JPH11347634A - 曲げ加工システム - Google Patents

曲げ加工システム

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JPH11347634A
JPH11347634A JP15925398A JP15925398A JPH11347634A JP H11347634 A JPH11347634 A JP H11347634A JP 15925398 A JP15925398 A JP 15925398A JP 15925398 A JP15925398 A JP 15925398A JP H11347634 A JPH11347634 A JP H11347634A
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JP
Japan
Prior art keywords
ram
signal generating
generating means
bending
ram drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP15925398A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Onoe
隆 尾上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 技能レベルに差のある作業者に対し、スロー
ダウンタイマー設定時間に差の無い同一のプログラムを
与えた場合のリスクを回避し、精神的な負担を軽くする
ため、作業者のタイミングに合わせ、最適時間で作業で
き、生産効率を上げることが出来る曲げ加工システムの
提供。 【解決手段】 曲げ加工を行う板材加工機Pにおける加
工システムであって、スローダウン位置/ラム停止時間
設定手段1と、外部信号となるラム駆動信号発生手段用
ON/OFF検出手段2と、ラム位置検出手段3と、タ
イマー検出手段4及びラム駆動制御手段5とを付加して
構成し、制御装置内に格納された加工プログラムにラム
の動作制御を操作者の発する外部信号となるラム駆動信
号発生手段2aの指令に追従して実行可能とするプログ
ラムを付加すると共に、プログラムに対応して前記制御
装置内のラムの制御回路を変更し、作業者のタイミング
に合わせて加工操作が出来るようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスブレーキ
等の曲げ加工を行う板材加工機における曲げ加工システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、箱状製品等のフランジ曲げ加工の
工程がある場合、曲げ工程が進んでフランジ部が増える
に連れて、曲げ加工操作の難度が高くなり、例えば、両
サイドに横フランジが在る場合では、フランジの上縁高
さから底辺部までの高さ寸法の範囲はスローダウン範囲
であり、上金型の刃の先端部が前記フランジの上縁高さ
位置よりやや上方をスローダウン位置として、この時点
からスローダウンタイマーが作用し始め、スローダウン
タイマー設定時間内にラムの作用により、例えば上昇式
ラムの場合、ワークを支持したテーブルを上昇させてワ
ークをパンチ幅に合わせる等の所謂位置合わせをし、次
に該テーブルを下降させ、設定時間が経過した後に、下
金型を備えてワークを支持したテーブルを再度ラムの作
用により上昇させて曲げ加工を実施している。
【0003】また、プレスブレーキの場合、ミュートポ
イントでフットペダルを二度踏みしているという事例が
知られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例では、スローダウンタイマー設定時間内にワークを
パンチ幅に合わせきれない場合は、ワークを潰してしま
うという虞があった。また、スローダウンタイマー設定
時間を長くするとタクトタイムが長くなり、生産効率が
落ちるという課題がある。
【0005】この発明は、上述の点に着目して成された
もので、技能レベルに差のある作業者に対し、スローダ
ウンタイマー設定時間に差の無い同一のプログラムを与
えた場合のリスクを回避するためと、作業者の精神的な
負担を軽くするため、作業者のタイミングに合わせ、最
適時間で作業することができ、結果的に生産効率を上げ
ることが出来る曲げ加工システムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0007】(1) プレスブレーキ等の曲げ加工を行
う板材加工機における加工システムであって、スローダ
ウン位置/ラム停止時間を設定する設定手段と、外部信
号となるラム駆動信号発生手段用ON/OFF検出手段
と、ラム位置検出手段と、タイマー検出手段及びラム駆
動制御手段とを付加して構成し、制御装置内に格納され
た加工プログラムにラムの動作制御を操作者の発する外
部信号となるラム駆動信号発生手段の指令に追従して実
行可能とするプログラムを付加すると共に、追加プログ
ラムに対応して前記制御装置内のラムの制御回路を変更
し、作業者のタイミングに合わせて加工操作が出来るよ
うにしたことを特徴とする曲げ加工システム。
【0008】(2) 前記外部信号となるラム駆動信号
発生手段は、ラムの駆動スイッチであるフットペダルと
したことを特徴とする前項(1)記載の曲げ加工システ
ム。
【0009】(3) 前記外部信号となるラム駆動信号
発生手段は、ラムの駆動スイッチである押しボタンスイ
ッチとしたことを特徴とする前項(1)記載の曲げ加工
システム。
【0010】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
説明する。
【0011】図1(a)は、この発明に係る曲げ加工シ
ステムの付加構成部分を示すブロック図、同(b)は曲
げ加工システムの作用を示す説明図、図2はワークフラ
ンジとスローダウン位置との関係を示す斜視図、図3は
作業状況を示す側面模式図、図4は本発明の曲げ加工シ
ステムのフローチャート、図5は従来システムのフロー
チャート、図6は板材加工機の例としてのプレスブレー
キの外観斜視図である。
【0012】図面について説明すれば、1はスローダウ
ン位置/ラム停止時間(スローダウンタイマー設定時
間)・設定手段、2は外部信号となるラム駆動信号発生
手段用ON/OFF検出手段、2aはラム駆動信号発生
手段(フットスイッチまたは押しボタンスイッチ)、3
はラム位置検出手段、4はタイマー検出手段、5はラム
駆動制御手段であり、前記符号1〜4とラム駆動制御手
段5とは相互に伝送可能に接続されている。
【0013】曲げ加工システムの作用について、図1
(b)に基づき説明する。
【0014】S1で板厚、曲げ長さ等の条件を有するワ
ーク情報及び材質、曲げ角度、フランジ寸法等の製品情
報を、先ず確認整理し、S2では前記フランジ寸法を基
にスローダウン位置が何mmか(ダイ上寸法)を設定
し、S3ではラム停止時間を、例えば、2〜5秒程度に
設定し、S4では作業者がフットスイッチまたは押しボ
タン等のラム駆動信号発生手段2aより外部信号を発す
ると、ラムは駆動状態に入る。S5ではラムがスローダ
ウン位置(速度切換位置)へ到達した後、作業者がフッ
トペダルから足を離してフットスイッチがOFFの状態
になると、その時点でラムは停止する。また作業者がフ
ットスイッチを踏んだ儘の状態では、従来同様、所定時
間後にラムは再起動する。S6では作業者がワークをパ
ンチ幅に合わせて左右方向位置決めし、位置決め完了後
に再度フットスイッチを踏むとラムは再起動し、S7で
ラムは所定ストローク動作して曲げ加工を完了し、停止
状態となり、最後にラムは元のスタート位置に戻ること
となる。
【0015】次に、図4及び図5のフローチャートに基
づいて、本発明の曲げ加工システムと従来の同システム
とを比較しながら、動作を説明する。
【0016】ステップS101で、先ず、スローダウ
ン位置(ダイ上何mmか)及び停止時間(スローダウ
ンタイマー)を設定する。この時、停止時間は、例え
ば、通常2秒〜5秒の間で設定する。次に、ステップS
102で作業者がフットペダルを踏んでフットスイッチ
をONにすると、ステップS103でラムは移動状態と
なり、次いでステップS104でスローダウン位置かを
判断し、NOと判断し、未だスローダウン位置に達して
なければ前のステップS103へ戻り、ラムの移動状態
を続け、YESであればステップS111へ進み、フッ
トスイッチはONの儘になっているかを判断し、YES
であればステップS105へ進み、ラムは停止状態とな
り、この間にパンチ幅に合わせてワーク位置決め操作が
行われ、次のステップS106でタイマー設定時間かを
判断し、NOと判断されれば、ステップS105へ戻
り、YESであれば、ステップS107へ進み、ラムは
移動して加工操作を続け、次のステップS108で所定
の加工が終了していれば、ラム所定位置か?の判断でY
ESとなり動作は終了してENDとなるが、ステップS
108でNOと判断されれば、前のステップS107へ
戻り、繰り返し操作が行われる。
【0017】一方、ステップS111でNOと判断さ
れ、作業者の足がフットペダルから離れ、フットスイッ
チがOFFであることを示し、元の位置へ戻ることなく
現在の停止位置を維持した状態で、ステップS112へ
進み、ラムは停止の状態で、この間にパンチ幅に合わせ
てワーク位置決め操作が行われ、次のステップS113
で、フットスイッチはONかを判断し、OFFであって
NOと判断されれば、ステップS112の状態を続け、
フットペダルが踏まれてフットスイッチがONとなって
いれば、次のステップS114へ進み、ラムは移動して
加工操作を続け、次のステップS115で所定の加工が
終了していれば、ラム所定位置か?の判断でYESとな
り動作は終了してENDとなるが、ステップS115で
NOと判断されれば、前のステップS114へ戻り、繰
り返し操作が行われる。
【0018】以上説明したように、ステップS111か
らステップS115までが、図4に示すように本発明に
係る曲げ加工システムの付加構成部分であり、この場合
は、作業者がフットペダルから足を離してフットスイッ
チがOFFとなった時に、従来の様にラムが元の位置ま
で戻ってしまうのではなくて、フットスイッチがOFF
となった時点でのラムの停止位置を維持した儘停止状態
を続け、パンチ幅に合わせてワーク位置決めを行うこと
が出来、位置決めが終了して、作業者がフットペダルを
踏むとフットスイッチがONとなり、ラムはその位置か
ら移動を再開するので、タイムロスが無く、効率良く曲
げ工程を進めることができる。
【0019】即ち、「スローダウン位置/速度切換位
置」において、ラム駆動信号発生手段(フットペダルま
たは押しボタン)2aをOFFにすることにより、ラム
はその位置で一時停止し、再度、前記ラム駆動信号発生
手段2aをONとすることにより、ラムはその位置から
再起動を始め、効率よく工程を進めることができる。
【0020】更に説明すれば、熟練者/初心者に応じ
て、適切な位置決め時間を設定して位置決め工程を組む
ことが出来、且つ、ラムが一時停止位置から再起動でき
るためタイムロスが生じない。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、技能レベルに差のあ
る作業者に対し、スローダウンタイマー設定時間に差の
無い同一のプログラムを与えた場合のリスクを回避する
ためと、作業者の精神的な負担を軽くするため、作業者
のタイミングに合わせ、最適時間で作業することがで
き、結果的に生産効率を上げることが出来るという効果
を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) この発明に係る曲げ加工システムの付
加構成部分を示すブロック図、同(b)曲げ加工システ
ムの作用を示す説明図
【図2】 ワークフランジとスローダウン位置との関係
を示す斜視図
【図3】 作業状況を示す側面模式図
【図4】 本発明の曲げ加工システムのフローチャート
【図5】 従来システムのフローチャート
【図6】 板材加工機の例としてのプレスブレーキの外
観斜視図
【符号の説明】
1 スローダウン位置/ラム停止時間・設定手段 2 外部信号となるラム駆動信号発生手段用ON/OF
F検出手段 2a ラム駆動信号発生手段(フットペダルまたは押し
ボタン) 3 ラム位置検出手段 4 タイマー検出手段 5 ラム駆動制御手段 P 板材加工機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキ等の曲げ加工を行う板材
    加工機における加工システムであって、スローダウン位
    置/ラム停止時間を設定する設定手段と、外部信号とな
    るラム駆動信号発生手段用ON/OFF検出手段と、ラ
    ム位置検出手段と、タイマー検出手段及びラム駆動制御
    手段とを付加して構成し、制御装置内に格納された加工
    プログラムにラムの動作制御を操作者の発する前記外部
    信号となるラム駆動信号発生手段の指令に追従して実行
    可能とするプログラムを付加すると共に、追加プログラ
    ムに対応して前記制御装置内のラムの制御回路を変更
    し、作業者のタイミングに合わせて加工操作が出来るよ
    うにしたことを特徴とする曲げ加工システム。
  2. 【請求項2】 前記外部信号となるラム駆動信号発生手
    段は、ラムの駆動スイッチであるフットペダルとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の曲げ加工システム。
  3. 【請求項3】 前記外部信号となるラム駆動信号発生手
    段は、ラムの駆動スイッチである押しボタンスイッチと
    したことを特徴とする請求項1記載の曲げ加工システ
    ム。
JP15925398A 1998-06-08 1998-06-08 曲げ加工システム Pending JPH11347634A (ja)

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JP15925398A JPH11347634A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 曲げ加工システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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