JP2680815B2 - 論理ゲート回路 - Google Patents

論理ゲート回路

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JP2680815B2 JP62139149A JP13914987A JP2680815B2 JP 2680815 B2 JP2680815 B2 JP 2680815B2 JP 62139149 A JP62139149 A JP 62139149A JP 13914987 A JP13914987 A JP 13914987A JP 2680815 B2 JP2680815 B2 JP 2680815B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はMOSFETを基本素子として構成される論理ゲー
ト回路に関する。 〔従来の技術〕 MOSFETからなる論理ゲート回路は、集積回路上に高密
度な論理回路が実現できるので、広く用いられている。 従来用いられている相補型MOSFETによるゲート回路の
例を第3図に示す。本例は例えば電子通信学会編LSIハ
ンドブック,1984年,オーム社発行の第141頁で述べられ
ている。 第3図に於て、MOSFET21と22は互に反対導電形のMOSF
ETであり、ゲート電極は共に入力端子7に、ドレイン電
極は共に出力端子8に接続されている。MOSFET21のソー
ス電極は第1の電源4に接続され、MOSFET22のソース電
極は第2の電源6に接続されている。一例として、MOSF
ET21がPチャネル形素子、MOSFET22がNチャネル形素子
の場合について説明する。この場合、電源4の電位には
電源6の電位より高い電位が用いられ、ゲート電極に印
加された時、Pチャネル素子を遮断しNチャネル素子を
導通させる電位より高い電位と、Pチャネル素子を導通
させNチャネル素子を遮断させる電位より低い電位を、
2つの論理状態に対応させる。このようにすると出力端
子に現われる論理状態は、常に、入力端子に加えられる
論理状態の反対になるので、第3図の回路はインバータ
回路となる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来のインバータ回路では、出力端子8の電位は、論
理状態の一方に於ては電源4の電位になり、他方に於て
は電源6の電位になる。出力端子8の電位は次段の入力
端子の電位となるから、次段では入力端子の電位も電源
4及び電源6の電位となる。すなわち、従来の相補形MO
SFETによる論理ゲート回路に於てはそれを構成するMOSF
ETのゲート電極及びドレイン電極の電位は電源の電圧全
範囲に渡り変化する。 集積回路を設計する手段としては計算機によるシミュ
レーションは必須である。これは計算機のプログラム上
に実際の素子の特性をモデル化して実装しそれらの素子
を組み合わせてできる回路の動作を計算機上で模擬して
調べるものである。 シミュレーションを用いた設計に於ては、計算機上で
模擬された回路の動作が実際の回路の動作を正しく表わ
していることが必要であり、その為にはプログラムに組
込まれる素子の特性のモデルが良い精度で実際の素子の
特性を表現していなければならない。 しかるに、論理回路の高密度化が進むにつれ、それを
構成するMOSFETも微細化され、それと共に素子の特性は
複雑化し、広い動作範囲に渡り素子の特性を良い精度で
表現できるモデルをプログラムに組込むのが困難になり
つつある。 従って、各電極の電位が電源電圧の全範囲に渡って変
化する従来の相補形MOSFETによる論理ゲート回路では、
精度の良い計算機シミュレーションを行なうのが次第に
困難になりつつあり、この傾向は今後ますます進むもの
と思われる。 本発明はこの点に鑑み、微細化された素子に対しも、
精度の良い計算機シミュレーションを容易に行なえる、
相補形MOSFETによる論理ゲート回路を提供することを目
的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の論理ゲート回路は、MOSトランジスタで構成
され、第1及び第2の入力端子に供給される第1及び第
2の入力信号に対し論理演算を施した出力信号を出力端
子に発生する論理ゲート回路において、各々が、電流入
力端にゲート及びドレインが接続されると共に第1の電
源ラインにソースが接続された第1のMOSトランジスタ
ならびに電流出力端、前記第1のMOSトランジスタのゲ
ート及び前記第1の電源ラインにそれぞれドレイン、ゲ
ート及びソースが接続された第2のMOSトランジスタで
なるカレントミラー回路と第2の電源ライン及び前記電
流入力端にソース−ドレイン路が接続されゲートにバイ
アス電圧を受ける第3のMOSトランジスタを有る第1及
び第2の回路を備え、前記第1及び第2の入力端子なら
びに前記出力端子は前記第1及び第2の回路の電流入力
端ならびに前記第2の回路の電流出力端にそれぞれ接続
されると共に、前記第1の回路の電流出力端は前記第2
の回路の電流入力端に接続され、前記第1及び第2の入
力信号の各々は前記第3のMOSトランジスタを流れる電
流が前記第1のMOSトランジスタに流れることを第1の
論理状態のときは許可する一方第2の論理状態のときは
阻止し、前記出力信号の論理状態は前記第2の回路の前
記第2のMOSトランジスタに電流が流れるか否かで決定
されることを特徴とする。すなわち、本発明では、2つ
の論理状態を電位の高低ではなく電流の有無に対応させ
ることにより素子の各電極の電域の変化を狭い範囲に限
ることができる。 〔実施例〕 以下、本発明を図面を参照して、より詳細に説明す
る。 第1図は本発明の基本回路のを表わす回路図である。
MOSFET1のソース電極は電源4に接続され、ゲート電極
はMOSFET9とMOSFET10からなるバイアス電位発生回路に
よって作られる一定電位の点5に接続されている。MOSF
ET2と3はMOSFET1と反対導電形素子であり、ソース電極
は共に電源6に接続されまたゲート電極は共に入力端子
7に接続されていて常にMOSFET2のドレイン電流の定数
倍の電流がMOSFET3のドレイン電極に流れるいわゆるカ
レントミラー回路を構成している。MOSFET1及びMOSFET2
のドレイン電極は共に入力端子7に接続され、またMOSF
ET3のドレイン電極は出力端子8に接続されている。 次に、第1図の回路の動作を説明する。本発明では入
力端子7や出力端子8に電流の流れる状態と流れない状
態を2つの論理状態に対応させる。説明の都合上、仮に
流れる状態を論理“1"、流れない状態を論理“0"とす
る。MOSFET1のゲート電極は一定電位が印加されている
から、MOSFET1のドレイン電流は常にほぼ一定である。
入力端子が論理“1"の時MOSFET1を流れる電流は入力端
子7の方に流れるからMOSFET2には電流がが流れず従っ
て出力端子8にも電流が流れず、出力端子8は論理“0"
になる。また、入力端子7が論理“0"の時、MOSFET1を
流れる電流はMOSFET2を流れ従ってカレントミラー回路
の働きにより出力端子8は電流が流れ論理“1"となる。
すなわち第1図の回路はインバータ回路となる。 次に入力端子7及び出力端子8の電位について説明す
る。入力端子7が論理“1"の時、MOSFET2に電流を流さ
ないように入力端子7の電位が電源6の電位に向って変
化する。電源6の電位からMOSFET2の閾値電位だけ離れ
た電位まで変化するとMOSFET2は遮断するので入力端子
7の電位は電源6の電位まで変化せずある値V1に留ま
る。また入力端子7が論理“0"の時は、MOSFET1を流れ
る電流と同じ電流がMOSFET2を流れるようになる電位V2
まで入力端子7の電位は電源4の電位に向って変化する
が、接続点5の電位を調整し、MOSFET1を流れる電流を
少くすることで電位V2をいくらでも電位V1に近く設定す
ることが可能である。このように入力端子7および出力
端子8の電位変化は非常に小さくできる。 次に、基本回路を組み合わせて構成した論理ゲート回
路を本発明の一実施例として第2図に示す。MOSFET31と
32と33、MOSFET34と35と36、及びMOSFET37と38と39は各
々1つの第1図の実施例と同様の基本回路を構成する。
従って、第2図では3つの基本回路の組合せを有してい
る。MOSFET9と10からなるバイアス電位発生回路は全て
の基本回路に共通に用いられている。MOSFET31,32,33か
らなる基本回路の出力端子43、及びMOSFET34,35,36から
なる基本回路の出力端子44は共にMOSFET37,38,39からな
る基本回路の入力端子45に接続されている。 第1図の実施例の説明と同様に、端子に電流が流れる
状態を論理“1"、流れない状態を論理“0"と仮に定め
る。端子43、端子44の少くとも一方が論理“1"の時、端
子45は論理“1"となり従って出力端子42は論理“0"とな
る。従ってMOSFET37,38,39からなる回路はNOR回路の動
作をする。入力端子40,41が共に論理“1"の時のみ端子4
3と44が共に論理“0"となるから第3図の回路は入力端
子40,41出力端子42に対し全体としてAND回路として動作
する。 このように基本回路を組み合わせることで任意の論理
ゲート回路が実現できる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、構成する素子
の電極の電位変化が小さい論理ゲート回路を実現するこ
とができ、電位が変化する範囲でのみ精度良く実際の素
子を表現するモデルをプログラム中に実装するだけで回
路を精度良く計算機シミュレーションすることができる
ので、微細化された素子を用いた高密度の論理回路の設
計を計算機シミュレーションにより誤り無く行なえるよ
うにする効果がある。また、電位の変化が小さいため、
回路の論理状態の切り換えが高速に行なえるので、高速
な論理回路が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の基本回路を示す回路図である。第2図
は本発明の一実施例を示す回路図である。第3図は従来
例を示す回路図である。 1,9,21,31,34,37……第一の導電形のMOSFET、2,3,10,2
2,32,33,35,36,38,39……第一の導電形と反対の導電形
のMOSFET、4,6……電源、7,40,41……入力端子、8,42…
…出力端子。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.MOSトランジスタで構成され、第1及び第2の入力
    端子に供給される第1及び第2の入力信号に対し論理演
    算を施した出力信号を出力端子に発生する論理ゲート回
    路において、各々が、電流入力端にゲート及びドレイン
    が接続されると共に第1の電源ラインにソースが接続さ
    れた第1のMOSトランジスタならびに電流出力端、前記
    第1のMOSトランジスタのゲート及び前記第1の電源ラ
    インにそれぞれドレイン、ゲート及びソースが接続され
    た第2のMOSトランジスタでなるカレントミラー回路と
    第2の電源ライン及び前記電流入力端にソース−ドレイ
    ン路が接続されゲートにいバイアス電圧を受ける第3の
    MOSトランジスタを有する第1及び第2の回路を備え、
    前記第1及び第2の入力端子ならびに前記出力端子は前
    記第1及び第2の回路の電流入力端ならびに前記第2の
    回路の電流出力端にそれぞれ接続されると共に、前記第
    1の回路の電流出力端は前記第2の回路の電流入力端に
    接続され、前記第1及び第2の入力信号の各々は前記第
    3のMOSトランジスタを流れる電流が前記第1のMOSトラ
    ンジスタに流れることを第1の論理状態ときは許可する
    一方第2の論理状態のときは阻止し、前記出力信号の論
    理状態は前記第2の回路の前記第2のMOSトランジスタ
    に電流が流れるか否かで決定されることを特徴とする論
    理ゲート回路。 2.前記第2の入力端子は前記第2の回路の前記電流入
    力端に第3の回路を介して接続され、前記第3の回路
    は、電流入力端にゲート及びドレインが接続されると共
    に前記第1の電源ラインにソースが接続された第4のMO
    Sトランジスタならびに電流出力端、前記第4のMOSトラ
    ンジスタのゲート及び前記第1の電源ラインにそれぞれ
    ドレイン、ゲート及びソースが接続された第5のMOSト
    ランジスタでなるカレントミラー回路と前記第2の電源
    ライン及び前記電流入力端にソース−ドレイン路が接続
    されゲートにバイアス電圧を受ける第6のMOSトランジ
    スタを有し、前記第3の回路の前記電流入力端及び前記
    電流出力端はそれぞれ前記第2の入力端子及び前記第2
    の回路の前記電流入力端に接続されていることをを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の論理ゲート回
    路。
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