JPH11350803A - 傾斜付きエクステリア及びそれに用いる継手金具 - Google Patents

傾斜付きエクステリア及びそれに用いる継手金具

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JPH11350803A
JPH11350803A JP15432398A JP15432398A JPH11350803A JP H11350803 A JPH11350803 A JP H11350803A JP 15432398 A JP15432398 A JP 15432398A JP 15432398 A JP15432398 A JP 15432398A JP H11350803 A JPH11350803 A JP H11350803A
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JP
Japan
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JP15432398A
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Inventor
Noriyuki Kono
宣之 河野
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類の継手金具で支柱に対して胴縁パイプ
を傾斜角度自由に取り付けることができる傾斜付きエク
ステリアとそれに用いる継手金具を提供すること。 【解決手段】 対向端部が枢支された第1接当部12及び
第2接当部13を具え、両接当部にそれぞれ取付用の長孔
が設けられた継手金具11の第1接当部が支柱3の外面に
接当したうえ、該接当部に設けた長孔と支柱に設けた貫
通孔25に挿通した第1取付用ボルトナット26により取り
付けられているとともに、第2接当部が支柱に対して所
定の角度傾いて配置される胴縁パイプ5の外面に接当し
たうえ、該接当部に設けた長孔と胴縁パイプに設けた貫
通孔28に挿通した第2取付用ボルトナット29により取り
付けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばステンレ
ス製の傾斜フェンス、傾斜ゲートや傾斜防護柵など傾斜
地に所定角度傾斜して設置される傾斜付きエクステリア
(外部構造物)とそれに用いる継手金具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のようなフェンスなどを傾斜
地に設置するには、所定間隔で立設した各連結用支柱間
にフェンス単体を配置したうえで隣接するフェンス単体
の上下に配した胴縁パイプと前記支柱とを継手金具で連
結して取り付けている。しかしながら、連結部材として
の継手金具がL形を呈し、該L形を構成して支柱と胴縁
パイプのそれぞれ外面に接当する両接当部の間の角度が
あらかじめ決まっているため、前記の角度以上には対応
ができず、対応するには種々の角度の専用継手金具がそ
れぞれ必要であるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、1種類の継手金具で
支柱に対して胴縁パイプを傾斜角度自由に取り付けるこ
とができる傾斜付きエクステリアとそれに用いる継手金
具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係わる傾斜付きエクステリアは、
対向端部が枢支された第1接当部及び第2接当部を具
え、両接当部にそれぞれ取付用の長孔が設けられた継手
金具の第1接当部が支柱の外面に接当したうえ、該接当
部に設けた長孔と支柱に設けた貫通孔に挿通した第1取
付用ボルトナットにより取り付けられているとともに、
第2接当部が支柱に対して所定の角度傾いて配置される
胴縁パイプの外面に接当したうえ、該接当部に設けた長
孔と胴縁パイプに設けた貫通孔に挿通した第2取付用ボ
ルトナットにより取り付けられていることを特徴とす
る。請求項2の発明に係わる傾斜付きエクステリアは、
請求項1において、継手金具の第1接当部が接当して取
り付けられた位置と反対側の支柱の外面にも別の同様な
継手金具の第1接当部が接当して第1取付用ボルトナッ
トを利用して取り付けられているとともに、この継手金
具の第2接当部が胴縁パイプと同じ傾斜角度傾いて配置
される別の胴縁パイプの外面に接当して第3取付用ボル
トナットを利用して取り付けられていることを特徴とす
る。
【0005】請求項3の発明に係わる継手金具は、請求
項1又は2記載の傾斜付きエクステリアに用いられるも
のであって、第1接当部と、第2接当部と、これら両接
当部の対向端部を枢支するボルトナットとを具え、両接
当部に取付用の長孔が設けられていることを特徴とす
る。請求項4の発明に係わる継手金具は、請求項3にお
いて、第1接当部と第2接当部のいずれか一方が、他方
よりも長さが長くなっていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図面を
参照して説明する。この実施の形態はエクステリアとし
て傾斜フェンスに適用した例を示すもので、図1はその
一部省略の正面図、図2は要部拡大正面図である。図
1,2において1はオールステンレス製からなる傾斜フ
ェンスで、傾斜地の基礎2には連結用支柱3が所定間隔
で立設されている。各支柱3,3間にはフェンス単体4
が配置されて取り付けられている。フェンス単体4は所
定角度(この実施形態では2.5°〜10°)上向き傾斜し
て上下に平行に配された胴縁パイプ5,6と、該パイプ
の対向する一端部及び他端部をそれぞれ連結して垂直に
配された端部カバー7,8と、これらの部材により略平
行四辺形に形成される枠内にそれぞれ縦横に配されたメ
ッシュ9とから構成されている。メッシュ9はその横筋
9aと縦筋9bの交叉部が溶接され、縦筋9bの端部が
胴縁パイプ5,6の対向面に設けた孔に挿入されている
とともに、横筋9aが端部カバー7,8に挿入されてい
る。挿入した横筋9aと縦筋9bの端部は固着してもよ
いし、しなくともよい。このフェンス単体4は一例であ
って、メッシュ9に代えて縦筋9bのみからなる細パイ
プで構成してもよい。
【0007】前記のようなフェンス単体4は図3に示す
継手金具11により支柱3に連結され取り付けられる。継
手金具11は図3(A)にその全体正面図、(B)に組立前の
一方の接当部の平面図を示すように、第1接当部12と、
第2接当部13と、これら両接当部の対向端部を枢支する
ボルトナット14とを具えている。ボルトナット14は両接
当部12,13の対向端部に形成されているヒンジ部15,16
のボルト挿通用孔17,18に挿通される。ヒンジ部15,16
は両接当部12,13の片側に形成されており、ボルト挿通
用孔17,18にボルトナット14を挿通して両接当部12,13
が上下に開閉可能に枢支して取り付けたとき、図4のよ
うに互いのヒンジ部15,16が隣接して配置されるように
なっている。また、両接当部12,13にはその両側に接当
縁部20,21が一体に設けられているとともに、中央部に
は取付用の長孔22,23が設けられている。したがって、
継手金具11としては両接当部12,13のいずれかを準備し
ておけばよいこととなり、製作費を抑えることができ
る。ボルトナット14は六角穴付きボルト14aとナット14
bの組み合わせからなっている。
【0008】接当縁部20,21の幅及び高さと支柱3等と
の関係であるが、支柱3側となる接当縁部20の場合は図
5(A)に示すように支柱3の外径がφ50,φ60.5,76.3
φのいずれの場合も、支柱3の外面が接当縁部20にしか
接当しないような関係となっている。また、胴縁パイプ
5,6側となる接当縁部21の場合は図5(B)に示すよう
にパイプ5,6の外径がφ34,φ50のいずれの場合も、
パイプ5,6の外面が接当縁部21にしか接当しないよう
な関係となっている。このような関係が維持されること
によって支柱3及びパイプ5,6の外面に接当縁部20及
び接当縁部21が2点支持によりしっかりと接当して固定
されることとなる。もし、支柱3及びパイプ5,6の外
面が接当縁部20,21以外の接当部12,13の内面にも接当
するような外径(小径)となると、固定がぐらつき、取
り付けが不安定になる。
【0009】フェンス単体4の支柱3への取り付けの一
例について説明する。まず支柱3の上端部及び下端部に
図2にその上端部が示されているように支柱3間方向を
向けて設けた貫通孔25に挿入する取付用ボルトナット26
を介して継手金具11を2個ずつ、その第1接当部12の接
当縁部20が支柱3の外面に接当して互いに背中合わせに
なるように仮止めする。このとき図2で右側の継手金具
11を左側の継手金具11より上位の高さとなるように調整
して位置させ、左右のフェンス単体4の胴縁パイプ5の
傾斜角度に合わせる。この調整は長孔22によりそれぞれ
の第1接当部12の位置を変えることによって簡単にでき
る。次に支柱3,3間、図2では例えば支柱3の右側に
フェンス単体4を配置し、胴縁パイプ5の左端部の外面
に第2接当部13の接当縁部21が接当するようにしたう
え、該左端部に設けた貫通孔28に挿入する取付用ボルト
ナット29を介して第2接当部13を取り付ける。そして、
胴縁パイプ5の右端部も同様に取り付ける。また胴縁パ
イプ6の左端部及び右端部も同様に取り付ける。しかる
後、このフェンス単体4の配置位置を全体的に調整した
うえ、ボルトナット14,26,29を締め付けて固定する。
【0010】前記により支柱3間の1つのフェンス単体
4の取り付けが終了するので、同様にその隣接する支柱
3間にも同様にフェンス単体4を配置して取り付ける。
すなわち、図2で説明すると、ボルトナット26で固定さ
れた左側の継手金具11の第2接当部13の接当縁部21が右
側の継手金具11で連結されその胴縁パイプ5と同じ傾斜
角度傾いて配置される左側の胴縁パイプ5の右端部の外
面に接当するようにしたうえ、該右端部に設けた貫通孔
28に挿入する取付用ボルトナット29を介して第2接当部
13を取り付ける。そして、胴縁パイプ5の左端部も同様
に取り付ける。また胴縁パイプ6の右端部及び左端部も
同様に取り付ける。しかる後、このフェンス単体4の配
置位置を全体的に調整したうえ、ボルトナット14,26,
29を締め付けて固定する。このようにして順次、隣接す
るフェンス単体4を支柱3間に配置して連結して取り付
け、傾斜フェンス1を構成するものである。
【0011】図6は継手金具の別の実施の形態を示し、
この継手金具31は前記の継手金具11と比較すると、第1
接当部32は継手金具11の第1接当部12と同じ長さとなっ
ているが、第2接当部33が第1接当部32よりも長さが長
くなっている。そのほかの構成は継手金具11と同様であ
る。このような長さの長い第2接当部33を有すると、胴
縁パイプ5,6の傾斜角度が10°〜35°の範囲内の場合
であっても対応ができるという利点がある。すなわち、
第1接当部12と同じ長さの場合には傾斜角度が大きくな
ると、その接当面積が小さくなって取付用ボルトナット
29による取り付けが困難になるが、長さが長くなるとこ
のようなことが解消され、取り付けに支障がなくなる。
【0012】尚、前記の実施形態は好ましい一例を示す
ものであり、請求の範囲に記載した範囲内でこれ以外の
形態で実施してもよいことは勿論である。また前記した
取り付けの手順等も一例を示したものであり、これ以外
の手順で取り付けてもよいものである。
【0013】
【発明の効果】請求項1,2の発明は前記のような構成
からなるので、傾斜付きエクステリアを傾斜地に設置す
る場合でも、1種類の継手金具で支柱に対して胴縁パイ
プを傾斜角度自由に取り付けることができる。したがっ
て、従来のように種々の角度の専用継手金具を必要とす
ることがなく、経済的でもある。また請求項3,4の発
明は前記のような構成からなるので、傾斜付きエクステ
リアの設置に際してその支柱と胴縁パイプの連結を有効
に行うことができる。しかも請求項4の発明の場合はさ
らに傾斜角度が大きくとも対応が可能であり、利便性が
高いという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す一部省略の正面
図である。
【図2】要部拡大正面図である。
【図3】継手金具を示し、(A)はその全体正面図、(B)
は組立前の一方の接当部の平面図である。
【図4】継手金具の支柱への取付を示す平面図である。
【図5】(A)は接当縁部の幅及び高さと支柱等との関
係、(B)は接当縁部の幅及び高さと胴縁パイプとの関係
をそれぞれ示す図面である。
【図6】継手金具の別の実施の形態を示す要部拡大正面
図である。
【符号の説明】
1 傾斜フェンス 2 基礎 3 支柱 4 フェンス単体 5,6 胴縁パイプ 7,8 端部カバー 9 メッシュ 11 継手金具 12 第1接当部 13 第2接当部 14,26,29 ボルトナット 15,16 ヒンジ部 17,18 ボルト挿通用孔 20,21 接当縁部 22,23 長孔 25,28 貫通孔 31 継手金具 32 第1接当部 33 第2接当部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向端部が枢支された第1接当部及び第
    2接当部を具え、両接当部にそれぞれ取付用の長孔が設
    けられた継手金具の第1接当部が支柱の外面に接当した
    うえ、該接当部に設けた長孔と支柱に設けた貫通孔に挿
    通した第1取付用ボルトナットにより取り付けられてい
    るとともに、第2接当部が支柱に対して所定の角度傾い
    て配置される胴縁パイプの外面に接当したうえ、該接当
    部に設けた長孔と胴縁パイプに設けた貫通孔に挿通した
    第2取付用ボルトナットにより取り付けられていること
    を特徴とする傾斜付きエクステリア。
  2. 【請求項2】 継手金具の第1接当部が接当して取り付
    けられた位置と反対側の支柱の外面にも別の同様な継手
    金具の第1接当部が接当して前記第1取付用ボルトナッ
    トを利用して取り付けられているとともに、この継手金
    具の第2接当部が前記胴縁パイプと同じ傾斜角度傾いて
    配置される別の胴縁パイプの外面に接当して第3取付用
    ボルトナットを利用して取り付けられている請求項1記
    載の傾斜付きエクステリア。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の傾斜付きエクステ
    リアに用いられるものであって、第1接当部と、第2接
    当部と、これら両接当部の対向端部を枢支するボルトナ
    ットとを具え、両接当部に取付用の長孔が設けられてい
    ることを特徴とする継手金具。
  4. 【請求項4】 第1接当部と第2接当部のいずれか一方
    が、他方よりも長さが長くなっている請求項3記載の継
    手金具。
JP15432398A 1998-06-03 1998-06-03 傾斜付きエクステリア及びそれに用いる継手金具 Withdrawn JPH11350803A (ja)

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JP (1) JPH11350803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321355A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Sekisui Jushi Co Ltd 透光性防音パネル
JP2014237955A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 積水樹脂株式会社 柵部材支持構造

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Effective date: 20050906