JPH11349855A - 土木建築材用被覆組成物、これを用いた土木建築材及び土木建築物 - Google Patents

土木建築材用被覆組成物、これを用いた土木建築材及び土木建築物

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JPH11349855A
JPH11349855A JP11085693A JP8569399A JPH11349855A JP H11349855 A JPH11349855 A JP H11349855A JP 11085693 A JP11085693 A JP 11085693A JP 8569399 A JP8569399 A JP 8569399A JP H11349855 A JPH11349855 A JP H11349855A
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Shuya Tsuji
修也 辻
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和彦 国島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬化障害を生ぜず、基材に対して接着性が良
い土木建築材用被覆組成物を提供すること。 【構成】 空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和基含
有重合体と(メタ)アクリル酸エステルから少なくとも
なる土木建築材用被覆組成物。 【効果】 上記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にアスファルト、コ
ンクリート等の床、壁面コーティングや道路マーキング
等に用いられる土木建築材用被覆組成物、これを用いた
土木建築材及び土木建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】土木建築物のコンクリート、アスファル
ト、金属などの床面あるいは壁面の塗装被覆に用いられ
る塗料として溶剤系、あるいはエマルジョン系の各種塗
料があるが、これらは厚塗りが困難であり、耐久性には
限界がある。そこで、耐久性、耐薬品性などの要求の特
に大きい例えば床用塗料には、従来からエポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などの液状
樹脂を施工後に硬化させる合成樹脂塗料が用いられてい
る。エポキシ樹脂は耐アルカリ性や機械的強度が大きい
等を活かして多方面に使用されているが、一般に柔軟性
に劣るためクラックを生じ易く、耐候性にも劣る。ポリ
エステル樹脂は耐酸性を活かした工場床用塗料に用いら
れているが、やはり柔軟性に欠けるのみならず、硬化時
の収縮量が大きい欠点があり、耐候性も劣る。ポリウレ
タン樹脂は弾力性、柔軟性を備えており、軽荷重床用塗
料に広く使用されているが、耐薬品性、耐候性に劣って
いる。また、これらは硬化時間が長いため施工生産性が
悪く、特に冬期、5℃以下の施工においては硬化性が極
端に悪くなる。一方、コンクリートやアスファルトなど
の路面への白線、黄線標示用の道路マーキング剤として
は溶剤系の塗料タイプや、石油樹脂、ロジン系樹脂なと
のホットメルトタイプが常用されている。塗料タイプは
塗膜の膜厚が薄く、耐久性はあまりない。他方塗膜の膜
厚の厚いホットメルトタイプも柔軟性に欠けるためクラ
ックが発生し易く、耐摩耗性にも劣る。特に交通頻繁な
道路における摩耗、あるいは冬期寒冷地の道路における
スパイクタイヤ、チェーンをつけたタイヤなどによる摩
耗は著しく、極めて短時間の耐久性しかない。また、ホ
ットメルトタイプは塗工時に200〜250℃に加熱す
る必要があるため安全性に乏しく、作業も煩雑であると
いう問題もある。
【0003】床や壁のコーティング、あるいは道路マー
キング用材料の上記の欠点を補う材料として、特公平1
−36508 号公報には( メタ) アクリル酸エステル系の組
成物が提案され、その組成は下記(a) 〜(e) よりなって
いる。 (a) 少なくとも一種のアクリル酸エステル及び/又は
メタクリル酸エステル51〜85重量% (b) 少なくとも一種のアクリル酸エステル及び/又は
メタクリル酸エステルの上記(a) に可溶な重合体樹脂又
は非重合体樹脂10〜24重量% (c) 上記(a) に可溶な可塑剤5 〜25重量% (d) 一分子中に少なくとも2 個の重合性二重結合を有
する化合物を上記(a) 、(b) 、(c) の合計100 重量部に
対して0.1 〜10重量部 (e) 40 ℃以上の融点を有するパラフィン及び/又はワ
ックスを上記(a) 、(b)、(c) の合計100 重量部に対し
て0.1 〜5 重量部。 この組成物は、一般にはこのほかに硬化剤、硬化促進剤
及びその他の必要な添加剤を加え、骨材などの充填材と
混合され、コテ、ローラー、刷毛等の適切な道具、塗工
機を用いて塗工に供せられている。この組成物は耐候性
に優れ、耐薬品性( 耐酸、耐アルカリ性) にも優れ、適
度な強度と柔軟性を有することにより耐久性にも優れた
塗膜を与える。また、硬化時間が施工時の作業性を損な
わない程度に短く、また、5 ℃以下の低温においても硬
化性が良く、施工生産性が優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、次のよ
うな欠点を有する。 〔(メタ)アクリル酸エステル+樹脂〕/骨材の重
量比が1/3より骨材の量が多くなると、硬化不良を発
生する。なお、〔(メタ)アクリル酸エステル+樹脂〕
の比重を1とすると、骨材比重は2.55となる。外気温が
高くなった場合、上記重量比が1/2程度でも不良が発
生する。この原因は、(メタ)アクリル酸エステル樹脂
組成物の空気による硬化障害、すなわち嫌気性を防止す
るために、混合したパラフィン及び/又はワックスが骨
材等の存在のために表面に均一に浮き出ず、空気を遮断
できないため酸素による硬化障害が発生するものと考え
られている。 アスファルト舗装材上に塗布した場合、カットバッ
ク現象が発生し、接着力が弱くなる。アスファルト舗装
材やアスファルト防水シートの様な瀝青材料は、不飽和
ポリエステルやアクリルシラップ樹脂を塗布すると、一
般に重合性モノマーとして使用されている(メタ)アク
リル酸エステルやスチレンによってカットバック現象を
発生し、界面が水あめ状態となり、接着性が著しく劣る
という問題を生じる。 アクリルシラップ樹脂のレジンモルタル組成物をア
スファルト舗装材に塗布し、その上に上記組成物を塗布
した場合変形を生じる。その原因としては硬化発熱温度
が高く、硬化物が固いことがあげられ、これは多官能モ
ノマーと(メタ)アクリル酸エステル重合体の影響と考
えられる。 本発明の目的は、特に硬化障害を生ぜず、基材に対して
接着性が良い土木建築材用被覆組成物、これを用いた土
木建築材及び土木建築物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、 (A) 空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和基含有重
合体 (B) 少なくとも1種のアクリル酸エステル及び/又は
メタクリル酸エステル単量体を含有する重合性単量体 を含有する土木建築材用被覆組成物を提供する。この
際、空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和基含有重合
体が二重結合力価800 〜6500であり、アリルエーテル基
(CH2=CH-CH2-O-) を含有することも好ましく、また、少
なくとも1種のアクリル酸エステル及び/又はメタクリ
ル酸エステル単量体が水酸基を含有すること、二官能以
上の単量体を含有すること、さらにこれらの単量体はそ
の重合体又はスチレンとの共重合体のガラス転移点が0
℃以下であることも好ましい。また、本発明の組成物は
パラフィン及び/又はワックスを含有することも好まし
い。また、本発明は上記土木建築材用被覆組成物を用い
て被覆された土木建築材及び土木建築物を提供するもの
である。
【0006】次に本発明を詳細に説明する。本発明で使
用される空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和基含有
重合体としては、空気乾燥性(空気硬化性)と熱による
ラジカル重合架橋性の両方を有する被架橋重合体であっ
て、例えば重合性単量体架橋型不飽和ポリエステル重合
体、ビニルエステル重合体等に空乾性基を導入したもの
が挙げられる。空乾性基導入前の不飽和ポリエステル重
合体としては、α、β−不飽和二塩基酸又はその酸無水
物と、芳香族飽和二塩基酸又はその酸無水物と、グリコ
ール類の重縮合によって製造され、場合によって酸成分
として脂肪酸あるいは脂環族飽和二塩基酸を併用して製
造される。この不飽和ポリエステル重合体30〜80重量部
に対し、後述の重合性単量体70〜20重量部混合して用い
られる。また、ビニルエステル重合体としては、不飽和
ポリエステルの末端をビニル変性した重合体、及びエポ
キシ樹脂の末端をビニル変性したエポキシビニルエステ
ル重合体が挙げられる。これらには必要により硬化触
媒、硬化促進剤のほか、増粘剤、充填剤、低収縮剤等を
添加するが、特に 硬化触媒、硬化促進剤の添加は好ま
しい。上記被架橋重合体としての不飽和ポリエステル重
合体、ビニルエステル重合体等に必須成分として空乾性
成分を導入するが、その方法としては次のものが挙げら
れる。
【0007】 グリコール成分に、-O-CH2-CH=CH2
示されるアリルエーテル基を含有する化合物を併用す
る。 酸成分に環状脂肪族不飽和多塩基酸及びその誘導体
を含有する化合物を併用する。 ジシクロペンタジエンを含有する化合物を併用す
る。 乾性油、エポキシ反応性希釈剤を併用する。 これら〜のうち、のアリルエーテル基含有化合物
としては、公知のものがいずれも使用できるが、その代
表的なものとしては、エチレングリコールモノアリルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノアリルエーテル、ト
リエチレングリコールモノアリルエーテル、ポリエチレ
ングリコールモノアリルエーテル、プロピレングリコー
ルモノアリルエーテル、ジプロピレングリコールモノア
リルエーテル、トリプロピレングリコールモノアリルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールモノアリルエーテ
ル、1,2-ブチレングリコールモノアリルエーテル、1,3-
ブチレングリコールモノアリルエーテル、ヘキシレング
リコールモノアリルエーテル、オクチレングリコールモ
ノアリルエーテル、トリメチロールプロパンモノアリル
エーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、
グリセリンモノアリルエーテル、グリセリンジアリルエ
ーテル、ペンタエリスリトールモノアリルエーテル、ペ
ンタエリスリトールトリアリルエーテルなどの多価アル
コール類のアリルエーテル化合物; アリルグリシジルエ
ーテルなどの如きオキシラン環を有するアリルエーテル
化合物などが挙げられる。
【0008】グリコール成分として他に併用するものと
しては、エチレングリコール、プロピレングリコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-
ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、2-メチルプロパ
ン-1,3- ジオール、ホオペンチルグリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコール、1,5-ペン
タンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ビスフェノール
A 、水素化ビスフェノールA 、エチレングリコールカー
ボネート、2,2-ジ(4- ヒドロキシプロポキシジフェニ
ル) プロパン等が挙げられ、単独あるいは併用される。
その他にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等
の酸化物も同様に使用できる。また、グリコール類と酸
成分の一部としポリエチレンテレフタレート等の重縮合
物も使用できる。また、上記環状脂肪族不飽和多塩基酸
及びその誘導体からなる化合物としては、テトラヒドロ
無水フタール酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フタ
ール酸、メチルテトラヒドロ無水フタール酸、α- テル
ヒネン- 無水マレイン酸付加物、ロジン、エステルガム
等がある。
【0009】また、これらと単独あるいは組合わせて使
用するα, β- 不飽和二塩基酸又はその酸無水物として
は、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、シトラコンサン、クロルマレイン酸及びこれらのエ
ステル等があり、芳香族飽和二塩基酸又はその酸無水物
としては、フタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ニトロフタル酸、ハロゲン化無水フタル酸
及びこれらのエステル等があり、脂肪族あるいは脂環族
飽和二塩基酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク
酸、アシピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、グルタル
酸、ヘキサヒドナ無水フタル酸及びこれらのエステル等
があり、それぞれ単独あるいは併用される。さらにグリ
コールと酸より合成される不飽和アルキッド樹脂の末端
カルボキシル基とグリシジル基を有する反応性モノマー
を反応させて得られる樹脂も使用できる。グリシジル基
を有する反応性モノマーの代表的なものとしてグリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート等がある。
また、β-PMAA 単位化合物も使用でき、これは下記〔化
1〕、〔化2〕で表されるシス-3- メチル-4- シクロヘ
キセン- シス-1,2ジカルボン酸とその無水物(βPMAAと
略記する。) を指称するものであって、これらはトラン
ス- ピペリレンとマレイン酸無水物との付加物、あるい
はこの付加物中の酸無水基が開環したものである。
【0010】
【化1】
【0011】
【化2】 また、ジシクロペンタジエンを含有する化合物として代
表的なものは、下記〔化3〕式で表されるヒドロキシ化
ジシクロペンタジエン等が代表的なものとして挙げられ
る。
【0012】
【化3】
【0013】また、乾性油としては、アマニ油、大豆
油、綿実油、落花生油、やし油など、あるいはこれらの
脂肪油とグリセリンなどの多価アルコールとの反応物等
がある。エポキシ反応性希釈剤としては、モノエポキシ
化合物、ポリエポキシ化合物等がある。前者としてはア
リルグリシジルエーテル、n−ブチルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル、グリシジルメタアク
リル酸エステル、カージュラE等があり、後者としては
ユノックス206 、エピコート812 、DGE 、BDO 等があ
る。
【0014】本発明で使用される被架橋重合体としての
不飽和ポリエステル重合体に使用されるα、β- 不飽和
二塩基酸又はその無水物の混入量は、駆体との接着、剥
離性と重要な相関関係がある。その混入量を表示する尺
度として次に示す二重力価を用いる。二重結合力価=被
架橋重合体の量/不飽和二塩基酸のモル数ここで、不飽
和二塩基酸の使用量が多い程、二重結合力価数は小さく
なり、硬化後の架橋密度は増加し、硬化物は硬くなる。
不飽和二塩基酸の使用量が少ない場合はこの逆となる。
本発明で使用する被架橋重合体の好ましい二重結合力価
は300 〜288 、さらに好ましくは500 〜2000である。特
に二重結合力価の影響は後述の表のように駆体が夏場の
アスファルトコンクリートのように軟弱になった場合、
その傾向が特に著しい。
【0015】本発明で上記被架橋重合体を架橋させる重
合性単量体には、アクリル酸エステル及び/又はメタク
リル酸エステルの少なくとも1 種が用いられるが、水酸
基含有重合性単量体を含有させることがその硬化物の駆
体に対する接着性の点で好ましく、これには水酸基を有
する( メタ) アクリルアルキルエステルが挙げられ、例
えば2-ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート等がある。水酸基
含有重合性単量体以外の重合性単量体としては、スチレ
ン、ビニルトルエン、α- メチルスチレン、クロルスチ
ン、ジクロルスチレン、ビニルナフタレン、エチルジニ
ルエーテル、メチルビニルケトン、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル等のビニル化合物及
びジアリルフタレート、ジアリルフマレート、ジアリル
サクシネート、トリアリルシアヌレート等のアリル化合
物などの上記(A) 成分の空乾性を有する重合性単量体架
橋不飽和基含有重合体と架橋可能なビニルモノマーある
いはビニルオリゴマー等が挙げられる。上記( メタ) ア
クリル酸エステルはその重合体あるいはこれとスチレン
との共重合体のガラス転移点Tgが0℃であるものを選
択することが塗膜に柔軟性を持たせる点で好ましい。
【0016】本発明において少なくとも1種のアクリル
酸エステル及び/又はメタクリル酸エステル単量体が含
有する二官能以上の単量体としては、例えばエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、1,2-プロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,3-ブチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、1,3-ブチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレートのようなアルカンジオールジ(メタ)
アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポリ
オキシアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルフ
タレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシ
アヌレート、アリル( メタ) アクリレート、ジアリルフ
マレート等が挙げられ、これらは単独又は2 種以上の併
用で用いられる。
【0017】本発明においては、重合性単量体による硬
化性を向上させるために、パラフィン及び/又はワック
ス類を併用することもできる。特に二重結合力価が大き
い重合体の場合、その効果が大きい。本発明で使用する
パラフィン及び/又はワックス類としては、天然ワック
ス、合成ワックス、配合ワックスがある。天然ワックス
としては、植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワ
ックス、石油ワックスがある。植物系ワックスとしては
キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワ
ックス、木ろう、ホホバ油、動物系ワックスとしては、
みつろう、ラノリン、鯨ろう、鉱物系ワックスとして
は、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、石油
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、ペトロラタム等がある。また、合成
ワックスとしては、合成炭化水素、変性ワックス、水素
化ワックス等があり、合成炭化水素としてはフィッシャ
ートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、変性ワ
ックスとしては、モンタンワックス誘導体、パラフィン
ワックス誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導
体、水素化ワックスとしては硬化ひまし油、硬化ひまし
油誘導体があり、40℃以上の融点を有するものが好ま
しい。なお、品質の安定性及び防湿防水性を考慮する
と、石油ワックスが好ましく、さらに油分が少なく、上
記(A) 成分の空気乾燥性の被重合体に添加した場合、変
色及び変質の少ないパラフィンワックスを使用するのが
好ましい。添加量としては空気乾燥性の被架橋重合体10
0 重量部に対して0.001 〜5.0 重量部が好ましいが、よ
り好ましくは0.01〜0.5 重量部である。パラフィンワッ
クスの融点は、空気乾燥型被架橋重合体に添加した場合
の耐蝕性、耐候性及び外観を考慮すると、融点が約46〜
約79℃のものが好ましい。
【0018】空乾性の塗膜にパラフィン及び/又はワッ
クスが存在すると、より高度な安定性ある空乾性を得る
ことができ、例えば冬場5 ℃以下の低温状態での塗工は
空乾性塗膜といえども表面硬化が遅くなり、ベタツキが
残るが、パラフィン及び/又はワックスが添加されてい
ることにより低温ではワックスが表面に浮き易いので表
面ベタツキを少なくすることができる。本発明の組成物
は一般には骨材その他の充填材と混合した配合物として
塗工に供せられるが、骨材としては平均粒径が10μ以上
で吸油量が25アマニ油/100g 以下のものが好ましい。こ
れらの骨材の例としては、砂、珪砂、石英砂、これらを
着色したもの、あるいは焼成したもの、石英粉、珪砂粉
などの岩石粉、着色した陶器、陶器素地を焼成硬化して
粉砕したもの、亜鉛白、炭酸カルシウム、アルミナ、ガ
ラスビーズ等が挙げられる。粒径の異なる骨材の組合わ
せが塗工作業性、セルフレベリング性向上のために好ま
しい。また、配合物に揺変性を付与するために充填剤と
してアスベストやセビオライト、アエロジルのようなシ
リカ粉末などを添加することもできる。充填剤としては
前記のほかに、着色顔料や染料を用いることが好まし
く、例えば酸化チタン、硫酸バリウム、カーボンブラッ
ク、クロムバーミリオン、ベンガラ、群青、コバルトブ
ルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン
等が用いられる。一般には本発明の組成物1000重量部対
し、これらの充填剤10〜900 重量部を配合して塗工に供
する。
【0019】本発明の組成物は硬化剤と硬化促進剤の組
合わせよりなる公知のレドックス系触媒を用いて−30℃
〜50℃の温度範囲で2 時間以内に硬化させることができ
る。本発明の組成物には、種々の機能を付与するこめに
その他各種添加剤を混入することができる。例えば、耐
候性をさらに改良するために紫外線吸収剤を添加するこ
とができる。このような紫外線吸収剤としては、2-ヒド
ロキシ-4- メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-
オキチルオキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4- デシ
ルオキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4,4'-ジメトキ
シベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4,4'-ジブトキシベン
ゾフェノン等の2-ヒドロキシベンゾフェノンの誘導体、
あるいは2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル) ベンゾ
トリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-3',5-ジターシャリブ
チルフェニル) ベンゾトリアゾール、2-〔2'- ヒドロキ
シ-3',5'- ビス(2-2'-ジメチルプロピル) フェニル〕ベ
ンゾトリアゾールあるいはこれらのハロゲン体、あるい
はフェニルサリシレート、p- ターシャリブチルフェニ
ルサリシレート等のサリシル酸のエステル類等を挙げる
ことができる。紫外線吸収剤は本発明の組成物100 重量
部に対し0.01〜5重量部の範囲で添加することが好まし
い。
【0020】また、本発明の組成物中に、下地に対する
接着性の安定化や充填剤との接着強度の耐久性を向上さ
せる目的でγ−メタクリロシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、N-
β-(アミノエチル)-γ- アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等の
シランカップリング剤を添加することができる。また、
塗膜の表面外観を整える目的で各種の消泡剤及びレベリ
ング剤を、塗工前の組成物の貯蔵安定性を向上させる目
的でヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、
2,4-ジメチル-6-t- ブチルフェノールのような重合抑制
剤を本発明の組成物中に添加することができる。本発明
の組成物は、繊維強化材と組合わせてFRP 用の樹脂マト
リックスとしても使用できる。使用できる繊維強化材と
しては、例えばガラス繊維、アミド、アラミド、ビニロ
ン、ポリエステル、フェノール等の有機繊維、カーボン
繊維、金属繊維、セラミックス繊維あるいはそれらの組
合わせてある。施工性、経済性を考慮した場合、好まし
いのはガラス繊維、有機繊維である。また、繊維の形態
は、平織り、朱子織り、マット状等があるが、施工性、
厚み保持等よりマット状が好ましい。また、ガラスロー
ビングを20〜100mm にカットして、チョップドストラン
ドにして使用することも可能である。
【0021】また、低収縮剤も使用でき、これには熱可
塑性樹脂が挙げられ、具体例としては、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、メチルアクリレート、エチルアクリレートなどのア
クリル酸又はメタクリル酸の低級アルキルエステル類、
スチレン, 塩化ビニル、酢酸ビニルなどの単量体の単独
重合体又は共重合体類、前記ビニル単量体の少なくとも
1 種と、ラウリルメタクリレート、イソビニルメタクリ
レート、アクリルアミド、メタクリルアミド、ヒトロキ
シルアルキルアクリレート又はメタクリレート、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタク
リル酸、セチルステアリルメタクリレートよりなる単量
体の少なくとも1 種の共重合体などのほか、セルロース
アセテートブチレート、セルロースアセテートプロピオ
ネート、ポリエチレン、ポリプロピレン等がある。内部
離型剤も使用でき、これには、ステアリン酸、ステアリ
ン酸亜鉛等の如き高級脂肪酸や高級脂肪酸エステル、ア
ルキルリン酸エステル等の従来公知のものを挙げること
ができ、被架橋重合体100 重量部に対して通常0.5 〜5
重量部の割合で用いることができる。
【0022】本発明の組成物とレドックス触媒の硬化剤
と硬化促進剤の両成分を混合すると、すみやかに重合反
応が開始され, 組成物の硬化が進行する。また、本発明
の組成物と硬化剤の混合によっても常温においてゆっく
りとではあるが硬化が進行する。したがって硬化剤は、
塗工直前に本発明の組成物に混合されることが好まし
い。一方、本発明の組成物と硬化促進剤の混合はこの組
成物の硬化を進行させないので、促進剤を本発明の組成
物にあらかじめ混合して貯蔵することができる。こ方法
は塗工に際しての作業を単純化するので好ましい。塗工
方法に合わせて硬化剤と促進剤の混合方法を変化させる
ことも可能である。本発明の組成物を二つに分け、一方
に硬化剤を混合し、他方に促進剤を混合して、こら二液
を塗工直前に混合する方法を用いれば二液型のスプレー
塗工機を使用することができる。この場合、硬化剤を混
合する組成物から重合性の被架橋重合体などの重合反応
を行う成分を除いておき、促進剤を混合する組成物に重
合性の被架橋重合体の全量が含まれるようにし、二液の
混合により本発明の組成物を構成するように工夫するこ
ともできる。この方法は、硬化剤を混合した組成物を長
期間安定して貯蔵することがてきるので好ましい。
【0023】レドックス触媒のほかの硬化剤も使用で
き、これには、不飽和ポリエステル重合体、ビニルエス
テル重合体等に作用するもので、例えばアソイソブチロ
ニトリルのようなアゾ化合物、ターシャリーブチルパー
ベンゾエート、ターシャリーパーオクトエート、ベンゾ
イルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド等の有機過酸化物等を挙げ
ることができ、被架橋重合体100 重量部に対して通常0.
3 〜3 重量部の範囲で用いることができる。上記硬化剤
と併用できる硬化促進剤としては、有機酸の金属塩類特
にコバルト塩、例えばナフテン酸コバルト、オクチル酸
コバルト、アセチルアセトンコバルト等が使用される。
【0024】本発明においては増粘剤も使用でき、これ
には、不飽和ポリエステル重合体等が有する水酸基、カ
ルボキシル基やエステル結合等と化学的に結合して線状
又は一部交叉結合を生じせしめて分子量を増大させ、不
飽和ポリエステル重合体等を増粘させる性質を有するも
ので、例えばトルエンジイソシアネートの如きジイソシ
アネート類、アルミニウムイソプロポオキシド、チタン
テトラブトキシの如き金属アルコキシド類、酸化マグネ
シウム、酸化カルシウム、酸化ベリリウムの如き2 価金
属の酸化物、水酸化カルシウムの如き2 価金属の水酸化
物等を挙げることができる。増粘剤の使用量は被架橋重
合体と重合性単量体の合計100 重量部に対して、通常0.
2 〜10重量部、好ましくは0.5 〜4 重量部の割合であ
る。そして必要ならば水の如き極性の強い物質を増粘助
剤として少量使用することができる。
【0025】本発明の組成物の好ましい可使時間は5 〜
30分であり、好ましい硬化時間は10〜90分であるが、こ
れを実現するためには、組成物の温度あるいは塗工時の
気温に応じて硬化剤量及び/又は促進剤を調節する必要
がある。有機過酸化物( 濃度50%) の使用量は本発明の
組成物100 重量部に対して、0.5 〜10重量部の使用が好
ましく、より好ましくは1 〜5 重量部である。また、促
進剤の使用量は同じく0.10〜6重量部が好ましく、より
好ましくは0.3〜4重量部である。本発明の組成物
は、コテ、ローラー、刷毛、又はその他の適切な道具、
塗工機を用いて塗工されるが、塗工に際して好ましい作
業性、良好な塗膜表面を得るために好ましいセルフレベ
リング性が要求される。これらの要求を満足するために
は組成物の粘度は低いことが好ましいが、低過ぎると硬
化性が悪くなるので適切な粘度範囲があり、好ましくは
50〜1000cps である。本発明の組成物と硬化剤、促進剤
その他の添加剤、骨剤その他の充填剤を混合した配合物
は、土木建築材用、好ましくはコンクリート、アスファ
ルト、鋼板等の床面又は壁面の被覆に用いられる。施工
に際しては必要に応じて床面、壁面等の下地にプライマ
ー処理を施したのちその上にこの配合物を塗工すること
が好ましい。施工方法としてはスプレー方式、金ゴテ仕
上げ、刷毛塗り、ローラーコーティング等の方法を用い
ることができる。骨材を混合しないあるいは一部のみ混
合した配合物を予め塗工し、硬化する前に骨材を散布す
ることにより塗膜表面に骨材を一部突出させノンスリッ
プ性を付与する施工方法も可能である。骨材を予め混合
する配合物においては、骨材の種類と量は塗工の目的に
応じて選択される。スプレー、刷毛塗り、ローラーコー
ティングなどの塗工方法によれば、比較体薄い塗膜、す
なわち0.2 〜1 mmの塗膜を塗工することができるが、
このような目的に対する配合に対しては、骨材量は本発
明の組成物100 重量部に対し30〜100 重量部が好まし
い。より厚い塗膜、すなわち1 〜30mmの塗膜を施工する
場合は金ゴテ仕上げが好ましく、骨材量は本発明の組成
物100 重量部に対して100 〜900 重量部が好ましい。こ
の場合滑らかな塗膜表面を目的とする場合には骨材量10
0 重量部に近いことが好ましく、塗膜厚みの厚い場合に
は経済的観点から骨材量900 重量部に近い量が好まし
い。しかし900 重量部を超えると配合物の硬化性が悪く
なり好ましくない。
【0026】本発明の組成物は各種フィルムとの接着性
に優れるので、FRP の表面にフィルムが存在する波平板
用としても用いることができる。また、本発明の組成物
はSMC 、BMC 等のプレス成形用としても使用できる。本
発明の組成物は、塗工されると空乾性により表面が乾燥
し易いが、一方重合性単量体が被架橋重合体を架橋す
る。この際、パラフィン及び/又はワックスが表面に浮
いて空気を遮断するようになると、その架橋を行い易く
する。このようにして塗工膜が硬化すると、駆体表面が
被覆され保護されるが、この際重合性単量体に水酸基を
有すると駆体との接着力を向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下の実施例により説明する。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。まず、空乾
性を有する重合性単量体架橋熱硬化性樹脂組成物( 実施
例用として樹脂組成物A〜J、比較例用として樹脂組成
物K〜O)を以下のようにして調製する。
【0029】(樹脂組成物A)無水マレイン酸0.5 モ
ル、テレフタル酸1.5 モル、ジエチレングリコール1.5
モル、ペンタエリスリトール・トリアリルエーテル1 モ
ルを公知の条件で加熱脱水縮合させて酸価20の不飽和ポ
リエステル樹脂を得た。この樹脂60部にn-ブチルアクリ
レート(n-BA)20部、2-ヘキシルエチルメタクリレート(2
-HEMA)20部を混合溶解して樹脂組成物Aを得た。
【0030】(樹脂組成物B)β-PMAA 1.0 モル、イソ
フタル酸1.0 モル、フマル酸0.5 モル、ビスフェノール
A エチレンオキサイド10モル付加物1.5 モル、ジエチレ
ングリコール1.3 モルを公知の条件で加熱脱水縮合させ
て酸価18の不飽和ポリエステル樹脂を得た。この樹脂60
部に2-エチルヘキシルメタアクリレートート(2-EHMA)20
部、2-ヘキシルエチルメタクリレート(2-EHMA)20部を混
合溶解して樹脂組成物Bを得た。 (樹脂組成物C〜F、H〜J、K〜N)上記と同様にし
て表1、表2(表1(つづき))のそれぞれの欄に記載
する原料組成から不飽和ポリエステル樹脂を合成し、こ
れに対応する欄のモノマーを加え、それぞれ樹脂組成物
C〜J、K〜Nを得た。なお、樹脂組成物K〜Nには1
35 °F 融点のパラフィンワックスを2 %混合した。
【0031】(樹脂組成物G)トリメチロールプロパン
ジアリルエーテル 214g(1 モル) 、テトラヒドロフタル
酸無水物 152g(1 モル) を仕込み、窒素ガス雰囲気下10
0 〜130 ℃、2 時間反応させ、酸価151 の半エステルカ
ルボン酸を得た。別に米国シエル社製エポキシ樹脂( 商
品名、エピコート1007)2900g(1当量) 、メタクリル酸60
g(0.7 当量) 、上記の半エステルカルボン酸110g(0.3当
量) 、トリエチルアミン 1.8g 、ハイドロキノン 0.2g
を仕込、空気を吹き込みながら120 〜130 ℃で3 〜4 時
間反応させると酸価2 となった。さらにテトヒドロフタ
ル酸 23gを仕込み、110 ℃〜120 ℃で2 時間反応させる
と酸価24となった。反応の終点は酸価のほか赤外線分析
で酸無水物の吸収が消失することで確認した。その後、
さらにアリルグリシジルエーテル 17gを加え、120 〜13
0 ℃で2 時間反応させると酸価3 となった。反応終了後
ヒドロキシプロピルメタクリレート(HPMA)1000g 、スチ
レンモノマー500g、n-ブチルアクリレート 500g を加
え、粘度3.5 ポイズ(25 ℃) の樹脂組成物Gを得た。
【0032】 (樹脂組成物O) メタクリル酸メチル 40 部 アクリル酸 2−エチルヘキシル 20 部 エチレングリコールジメタクリレート 2 部 塩素化パラフィン( 塩素含有量50%) 10 部 オクチルデシルフタレート 10 部 N,N'- ジ(2- ヒドロキシプロピル)-p - トルイジン 0.5部 ヒドロキノン 0.0025 部 の混合物を攪拌機と加熱ジャケットを備えた溶解槽に仕
込み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(MAA) とアクリ
ル酸ブチル(BA)の共重合体(MAA/BA=90/10)20部を少量ず
つ添加した。ついでこれらの混合物を50℃に昇温し、融
点54〜56℃のn-パラフィン 0.5部、同じく融点64〜66℃
のn-バラフィン0.5 部を添加した。MAA/BA共重合体が完
全に溶解したのち混合物を冷却した。このようにして20
℃における粘度400cpsの樹脂組成物Lを得た。
【0033】実施例1-1 〜10-2、比較例1-1 〜5-5
【0034】上記で得られた樹脂組成物を用い表3、表
4(表3(つづき))、表5(表3(つづき))に示す
配合のコンパウンドについて、以下の評価を行った。 硬化性 500cc容器で促進剤、硬化剤を混入した樹脂組成物に規
定量の骨材( 表3の珪砂) を混入後良く攪拌し、一定時
間後の混合物の硬化状態を判定した。 ○・・・・完全硬化 △・・・・空気に接触している上部部分未硬化 ×・・・・全体が未硬化 硬化収縮測定試験 ( 株) インテコ社製硬化収縮測定装置を用いて測定し
た。その測定原理は次の通りである。コンパウンド中に
対向した一組の検知板を置き、この各々の検知板間に生
じるコンパウンドの固化に伴う応力を測定し、この応力
が常にゼロになるように各々の検知板を荷重サーボ機構
によって動かす。2 つの検知板間の相対位置を別に設け
られた変位検知器により自動的に記録できるため、コン
パウンバの固化による分子間結合力に関係なく正確に収
縮変位を測定することができる。収縮率の測定は2 つの
方法で行った。 −1 材料そのものの収縮を測定するため、下盤の拘
束力の小さいフッ素成形板(3mm)の上で測定した。
すなわち、第1図において1はフッ素成形板、2はポリ
エチレン発泡体からなる四方の枠体、3は測定する試料
のコンパンウドで厚さ15mmのもの、4、4は検知
板、5は上記測定装置本体である。 −2 下地盤の影響をみるため(下地盤が粗いほど拘
束を受ける収縮が小さくなる)、JISA5403石綿スレート
板(8mm))上に試料のコンパウンドを5 mmの厚さに設け、
以下−1と同様にして測定を行った。
【0035】 接着力試験 コンクリートJIS 歩道版上に5 mm厚さの試料のコンパウ
ンドを施工し、−20℃で2 時間と60℃で2 時間を1 サイ
クルとして10サイクルの熱冷サイクル試験を行い、試料
の接着性を建研式一軸引張接着試験により調べた。 外観試験 50℃雰囲気で、24時間保存した縦300 mm、横300 mm、厚
さ50mmの密粒アスコン上に5 mm厚さの試料のコンパウン
ドを施工し、この試料のはがれ、反り、アスコン/ コン
パウンド界面のカットバック状態を目視観察し評価し
た。 ○ : 変化なし △ : 全面の1 〜3割でカットバック現象発生 × : 全面にカットバック現象発生 下記表中、略号は次の通りである。 PEAE: ペンタエリスリトールアリルエーテル HDCPDE: ヒドロキシル化ジシクロペンタジエン BPHAEO10 モル付加物: ビスフェノールA エチレンオキ
サイド10モル付加物 n-BA: ノルマルブチルアクリレート 2-HEMA: 2- ヘキシルエチルメタクリレート 2-EHMA: 2- エチルヘキシルメタクリート n-BMA: ノルマルブチルメタクリレート TEGMA: トリエチングリコールメタクリレート なお、不飽和ポリエステルの成分はモルで示し、不飽和
ポリエステルと重合性単量体は60重量%と40重量%であ
る。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】上記比較例において用いた樹脂組成物K は
空乾性のないもの、L は実施例1 の重合性単量体のな
く、空乾性のみのもの、M は実施例1 の2-HEMAのないも
の、Nは実施例1 において重合性単量体にスチレンのみ
を用いたものである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、空乾性を有する重合性
単量体架橋不飽和基含有重合体と( メタ) アクリル酸エ
ステルから少なくともなる土木建築材用樹脂組成物を提
供できるので、その塗膜の表面は樹脂に導入した空乾性
基により硬化し、その中側は重合性単量体による架橋に
より硬化するので、硬化障害のない塗膜を形成できる。
空乾性基としてはアリルエーテル基がその硬化性、導入
性等の点で利用し易い。また、空乾性を有する重合性単
量体架橋不飽和基含有重合体の二重結合力価を800 〜65
00とすると、その架橋密度を適度に維持して、その硬軟
を最適に調整することができる。
【0043】この場合、( メタ) アクリル酸エステルは
その重合体又はスチレンとの共重合体のガラス転移点が
0℃以下のものを選択することにより、さらに塗膜の柔
軟性を維持できる。また、(メタ)アクリル酸エステル
に水酸基を有するものを用いると、硬化塗膜のコンクリ
ート等の駆体に対する接着力を向上させることができ
る。このようにして性能の優れた塗膜で被覆された床
材、壁材あるいは舗装材は優れた土木建築材として使用
でき、これを用いた土木建築物もその機能を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組成物の収縮率を測定するときの装置
を示す説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、 (A) エポキシ樹脂の末端をビニル変性したエポキシビ
ニルエステル重合体からなる空乾性を有する重合性単量
体架橋不飽和基含有重合体 (B) 少なくとも1種のアクリル酸エステル及び/又は
メタクリル酸エステル単量体を含有する重合性単量体 を含有し、土木建築材に使用される組成物(プライマー
を除く)である土木建築材用被覆組成物を提供する。こ
の際、アリルエーテル基(CH2=CH-CH2-O-) を含有するこ
とも好ましく、また、少なくとも1種のアクリル酸エス
テル及び/又はメタクリル酸エステル単量体が水酸基を
含有すること、二官能以上の単量体を含有すること、さ
らにこれらの単量体はその重合体又はスチレンとの共重
合体のガラス転移点が0℃以下であることも好ましい。
また、本発明の組成物はパラフィン及び/又はワックス
を含有することも好ましい。また、本発明は上記土木建
築材用被覆組成物を用いて被覆された土木建築材及び土
木建築物を提供するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に本発明を詳細に説明する。本発明で使
用される空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和基含有
重合体としては、空気乾燥性(空気硬化性)と熱による
ラジカル重合架橋性の両方を有する被架橋重合体であっ
て、例えばビニルエステル重合体等に空乾性基を導入し
たものが挙げられる。ビニルエステル重合体としては、
エポキシ樹脂の末端をビニル変性したエポキシビニルエ
ステル重合体が挙げられる。これには必要により硬化触
媒、硬化促進剤のほか、増粘剤、充填剤、低収縮剤等を
添加するが、特に 硬化触媒、硬化促進剤の添加は好ま
しい。上記被架橋重合体としてのビニルエステル重合体
等に必須成分として空乾性成分を導入するが、その方法
としては次のものが挙げられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明においては増粘剤も使用でき、これ
には、エポキシビニルエステル重合体が有する水酸基、
カルボキシル基やエステル結合等と化学的に結合して線
状又は一部交叉結合を生じせしめて分子量を増大させ、
エポキシビニルエステル重合体を増粘させる性質を有す
るもので、例えばトルエンジイソシアネートの如きジイ
ソシアネート類、アルミニウムイソプロポオキシド、チ
タンテトラブトキシの如き金属アルコキシド類、酸化マ
グネシウム、酸化カルシウム、酸化ベリリウムの如き2
価金属の酸化物、水酸化カルシウムの如き2 価金属の水
酸化物等を挙げることができる。増粘剤の使用量は被架
橋重合体と重合性単量体の合計100 重量部に対して、通
常0.2 〜10重量部、好ましくは0.5 〜4 重量部の割合で
ある。そして必要ならば水の如き極性の強い物質を増粘
助剤として少量使用すことができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。まず、空乾
性を有する重合性単量体架橋熱硬化性樹脂組成物( 参考
用として樹脂組成物A〜J、実施例用として樹脂組成
物G、比較例用として樹脂組成物K〜O)を以下のよう
にして調製する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】(樹脂組成物B)β-PMAA 1.0 モル、イソ
フタル酸1.0 モル、フマル酸0.5 モル、ビスフェノール
A エチレンオキサイド10モル付加物1.5 モル、ジエチレ
ングリコール1.3 モルを公知の条件で加熱脱水縮合させ
て酸価18の不飽和ポリエステル樹脂を得た。この樹脂60
部に2-エチルヘキシルメタアクリレートート(2-EHMA)20
部、2-ヘキシルエチルメタクリレート(2-EHMA)20部を混
合溶解して樹脂組成物Bを得た。 (樹脂組成物C〜F、H〜J、K〜N)上記と同様にし
て表1、表2(表1(つづき))のそれぞれの欄に記載
する原料組成から不飽和ポリエステル樹脂を合成し、こ
れに対応する欄のモノマーを加え、それぞれ樹脂組成物
C〜J、K〜Nを得た。なお、樹脂組成物K〜Nには1
35°F 融点のパラフィンワックスを2 %混合した。
1、2中、二重結合力価=被架橋重合体の量/不飽和二
塩基酸のモル数である。被架橋重合体としての不飽和ポ
リエステル重合体に使用されるα,β−不飽和二塩基酸
又はその無水物の混入量は、駆体との接着、剥離性と重
要な相関関係がある。不飽和二塩基酸の使用量が多い
程、二重結合力価数は小さくなり、硬化後の架橋密度は
増加し、硬化物は硬くなる。不飽和二塩基酸の使用量が
少ない場合はこの逆となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】参考例1-1 〜6-2 、8-1 〜10-2、実施例1-
1 〜1-5 、比較例1-1 〜5-5
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【表3】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【表4】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】上記比較例において用いた樹脂組成物K は
空乾性のないもの、L は参考例1 の重合性単量体のな
く、空乾性のみのもの、M は参考例1 の2-HEMAのないも
の、Nは参考例1 において重合性単量体にスチレンのみ
を用いたものである。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、エポキシ樹脂の末端を
ビニル変性したエポキシビニルエステル重合体からなる
空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和基含有重合体と
( メタ) アクリル酸エステルから少なくともなり、プラ
イマーを除く、土木建築材に使用される組成物である
木建築材用樹脂組成物を提供できるので、その塗膜の表
面は樹脂に導入した空乾性基により硬化し、その中側は
重合性単量体による架橋により硬化するので、硬化障害
のない塗膜を形成できる。空乾性基としてはアリルエー
テル基がその硬化性、導入性等の点で利用し易い

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 空乾性を有する重合性単量体架橋不
    飽和基含有重合体 (B) 少なくとも1種のアクリル酸エステル及び/又は
    メタクリル酸エステル単量体を含有する重合性単量体 を含有する土木建築材用被覆組成物。
  2. 【請求項2】 空乾性を有する重合性単量体架橋不飽和
    基含有重合体が二重結合力価800 〜6500である請求項1
    記載の土木建築材用被覆組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分の少なくとも1種のアクリル酸エ
    ステル及び/又はメタクリル酸エステル単量体が水酸基
    を含有する請求項1又は2記載の土木建築材用被覆組成
    物。
  4. 【請求項4】 (A)成分の空乾性を有する重合性単量体架
    橋不飽和基含有重合体においてアリルエーテル基(CH2=C
    H-CH2-O-) を含有する請求項1、2又は3記載の土木建
    築材用被覆組成物。
  5. 【請求項5】 少なくとも1種のアクリル酸エステル及
    び/又はメタクリル酸エステル単量体の重合体のガラス
    転移点が0℃以下であるアクリル酸エステル及び/又は
    メタクリル酸エステル単量体を(B) 成分として使用する
    請求項1ないし4いずれかに記載の土木建築材用被覆組
    成物。
  6. 【請求項6】 少なくとも1種のアクリル酸エステル及
    び/又はメタクリル酸エステル単量体の重合体のガラス
    転移点が0℃以下であるアクリル酸エステル及び/又は
    メタクリル酸エステル単量体と、スチレンを(B) 成分し
    て用いる請求項1ないし4いずれかに記載の土木建築材
    用被覆組成物。
  7. 【請求項7】 (B)成分の少なくとも1種のアクリル酸エ
    ステル及び/又はメタクリル酸エステル単量体が二官能
    以上の単量体を含有する請求項1ないし6いずれかに記
    載の土木建築材用被覆組成物。
  8. 【請求項8】 パラフィン及び/又はワックスを含有す
    る請求項1ないし7いずれかに記載の土木建築材用被覆
    組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8いずれかに記載の土木
    建築材用被覆組成物を用いて被覆された土木建築材。
  10. 【請求項10】 被被覆体がアスファルト、コンクリー
    ト材である請求項9記載の土木建築材。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の土木建築材を
    用いた土木建築物。
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