JPH11353066A - 出力バッファ - Google Patents

出力バッファ

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JPH11353066A
JPH11353066A JP10155734A JP15573498A JPH11353066A JP H11353066 A JPH11353066 A JP H11353066A JP 10155734 A JP10155734 A JP 10155734A JP 15573498 A JP15573498 A JP 15573498A JP H11353066 A JPH11353066 A JP H11353066A
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活線挿抜時の装置破壊を簡単な構成で防止す
る。 【解決手段】 入出力バッファの入出力端子10と出力
端9の間にNチャネルトランジスタ7を追加する。これ
により、相手装置にボードを差し込む際に、ボードの入
出力端子10に対応する相手装置側の端子が「H」レベ
ルであったとしても、大電流が相手装置から流れ込むこ
とがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力バッファに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータとその周辺機器の通
信インタフェースをとる場合、双方のバスラインに入出
力バッファを設けるのが一般的である。図5は従来の入
出力バッファの回路図である。Pチャネルトランジスタ
4とNチャネルトランジスタ5は出力バッファを構成し
ており、NAND回路1、インバータ2及びNOR回路
3は出力バッファを制御する回路を構成している。この
入出力バッファの通常時の動作を表1に示す。
【0003】
【表1】
【0004】表1において、ENは出力バッファをイネ
ーブル状態(入力バッファ6をディセーブル状態)にす
るイネーブル信号、OUTはコンピュータ等の相手装置
(不図示)へ送出すべき信号、IOは入出力端子10に
現れる信号、INは入力バッファ6の出力信号、AはN
AND回路1の出力信号、Bはインバータ2の出力信
号、CはNOR回路3の出力信号である。Tr4,Tr
5はそれぞれトランジスタ4,5の状態を表している。
また、「×」は信号の入出力がないことを示し、「Z」
はハイインピーダンス状態を示している。こうして、図
5の入出力バッファは、イネーブル信号ENが「0」
(表1の状態1〜3)のとき、入力バッファとして機能
し、イネーブル信号ENが「1」(表1の状態4,5)
のとき、出力バッファとして機能する。
【0005】次に、入出力バッファが搭載されたボード
52を相手装置51に差し込む場合の動作について説明
する。ここでは、相手装置51をコンピュータ、入出力
バッファが搭載されたボード52をコンピュータと周辺
機器を接続するためのインタフェースボードとし、ボー
ド52の電源電圧VDDは、相手装置51にボード52
を挿着したときに、相手装置側から供給されるものとす
る。相手装置51の電源が入っている状態で、相手装置
51にボード52を挿着した瞬間の入出力バッファの動
作を表2に示す。
【0006】
【表2】
【0007】表2は、電源電圧VDDが十分な値に立ち
上がる前の状態を示しており、NAND回路1の出力信
号A、インバータ2の出力信号B、NOR回路3の出力
信号Cはいずれも「L」レベルである。これにより、P
チャネルトランジスタ4はオン状態、Nチャネルトラン
ジスタ5はオフ状態となる。したがって、ボード52の
入出力端子10に対応する相手装置側の端子が「H」レ
ベルであった場合には、相手装置51から入出力端子1
0、Pチャネルトランジスタ4を介してボード52の電
源に図5に示すような大電流Iが流れる。このような大
電流Iは、相手装置51のドライバ(出力バッファ)5
3の破壊やボード52の電源ラインに設けられたレギュ
レータ等の回路(不図示)の破壊を引き起こす。
【0008】そこで、コンピュータ等の相手装置の電源
を切ることなくボードを相手装置より抜脱または挿入す
ることができる活線挿抜方式が提案されている(例え
ば、特開平5−37169号公報)。図6は、特開平5
−37169号公報に開示された活線挿抜方式のブロッ
ク図である。44は交換しようとしている回路基盤(図
5のボード52に相当)、43は複数の回路基盤を接続
する信号線が通ったバックボード基盤(図5の相手装置
51に相当)であり、11,38はそれぞれ回路基盤4
4,バックボード基盤43上に取り付けられたコネクタ
である。コネクタ11内の12はグランドピン、14は
電源ピンで、それぞれ長ピンであり、13は信号ピン、
15は電源ピンで、それぞれ短ピンである。これによ
り、回路基盤44をバックボード基盤43に差し込むと
き、グランドピン12,電源ピン14はその他の信号ピ
ン13,電源ピン15より早く対応するピン39,41
と接続され、逆に抜脱時は遅くまで接続されている。
【0009】ここで、まず回路基盤44が抜脱されてお
り、バックボード基盤43側に電源が供給されている状
態で回路基盤44を差し込む場合について説明する。回
路基盤44をバックボード基盤43に差し込むと、回路
基盤44のグランドピン12,電源ピン14が先にバッ
クボード基盤43の対応するピン39,41に接続され
る。電源ピン14が接続されて電源が供給されると、パ
ワーオンクリア(PCLR)回路20が動作し、一定時
間の初期化信号をAND回路28に送出する。AND回
路28の出力はフリップフロップ回路29のリセット端
子31に接続されており、リセット端子31の信号がイ
ネーブルになるとフリップフロップ29の反転出力端子
30の出力が「1」になる。この反転出力端子30の出
力はOR回路23を介して出力バッファ16のイネーブ
ル端子18と入力バッファ17のイネーブル端子19に
接続されており、これらの信号が「1」のため、出力バ
ッファ16及び入力バッファ17の出力はハイインピー
ダンスとなり、バックボード基盤43より切り離された
状態となる。この時、フリップフロップ29の反転出力
はNOT回路36に入力されているので、発光ダイオー
ド37が点灯し、切り離し状態であることを示す。
【0010】回路基盤44を更に押し込むと、信号ピン
13,電源ピン15がバックボード基盤43の対応する
ピン40,42と接続される。電源ピン15に電源が供
給されるとパワーオンクリア(PCLR)回路21が動
作し、一定時間初期化信号をAND回路28に出力し、
その結果パワーオンクリア回路21からの初期化信号が
出力されなくなるまでフリップフロップ29のリセット
端子31がイネーブルとなり、スイッチ35からの信号
を禁止する。回路基盤44の挿入が完全に終了した時点
で操作者はノンロック式スイッチ35を押下げると押下
信号がスイッチのチャタリング防止(CHT)回路34
を経てフリップフロップ29のクロック端子33に入力
される。クロック端子33に押下信号が入力される前ま
で反転出力端子30の出力は「1」であり、本信号はデ
ータ入力端子32に接続されているため、クロック端子
33に押下信号が入力されると、反転出力端子30の出
力は「0」になる。その結果、出力バッファ16及び入
力バッファ17のイネーブル信号端子18,19がイネ
ーブルとなり、バックボード基盤43と接続される。フ
リップフロップ29の反転出力端子30の出力は「0」
のため、発光ダイオード37は消灯し、接続状態である
ことを示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の入
出力バッファでは、活線挿着時に相手装置の回路やボー
ドの回路にダメージを与えることがあるという問題点が
あった。電源を切ってからボードを差し込むことが可能
な相手装置であれば、このような問題は発生しないが、
相手装置によっては電源を切ることが困難な場合があ
る。また、特開平5−37169号公報に開示された活
線挿抜方式によれば、このような問題点を解消すること
ができるが、回路が複雑となり、コストアップになって
しまうという問題点があった。本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、活線挿抜時の装置破壊を
簡単な構成で防止することができるバッファ回路を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、ソース又はドレインの一方が電源と接続さ
れ他方が出力端子につながる出力端と接続されたPチャ
ネルトランジスタ、及びソース又はドレインの一方が接
地され他方が上記出力端と接続された第1のNチャネル
トランジスタからなる出力バッファにおいて、上記電源
と出力端子の間で上記Pチャネルトランジスタと直列に
接続され、上記電源の投入時に電源とほぼ同時に立ち上
がる電源電位レベルをゲート入力する第2のNチャネル
トランジスタを有するものである。また、請求項2に記
載のように、上記電源と出力端子の間で上記Pチャネル
トランジスタと直列に接続され、出力バッファを活性化
する制御信号をゲート入力する第2のNチャネルトラン
ジスタを有するものである。また、請求項3に記載のよ
うに、上記第2のNチャネルトランジスタは、出力端子
と出力端の間に配設され、ゲートが電源と接続されるも
のである。また、請求項4に記載のように、上記第2の
Nチャネルトランジスタは、電源とPチャネルトランジ
スタの間に配設され、上記Pチャネルトランジスタのゲ
ート入力を反転して第2のNチャネルトランジスタのゲ
ートに与えるインバータを有するものである。また、請
求項5に記載のように、上記第2のNチャネルトランジ
スタは、Pチャネルトランジスタと出力端の間に配設さ
れ、上記Pチャネルトランジスタのゲート入力を反転し
て第2のNチャネルトランジスタのゲートに与えるイン
バータを有するものである。また、請求項6に記載のよ
うに、上記第2のNチャネルトランジスタは、デプレッ
ション型のトランジスタである。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]次に、本発明
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す入出力バッファ
の回路図であり、図5と同一の構成には同一の符号を付
してある。この入出力バッファは、コンピュータ等の相
手装置(不図示)へ送出すべき信号OUTとイネーブル
信号ENの否定論理積をとるNAND回路1と、イネー
ブル信号ENを論理反転するインバータ2と、信号OU
Tとインバータ2の出力信号Bの否定論理和をとるNO
R回路3と、ソース又はドレインの一方が電源と接続さ
れ他方が出力端9と接続され、ゲートにNAND回路1
の出力信号Aが入力されるPチャネルトランジスタ4
と、ソース又はドレインの一方が接地され他方が出力端
9と接続され、ゲートにNOR回路3の出力信号Cが入
力される第1のNチャネルトランジスタ5と、入力が入
出力端子10と接続された入力バッファ6と、ソース又
はドレインの一方が入出力端子10と接続され他方が出
力端9と接続され、ゲートに電源電圧VDDが入力され
る第2のNチャネルトランジスタ7とを有している。
【0014】本実施の形態の入出力バッファは、図5の
入出力バッファの入出力端子10と出力端9の間にNチ
ャネルトランジスタ7を追加したものである。この入出
力バッファの通常時の動作を表3に示す。
【0015】
【表3】
【0016】表3において、Tr7はトランジスタ7の
状態を表している。その他の符号の意味は表1と全く同
じである。Nチャネルトランジスタ7のゲートは電源に
接続されているため、電源電圧VDDが正常に供給され
る通常時、トランジスタ7は常にオン状態となる。これ
により、図5の入出力バッファと同じ機能を実現してい
る。
【0017】次に、図1の入出力バッファが搭載された
ボードを相手装置(不図示)に差し込む場合の動作につ
いて説明する。ここでは、相手装置をコンピュータ、入
出力バッファが搭載されたボードをコンピュータと周辺
機器を接続するためのインタフェースボードとし、ボー
ドの電源電圧VDDは、相手装置にボードを挿着したと
きに、相手装置側から供給されるものとする。相手装置
の電源が入っている状態で、相手装置にボードを挿着し
た瞬間の入出力バッファの動作を表4に示す。
【0018】
【表4】
【0019】表4は、電源電圧VDDが十分な値に立ち
上がる前の状態を示しており、NAND回路1の出力信
号A、インバータ2の出力信号B、NOR回路3の出力
信号Cはいずれも「L」レベルである。これにより、P
チャネルトランジスタ4はオン状態、Nチャネルトラン
ジスタ5はオフ状態となる。
【0020】ところで、相手装置にボードを挿着してか
ら電源電圧VDDが正規の値になるまでには、僅かでは
あるが遅延時間が存在する。これは、ボードの電源ライ
ンにレギュレータ(不図示)が設けられていることと、
電源ラインにインダクタンス成分が存在するためであ
る。よって、電源電圧VDDがしきい値電圧に達するま
で、Nチャネルトランジスタ7は、表4に示すようにオ
フ状態となっている。
【0021】したがって、相手装置にボードを差し込む
際に、ボードの入出力端子10に対応する相手装置側の
端子が「H」レベルであったとしても、図5のような大
電流Iが相手装置から流れ込むことはない。また、Nチ
ャネルトランジスタ7がオンする時点では電源電圧VD
Dが十分な値に立ち上がっているので、大電流Iが相手
装置から流れ込むことはない。なお、入力バッファ6の
入力はハイインピーダンスなので、入力バッファ6に大
電流が流れ込むことはない。以上のようにして、相手装
置の回路やボードの回路にダメージを与えることなく、
相手装置にボードを挿着することができる。
【0022】[実施の形態の2]図2は本発明の第2の
実施の形態を示す入出力バッファの回路図である。本実
施の形態では、Nチャネルトランジスタ7の代わりに、
ソース又はドレインの一方が電源と接続され他方がPチ
ャネルトランジスタ4のソース又はドレインの一方と接
続されたNチャネルトランジスタ7aと、NAND回路
1の出力信号Aを論理反転した信号をトランジスタ7a
のゲートに与えるインバータ8とを設けている。この入
出力バッファの通常時の動作を表5に示す。
【0023】
【表5】
【0024】表5において、Dはインバータ8の出力信
号である。また、Tr7aはトランジスタ7aの状態を
表している。その他の符号の意味は表1と全く同じであ
る。Nチャネルトランジスタ7aのゲートはインバータ
8を介してPチャネルトランジスタ4のゲート入力(N
AND回路1の出力信号A)に接続されている。このた
め、トランジスタ7aは、イネーブル信号ENが「0」
となる入力モード(表5の状態1〜3)においてオフ状
態となり、イネーブル信号ENが「1」となる出力モー
ド(表5の状態4,5)において、信号OUTが「1」
のときオン状態となり、信号OUTが「0」のときオフ
状態となる。これにより、図5の入出力バッファと同じ
機能を実現している。
【0025】次に、図2の入出力バッファが搭載された
ボードを相手装置(不図示)に差し込む場合の動作を実
施の形態の1と同様に説明する。相手装置の電源が入っ
ている状態で、相手装置にボードを挿着した瞬間の入出
力バッファの動作を表6に示す。
【0026】
【表6】
【0027】表6は、電源電圧VDDが十分な値に立ち
上がる前の状態を示しており、実施の形態の1と同様
に、Pチャネルトランジスタ4はオン状態、Nチャネル
トランジスタ5はオフ状態となる。このとき、電源電圧
VDDが一定の値に達するまで、インバータ8の出力信
号Dが「L」レベルなので、Nチャネルトランジスタ7
aはオフ状態となる。こうして、実施の形態の1と同様
の効果を得ることができる。
【0028】[実施の形態の3]図3は本発明の第3の
実施の形態を示す入出力バッファの回路図である。本実
施の形態では、Nチャネルトランジスタ7の代わりに、
ソース又はドレインの一方がPチャネルトランジスタ4
のソース又はドレインの他方と接続され、ソース又はド
レインの他方が出力端9と接続されたNチャネルトラン
ジスタ7bと、NAND回路1の出力信号Aを論理反転
した信号をトランジスタ7bのゲートに与えるインバー
タ8とを設けている。
【0029】この入出力バッファの動作は、通常時、活
線挿着時の何れも表5、表6に示した実施の形態の2の
入出力バッファの動作と同じである。こうして、実施の
形態の1と同様の効果を得ることができる。また、本実
施の形態の入出力バッファによれば、活線挿着時にPチ
ャネルトランジスタ4の半導体基板に流れるリーク電流
の発生を防止することができる。
【0030】つまり、Pチャネルトランジスタ4は、図
4(a)に示すように、N型Si基板61、P+ 型Si
からなるソース領域62、P+ 型Siからなるドレイン
領域63、ゲート絶縁膜となる酸化膜64、ポリSiか
らなるゲート電極65から構成されている。したがっ
て、活線挿着時に基板61にリーク電流が流れる。これ
に対して、Nチャネルトランジスタ7bは、図4(b)
に示すように、P型Si基板71、N+ 型Siからなる
ソース領域72、N+ 型Siからなるドレイン領域7
3、ゲート絶縁膜となる酸化膜74、ポリSiからなる
ゲート電極75から構成されるので、このようなトラン
ジスタ7bをPチャネルトランジスタ4と出力端9の間
に設けることにより、リーク電流の発生を防止すること
ができる。
【0031】[実施の形態の4]実施の形態の1〜3で
は、Nチャネルトランジスタ7,7a,7bにエンハン
スメント型のトランジスタを使用したが、デプレッショ
ン(ノンドープ)型のトランジスタを使用してもよい。
このようにNチャネルトランジスタ7,7a,7bにデ
プレッション型を使用すれば、オン時のドレイン−ソー
ス間電圧をエンハンスメント型よりも低くすることがで
きるので、入出力バッファの通常動作に与える影響を小
さくすることができる。なお、デプレッション型のトラ
ンジスタは、ノーマリーオン(normally on )型の特性
を有するが、100kΩ程度のオン抵抗が存在するの
で、活線挿着時に大電流が流れることはない。
【0032】なお、実施の形態の2,3では、NAND
回路1とインバータ8を介してイネーブル信号ENをN
チャネルトランジスタ7a,7bにゲート入力している
が、イネーブル信号を直接ゲート入力してもよい。ま
た、以上の実施の形態では、相手装置の電源が入ってい
る状態で、相手装置にボードを挿着する活線挿着の場合
で説明したが、これに限るものではなく、例えば同じ回
路基板内で異なる電源電圧を使用し、かつ入出力バッフ
ァの電源電圧VDDよりも高い電圧が先に立ち上がって
入出力端子10に印加されるような場合にも同様の問題
が起こり得る。したがって、このような場合にも本発明
を適用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、電源と入出力端子の間
に第2のNチャネルトランジスタを設けることにより、
活線挿抜時の装置破壊を簡単な構成で防止することがで
き、入出力バッファの電源電圧よりも高い電圧が先に立
ち上がるような場合にも装置破壊を防止することができ
る。
【0034】また、第2のNチャネルトランジスタをデ
プレッション型のトランジスタとすることにより、入出
力バッファの通常動作に与える影響を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す入出力バッ
ファの回路図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態を示す入出力バッ
ファの回路図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態を示す入出力バッ
ファの回路図である。
【図4】 図1、図2のPチャネルトランジスタ及び図
3の第2のNチャネルトランジスタの断面図である。
【図5】 従来の入出力バッファの回路図である。
【図6】 従来の活線挿抜方式のブロック図である。
【符号の説明】
1…NAND回路、2…インバータ、3…NOR回路、
4…Pチャネルトランジスタ、5…Nチャネルトランジ
スタ、6…入力バッファ、7、7a、7b…Nチャネル
トランジスタ、8…インバータ、9…出力端、10…入
出力端子。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース又はドレインの一方が電源と接続
    され他方が出力端子につながる出力端と接続されたPチ
    ャネルトランジスタ、及びソース又はドレインの一方が
    接地され他方が前記出力端と接続された第1のNチャネ
    ルトランジスタからなる出力バッファにおいて、 前記電源と出力端子の間で前記Pチャネルトランジスタ
    と直列に接続され、前記電源の投入時に電源とほぼ同時
    に立ち上がる電源電位レベルをゲート入力する第2のN
    チャネルトランジスタを有することを特徴とする出力バ
    ッファ。
  2. 【請求項2】 ソース又はドレインの一方が電源と接続
    され他方が出力端子につながる出力端と接続されたPチ
    ャネルトランジスタ、及びソース又はドレインの一方が
    接地され他方が前記出力端と接続された第1のNチャネ
    ルトランジスタからなる出力バッファにおいて、 前記電源と出力端子の間で前記Pチャネルトランジスタ
    と直列に接続され、出力バッファを活性化する制御信号
    をゲート入力する第2のNチャネルトランジスタを有す
    ることを特徴とする出力バッファ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の出力バッファにおいて、 前記第2のNチャネルトランジスタは、出力端子と出力
    端の間に配設され、ゲートが電源と接続されることを特
    徴とする出力バッファ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の出力バッファにおいて、 前記第2のNチャネルトランジスタは、電源とPチャネ
    ルトランジスタの間に配設され、 前記Pチャネルトランジスタのゲート入力を反転して第
    2のNチャネルトランジスタのゲートに与えるインバー
    タを有することを特徴とする出力バッファ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の出力バッファにおいて、 前記第2のNチャネルトランジスタは、Pチャネルトラ
    ンジスタと出力端の間に配設され、 前記Pチャネルトランジスタのゲート入力を反転して第
    2のNチャネルトランジスタのゲートに与えるインバー
    タを有することを特徴とする出力バッファ。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の出力バッファにお
    いて、 前記第2のNチャネルトランジスタは、デプレッション
    型のトランジスタであることを特徴とする出力バッフ
    ァ。
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US6933750B2 (en) 2002-07-19 2005-08-23 Nec Electronics Corporation Buffer circuit, buffer tree, and semiconductor device
JP2008148101A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sony Corp バス用出力回路

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