JP2593200Y2 - 防護柵 - Google Patents

防護柵

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JP2593200Y2
JP2593200Y2 JP1993040248U JP4024893U JP2593200Y2 JP 2593200 Y2 JP2593200 Y2 JP 2593200Y2 JP 1993040248 U JP1993040248 U JP 1993040248U JP 4024893 U JP4024893 U JP 4024893U JP 2593200 Y2 JP2593200 Y2 JP 2593200Y2
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Japan
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pipe
protective fence
recess
guard
column
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JP1993040248U
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JPH074527U (ja
Inventor
良一 根本
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日鐵建材工業株式会社
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車道に沿った歩道に安
全の為に設置される防護柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、此の種の防護柵に於いて、車両の
転倒防止、車両と支柱との衝突防止に有効な防護柵とし
て、柵面が支柱の最前面よりも車道側に突出している構
造のブロックアウト型防護柵がある。
【0003】このブロックアウト型防護柵に於いて、支
柱にガードパイプを取付けるには、図4に示すように丸
パイプ支柱1の最前面に、平板状の受板2と湾曲形の押
え板3とが上側で一体に連なり下側に間隙4を残した適
当巾のさや金5を正面中央よりボルト,ナット6にて水
平に取付けて、左右均等に突出させ、さや金5の左右両
側にガードパイプ7の端部を挿入してボルト,ナット6
の締付けによりガードパイプ7を架設している。先行技
術文献として実開昭49−97909号公報がある。
(従来例1)
【0004】また図5に示すように丸パイプ支柱1の最
前面にジョイントパイプ8を水平に取付けて左右均等に
突出させ、このジョイントパイプ8の左右両側にガード
パイプ7の端部を嵌装し固定している。そしてジョイン
トパイプ8の支柱1への取付け、及びガードパイプ7の
端部のジョイントパイプ8への固定は、ジョイントパイ
プ8内に配した連結具9のナット10,11,11への
ボルト12,13,13の螺締により行っている。先行
技術文献として実開昭55−48909号公報がある。
(従来例2)
【0005】ところで、上記従来例1の防護柵は、支柱
1の最前面に取付けられたさや金5が支柱1と線接触し
て締付けられており、また従来例2の防護柵は、支柱1
の最前面に取付けられたジョイントパイプ8が支柱1と
点接触して締付けられているので、さや金5やジョイン
トパイプ8は、左右両側のいずれかに衝撃が加わると、
支柱1の外周面に沿うように変位する。従って、これの
両側に端部を固定した各々のガードパイプ7は一方が歩
道側に引っ込み、他方が車道側に出て、柵面が車道に対
し波打つことになる。また、従来例1,2は、さや金5
やジョイントパイプ8にガードパイプ7の端部を固定す
るのに、ボルトの螺締を行わなければならないので、組
付けに手間暇がかかり、組立及び補修の際の作業性が悪
い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、ブロ
ックアウト型防護柵に於いて、ガードパイプの端部を固
定するための連結用パイプを安定して確実に支柱に支持
固定でき、また連結用パイプへのガードパイプ端部の固
定を簡単にできる防護柵を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案の防護柵は、ブロックアウト型防護柵に於い
て、支柱の車道側の面に複数段に凹部を水平に設け、該
凹部の底にボルト挿通孔を穿設すると共にその裏側にナ
ットを固設し、凹部内に下側がすり割りで中間前後方向
にボルト挿通孔を有する連結用パイプの後半分を嵌着し
て左右両側方へ均等に突出させた上ボルトにて凹部の底
に締付けるようになし、この連結用パイプの両側にガー
ドパイプの端部を挿入し、前記ボルトを締付けてガード
パイプを架設固定してなるものである。
【0008】
【作用】上記のように構成された本考案の防護柵は、支
柱の車道側の面に水平に複数段設けた凹部に、すり割り
の連結用パイプの後半分を嵌着して、ボルトにて凹部の
底に締付けるだけで、連結用パイプは凹部全体に抱きか
かえられるように面接触の状態となって安定して確実に
支柱に支持固定される。またガードパイプはその端部を
すり割りの連結用パイプに挿入し、連結用パイプをボル
トにて締付けることにより、簡単に支柱間に架設固定で
きるので、組立性、補修性に優れる。さらに支柱に複数
段の凹部が設けられているが、凹部には底が設けられて
塞がれているので、強度の低下が抑えられる。
【0009】また、本考案の防護柵は、支柱の車道側の
前面にすり割りの連結用パイプを複数段抱きかかえられ
るように水平に支持固定しているので、従来の単純な管
状支柱と異なり、特異な形状で美観に優れ、支柱間に配
されるガードパイプはその形状を適宜周辺の景観とマッ
チしたデザインにすることにより、或いは適宜なパネル
を取付けることにより、景観の優れたブロックアウト型
防護柵を実現できる。
【0010】
【実施例】本考案の防護柵の一実施例を図によって説明
すると、図1において、20は道路に沿って所要間隔に
立設した支柱で、この支柱20は図2に示すように前後
方向で横断面卵形をしていて、内部に照明器具21を備
え、図1に示すように歩道側の面に水平なスリット孔5
本からなる照明窓22が穿設され、上端にキャップ23
が着脱自在に嵌着され、ビス24にて固定されている。
支柱20の車道側の面に凹部25が水平に一定間隔に3
段設けられ、この凹部25内には図3に示すように底板
26が配されて支柱20の内面に溶接固定され、この底
板26の中心にボルト挿通孔27が穿設され、そのボル
ト挿通孔27の裏側にナット28が溶接固定されてい
る。支柱20の各凹部25内には、図2,図3に示すよ
うに下側にすり割り29を有し、中間前後方向にボルト
挿通孔30を有し、両端面に下向きテーパ31を付した
連結用パイプ32の後半分が嵌着され、且つ左右両側方
へ均等に突出されて、ボルト33が連結用パイプ32の
ボルト挿通孔30,底板26のボルト挿通孔27に挿通
され、ナット28に締付けられて連結用パイプ32が固
定されるようになっている。そして各支柱20に設けら
れた連結用パイプ32の両側にガードパイプ34の端部
が挿入され、前記ボルト33が締付けられて連結用パイ
プ32にガードパイプ34の端部が固定されて、各支柱
20間にガードパイプ34が架設されている。
【0011】このように構成された実施例の防護柵は、
支柱20の車道側の面に水平に3段設けた凹部25に、
すり割り29を有する連結用パイプ32の後半分を嵌着
して、ボルト33にて凹部25の底板26に締付けるだ
けで、連結用パイプ32は凹部25全体に抱きかかえら
れるように面接触の状態となって安定して確実に支柱2
0に支持固定される。またガードパイプ34はその端部
をすり割り29を有する連結用パイプ32に挿入し、連
結用パイプ32をボルト33にて締付けることにより、
簡単に支柱20間に架設固定できるので、組立性、補修
性に優れる。さらに支柱20に3段に凹部25が設けら
れているが、凹部25には底板26が設けられて支柱2
0の内面に溶接固定されているので、支柱20の強度低
下が抑えられ、また支柱20の歩道側の面に照明窓22
が設けられているが、支柱20が前後方向で横断面卵形
をしているので、支柱20の強度はあまり低下しない。
【0012】また、支柱20が前述のように横断面卵形
で、車道側の前面にすり割り29を有する連結用パイプ
32を3段抱きかかえられるように水平に支持固定さ
れ、歩道側の面へ照明窓22が設けられているので、従
来の単純な管状支柱と異なり、特異な形状で美観に優
れ、支柱20間に配されるガードパイプ34はその形状
を適宜周辺の景観とマッチしたデザインにすることによ
り、或いは適宜なパネルを取付けることにより、景観に
優れたブロックアウト型防護柵を実現できる。
【0013】尚、上記実施例では、支柱20の照明窓2
2が、水平なスリット孔5本よりなるが、これに限定さ
れるものではなく、多数の円孔や多角形の孔でも良く、
或いは垂直な数本のスリット孔などでも良い。
【0014】
【考案の効果】以上の通り本考案の防護柵は、ガードパ
イプの端部を固定するための連結用パイプを安定して確
実に支柱に支持固定でき、また連結用パイプへガードパ
イプの端部を挿入し締付けることにより、簡単にガード
パイプを架設固定できて、組立性、補修性に優れ、さら
に支柱は凹部が設けられていても底板で補強され、また
支柱が特異形状で美観に優れ、ガードパイプを適宜周辺
の景観とマッチしたデザインにしたり、適宜なパネルを
取付けることにより、景観に優れたブロックアウト型防
護柵を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防護柵の一実施例を示す歩道側からの
斜視図である。
【図2】図1の防護柵における要部組立状況を示す車道
側からの斜視図である。
【図3】図2の縦断側面図である。
【図4】従来のブロックアウト型防護柵の一例を示す要
部縦断側面図である。
【図5】従来のブロックアウト型防護柵の他の例を示す
要部横断平面図である。
【符号の説明】
20 支柱 21 照明器具 22 照明窓 23 キャップ 24 ビス 25 凹部 26 底板 27 ボルト挿通孔 28 ナット 29 すり割り 30 ボルト挿通孔 31 下向きテーパ 32 連結用パイプ 33 ボルト 34 ガードパイプ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロックアウト型防護柵に於いて、支柱
    の車道側の面に複数段に凹部を水平に設け、該凹部の底
    にボルト挿通孔を穿設すると共にその裏側にナットを固
    設し、凹部内に下側がすり割りで中間前後方向にボルト
    挿通孔を有する連結用パイプの後半分を嵌着して左右両
    側方に均等に突出させた上ボルトにて凹部の底に締付け
    るようになし、この連結用パイプの両側にガードパイプ
    の端部を挿入し、前記ボルトを締付けてガードパイプを
    架設固定してなる防護柵。
JP1993040248U 1993-06-28 1993-06-28 防護柵 Expired - Lifetime JP2593200Y2 (ja)

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JP1993040248U JP2593200Y2 (ja) 1993-06-28 1993-06-28 防護柵

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JPH074527U JPH074527U (ja) 1995-01-24
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