JP2007321355A - 透光性防音パネル - Google Patents

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Toru Hagiwara
徹 萩原
Kenichi Kimura
謙一 木村
Kentaro Akatsu
健太郎 赤津
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Abstract

【課題】同形の透光性防音パネルを使用して、道路の縦断勾配の変化に自在に対応し得る透光性防音パネルを提供する。
【解決手段】矩形状に枠組みされている枠体の四隅をピン構造としているので、道路が水平な場合には、矩形に枠組みした状態で透光性防音パネル1を設置すればよいし、道路に縦断勾配がついている場合には、道路が水平な場合に用いた透光性防音パネルの縦枠材3を横方向に傾けるだけで、道路の縦断勾配に自在に対応させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、主として道路に沿って設置され、車両による騒音公害を防止するための透光性防音パネルに関するものである。
従来、車両による騒音公害を防止するための防音壁については種々の発明がなされている。例えば特許文献1には、間隔をおいて複数設置された支柱間に遮音パネルを取付けてなる遮音壁において、前記支柱を断面円形の支柱とし、この支柱に支柱を挟むように配置した一対のパネル取付部材を締め付け部材により固定し、このパネル取付部材に遮音パネルを取付けて構成されていることを特徴とする遮音壁である防音壁が開示されている。
特開2002−212921号公報
しかしながら、特許文献1に記載される防音壁に用いられている透光性防音パネルは、道路が水平方向にカーブしている場合には、カーブの湾曲の程度が異なる場所においても、同形の透光性防音パネルを共通して使用することができるのであるが、道路に縦断勾配がある場合には、その縦断勾配に対応した形状の透光性防音パネルを都度都度個別に作製する必要があり、勾配用の透光性防音パネルの構成部材の加工にかかる費用が少なからず必要となりコストアップの要因となっていた。
本発明は上記の如き課題を解決するためになされたものであり、同形の透光性防音パネルを使用して、道路の縦断勾配の変化に自在に対応し得る透光性防音パネルを提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係る透光性防音パネルは、長さ方向に沿った開口部を有する長尺枠材が開口部を内側にして、縦枠材と横枠材とを矩形状に枠組されて枠体が形成され、この枠体の開口部の中に透光板の周縁部が挿入されて透光板が枠体に保持されている透光性防音板において、前記矩形状に枠組みされている枠体の四隅がピン構造となされていることを特徴とするものである。
本発明に係る透光性防音パネルによれば、矩形状に枠組みされている枠体の四隅をピン構造としているので、道路が水平な場合には、矩形に枠組みした状態で透光性防音パネルを設置すればよいし、道路に縦断勾配がついている場合には、道路が水平な場合に用いた透光性防音パネルの縦枠材を横方向に傾けるだけで、道路の縦断勾配に自在に対応させることができる。
また本発明において、前記縦枠材と横枠材の少なくともいずれか一方の両端部に断面略コ字状部を形成し、縦枠材と横枠材とが枠組みされた時に縦枠材と横枠材とが重なり合う箇所に貫通孔を穿設し、その貫通孔にボルトを挿通して縦枠材と横枠材とを固定するようにしてもよい。かようにすれば、ボルトを緩めて縦枠材を横方向に傾けてボルトを締着するだけで、矩形に枠組みした透光性防音パネルから道路の縦断勾配に対応する平行四辺形状の透光性防音パネルを形成することができ、組立て時間を短縮することができる。
本発明に係る最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。図1は本発明に係る透光性防音パネルの実施の一形態を示す正面図、図2は図1に示す透光性防音パネルの角部を示す分解斜視図、図3は図1に示す透光性防音パネルの上下枠の側面図、図4は図1に示す透光性防音パネルを勾配対応させる場合の説明図である。
1は道路側縁に沿って設置される透光性防音パネルであり、2は透光性防音パネル1周辺を枠組みする横枠材、3は透光性防音パネル1周辺を枠組みする縦枠材、4は透光性防音パネル1を構成する透光性合成樹脂板であり、5は透光性防音パネル1の四隅において、枠体である横枠材2と縦枠材3とを固定するボルトであって、このボルト5により、横枠材2と縦枠材3とがボルト5を中心に相互に回動可能な構造、所謂ピン構造で枠組みされている。
横枠材2及び縦枠材3は、好適には軽量且つ強度、耐食性に優れるアルミニウム合金や、その他、鉄等の金属やFRP樹脂等を用いた、断面円形、方形、多角形等の適宜形状の中空長尺型材から形成され、両端が斜めに切断されており、一面に長さ方向に沿って開口部Mが形成され、その開口部Mを内側にして、前記透光性合成樹脂板4の周縁部が横枠材2及び縦枠材3の開口部Mに挿入されて、透光性合成樹脂板4が横枠材2及び縦枠材3に保持され、矩形状に枠組みされた透光性防音パネル1が形成されるようになされている。
前記透光性合成樹脂板4は一般には四角形状となされるが、その一辺のみが横枠材2又は縦枠材3に保持されていてもよいし、上下又は左右の二辺が保持されていてもよく、又横枠材2及び縦枠材3も四角形状に枠組みされ、透光性合成樹脂板4の四辺全てが横枠材2及び縦枠材3により保持されていてもよい。
前記透光性合成樹脂板4は、耐衝撃性にすぐれたポリカーボネート板が好適に用いられるが、アクリル樹脂や硬質のポリ塩化ビニル等、またはこれら等の複合体からなる適宜材質の透光性を有する合成樹脂板が用いられてよい。
横枠材2は、その両側面外側に溝部21が長手方向に形成されており、この溝部21の深さはボルト5頭の高さと同じか又はそれ以上深く形成されている。また、この溝部21の端部に貫通孔22が穿設されている。さらに、横枠材2の端部内方は縦枠材3を嵌め込むことができるよう、断面略コ字状に切り欠かれたコ字状部23が形成されている。そして、縦枠材3の端部にも貫通孔31が穿設されており、横枠材2のコ字状部23に縦枠材3を嵌め込み、重なり合う箇所に穿設された貫通孔22と貫通孔31とにボルト5を挿入し、螺着することによって、横枠材2と縦枠材3とが固定される。
透光性防音パネル1が長方形状になるよう、横枠材2と縦枠材3とをボルト5で固定すれば、水平な道路に設置できる透光性防音パネル1を作製でき、また、勾配のある道路に設置する場合には、透光性防音パネル1が平行四辺形状になるよう横枠材2と縦枠材3とをボルト5を中心に相互に回動させて固定するだけでよく、特段、勾配用の枠材を作製しなくてよい。これは、上記の如く、両端を斜めに切断した横枠材2と縦枠材3をボルト5を以ってピン構造に固定しているため、横枠材2と縦枠材3の端部が干渉することがないため実現できるのである。
また、上記の如く、横枠材2の両側面外側に溝部21が長手方向に形成されており、この溝部21の深さはボルト5頭の高さと同じか又はそれ以上深く形成されているため、ボルト5頭が横枠材2の前面より突出することがないため、例えば、H型鋼の支柱のフランジ間に透光性防音パネル1を嵌め込み設置する場合において、透光性防音パネル1の前面とH型鋼の支柱のフランジとの間に隙間が生じることなく設置できるため、音漏れを防止することができる。
本発明に係る透光性防音パネルは、矩形状に枠組みされている枠体の四隅をピン構造としているので、道路が水平な場合には、矩形に枠組みした状態で透光性防音パネルを設置すればよいし、道路に縦断勾配がついている場合には、道路が水平な場合に用いた透光性防音パネルの縦枠材を横方向に傾けるだけで、道路の縦断勾配に自在に対応させ得る透光性防音パネルとして、好適に利用することができる。
本発明に係る透光性防音パネルの実施の一形態を示す正面図である。 図1に示す透光性防音パネルの角部を示す分解斜視図である。 図1に示す透光性防音パネルの上下枠の側面図である。 図1に示す透光性防音パネルを勾配対応させる場合の説明図である。
符号の説明
1 透光性防音パネル
2 横枠材
21 溝部
22 貫通孔
3 縦枠材
31 貫通孔
4 透光性合成樹脂板
5 ボルト

Claims (2)

  1. 長さ方向に沿った開口部を有する長尺枠材が開口部を内側にして、縦枠材と横枠材とを矩形状に枠組されて枠体が形成され、この枠体の開口部の中に透光板の周縁部が挿入されて透光板が枠体に保持されている透光性防音パネルにおいて、前記矩形状に枠組みされている枠体の四隅がピン構造となされていることを特徴とする透光性防音パネル。
  2. 前記縦枠材と横枠材の少なくともいずれか一方の両端部に断面略コ字状部が形成され、縦枠材と横枠材とが枠組みされた時に縦枠材と横枠材とが重なり合う箇所に貫通孔が穿設され、その貫通孔にボルトを挿通して縦枠材と横枠材とを固定することを特徴とする請求項1に記載の透光性防音パネル。
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