JP2006115793A - 組立式の野獣侵入防護柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】
誰でも日曜大工仕事として便利良く組み立てることができる野獣侵入防護柵を提供する。
【解決手段】
開口下端部が楔状の杭先により被覆された鋼管から成り、地面へ所定間隔を保って打ち込み垂立される複数の杭と、上記杭の隣り合う相互間へ少なくとも上下2段として介挿される所定長さの山型鋼から成り、その水平板辺に多数の縦串受け入れ孔が一定間隔ピッチを保って開口分布された複数の横桟と、上記横桟の端部と杭とを連結するため、その杭へ昇降自在に套嵌される複数の金属製継手と、上記横桟における縦串受け入れ孔の口径よりも細い鉄筋から成る縦串の多数とを備え、上記継手を杭の所定高さ位置へ固定維持して、その継手と上記横桟の端部とを貫通ボルトと固定ナットにより締結一体化した後、上記縦串を上方から横桟の縦串受け入れ孔を通じて、地面へ打ち込み群立させるように定めた。
【選択図】 図2

Description

本発明は主に猪、狸及び鹿を対象として、山間部にある田畑の農作物をこれらの野獣による被害から守る組立式の野獣侵入防護柵に関する。
この種の野獣侵入防護柵については、例えば実用新案登録第3041701号と特開2001−8604号が提案されており、その何れも狸や狐、猪などの野獣がフェンスのスリットからは勿論のこと、地面に掘った穴からも侵入できない効果があると言える。
実用新案登録第3041701号公報 特開2001−8604号公報
ところが、上記公知考案に採用されているフェンス部材(10)は、4mmの太さを有する鉄製の線材であるため、その線材の隣り合う間隙を狐や狸が通過できない40mmに確保したとしても、例えば猪の突進力を受けると、容易に変形・損傷して、その通過を許してしまうおそれがある。フェンス部材(10)の透過性であることも、猪の突進を予防することができない。
他方、上記公知発明に採用されているフェンス体(Fb)は、太さ:4〜6mmの鋼棒を縦メンバー(1)とし、太さ:4〜10mmの鋼棒を横メンバー(2)として交叉されているため、猪の突進力に耐え得るかもしれないが、その交叉部が溶接されることにより、正面幅:約1500〜2000mm×高さ:約1000〜1800mmの矩形状をなすため、そのフェンス体(Fb)を施工現場まで小型・軽量に便利良く搬入し難く、まして施工現場において誰もが日曜大工仕事として、自由自在に組み立てることができない。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では開口下端部が楔状の杭先により被覆された鋼管から成り、地面へ所定間隔を保って打ち込み垂立される複数の杭と、
上記杭の隣り合う相互間へ少なくとも上下2段として介挿される所定長さの山型鋼から成り、その水平板辺に多数の縦串受け入れ孔が一定間隔ピッチを保って開口分布された複数の横桟と、
上記横桟の端部と杭とを連結するため、その杭へ昇降自在に套嵌される複数の金属製継手と、
上記横桟における縦串受け入れ孔の口径よりも細い鉄筋から成る縦串の多数とを備え、
上記継手を杭の所定高さ位置へ固定維持して、その継手と上記横桟の端部とを貫通ボルトと固定ナットにより締結一体化した後、上記縦串を上方から横桟の縦串受け入れ孔を通じて、地面へ打ち込み群立させることを特徴とする。
請求項2では上記請求項1に従属する構成として、野獣が透視できない板状又は膜状の遮蔽材を、横桟の垂直板辺へ張り付け固定することを特徴とする。
又、請求項3では同じく請求項1に従属する構成として、杭の開口上端部へ鋳鉄製の杭保護キャップを着脱自在に嵌め付けて、その杭保護キャップの叩打による地面への打ち込み完了後、上記杭保護キャップの取りはずしと交換して、亜鉛ダイカスト製のヘッドキャップを上記杭の開口上端部へ嵌め付け固定することを特徴とする。
請求項4では上記請求項1に従属する構成として、継手を杭の所定高さ位置へ固定維持される取付筒の円周面から、垂直な片腕板片が一方向へ又は垂直な両腕板片が相反する二方向へ連続一体に張り出す亜鉛ダイカスト製品として、
その継手の垂直な片腕板片又は両腕板片と、横桟における対応的な垂直板辺の端部とを水平な貫通ボルトと固定ナットにより、その貫通ボルトの水平軸線を回動支点として、上記横桟を杭へ起伏自在に締結することを特徴とする。
更に、請求項5では同じく請求項1に従属する構成として、継手を杭の所定高さ位置へ固定維持される取付筒の円周面から、水平な片腕板片が一方向へ又は水平な両腕板片が相反する二方向へ連続一体に張り出す亜鉛ダイカスト製品として、
その継手の水平な片腕板片又は両腕板片と、横桟における対応的な水平板辺の端部とを垂直な貫通ボルトと固定ナットにより、その貫通ボルトの垂直軸線を回動支点として、上記横桟を杭へ方向変換自在に締結することを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、鋼管の杭と山型鋼の横桟、金属製の継手、鉄筋の縦串を構成部品として、その分解状態のもとに施工現場である山間部の田畑へ、軽量に便利良く運搬することができ、その施工現場において誰でも上記構成部品の必要数を使用しつつ、日曜大工的に野獣侵入防護柵の組立工事を行なえる効果がある。
特に、請求項2の構成を採用するならば、その横桟の垂直板辺に張り付け固定される遮蔽材と、その横桟の水平板辺を通じて、地面へ打ち込み群立させる鉄筋の縦串との相乗作用により、特に猪が突進することを初め、その猪や狸が地面に穴を掘ることを、一層確実に防止できる効果がある。
又、請求項3の構成を採用するならば、杭を鋼管とその開口両端部のヘッドキャップ並びに杭先から、極めて容易に量産することができるほか、その鋼管の開口上端部がハンマーの繰り返し叩打力を受けて、変形・損傷するおそれを、その杭保護キャップにより安全に予防することができ、杭を永く反復使用し得る効果もある。
更に、請求項4の構成を採用するならば、横桟を水平な貫通ボルトの軸線廻りに起伏させて、杭へ締結することにより、その野獣侵入防護柵を地面の起伏に順応した傾斜角度として組み立てることができ、山間部の田畑にふさわしい設置状態を得られる効果がある。
他方、請求項5の構成を採用するならば、同じく横桟を垂直な貫通ボルトの軸線廻りに方向変換して、杭へ締結することにより、上記田畑の囲み平面形状に応じた野獣侵入防護柵を組み立て得る効果がある。
以下、図面に基いて本発明を詳述すると、その本発明の野獣侵入防護柵は施工現場での組立式として、基本的に図1〜28のような杭(A)と横桟(B)、その横桟(B)と交叉する縦串(S)、同じく横桟(B)と杭(A)とを連結する第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)の2種並びに第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)の2種から成り、これらの構成部品を必要数だけ使用して、誰でも日曜大工的に便利良く組立工事できるようになっている。
上記構成部品について言えば、先ず杭(A)は一定な太さ(例えば約48.6mm)と厚み(例えば約2mm)並びに背丈(例えば低くとも約1500mm)を有する鋼管であり、これを地面(G)へ打ち込み垂立させるため、その開口下端部には図5のような亜鉛ダイカスト製品の楔状杭先(11)が被覆状態に嵌め付け固定される一方、同じく開口上端部には可鍛鋳鉄品の杭保護キャップ(12)が着脱自在として、やはり被覆状態に嵌め付け使用される。
杭(A)の開口上端部が直かにハンマー(H)の叩打力を繰り返し受けると、変形・損傷するおそれがあり、その杭(A)へ上方から上記端部継手(EJ1)(EJ2)や中間継手(MJ1)(MJ2)、後述のヘッドキャップを確実・円滑に差し込み套嵌させることができなくなるため、その杭保護キャップ(12)を介してハンマー(H)により叩打するようになっているのである。
この点、図5〜8では杭保護キャップ(12)を杭(A)への外嵌状態に被冠させた上、蝶ボルト(13)の螺進操作によって、その杭保護キャップ(12)を杭(A)の円周面へ押え付け固定するようになっているが、これと対応する図9の変形例から示唆されるように、上記蝶ボルト(13)の設置を省略して、その杭保護キャップ(12)を杭(A)への内嵌状態に被冠させるにとどめても良く、何れにしても杭保護キャップ(12)の頂面はフラット面(12a)として、ハンマー(H)により正しく叩打することができるようになっている。
(14)は地面(G)に対する杭(A)の打ち込み完了後、上記杭保護キャップ(12)の取りはずしと交換して、その杭(A)の開口上端部へやはり被覆状態に嵌め付けられる亜鉛ダイカスト製品のヘッドキャップであり、ビス(15)の螺進操作によって、図10のように杭(A)の円周面へ押え付け固定される。そのヘッドキャップ(14)の頂面は円錐面(14a)として隆起している。尚、上記ヘッドキャップ(14)と杭保護キャップ(12)の厚みは、何れも一例として約3mmである。
次に、横桟(B)は一定の長さ(例えば約900mmと約1800mmとの長短相違する2種)と厚み(例えば約3mm)を備えた等辺山型鋼から成り、図11に抽出して示す如く、その水平板辺(16x)には多数の縦串受け入れ孔(17)が鹿や猪のみならず、小型の狸でさえも通過できない一定の間隔ピッチ(P)を保って開口分布されている一方、同じく垂直板辺(16y)の少なくとも両端部にはボルト受け入れ孔(18)の一対が開口形成されている。もっとも、上記水平板辺(16x)の縦串受け入れ孔(17)はボルト受け入れ孔(18)としても兼用できる口径(例えば約14〜15mm)に寸法化されている。
更に、縦串(S)は上記横桟(B)における縦串受け入れ孔(17)の口径よりも若干細い一定の太さ(例えば約13mm)と、上記杭(A)よりも若干短かい一定の背丈(例えば約1200mm以上)とを備えた鉄筋(異形棒鋼)であり、上方から横桟(B)の上記縦串受け入れ孔(17)を自由に通過して、地面(G)へ打ち込み群立されることになる。これによって、上記野獣が地面(G)に穴を掘り、その穴から通過・侵入するおそれを防ぐ。
先に一言した第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)の2種は亜鉛ダイカスト製品であり、野獣侵入防護柵の端部に位置することとなる杭(A)と、横桟(B)の端部とを連結するために使用されるものとして、その第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)の何れも杭(A)へ上方から昇降自在に差し込み套嵌される一定な口径(例えば約49mm)と背丈(例えば約60mm)並びに厚み(例えば約3mm)の取付筒(19)を備えており、ビス(20)の螺進操作によって杭(A)の円周面へ押え付けられ、その杭(A)の所定高さ位置に固定維持されることとなる。
但し、上記2種のうち、第1端部継手(EJ1)は図12〜14のように横桟(B)を杭(A)へ、水平な貫通ボルト(21x)の軸線(X−X)を回動支点とする起伏自在に連結するため、その取付筒(19)の円周面から垂直な片腕板片(22y)が一方向へ連続一体に張り出されており、しかも上記横桟(B)における垂直板辺(16y)のボルト受け入れ孔(18)と連通し得るボルト受け入れ孔(23)が、その垂直な片腕板片(22y)の中央部に開口形成されている。
図2、3から明白なように、その両ボルト受け入れ孔(18)(23)へ差し込まれる水平な貫通ボルト(21x)とその固定ナット(24x)によって、上記横桟(B)と杭(A)とが締結一体化されるようになっているのであり、そのため野獣侵入防護柵の横桟(B)を地面(G)の起伏に順応させることができる。
その第1端部継手(EJ1)のボルト受け入れ孔(23)を図例の場合、垂直な片腕板片(22y)の張り出し方向に沿い延在する長孔として開口させているが、丸孔として開口形成してもさしつかえない。(25)は同じく片腕板片(22y)の張り出し基端部へ、上記ボルト受け入れ孔(23)よりも小さな口径として開口分布された上下一対の索条受け入れ孔であり、これらにはワイヤーロープや番線などの結束用索条(26)を挿通し得るようになっている。
このような第1端部継手(EJ1)に比して、第2端部継手(EJ2)は図15、16のように横桟(B)を杭(A)へ、垂直な貫通ボルト(21y)の軸線(Y−Y)を回動支点とする方向変換自在に連結するため、その同じ取付筒(29)の円周面から水平な片腕板片(22x)が一方向へ連続一体に張り出されており、しかも上記横桟(B)における水平板辺(16x)の縦串受け入れ孔(17)と連通し得るボルト受け入れ孔(23)が、その水平な片腕板片(22x)の中央部に開口形成されている。
図33〜35から明白なように、そのボルト受け入れ孔に兼用できる横桟(B)の縦串受け入れ孔(17)と、第2端部継手(EJ2)のボルト受け入れ孔(23)へ差し込まれる垂直な貫通ボルト(21y)と、その固定ナット(24y)によって、上記横桟(B)と杭(A)とが締結一体化されるようになっているのであり、そのため野獣侵入防護柵の横桟(B)を田畑の囲み平面形状に順応させることができる。
その第2端部継手(EJ2)のボルト受け入れ孔(23)を図例では丸孔として開口させているが、水平な片腕板片(22x)の張り出し方向に沿う長孔として開口延在させても勿論良い。その水平な片腕板片(22x)の張り出し基端部又はそのボルト受け入れ孔(23)の周辺部には、これよりも小さな口径を有する複数の索条受け入れ孔(25)がやはり開口分布されており、これらには結束用索条(26)を挿通させることができる。
他方、第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)の2種も亜鉛ダイカスト製品であり、これらは野獣侵入防護柵の中間部に介在することとなる杭(A)と、横桟(B)の端部とを剛性に連結するために使用されるものとして、何れも上記第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)と同じ取付筒(19)を備えており、その取付筒(19)が杭(A)へ上方から昇降自在に差し込み套嵌された上、ビス(20)の螺進操作により杭(A)の円周面へ押え付けられて、やはりその杭(A)の所定高さ位置に固定維持される。
そして、第1中間継手(MJ1)を形作る取付筒(19)の円周面からは図17〜19のように、垂直な両腕板片(22y)が相反する二方向へ連続一体に張り出されていると共に、上記横桟(B)における垂直板辺(16y)のボルト受け入れ孔(18)と連通し得るボルト受け入れ孔(23)が、その垂直な両腕板片(22y)の中央部に各々開口形成されている。
つまり、第1中間継手(MJ1)は上記第1端部継手(EJ1)と同じく、図2、4から明白なように、その垂直な両腕板片(22y)のボルト受け入れ孔(23)と横桟(B)のボルト受け入れ孔(18)へ差し込まれる水平な貫通ボルト(21x)の軸線(X−X)を回動支点として、その横桟(B)を杭(A)へ起伏自在に連結するものであり、その状態が上記貫通ボルト(21x)の固定ナット(24x)によって締結一体化される。そのため、横桟(B)を地面(G)の起伏に応じた傾斜角度に設置することができる。
このような第1中間継手(MJ1)と異なって、第2中間継手(MJ2)を形作る取付筒(19)の円周面からは図20〜23のように、水平な両腕板片(22x)が相反する二方向へ連続一体に張り出されている。その両腕板片(22x)は、特に取付筒(19)の上端部から張り出すことが好ましい。又、上記横桟(B)における水平板辺(16x)の縦串受け入れ孔(17)と連通し得るボルト受け入れ孔(23)が、その水平な両腕板片(22x)の中央部に各々開口されてもいる。
つまり、第2中間継手(MJ2)は上記第2端部継手(EJ2)と同じく、図33、36、37から明白なように、その水平な両腕板片(22x)のボルト受け入れ孔(23)と横桟(B)の縦串受け入れ孔(17)へ差し込まれる垂直な貫通ボルト(21y)の軸線(Y−Y)を回動支点として、その横桟(B)を杭(A)へ方向変換自在に連結するものであり、その状態が上記貫通ボルト(21y)の固定ナット(24y)によって締結一体化されることとなる。そのため、横桟(B)を田畑の囲み平面形状に応じた方向性として設置することができる。
尚、第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)の両腕板片(22x)(22y)にも結束用索条(26)の受け入れ孔(25)が開口分布されているが、その個数や配置、口径などは上記第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)のそれらと実質的に同一であるため、図17〜23に図12〜16との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
更に、図24、25に示す符号(27)は野獣侵入防護柵の転倒を予防する筋交いであって、上記杭(A)よりも短かい鋼管から成り、その杭(A)と交叉した傾斜状態のもとに、地面(G)へ刺し込まれることとなる。その刺し込みに代る埋め戻しの盛り土によって、筋交い(27)の開口下端部を地面(G)へ埋め込み固定しても良い。
(J)は上記杭(A)と筋交い(27)とを枢支連結するための筋交い用継手であり、やはり図26〜28のような亜鉛ダイカスト製品として、その取付キャップ(28)が筋交い(27)の開口上端部へ被覆状態に嵌め込まれた上、ビス(29)の螺進操作によって、筋交い(27)の円周面へ押え付け固定される。
そして、その取付キャップ(28)の頂面から連続一体に張り出す腕板片(30)の中央部には、上記第1端部継手(EJ1)の垂直な片腕板片(22y)に開口するボルト受け入れ孔(23)と連通し得るボルト受け入れ孔(31)が、好ましくは長孔として開口形成されており、その両ボルト受け入れ孔(23)(31)へ差し込まれる水平な貫通ボルト(32)とその固定ナット(33)によって、上記筋交い(27)が杭(A)へ締結一体化されるようになっている。その場合、筋交い用継手(J)と連結される第1端部継手(EJ1)の垂直な片腕板片(22y)が、杭(A)の上方から見て横桟(B)と交叉する方向を指すことは言うまでもない。
そのため、水平な上記貫通ボルト(32)の軸線(X−X)を回動支点として、筋交い(27)を杭(A)へ起伏自在に連結することができ、その筋交い(27)を地面(G)へ適度な傾斜状態に埋め込み固定し得るのである。尚、(34)は筋交い(27)の浮上を防ぐため、地面(G)に刺し込まれた添え棒、(35)はその筋交い(27)に対する添え棒(34)の結束線を示唆している。
本発明の野獣侵入防護柵はその上記構成部品の分解状態として、施工現場である山間部の田畑まで小型・軽量に便利良く運搬することができ、その施工現場での組立工事を行なうに当っては、図1〜4の第1施工例に示す如く、先ず複数の杭(A)を地面(G)へ所定間隔おきに打ち込み垂立させる。そのハンマー(H)による打ち込みの際、杭(A)の開口上端部へ杭保護キャップ(12)を嵌め付け使用することは、既に述べた通りである。
そして、地面(G)の起伏や田畑の囲み平面形状などに応じて、上記第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)の2種と第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)の2種を取捨選択的に使い分け又は併用する。この点、図1〜4の第1施工例では第1端部継手(EJ1)と第1中間継手(MJ1)を使用している。
つまり、上記地面(G)へ打ち込み完了した杭(A)から、その杭保護キャップ(12)を取りはずして、野獣侵入防護柵の端部に位置することとなる杭(A)へ、第1端部継手(EJ1)の複数づつ(図例では上下2段の2個づつ)を差し込み套嵌させる一方、同じく侵入防護柵の中間部に介在することとなる杭(A)へ、第1中間継手(MJ1)の同じ複数づつを差し込み套嵌させて、そのすべての杭(A)の開口上端部にヘッドキャップ(14)を各々嵌め付け固定する。
そのヘッドキャップ(14)の嵌め付け固定と相前後して、上記第1端部継手(EJ1)と第1中間継手(MJ1)を各々ビス(20)の螺進操作により、杭(A)の所定高さ位置へ押え付け状態に固定維持した上、その杭(A)の隣り合う相互間へ複数づつ(図例では2本づつ)の横桟(B)を介挿して、その横桟(B)の一端部と上記第1端部継手(EJ1)とを、貫通ボルト(21x)と固定ナット(24x)により各々締結する一方、同じく横桟(B)の他端部と上記第1中間継手(MJ1)とを、やはり貫通ボルト(21x)と固定ナット(24x)によって各々締結する。
その場合、第1端部継手(EJ1)の垂直な片腕板片(22y)に開口するボルト受け入れ孔(23)や、第1中間継手(MJ1)の同じく両腕板片(22y)に開口するボルト受け入れ孔(23)と、横桟(B)の対応的な垂直板辺(16y)に開口するボルト受け入れ孔(18)との相互間へ差し込まれている水平な貫通ボルト(21x)の軸線(X−X)を回動支点として、その固定ナット(24x)を締め上げ操作する前に、上記横桟(B)を起伏させることにより、これを図2に併せて示す如く、地面(G)の起伏に沿う傾斜角度として杭(A)へ締結固定することができる。
このような杭(A)に対する横桟(B)の締結状態では、その横桟(B)が少なくとも上下2段として並列するため、最後に横桟(B)の水平板辺(16x)に開口分布する多数の縦串受け入れ孔(17)を通じて、上方から多数の縦串(S)を地面(G)へ打ち込み群立させるのである。茲に、縦串(S)は横桟(B)の縦串受け入れ孔(17)を自由に通過するため、地面(G)に水路(36)や岩石(37)などが存在しても、その縦串(S)を支障なく群立させることができる。
特に、猪を対象とする侵入防護柵では、図2と対応する図29〜32の別な第2施工例から明白なように、少なくとも上下2段として並列する上記横桟(B)の垂直板辺(16y)へ、好ましくはその第1端部継手(EJ1)や第1中間継手(MJ1)に対する水平な貫通ボルト(21x)と固定ナット(24x)を兼用して、トタン板やベニヤ板などの板状又は着色ビニールシートなどの膜状遮蔽材(38)を張り付けることにより、その猪による透視不能な侵入防護柵として組み立てることが効果的である。
その膜状の遮蔽材(38)を採用する場合には、図11の鎖線で示す如く、上記横桟(B)の垂直板辺(16y)へボルト受け入れ孔(18)の多数を、一定間隔おきに開口増設しておき、ここにも貫通ボルト(21x)を差し込んで、固定ナット(24x)を締結することにより、その膜状遮蔽材(38)の剥離などを防止することが望ましい。
何れにしても、図29〜32の第2施工例によれば、鉄筋から成る縦串(S)の多数と、その野獣の透視不能な遮蔽材(38)とが相俟つ二重構造として、地面(G)に通過・侵入用の穴が掘られてしまうおそれも、効果的に防止することができる。遮蔽材(38)は図例のような横桟(B)の全体に限らず、その約下半部だけに張設しても良い。
図33〜37は図2と対応する更に別な第3施工例を示しており、これは施工現場である田畑の囲み平面形状に対応させるため、上記第2端部継手(EJ2)と第2中間継手(MJ2)を使用して、横桟(B)の両端部を野獣侵入防護柵の端部に位置する杭(A)と、同じく中間部に介在する杭(A)へ締結一体化している。
その第2端部継手(EJ2)の水平な片腕板片(22x)に開口するボルト受け入れ孔(23)や、第2中間継手(MJ2)の水平な両腕板片(22x)に開口するボルト受け入れ孔(23)と、横桟(B)の対応的な水平板辺(16x)に開口する縦串受け入れ孔(17)との相互間へ差し込まれている垂直な貫通ボルト(21y)の軸線(Y−Y)を回動支点として、その固定ナット(24y)を締め上げ操作する前に、上記横桟(B)を方向変換することができるのである。
但し、上記第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)の2種や第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)の2種は、何れも杭(A)へ昇降自在に差し込み套嵌されるようになっているため、その杭(A)自身の垂直軸線を回動支点として、方向変換することができ、その結果図38〜41の第4施工例に示唆する如く、野獣侵入防護柵の端部に位置することとなる杭(A)や、同じく中間部に介在することとなる杭(A)へ、上記第1端部継手(EJ1)又は第2端部継手(EJ2)の1種だけを数多く言わば積み重ね状態に差し込み固定して、上記横桟(B)をその隣り合う相互間での段違い状態に締結しても良い。
そして、第1〜4施工例の何れにあっても、上記第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)や第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)をその杭(A)の隣り合う相互間において、図42、43に示す如くワイヤーロープや番線などの結束用索条(26)により、交叉状態に縛り付け結束するならば、猪の強大な突進力にも耐える侵入防護柵を得ることができる。
尚、図例では山型鋼から成る横桟(B)をすべて側面視のL字状として、その第1、2端部継手(EJ1)(EJ2)や第1、2中間継手(MJ1)(MJ2)と締結しているが、その側面視の倒立L字状として配置させることも可能である。又、横桟(B)の隣り合う上下相互間隔としては、上記野獣が前足を掛けて登る階段とならない寸法に定めことが望ましい。
本発明に係る野獣侵入防護柵の第1施工例として、その杭の打ち込み完了状態を示す正面図である。 図1の組立使用状態を示す正面図である。 図2の3−3線拡大断面図である。 図2の4−4線拡大断面図である。 杭の打ち込み状態を示す説明図である。 杭保護キャップを抽出して示す斜面図である。 図6の底面図である。 図7の8−8線断面図である。 杭保護キャップの変形例を示す図5に対応する部分拡大断面図である。 杭の使用状態を抽出して示す示す断面図である。 横桟を抽出して示す斜面図である。 第1端部継手を抽出して示す正面図である。 図12の平面図である。 図12の14−14線断面図である。 第2端部継手を抽出して示す平面図である。 図15の16−16線断面図である。 第1中間継手を抽出して示す正面図である。 図17の平面図である。 図17の19−19線断面図である。 第2中間継手を抽出して示す平面図である。 図20の正面図である。 図20の底面図である。 図20の23−23線断面図である。 図2の側面図である。 図24の25−25線拡大断面図である。 筋交い用継手を抽出して示す正面図である。 図26の27−27線断面図である。 図26の28−28線断面図である。 図2に対応する野獣侵入防護柵の第2施工例を示す正面図である。 図29の30−30線拡大断面図である。 図29の31−31線拡大断面図である。 図29の32−32線拡大断面図である。 図2に対応する野獣侵入防護柵の第3施工例を示す正面図である。 図33の34−34線拡大断面図である。 図34の35−35線拡大断面図である。 図33の36−36線拡大断面図である。 図36の37−37線拡大断面図である。 図2に対応する野獣侵入防護柵の第4施工例を示す正面図である。 図38の平面図である。 図38の40−40線拡大断面図である。 第2端部継手の一種だけを使用した図39に対応する平面図である。 野獣侵入防護柵に結束用索条を縛り付けた状態を示す図2に対応する正面図である。 図42の部分拡大正面図である。
符号の説明
(11)・杭先
(12)・杭保護キャップ
(14)・ヘッドキャップ
(15)・ビス
(16x)・水平板辺
(16y)・垂直板辺
(17)・縦串受け入れ孔
(18)・ボルト受け入れ孔
(19)・取付筒
(20)・ビス
(21x)(21y)・貫通ボルト
(22x)(22y)・片腕板片と両腕板片
(23)・ボルト受け入れ孔、
(24x)(24y)・固定ナット
(25)・索条受け入れ孔
(26)・結束用索条
(27)・筋交い (28)・取付キャップ
(29)・ビス
(30)・腕板片
(31)・ボルト受け入れ孔
(32)・貫通ボルト
(33)・固定ナット
(34)・添え棒
(35)・結束線
(38)・遮蔽材
(A)・杭
(B)・横桟
(G)・地面
(H)・ハンマー
(S)・縦串
(EJ1)・第1端部継手
(EJ2)・第2端部継手
(MJ1)・第1中間継手
(MJ2)・第2中間継手
(J)・筋交い用継手
(P)・間隔ピッチ
(X−X)・水平軸線
(Y−Y)・垂直軸線

Claims (5)

  1. 開口下端部が楔状の杭先により被覆された鋼管から成り、地面へ所定間隔を保って打ち込み垂立される複数の杭と、
    上記杭の隣り合う相互間へ少なくとも上下2段として介挿される所定長さの山型鋼から成り、その水平板辺に多数の縦串受け入れ孔が一定間隔ピッチを保って開口分布された複数の横桟と、
    上記横桟の端部と杭とを連結するため、その杭へ昇降自在に套嵌される複数の金属製継手と、
    上記横桟における縦串受け入れ孔の口径よりも細い鉄筋から成る縦串の多数とを備え、
    上記継手を杭の所定高さ位置へ固定維持して、その継手と上記横桟の端部とを貫通ボルトと固定ナットにより締結一体化した後、上記縦串を上方から横桟の縦串受け入れ孔を通じて、地面へ打ち込み群立させることを特徴とする組立式の野獣侵入防護柵。
  2. 野獣が透視できない板状又は膜状の遮蔽材を、横桟の垂直板辺へ張り付け固定することを特徴とする請求項1記載の組立式の野獣侵入防護柵。
  3. 杭の開口上端部へ鋳鉄製の杭保護キャップを着脱自在に嵌め付けて、その杭保護キャップの叩打による地面への打ち込み完了後、上記杭保護キャップの取りはずしと交換して、亜鉛ダイカスト製のヘッドキャップを上記杭の開口上端部へ嵌め付け固定することを特徴とする請求項1記載の組立式の野獣侵入防護柵。
  4. 継手を杭の所定高さ位置へ固定維持される取付筒の円周面から、垂直な片腕板片が一方向へ又は垂直な両腕板片が相反する二方向へ連続一体に張り出す亜鉛ダイカスト製品として、
    その継手の垂直な片腕板片又は両腕板片と、横桟における対応的な垂直板辺の端部とを水平な貫通ボルトと固定ナットにより、その貫通ボルトの水平軸線を回動支点として、上記横桟を杭へ起伏自在に締結することを特徴とする請求項1記載の組立式の野獣侵入防護柵。
  5. 継手を杭の所定高さ位置へ固定維持される取付筒の円周面から、水平な片腕板片が一方向へ又は水平な両腕板片が相反する二方向へ連続一体に張り出す亜鉛ダイカスト製品として、
    その継手の水平な片腕板片又は両腕板片と、横桟における対応的な水平板辺の端部とを垂直な貫通ボルトと固定ナットにより、その貫通ボルトの垂直軸線を回動支点として、上記横桟を杭へ方向変換自在に締結することを特徴とする請求項1記載の組立式の野獣侵入防護柵。
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JP2011015621A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 ▲蔦▼井株式会社 動物侵入防止柵
JP2016056601A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 株式会社サワタ 筋交いの取付装置

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