JPWO2004066499A1 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

信号を取り込むための入力回路と、信号を出力するための出力回路とを含む半導体集積回路において、上記入力回路は、入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定され、上記出力回路は、信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半での駆動力よりも低めに設定される。入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定することは、入力信号遷移時における反射波を低減する。また、信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半での駆動力よりも低めに設定することは、信号遷移の後半での反射波の発生を抑える。これにより、インピーダンス整合のためのダンピング抵抗や終端抵抗などの外付け部品を不要とする。

Description

本発明は、半導体集積回路、さらにはそれに含まれる入力回路や出力回路の改良技術に関する。
一般に100MHzを越えるような信号伝送路では、出力バッファと配線インピーダンスとの不整合による反射があるため、単に出力バッファの駆動力を強くするだけでは、反射によるリンギングが発生し、論理値を反転させるなどの誤動作が発生する。このため、基板上で出力バッファ及び配線のインピーダンス整合をとれるようにダンピング抵抗の個数や配置方法についての検討が行われている。
半導体集積回路において、外部信号をチップ内に取り込むための入力バッファ回路や、信号をチップ外に出力するための出力バッファ回路が設けられる。バッファ回路について記載された文献として、特開平5−14169号公報、特開平3−62723号公報、及び特開平3−242020号公報を挙げることができる。
特開平5−14169号公報によれば、電流駆動能力が異なる複数の駆動用PMOSトランジスタと、電流駆動能力が異なる複数の駆動用PMOSトランジスタと電流駆動能力が異なる複数のNMOSトランジスタとをCMOSインバータ構成に接続してなる駆動回路部の出力電位を、論理しきい値電圧の異なる二つのセンス用インバータでセンスし、それぞれのセンス用インバータから出力信号と外部からの入力信号とによって、駆動用MOSトランジスタを選択し、駆動回路部の出力電位がスイッチングする時に、そのスイッチングの前期においては、電流駆動能力が大きいMOSトランジスタで負荷を駆動し、スイッチングの後期においては、電流駆動能力が小さいMOSトランジスタで負荷を駆動するようにすることで、バッファ回路の動作に伴って発生する電源線やグランド線の電位変動を起こり難くするための技術が記載されている。
また、特開平3−62723号公報によれば、入力信号に従って信号伝送路の特性インピーダンスを駆動すると共に、上記信号伝送路の特性インピーダンスに等しい出力インピーダンスを有する相補対接続された第1及び第2トランジスタからなる第1の出力回路と、出力端が上記信号伝送路に接続され、相補対接続された第3及び第4のトランジスタからなる第2の出力回路と、上記入力信号の変化時のみ上記第2の出力回路を動作状態にする制御回路とを設けることにより、オーバーシュートやアンダーシュートの発生を抑えるための技術が記載されている。
さらに、特開平3−242020号公報によれば、互いに電圧レベルの異なる二つの電圧源の間に直列に接続され信号伝送路の特性インピーダンスに等しい出力インピーダンスを有する第1トランジスタ及び第2トランジスタと、入力信号に基づいて上記第1トランジスタと上記第2トランジスタとを相対的に切り換える制御信号を発生させる制御部と、上記第1トランジスタと上記第2トランジスタとの間に設けられた出力ノードとを備える出力バッファにおいて、前記第1トランジスタ及び上記第2トランジスタとそれぞれ並列に接続された第3トランジスタと、前記第1トランジスタと同時に上記第3トランジスタをオンさせ、上記第3トランジスタのオンからオフまでの時間を規定する第1経時手段と第1電圧検出手段とにより出力ノード電圧が高電圧レベルに達する直前に上記第3トランジスタをオフさせる第1補助制御部と、助雪第2トランジスタと同時に上記第4トランジスタをオンさせ上記第4トランジスタのオンからオフまでの時間を規定する第2経時手段と第2電圧検出手段により出力ノード電圧が定電圧レベルに達する直前に上記第4トランジスタをオフさせる第2補助制御部とを設けることにより、出力点におけるオーバーシュートやアンダーシュートの低減を図るための技術が記載されている。
高速信号伝送のためには出力バッファの駆動力上げ、配線負荷を早くする必要があるが、出力バッファの駆動力を上げて配線とのインピーダンス不整合が起きると、信号反射による誤動作発生する。このため、出力バッファの駆動力を上げても、基板上では、ダンピング抵抗を挿入してインピーダンス整合をとるための基板設計が必要とされる。
また、入力側においても、インピーダンス整合をとるためにダンピング抵抗付加や終端抵抗の付加などが必要とされる。基板設計では、ダンピング抵抗の個数や配置について、個々の基板毎に検討が必要であり、基板設計に要する時間を増大させるとともに、基板上の部品点数の増大や、部品点数の増大を招くことが、本願発明者によって見いだされた。また、上記従来技術においては、信号の入力回路の構成については考慮されていない。
本発明の目的は、簡単な構成により伝送路の反射を低減するための技術を提供することにある。
本発明の上記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の以下の記述と添付図面から明らかにされるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、信号を取り込むための入力回路と、信号を出力するための出力回路と、を含む半導体集積回路であって、上記入力回路は、入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定され、上記出力回路は、信号遷移の前半での駆動力が遷移の後半での駆動力よりも高めに設定されて成る。
上記の手段によれば、上記入力回路は、入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定されることにより、入力信号遷移時における反射波を低減する。また、上記出力回路において、信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半の駆動力よりも低めに設定されることで、反射波の発生を抑えることができる。このように反射波が低減されることにより、インピーダンス整合のためのダンピング抵抗や終端抵抗などの外付け部品が不要とされる。
上記入力回路と上記出力回路とは、信号の入出力を可能とするパッドに共通接続することができる。
入力パッドと、上記入力パッドを介して外部からの信号を取り込むための入力回路とを含んで半導体集積回路が構成されるとき、上記入力回路は、入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように調整可能な動的終端抵抗回路を設ける。
上記動的終端抵抗回路は、上記入力パッドを介して伝達された信号の論理を反転するための第1論理回路と、上記第1論理回路の出力信号の論理を反転するための第2論理回路と、上記第1論理回路の入力端子と上記第2論理回路の出力端子とを結合可能な抵抗と、を含んで構成することができる。
上記動的終端抵抗回路は、上記入力パッドを介して伝達された信号の論理を反転するための第1論理回路と、上記第1論理回路の出力信号の論理を反転するための第2論理回路と、上記第1論理回路の入力端子と上記第2論理回路の出力端子とを結合可能な抵抗と、上記第1論理回路の出力信号を内部回路へ伝達するための第3論理回路と、を含んで構成することができる。
上記抵抗の回路動作への関与を制御可能なスイッチ回路を設けることができるる。
上記動的終端抵抗回路は、上記入力パッドを介して伝達された信号の論理を反転するための第1論理回路と、上記第1論理回路の出力信号の論理を反転するための第2論理回路と、上記第1論理回路の入力端子と上記第2論理回路の出力端子とを結合可能な複数の抵抗と、上記複数の抵抗を選択的に回路動作に関与させるためのスイッチ回路と、を含んで構成することができる。
内部回路と、上記内部回路の出力信号を外部出力可能な出力回路とを含んで半導体集積回路が構成されるとき、上記出力回路は、出力すべき信号の遷移の前半に、上記内部回路の出力信号に基づいて外部負荷を駆動可能な第1出力回路と、上記第1出力回路に比べて駆動力が小さく設定され、上記外部負荷を駆動可能な第2出力回路とを設けることができる。
上記外部負荷の電圧レベルに応じて、上記第1出力制御回路と上記第2出力回路とを選択的に回路動作に関与させるためのレベルモニタ回路を含めることができる。
上記第2出力回路は、高電位側電源側に配置されたnチャネル型トランジスタと、低電位側電源側に配置されたpチャネル型トランジスタとの直列接続回路を含むとき、nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタとの直列接続ノードを上記第1出力回路の出力ノードに結合する。
入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定された入力部と、信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半での駆動力よりも低めに設定されて成る出力部とを含んで半導体集積回路が形成されるとき、上記出力部は、出力すべき信号の遷移の前半に、上記内部回路の出力信号に基づいて外部負荷を駆動可能な第1出力回路と、上記第1出力回路に比べて駆動力が小さく設定され、上記外部負荷を駆動可能な第2出力回路とを含み、上記第2出力回路は、高電位側電源側に配置されたnチャネル型トランジスタと、低電位側電源側に配置されたpチャネル型トランジスタとの直列接続回路とを含み、上記nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタとの直列接続ノードが上記第1出力回路の出力ノードとともに上記入出力パッドに共通接続し、上記直列接続回路は上記入力部の一部として共用する。
第1図は、本発明にかかる半導体集積回路に含まれる入力回路の構成例回路図である。
第2図は、上記入力回路の別の構成例回路図である。
第3図は、上記入力回路の別の構成例回路図である。
第4図は、上記入力回路の別の構成例回路図である。
第5図は、上記半導体集積回路に含まれる出力回路の構成例回路図である。
第6図は、上記出力回路における主要部の構成例回路図である。
第7図は、上記出力回路における主要部の構成例回路図である。
第8図は、上記出力回路の別の構成例回路図である。
第9図は、上記半導体集積回路に含まれる入出力回路の構成例回路図である。
第10図は、上記半導体集積回路に含まれる入出力回路の別の構成例回路図である。
第11図は、上記半導体集積回路に含まれる入出力回路の別の構成例回路図である。
第12図は、上記半導体集積回路が搭載されたボードシステムの構成例説明図である。
第13図は、第5図に示される回路の特性図である。
第14図は、第8図に示される回路の特性図である。
第15図は、上記半導体集積回路を従来例と比較するための特性図である。
第16図は、上記半導体集積回路を従来例と比較するための特性図である。
第12図には、本発明に係る半導体集積回路が搭載されたボードシステムが示される。
第12図に示されるボードシステム12は、特に制限されないが、3個の半導体集積回路121,122,123が単一のボードに搭載されて成る。半導体集積回路121,122,123は、それぞれ公知の半導体集積回路製造技術により単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成され、ボード上に形成されたプリント配線を介して信号のやり取りが可能に結合されている。
半導体集積回路121は、特に制限されないが、外部から信号を取り込むための入力回路1211、信号を外部に出力するための出力回路1212、外部との間で信号のやり取りを可能とする入出力回路1213を含む。
半導体集積回路122は、特に制限されないが、信号を外部に出力するための出力回路1221、外部から信号を取り込むための入力回路1222、外部との間で信号のやり取りを可能とする入出力回路1223を含む。
半導体集積回路123は、特に制限されないが、信号を外部に出力するための出力回路1231、外部から信号を取り込むための入力回路1232、外部との間で信号のやり取りを可能とする入出力回路1233を含む。
半導体集積回路121,122,123は、伝送路の反射を抑えるための工夫がなされており、そのために、ダンピング抵抗や終端抵抗の外付けは不要とされている。
次に、半導体集積回路121,122,123に含まれる入力回路1211,1222,1232の構成例について説明する。
第1図には、上記入力回路1211,1222,1232の構成例が示される。
第1図に示されるように、上記入力回路1211,1222,1232は、入力パッド10を介して取り込まれた信号の論理を反転する第1インバータ11と、この第1インバータ11から出力された信号の論理を反転する第2インバータ12と、上記第1インバータ11の入力端子と上記第2インバータ12の出力端子とを結合する抵抗13とを含む。上記第2インバータ12の出力信号は、図示しない内部回路へ伝達される。上記抵抗13の値は、第12図に示されるボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくされる。
入力パッド10を介して取り込まれた入力信号が遷移される直前までは、第1インバータ11の入力端子における論理と、第2インバータ12の出力端子における論理とが等しい。ここで、第1インバータ11の入力端子における論理と、第2インバータ12の出力端子の論理をローレベルとする。この状態で、入力パッド10を介して取り込まれた入力信号がローレベルからハイレベルに遷移される場合を考える。入力パッド10を介して取り込まれた入力信号がローレベルからハイレベルに遷移されるとき、第1,第2インバータ11,12での信号遅延により、第2インバータ12の出力端子がローレベルからハイレベルに遷移されるタイミングが遅れる。この遅延により、入力パッド10での入力信号がローレベルからハイレベルに遷移されるときには、第2インバータ12の出力端子がローレベルのままとされており、この場合、入力パッド10から見たインピーダンスは、第1インバータ11の入力インピーダンスと抵抗13との並列合成抵抗値にほぼ等しくなる。従って、このとき、入力パッド10から見たインピーダンスは、第12図に示されるボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくなり、インピーダンスが整合される。そして、第2インバータ12の出力端子がローレベルからハイレベルに遷移されると、第1インバータ11の入力端子と第2インバータ12の出力端子との論理が互いに等しくなるため、入力パッド10から見たインピーダンスは、第1インバータ11の入力インピーダンスにほぼ等しくなり、高インピーダンス状態とされる。尚、入力パッドを介して取り込まれた入力信号が、ハイレベルからローレベルに遷移される場合にも、その遷移の途中では、抵抗13が機能されることから、入力パッドを介して取り込まれた入力信号がローレベルからハイレベルに遷移される場合と同様の作用効果が得られる。
このように、入力信号遷移の過渡期には、入力インピーダンスが、第12図に示されるボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくされることでインピーダンスが整合されることから、伝送路に出力された信号が入力回路で反射されることに起因する反射波が低減される。また、入力信号の遷移時以外においては、入力インピーダンスが高くされることにより、そこでの直流電流の消費が低く抑えられる。上記反射波が抑えられることにより、ダンピング抵抗や終端抵抗は不要とされる。
第2図には、上記入力回路1211,1222,1232の別の構成例が示される。第2図に示される構成が第1図に示されるのと大きく相違するのは、インバータ11の出力信号の論理を反転するためのインバータ15を設け、このインバータ15を介して内部回路へ信号CINを伝達するようにした点である。かかる構成によれば、インバータ12の出力端子側に寄生容量14が存在しても、インバータ12,15の存在によって隔絶されるため、寄生容量14によって内部回路が影響されないで済む。
第3図には、上記入力回路1211,1222,1232の別の構成例が示される。
第3図に示される構成が第1図に示されるのと大きく相違するのは、抵抗13と、第2インバータ12の出力端子との間に、pチャネル型MOSトランジスタ31とnチャネル型MOSトランジスタ32とが並列接続されて成るCMOSトランスファゲートが介在される点である。上記nチャネル型MOSトランジスタ32のゲート電極には動的終端制御端子REからの制御信号が伝達される。また、pチャネル型MOSトランジスタ31のゲート電極には、上記動的終端制御端子REからの制御信号がインバータ33を介して伝達される。上記動的終端制御端子REからの動的終端制御信号がハイレベルとされる場合に、pチャネル型MOSトランジスタ31とnチャネル型MOSトランジスタ32とが導通され、抵抗13の一端が第2インバータ12の出力端子に結合される。上記動的終端制御端子REからの動的終端制御信号がローレベルとされる場合には、pチャネル型MOSトランジスタ31とnチャネル型MOSトランジスタ32とが非導通状態とされ、抵抗13の回路動作への関与が排除される。動的終端制御端子REは外部端子とした場合には、動的終端制御信号をチップ外から供給することができる。
このように第3図に示される構成では、動的終端制御端子REからの制御信号によって、抵抗13を回路動作に関与させるか否かを切り換えることができるので、必要に応じて抵抗13を回路動作へ関与させることができる。
第4図には、上記入力回路1211,1222,1232の別の構成例が示される。
第4図に示される構成が第1図に示されるのと大きく相違するのは、抵抗13−1,13−2が設けられ、抵抗13−1と、第2インバータ12の出力端子との間に、pチャネル型MOSトランジスタ31−1とnチャネル型MOSトランジスタ32−1とが並列接続されて成るCMOSトランスファゲートが介在され、抵抗13−2と、第2インバータ12の出力端子との間に、pチャネル型MOSトランジスタ31−2とnチャネル型MOSトランジスタ32−2とが並列接続されて成るCMOSトランスファゲートが介在される点である。
上記nチャネル型MOSトランジスタ32−1のゲート電極には動的終端制御端子RE1からの制御信号が伝達される。また、pチャネル型MOSトランジスタ31−1のゲート電極には、上記動的終端制御端子REからの制御信号がインバータ33−1を介して伝達される。上記nチャネル型MOSトランジスタ32−2のゲート電極には動的終端制御端子RE2からの制御信号が伝達される。また、pチャネル型MOSトランジスタ31−2のゲート電極には、上記動的終端制御端子RE2からの制御信号がインバータ33−2を介して伝達される。抵抗13−1と抵抗13−2とは、ボードシステム12におけるボード上の配線抵抗に近い値とされる。例えばボード上の配線抵抗が150Ωとされるとき、抵抗31−1は100Ωとされ、抵抗31−2は200Ωとされる。動的終端抵抗制御端子RE1,RE2から与えられる動的終端抵抗制御信号によって、抵抗13−1と抵抗13−2と選択的に回路動作に関与させることができるため、ボードシステムでの環境に応じて抵抗13−1と抵抗13−2と選択的に回路動作に関与させることができる。
尚、動的終端抵抗制御端子RE1,RE2に供給される動的終端抵抗制御信号は、ボードシステム12上のディップスイッチやマイクロコンピュータにより設定可能なレジスタによって形成することができる。
第5図には、上記出力回路1212,1221,1231の構成例が示される。
pチャネル型MOSトランジスタ56と、nチャネル型MOSトランジスタ57とが直列接続されて第1出力回路が形成され、pチャネル型MOSトランジスタ58とnチャネル型MOSトランジスタ59とが直列接続されて第2出力回路が形成される。上記第1出力回路(56,57)は、駆動力が比較的大きく設定される。上記第2出力回路(58,59)は、上記第1出力回路(56,57)に比べて駆動力が小さく設定される。駆動力の設定は、MOSトランジスタのゲート幅とゲート長の比によって調整することができる。上記pチャネル型MOSトランジスタ56,58のソース電極は高電位側電源VCCに結合され、nチャネル型MOSトランジスタ57,59のソース電極は低電位側電源VSSに結合される。pチャネル型MOSトランジスタ56とnチャネル型MOSトランジスタ57とのドレイン電極、及びpチャネル型MOSトランジスタ58とnチャネル型MOSトランジスタ59とのドレイン電極が、出力パッド62に共通接続されることによって、出力ノード50が形成される。出力ノード50は、図示しない外部端子に結合される。
出力ノード50が不所望な電圧レベルになるのを防止するため、出力ノード50と高電位側電源VCCとの間に、ダイオード接続されたpチャネル型MOSトランジスタ60が設けられ、出力ノード50と低電位側電源VSSとの間に、ダイオード接続されたnチャネル型MOSトランジスタ61が設けられる。
上記出力ノード50の信号レベルは、レベルモニタ回路54,55に伝達される。レベルモニタ回路54は、出力ノード50の信号レベルに基づいてpチャネル型MOSトランジスタ56,58の動作を制御する。レベルモニタ回路55は、出力ノード50の信号レベルに基づいてpチャネル型MOSトランジスタ57,59の動作を制御する。特に制限されないが、レベルモニタ回路54,55は、出力ノード50の電圧レベルがVCC/2になるまでは、駆動力の大きなMOSトランジスタ56,57を負荷駆動のための回路動作に関与させ、出力ノード50の電圧レベルがVCC/2を越えた後は、駆動力の小さなMOSトランジスタ58,59を負荷駆動のための回路動作に関与させる。
上記レベルモニタ回路54,55の前段には、ノア回路51、インバータ52、ナンド回路53が設けられる。ノア回路51では、内部回路から出力された信号Iと、アウトプットイネーブル信号OE*(*はローアクティブを意味する)とのノア論理が得られる。ノア回路51の出力信号A2は、後段のレベルモニタ回路55に伝達される。また、アウトプットイネーブル信号OE*がインバータ52で反転され、この反転出力信号と、内部回路から出力された信号Iとのナンド論理がナンド回路53で得られる。このナンド回路53の出力信号A1は、後段のレベルモニタ回路54に伝達される。これにより、アウトプットイネーブル信号OE*がローレベルにアサートされた状態で、信号Iの論理に応じた信号出力が可能とされる。
第6図には、上記レベルモニタ回路54の構成例が示される。
レベルモニタ回路54は、特に制限されないが、第6図に示されるように、インバータ541,542、オア回路543,544が結合されて成る。出力ノード50の信号の論理がインバータ541で反転され、このインバータ541の出力信号の論理が、後段のインバータ542で反転される。そして、第5図に示されるナンド回路53の出力信号A1と、上記インバータ541の出力信号とのオア論理がオア回路543で得られ、このオア回路543の出力信号によってpチャネル型MOSトランジスタ58が動作制御される。また、上記ナンド回路53の出力信号A1と、インバータ552の出力信号とのオア論理がオア回路554で得られ、このノア回路554の出力信号によってpチャネル型MOSトランジスタ56が動作制御される。VCC=3.3Vとするとき、上記インバータ541,542の論理しきい値は、(VCC/2)〜2.0Vに設定される。かかる構成において、出力ノード50がローレベルからハイレベルに遷移される場合には、その遷移の前半では、駆動力の大きなpチャネル型MOSトランジスタ56が導通されるため、外部負荷は大電流駆動される。それに対して、上記遷移の後半では、pチャネル型MOSトランジスタ56に代えて、駆動力の小さなpチャネル型MOSトランジスタ58が導通されるため、外部負荷は小電流駆動される。
第7図には、上記レベルモニタ回路55の構成例が示される。
レベルモニタ回路55は、特に制限されないが、第7図に示されるように、インバータ551,552、及びアンド回路553,554が結合されて成る。出力ノード50の信号の論理がインバータ551で反転され、このインバータ551の出力信号の論理が、後段のインバータ552で反転される。そして、第5図に示されるノア回路51の出力信号A2と、上記インバータ552の出力信号とのアンド論理がアンド回路553で得られ、このアンド回路553の出力信号によってpチャネル型MOSトランジスタ57が動作制御される。また、上記ナンド回路53の出力信号A1と、インバータ551の出力信号とのアンド論理がアンド回路554で得られ、このアンド回路554の出力信号によってpチャネル型MOSトランジスタ59が動作制御される。VCC=3.3Vとするとき、上記インバータ551,552の論理しきい値は、0.8〜(VCC/2)Vに設定される。かかる構成において、出力ノード50がハイレベルからローレベルに遷移される場合には、その遷移の前半では、駆動力の大きなpチャネル型MOSトランジスタ57が導通されるため、外部負荷は大電流駆動される。それに対して、上記遷移の後半では、pチャネル型MOSトランジスタ57に代えて、駆動力の小さなpチャネル型MOSトランジスタ59が導通されるため、外部負荷は小電流駆動されることで反射波の低減が図られる。
第13図には、第5図に示される回路における出力ノード50の電圧と、出力インピーダンスとの関係が示される。出力ノード50の電圧が0Vから0.8V付近まで出力インピーダンスが上昇され、出力ノード50の電圧が0.8V付近で急激に低下されてから再び出力ノード50の電圧の上昇に伴って出力インピーダンスが上昇される。出力ノード50の電圧が0V(=VSS)の場合と、3.3V(=VCC)の場合に出力インピーダンスがほぼ50Ωとされる。上記出力インピーダンスの急激な低下は、MOSトランジスタ56,57とMOSトランジスタ58,59との切り換えに起因する。
第8図には、上記出力回路1212,1221,1231の別の構成例が示される。
第8図に示される構成が、第5図に示されるのと大きく相違するのは、駆動力が大きなnチャネル型MOSトランジスタ57を高電位側電源VCC側に配置し、駆動力が大きなpチャネル型MOSトランジスタ56低電位側電源VSS側に配置した点、及びレベルモニタ回路54,55に代えてインバータ63,64を設けた点である。インバータ63は、ナンド回路53の出力信号の論理を反転する。このインバータ63の出力信号によってnチャネル型MOSトランジスタ57が動作制御される。インバータ64は、ノア回路51の出力信号の論理を反転する。このインバータ64の出力信号によってpチャネル型MOSトランジスタ56が動作制御される。
上記の構成において、出力ノード50の電圧レベルがローレベル(VSSレベル)からハイレベル(VCC)レベルに駆動される場合を考える。この場合、出力ノード50の電圧レベルがVSSレベルからVCC−Vth(VthはMOSトランジスタ57のしきい値)になるまでは、駆動力が大きなnチャネル型MOSトランジスタ57と、駆動力の小さなpチャネル型MOSトランジスタ58との双方が導通されることで負荷駆動が行われる。そして、出力ノード50の電圧レベルがVCCレベルからVCC−Vthになった時点で、nチャネル型MOSトランジスタ57がそれまでの導通状態から非導通状態に遷移され、それ以降は、駆動力が小さなpチャネル型MOSトランジスタ58によって負荷駆動が行われる。
次に、出力ノード50の電圧レベルがハイレベル(VCCレベル)からローレベル(VSS)レベルに駆動される場合を考える。この場合、出力ノード50の電圧レベルがVCCレベルからVSS+Vth(VthはMOSトランジスタ56のしきい値)になるまでは、駆動力が大きなpチャネル型MOSトランジスタ56と、駆動力の小さなnチャネル型MOSトランジスタ59との双方が導通されることで負荷駆動が行われる。そして、出力ノード50の電圧レベルがVCCレベルからVSS+Vthになった時点で、pチャネル型MOSトランジスタ56がそれまでの導通状態から非導通状態に遷移され、それ以降は、駆動力が小さなnチャネル型MOSトランジスタ59によって負荷駆動が行われる。
このように出力ノード50の遷移期間の前半においては、駆動力の大きなMOSトランジスタ57,56による負荷駆動が行われ、出力ノード50の遷移期間の後半においては、駆動力の小さなMOSトランジスタ58,59によって負荷駆動が行われるため、第5図に示される構成と同様の効果を得ることができる。さらに、第8図に示される構成では、レベルモニタ回路54,55が不要とされることから、第5図に示される構成の場合よりも素子数の低減を図ることができる。
第14図には、第8図に示される回路における出力ノード50の電位と出力インピーダンスとの関係が示される。第14図において、特性曲線141は、第8図に示される回路に対応し、特性曲線142は、負荷駆動において、駆動力の異なるMOSトランジスタの切り換えを行わない回路に対応する。駆動力の異なるMOSトランジスタの切り換えを行わない場合には、特性曲線142に示されるように、出力ノード50の電圧上昇に対して出力インピーダンスが徐々に上昇されるのに対して、駆動力の異なるMOSトランジスタの切り換えを行う場合には、このMOSトランジスタの切り換えをピークとして出力インピーダンスがなだらかに変化する特性を示す。
第9図には、上記入出力回路1213,1223,1233の別の構成例が示される。入出力バッファ1213,1223,1233は、それぞれ入出力パッド90及び入出力ノード1100を介して外部から信号を取り込むための入力部91と、入出力ノード100及び入出力パッド90を介して信号を外部出力するための出力部92とを含む。入力部91と出力部92とで入出力端子90が共有される。アウトプットイネーブル信号OE*がローレベルにアサートされた期間では、入出力パッド90を介して信号の外部出力が可能とされる。アウトプットイネーブル信号OE*がハイレベルにネゲートされた期間では、出力部92は高インピーダンス状態とされ、入出力パッド90を介して信号の取り込みが可能とされる。入力部91には、第1図示されるのと同一構成のものが適用され、出力部92には、第8図に示されるのと同一構成のものが適用される。従って、入力部91においては、第1図に示される入力回路と同様の作用効果を得ることができ、出力部92は、第8図に示される出力回路と同様の作用効果を得ることができる。
第10図には、上記入出力回路1213,1223,1233の別の構成例が示される。第10図に示される入出力回路1213,1223,1233が、第9図に示されるのと大きく相違するのは、入力部91における動的終端抵抗機能を、出力部92に持たせた点である。すなわち、pチャネル型MOSトランジスタ95とnチャネル型MOSトランジスタ96とが直列接続されて成るインバータが設けられ、このインバータの前段にマルチプレクサ93が設けられ、このマルチプレクサ93により信号伝達経路の切り換えが行われることにより、上記インバータ(95,96)を入力部91と出力部92とで共有するようにしている。上記マルチプレクサ93は、アウトプットイネーブル信号OE*によって動作制御される。
アウトプットイネーブル信号OE*がローレベルの場合に、インバータ94の出力信号がマルチプレクサ93を介して選択的にMOSトランジスタ95,96のゲート電極に伝達される。上記インバータ94は、内部回路から出力された信号Iの論理を反転するために設けられる。この状態で、出力部92からの信号出力が可能とされる。
これに対して、アウトプットイネーブル信号OE*がハイレベルの場合には、インバータ11の出力信号CINがマルチプレクサ93を介して選択的にMOSトランジスタ95,96に伝達される。MOSトランジスタ95,96の出力信号は、入出力ノード100を介してインバータ11に伝達される。このとき、第9図における抵抗13の機能は、インバータ(95,96)の出力抵抗及び入出力ノード100の配線抵抗によって実現される。このとき、MOSトランジスタ95,96のオン抵抗と、入出力ノード100の配線抵抗との合成値は、ボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくなるように設定される。
上記の構成において、アウトプットイネーブル信号OE*がハイレベルにネゲートされている期間において、入出力パッド90を介して取り込まれた入力信号が遷移される直前までは、インバータ11の入力端子における論理と、インバータ(95,96)の出力端子における論理とが等しい。ここで、インバータ11の入力端子における論理と、インバータの出力端子の論理をハイレベルとする。この状態で、入出力パッド90を介して取り込まれた入力信号がローレベルからハイレベルに遷移される場合を考える。入出力パッド90を介して取り込まれた入力信号がローレベルからハイレベルに遷移されるとき、インバータ11やインバータ(95,96)での信号遅延により、インバータ(95,96)の出力ノードがローレベルからハイレベルに遷移されるタイミングが遅れる。この信号遅延により、入力出力パッド90での入力信号がローレベルからハイレベルに遷移されるときには、インバータ(95,96)の出力端子がローレベルのままとされており、この場合、入出力パッド90から見たインピーダンスは、nチャネル型MOSトランジスタ96のオン抵抗や入出力ノード100の配線抵抗値の合成値によって決定される。nチャネル型MOSトランジスタ96のオン抵抗や入出力ノード100の配線抵抗値の合成値は、ボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくなるように設定されているから、このとき、入出力パッド90から見たインピーダンスは、第12図に示されるボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくなり、インピーダンスが整合される。そして、インバータ(95,96)の出力ノードがローレベルからハイレベルに遷移されると、インバータ11の入力端子とインバータ(95,96)の出力端子との論理が互いに等しくなるため、入出力パッド90から見たインピーダンスは、インバータ11の入力インピーダンスにほぼ等しくなる。
このように、入力信号遷移の過渡期には、入力インピーダンスが、第12図に示されるボードシステム12におけるプリント配線の抵抗値にほぼ等しくされることでインピーダンスが整合されることから、伝送路に出力された信号が入力回路で反射されることに起因する反射波が低減される。また、入力信号の遷移時以外においては、入力インピーダンスが高くされることにより、そこでの直流電流の消費が低く抑えられる。
また、pチャネル型MOSトランジスタ95とnチャネル型MOSトランジスタ96とが直列接続されて成るインバータが設けられ、このインバータの前段にマルチプレクサ93が設けられ、このマルチプレクサ93により信号伝達経路の切り換えが行われることにより、上記インバータ(95,96)を入力部91と出力部92とで共有するようにしているため、第9図に示される構成に比べて、入力部91の占有面積の低減を図ることができる。
第11図には、上記入出力回路1213,1223,1233の別の構成例が示される。第11図に示される入出力回路1213,1223,1233が、第10図に示されるのと大きく相違するのは、pチャネル型MOSトランジスタ58とnチャネル型MOSトランジスタ59とが直列接続されて成る出力回路が設けられている点である。このpチャネル型MOSトランジスタ58とnチャネル型MOSトランジスタ59とが直列接続されて成る出力回路は、第8図や第9図に示されるのと同一機能を有する。
pチャネル型MOSトランジスタ68のソース電極は高電位側電源VCCに結合され、nチャネル型MOSトランジスタ59のソース電極は低電位側電源VSSに結合される。pチャネル型MOSトランジスタ58とnチャネル型MOSトランジスタ59とが直列接続箇所は、入出力ノード100に結合される。pチャネル型MOSトランジスタ58は、ナンド回路53の出力信号によって動作制御される。nチャネル型MOSトランジスタ59は、ノア回路51の出力信号によって動作制御される。
次に、第15図及び第16図を参照しながら、本願発明者によって行われたシミュレーションの結果について説明する。第15図はハイレベルからローレベルに遷移された場合の特性図、第16図はローレベルからハイレベルに遷移させた場合の特性図である。第15図及び第16図において、特性曲線151,161は、第5図に示される出力回路から第1図に示される入力回路に信号を伝達した場合、特性曲線152,162は、第5図に示される出力回路から単なるインバータによる入力回路(第1図において抵抗13を省略したものに相当)に信号を伝達した場合、特性曲線153,163は、駆動力切り換えを行わない従来回路から、第1図に示される入力回路に信号を伝達した場合、特性曲線154,164は、駆動力の切り換えを行わない従来回路から単なるインバータによる入力回路(第1図において抵抗13を省略したものに相当)に信号を伝達した場合である。第15図及び第16図から明らかなように、第1図に示される入力回路又は第5図に示される出力回路を使うことにより、リンギングが低下される。第1図に示される入力回路及び第5図に示される出力回路の双方を使うことにより、リンギングが更に低下される。
上記実施例によれば以下の作用効果が得られる。
(1)入力回路1211,1222,1232において、入力信号遷移時の入力インピーダンスが入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定されることにより、入力信号遷移時における反射波を低減する。
(2)第2図に示されるように、インバータ11の出力信号の論理を反転するためのインバータ15を設け、このインバータ15を介して内部回路へ信号CINを伝達することにより、インバータ12の出力端子側に寄生容量14が存在しても、インバータ12,15の存在によって隔絶されるため、寄生容量14によって内部回路が影響されないで済む。
(3)第3図に示されるように、抵抗13と、第2インバータ12の出力端子との間に、pチャネル型MOSトランジスタ31とnチャネル型MOSトランジスタ32とが並列接続されて成るCMOSトランスファゲートが介在されることにより、抵抗13の回路動作への関与を動的終端制御端子から制御することができる。
(4)第4図に示されるように、抵抗13−1,13−2が設けられ、抵抗13−1と、第2インバータ12の出力端子との間に、pチャネル型MOSトランジスタ31−1とnチャネル型MOSトランジスタ32−1とが並列接続されて成るCMOSトランスファゲートが介在され、抵抗13−2と、第2インバータ12の出力端子との間に、pチャネル型MOSトランジスタ31−2とnチャネル型MOSトランジスタ32−2とが並列接続されて成るCMOSトランスファゲートが介在されることにより、動的終端抵抗制御端子RE1,RE2から与えられる動的終端抵抗制御信号によって、抵抗13−1と抵抗13−2と選択的に回路動作に関与させることができるため、ボードシステムでの環境に応じて抵抗13−1と抵抗13−2と選択的に回路動作に関与させることができる。
(5)出力回路において、信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半での駆動力よりも低めに設定されることで、反射波の発生を抑えることができる。このように反射波が低減されることにより、インピーダンス整合のためのダンピング抵抗や終端抵抗などの外付け部品が不要とされる。
(6)第8図に示されるように、駆動力が大きなnチャネル型MOSトランジスタ57を高電位側電源VCC側に配置し、駆動力が大きなpチャネル型MOSトランジスタ56低電位側電源VSS側に配置した点、及びレベルモニタ回路54,55に代えてインバータ63,64を設けることにより、遷移期間の前半においては、駆動力の大きなMOSトランジスタ57,56による負荷駆動が行われ、出力ノード50の遷移期間の後半においては、駆動力の小さなMOSトランジスタ58,59によって負荷駆動が行われる。この回路構成では、レベルモニタ回路54,55が不要とされることから、第5図に示される構成の場合よりも素子数の低減を図ることができる。
(7)第10図に示されるように、pチャネル型MOSトランジスタ95とnチャネル型MOSトランジスタ96とが直列接続されて成るインバータが設けられ、このインバータの前段にマルチプレクサ93が設けられ、このマルチプレクサ93により信号伝達経路の切り換えが行われることにより、上記インバータ(95,96)を入力部91と出力部92とで共有することにより、入力部91の占有面積の低減化を図ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて具体的に説明したが本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
本発明は、半導体集積回路に広く適用することができる。

Claims (11)

  1. 信号を取り込むための入力回路と、信号を出力するための出力回路と、を含む半導体集積回路であって、
    上記入力回路は、入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定され、
    上記出力回路は、信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半の駆動力よりも低め設定されて成ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 上記入力回路と上記出力回路とは、信号の入出力を可能とするパッドに共通接続されて成る請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路。
  3. 入力パッドと、上記入力パッドを介して外部からの信号を取り込むための入力回路とを含む半導体集積回路であって、
    上記入力回路は、入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように調整可能な動的終端抵抗回路を含むことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 上記動的終端抵抗回路は、上記入力パッドを介して伝達された信号の論理を反転するための第1論理回路と、
    上記第1論理回路の出力信号の論理を反転するための第2論理回路と、
    上記第1論理回路の入力端子と上記第2論理回路の出力端子とを結合可能な抵抗と、を含んで成る請求の範囲第3項に記載の半導体集積回路。
  5. 上記動的終端抵抗回路は、上記入力パッドを介して伝達された信号の論理を反転するための第1論理回路と、
    上記第1論理回路の出力信号の論理を反転するための第2論理回路と、
    上記第1論理回路の入力端子と上記第2論理回路の出力端子とを結合可能な抵抗と、
    上記第1論理回路の出力信号を内部回路へ伝達するための第3論理回路と、を含んで成る請求の範囲第3項に記載の半導体集積回路。
  6. 上記抵抗の回路動作への関与を制御可能なスイッチ回路を含む請求の範囲第4項又は第5項に記載の半導体集積回路。
  7. 上記動的終端抵抗回路は、上記入力パッドを介して伝達された信号の論理を反転するための第1論理回路と、
    上記第1論理回路の出力信号の論理を反転するための第2論理回路と、
    上記第1論理回路の入力端子と上記第2論理回路の出力端子とを結合可能な複数の抵抗と、
    上記複数の抵抗を選択的に回路動作に関与させるためのスイッチ回路と、を含んで成る請求の範囲第4項又は第5項に記載の半導体集積回路。
  8. 内部回路と、上記内部回路の出力信号を外部出力可能な出力回路とを含む半導体集積回路であって、
    上記出力回路は、出力すべき信号の遷移の前半に、上記内部回路の出力信号に基づいて外部負荷を駆動可能な第1出力回路と、
    上記第1出力回路に比べて駆動力が小さく設定され、上記外部負荷を駆動可能な第2出力回路と、
    を含むことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 上記外部負荷の電圧レベルに応じて、上記第1出力制御回路と上記第2出力回路とを選択的に回路動作に関与させるためのレベルモニタ回路を含む請求の範囲第8項に記載の半導体集積回路。
  10. 上記第2出力回路は、高電位側電源側に配置されたnチャネル型トランジスタと、低電位側電源側に配置されたpチャネル型トランジスタとの直列接続回路を含み、nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタとの直列接続ノードが上記第1出力回路の出力ノードに結合されて成る請求の範囲第8項に記載の半導体集積回路。
  11. 入力信号遷移時の入力インピーダンスが、入力信号遷移時以外の入力インピーダンスよりも小さくなるように設定された入力部と、
    信号遷移の後半での駆動力が遷移の前半での駆動力よりも低めに設定されて成る出力部と、を含み、
    上記出力部は、出力すべき信号の遷移の前半に、上記内部回路の出力信号に基づいて外部負荷を駆動可能な第1出力回路と、
    上記第1出力回路に比べて駆動力が小さく設定され、上記外部負荷を駆動可能な第2出力回路と、を含み、
    上記第2出力回路は、高電位側電源側に配置されたnチャネル型トランジスタと、低電位側電源側に配置されたpチャネル型トランジスタとの直列接続回路と、を含み、
    上記nチャネル型トランジスタとpチャネル型トランジスタとの直列接続ノードが上記第1出力回路の出力ノードとともに上記入出力パッドに共通接続され、上記直列接続回路は上記入力部の一部として共用されることを特徴とする半導体集積回路。
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