD異常信
号43を送出して、BDエラーを報知できる。
第8図はこの発明のさらに他の実施例を示す水平同期
信号出力装置の構成を説明するブロック図であり、第6
図と同一のものには同じ符号を付している。
この図において、45はBD異常検知禁止信号発生回路
で、BD選択信号発生装置13から送出されるBDタイミング
切換トリガ信号41に応じて後述するBD異常検知禁止信号
O(所定時間TYを持つパルス信号)をBD異常検知回路33
に送出し、BD信号61の切換時おBD異常検知を禁止させ
る。
なお、BD異常計測信号42は、タイマ31aが計測する時
間Ta(異常のBD信号61の周期T0よりも短い時間)でロー
レベルとなり、タイマ31bが計測する時間Tb(通常のBD
信号61の周期T0よりも長い時間)でハイレベルとなり、
特に、BD送出許容時間Ta〜Tbが印字位置の補正のために
BD信号61の周期が変化するべきタイミング域よりも狭い
タイミング域となる様に設定される。
第9図(a)〜(f)は第8図の動作を説明するタイ
ミングチャートであり、第7図(a)〜(d)と同一の
ものには同じ符号を付している。
同図(a)はBD選択信号発生回路13から送出されるBD
タイミング切換トリガ信号Sを示し、同図(d)はBD異
常検知予備信号Lを示し、BD送出許容時間(Ta−Tb)に
BD信号61が検出されないときに出力される。また、同図
(e)はBD異常検知禁止信号Oを示し、BDタイミング切
換トリガ信号Sに同期して所定時間TYの間、BD異常検知
回路33に送出され、BD信号61の切換時においては、上記
BD異常検知予備信号Lが出力されたとしてもBD異常検知
信号43が出力されることを禁止させる。本実施例では、
第9図に示されるように、所定時間TYは、BDタイミング
切換トリガ信号Sからその後BD信号61が2回出力される
までとしている。なお、第9図で、所定時間TYのパルス
幅が異なっているのは、BD信号61に周期変化が−ΔT,+
ΔTとあったためである。
この図から分かるように、時間TY以外の時はBD信号61
の異常をより厳しいタイミングで検知できるだけでな
く、印字位置の補正のためにBD信号61の走査期間が変化
するときはBD異常検知を禁止するので誤ったBDエラー検
知を防止できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は水平同期信号に同期
させて1走査ライン分の画像信号を発生する画像信号発
生装置に水平同期信号を出力するレーザビームプリンタ
における水平同期信号出力装置において、記録媒体上を
走査されるレーザビームを走査方向にずれた複数の位置
で検出することにより各走査毎に相互にタイミングがず
れている複数の水平同期信号を出力する複数の検出手段
と、前記記録媒体上に形成される画像が転写される画像
転写材の前記レーザビームの走査方向のずれ量を検出す
る手段と、前記検出されたレーザビームの走査方向の前
記画像転写材のずれ量に応じて前記検出手段から出力さ
れた前記複数の水平同期信号の中から1つの水平同期信
号を選択して前記画像信号発生装置に出力する選択手段
とを具備することにより、搬送されてくる画像転写材の
ずれ量に応じた位置に画像を形成させる場合に、簡単な
構成で、画像信号発生装置への負荷を増大させることな
く、しかも安定して、ずれ量に応じた位置に画像を形成
させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す水平同期信号出力装
置を適用するレーザビームプリンタの概略図、第2図は
この発明の他の実施例を示す水平同期信号出力装置の構
成を説明するブロック図、第3図(a)〜(f)は第2
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、第4
図,第5図はこの発明の一実施例を示すレーザビームプ
リンタの概略を示す斜視図、第6図はこの発明の一実施
例を示すレーザビームプリンタの制御動作を説明するブ
ロック図、第7図(a)〜(d)は第6図の動作を説明
するタイミングチャート、第8図はこの発明のさらに他
の実施例を示す水平同期信号出力装置の構成を説明する
ブロック図、第9図(a)〜(f)は第8図の動作を説
明するタイミングチャート、第10図は従来のレーザビー
ムプリンタの画像形成動作を説明する図、第11図(a)
〜(d)はVDO信号とBD信号との関係を示すタイミング
チャート、第12図は第10図に示す感光ドラムと転写紙の
関係を示す平面図である。 図中、1は紙位置検知器、2はLEDアレイ、3はフォト
トランジスタアレイ、4,21,22はビーム検知器、11はプ
リンタ制御装置、12はBD信号選択装置、13はBD選択信号
発生装置、14はVDO信号発生装置、51はVDO信号、61はBD
信号である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 謙治郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 橋本 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 善本 敏生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−123873(JP,A) 特開 昭60−241364(JP,A) 特開 昭61−275772(JP,A) 特開 昭57−23967(JP,A) 特開 昭59−216174(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平同期信号に同期させて1走査ライン分
    の画像信号を発生する画像信号発生装置に水平同期信号
    を出力するレーザビームプリンタにおける水平同期信号
    出力装置において、 記録媒体上を走査されるレーザビームを走査方向にずれ
    た複数の位置で検出することにより各走査毎に相互にタ
    イミングがずれている複数の水平同期信号を出力する複
    数の検出手段と、 前記記録媒体上に形成される画像が転写される画像転写
    材の前記レーザビームの走査方向のずれ量を検出する手
    段と、 前記検出されたレーザビームの走査方向の前記画像転写
    材のずれ量に応じて前記検出手段から出力された前記複
    数の水平同期信号の中から1つの水平同期信号を選択し
    て前記画像信号発生装置に出力する選択手段と、 を具備したことを特徴とする水平同期信号出力装置。
JP60185912A 1985-08-26 1985-08-26 水平同期信号出力装置 Expired - Lifetime JP2536838B2 (ja)

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JP60185912A JP2536838B2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26 水平同期信号出力装置
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