JP2007069261A - ブレスブレーキおよびこの操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成が簡素であるプレスブレーキの操作装置を提供する。
【解決手段】 板金ワークWの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの操作装置2において、プレスブレーキ1の作業員の靴41に設けられたスイッチ43と、スイッチ41の状態を示す信号を送信する送信手段45と、送信手段43で送信された信号を受信する受信手段49とを有するプレスブレーキ操作装置2である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブレスブレーキおよびこの操作装置に係り、特に、作業員の靴を用いて、プレスブレーキを操作するものに関する。
近年、板金に対して複数の曲げ加工を施し形状の複雑な製品もしくは半製品を効率良く得るべく、ステップベンドを用いた板金の加工方法が主流になってきている。
ステップベンドは、図7(ステップベンド加工を示す図)に示すように、1台のプレスブレーキの上下テーブルに順次加工ステーション(対になったパンチとダイ)SA、SB、SCを設け、これらの各加工ステーションSA、SB、SCの前を、作業員が板金ワークを把持して移動しながら、加工を行うものである。
ステップベンドにおける作業効率を向上するために、従来、パンチの加工ラムの起動装置であるフットスイッチを、板金ワークの曲げ順に応じて、所定の加工ステーションの前に移動位置決めする構成のプレスブレーキの操作装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−351018号公報
しかし、前記従来のプレスブレーキの操作装置では、起動装置を各加工ステーションの前に移動位置決めしているので、移動位置決めするための機構が必要であり、操作装置の構成が煩雑になるという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、構成が簡素であるプレスブレーキの操作装置およびこの操作装置を用いたプレスブレーキを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの操作装置において、前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチと、前記スイッチの状態を示す信号を送信する送信手段と、前記送信手段で送信された信号を受信する受信手段とを有するプレスブレーキの操作装置である。
請求項2に記載の発明は、板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの加工ラムを起動するためのプレスブレーキの操作装置において、前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチと、前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を前記スイッチが検出したときに、この起動信号を送信する送信手段と、前記送信手段が送信した起動信号を受信し、この受信した起動信号に基づいて前記加工ラムを起動する加工ラム制御装置とを有するプレスブレーキの操作装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプレスブレーキの操作装置において、前記プレスブレーキのバックゲージに前記板金ワークが正確に当接しているか否かを検出する検出手段を有し、前記加工ラム制御装置は、前記バックゲージに前記板金ワークが正確に当接していることを前記検出手段が検出したときに、前記加工ラムを起動する装置であるプレスブレーキの操作装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプレスブレーキの操作装置において、前記加工ラムが起動した後であって前記板金ワークの曲げが始まる前に、前記検出手段で、前記プレスブレーキのバックゲージから前記板金ワークが離れたことが検出されたときには、前記加工ラム制御装置が、起動し駆動している前記加工ラムをただちに停止するように構成されているプレスブレーキの操作装置である。
請求項5に記載の発明は、板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの作業員が履く靴において、前記プレスブレーキの加工ラムを起動すべく、前記作業員が操作可能なスイッチと、前記作業員の操作により前記スイッチが前記加工ラムを起動すべき状態になったときに、前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を送信する送信手段とを有する靴である。
請求項6に記載の発明は、加工ラムが駆動することにより板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキにおいて、前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチで検出され、送信手段により送信された前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した起動信号に基づいて、前記加工ラムが起動するように制御する加工ラム制御装置とを有するプレスブレーキである。
本発明によれば、構成が簡素であるプレスブレーキの操作装置およびこの操作装置を用いたプレスブレーキを提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの操作装置2が設けられたプレスブレーキ1の概略構成を示す側面図であり、図2は図1におけるII部の拡大図である。
図3は、プレスブレーキ1の作業員が履く靴41の概略構成を示す断面図であり、図4は、靴41の変更例を示す図であり、図5は、プレスブレーキ1の概略構成を示すブロック図である。
折曲げ加工装置としてのプレスブレーキ1は、図1に示すように、立設された左右のサイドフレーム(図1の紙面に直角な方向を左右方向とした場合、図1の紙面の奥側と手前側とのそれぞれに設けられたサイドフレーム)3を備えており、このサイドフレーム3の前側上部には板状の上部テーブル5が固定されている。この上部テーブル5の下部にはパンチPが押え板7を介して複数のボルト9によって固定されている。
サイドフレーム3の前側下部には、上部テーブル5と対向する位置に下部テーブル11が上下動自在に設けられており、この下部テーブル11の上部にはダイDが押え板13を介してボルト15により固定されている。サイドフレーム3の下部には、フットペダル17が軸19を中心として揺動自在に設けられており、このフットペダル17は、上部テーブル(加工ラム)5を上下操作するもので、スプリング21により常時上方向に揺動するように付勢されている。なお、靴41等を設けたことによりフットペダル17等が省略されていてもよい。
ダイDの後方(図1において左方)には前後動自在なバックゲージ23が設けられており、このバックゲージ23の前端にはワークWの端辺を当接せしめて位置決めするために複数の突当て部材25が設けられている。なお、バックゲージ23は図示省略のボールねじなどによって前後動するものである。この詳細な駆動機構はすでに公知であるため説明を省略する。なお、ステップベンドを行うために、バックゲージ23が左右方向(図1の紙面に直角な方向;図7の左右方向)に移動位置決め自在になっていてもよい。
ダイDの前方(図1において右方)には下部テーブル11に取り付けられたブラケット27を介してワークWを支持するワークサポート29が設けられている。サイドフレーム3にはプレスブレーキ1を制御する制御装置の例であるNC制御装置31が設けられており、このNC制御装置31からの指令によってワークWに折曲げ加工が行なわれるものである。
また、サイドフレーム3の前方(図1において右方)にはポール33が立設されており、このポール33の上部には、ボタンスイッチ35等を備えた操作盤37が設けられており、この操作盤37は前記NC制御装置31に接続されている。操作盤37は、プレスブレーキ1の曲げ加工プログラム等を入力する際に使用されるものである。
そして、図2に示す状態からパンチPが矢印の方向に下降し、ダイDとパンチPとで板状の板金ワークWを挟み込み、ダイDとパンチPとが協働してワークWに曲げ加工を施すことができるようになっている。
プレスブレーキの操作装置2は、板金ワークWの曲げ加工をおこなうプレスブレーキ1の加工ラム(上部テーブル)5を起動し駆動するための装置であり、図3に示す靴(プレスブレーキ1の作業員がプレスブレーキ1を操作する際に履く靴)41に設けられたスイッチ(前記作業員の操作によりオンまたはオフするスイッチ)43を備えている。
靴41には、加工ラム5を起動すべき旨の起動信号をスイッチ43が検出したときに(たとえば、作業員によりスイッチ43がオンしたときに)、この起動信号を、電波で無線送信する送信手段の例である無線送信機45が設けられている。また、図1に示す制御装置31には、加工ラム制御装置47が設けられている(図5参照)。
加工ラム制御装置47には、無線送信機45が送信した起動信号を受信する受信機49が設けられており、この受信した起動信号に基づいて加工ラム5を起動するようになっている。
さらに、図1や図5に示すように、プレスブレーキ1のバックゲージ23の突き当て部材25には、板金ワークWが突き当て部材25に正確に当接しているか否かを検出する検出手段の例である突き当てスイッチ51が設けられている。突き当てスイッチ51は、たとえば、リミットスイッチや近接スイッチで構成されており、板金ワークWがバックゲージ23の突き当て部材25に正確に当接している場合にはオンし、正確に当接していない場合には、オフするようになっている。
そして、加工ラム制御装置47は、バックゲージ23に板金ワークWが正確に当接していることを前記検出手段が検出したときに、加工ラム5を起動するようになっている。
さらに詳しく説明すると、図5に示すように、左の靴41Aにスイッチ43Aと送信機45Aとが設けられており、右の靴41Bにも同様にスイッチ43Bと送信機45Bとが設けられている。スイッチ43A(43B)は、たとえば、靴41A(41B)の前記靴底の前端近傍で靴底に埋め込まれて設けられている。スイッチ43A(43B)は、たとえば、リミットスイッチや感圧スイッチで構成されており、作業員の体重が靴41の前方に移動したときに、オンするようになっている。
なお、作業員の体重が靴41の前方に移動したときにオンするのではなく、作業員のたとえば親指による操作でオンするような構成にしてもよい。また、図4に示すように、スイッチ43A(43B)を、靴41A(41B)の靴の上部の前端近傍に設けて、作業員が親指等でオンするようにしてもよい。さらに、作業員が操作しやすくかつ誤操作しにくいのであれば、靴41の前方に限らず、靴41の他の箇所にスイッチ43A(43B)を設けてもよい。
スイッチ43Aがオンした場合、このオンした旨の信号が送信機45Aにより送信され、加工ラム制御装置47に設けられている受信機49Aが受信するようになっている。同様にして、スイッチ43Bがオンした場合、このオンした旨の信号が送信機45Bにより送信され、加工ラム制御装置47に設けられている受信機49Bが受信するようになっている。
突き当て部材25に設けられたリミットスイッチや近接スイッチ(突き当てスイッチ)51は、バックゲージ23の延伸方向に離れて、少なくとも2つ設けられており、この少なくとも2つのリミットスイッチや近接スイッチ51で、板金ワークWの当接を検出するようになっている。
また、加工ラム制御装置47には、AND回路53、55と、リレー回路57と、ラム駆動回路59とが設けられており、各スイッチ43A、43Bがオンしかつ各突き当てスイッチ51がオンした場合、ラム駆動回路59で加工ラム5が起動するようになっている。
さらに、プレスブレーキ1には、非常停止バー61が設けられており、また、前述したように、フットペダル17(図1参照)が設けられている。非常停止バー(非常停止バー接点)61からの信号やフットペダル17からの信号は、リレー回路57に入力されるようになっている。そして、靴41のスイッチ43や突き当てスイッチ51のオン・オフに関わらず、フットペダル17のスイッチがオンした場合には、加工ラム5が起動するようになっている。また、靴41のスイッチ43等がオンして加工ラム5が起動し駆動している場合に、非常停止バー(非常停止バー接点)61がたとえばオンすると、加工ラム5の駆動が即時停止するか、または、加工ラム5が即時上昇する(パンチPがダイDから離れる)ようになっている。
なお、前記加工ラム制御装置47では、安全上の配慮から、左の靴のスイッチ43Aと右の靴のスイッチ43Bとが継続してオンしている場合にのみ、起動した加工ラム5が継続して駆動するようになっている。したがって、加工ラム5の駆動中に、左右の靴の各スイッチ43A、43Bのうちのいずれかのスイッチがオフすると、加工ラム5は駆動を停止するようになっている。
また、加工ラム5が起動した後であって板金ワークWの曲げが始まる前に、(パンチPがピンチングポイントに達する前に、すなわち、たとえばダイDが固定されておりパンチPが加工ラム5で移動して板金ワークWの曲げ加工を行うプレスブレーキにあっては、パンチPが板金ワークWに接する前に)、前記検出手段(突き当てスイッチ51)で、プレスブレーキ1のバックゲージ23(突き当て部材25)から板金ワークWが離れたことが検出されたときには、加工ラム制御装置47が、起動し駆動している加工ラム5をただちに停止するように構成されている。
なお、バックゲージ23に取り付けられている各スイッチ51は、板金ワークWの加工(折り曲げ)が始まると、すなわち、パンチPがピンチングポイントに達した後は、板金ワークWがバックゲージ23から離れるので、オフするようになっている。したがって、加工ラム5の起動後であってパンチPがピンチングポイントに達した後は、バックゲージ23に取り付けられている各スイッチ51がオフしても、加工ラム5は駆動し続けるようになっている。
さらに、送信機45や受信機49が、電波に代えて近赤外線を使用し、起動信号を送受信する構成であってもよい。近赤外線を用いることにより、信号の指向性を高めることができ、加工ラム5の誤作動を防止することができる。
さらに、送信機45の近赤外線の発光部のまわりに筒状のフードを設け、もしくは、受信機49の近赤外線の受光部のまわりに筒状のフードを設け、または、前記発光部と前記受光部との両方にフードを設けてもよい。このようにフードを設けることによって、指向性が一層高まり、誤った作動を一層確実に防止することができる。
次に、プレスブレーキ1の動作について説明する。
図6は、プレスブレーキ1の動作を示すフローチャートである。
まず、図7に示すステーションSAで板金ワークWの曲げ加工を行うべく、作業員がステーションSAに板金ワークWをセットする。
続いて、ステップS1で、作業員が靴41の各スイッチ43A、43Bをオンすると、ステップS2、S3で各送信機45A、45Bでオンした信号が送信される。
ステップS4で、各靴41の各スイッチ43A、43Bがオンしているか否かと、バックゲージ23の突き当てスイッチ51がオンしているか否かが、加工ラム制御装置47で判断され、各スイッチ43A、43Bがオンしかつ突き当てスイッチ51がオンしている場合には、ステップS5でパンチPが、ピンチングポイントに達したか否かが判断される。ピンチングポイントに達した場合には、加工ラム5の駆動を続行し(S7)、一方、ピンチングポイントに達していない場合には、ステップS6で、突き当てスイッチ51がオンしているか否かを判断する。
ステップS6で、突き当てスイッチ51がオフした場合には、加工ラム5の駆動を停止し板金に曲げ加工を終了する。ステップS6で、突き当てスイッチ51がオンしている場合には、加工ラム5の駆動を続行し(S7)、ステップS8で、板金ワークWの曲げ加工が終了したか否かを判断する。
ステップS8で、板金ワークWの曲げ加工が終了した場合には、次の加工ステーションSB、SCに移動して、次の曲げ加工を同様に行う。
なお、パンチPがピンチングポイントに達したか否かは、たとえば、加工ラム5の位置を位置検出手段(図示せず)で検出し、制御装置31が制御するようになっている。
プレスブレーキ1によれば、加工ラム5を起動するためのスイッチ43を作業員の靴41に設けてあるので、ステップベンドを行う際、作業員と共にスイッチ43が移動することになる。したがって従来の操作装置のように、加工ラムの起動装置を移動位置決めする機構が不要になり、操作装置2の構成を簡素化することができる。
また、従来の操作装置のように加工ラム5の起動装置を移動位置決めする必要がない。したがって、起動装置が位置決めされるための目標値を予め入力しておく必要がなくなり、また、起動装置が移動位置決めする時間がなくなり、さらに、起動装置が移動位置決めするまで安全のために作業員が起動装置から離れている必要がなくなるので、板金の曲げ加工の作業性が向上する。
また、起動装置を移動する代わりに、プレスブレーキのほぼ全幅(上下テーブルの延伸方向のほぼ全長)にわたって起動装置である操作ベダルを設けた構成の操作装置が、従来から採用されている。この従来の操作装置では、操作ベダルをプレスブレーキの作業員以外の他人が誤って踏み込み、加工ラムが誤作動するおそれがある。これに対して、プレスブレーキ1では、加工ラム5を起動するためのスイッチ43を作業員の靴41に設けてあるので、他人が誤って操作する弊害を排除することができる。
また、起動装置を移動位置決めする構成、あるいは、全長にわたって操作ペダルを設けた構成であっても、たとえば、板金ワークWがプレスブレーキ1の前後方向に大きい場合、プレスブレーキ1の前後方向において、作業員の足がフットスイッチに届かない場合が発生するが、プレスブレーキ1では、加工ラム5を起動するためのスイッチ43を作業員の靴41に設けてあるので、板金ワークWが大きくても加工ラム5を確実に起動することができる。
また、プレスブレーキ1によれば、無線により、加工ラム5の起動信号を送っているので、作業員の靴41とプレスブレーキ1との間の配線が無くなっており、配線につまずくことなく、所定の加工ステーションの前に作業員がスムーズに移動することができ、また、作業員の移動範囲の制約が少なくなる。
さらに、プレスブレーキ1によれば、バックゲージ23に板金ワークWが正確に当接していることを検出したときに、加工ラム5が起動するようになっているので、作業員が誤って靴41のスイッチ43をオンした場合における加工ラム5の誤作動を回避することができる。
また、プレスブレーキ1によれば、加工ラム5が起動した後であって加工ラム5で板金ワークWの曲げ加工が始まる前にプレスブレーキ1のバックゲージ23から板金ワークWが離れたことが検出されたときには、起動し駆動している加工ラム5をただちに停止するようになっているので、加工ラム5を起動した後でも、容易に加工ラム5の停止を行うことができ、板金ワークWが誤って加工されることを極力無くすことができる。
なお、前記実施形態では、加工ラム(上部テーブル)5が上下動するようになっているが、加工ラム5を上下動する代わりに、下部テーブル11が上下動する構成であってもよい。
また、本件明細書に記載された発明を、プレスブレーキの作業員が作業時に履く靴の発明として把握してもよい。
すなわち、板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの作業員が履く靴において、前記プレスブレーキの加工ラムを起動すべく、前記作業員が操作可能なスイッチと、前記作業員の操作により前記スイッチが前記加工ラムを起動すべき状態になったときに、前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を送信する送信手段とを有する靴の発明として把握してもよい。
また、本件明細書に記載された発明を、プレスブレーキの発明として把握してもよい。
すなわち、加工ラムが駆動することにより板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキにおいて、前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチで検出され、前記靴に設けられた送信手段により(無線)送信された前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した起動信号に基づいて、前記加工ラムが起動するように制御する加工ラム制御装置と有するプレスブレーキの発明として把握してもよい。
なお、前述した実施形態では、靴41で加工ラム5を起動する場合を説明したが、靴41のスイッチ43でその他の動作(たとえば、バックゲージ23の駆動、加工ラム5の非常停止)をするようにしてもよい。
すなわち、板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの操作装置において、前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられ前記作業員の意志を入力可能なスイッチと、前記靴に設けられ前記スイッチのオンまたはオフ状態を示す信号を無線送信する送信手段と、前記送信手段で送信された信号を受信する受信手段とを有するプレスブレーキの操作装置としてもよい。
本発明の実施形態に係るプレスブレーキの操作装置が設けられたプレスブレーキの概略構成を示す側面図である。 図1におけるII部の拡大図である。 プレスブレーキの作業員が履く靴の概略構成を示す断面図である。 靴の変更例を示す図である。 プレスブレーキの概略構成を示すブロック図である。 プレスブレーキの動作を示すフローチャートである。 ステップベンド加工を示す図である。
符号の説明
1 プレスブレーキ
2 操作装置
5 加工ラム
23 バックゲージ
41 靴
43 スイッチ
45 送信機
47 加工ラム制御装置
51 スイッチ

Claims (6)

  1. 板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの操作装置において、
    前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチと;
    前記スイッチの状態を示す信号を送信する送信手段と;
    前記送信手段で送信された信号を受信する受信手段と;
    を有することを特徴とするプレスブレーキの操作装置。
  2. 板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの加工ラムを起動するためのプレスブレーキの操作装置において、
    前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチと;
    前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を前記スイッチが検出したときに、この起動信号を送信する送信手段と;
    前記送信手段が送信した起動信号を受信し、この受信した起動信号に基づいて前記加工ラムを起動する加工ラム制御装置と;
    を有することを特徴とするプレスブレーキの操作装置。
  3. 請求項2に記載のプレスブレーキの操作装置において、
    前記プレスブレーキのバックゲージに前記板金ワークが正確に当接しているか否かを検出する検出手段を有し、
    前記加工ラム制御装置は、前記バックゲージに前記板金ワークが正確に当接していることを前記検出手段が検出したときに、前記加工ラムを起動する装置であることを特徴とするプレスブレーキの操作装置。
  4. 請求項3に記載のプレスブレーキの操作装置において、
    前記加工ラムが起動した後であって前記板金ワークの曲げが始まる前に、前記検出手段で、前記プレスブレーキのバックゲージから前記板金ワークが離れたことが検出されたときには、前記加工ラム制御装置が、起動し駆動している前記加工ラムをただちに停止するように構成されていることを特徴とするプレスブレーキの操作装置。
  5. 板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキの作業員が履く靴において、
    前記プレスブレーキの加工ラムを起動すべく、前記作業員が操作可能なスイッチと;
    前記作業員の操作により前記スイッチが前記加工ラムを起動すべき状態になったときに、前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を送信する送信手段と;
    を有することを特徴とする靴。
  6. 加工ラムが駆動することにより板金ワークの曲げ加工をおこなうプレスブレーキにおいて、
    前記プレスブレーキの作業員の靴に設けられたスイッチで検出され、送信手段により送信された前記加工ラムを起動すべき旨の起動信号を受信する受信手段と;
    前記受信手段が受信した起動信号に基づいて、前記加工ラムが起動するように制御する加工ラム制御装置と;
    を有することを特徴とするプレスブレーキ。
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