JPH11353815A - 非線形信号受信機 - Google Patents
非線形信号受信機Info
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- JPH11353815A JPH11353815A JP11103978A JP10397899A JPH11353815A JP H11353815 A JPH11353815 A JP H11353815A JP 11103978 A JP11103978 A JP 11103978A JP 10397899 A JP10397899 A JP 10397899A JP H11353815 A JPH11353815 A JP H11353815A
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Abstract
つ柔軟であり、しかも、ハングアップ現象を生じない非
線形信号受信機を提供する。 【解決手段】 サンプリングタイミング位相に応じて入
力信号をサンプリングし、デジタル信号に変換するA/
D変換部100と、2N+1個のタップPnを具備し、
各タップは未来ν個及び過去τ個のデータトランジッシ
ョン絶対値の各パターンに応じて選択されたタップ値と
データトランジッション値よりサンプリング信号に対す
るチャンネル特性を推定するモデリング部106と、タ
ップP0を中心に互いに対称的な位置にあるタップの値
の差分を位相傾斜とするとき、位相傾斜よりA/D変換
部100のサンプリングタイミング位相を調節するタイ
ミング復旧部108と、A/D変換部100の出力値の
劣化された特性を補償する等化部102と、等化部10
2の出力をデジタル値に変換して元の信号を検出する検
出部104とを備える非線形信号受信機とする。
Description
に関し、特に、データ貯蔵機器の再生信号をサンプリン
グする際に、信号の非線形的な歪みを考慮してサンプリ
ング時間を安定的に復旧する非線形信号受信機に関す
る。
下HDDと略する)などのデジタル磁気記録媒体は、記
録密度が高くなるにつれ非線形的な特性が深刻に生じて
くる。この非線形的な特性は、隣接したトランジッショ
ン間の相互作用によって生じる。以前に書き込まれたト
ランジッション減磁界(Demignetizatio
n Field)は、次に書き込まれるトランジッショ
ンの位置を移動させ、幅を取り、広める働きをする。ま
た、隣接したトランジッションは、互いに打ち消そうと
し、結果的に再生信号の大きさが縮まってくる。この現
象をそれぞれ非線形トランジッション移動(nonli
near transition shift:NLT
S)、トランジッション拡張(transition
broadening)及び部分的削除(partia
l erasure)と呼ぶ。この非線形的な歪みは、
再生信号よりデータを検出する一連の過程に悪影響を及
ぼし、特に、信号の的確な位相を見出すのに困難とな
る。この非線形的な歪曲特性を考慮しない場合、サンプ
リング位相はタイミングジッタ(timing jit
ter)とバイアスが深刻となる。
分応答信号のサンプリング位相を補正する方法がある。
この方法は、米国特許第4,890,299号に開示さ
れたものであって、信号のサンプリング位相を補正する
過程が度々一定期間止まってしまう現象、すなわちハン
グアップ(hang−up)を発生せずに位相を補正す
る。しかし、もっぱらこの方法は線形信号でのみ動作す
るので、非線形的な歪みの存在する信号においては性能
の劣化が著しく、使い難い。さらに、位相を補償する従
来の別の方法も信号が線形的であるといった仮定下で研
究開発されたものであり、このため、非線形的な歪みが
著しい場合には使い難い。
果たそうとする技術的課題は、過去、現在そして未来ビ
ットデータを考慮してサンプリングされた信号をモデリ
ングし、サンプリングされた信号間位相傾斜よりサンプ
リングタイミング位相を補正する非線形信号受信機を提
供することである。
るために、本発明の非線形信号受信機は、2進データ列
を伝送チャンネルを介して受信または貯蔵機器に書き込
まれたデータを再生した入力信号r(t)より、元のデ
ータakを検出する非線形信号受信機において、サンプ
リングタイミング位相に応じて前記入力信号をサンプリ
ングし、デジタル信号rkに変換するアナログ−デジタ
ル変換部と、2N+1個のタップPn(n=−N,…,
0,…,N)を具備し、各タップは未来ν個及び過去τ
個のデータトランジッション絶対値の各パターンbk-n+
ν:k-n+1、bk-n-1:k-n-τに応じて(2の(τ+ν)
乗)個の内のいずれか一つのタップ値を選択し、前記選
択されたタップ値とデータトランジッション値xk-nよ
り前記サンプリング信号に対するチャンネル特性を推定
するモデリング部と、(ここで、xk-n=(ak-n−ak-
n-1)/2∈{−1,0,1}で、bk-n=|xk-n|∈
{0,1}であり、bk-n -1:k-n-τ=(bk-n-1 b
k-n-2…bk-n-τ)、bk-n+ν:k-n+1=(bk-n+νbk-
n+ν-1…bk-n+1)で、n=−N,…,0,…,Nであ
り、)前記モデリング部のタップの内P0を中心に互い
に対称的な位置にあるタップの値の差分を位相傾斜とす
るとき、前記位相傾斜より前記アナログ−デジタル変換
部のサンプリングタイミング位相を調節するタイミング
復旧部と、前記アナログ−デジタル変換部出力値の劣化
された特性を補償する等化部と、前記等化部の出力をデ
ジタル値に変換して元の信号を検出する検出部とを備え
る。
本発明に係る非線形信号受信機の実施の形態を詳細に説
明する。
ブロック図である。図1に示すように、非線形信号受信
機は、アナログ−デジタル変換部100、等化部10
2、検出部104、モデリング部106及びタイミング
復旧部108から構成される。
チャンネルを介して受信されたり、データ貯蔵機器より
再生され受信されるアナログ信号r(t)をサンプリン
グして、デジタル信号rkに変換する。等化部102
は、入力されるrk信号の劣化された特性を補償する。
検出部104は、等化部102の出力値を所定の値と比
較して、デジタル値として出力する。モデリング部10
6は、検出部104の出力値と既知のデータよりチャン
ネルをモデリングする。タイミング復旧部108は、モ
デリング部106の各種タップ値中の二つのタップ値よ
りタイミング位相傾斜(timing phase g
radient)を求め、該求めた傾斜値を以ってサン
プリングタイミング位相を補正する。
イミング復旧部108の詳細なブロック図である。モデ
リング部106は、非線形フィルター210及び加算器
220を備える。非線形フィルター210は、符号21
2乃至217で示す複数のタップP-N、…、P-1、
P0、P1、…、PN及び第1加算器211を備える。タ
イミング復旧部108は、第2加算器241、第1乗算
器242、第3加算器243、第1遅延器244、第2
乗算器245、第4加算器246及び第2遅延器247
を備える。
る。2進データ列ak(akは+1または−1)をデータ
貯蔵機器に書き込んだ後に再生または伝送チャンネルを
介して受信してサンプルした信号rkは、非線形フィル
ター210の複数のタップを介して次のようにデータパ
ターンに応じて可変するパルスpn(・)にモデリング
される。モデリングされた信号pn(・)と予め定まっ
たデータxk-nとの積と入力信号rkの差ekは、加算器
220を介して数3に示す式(3)のように求められ
る。
bk-1、bk-2、…bk-τを示す。パルスpn(bk-n+ν
:k-n+1、bk-n-1:k-n-τ)はそれぞれのサンプルnにお
いて、未来νビットのトランジッションbk-n+ν:k-n+1
と過去τビットのトランジッションbk-n-1:k-n-τの状
態に応じて可変する値を有する。
タak、bkは、等化部102がトレーニングされる期間
中には知られたデータを使用し、データの検出期間中に
は既に検出されたデータを使用する。
状態値skを使用して数4に示す式(4)のように表す
ことができる。
て、m=sk-nの時に1の値を有し、m≠sk-nの時は0
の値を有する。tは前置(Transpose)を示
す。Mはパルスpn(・)の個数であって、2の(τ+
ν)乗であり、sk-n、ik-n及びpnはそれぞれ数5に
示す通りである。
k-n+ν:k-n+1、bk-n-1:k-n-τ)を大きさが各々Mであ
る2つのベクトルの積で示したものである。式(4)を
用いて式(3)のekを数6に示す式(6)で表すこと
ができる。
に未来νビットと過去τビットにおいてトランジッショ
ンが立ち上がらない場合を表す。すると、モデリング誤
差の二乗平均を最小化する最適のパルスは、数8に示す
式(8)によって求められる。
数9に示す式(9)である。
(10)である。
0でなく、かつsk-n=iの場合に限って更新され、そ
の他の場合には以前の値をそのまま保つ。
チャンネル特性をモデリングする。HDDによる多くの
伝送チャンネルは、チャンネル応答模様が対称に近い。
しかし、もっぱら同じアナログ信号であっても、サンプ
リングする際に位相が正確でなければ、パルスの模様が
非対称に近い。図3は、この位相によるパルスのサンプ
ル模様を示すものであって、図3(a)は、サンプリン
グ時に位相が正確で、p1とp-1の差が出ない場合であ
り、図3(b)は位相が正確でないため位相遅れが生
じ、このためp1とp-1の差が生じた場合である。
確でない場合、これを補正しなければならない。位相補
正はタイミング復旧部108を介してなされる。タイミ
ング復旧部108は、非線形的な影響を最小に受けるデ
ータパターンの非対称パルスの模様からサンプリングの
位置を知らせるタイミング位相情報を得て補正する。補
正は次のようになされる。先ず、非線形フィルター21
0のタップP1とP-1から第2加算器241を介して位
相傾斜zkが数11に示す式(11)によって求められ
る。
43及び第1遅延器244を介して入力信号と局部タイ
ミングソース(local timing sourc
e)間の周波数の差分Δk+1が求められ、第2乗算器2
45、第4加算器246及び第2遅延器247を介して
タイミング位相ζk+1が数12に示す式(12)のよう
に求められる。
なる。
抵抗ヘッド(Magneto−Resistive h
ead)で再生する場合、再生された信号の正または負
の方向に従って再生された信号の特性が異なってくる。
例えば、いままで考慮されたパルスパターンに現在再生
された信号の状態を追加するとしよう。すると、次のよ
うに、現在再生された信号の正または負の方向によって
信号の特性を考慮することができる。すなわち、現デー
タakが追加されることによって、パルスはpn(bk-n+
ν:k-n+1、ck、bk-n-1:k-n-τ)に再度定義され、変
数ck、M、skは数13に示す式(13)のように再度
定義される。
る。
プPnの構成例(n=−N,…,0,…,N)である。
図4によれば、データのパターンに応じて別のタップ値
を有する第n番目のフィルタータップPn(n=−N〜
N)の1実施例の構成は次の通りである。第n番目のフ
ィルタータップPnは、値Wk-nPnを出力する。
1,…,2の(τ+ν)乗−1)は、各パターンに対す
るタップ値を保存する。この値は、動作の初期に”LO
AD”という制御信号がオン(ON)されながら、初期
値pn 0(i)(ここで、i=0,1,…,2の(τ+
ν)乗−1)として指定される。符号400は0番目の
バッファを、符号405は(2の(τ+ν)乗−1)番
目のバッファを表す。
ビットトランジッション絶対値のパターンbk-n-1:k-n-
τと未来νビットトランジッション絶対値のパターンb
k-n+ν:k-n+1を入力として、(2の(τ+ν)乗)個の
バッファ値pn(i)(i=0,1,…,2の(τ+
ν)乗−1)の内のいずれか一つを出力する。この結果
は、式(4)の演算it k-npnに該当する。
有無選択器430は、タップ値マルチプレクサ410の
出力it k-npnにxk-nを乗じることと同一の結果を得
る。符号選択器425は、ak-nが1の時はタップ値マ
ルチプレクサ410の出力値を、ak-nが0の時はタッ
プ値マルチプレクサ410の出力値に−1を乗じた値を
選択する。以上の過程は、bk-nを1と仮定した時、x
k-nをタップ値マルチプレクサ410の出力値に乗じる
ことと同様である。次に、現トランジッション有無選択
器430は、bk-nに応じて符号選択器425の出力値
と0の内のいずれか一方を選択して出力する。
0の出力値は、wk-npn=xk-nit npnであって、第n
番目のフィルタータップPnの出力値となる。
タータップPnは、式(10)により図2の誤差ekを用
いてタップ値を更新する。
来νビットトランジッションbk-n+ν:k-n+1及び過去τ
ビットトランジッションbk-n-1:k-n-τの入力値に応じ
てバッファpn(i)(ここで、i=0,1,…,2の
(τ+ν)乗−1)の出力値の内のいずれか一つを選択
する。次に、増減値算出手段440は、ak-n、μ及び
誤差ekを入力してμak-nekを求める。更新タップ値
算出器445は、一種の加算器であって、更新タップ値
マルチプレクサ435の出力値にμak-nekを加算す
る。
k-n+ν:k-n+1及びbk-n-1:k-n-τを入力として(2の
(τ+ν)乗)個の値を出力するが、一方の出力端子の
み1の値を有し、残りの(2の(τ+ν)乗−1)個は
0の値を有する。すなわち、更新タップデマルチプレク
サ450は、bk-n+ν:k-n+1及びbk-n-1:k-n-τに応じ
て、(2の(τ+ν)乗)個のバッファpn(i)(こ
こで、i=0,1,…,2の(τ+ν)乗−1)の内の
いずれか一つを選択する働きをする。制御信号”UPD
ATE”がハイで、bk-n値が1のとき、更新タップ値
算出器445の出力値を選択されたバッファの入力値と
し、”UPDATE”がロー、若しくはb k-n値が0で
あれば、元のタップ値を続けて保持する。
模擬実験結果である。模擬実験に使用した非線形信号
は、次の通りである。先ず、ランダム2進データ列をR
LL(0,4/4)で符号化して得た2進データa
k(=+1,−1)、xk(=ak−ak-1)/2に対する
チャンネル信号rkは、数14に示す式(14)のよう
に、利得gkとパルスh(t)の位相εkの影響を受ける
データに白色のガウシアン雑音nkが加えられた形であ
る。
指定した。そして、雑音の大きさは、数16に示す式1
6のように定義して加算した。
変化とパルス位相の変化は、次の表1及び表2に各々示
す。
る最初の位相誤差は50%であり、時間が経つにつれて
位相誤差が減少される。符号500は未来ビット数であ
るν=0、過去ビット数であるτ=0、タップ大きさで
あるN=1の線形的なパルスを使用した場合であり、符
号502はν=0、τ=0、N=6である線形的なパル
スを使用した場合である。線形パルスを使用した場合は
タイミング位相にバイアスが存在し、タイミングジッタ
もかなり大きい。符号504はν=1、τ=1、N=1
であるパターンに従属するパルスを使用した場合であっ
て、タイミング位相のバイアスがなく、ジッタも相対的
に小さいことが分かる。
高密度デジタル磁気貯蔵機器の非線形的なチャンネルを
未来νビットと過去τビットに応じて選択されるトラン
ジッションパルスで示すモデルを用い、正確なタイミン
グ位相を見出すことにより、タイミングジッタとバイア
スを減らすことができる。さらに、パルスモデルのτ、
ν及びNを選択してタイミング位相の補正性能と複雑度
を適宜トレードオフ(trade off)可能である
ことから、柔軟である。しかも、信号のサンプリング位
相を補正する過程が一定期間止ってしまうハングアップ
現象が生じない。
ある。
細なブロック図である。
す図である。(a)はp1とp-1の差が出ない場合であ
る。(b)はp1とp-1の差が生じた場合である。
−N、…、0、…、N)の構成例である。
を示すグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 2進データ列を伝送チャンネルを介して
受信または貯蔵機器に書き込まれたデータを再生した入
力信号r(t)より、元のデータakを検出する非線形
信号受信機において、 サンプリングタイミング位相に応じて前記入力信号をサ
ンプリングし、デジタル信号rkに変換するアナログ−
デジタル変換部と、 2N+1個のタップPn(n=−N,…,0,…,N)
を具備し、各タップは未来ν個及び過去τ個のデータト
ランジッション絶対値の各パターンbk-n+ν:k -n+1、b
k-n-1:k-n-τに応じて(2の(τ+ν)乗)個の内のい
ずれか一つのタップ値を選択し、前記選択されたタップ
値とデータトランジッション値xk-nより前記サンプリ
ング信号に対するチャンネル特性を推定するモデリング
部と、 前記xk-n=(ak-n−ak-n-1)/2∈{−1,0,
1}で、bk-n=|xk-n|∈{0,1}であり、前記b
k-n-1:k-n-τ=(bk-n-1 bk-n-2…bk-n-τ)、前記
bk-n+ν:k-n+1=(bk-n+νbk-n+ν-1…bk-n+1)
で、n=−N,…,0,…,Nであり、 前記モデリング部のタップの内P0を中心に互いに対称
的な位置にあるタップの値の差分を位相傾斜とすると
き、前記位相傾斜より前記アナログ−デジタル変換部の
サンプリングタイミング位相を調節するタイミング復旧
部と、 前記アナログ−デジタル変換部の出力値の劣化された特
性を補償する等化部と、 前記等化部の出力をデジタル値に変換して元の信号を検
出する検出部と、 を備えることを特徴とする非線形信号受信機。 - 【請求項2】 前記位相傾斜は、 p1(0)−p-1(0)であることを特徴とする請求項
1に記載の非線形信号受信機。 - 【請求項3】 前記モデリング部は、 それぞれのサンプルnにおいて、未来νビットのトラン
ジッションbk-n+ν:k -n+1と過去τビットのトランジッ
ションbk-n-1:k-n-τの状態に応じて(2の(τ+ν)
乗)個のパルスpn(bk-n+ν:k-n+1、b
k-n-1:k-n-τ)の内選択された値と前記データトランジ
ッション値とを乗じて出力する2N+1個のタップと、 前記各タップの出力値を全て加算する加算器と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の非線形信号
受信機。 - 【請求項4】 前記pn(bk-n+ν:k-n+1、b
k-n-1:k-n-τ)は、 前記rkと前記加算器の出力値との差分を誤差とすると
き、前記誤差の二乗平均を最小化するように更新される
ことを特徴とする請求項3に記載の非線形信号受信機。 - 【請求項5】 前記タップは、 未来ν個及び過去τ個の他に下記の式(1)の現データ
ckを考慮して、各タップが(2の(τ+ν+1)乗)
個の内のいずれか一つの値を選択することを特徴とする
請求項3に記載の非線形信号受信機。 【数1】 - 【請求項6】 前記タイミング復旧部は、 α、βがステップサイズで、k番目の位相傾斜がzkで
あるとき、前記r(t)と前記r(t)のサンプリング
のための局部タイミングソース間のk+1番目の周波数
差分Δk+1、及びk+1番目のタイミング位相ζk+1は下
記の式(2)で求めることを特徴とする請求項1に記載
の非線形信号受信機。 【数2】
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