JPH1136555A - サイディングボード - Google Patents

サイディングボード

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JPH1136555A
JPH1136555A JP9196860A JP19686097A JPH1136555A JP H1136555 A JPH1136555 A JP H1136555A JP 9196860 A JP9196860 A JP 9196860A JP 19686097 A JP19686097 A JP 19686097A JP H1136555 A JPH1136555 A JP H1136555A
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JP
Japan
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groove
parallel
parallel groove
width
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9196860A
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English (en)
Inventor
Masaji Suzuki
正司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SAIDEINGU KK
Original Assignee
NIPPON SAIDEINGU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合後における連結溝を平行溝と等しい深さ
に見えるようにして、接合部分が判別されにくくなるサ
イディングボードを提供することを課題とする。 【解決手段】 表面材1は、化粧面11から延設されて
なる第一突設部21を有する雄型連結部20と、化粧面
11から段差D1を有して延設されてなる第二突設部3
3を有する雌型連結部30とを備え、第二突設部33
は、段差D1が平行溝12の溝深さD2より浅く形成さ
れてなり、且つ、第一突設部21の突設幅W1と第二突
設部33の突設幅W2の差が平行溝12の溝幅W3と略
等しく形成されてなることを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、構築物の内
壁外壁として使用される壁材としてのサイディングボー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサイディングボートとし
ては、塗装が施された化粧面と複数の平行溝が形成さ
れ、平行溝と平行な突設部を有する雄型連結部と雌型連
結部が平行溝と直角方向の両縁側に形成された金属薄板
からなる表面材と、表面材の裏面側に充填された芯材
と、芯材の裏面を被覆する裏面材とを備えたものが公知
であり、雄型連結部の突設部は、化粧面から延設され、
雌型連結部の突設部は、化粧面から段差を有して延設さ
れてなり、雄型連結部の突設部を雌型連結部の突設部に
覆設せしめて両連結部を連結させ、複数個のサイディン
グボードを接合させて壁材として使用するものであっ
た。
【0003】接合後には、雄型連結部の突設部の先端部
と雌型連結部の突設部の段差部とによって、接合部分に
も前記平行溝と同形状の連結溝が形成され、平行溝との
目の錯覚によって、接合部分を目立たなくするためのも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記雌
型連結部の突設部の段差は平行溝の溝深さと同じである
ため、連結溝も平行溝と同じ深さになるが、一般に、溝
の深さは、溝にできる光の陰の濃淡によって認識される
ため、連結溝は、雄型連結部の突設部の先端部と雌型連
結部の突設部との合わせ部分に生じる光の陰が重なって
平行溝よりも相対的に暗くなり、平行溝よりも深く見え
てしまう。その結果、接合部分が明確に判別されるとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、接合後における連結溝を平行溝と等しい深さに見
えるようにして、接合部分が判別されにくくなるサイデ
ィングボードを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するために講じた技術的手段は、化粧面11と平行溝1
2とを有する化粧部10を備えた表面材1と、該表面材
1の裏面側に充填されてなる芯材2と、該芯材2の裏面
を被覆すべく形成されてなる裏面材3とを具備するサイ
ディングボードにおいて、前記表面材1は、化粧部10
の一端側に化粧面11から平行溝12と略平行に延設さ
れてなる第一突設部21を有する雄型連結部20と、化
粧部10の他端側に化粧面11から段差D1を有して平
行溝12と略平行に延設されてなる第二突設部33を有
する雌型連結部30とを備えてなり、第二突設部33
は、段差D1が平行溝12の溝深さD2より浅く形成さ
れてなり、且つ、第一突設部21の突設幅W1と第二突
設部33の突設幅W2の差が平行溝12の溝幅W3と略
等しく形成されてなるものである。
【0007】本発明に係るサイディングボードにあって
は、第一突設部21と第二突設部33の連結により連結
溝4を形成するとともに、第二突設部33の段差D1が
平行溝12の溝深さD2よりも浅く形成されているた
め、接合後の連結溝4が平行溝12より浅く形成され、
連結部4における第一突設部21の先端と第二突設部3
3との合わせ部分による光の陰が、連結溝4による陰に
重なって平行溝12と同様の陰影を作り出すことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサイディングボー
ドの一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。図
1において、1は、一対のロール間を通過させて形成さ
れてなる表面材で、該表面材1は、アルミニウムの薄板
から成型されたのち、アルマイト処理、塗装が施されて
いる。
【0009】ここで、表面材1としては、アルミニウム
等の金属薄板以外にも、陶材や合成樹脂材等を使用する
ことが可能である。
【0010】2は、表面材1の裏側に充填された断熱材
からなる芯材2で、該芯材2の裏面は裏面材3によって
被覆されている。ここで、芯材2としては、ポリウレタ
ンフォーム用樹脂等の合成樹脂の発砲体が用いられ、難
燃剤等が付加されたものでもよく、また、裏面材3とし
ては、金属箔等の不燃シート等が用いられる。
【0011】前記表面材1は、塗装等によって模様が施
された化粧面11と複数の平行溝12…とを有する化粧
部10と、化粧部10の平行溝12と略直角方向(X方
向)の一端側に平行溝12と略平行な第一突設部21を
有する雄型連結部20と、化粧部10の他端側に平行溝
12と略平行な第二突設部33を有する雌型連結部30
とから構成されている。
【0012】尚、平行溝12の溝形状は、一方の側面1
2aが化粧面11に向かって広がって傾斜し、他方の側
面12bが化粧面11と略直角に形成されている。
【0013】雄型連結部20は、図2(イ)に示す如
く、化粧面11から延設されてなる第一突設部21と、
該第一突設部21の裏面側の第一凹部23を介して突設
されてなる第三突設部22と、該第三突設部22から裏
面材3に接着固定された雄側先端部24に向けて広がっ
て傾斜してなる雄側傾斜部23とを備えてなる。尚、第
一突設部21の先端部21aは、化粧面11に対して略
直角に形成されてなる。
【0014】前記雌型連結部30は、図2(ロ)に示す
如く、化粧面11から段差D1を有して延設されてなる
第二突設部33と、該第二突設部33の裏面側の第二凹
部32から裏面材3に接着固定された雌側先端部35に
向けて広がって傾斜してなる雌側傾斜部34とを備えて
なる。尚、第二突設部33と化粧面11との境界には、
第二突設部33から化粧面11に向かって広がって傾斜
した段差部31が形成されてなる。
【0015】このように、雌型連結部30は、第二突設
部33、第二凹部32及び雌側傾斜部34によって、前
記雄型連結部20に係合して連結可能に形成されてな
る。即ち、第二突設部33と第一凹部23、第二凹部3
2と第三突設部22、及び雌型傾斜部34と雄型傾斜部
23が、それぞれ係合可能に形成されてなる。
【0016】ここで、第二突設部33は、段差D1が平
行溝の溝深さD2よりも浅く形成され、平行溝12の溝
深さD2に対して2/5乃至2/3の関係を有する。具
体的には、平行溝12の溝深さD2が1.5mm乃至
2.5mmに、段差D1が1.0mm前後に設定され、
特に、平行溝12の溝深さD2を1.5mm、段差D1
を1.0mmに設定することが好ましい。
【0017】更に、第二突設部33の突設幅W2は、雄
型連結部20の第一突設部21の突設幅W1より長く形
成され、両幅の差が平行溝12の溝幅W3に略等しく設
定されている。本実施形態において、第二突設部33の
突設幅W2を25mmに、第一突設部21の突設幅W1
を21mmに、平行溝12の溝幅W3を4mmに設定し
ている。
【0018】次に、上記構成からなるサイディングボー
ドを複数接合させた状態について説明する。図3に示す
如く、複数のサイディングボードは、両連結部20,3
0を連結させることにより接合される。この際、第二突
設部33の化粧面11側に第一突設部21が所定位置ま
で覆設され、第一突設部21の先端部21a、第一突設
部21が覆設されずに残った第二突設部33、及び段差
部31によって、接合部分に平行溝12と略同じ溝幅W
3の連結溝4が形成される。
【0019】ここで、段差D1が、平行溝12の溝深さ
D2よりも浅く形成されているため、連結溝4も平行溝
12より浅くなる。また、接合によって、第一突設部2
1の先端と第二突設部33との隙間には合わせ目5が生
じるが、その合わせ目5は陰になる部分であり、他の部
分よりも暗く見える。従って、連結溝4による陰に合わ
せ目5の陰が重なって、平行溝12と同様の陰影を作り
出す。溝の深さは、溝にできる陰影の濃淡によって認識
されるため、連結部4が平行溝12と等しい深さに認識
される結果、接合部分が判別困難となる。
【0020】また、雄側傾斜部23と雌側傾斜部34が
共に傾斜しているため、接合後の裏面材2…が面一にな
り、壁面50への取付が容易となる。
【0021】上記の如く、本実施形態におけるサイディ
ングボードは、雌型連結部30の段差D1が平行溝12
の溝深さD2よりも浅く形成されているため、接合によ
り平行溝12より浅い連結溝4が形成され、合わせ目5
における陰が連結溝4の陰に重なって平行溝12と同様
の陰影が作り出されることによって、接合部分を判別困
難とすることができる。
【0022】尚、両連結部20,30の形状は、種々の
変更が可能である。
【0023】また、本実施形態においては、芯材2の裏
面が裏面材3によって被覆されたものについて説明した
が、裏面材3と表面材1とが一体に形成されてなるもの
であっても本発明の意図する範囲内である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るサイディングボードにあっ
ては、雌型連結部の第二突設部の段差が平行溝の溝深さ
よりも浅く形成されているため、接合による連結溝を平
行溝よりも浅く形成することができ、雄型連結部の第一
突設部と雌型連結部の第二突設部との合わせ部分の陰
が、連結溝による陰に重なって平行溝と同様の陰影を作
り出すことができ、接合部分が判別されにくくなるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のサイディングボードを示
し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図。
【図2】(イ)、(ロ)は同要部の拡大図。
【図3】一実施形態のサイディングボードの使用状態を
示す要部拡大図。
【符号の説明】
1…表面材、2…芯材、3…裏面材、4…連結溝、5…
合わせ目、10…化粧部、11…化粧面、12…平行
溝、20…雄型連結部、21…第一突設部、30…雌型
連結部、31…段差部、33…第二突設部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧面(11)と平行溝(12)とを有
    する化粧部(10)を備えた表面材(1)と、該表面材
    (1)の裏面側に充填されてなる芯材(2)と、該芯材
    (2)の裏面を被覆すべく形成されてなる裏面材(3)
    とを具備するサイディングボードにおいて、前記表面材
    (1)は、化粧部(10)の一端側に化粧面(11)か
    ら平行溝(12)と略平行に延設されてなる第一突設部
    (21)を有する雄型連結部(20)と、化粧部(1
    0)の他端側に化粧面(11)から段差(D1)を有し
    て平行溝(12)と略平行に延設されてなる第二突設部
    (33)を有する雌型連結部(30)とを備えてなり、
    第二突設部(33)は、段差(D1)が平行溝(12)
    の溝深さ(D2)より浅く形成されてなり、且つ、第一
    突設部(21)の突設幅(W1)と第二突設部(33)
    の突設幅(W2)の差が平行溝(12)の溝幅(W3)
    と略等しく形成されてなることを特徴とするサイディン
    グボード。
JP9196860A 1997-07-23 1997-07-23 サイディングボード Pending JPH1136555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111782A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 金属サイディング材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173434U (ja) * 1987-05-02 1988-11-10

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