JPH1137922A - 光学的分析装置用測定チップ - Google Patents

光学的分析装置用測定チップ

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JPH1137922A
JPH1137922A JP17958797A JP17958797A JPH1137922A JP H1137922 A JPH1137922 A JP H1137922A JP 17958797 A JP17958797 A JP 17958797A JP 17958797 A JP17958797 A JP 17958797A JP H1137922 A JPH1137922 A JP H1137922A
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/55Specular reflectivity
    • G01N21/552Attenuated total reflection
    • G01N21/553Attenuated total reflection and using surface plasmons

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱いが容易であり、かつ、少量の試料液
で分析を行うことのできる光学的分析装置用測定チップ
を得る。 【解決手段】 透光性基板1と、該透光性基板1の一面
上に形成される試料液室Sであって毛細管現象により試
料液が導入口S1 から排出口S2 近傍まで満たすことが
できるようにされた試料液室Sとを有する。透光性基板
1上に、金属薄膜2と生理活性物質4を固定する固定膜
3とからなる分析領域10を設け、その上に、該試料液
室Sを形成することにより、特に、表面プラズモン共鳴
(SPR)を利用した光学的分析装置に適した測定チッ
プが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的分析装置用
測定チップに関し、特に、透光性の基板上に導かれた試
料液に向けて光を照射して、試料を光学的に分析する場
合に有効に用いられる光学的分析装置用測定チップに関
る。
【0002】
【従来の技術】透光性の基板上に試料液を配置して光を
照射し、反射光や透過光の屈折率や吸収率などの変量に
基づき試料を分析することは多く行われている。例え
ば、臨床検査などでの免疫反応を利用した各種検査法に
おいて、生理活性物質の変化を高感度に検出することの
できる光学的分析方法、例えば表面プラズモン共鳴(S
PR)を利用した光学的分析方法などが例として挙げら
れる。
【0003】前記した表面プラズモン共鳴を利用した光
学的分析方法の場合、光学的分析装置に用いられる測定
チップは、一般的には、下から透光性基板、金属薄膜及
び分析対象物に応じた生理活性物質を固定した固定膜と
からなり、このような構成を有する測定チップが、光学
的分析装置のプリズム上に透光性基板側が面するように
してセットされる。試料液は、給液ポンプを利用して固
定膜面に連続して送り込まれるか、試料液を収容したセ
ルの液体面が固定膜に接触するようにされ、生理活性物
質と分析対象物の相互作用を生じさせる(例えば、特公
平5−2181号公報、特開平63−75542号公報
など参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
光学的分析装置での測定チップへの試料液の供給は、給
液ポンプや試料液収容セルを用いるものがほとんどであ
り、装置として大がかりでかつ複雑なものとなってい
る。また、1個の光学的分析装置用測定チップが測定時
に必要とする試料液の量は極少量であるにもかかわら
ず、分析に大量の試料液を調製することが必要とされ
る。これらが原因で可搬性に富んだ小型機の開発が非常
に遅れているのが現状である。
【0005】特に、前記した表面プラズモン共鳴を利用
した光学的分析方法の場合には、透光性基板の裏面に照
射する入射光と該金属薄膜からの反射光の光学的分析か
ら必要な情報を得るものであり、透光性基板表面の金属
薄膜上には極少量の試料液が存在すれば十分に目的が達
せられるにもかかわらず、実際には大量の試料液の調製
を必要としており、試料調製のために、時間的かつコス
ト的にロスが存在する。
【0006】本発明の目的は、従来の光学的分析装置用
測定チップの持つ上記のような不都合を解決しようとす
るものであり、試料液の供給に給液ポンプのような複雑
な供給手段を必要とせず、かつ、極少量の試料液を測定
チップに供与するだけで初期の分析目的を十分に達成す
ることができ、結果として、短時間でかつ低コストで準
備作業を終えることのできる光学的分析装置用測定チッ
プを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、毛細管現象を利用することによ
り分析目的に十分な量の試料液が基板上の試料液室に導
入されることを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明による光学的分析装置用
測定チップは、基本的に、透光性基板と、該透光性基板
の一面上に形成される試料液室であって毛細管現象によ
り試料液が導入口から排出口近傍まで満たすことができ
るようにされた試料液室、とを有することを特徴とす
る。
【0009】なお、本発明において光学的分析装置と
は、分析対象物を光学的に分析することのできる装置全
般をいい、例えば、前記した表面プラズモン共鳴を利用
した光学的分析装置の他に、紫外分光器、赤外分光器、
可視光分光器、蛍光分光器、ラマン分光器などが挙げら
れる。また、光学的分析装置用測定チップとは、その光
学的分析装置における光の照射領域に分析対象物を搬入
しかつ搬出できる部材を総称している。
【0010】前記試料液室は透光性基板の上に直接配置
されていてもよいが、臨床検査などで免疫反応を利用し
た各種測定を行うことを目的とする光学的分析装置に用
いる測定チップの場合には、透光性基板の表面に生理活
性物質を固定する固定膜が設けられ、その上に前記試料
液室が形成される。固定膜は透光性基板の全面に設ける
ことは必要でなく、少なくとも分析目的で光が照射され
る領域に形成されればよい。そして、該固定膜の少なく
とも一部が該毛細管現象により試料液が導入口から排出
口近傍まで満たすことができるようにされた試料液室に
面するように配置される。
【0011】また、前記のように表面プラズモン共鳴を
利用した光学的分析装置に用いる測定チップの場合に
は、透光性基板の表面の少なくとも一部に金属薄膜が設
けられ、該金属薄膜の表面に前記生理活性物質を固定す
る固定膜がさらに設けられる。
【0012】本発明による光学的分析装置用測定チップ
を使用するに際しては、先ず、好ましくはピペットやス
ポイトのような小型の可搬性容器に入れた分析用の試料
液を、透光性基板上に形成した前記試料液室の試料液導
入口近傍に滴下する。滴下された試料液は、外的手段を
加えることなく、毛細管現象によって試料液室内を排出
口に向けて浸入して試料液室内を満たす。その状態で、
該測定チップを光学的分析装置にセットし、所要の光学
的分析作業を行う。作業後に、光学的分析装置から測定
チップを取り出し、圧力差を生じさせるなどの手段によ
り試料液室から試料液を排出する。
【0013】前記透光性基板上に形成する試料液室は、
1個であってもよく、2個以上であってもよい。後者の
場合には、複数の試料液の同時分析が可能となると共
に、そのうちの1個をレファレンス用の試料液室として
用いることもでき、より高精度の測定結果を得ることが
容易となる。また、少なくとも一個の試料液室をレファ
レンス用領域とサンプル領域との双方を有するように構
成してもよく、この場合にも、前記の同様の効果が得ら
れる。この場合に、個々の試料液室あるいは個々の領域
には、同一光源からの光をビームスプリッタなどの手段
により複数の系統に分割するなどによって条件の一致し
た光を照射するか、複数の光源を持つ光学的分析装置の
場合には、各系統間で差異が生じないように光に対して
予め条件を一致させる処理を行った後に照射することが
推奨される。単一のビームを用いる場合には、測定チッ
プをスライドさせて個々の試料液室あるいは個々の領域
に照射するようにする。
【0014】好ましい態様において、光学的分析装置用
測定チップは試料液を吸液して排出するための吸液パッ
ドをさらに備えている。この場合には、該吸液パッドを
試料液室の排出口に接触させることにより、容易に試料
液を排出することができる。吸液速度の異なる複数の吸
液パツドを備えておき、測定環境等に応じて選択的に用
いるようにしてもよい。好ましい態様において、試料液
室の側壁側を試料液の流れ方向に傾斜させることによ
り、又は、上下の面を測定基準面に対して傾斜した面と
することにより、あるいはその双方により、試料液室の
試料液導入口側の断面積よりも排出口側の断面積を大き
いものとしてもよく、あるいは、小さいものとしてもよ
い。前者の場合には、吸液パッドによる試料液の排出速
度を高めることができる利点があり、後者の場合には、
吸液時に液切れが生じることなく全量が確実に試料液室
から排出される利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、好ましい実施の形態に基づき本発明を詳細に説明す
る。なお、以下の説明は、光学的分析装置としての表面
プラズモン共鳴を利用した免疫センサーに用いるのに好
適な測定チップを例として説明するが、本発明の光学的
分析装置用測定チップは、これに限らず、他の任意の光
学的分析装置に用いる測定チップをも包含する。
【0016】表面プラズモン共鳴現象とは、ガラスなど
の光学的に透明な物質と金属薄膜層との境界から反射さ
れた単色光の強度が、金属の出射側にある試料の屈折率
に依存することによるものであり、従って、反射された
単色光の強度を測定することにより、試料を分析するこ
とができる。その分析装置に用いる測定チップは、基本
的に、透光性基板と、この基板の一面に形成された金属
薄膜と、この金属薄膜の上に形成された生理活性物質を
固定する固定膜とから構成される。
【0017】図1はその測定チップを説明するものであ
り、透光性基板1の上に金属薄膜2が配置され、その上
に、生理活性物質4を固定する固定膜3が形成される。
透光性基板1は、一般的にはガラスや、レーザー光に対
して透明な材料からなるものであり、その厚さは0.1
〜5mm程度である。
【0018】金属薄膜2は、表面プラズモン共鳴が生じ
得るようなものであればよく、金属の種類としては、
金、銀、白金、銅、アルミニウムなどが挙げられ、それ
らを単独で又は組み合わせて使用することができる。ま
た、前記透光性基板1への付着性を考慮して、透光性基
板1と金、銀などからなる層との間にクロムなどからな
る介在層が設けられる場合もある。金属薄膜2の膜厚
は、100〜2000Åであるのが好ましく、通常、1
00〜500Å程度である。
【0019】生理活性物質4は、分析対象物(例えば、
抗原など)と相互作用し得るものであれば特に限定され
ず、例えば免疫蛋白質、酵素、微生物、細菌などが挙げ
られる。免疫蛋白質としては、例えば分析対象物を抗原
とする抗体を使用することができる。抗体としても特に
限定されることなく、種々の免疫グロブリン、即ちIg
G、IgM、IgA、IgE、IgDを使用することが
できる。具体的には、分析対象物がヒト血清アルブミン
であれば、抗体として抗ヒト血清アルブミン抗体を使用
することができる。また、農薬、殺虫剤、メチシリン耐
性黄色ブドウ球菌、抗生物質、麻薬、コカイン、ヘロイ
ン、クラックなどを抗原とする場合には、例えば抗アト
ラジン抗体、抗カナマイシン抗体、抗メタンフェタミン
抗体などの抗体を使用することができる。
【0020】酵素としては、分析対象物又は分析対象物
から代謝される物質に対して活性を示すものであれば特
に限定されることなく、種々の酵素、例えば酸化還元酵
素、加水分解酵素、異性化酵素、脱離酵素、合成酵素な
どを使用することができる。具体的には、分析対象物が
グルコースであれば、グルコースオキシダーゼを、分析
対象物がコレステロールであれば、コレステロールオキ
シダーゼを使用することができる。また、農薬、殺虫
剤、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、抗生物質、麻薬、
コカイン、ヘロイン、クラックなどを分析対象物とする
場合には、それらから代謝される物質と特異的反応を示
す、例えばアセチルコリンエステラーゼ、カテコールア
ミンエステラーゼ、ノルアドレナリンエステラーゼ、ド
ーパミンエステラーゼなどの酵素を使用することができ
る。
【0021】微生物、細菌としては、特に限定されるこ
となく、大腸菌をはじめとする種々の微生物、細菌を使
用することができる。また、生理活性物質4はDNA塩
基鎖であってもよく、相補的な塩基鎖を特異的に結合さ
せることができる。
【0022】前記生理活性物質4を固定する固定膜3
は、該生理活性物質4が担持又は固定される層であれば
よく、例えば、多孔質材料として、合成繊維、天然繊
維、無機繊維などからなる織物、編物、不織布や、多孔
性の無機又は有機材料などが使用される(特開平3−1
64195号公報参照)。さらに、化学あるいは生化学
反応に基づいたある特定の官能基を有する材料からなる
薄膜のようなものであってもよい。
【0023】このような固定膜3への生理活性物質4の
固定化方法は常法によって行えばよく、例えば、所定量
の生理活性物質4を固定膜3に所定時間接触させる方
法、浸漬、含浸、マイクロディスペンス、インクジェッ
ト、グラビア印刷、スクリーン印刷などのような方法に
より固定化することができる。
【0024】なお、本出願人は先の出願である特願平8
−323098号において、前記金属薄膜2と固定膜3
の双方の機能を同時に果たすものとして、官能基を表面
に導入した金属コロイド粒子を、透光性基板上に最密充
填的に並べたものを開示している。ここにおいて、官能
基導入金属コロイド粒子とは、官能基を金属コロイド粒
子の表面に導入したものであり、コロイドサイズ領域
(10〜1000nm)の大きさにある金属粒子をい
う。金属コロイド粒子の金属の種類としては、光学的分
析を行うことができる金属であればいかなるものであっ
てもよいが、通常金、白金、銀、アルミニウムなどを単
独で又は組み合わせて使用される。このような官能基導
入金属コロイド粒子を用いることにより、官能基に結合
する生理活性物質が金属コロイド粒子に極めて近い位置
に固定されることになり、金属薄膜と有機薄膜のような
固定膜を使用する場合よりも測定感度を大幅に向上させ
ることができる利点があり、本発明による光学的分析装
置用測定チップでも、このような層も透光性基材1に配
置する層として用いることができる。
【0025】なお、官能基の種類としては、金属コロイ
ド粒子に所望の生理活性物質を固定することができるも
のであればいかなる種類であってもよいが、好ましくは
アミノ基又はメルカプト基を使用する。アミノ基は、特
にアスパラギン酸、グルタミン酸などが一次構造に含ま
れる生理活性物質あるいは抗体、核酸などの生体関連物
質のC(カルボキシ)末端に対して強固な結合を呈する
という点で好ましく、メルカプト基は、特にシステイ
ン、メチオニンなどが一次構造に含まれる生理活性物質
に対して強固な結合を呈するという点で好ましい。
【0026】なお、ここで、「最密充填的」とは、末端
の官能基が最外層を占めており、金属コロイド粒子との
間に他の分子が貫入する余地のないほど、それら官能基
同士が密に詰まっている状態をいう。このように、官能
基導入金属コロイド粒子を基板上に最密充填的に並べる
ことにより、生理活性物質を高い密度で均等に固定化す
ることができ、測定感度を向上させることができる。な
お、詳細は前記特願平8−323098号が参照される
べきであり、該出願の記載は本出願の一部を構成する。
【0027】次に、上記の表面プラズモン共鳴を利用し
た光学的分析装置用として用いる測定チップの好ましい
実施の形態について具体的に説明する。図2はその一例
であり、図2aは分解して示す斜視図を、図2bは組立
後の斜視図を示している。この光学的分析装置用測定チ
ップA1おいて、前記した透光性基板1は、1辺が18
mm程度、厚みが0.1〜0.2mm程度のガラス板で
ある。基板1の素材としては、他に、無延伸ポリエチレ
ンテレフタレート、無延伸ポリカーボネート、トリアセ
テートなどのように、透光性があり、偏光に対して異方
性を示さず、かつ加工性に優れた物性を持つ樹脂材料も
有効に用いることができる。
【0028】透光性基板1の一面中央部には、前記した
金属薄膜2と固定膜3とが積層された分析領域10が形
成されており、該分析領域10が形成された面には、幅
12mm、厚さ0.2mmのテフロンシートからなる2
枚の側板12、12が、該分析領域10の全部又は一部
(図示のものでは一部)の表面を露出するようにして積
層配置されている。2枚の側板12、12の間の間隔t
は2mmである。さらに、該2枚の側板12、12の上
には、幅12mm、厚さ0.1〜0.2mm程度のテフ
ロンシートである天板13が積層され、それにより、透
光性基板1の上には、幅2mm×長さ12mm×高さ
0.2mmである空所S(試料液室)が形成され、その
容積は4.8ccである。
【0029】側板12及び天板13の素材はテフロンシ
ートに限られず、工業用プラスチック、ガラスなどの素
材も用い得る。また、前記空所Sの寸法も、後記するよ
うに試料液が毛細管現象によってその導入口S1 から排
出口S2 近傍まで浸入できる寸法であれば、任意であ
り、試料液の種類、透光性基板1や側板12、天板13
の材質などに応じて、計算によりあるいは実験的に定め
ればよい。一般に、毛細管現象の場合、液中(試料液)
に垂直につけた毛細管を上昇した液柱の高さHは、管壁
がその液体によって完全に濡れる場合に、次式、 γ=(1/2)×r×ρ×g×H (r:管の半径、ρ:液体とこれに接する気体との密度
差、g:重力加速度)に基本的に従うが、これを基本式
とし、ケースバイケースで設定すればよい。
【0030】図2bにおいて、20は吸液パッドであ
り、パルプ、布、不織布、脱脂綿、濾紙、あるいは、ポ
リアクリル酸系、ポリビニルアルール系、又はポリエチ
レンオキシド系高吸水性ゲルのような高吸水性高分子材
料で作られる。吸液パッド20は一つである必要はな
く、素材を変更して、吸液速度の速いもの、遅いもの
等、複数種類のものを用意し、選択的に用いるようにし
てもよい。
【0031】図3、図4はこの光学的分析装置用測定チ
ップA1を用いて、表面プラズモン共鳴を利用した光学
的分析を行う場合の作業手順を示している。図3aに示
すように、作業者は試料液を収容したピペット30の先
端を測定チップA1の空所Sの導入口S1 に近づけ、一
滴あるいは数滴、滴下する。滴下された試料液dは毛細
管現象により試料室である空所S内に浸入していき、排
出口S2 まで到達する(図3b)。その結果、前記空所
Sにその表面の少なくとも一部を露出している前記分析
領域10の表面は試料液dで満たされることとなり、固
定膜3に固定した生理活性物質4と試料液d中の分析対
象物との相互作用が生じる。
【0032】そのようにされた測定チップA1は前記光
学的分析装置に搬入され、図4に示すように、その裏面
側を装置のプリズム31に接するように配置されて、従
来法による、表面プラズモン共鳴を利用した光学的分析
が行われる。すなわち、緩衝液あるいは基準液を測定チ
ップに滴下し、ベースラインを計り、吸水パッドなどを
用いて該緩衝液を除き、続いて、試料溶液を滴下するこ
とにより目的の表面プラズモン共鳴測定を行うことがで
きる。前記した吸液パッド20を用いる場合には、その
位置であるいは光学的分析装置から取り出した状態で測
定チップA1の排出口S2 側に吸液パッド20を接触さ
せ、試料液dの吸液を行う(図3c参照)。光学的分析
装置に取り付けた状態で吸液パッド20を用いる場合に
は、吸液と同時に次の試料液の滴下を行うこともでき
る。
【0033】測定チップの他の使用態様として、試料液
室の底面の半分の領域に例えばグルタールアルデヒドを
形成してレファレンス領域とし、他の半分の領域にグル
タールアルデヒドを介して抗体を固定化してサンプル領
域として、試料液を滴下後、ダブルビームを持つ測定装
置により各領域を同時照射するようにしてもよい。この
場合には、レファレンスとサンプルとの同時計測が可能
となり、効率的な測定が可能となる。
【0034】また、吸液パッド20として高速吸収タイ
プのものを用いる場合には、検体やリンス液等の短時間
での交換が可能となり、キャリブレーション時の吸液パ
ッド20として有効に用いることができる。他方、低速
吸収タイプの吸液パッド20を用いると、試料液の滴下
と吸液パッド20の吸収とを並行して行うことが可能と
なり、いわゆる「フロー方式」での光学的分析と同様な
成果を上げることが可能となる。従って、キャリブレー
ション時と本測定時とで異なった吸液速度を持つ吸液パ
ッド20を用いるようにすることにより、効率的な光学
的分析作業を行うことが容易となる。
【0035】上記のとおりであり、本発明による光学的
分析装置用測定チップを用いることにより、一滴あるい
は数滴の試料液をその都度滴下するだけで所要の光学的
分析を行うことが可能となり、分析の前作業が簡素化す
るばかりでなく、試料液のムダをなくすことができ、低
コストでの光学的分析作業が確立される。また、一度試
料液室Sに浸入した試料液は容易には漏れ出ることはな
く、また、作業者の手に触れることもないので、分析装
置への搬入や搬出時などでの取り扱いがきわめて迅速か
つ容易となり、分析精度を向上させる利点がある。
【0036】図5は、本発明による光学的分析装置用測
定チップの他の実施形態を示している。この測定チップ
A2は前記した測定チップA1と比較して、天板13の
幅が側板12の幅よりも短くされている点において異な
っている。この場合には、試料液室(空所)Sの排出口
側が一部上方に開放した部分S3 を有していることか
ら、試料液の排出作業が容易となる。この形態の測定チ
ップA2は場合、吸液パッド20aはその側面に開放し
た部分S3 に入り込むことのできる大きさの凸部21を
持つものを用いることは有効であり、吸液による廃液を
容易かつ迅速化することができる。
【0037】図6は、本発明による光学的分析装置用測
定チップのさらに他の実施形態を示している。この測定
チップA3は前記した測定チップA1と比較して、その
試料液室(空所)Sの形状が、試料液室Sの左右の側壁
側を試料液の流れ方向に傾斜させることにより、導入口
1 の断面積よりも排出口S2 の断面積が大きくされて
いる点において異なっている。この場合には、試料液の
排出速度を高めて測定を迅速化できる利点がある。
【0038】図7は、本発明による光学的分析装置用測
定チップのさらに他の実施形態を示している。この測定
チップA4は前記した測定チップA3の天板13の幅を
側板12の幅よりも短くしている。そのために、測定チ
ップA2の場合と同様に、試料液室(空所)Sの排出口
側が一部上方に開放した部分S4 が形成され、試料液の
排出作業を容易化することができる。また、この場合に
も、吸液パッド20bはその側面に開放した部分S4
入り込むことのできる大きさの凸部22(好ましくは図
示されるように台形状の凸部22)を持つものを用いる
ことは有効である。
【0039】図8は、上記の光学的分析装置用測定チッ
プを光学的分析装置にセットしまた取り出すのを容易に
するための搬送ホルダー40を示している。搬送ホルダ
ー40は、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの汎用
プラスチックなどの材料で作られており、一方側が測定
チップ係止部41となり、他方側が作業者が手で持ち運
搬するためのホルダー部42となっている。測定チップ
係止部41は両側に凹溝43、43が形成され、該凹溝
43、43に例えば前記した測定チップA1の透光性基
板1の周縁部が挿入されることにより、測定チップA1
は搬送ホルダー40に係止される。45は必要に応じて
用いられる止め部材であり、測定チップ係止部41の開
放口側に挿入ピン46などの手段により取り付けて測定
チップA1が不用意に移動し脱落するのを回避する。ま
た、測定チップを含むホルダ全体を使い捨てにしても構
わない。図示の測定チップA1は例示であり、他の形式
の測定チップ(例えば、図5〜図7に示す測定チップA
3〜A4、あるいは、後記する図9〜図12に示す測定
チップA5、A6)など任意のものであってよい。
【0040】図9は、本発明による光学的分析装置用測
定チップのさらに他の実施形態を示している。この測定
チップA5は、前記した測定チップA1と比較して、試
料液室(空所)Sが平行した状態で2個(Sa、Sb)
形成されている点において異なっている。図9aに分解
して示す斜視図を、図9bは組立後の斜視図を示すよう
に、この測定チップA5において、透光性基板1、金属
薄膜と固定膜とが積層された分析領域10、及び、天板
13は、測定チップA1のものと同じである。そして、
該分析領域10が形成された面には、所定の間隔を置い
て左右2枚の側板12a、12aが積層配置され、さら
に、該2枚の側板12a、12aとの間には、両端面か
ら一定距離ta、tbを置いた位置に中央板12bが積
層配置されている。それらの上に天板13が積層される
ことは測定チップA1の場合と同様である。また、該側
板12a、12a及び中央板12bの素材は測定チップ
A1の場合と同様であってよく、厚みも同じであってよ
い。
【0041】上記の構成であり、図9bに示すように、
この測定チップA5ではほぼ平行した状態で2個の試料
液室(Sa、Sb)が形成され、もし、前記距離taと
tbとを等しくする場合には、その容積は等しくなる。
各試料液室Sa、Sbの寸法は、試料液が毛細管現象に
よってそれぞれの導入口から排出口近傍まで浸入できる
寸法であれば、任意である。また、各試料液室Sa、S
bの大きさは、前記した測定チップA1における試料液
室Sの大きさと同じであってもよく、異なっていてもよ
い。好ましくは、試料液室Saと試料液室Sbとは、同
じ寸法、形状に構成される。
【0042】この測定チップA5の使用態様は基本的に
前記図2〜8に基づき説明した態様と同じであり、試料
液dを満たした測定チップA5を裏面側をプリズム31
aに接するように配置する。そして、二つの試料液室S
a、Sbに対して、図10に示すように、光学的分析装
置からそれぞれ独立した光B1、B2を照射することに
より、二つの試料液室Sa、Sbに充填した試料液dに
対して同時に光学的分析、例えば、表面プラズモン共鳴
を利用した光学的分析を行うことができる。
【0043】二つの試料液室Sa、Sbに充填する液体
は任意であり、異なった試料液を充填して2種の試料液
を同時分析するようにしてもよく、1個の試料液室には
基準液を充填してレファレンス用試料液室として用いる
ようにしてもよい。いずれの場合にも、照射する光は、
測定条件が同じとなるように予め必要な補償処置が施さ
れる。同一光源からの光をビームスリッタを介して2系
統に分ける場合には、前記補償処置を実質的に省略する
ことが可能となる。
【0044】なお、図9では、断面積が同じであり、か
つ、上面がすべて天板13で覆われている試料液室を示
したが、これに限らず、前記した、例えば図6に示すよ
うな断面積が一定でない形状の試料液室や、例えば図5
に示すような一部が天板13で覆われてない試料液室を
2個配置するようにしてもよく、それらを組み合わせて
配置してもよい。また、試料液室の数も3個あるいはそ
れ以上であってよく、その場合に、試料液室の数に合っ
た数の光ビームを配置してもよく、少ない光ビーム数の
場合には、プリズム上で測定チップA5を移動させて複
数回に分けて分析するようにしてもよい。
【0045】一個の測定チップ上に複数個の試料液室を
形成することにより、上記に加えてさらに、試料が多数
の場合、測定に要する時間を抑えることができる他に、
チップ装填の際に生じる機械的誤差を低く抑えることが
できるなどのメリットがもたらされる。
【0046】図11は、本発明による光学的分析装置用
測定チップのさらに他の実施形態を示している。この測
定チップA6では、薄板を積層して試料液室を形成した
上述の測定チップと異なり、一個のプラスチックブロッ
ク13aに底面を解放した状態で二つの試料液室Sa、
Sbを形成し、それを透光性基板1上に積層している。
試料液室の形成は、金型を用いて射出成形などにより一
体成形してもよく、成形された方形状のブロックに対し
てフライス盤での切り込み加工などにより形成してもよ
い。形成される試料液室の形状も任意であり、図12に
その裏面から見た状態を示すように、断面寸法が異なる
形状の試料液室Scであってもよい。また、図示のよう
に2個の試料液室を一体形成する必要はなく、1個の試
料液室のみであってもよい。この構成の測定チップA6
は、部品数の低減により組立工程の効率向上、歩留りの
改善などに関して利点がある。プラスチック素材は、光
学的分析手段や目的に応じて最適のものが選択される。
表面プラズモン共鳴を利用した光学的分析装置の測定チ
ップとして用いる場合には、汎用性プラスチックならば
任意であるも、透明かつ接着性の良好な材料が望まし
い。それは、内部の液量の確認並びに組立て時の基材と
の貼合わせの容易さなどによる。
【0047】図13は、本発明による光学的分析装置用
測定チップのさらに他の実施形態を示している。この測
定チップA7は前記した測定チップA1と比較して、そ
の試料液室(空所)Sの形状が、試料液室Sの左右の側
壁側を試料液の流れ方向に傾斜させることにより、導入
口S1 の断面積よりも排出口S2 の断面積が小さくして
いる点、及び、天板13の幅を側板12の幅よりも短く
て、試料液室Sの導入口側が一部上方に開放した部分S
5 とされている点において異なっている。この場合に
は、吸液パッド20による試料液の排出時に液切れが生
じることなく全量が確実に試料液室から排出されると共
に、試料液の試料液室S内への供給が容易となる利点が
ある。
【0048】図14は、本発明による光学的分析装置用
測定チップのさらに他の実施形態を示している。この測
定チップA8は、吸液パッド20cが測定チップの透光
性基板1上に摺動自在に配置されている点で、上記図1
〜図13に基づき説明した測定チップと形状を異にして
いる。この測定チップA8において、吸液パッド20c
は、吸液室Sの排出口S2 側に、コイルバネ23、23
を介して、排出口S2に接触した位置とそこから離間し
た位置(図示の位置)との間で摺動可能な状態で取り付
けられており、例えば操作桿24によって吸液パッド2
0cを排出口S2 側に押し込むと、吸液パッド20cの
先端に形成した突起21aが排出口S2内に入り込み、
吸液を開始するようになっている。所定時間経過後に、
操作桿24の押圧を解放すると、コイルバネ23、23
の作用により吸液した吸液パッド20cは図示の離間し
た位置に復帰する。この構成とすることにより、複雑な
送液系を用いることなく、試料液の供給及び排出が精度
よくコントロールできる等の利点がもたらされる。な
お、図14では、測定チップとして図13に示した測定
チップA7を用いているが、測定チップ本体の形態はこ
れに限らず任意である。
【0049】図15は、本発明による光学的分析装置用
測定チップのさらに他の実施形態を示している。この測
定チップA9は、試料液供給口51を持つケーシング5
0によって全体が覆われている点で、上記図1〜図14
に基づき説明した測定チップと異っている。この測定チ
ップA9において、前記試料液供給口51は試料液室の
試料導入口S1 の上方に形成されており、作業者は該試
料液供給口51からピペット30により容易に必要な試
料液等を供与することができる。なお、図15では、測
定チップとして図14に示した測定チップA8を用いて
おり、そのために、側面に操作桿24の先端を挿入する
ための開口52を形成しているが、収容する測定チップ
本体の形態はこれに限らず任意であり、操作桿24等を
用いない形態の場合には、開口52は不要である。この
測定チップA9では、廃液を測定チップ内で処理できる
上に、手で触れることなく廃棄することができる等の利
点がある。
【0050】図16は、本発明による光学的分析装置用
測定チップにおける試料液室を形成する他の手段を示し
ている。図16aは、傾斜した表面13aを持つ基板1
3Aの上に、試料液の流れ方向に対して傾斜した側壁1
2d、12dを持つ左右の側板12A、12Aを接着積
層することにより形成しており、それを裏面から見た状
態で示している。この例では、試料液室の両側壁12
d、12dと上面(天面)13aの双方が傾斜した面と
されるために、前記図6、図7あるいは図12、図13
に示した形状の試料液室の場合と比較して、試料液室S
の断面積をより急峻に変化させることができ、液切れが
生じにくい等の利点を有する。図16bでは、前記図1
6aに示した形状の試料液室Sを金型を用いた樹脂材料
の射出成形により一体成形したものであり、この場合に
は、部品数の低減による組立工程の効率向上、あるいは
歩留りの改善等に関して利点がある。図示しないが、試
料液室の左右側壁側は平行面とし、上面あるいは上下面
のみを測定基準面に対して傾斜した面とすることによっ
て、試料液室の断面積を変化させるようにしてもよい。
また、図16a、bに示す試料液室は、前記図12に示
したものと同様に適宜の透光性基板1の上に配置するこ
とにより光学的分析装置用測定チップとして形成される
が、その際に、いずれの開口を試料液導入口とし、いず
れの開口を試料液出口とするかは、選択事項である。ま
た、この形状の試料液室を複数個並列に形成するように
してもよい。
【0051】以上の説明は、本発明による光学的分析装
置用測定チップを表面プラズモン共鳴を利用した光学的
分析装置の測定チップとして用いる場合の好ましい態様
の説明であって、これに限らず、多くの変形例が存在す
る。例えば、酵素の呈色反応を検出する光学的分析のよ
うに、反射光でなく試料液dを透過した光を変量として
用いて分析するような場合には、金属薄膜2や固定膜3
は不要であると同時に、天板13は透光性材料により作
られる。また、可視光領域を検出するのであればこのま
までよいが、紫外線領域を検出するような場合には、チ
ップの試料溶液が接触する部分の素材として石英ガラス
を用いる構成とするのが推奨される。
【0052】
【発明の効果】本発明による光学的分析装置用測定チッ
プを用いることにより、一滴あるいは数滴の試料液をそ
の都度滴下するだけで所要の光学的分析を行うことが可
能となり、分析の前作業だけでなく後処理も簡素化でき
るばかりでなく、試料液のムダをなくすことができ、低
コストでの光学的分析作業を確立することができる。ま
た、作業者の熟練度に起因する誤差を低減することが期
待され、だれにでも検査の測定を精度よく簡便に実施す
る機会を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面プラズモン共鳴を利用した光学的分析装置
に用いるのに好適な測定チップにおける要部を説明する
断面模式図。
【図2】本発明による光学的分析装置用測定チップの一
例を説明する斜視図であり、図2aは分解斜視図、図2
bは組立後の斜視図。
【図3】図2の光学的分析装置用測定チップの使用態様
を説明する図。
【図4】図2の光学的分析装置用測定チップを光学的分
析装置にセットして用いる場合の一例を説明する図。
【図5】光学的分析装置用測定チップの他の例を説明す
る斜視図。
【図6】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例を
説明する斜視図。
【図7】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例を
説明する斜視図。
【図8】搬送ホルダーを持つ光学的分析装置用測定チッ
プの一例を説明する斜視図。
【図9】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例を
説明する斜視図。
【図10】図9の光学的分析装置用測定チップを光学的
分析装置にセットして用いる場合の一例を説明する図。
【図11】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例
を説明する斜視図。
【図12】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例
を説明する斜視図。
【図13】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例
を説明する斜視図。
【図14】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例
を説明する斜視図。
【図15】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例
を説明する斜視図。
【図16】光学的分析装置用測定チップのさらに他の例
を説明する斜視図。
【符号の説明】
A1〜A9…光学的分析装置用測定チップ、1…透光性
基板、2…金属薄膜、3…固定膜、4…生理活性物質、
10…分析領域、12…側板、13…天板、S、Sa、
Sb、Sc…試料液室(空所)、S1 …導入口、S2
排出口、20、20a、20b、20c…吸液パッド、
20、21a…突起、24…操作桿、50…ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 21/31 G01N 21/64 21/64 1/28 W

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板と、該透光性基板の一面上に
    形成される試料液室であって毛細管現象により試料液が
    導入口から排出口近傍まで満たすことができるようにさ
    れた試料液室、とを有することを特徴とする光学的分析
    装置用測定チップ。
  2. 【請求項2】 該試料液室は、該透光性基板上に2個以
    上成形されていることを特徴とする請求項1記載の光学
    的分析装置用測定チップ。
  3. 【請求項3】 該透光性基板は、その表面の少なくとも
    一部に生理活性物質を固定する固定膜をさらに有してお
    り、該固定膜の少なくとも一部は、該形成された試料液
    室に面するようにされていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の光学的分析装置用測定チップ。
  4. 【請求項4】 該透光性基板は、その表面の少なくとも
    一部に金属薄膜と、この金属薄膜の上に形成された生理
    活性物質を固定する固定膜とをさらに有しており、該固
    定膜の少なくとも一部は、該形成された試料液室に面す
    るようにされていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の光学的分析装置用測定チップ。
  5. 【請求項5】 該形成された試料液室における少なくと
    も1個の試料液室は、その導入口の断面積よりも排出口
    の断面積が大きくされていることを特徴とする請求項1
    ないし4いずれか記載の光学的分析装置用測定チップ。
  6. 【請求項6】 該形成された試料液室における少なくと
    も1個の試料液室は、その導入口の断面積よりも排出口
    の断面積が小さくされていることを特徴とする請求項1
    ないし4いずれか記載の光学的分析装置用測定チップ。
  7. 【請求項7】 該形成された試料液室における少なくと
    も1個の試料液室は、その上下面の双方又はいずれか一
    方が測定基準面に対して傾斜面とされていることを特徴
    とする請求項1ないし6いずれか記載の光学的分析装置
    用測定チップ。
  8. 【請求項8】 該形成された試料液室に満たされた試料
    液を吸液して排出するための吸液パッドをさらに備えて
    いることを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載の
    光学的分析装置用測定チップ。
  9. 【請求項9】 吸液速度の異なる複数個の吸液パッドを
    吸液パッドとして備えることを特徴とする請求項8記載
    の光学的分析装置用測定チップ。
  10. 【請求項10】 該吸液パッドは、試料液室の排出口に
    接触した位置とそこから離間した位置との間で摺動自在
    な状態で透光性基板上に配置されることを特徴とする請
    求項7記載の光学的分析装置用測定チップ。
  11. 【請求項11】 該吸液パッドを摺動させるための手段
    をさらに有することを特徴とする請求項10記載の光学
    的分析装置用測定チップ。
  12. 【請求項12】 基板の周縁部を保持する搬送ホルダー
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし1
    1いずれか記載の光学的分析装置用測定チップ。
  13. 【請求項13】 試料液供給口を持つケーシングに全体
    が覆われていることを特徴とする請求項1ないし11い
    ずれか記載の光学的分析装置用測定チップ。
  14. 【請求項14】 少なくとも1個の試料液室は、レファ
    レンス用領域とサンプル領域との双方を有するようにさ
    れていることを特徴とする請求項1ないし13いずれか
    記載の光学的分析装置用測定チップ。
  15. 【請求項15】 請求項2記載の光学的分析装置用測定
    チップにおいて、該形成された試料液室のうちの1個の
    試料液室はレファレンス用試料液室であることを特徴と
    する光学的分析装置用測定チップ。
  16. 【請求項16】 該試料液室は、側壁を形成する部材と
    天面を形成する部材とを積層することにより形成された
    ものであることを特徴とする請求項1ないし15いずれ
    か記載の光学的分析装置用測定チップ。
  17. 【請求項17】 該試料液室は、一個のプラスチックブ
    ロックに底面を解放した状態で形成されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし15いずれか記載の光学
    的分析装置用測定チップ。
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