JPH11348148A - ビ―ドワイヤ巻取装置およびそれの巻取方法 - Google Patents

ビ―ドワイヤ巻取装置およびそれの巻取方法

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JPH11348148A
JPH11348148A JP11044402A JP4440299A JPH11348148A JP H11348148 A JPH11348148 A JP H11348148A JP 11044402 A JP11044402 A JP 11044402A JP 4440299 A JP4440299 A JP 4440299A JP H11348148 A JPH11348148 A JP H11348148A
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winding
bead
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数種類のビードリングの予めの製造、保管
等を不要とするとともに、ビードワイヤの所定位置へ
の、正確にして効率的な配置を可能とする。 【解決手段】 回転軸2に連結した成型支持体1ととも
に回転し、成型支持体1の側部に対して接近および離反
変位するとともに拡縮変形する巻取ガイド3と、その成
型支持体1の側面とで区画されたスペース内で、巻取ガ
イド3のワイヤ着座部11上へ、ワイヤ供給手段によっ
てビードワイヤを供給する装置であって、巻取ガイド3
を、リンク部材8を介してボス部7に連結した複数の扇
形部材9により構成し、各扇形部材9に、前記ワイヤ着
座部11を形成する突部10を設け、また、前記ボス部
7の駆動シリンダ6を設け、一の扇形部材9に、ビード
ワイヤの先端部分を挟持するクランプ爪を設けるととも
に、そのクランプ爪の開放変位をもたらすシリンダ15
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤの成型作
業に当たって、所要の位置にビードワイヤを直接的に巻
付け配置するに用いて好適なビードワイヤ巻取装置およ
びそれの巻取方法に関するものであって、ビードワイヤ
を、タイヤの成型工程とは別個の作業工程において所要
寸法の円環形状に巻回成形することにより構成されるビ
ードリングの多数種類を予め製造し、保管等することを
不要ならしめるものである。
【0002】
【従来の技術】成型支持体、たとえば、フラット成型ド
ラム上、製品タイヤの内面形状と対応する外輪郭形状を
有する芯体上等でタイヤを成型する場合において、成型
途中のタイヤ側部の所要位置へのビードワイヤの配設
は、通常は、ビード製造装置によって所要の寸法の円環
形状に予め巻回成形してなるビードリングを、作業者の
手作業により、または、ビードセッタと称される装置を
用いてタイヤの側部に粘着等させることにより行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
技術によれば、予め製造した多種類のビードリングを、
それらの使用に至るまで、分類して保管等するためのス
ペース、作業工数等を確保することが必要となり、また
ビードリングを作業者をもって配設する場合には、高い
配設精度を確実に実現することが困難であり、この一方
で、ビードセッタを用いてビードリングを配設する場合
には、配設精度を高めることは可能となるが、ビード製
造装置の他にそのビードセッタを設置することが必要と
なって設備コストが嵩む他、そのビードセッタにビード
リングを装着等するための作業工数も必要になるという
問題があり、しかも、従来のビードセッタをもってタイ
ヤの各側部に複数本ずつのビードリングを配設する場合
にはビードセッタに各個のビードリングを保持させるた
めの作業工数が必要になり、加えて、ビードリングの取
扱い中に、それに塑性変形が生じるおそれが高く、これ
がタイヤ品質の低下を余儀なくするという問題もあっ
た。
【0004】すなわち、成型途中のタイヤの各側部に複
数本のビードリングをセットする、図10に略線側面図
で例示するような従来のビードセッタは、たとえば、ト
ラック、バス等の重荷重用タイヤの成型途中で、それぞ
れの側部の所定位置に、予め環状に構成された、スチー
ルコードからなる二本以上の同一直径のビードリングの
それぞれを一本ずつセットするものであり、そのセット
に当たっては、成型途中のタイヤTのそれぞれの側部に
対して水平に接近および離反変位するそれぞれの円筒状
セッタS1,S2の先端に、各一本のビードリングを、
作業者の手作業によってその都度嵌合保持させるもので
ある。これがためここでは、二本以上のビードリングの
それぞれを成型途中のタイヤの各側部にセットするに際
しては、各円筒状セッタS1,S2に、ビードリングを
二度以上にわたって保持させることが不可避となって作
業工数が嵩むという問題があった。
【0005】ところで、このようにしてビードリングを
セットする場合には、タイヤTの外径が、それの成型の
当初から、または成型途中からビードリングの内径より
大径となるため、とくに、タイヤTの回転駆動部側に配
設される円筒状セッタS1には、タイヤの成型に先だっ
て、所要の本数、たとえば二本のビードリングのそれぞ
れを予め保持ないしは支持させておくことが必要にな
り、それ故に、従来の円筒状セッタS1では、図11に
拡大側面図および正面図で示すように、タイヤTの側部
に最初にセットする一本目のビードリングを嵌め合わせ
るための、ビードリング内径とほぼ等しい外径の先端保
持部Hを設けるとともに、直径方向に対向して位置す
る、図では上下二個所のフランジFを隔てた後方側に、
次にセットされる二本目のビードリングを一時的に保管
するためのスペースSKを設けている。
【0006】ここで、スペースSKへの二本目のビード
リングの配置は、図12(a)に示すように、そのビー
ドリングB1を、上下に長いほぼ楕円形状に弾性変形さ
せた状態で、はじめに、その下端部を、図12(b)に
示すように下端側フランジFの下側を経て、スペースS
Kの下部に設けた切欠きNに掛合させ、次いで、ビード
リングB1の上端部を、図12(c)に示すように上端
側フランジFの上側を経てそれの後方側へ通過させ、そ
してそこで、ビードリングB1に作用する外力を取り除
いて、それをもとの円環状に弾性復帰させるとととも
に、スペースSKの筒状部分にそれを支持させることに
より行われ、また、先端保持部Hへの一本目のビードリ
ングの配置は、それを、円環状形態を維持したまま、先
端保持部Hの外周に嵌め合わせることによって行われ
る。
【0007】従って、タイヤTの側部に最初にセットさ
れる一本目のビードリングは、初期の円環形状を維持し
たままセットが行われることにより、それには特別の問
題が生じることはない。しかるに、タイヤ側部にその後
にセットされる二本目のビードリングB1は、それの、
スペースSKへの上述したような配置および、そのスペ
ースSKから取出しの都度、ほぼ楕円形状に作為的に変
形されることに起因して、不測の塑性変形が生じるおそ
れが高く、その塑性変形によって、ビードリングB1
を、所期した通りの位置に正確にセットすることが実質
的に不可能になるという重大な問題があった。
【0008】この発明は、従来技術が抱えるこのような
問題転をことごとく解決することを課題として検討した
結果なされたものであり、それの目的とするところは、
ビードワイヤを円環形状に巻回成形してなる、多数種類
のビードリングの予めの製造、保管等を不要として、製
造されたビードリングの、分類、保管等のためのスペー
ス、作業工数等を完全に排除し得ることはもちろん、ビ
ードワイヤの、所期した通りの位置への正確な配置を、
少ない作業工数の下で、ビードワイヤに不測の塑性変形
をもたらすことなく、また、設備コストの増加なしに実
現することができるビードワイヤ巻取装置およびそれの
巻取方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のビードワイヤ
巻取装置は、回転軸に連結した成型支持体と、この成型
支持体とともに回転し、成型支持体の各側部に対して接
近および離反変位するとともに拡縮変形する巻取ガイド
と、成型支持体の各側面および、それに接近させて拡径
姿勢とした各巻取ガイドにより区画されたスペース内
で、その巻取ガイドのワイヤ着座部上へビードワイヤを
供給するワイヤ供給手段とを具えるものであり、巻取ガ
イドを、それぞれがリンク部材を介してボス部に連結さ
れて半径方向に変位可能な複数の放射変位部材により構
成し、これらの各放射変位部材に、それの外周縁より半
径方向内周側に位置して前記ワイヤ着座部を形成する突
部を設け、また、前記ボス部の、成型支持体に対する進
退駆動手段を設け、そして、少なくとも一の放射変位部
材に、常時閉止方向に付勢されて、ビードワイヤの先端
部分を挟持するクランプ爪を設け、さらに、そのクラン
プ爪の開放変位をもたらす駆動手段を設けたものであ
る。
【0010】これによれば、成型支持体が、従来周知の
フラット成型ドラムであると、製品タイヤの内周面形状
と対応する外輪郭形状を有する芯体であるとを問わず、
その成型支持体の側部に、巻取ガイドを接近させて位置
決めするとともに、拡径姿勢とした状態で、成型支持体
の側面、ひいては、成型途中のタイヤ側面と巻取ガイド
とで区画されたスペース内へビードワイヤを巻取ること
で、成型途中のタイヤの各側部の所要位置に、タイヤの
成型作業に伴う現場施行をもって、ビードワイヤを直接
的にかつ正確に配置することができる。従ってここで
は、円環状のビードリングを予め製造することに起因す
る、作業工数、占有スペース、設備コスト、ビードリン
グ、ひいては、ビードワイヤの変形等に関する問題の発
生を十分に防止することができる。
【0011】なお上記装置において、放射変位部材は、
扇形部材もしくは円弧状セグメントをもって、または、
周方向幅がそれよりはるかに狭いロッド状部材をもって
構成することができる。
【0012】またここでは、ボス部の進退駆動手段およ
びクランプ爪の駆動手段のそれぞれを非回転側部材に取
付けることが好ましく、これによれば、成型支持体とと
もに回転駆動される回転部材の重量を有利に低減できる
とともに、それらの駆動手段への動力供給構造を簡単な
らしめることができる。
【0013】そして好ましくは、成型支持体を回転軸に
脱着可能とし、その成型支持体を、その上で成型したた
とえばグリーンタイヤと一体的に回転軸から分離させる
ことで、その成型支持体をそのまま加硫モールド内で内
面型として機能させることも可能となり、そのグリーン
タイヤの、成型支持体からの分離工程が不要となる。
【0014】ところで、前記ワイヤ供給手段は、繰り出
されたビードワイヤを曲げ変形させるくせ付けロール
と、くせ付けロールを通過したビードワイヤの巻付け位
置を特定する溝付きロールと、溝付きロールを通過した
ビードワイヤの巻付け後端部分を押圧する圧下ロールと
で構成することができ、好ましくは、溝付きロールと圧
下ロールとの間に、所定の長さにわたって巻取ったビー
ドワイヤを切断するためのカッタを配設する。
【0015】より好ましくは、ワイヤ供給手段を、それ
の作用中に、前記回転軸の軸線方向に変位可能とし、ま
た好ましくは、その軸線方向の変位を、ビードワイヤの
太さに相当するピッチ変位とする。
【0016】なおここで、巻取ガイドの放射変位部材
の、リンク部材の作用に基く半径方向変位は、たとえ
ば、ボス部の、回転軸上での成型支持体側への移動に際
して、各放射変位部材を、回転軸に設けた傾斜カム面上
で半径方向外方へ摺動させるとともに、ボス部の、それ
とは逆方向の移動に際し、その傾斜カム面上を半径方向
内方へ摺動させることによって行わせることも可能であ
るが、より好ましくは、回転軸上に、それとともに回転
するベース筒および前記ボス部を順次に配設して、これ
らのベース筒およびボス部のそれぞれを、回転軸の軸線
方向へ相互に独立して相対変位可能とし、ベース筒の、
成型支持体側の端部に設けたフランジと各放射変位部材
とに、放射変位部材の半径方向の変位を案内するガイド
手段、たとえば、レールと、それに掛合するスライダと
からなる直動ガイドを設ける。これによれば、放射変位
部材を、回転軸線と直交する面内で、所定の姿勢を維持
しつつ、円滑かつ確実に変位させることができる他、回
転軸上へのカム部材等の固設を不要ならしめて、装置構
成部材の、回転軸への組付けおよび取外しを容易ならし
めることができる。
【0017】この発明のビードワイヤの巻取方法は、成
型支持体、ひいては、その成型支持体上で成型されるタ
イヤの側部に、それの半径方向および周方向のそれぞれ
の方向に沿わせてビードワイヤを配設するに当たって、
成型支持体と、それに近接させて位置させた、拡径姿勢
の巻取ガイドとで区画したスペース内で、その巻取ガイ
ドの、成型支持体側へ突出するワイヤ着座部上にビード
ワイヤを所要の段数に巻取り、ビードワイヤの巻取りの
終了後、巻取ガイドを、それの縮径変形下で成型支持体
から離隔させて、ビードワイヤを成型支持体側の所要位
置に残留させることを特徴とするものである。
【0018】これによれば、タイヤの成型作業に際する
ビードワイヤの巻取りによって、ビードワイヤを、それ
の不測の変形なしに所期した通りの位置に直接的に正確
に配置することができ、ビードワイヤの配設作業効率を
大きく向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態を示す要部斜視図であり、図中1は、成型支
持体の一例としての芯体を示し、この芯体1は、製品タ
イヤの内面形状と対応する外輪郭形状を有する。
【0020】ここでは、かかる芯体1を、図の左側に配
設される図外の駆動手段をもって回転される回転軸2に
脱着可能に駆動連結する。そして、その芯体1の各側部
に、芯体1とともに回転し、芯体1の側部に対して接近
および離反変位するとともに拡縮変形する巻取ガイド3
を配設する。
【0021】ここにおいて、巻取ガイド3の回転運動
は、それのボス部を、回転軸2に、キー、スプライン、
セレーアョン等をもって回り止め嵌合させることにより
実現できるも、たとえば、芯体1の回転軸2からの取り
外しを、その芯体1の、図の右側方向への軸線方向変位
によって行う場合には、芯体1の右側部に位置する巻取
ガイド3を、それが嵌り合う軸部分2aとともに、図の
右側方向または、手前もしくは後方側へ、芯体1等と干
渉するおそれのない位置まで退避させることが必要にな
る。そこで、図に示すところでは、芯体1の回転軸2へ
の適正連結状態で、その芯体1から図の右側へ突出する
軸部分2aを、巻取ガイド3と一体的にそれらの軸線方
向へ水平変位させることによって、回転軸2の本体部分
に対して離脱可能とし、この一方で、巻取ガイド3の上
述したところとは逆方向の運動によってそれら両者の再
掛合を可能とするべく、軸部分2aおよび回転軸本体部
分のそれぞれの軸端に、たとえば異形形状の雌雄嵌合部
を設ける。
【0022】またここで、巻取ガイド3の、芯体1の側
部に対する接近および離反変位は、固定部材側に取付け
られて、好ましくは、回転軸2の直径方向に対抗して位
置するとともに、相互に同期作動する一対のシリンダ4
を設け、これらのシリンダ4により、回転軸2を内包す
るも、それからは幾分の間隔をおいて位置し、巻取ガイ
ド3のボス部に支持される、巻取ガイド3のハウジング
5を、芯体1に対して進出および後退変位させることに
より行うことができる。図2はこのことを中心軸線の半
部について示す要部略線断面図であり、ハウジング5
を、固定部材側に取付けた一対のシリンダ4によって支
持し、そしてそのシリンダ5に取付けられて、好ましく
は、直径方向に対抗して位置する一対の拡縮用シリンダ
6のロッドを、巻取ガイド3のボス部7に連結すること
で、シリンダ4の作用下で、巻取ガイド3を、芯体1に
対し、所要に応じて接近および離反変位させることがで
きる。なお、拡縮用シリンダ6のロッドは、芯体1とと
もに回転するボス部7に、スラストもしくはラジアルベ
アリングを介して連結することより、シリンダ6による
ボス部7の進退駆動を可能とし、併せて、シリンダロッ
ドに対するボス部7の自由な回転を可能とする。この一
方で、シリンダ4を介して固定部材側に連結されるハウ
ジング5は非回転状態に維持される。
【0023】ところで、図示の巻取ガイド3は、図3に
それを背面図および部分断面図で示すように、ボス部7
に連結した複数本のリンク部材8のそれぞれの先端部
を、放射変位部材の一例としての、複数枚の扇形部材9
にヒンジ連結することにより構成してなる。かかる巻取
ガイド3の拡径変形は、拡縮用シリンダ6の作用による
ボス部7の進出変位に基づき、各扇形部材9の、回転軸
2に対する拡径および縮径方向への移動だけを許容する
半径方向ガイド手段を介して、回転軸2の軸線と直交す
る面内に姿勢を維持される各扇形部材9を、リンク部材
8を介して半径方向外方へ変位させることにより行うこ
とができ、また、それの縮径変形は、ボス部7の後退変
位に基いて、各扇形部材9を半径方向内方へ変位させる
ことにより行うことができる。
【0024】なおここで、各扇形部材9は、図3(b)
に、図3(a)のb−b線に沿う部分断面図で示すよう
に、それの外周縁より半径方向内周側に位置してワイヤ
着座部を形成する、芯体1側への突部10を有する。か
かる突部10は、図3(a)の上半部に示すような扇形
部材9の拡径変形下で、他のそれぞれの扇形部材9の同
様の突部10とともにワイヤ着座部11を形成し、そし
てこのワイヤ着座部11は、巻取ガイド3の、芯体側部
への接近状態で、芯体1の側面と、それぞれの扇形部材
9の、突部10より半径方向外方へ突出するフランジ部
9aとの協働下で、所要の断面形状のビードワイヤ巻取
スペースを区画する。
【0025】さらには、ビードワイヤの先端部分、すな
わち巻取始端部分を、前記巻取スペースのいずれかの位
置に挟持することを目的に、それぞれの扇形部材9の少
なくとも一個のフランジ部9aに、それの外周縁から突
部10の裏面側に至る、図4(a),(b)に示すよう
な半径方向の切欠き12を設けるとともに、この切欠き
12内に、扇形部材9の厚み方向に進退変位するクラン
プ爪13を配設し、突部10の裏面側へ差し込んだビー
ドワイヤ先端部分を、そのクランプ爪13の進出下で挟
持可能ならしめる。
【0026】図4(c)はビードワイヤwの先端部分の
この挟持状態を示す断面図であり、ここでは、クランプ
爪13を、その背面側に配置した弾性手段、たとえば圧
縮ばね14をもってそれの進出方向、いいかえれば閉止
方向へ常時付勢することによって、そのクランプ爪13
と突部10の背面との間にビードワイヤwを所要の強度
で挟持する。
【0027】この一方で、ビードワイヤwの所要の巻取
りの終了後における挟持の解除、いいかえれば、クラン
プ爪13の開放は、固定部材としてのハウジング5の円
筒状部分5aに取り付けたシリンダ15をもって、その
ロッド端に設けたフック16を介して、クランプ爪13
の背面側へ突出させたロッド17を、圧縮ばね14のば
ね力に抗して後退変位させることにより行うことができ
る。なおここでは、シリンダ15を、非回転側部材であ
るハウジング5に取付けているので、巻取ガイド3とと
もに回転運動するロッド17と、ロッド端フック16と
の干渉の回避は、図4(c)に示すようなフック構造の
下では、シリンダ15の不作用時に、そのフック16
を、図示のような進出限位置とすることによって実現す
ることができる。
【0028】再び図1に示すところにおいて、図中18
はワイヤ供給装置を示し、そのワイヤ供給装置18は、
芯体1の側面と、それに接近させて拡径姿勢とした巻取
ガイド3とで区画されるビードワイヤ巻取スペース内
で、ワイヤ着座部11上へビードワイヤを供給するもの
である。
【0029】ここにおける、ワイヤ供給装置18は、図
5に拡大側面図で示すところから明らかなように、繰り
出されたビードワイヤwに所要の曲げ変形をもたらすく
せ付けロール19と、シリンダ20をもって、図では上
下方向に変位されて、くせ付けロール19を通過したビ
ードワイヤwの巻付け位置を特定する溝付きロール21
と、シリンダ22によって巻取ガイド3の半径方向に進
退変位され、溝付きロール21を通過したビードワイヤ
wの巻付け後端部分を押圧する圧下ロール23と、この
圧下ロール23と溝付きロール21との間に配設したカ
ッタ24とを具えてなるものであり、かかるワイヤ供給
装置18は、それの作用中に、少なくともくせ付けロー
ル19よりも前方側で、回転軸2の軸線方向に、たとえ
ば、ビードワイヤwの太さに相当するピッチで変位する
ことができる。
【0030】以上のように構成してなる装置によってビ
ードワイヤの巻取りを行うに際しては、はじめに、シリ
ンダ4を作動させて、巻取ガイド3をハウジング5とと
もに、芯体1の側面に近接させ、併せて、そのハウジン
グ5に取付けた拡縮用シリンダ6を作動させて、図6
(a)の上半部に示すような縮径姿勢の放射変位部材、
ひいては、巻取ガイド3を図の下半部に示すような拡径
姿勢とする。図6(b)はこのことを示す巻取ガイド3
の正面図であり、ここでは、巻取ガイド3の放射変位部
材を、円弧状セグメントとした場合について示してい
る。巻取ガイド3のこのような変位および変形により、
その巻取ガイド1と芯体1の側面との間に所定のビード
ワイヤ巻取スペースが区画される。
【0031】なおここで、巻取ガイド3を拡径変形させ
ることで、特定の円弧状セグメント、扇形部材9等に設
けたクランプ爪13からの突出ロッド17と、ハウジン
グ5上のシリンダ15に取付けたフック16とは、図4
(c)に示すような相対姿勢となるので、そのシリンダ
15を作動させて、クランプ爪13を図7に示すような
開放状態とする。
【0032】次いで、ワイヤ供給装置18を、ビードワ
イヤ巻取スペースに対する所定位置、いいかえれば作用
位置まで変位させ、そこで、溝付きロール21を図8
(a)に示すように下降させて、ビードワイヤwの先端
部分を、図4(a),(b)に示すような切欠き12の
形成部分で、開放状態のクランプ爪13と突部10の裏
面との間に入れ込み、続いて、クランプ爪13を図4
(c)に示すような閉止状態として、ビードワイヤwを
それらの間に所要の力で挟持する。
【0033】その後は、芯体1および巻取ガイド3を図
8(b)に示すように回転駆動させて、ビードワイヤw
を、ワイヤ着座部11上に、芯体側面に沿わせて、より
正確には、成型途中のタイヤの側面に沿わせて所要の段
数に巻取る。この場合において、ビードワイヤの所定の
巻取列が一列であるときは、溝付きロール21を次第に
後退変位、図では上昇変位させることによってそれの巻
回半径の順次の増加をもたらし、また、図8(c)に芯
体1の半径方向の部分断面図で示すような二列の、また
はそれを越える列数の巻取列であるときは、ワイヤ供給
装置18の、回転軸2の軸線方向変位に基づき、溝付き
ロール21を、上述したところに加えて、ビードワイヤ
wの一回の巻取り毎に軸線方向に変位させながら巻取り
を行う。
【0034】これらのことによってビードワイヤwの所
定の巻取りを終えた後は、芯体1および巻取ガイド3の
回転の停止と、図8(d)に示すような、圧下ロール2
3による巻取りワイヤの押圧および、溝付きロール21
の上昇とを順次にもたらすとともに、カッタ24を作動
させてビードワイヤwを切断し、さらに、圧下ロール2
3の作用下での、芯体1の1〜3回程度の再度の回転に
基づいて、ビードワイヤwの巻取り後端部分の、既巻取
り部分への十分な圧着をもたらす。このようにしてビー
ドワイヤwの一の巻取りを終えた後は、ワイヤ供給装置
18を元の退避位置に復帰させるとともに、巻取りガイ
ド3を、クランプ爪13の開放およびそれの縮径下で、
芯体1から離隔変位させて、ビードワイヤwを芯体1の
側部にそのまま残留させるとともに、その後のタイヤ成
型作業等を十分円滑ならしめる。
【0035】ところで、一のタイヤの成型作業中に、ビ
ードワイヤwの上述したような巻取りを複数回にわたっ
て繰り返し行い得ることは勿論である。
【0036】かくしてここでは、タイヤの成型工程にお
いて、ビードワイヤを所要の位置に所要に応じて巻取る
ことにより、ビードワイヤを、それに不測の塑性変形等
をもたらすことなく、また、設備コストの増加なしに、
常に正確に配置することができ、作業工数、占有スペー
ス等を従来技術に比して大きく低減させることができ
る。
【0037】図9は巻取ガイド3の放射変位部材、たと
えば扇形部材の拡縮変位のための好適な構成例を中心線
の半部について示す略断面図である。ここでは、回転軸
2と、巻取ガイド3のボス部7との間に、ベース筒31
を介装するとともに、このベース筒31を、回転軸2お
よびボス部7のそれぞれにキー、スプライン、セレーシ
ョン等によって掛合させることで、ベース筒31および
ボス部7の、回転軸2と一体的な回転を担保し、併せ
て、ベース筒31およびボス部7のそれぞれを、回転軸
の軸線方向へ相互に独立して相対変位可能ならしめる。
【0038】またここでは、ベース筒31の、成型支持
体側の端部に、回転軸2の軸線と直交する方向に迫出す
フランジ32を設け、このフランジ32と、リンク部材
8によってボス部7に連結された扇形部材9とに、その
扇形部材9の半径方向の変位を案内するガイド手段33
を設ける。
【0039】このガイド手段33は、たとえば、フラン
ジ32の半径方向に延在させて設けたレール34と、扇
形部材9に直接的もしくは間接的に設けられてレール2
4に常時掛合するスライダ35とからなる直動ガイドと
によって構成することができ、これによれば、扇形部材
9は、ガイド手段33をもって、回転軸線と直交する面
内にその姿勢を拘束される。
【0040】従って、このガイド手段33では、拡縮用
シリンダ6により、ベース筒31上で、ボス部7を成型
支持体側へ押圧することで、リンク部材8の作用下で、
扇形部材9を、それの回転軸線に対する姿勢の変化なし
に、半径方向外方へ円滑に変位させることができ、この
一方で、ボス部7を成型支持体1から離隔する方向へ移
動させることで、扇形部材9を、その姿勢を維持したま
ま、半径方向内方へ円滑に変位させることができる。
【0041】さらにここでは、巻取ガイド3のハウジン
グ5を、ベアリング36を介してベース筒31によって
も支持し、これによって、先の場合に比してシリンダ4
の負担を軽減する。
【0042】このような構成によれば、シリンダ4の作
用下で、巻取ガイド3およびハウジング5のそれぞれが
ともにベース筒31上に乗った状態で、回転軸2の軸線
方向へ一体的に変位することができ、その回転軸2の回
転に対しては、ベース筒31および巻取ガイド3が追従
することができるので、先の場合と同様の作用効果をも
たらし得ることはもちろん、とくには、扇形部材9の半
径方向変位のガイド手段を回転軸2から独立させて配設
することで、装置構成部材の、回転軸2への組付けおよ
びそこからの取外しを簡単にかつ容易に行うことができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、この発明によれば、タイヤの成型工程で、ビードワ
イヤを所要の位置に直接的に配置することで、多数種類
のビードリングの予めの製造、保管等を不要として、そ
のための作業工数、占有スペース等を不要にすることに
加え、ビードリングを成型途中のタイヤの所定位置にセ
ットするためのビードセッタをも不要とし、設備コスト
の増加なしに、また、ビードセッタの操作のための作業
工数なしに、ビードワイヤの不測の変形を十分に除去し
て、それの、所期した通りの位置への、正確にして効率
的な配置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す要部斜視図であ
る。
【図2】 巻取ガイドの進退機構および拡縮変形機構を
中心線の半部について示す要部略線断面図である。
【図3】 巻取ガイドの背面図および部分断面図であ
る。
【図4】 ビードワイヤの先端部分の挟持機構を示す図
である。
【図5】 ワイヤ供給装置を示す拡大側面図である。
【図6】 巻取ガイドの拡縮変形状態を示す説明図であ
る。
【図7】 クランプ爪の開放態様を示す図である。
【図8】 装置の作用を示す説明図である。
【図9】 放射変位部材の拡縮変位ガイド機構を中心線
の半部について示す略線断面図である。
【図10】 ビードセッタを示す略線側面図である。
【図11】 円筒状セッタを示す図である。
【図12】 円筒状セッタの作用を示す図である。
【符号の説明】
1 芯体 2 回転軸 2a 軸部分 3 巻取ガイド 4,15,20,22 シリンダ 5 ハウジング 5a 円筒状部分 6 拡縮用シリンダ 7 ボス部 8 リンク部材 9 扇形部材 9a フランジ部 10 突部 11 ワイヤ着座部 12 切欠き 13 クランプ爪 14 圧縮ばね 16 フック 17 ロッド 18 ワイヤ供給装置 19 くせ付けロール 21 溝付きロール 23 圧下ロール 24 カッタ 31 ベース筒 32 フランジ 33 ガイド手段 34 レール 35 スライダ 36 ベアリング w ビードワイヤ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に連結した成型支持体と、この成
    型支持体とともに回転し、成型支持体の各側部に対して
    接近および離反変位するとともに拡縮変形する巻取ガイ
    ドと、成型支持体の各側面および、それに接近させて拡
    径姿勢とした各巻取ガイドにより区画されるスペース内
    で、その巻取ガイドのワイヤ着座部上へビードワイヤを
    供給するワイヤ供給手段とを具える装置であって、 巻取ガイドを、それぞれがリンク部材を介してボス部に
    連結されて半径方向に変位可能な複数の放射変位部材に
    より構成し、これらの各放射変位部材に、それの外周縁
    より半径方向内周側に位置して前記ワイヤ着座部を形成
    する突部を設け、また、前記ボス部の、成型支持体に対
    する進退駆動手段を設け、少なくとも一の放射変位部材
    に、常時閉止方向に付勢されて、ビードワイヤの先端部
    分を挟持するクランプ爪を設けるとともに、そのクラン
    プ爪の開放変位をもたらす駆動手段を設けてなるビード
    ワイヤ巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記放射変位部材を、扇形部材、円弧状
    セグメントもしくはロッド状部材にて構成してなる請求
    項1に記載のビードワイヤ巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記進退駆動手段および駆動手段のそれ
    ぞれを非回転側部材に取付けてなる請求項1もしくは2
    に記載のビードワイヤ巻取装置。
  4. 【請求項4】 成型支持体を回転軸に脱着可能としてな
    る請求項1〜3のいずれかに記載のビードワイヤ巻取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤ供給手段を、繰り出されたビ
    ードワイヤを曲げ変形させるくせ付けロールと、くせ付
    けロールを通過したビードワイヤの巻付け位置を特定す
    る溝付きロールと、溝付きロールを通過したビードワイ
    ヤの巻付け後端部分を押圧する圧下ロールとで構成して
    なる請求項1〜4のいずれかに記載のビードワイヤ巻取
    装置。
  6. 【請求項6】 溝付きロールと圧下ロールとの間にカッ
    タを配設してなる請求項5に記載のビードワイヤ巻取装
    置。
  7. 【請求項7】 ワイヤ供給手段を、前記回転軸の軸線方
    向に変位可能としてなる請求項1〜6のいずれかに記載
    のビードワイヤ巻取装置。
  8. 【請求項8】 ワイヤ供給手段の上記軸線方向変位をビ
    ードワイヤの太さに相当するピッチ変位としてなる請求
    項7に記載のビードワイヤ巻取装置。
  9. 【請求項9】 前記回転軸上に、それとともに回転する
    ベース筒および、前記巻取りガイドのボス部を順次に配
    設して、これらのベース筒およびボス部のそれぞれを、
    回転軸の軸線方向へ相互に独立して相対変位可能とする
    とともに、ベース筒の、成型支持体側の端部に設けたフ
    ランジと、巻取りガイドのそれぞれの放射変位部材と
    に、放射変位部材の半径方向の変位を案内するガイド手
    段を設けてなる請求項1〜8のいずれかに記載のビード
    ワイヤ巻取装置。
  10. 【請求項10】 成型支持体の側部に沿わせてビードワ
    イヤを配設するに当たり、 成型支持体と、それに近接させて位置させた拡径姿勢の
    巻取ガイドとで区画したスペース内で、その巻取ガイド
    の、成型支持体側へ突出するワイヤ着座部上にビードワ
    イヤを所要の段数に巻取り、ビードワイヤの巻取りの終
    了後、巻取ガイドを、それの縮径変形下で成型支持体か
    ら離隔させて、ビードワイヤを成型支持体側に残留させ
    ることを特徴とするビードワイヤの巻取方法。
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