JP2754673B2 - Ecl―ttlレベル変換回路 - Google Patents

Ecl―ttlレベル変換回路

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JP2754673B2
JP2754673B2 JP1051580A JP5158089A JP2754673B2 JP 2754673 B2 JP2754673 B2 JP 2754673B2 JP 1051580 A JP1051580 A JP 1051580A JP 5158089 A JP5158089 A JP 5158089A JP 2754673 B2 JP2754673 B2 JP 2754673B2
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transistor
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丞二 野久保
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ECLレベルをTTL(あるいはCMOS、以下同
じ)レベルへ変換するレベル変換回路に関し、特に、コ
ンプリメンタリな出力を得ることのできる変換回路に関
する。
[従来の技術] 同種類の論理レベルの回路のみを用いてシステムを構
成する場合には問題はないが、高速性を要する部分にEC
L回路を用い他の部分をCMOS回路によって論理を構成す
る場合には、その間のインターフェイスをとるためにレ
ベル変換回路が必要となる。従来のこの種レベル変換回
路を第3図に示す。同図に示すように、レベル変換回路
10bは、PチャネルMOSトランジスタT31、T32とそれぞれ
のトランジスタに負荷素子として接続されたNチャネル
MOSトランジスタT33、T34とによって構成されている。
そして、レベル変換回路10bの2つの入力端子であるト
ランジスタT31、T32のゲートには、バイポーラトランジ
スタQ1、Q2と負荷抵抗R1、R2とにより構成される差動増
幅器の2つの相補出力Q、が入力され、また、レベル
変換回路10bの出力端子であるトランジスタT32のドレイ
ンは、PチャネルMOSトランジスタT6、NチャネルMOSト
ランジスタT7、T8、バイポーラトランジスタQ3、Q4およ
び抵抗R3から構成されるドライバー回路20の入力端子に
接続されている。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来例のレベル変換回路では、差動増幅器か
ら出力される2つの出力Q、に対して、出力できるの
はQまたはのいずれか一方のみであるので、次段のド
ライバー回路で両方の出力を必要とする場合には、第3
図に示すようにもう1つのレベル変換回路を用意しなけ
ればならない。そのため、従来例のレベル変換回路では
部品数が多くなり、また消費電力が大きいという欠点が
あった。
[問題点を解決するための手段] 本発明によるECL−TTLレベル変換回路は、ソースが共
通に第1の電源に接続された第1の導電型チャネルを有
する第1、第2の電界効果トランジスタと、ゲートとド
レインがそれぞれ前記第1の電界効果トランジスタのゲ
ートとドレインに接続された第2の導電型チャネルを有
する第3の電界トランジスタと、ゲートとドレインがそ
れぞれ前記第2の電界効果トランジスタのゲートとドレ
インに接続された第2の導電型チャネルを有する第4の
電界効果トランジスタと、一端が前記第3および第4の
電界効果トランジスタのソースに接続された他端が第2
の電源に接続されたインピーダンス素子とを具備し、共
通に接続されたゲートと共通に接続されたドレインとが
それぞれ入力端子と出力端子に接続されている。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。同
図に示されるように、レベル変換回路10は、ソースが高
電位VCCの電源に共通に接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタT1、T2と、ゲートとドレインがトランジスタT1
ゲートとドレインとに接続されたNチャネルMOSトラン
ジスタT3と、ゲートとドレインがトランジスタT2のゲー
トとドレインとに接続されたNチャネルMOSトランジス
タT4と、ドレインがトランジスタT3、T4のソースに接続
されソースが低電位VEEの電源に接続されゲートが基準
電位VRに接続されトランジスタT1〜T4に電流を供給する
NチャネルMOSトランジスタT5とによって構成されてい
る。このレベル変換回路10の入力端子および出力端子に
は従来例の回路と同様の差動増幅回路の出力端子とドラ
イバー回路20の入力端子が接続されている。ただし、本
発明においては、レベル変換回路には2つのドライバー
回路が接続されている。
次に、第1図の回路の動作について説明する。バイポ
ーラトランジスタQ1とQ2で構成される差動増幅器の出力
レベルは、抵抗R1、R2と電流源Iの電流値とで決められ
る。ここで、R1=R2=1.5KΩ、I=1mAであるとする
と、差動増幅器の出力レベルは高レベルでVCC、低レベ
ルでVCC−1.5Vになる。いま、抵抗R1の電位降下を0V、R
2の電位降下を1.5Vであるとすると、レベル変換回路10
のトランジスタT1とトランジスタT3のゲートには、VCC
の電位が入力され、もう一方のトランジスタT2とトラン
ジスタT4のゲートにはVCC−1.5Vの電位が入力される。
この結果トランジスタT1はオフ、トランジスタT2はオン
となり電流はトランジスタT2、T4、T5を介して流れる。
ここでトランジスタT5のドレイン電圧をVEEより0.5V高
いレベルに設定するならば、NチャネルトランジスタT3
のゲートに高レベルが入力されているので、トランジス
タT3のドレイン電圧はトランジスタT5のドレイン電圧と
同じレベルのVEEより0.5V高いレベルとなる。また、ト
ランジスタT2のドレイン電圧をVCCより0.5V低いレベル
に設定してあるものとすると、このレベル変換回路の2
つの出力は、 VEE+0.5V、VCC+0.5Vとなる。
したがって、いまVEE=0V、VCC=5Vとすると、トランジ
スタT3およびT4より出力されるレベルは、それぞれ0.5V
と4.5Vとなり、ここにTTLレベルの2つの出力が得られ
る。また、抵抗R1、R2の電圧降下がそれぞれ1.5V、0Vと
なると、上記の説明とは逆にトランジスタT1、T3側に電
流が流れ、トランジスタT1、T4のドレインからそれぞれ
4.5Vと0.5の出力が得られる。
次に、第2図を参照して本発明の他の実施例について
説明する。この実施例のレベル変換回路10aでは、先の
実施例で用いられたNチャネルMOSトランジスタT3、T4
がそれぞれNチャネルMOSトランジスタT3とT30との直列
接続回路、NチャネルMOSトランジスタT4とT40との直列
接続回路になされている。
このようにすれば、トランジスタT4(T3)のゲート−
ソース間電圧をトランジスタT2、T4、T40およびT
5(T1、T3、T30およびT5)の寸法を調整することにより
制御することができるので、トランジスタT4とT40(T3
とT30)との直列回路の導通抵抗のゲート電圧による制
御性がよくなる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、レベル変換回路をP
チャネルMOSトランジスタT1とT2およびNチャネルMOSト
ランジスタT3とT4より成る差動増幅タイプの回路によっ
て構成したものであるので、本発明によれば、部分点数
や消費電力を増加させることなく、ECLレベルをTTLレベ
ルに変換したコンプリメンタリな2つの出力を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、それぞれ、本発明の実施例を示す回
路図であり、第3図は、従来例を示す回路図である。 10、10a、10b……レベル変換回路、20……ドライバー回
路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースが共通に第1の電源に接続された第
    1の導電型チャネルを有する第1、第2の電界効果トラ
    ンジスタと、ゲートとドレインがそれぞれ前記第1の電
    界効果トランジスタのゲートとドレインに接続された第
    2の導電型チャネルを有する第3の電界トランジスタ
    と、ゲートとドレインがそれぞれ前記第2の電界効果ト
    ランジスタのゲートとドレインに接続された第2の導電
    型チャネルを有する第4の電界効果トランジスタと、一
    端が前記第3および第4の電界効果トランジスタのソー
    スに接続され他端が第2の電源に接続されたインピーダ
    ンス素子とを具備し、共通に接続されたゲートと共通に
    接続されたドレインとがそれぞれ入力端子と出力端子に
    接続されていることを特徴とするECL−TTLレベル変換回
    路。
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JPH02231816A JPH02231816A (ja) 1990-09-13
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