JP3017842B2 - 硬化性樹脂組成物およびその施工方法 - Google Patents

硬化性樹脂組成物およびその施工方法

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JP3017842B2
JP3017842B2 JP3159599A JP15959991A JP3017842B2 JP 3017842 B2 JP3017842 B2 JP 3017842B2 JP 3159599 A JP3159599 A JP 3159599A JP 15959991 A JP15959991 A JP 15959991A JP 3017842 B2 JP3017842 B2 JP 3017842B2
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静夫 下岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床コーテイング,壁面
コーテイング,樹脂モルタルバインダーなどに使用され
る硬化性樹脂組成物およびその施工方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンクリート,アスフアルト,金属等の
床面あるいは壁面のコーテイング材や、樹脂モルタルバ
インダー等として、メチルメタアクリレート(以下「M
MA」と略す)系シロツプ組成物が、優れた耐候性,耐
薬品性,速硬化性を有するとして賞用されている。上記
MMA系シロツプ組成物は、MMA単独重合体をMMA
単量体に溶解するか、あるいはMMA単量体単独または
該単量体と他のビニル重合性単量体とを部分重合して得
られるMMA系のモノマーあるいはプレポリマーを反応
成分として含有し、空気遮断剤としてパラフインワツク
スを含有するものである。この組成物を塗工すると、上
記パラフインワツクスが塗膜表面に浮いて薄膜を造り、
この膜で空気が遮断された状態でラジカル重合反応が進
行するため、非常に耐候性,耐薬品性に優れた硬化皮膜
が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記M
MA系シロツプ組成物を用いて非常に薄く塗膜を形成す
る場合(例えば膜厚1〜2mm)や50℃以上の高温下で
は、モノマー成分が気化しやすく、この気化部分におい
てパラフインワツクス膜が形成されないため、重合反応
層が空気と接触して硬化が不充分になり、硬化むらを生
じるとともに、モノマー気化に伴つて強い臭気が発生し
問題となつている。また、塗膜の膜厚や雰囲気温度にか
かわらず、硬化時の収縮率が大きいため、下地の種類に
よつては塗工面の反りや歪みを生じるという問題もあ
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、塗膜の形成をラジカル重合系で行う塗膜形成に
おいて、薄塗り時あるいは高温下での硬化性に優れ、し
かも硬化収縮および硬化中の臭気発生の少ない硬化性樹
脂組成物を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、下記の(A)〜(E)成分を含有する硬
化性樹脂組成物を第1の要旨とし、 (A) アクリル酸アルキルエステルおよびメタクリル
酸アルキルエステルからな群から選ばれた少なくとも一
つのエステル化合物。 (B) 上記(A)成分に可溶なアクリル系重合体。 (C) 上記(A)成分に可溶な可塑剤。 (D) 一分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を
有する化合物。 (E) 上記(A)成分に可溶なウレタンプレポリマ
ー。 上記硬化性樹脂組成物に予め促進剤を混合しておき、使
用直前に硬化剤を混合し、この混合液を被処理面に塗工
し硬化させることにより硬化皮膜を得る硬化性樹脂組成
物の施工方法を第2の要旨とし、上記硬化性樹脂組成物
を、(A)成分および(D)成分を含む第1の液と、
(A)成分および(D)成分を含まない第2の液とに分
け、上記第2の液に硬化剤を混合するとともに上記第1
の液に促進剤を混合し、これら二液を二液型スプレー塗
工機を用いて被処理面に塗工し硬化させることにより硬
化皮膜を得る硬化性樹脂組成物の施工方法を第3の要旨
とする。
【0006】
【作用】すなわち、本発明者らは、塗膜の形成をラジカ
ル重合系で行う塗膜形成において、薄塗り時あるいは高
温下での硬化性に優れ、しかも硬化収縮および硬化中の
臭気発生の少ない硬化性樹脂組成物を得るために一連の
研究を行つた。その結果、上記(A)〜(E)成分を組
み合わせて配合し、(E)成分であるウレタンプレポリ
マーによつて塗膜の空気遮断を行うようにすると、従来
のパラフインワツクス含有組成物のような問題が生じな
いことを見いだし本発明に到達した。
【0007】つぎに、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明の硬化性樹脂組成物は、アクリル酸
アルキルエステルおよびメタクリル酸アルキルエステル
からなる群から選ばれた少なくとも一つのエステル化合
物(A成分)と、特定のアクリル系重合体(B成分)
と、特定の可塑剤(C成分)と、一分子中に少なくとも
2個の重合性二重結合を有する化合物(D成分)と、特
定のウレタンプレポリマー(E成分)とを含有する。
【0009】上記A成分は、重合して塗膜の骨格を構成
するもので、アクリル酸アルキルエステルとしては、例
えばアクリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸
n−ブチル,アクリル酸i−ブチル,アクリル酸t−ブ
チル,アクリル酸2−エチルヘキシルがあげられ、また
メタクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチル,
メタクリル酸エチル,メタクリル酸n−ブチル,メタク
リル酸i−ブチル,メタクリル酸t−ブチル,メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル,メタクリル酸ラウリル等があ
げられる。そして、これらは単独で用いてもよいし、2
種以上を併用してもよい。なかでもホモポリマーのガラ
ス転移温度が80℃以上のモノマー(例えばメタクリル
酸エチル,メタクリル酸t−ブチル)と、同じくホモポ
リマーのガラス転移温度が0℃以上のモノマー(例えば
アクリル酸ブチル,アクリル酸2−エチルヘキシル,メ
タクリル酸ラウリル)とを組み合わせた混合物が、得ら
れる塗膜に適度な強度と柔軟性を与え、好適である。そ
して、その混合割合は、ガラス転移温度が80℃以上の
モノマー30〜85重量%(以下「%」と略す)に対し
ガラス転移温度が0℃以上のモノマーを15〜70%の
割合に設定することが好適である。
【0010】なお、上記A成分の含有量は適宜に設定す
ることができるが、特に51〜85%、より好ましくは
60〜75%に設定することが好適である。すなわち、
A成分が51%未満では、組成物の粘度が高くなつて塗
工作業性,セルフレベリング性(均一厚みの膜をつくる
能力)が悪くなる傾向がみられ、逆にA成分が85%を
超えると硬化性が悪くなる傾向がみられるからである。
【0011】また、上記B成分であるアクリル系重合体
は、組成物の粘度調節,ポリマー分の存在による硬化時
間の短縮および塗膜の強度と柔軟性のバランスによる耐
久性の向上を目的として添加されるもので、上記A成分
に可溶でなければならない。このような重合体として
は、メタクリル酸メチル,メタクリル酸エチル,メタク
リル酸n−ブチル,メタクリル酸i−ブチル,メタクリ
ル酸t−ブチル,メタクリル酸2−エチルヘキシル,メ
タクリル酸ラウリル,アクリル酸メチル,アクリル酸エ
チル,アクリル酸n−ブチル,アクリル酸i−ブチル,
アクリル酸t−ブチル,アクリル酸2−エチルヘキシル
等のモノマーを重合してなる重合体か、あるいはこれら
の2種以上を組み合わせてなる共重合体をあげることが
できる。なかでもメタクリル酸メチル重合体、メタクリ
ル酸メチルとポリマーのガラス転移温度の低いモノマー
(例えばアクリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリ
ル酸n−ブチル,アクリル酸i−ブチル,アクリル酸2
−エチルヘキシル,メタクリル酸ラウリル)との共重合
体を用いることが好適である。そして、これらの重合体
の分子量は200〜8000であることが好適である。
【0012】なお、上記B成分の含有量も適宜に設定す
ることができるが、特に10〜24%、より好ましくは
15〜24%に設定することが好適である。すなわち、
B成分が10%未満では、組成物の硬化性が悪くなる傾
向がみられ、逆に24%を超えると組成物の粘度が上昇
して塗工作業性とセルフレベリング性が悪くなる傾向が
みられるからである。
【0013】前記C成分である可塑剤は、組成物の粘度
調節および硬化物の可塑化による下地面への追従性の向
上を目的として添加されるもので、上記B成分と同様、
A成分に可溶でなければならない。このような可塑剤と
しては、例えばジブチルフタレート,ジヘブチルフタレ
ートジn−オクチルフタレート,ジ2−エチルヘキシル
フタレート,オクチルデシルフタレート,ジn−デシル
フタレート,ジイソデシルフタレート,ブチルベンジル
フタレート等のフタル酸エステル酸、ジ2−エチルヘキ
シルアジペート,オクチルデシルアジペート,ジ2−エ
チルヘキシルセバケート,ジブチルセバケート,ジ2−
エチルヘキシルアゼレート,ポリプロピレングリコー
ル,塩素化パラフイン,アジピン酸系,アゼライン酸
系,セバチン酸系,フタル酸系のポリエステル系高分子
可塑剤や、エポキシ化油,エポキシ化脂肪酸エステル等
のエポキシ系高分子可塑剤等があげられ、これらは単独
で用いても2種以上を併用してもよい。
【0014】なお、上記C成分の含有量も適宜に設定さ
れるが、特に5〜25%、より好ましくは5〜20%に
設定することが好適である。すなわち、5%未満では硬
化物の下地面への追従性が不充分となる傾向がみられ、
逆に25%を超えると、塗膜の耐汚れ性が低下する傾向
がみられるからである。
【0015】したがつて、本発明の硬化性樹脂組成物
は、上記A〜C成分の相互の含有比率を変えることによ
つて、塗工作業性,セルフレベリング性および硬化性に
影響を与える組成物の粘度を好ましい範囲に調節するこ
とができ、かつ硬化物の強度と柔軟性のバランスを同じ
く好ましい範囲に調節することができる。
【0016】また、前記D成分である、一分子中に少な
くとも2個の重合性二重結合を有する化合物は、A成分
を架橋させ、硬化物の耐久性を向上させる目的で添加さ
れるもので、この架橋により、塗膜表面の耐薬品性,耐
汚れ性も向上する。このような化合物としては、エチレ
ングリコールジメタアクリレート、1,2−プロピレン
グリコールジメタアクリレート、1,3−ブチレングリ
コールジメタアクリレート,1,6−ヘキサンジオール
ジメタアクリレート、ジプロピレングリコールジメタア
クリレート、トリエチレングリコールジメタアクリレー
ト、テトラエチレングリコールジメタアクリレート、ポ
リエチレングリコールジメタアクリレート等のポリオキ
シアルキレングリコールジメタアクリレート、ジビニル
ベンゼンジアリルフタレート、トリアリルフタレート、
トリアレルシアスレート、トリアリルイソシアヌレー
ト、アリルメタアクリレート、ジアリルフマレート等が
あげられる。これらは単独でまたは2種以上の併用で用
いられる。
【0017】上記D成分の含有量も適宜に設定すること
ができるが、多すぎると硬化物の柔軟性を損なうため、
上記A〜C成分の合計量100重量部(以下「部」と略
す)に対して0.1〜10部、より好ましくは1〜5部
の割合に設定することが好適である。
【0018】さらに、前記E成分であるウレタンプレポ
リマーは、自らの湿気硬化によつて表面皮膜を形成して
塗膜内部の硬化反応を空気から遮断する作用を有する。
しかも、ウレタンプレポリマー皮膜が表面に形成される
ことによつて、硬化表面に光沢が付与されるとともに、
塗膜の耐汚れ性,耐摩耗性等も向上するという効果を有
する。このようなウレタンプレポリマーとしては、ポリ
オールとイソシアネートの付加重合体であつて末端にイ
ソシアネートを1〜40%、好ましくは5〜35%を有
するウレタンプレポリマーがあげられる。そして、その
分子量は1000〜10000であることが好適であ
る。
【0019】上記ウレタンプレポリマーの構成成分であ
るイソシアネートモノマーとしては、トルエンジイソシ
アネート,ジフエニルメタンジイソシアネート,ヘキサ
メチレンジイソシアネート,水添MDI,キシリレンジ
イソシアネート,オルソクロルフエニルイソシアネート
等があげられ、また、ポリオールとしては、ポリエチレ
ングリコール,ポリプロピレングリコール,ポリブチレ
ングリコール,ヒマシ油変性グリコール,アクリルポリ
オール,蔗糖系ポリエステル,芳香族アミン系ポリエー
テル,ソルビトール系ポリエーテル,エチレンジアミン
系ポリエーテルなどがあげられる。
【0020】なお、上記E成分が多すぎると、塗膜の硬
化が遅れ、外観も損なわれるので、その含有量は、前記
A〜C成分の合計量100部に対して1〜20部、より
好ましくは3〜15部に設定することが好適である。
【0021】本発明の硬化性樹脂組成物には、上記A〜
E成分の外、必要に応じて、耐候性を改良するために紫
外線吸収剤を添加することができる。このような紫外線
吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシ
ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキ
シベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4,4′−ジブト
キシベンゾフエノン等の2−ヒドロキシベンゾフエノン
の誘導体や、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフ
エニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−3′,5′−ジt−ブチルフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、2〔2′−ヒドロキシ−3′,5′ビス(2,
2′−ジメチルプロピル)フエニル〕ベンゾトリアゾー
ルあるいはこれらのハロゲン誘導体等のベンゾトリアゾ
ール誘導体、あるいはフエニルサリシレート、P−エチ
ルフエニルサリシレート、P−t−ブチルフエニルサリ
シレート等のサリシル酸のエステル類等をあげることが
できる。これらの紫外線吸収剤は、上記A〜C成分の合
計量100部に対し0.01〜5部の範囲で添加するこ
とが好ましい。
【0022】また、本発明の硬化性樹脂組成物中には、
下地に対する接着性の安定化や充填剤との接着強度の耐
久性を向上させる目的で、γ−メタクリロシプロピルト
リメトキシシラン,γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン,N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン,γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン等のシランカツプリング剤を添加する
ことができる。
【0023】また、本発明の組成物の硬化性を安定化さ
せる目的で、トリブチルフオスフアイト,トリ(2−エ
チルヘキシル)フオスフアイト,トリデシルフオスフア
イト,トリステアリルフオスフアイト,トリス(ノニル
フエニル)フオスフアイト,トリフエニルフオスフアイ
トなどのフオスフアイト類を添加することができる。
【0024】さらに、塗膜を整える目的で、各種の消泡
剤およびレベリング剤を添加することができ、組成物の
貯蔵安定性を向上させる目的で、ヒドロキノン,ヒドロ
キノンモノメチルエーテル,2,4−ジメチル−6−t
−ブチルフエノールのような重合抑制剤を添加すること
ができる。
【0025】また、E成分の貯蔵安定性向上を目的とし
て、合成ゼオライト、酸化カルシウムのような脱水材を
添加することができる。
【0026】ところで、本発明の硬化性樹脂組成物は、
一般には、骨材その他の充填剤,顔料を混合した配合物
として塗工に供せられるが、骨材としては平均粒子径が
10μm以上で吸油量が25ccアマニ油/100g 以下
のものが好ましい。このような骨材の例としては、砂,
硅砂,石英砂,これらを着色したもの,あるいは焼成し
たもの,石英粉,硅砂粉などの岩石粉,着色した磁器,
陶器素地を焼成硬化して粉砕したもの,亜鉛白,炭酸カ
ルシウム,アルミナ等があげられる。そして、粒径の異
なる骨材の組み合わせの方が、塗工作業性,セルフレベ
リング性向上のために好ましい。また、配合物に揺変性
を付与するために、充填剤としてアスベストやセピオラ
イト,アエロジルのようなシリカ粉末などを添加するこ
ともできる。充填剤としては前記の他に着色顔料や染料
を用いることが好ましく、例えば、酸化チタン,硫酸バ
リウム,カーボンブラツク,クロムバーミリオン,ベン
ガラ,群青,コバルトブルー,フタロシアニンブルー,
フタロシアニングリン等が用いられる。ただし、これら
の骨材,充填剤,顔料等の合計量は、本発明の硬化性樹
脂組成物100部に対し、0〜900部の割合で配合す
るのが好適である。
【0027】本発明の硬化性樹脂組成物の硬化は、通
常、硬化剤と促進剤の組み合わせよりなるレドツクス系
触媒を用いて、−30℃〜50℃の温度範囲で2時間以
内に硬化させることによつて行われる。このようなレド
ツクス触媒としては、各種のものを用いることができる
が、促進剤として三級アミン、硬化剤として有機過酸化
物の組み合わせを用いるのが有利である。このような三
級アミンとしては、窒素原子に直接少なくとも1個の芳
香族残基が結合しているものが好ましく、特にN,N′
−ジメチルアニリン、N,N′−ジメチル−P−トルイ
ジン、N,N′−ジヒドロキシエチル−P−トルイジ
ン、N,N′−ジ2−ヒドロキシプロピル−P−トルイ
ジンの1種または2種以上の組み合わせが好ましい。ま
た、有機過酸化物としては過酸化ベンゾイルがあげられ
る。このものは、取り扱い上の危険を避けるために、不
活性の液体または固体によつて濃度50%に希釈された
ペースト状または粉末状のものを用いることが好まし
い。
【0028】なお、本発明の硬化性樹脂組成物は、施工
生産性の観点に立てば硬化時間が短いことが好ましい。
しかし、床や壁面をコーテイングする場合には、塗工
後、組成物の硬化前に塗膜表面を平滑に整える余裕時間
がなければならないため、可使時間ならびに硬化時間が
あまりに短すぎると、塗工作業が困難になり良好な塗膜
も得られない。そこで、作業に応じた可使時間が得ら
れ、しかも施工効率が低下しない程度の短い時間で硬化
するように、使用する硬化剤量および促進剤量を調整し
て、可使時間が5〜30分、硬化時間が10〜90分に
なるように設定することが好適である。
【0029】このような可使時間および硬化時間を達成
するには、組成物の温度あるいは塗工時の気温に応じ
て、使用する硬化剤量および促進剤量の少なくとも一方
を調節する必要がある。このため、本発明において、硬
化剤として有機過酸化物(50%濃度)を使用する場合
には、本発明の組成物100部に対し0.5〜10部、
より好ましくは1〜5部使用することが好適である。ま
た、促進剤として第三アミンを使用する場合には、同じ
く0.1〜6部、より好ましくは0.3〜4部使用する
ことが好適である。
【0030】また、本発明の組成物としてレドツクス触
媒の硬化剤と促進剤の両成分とを混合すると、すみやか
にA成分とD成分の重合反応が開始され、空気との接触
面においては、E成分の反応が同時に進行する。あるい
は、本発明の組成物と硬化剤を混合するだけでも、常温
でゆつくりとではあるが硬化が進行する。したがつて、
本発明の硬化性樹脂組成物と硬化剤との混合は、塗布の
直前に行うことが好ましい。一方、本発明の組成物と促
進剤の混合は、本発明の組成物の硬化を進行させないの
で、促進剤を本発明の組成物に予め混合して貯蔵するこ
とができる。
【0031】この方法は、塗工に際しての作業を単純化
するので好ましい。塗工方法に合わせて硬化剤と促進剤
の混合方法を変化させることも可能である。本発明の組
成物を二つに分け、一方に硬化剤を混合し、他方に促進
剤を混合して、これら2液を塗工直前に混合する方法を
用いれば、2液型スプレー塗工機を使用することができ
る。この場合、硬化剤を混合する組成物からA成分,D
成分等の重合反応を行う成分を除いておき、促進剤を混
合する組成物にA成分,D成分の全量が含まれるように
工夫することもできる。このようにすれば、硬化物を混
合した組成物を長期間安定して貯蔵することができるの
で好ましい。
【0032】本発明の組成物と硬化剤,促進剤その他添
加剤,骨材その他の充填剤を混合した配合物は、コンク
リート,アスフアルト,鋼板等の床面、または壁面の被
覆に用いられるが、施工に際しては、必要に応じて床
面,壁面等の下地にプライマー処理を施した後、その上
にこの配合物を塗工することが好ましい。塗工方法とし
ては、スプレー,金ゴテ,刷毛塗り等の方法を用いるこ
とができる。骨材を混合しない、あるいは一部のみ混合
した配合物をあらかじめ塗工し、硬化する前に骨材を散
布することにより塗膜表面に骨材を一部突出させ、ノン
ストツプ性を付与する施工方法もある。骨材等を予め混
合する配合物においては、骨材等の種類と量は塗工の目
的に応じて選択される。スプレー,刷毛塗り,ローラー
コーテイングなどの塗工方法によれば比較的薄い塗膜を
塗工することができるが、このような目的に対する配合
に際しては、骨材等の量は、本発明の組成物100部に
対し、30〜100部が好ましい。より厚い塗膜、すな
わち1〜30m/mの塗膜を施工場合には金ゴテ仕上げ
が好ましく、その量は本発明の組成物100部に対し1
00〜900部が好ましい。そして、滑らかな塗膜表面
を目的とする場合には、骨材等の量は100部に近いこ
とが好ましく、塗膜厚みの厚い場合には、経済的観点か
ら900部に近いことが好まれる。ただし、900部を
超えると硬化物強度が脆くなるため、好ましくない。
【0033】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。なお、各実施例および比較例において、可使時
間および硬化時間は配合物中に硬化剤を添加した時点を
起点としている。
【0034】
【実施例1】 A成分:メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2−エチルヘキシル 20〃 C成分:塩素化パラフイン(塩素含有量50%) 10〃 オクチルデシルフタレート 10〃 D成分:エチレングリコールジメタクリレート 2〃 N,N′−ジ(2−ヒドロキシプロピル)−P−トルイジン 0.5〃 ヒドロキノン 0.0025〃 上記組成の混合物を攪拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶
解槽に仕込み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(MM
A)とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体(MMA/
BA=90/10)20部を少量ずつ添加した。ついで
これらの混合物に溶解槽内の空気を窒素置換しながらウ
レタンプレポリマー(イソシアネート30%含有、粘度
100cps 、MDI系ポリプロピレングリコール)5部
添加した。
【0035】混合物が完全に均一な状態となつたところ
で、攪拌を停止した。このようにして20℃での粘度5
00cps の組成物を得た。この組成物100部に硬化剤
として純分50%過酸化ベンゾイル(以下BPOパウダ
ーと略す)3部を添加し、よく混合したのち、ガラス板
とALC板の上に、0.5kg/m2 となるようローラー
バケで塗布したところ、ガラス板、ALC板のいずれの
下地材の場合も内部まで20℃において50分で硬化し
た。
【0036】
【実施例2】実施例1の組成物100部に対し、硅砂5
号(野島組社製)1000部,アエロジル200(日本
アエロジル社製)1部、BPOパウダー3部を添加攪拌
し、配合物を得た。この配合物をプライマー処理したス
レート板に10m/m厚で塗布し、20℃において60
分で内部まで硬化した樹脂モルタルを得た。また、離型
処理した型枠に同配合物を1m/m厚で流し込み、24
時間後の収縮率を求めると5%であつた。
【0037】
【比較例1】 メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2−エチルヘキシル 20〃 エチレングリコールジメタクリレート 2〃 塩素化パラフイン(塩素含有量50%) 10〃 オクチルデシルフタレート 10〃 N,N′−ジ(2−ヒドロキシプロピル)−P−トルイジン 0.5〃 ヒドロキノン 0.0025部 上記組成の混合物を攪拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶
解槽に仕込み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(MM
A)とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体(MMA/
BA=90/10)20部を少量ずつ添加した。ついで
これらの混合物を50℃に昇温し、n−パラフイン融点
54〜56℃のもの0.5部、同じく融点64〜66℃
のもの0.5部を添加し攪拌して完全溶解し、20℃に
おける粘度400cps の組成物を得た。この組成物10
0部に硬化剤として純分50%BPO3部を添加し、実
施例1と同一条件でガラス板とALC板上に塗布したと
ころ、ガラス板では硬化ムラが生じ、硬化時間に差が生
じた。ALC板に塗布したところ24時間後も完全硬化
は得られず、モノマー臭が強く残つた。また、離型処理
した型枠に同配合物を1m/m厚となるように流し込み
20℃、24時間後に測定した収縮率は9%であつた。
【0038】
【実施例3】 A成分:メタクリル酸メチル 40部 メタクリル酸iブチル 20〃 C成分:塩素化パラフイン(塩素含有量50%) 10〃 オクチルデシルフタレート 10〃 D成分:エチレングリコールジメタクリレート 2〃 N,N′−ジ(2−ヒドロキシプロピル)−P−トルイジン 0.5〃 ヒドロキノン 0.0025〃 上記組成の混合物を攪拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶
解槽に仕込み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(MM
A)とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体(MMA/
BA=90/10)20部を少量ずつ添加した。ついで
これらの混合物に溶解槽の空気を窒素置換しながらウレ
タンプレポリマー(イソシアネート含有30%、MDI
−PPG系、粘度100cps )を3部添加した。混合物
が完全に均一な状態となつたところで攪拌を停止した。
このようにして20℃での粘度500cps の組成物を得
た。この組成物100部に硬化剤として純分50%BP
O3部を添加してよく混合し、ガラス板およびALC板
上に、0.5kg/m2 となるようローラーバケで塗布し
たところ、ガラス板、ALC板いずれの下地材の場合も
内部まで20℃において70分で硬化した。
【0039】
【実施例4】 A成分:メタクリル酸メチル 40部 アクリル酸2−エチルヘキシル 20〃 C成分:塩素化パラフイン(塩素含有量50%) 10〃 オクチルデシルフタレート 10〃 D成分:エチレングリコールジメタクリレート 2〃 N,N′−ジ(2−ヒドロキシプロピル)−P−トルイジン 0.5〃 ヒドロキノン 0.0025〃 上記組成の混合物を攪拌機と加熱ジヤケツトを備えた溶
解槽に仕込み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(MM
A)とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体(MMA/
BA=90/10)20部を少量ずつ添加した。ついで
これらの混合物に溶解槽内の空気を窒素置換しながらウ
レタンプレポリマー(イソシアネート含有12%、粘度
4000cps 、TDI蔗糖系ポリオール)を10部添加
した。混合物が完全に均一な状態となつたところで攪拌
を停止した。このようにして20℃での粘度1000cp
s の組成物を得た。この組成物100部に硬化剤として
純分50%BPOを3部添加してよく混合し、ガラス板
およびALC板上に、0.5kg/m2 となるようローラ
ーバケで塗布したところ、ガラス板、ALC板いずれの
下地材の場合も内部まで20℃において40分で硬化し
た。また、離型処理された型枠内に同配合物を1m/m
厚となるように流し込み24時間後の収縮率を求めると
5%であつた。
【0040】
【実施例5〜8】A成分であるメタクリル酸メチルとア
クリル酸2−エチルヘキシルの配合量を、下記の表1に
示すように変化させた。それ以外は上記実施例4と同様
にして組成物を得た。そして、各組成物に純分50%B
POを3部添加してよく混合し、ガラス板およびALC
板上に、0.5kg/m2 となるようローラーバケで塗布
した。この塗膜の硬化時間を測定するとともに、その塗
工作業性,セルフレベリング性,硬化性を評価した。ま
た、得られた塗膜の柔軟性,耐汚れ性を評価した。これ
らの結果を下記の表1に併せて示す。なお、各評価はつ
ぎのようにして行つた。
【0041】<塗工作業性>作業者の官能評価によつ
た。 <セルフレベリング性>上記混合液100gをポリエチ
レン板上に注ぎ、直径が20cm以上の円盤状に広がつた
ものを○、20cm未満のものを×とした。 <硬化性>上記混合液を2m/m厚みで塗布し、24時
間養生後、表裏の硬度(JIS)差が2以内で硬度が4
0以上のものを○、39〜35のものを△、34以下の
ものを×とした。 <塗膜の柔軟性>上記混合液を用いて2m/m厚のシー
トを作製し、24時間後に直径100m/mの円弧を描
くように90度折り曲げ、このとき割れが生じるか否か
を目視で観察した。異常なしのものを○、白化したもの
を△、割れが生じたものを×とした。 <塗膜の耐汚れ性>上記混合液を用いて塗膜を形成し、
24時間硬化養生後、白色チヨークで線引きを行い、拭
き取り後の付着度合いを評価した。線が完全になくなつ
たものを○、少し残るものを△、はつきり線が残るもの
を×とした。
【0042】
【表1】
【0043】
【実施例9〜12】B成分であるメタクリル酸メチルと
アクリル酸ブチルの共重合体の配合量を、下記の表2に
示すように変化させた。それ以外は上記実施例1と同様
にして組成物を得た。そして、上記実施例5〜8と同様
にしてその塗工作業性等を評価した。これらの結果を下
記の表2に併せて示す。
【0044】
【表2】
【0045】
【実施例13〜16】C成分である塩素化パラフイン
(塩素含有量50%)とオクチルデシルフタレートの配
合量を、下記の表3に示すように変化させた。それ以外
は前記実施例1と同様にして組成物を得た。そして、前
記実施例5〜8と同様にしてその塗工作業性等を評価し
た。これらの結果を下記の表3に併せて示す。
【0046】
【表3】
【0047】
【実施例17〜20】D成分であるエチレングリコール
ジメタクリレートの配合量を、下記の表4に示すように
変化させた。それ以外は前記実施例1と同様にして組成
物を得た。そして、前記実施例5〜8と同様にしてその
塗工作業性等を評価した。これらの結果を下記の表4に
併せて示す。
【0048】
【表4】
【0049】
【実施例21〜24】E成分であるウレタンプレポリマ
ーの配合量を、下記の表5に示すように変化させた。そ
れ以外は前記実施例1と同様にして組成物を得た。そし
て、前記実施例5〜8と同様にしてその硬化性,塗膜の
表面平滑性,耐汚れ性を評価した。これらの結果を下記
の表5に併せて示す。ただし、上記塗膜の表面平滑性
は、下記のようにして評価した。
【0050】<塗膜の表面平滑性>混合液を、0.5kg
/m2 となるようローラーバケで塗布した。そして、ハ
ケムラが残るか消えるかを目視により評価した。完全に
平滑なものを○、ややムラのあるものを△、手で触ると
凹凸を感じるものを×とした。
【0051】
【表5】
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明は、空気遮断材と
して、湿気硬化するウレタンプレポリマーを含有する特
殊な組成の硬化性樹脂組成物であるため、薄塗り時ある
いは高温下で均一に硬化し、しかも硬化収縮が少ないた
め、下地と硬化物に反りや歪みが生じない。さらに、上
記ウレタンプレポリマーに由来するウレタンポリマー皮
膜が表面を被うため、塗膜表面に光沢が付与されるとと
もに、塗膜の耐汚れ性,耐摩耗性が大幅に向上するとい
う効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 75/04 - 75/12 C08G 18/10 C09D 175/04 - 175/12 C08F 2/44 C08F 290/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)〜(E)成分を含有するこ
    とを特徴とする硬化性樹脂組成物。 (A) アクリル酸アルキルエステルおよびメタクリル
    酸アルキルエステルからなる群から選ばれた少なくとも
    一つのエステル化合物。 (B) 上記(A)成分に可溶なアクリル系重合体。 (C) 上記(A)成分に可溶な可塑剤。 (D) 一分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を
    有する化合物。 (E) 上記(A)成分に可溶なウレタンプレポリマ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記(A)成分が51〜85重量%含有
    され、上記(B)成分が10〜24重量%含有され、上
    記(C)成分が5〜25重量%含有され、上記(D)成
    分が、上記(A)〜(C)成分の合計量100重量部に
    対し0.1〜10重量部含有され、上記(E)成分が
    同じく上記(A)〜(C)成分の合計量100重量部に
    対し1〜20重量%含有されている請求項1記載の硬化
    性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の硬化性樹脂組成物に予め
    促進剤を混合しておき、使用直前に硬化剤を混合し、こ
    の混合液を被処理面に塗工し硬化させることにより硬化
    皮膜を得ることを特徴とする硬化性樹脂組成物の施工方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の硬化性樹脂組成物を、
    (A)成分および(D)成分を含む第1の液と、(A)
    成分および(D)成分を含まない第2の液とに分け、上
    記第2の液に硬化剤を混合するとともに上記第1の液に
    促進剤を混合し、これら二液を二液型スプレー塗工機を
    用いて被処理面に塗工し硬化させることにより硬化皮膜
    を得ることを特徴とする硬化性樹脂組成物の施工方法。
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