JP2005230898A - 板金加工装置および板金加工装置を用いた折り曲げ加工方法 - Google Patents

板金加工装置および板金加工装置を用いた折り曲げ加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 機械系のたわみに対応した精度のよい補正を行い、精度のよい曲げ加工を実現する。
【解決手段】 上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブル7とし、この固定テーブル7に対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブル9と第2移動テーブル11とからなり、前記第1移動テーブル9が複数の第1移動テーブル駆動手段19、21によって上下動自在に設けられていると共に、前記第2移動テーブル11が前記第1移動テーブル9に対してテーブル連結、分離駆動手段57によって連結、分離自在に設けられており、前記第2移動テーブル11が前記第1移動テーブル9に対して上下方向へ移動すべく適数の第2移動テーブル駆動手段31を前記第1移動テーブル9側に備えられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ワークに板金加工を行う板金加工装置および板金加工装置を用いた折り曲げ加工方法に関する。
従来の板金加工装置の1つである例えば折り曲げ加工装置としてのブレスブレーキにおいては、固定された上部テーブルに対し下部テーブル(ラム)を上下方向に移動せしめるべく下部テーブル(ラム)を駆動する駆動シリンダーが左右、中央の3箇所に固定して設けられている。そして、オフセット曲げ加工を行う際には、テーブル傾斜量を検出しながら各駆動シリンダ−の流量比を決定し、下部テーブル(ラム)の平衡補正を行うものが知られている(特許文献1)。
また、従来の板金加工装置の1つである例えば折り曲げ加工装置としての別のブレスブレーキにおいては、固定された下部テーブルに対し上部テーブル(ラム)を上下方向に移動せしめるべく上部テーブル(ラム)を駆動するモータ、ボールネジ式の駆動手段が左右、中央の3箇所に固定して設けられている。そして、ワークに曲げ加工を行う際には、たわみ量を検出しながら水平状態に維持しながら曲げ加工を行うものも知られている(特許文献2)。
さらに、従来の板金加工装置の1つである例えば折り曲げ加工装置としての他のブレスブレーキにおいては、固定された上部テーブルに対し下部テーブル(ラム)を上下方向に移動せしめるべく下部テーブル(ラム)を駆動する一対の左右の下部テーブル(ラム)駆動手段が固定して設けられていると共に下部テーブル(ラム)側にクラウニング機構が設けられている。そして、入力された加工条件(曲げ長さ、板厚、ワーク位置)に基づき機械系のたわみを補正する技術があるが、上述のごとく、クラウニング機構も下部テーブル(ラム)あるいは固定テーブル側中央に固定されており、ステップベンド加工にて種々変化するワーク加工位置に対して、適切な補正を行うには同様な問題が生じるていることも知られている(特許文献3)。
特開平7−32046号公報 実用新案登録第2569126号 特許第3153638号
ところで、近年、多品種少量生産が盛んとなり、曲げ加工においても、種々の加工に適用すべく、かつ加工効率を向上させるべくステップベンド加工が主流となってきている。したがって、プレスブレーキにて加工されるワークのテーブルにおける加工位置はセンターに限定されず、左右方向にオフセットされた複数の加工ステーションへ移動しながら順次加工される態様となってきている。
すなわち、ワークからの反力を受けるテーブル位置、領域および大きさは、逐次変化することとなり、テーブルに固定されたラム駆動装置あるいはクラウニング機構では、機械系のたわみに対する十分な補正は困難であった。
また、製品の形状/大きさなどが複雑化している状況において、IT製品向けの小物加工の需要も盛んになってきた。よって、加工トン数の極めて小さい加工から従来のごとく、大きな加工まで、幅広く行われる加工の頻度が増し、従来のごとく、能力トン数が一様な機械では、加工の高速、高生産化、効率化、特に近年重要課題となってきている省エネルギー化には対応できないとした問題が生じている。
また、ステップベンド加工は、1つの機械において、複数の加工ステーションを設け、順次移動を繰り返しながら一連の加工を行うために、作業者(特に未熟練者)は次工程がどの加工位置(加工ステーション)にて行えばよいのか、戸惑うこととなり、作業効率が上がらないとした問題が生じる。また、加工ステーションの移動に伴い、その都度ラムの起動を行うフットスイッチを起動可能な範囲に移動する必要が生じてくるため、作業者にとっては重労働となり作業性が悪化する。また、製品の複雑化により長手方向におけるラフな位置決めを行うと、曲げ線以外の箇所を曲げてしまうとしたケースが生じ、各加工ステーションにおける長手方向におけるワークの位置決め精度も要求されることとなり、このようなステップベンド加工における問題を総合的に解決する板金加工機械は存在していなかった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明の板金加工装置は、上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第2移動テーブルが前記第1移動テーブルに対してテーブル連結、分離駆動手段によって連結、分離自在に設けられていることを特徴とするものである。
この発明の板金加工装置は、前記板金加工装置において、前記第2移動テーブルが前記第1移動テーブルに対して上下方向へ移動する適数の第2移動テーブル駆動手段を前記第1移動テーブル側に備えられていることが好ましい。
この発明の板金加工装置は、前記板金加工装置において、前記適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第1移動テーブルと前記第2移動テーブルとの間で前記第2移動テーブルの長手方向へ移動位置決め自在に設けられていることが好ましい。
この発明の板金加工装置は、前記板金加工装置において、加工ステーションの位置および長手方向における所定のワーク位置を作業者に対してナビゲートするワーク長手方向加工位置誘導手段を前記テーブルの長手方向へ移動位置決め自在に設けてなることが好ましい。
この発明の板金加工装置は、前記板金加工装置において、前記第2移動テーブルを起動せしめるフットペダルを、加工ステーションの位置にて起動できる位置まで前記テーブルの長手方向へ移動位置決め自在に設けてなることが好ましい。
この発明の折り曲げ加工方法は、上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第1移動テーブル側に設けた適数の第2移動テーブル駆動手段により前記第2移動テーブルが第1移動テーブルに対して上下方向へ移動自在で、かつ適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第2移動テーブルの長手方向へ移動自在に設け、前記第1移動テーブルに対して第2移動テーブルを連結、分離自在なテーブル連結、分離駆動手段を備えてなる板金加工装置において、製品情報から曲げ順を決定すると共に各工程毎に所要トン数を算出し、テーブル分割、連結駆動手段の連結モード/分離モード状態仕様の選択をテーブル連結、分離決定手段で行い、ついで、所要トン以下の場合に、分離モードに基づき、第2移動テーブルの単独使用により、第2移動テーブル駆動手段の位置、ストロークの算出、金型決定を行い、第2テーブル駆動手段を駆動し、所定ストロークまで移動してワークに折り曲げ加工を行うことを特徴とするものである。
この発明の折り曲げ加工方法は、上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第2移動テーブルが第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第1移動テーブル側に設けた適数の第2移動テーブル駆動手段により前記第2移動テーブルが第1移動テーブルに対して上下方向へ移動自在で、かつ適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第2移動テーブルの長手方向へ移動自在に設け、前記第1移動テーブルに対して第2移動テーブルを連結、分離自在なテーブル連結、分離駆動手段を備えてなる板金加工装置において、製品情報から曲げ順を決定すると共に各工程毎に所要トン数を算出しテーブル分割、連結駆動手段の連結モード/分離モード状態仕様の選択をテーブル連結、分離決定手段で行い、ついで、所要トン以上の場合、連結モードに基づき、第1移動テーブルと第2移動テーブルを連結し、金型決定、金型レイアウト、第2移動テーブル駆動手段の位置の決定、第2移動テーブルのクラウニング量、第1移動テーブルのストロークの算出を行い、各軸の移動、クラウニング開始を行った後、所定ストロークまで移動してワークに折り曲げ加工を行うことを特徴とするものである。
この発明の折り曲げ加工方法は、上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第1移動テーブル側に設けた適数の第2移動テーブル駆動手段により前記第2移動テーブルが第1移動テーブルに対して上下方向へ移動自在で、かつ適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第2移動テーブルの長手方向へ移動自在に設け、前記第1移動テーブルに対して第2移動テーブルを連結、分離自在なテーブル連結、分離駆動手段を備えてなる板金加工装置において、製品情報から曲げ順、金型、金型レイアウトを決定すると共に工程毎のワーク長手方向加工位置誘導手段、フットペダルの長手方向の位置をそれぞれ決定し、加工を開始し、ワーク長手方向加工位置誘導手段、フットペダルの長手方向の位置への移動を行い、ワーク長手方向加工位置誘導手段、フットペダルの長手方向の位置決め完了後、フットペダルをONにして第2テーブルを所定ストロークまで移動させることを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段の説明から理解されるように、この発明によれば、加工条件(加工トン数)に基づき、第1移動テーブルと第2移動テーブルとをテーブル分割、連結駆動手段により分離連結自在としたことから、第1移動テーブルに例えば上金型を、第2移動テーブルに例えば下金型を設け、第2移動テーブルをテーブル分割、連結駆動手段により上下動させることで、曲げ加工を行うことも可能になり、機械(設置面積)を大型化することなく、加工ステーションを増やすことができる。
また、加工条件(加工トン数)に基づき、第1移動テーブルと第2移動テーブルとをテーブル分割、連結駆動手段により分離連結自在としたことから、ワークに省エネルギー化、高速化加工を実現せしめることができる。
第2テーブル駆動手段(連結の場合はクラウニング機構として)をワーク加工位置(加工領域)に応じて、移動位置決め自在としたことにより、ワーク加工領域上へワークへの力の作用点が位置決めされるから、ワークからの反力を受ける位置と直接的に対向するために、ワーク存在領域における刃間距離を所定角度に相当する距離に精度よく実現せしめることができる。
ステップベンド加工において、長手方向へワーク位置を位置決めするワーク長手方向加工位置誘導手段および所定の加工ステーションの下方に位置決め自在なフットペダルを設けたことにより、加工ステーションの移動に伴う総合的な問題を解決でき、重労働から解放されると共に作業効率、精度向上を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2を参照するに、板金加工装置としての例えばプレスブレーキ1は、立設された門型フレーム3を備えており、この門型フレーム3は左右フレーム3L、3Rとこの左右フレーム3L、3Rの上部に設けられた上部フレーム3Uとで構成されている。この上部フレーム3Uの左右側の下部にはそれぞれ支持フレーム5L、5Rが取り付けられている。
前記左フレーム3Lと右フレーム3Rとの間における下部には例えば固定テーブルとしての下部テーブル7が設けられていると共に前記左フレーム3Lと右フレーム3Rとの間における上部には例えば上下方向へ移動自在な移動テーブルとしての第1上部移動テーブル(ラム)9が設けられていると共にこの第1上部テーブル(ラム)9と前記下部テーブル7との間には上下方向へ移動自在な移動テーブルとしての第2上部移動テーブル(ラム)11が設けられている。
前記下部テーブル7上には例えば前記下部テーブル7の長手方向(図1において左右方向)へ適宜な間隔で下金型(ダイ)15が設けられている。前記第2上部移動テーブル(ラム)11の下部には前記第2上部移動テーブル(ラム)11の長手方向(図1において左右方向)へ適宜な間隔で前記下金型(ダイ)15に対応して上金型(パンチ)17が設けられている。なお、下部テーブル7上には本来下部ホルダ(ダイホルダ)を介して下金型(ダイ)15が設けられ、また、第2上部移動テーブル(ラム)11の下部には上部ホルダ(パンチホルダ)を介して上金型(パンチ)17が設けられるが、図を簡略するために図1においては省略されている。
前記第1上部移動テーブル(ラム)9は前記左右フレーム3L、3Rにおけるそれぞれの内側の前後に上下方向へ延伸して設けられた図示省略のガイドレールに案内されて上下方向へ移動自在に設けられている。前記支持フレーム5L、5R上にはそれぞれ第1上部移動テーブル駆動手段としての駆動モータ19、21が固定して設けられていると共にこの駆動モータ19、21には位置検出手段としてのエンコーダ19E、21Eが備えられている。そして、前記駆動モータ19、21には前記第1上部移動テーブル(ラム)9の左右上部に切りかかれたU字形状溝内に設けられたナット部材23、25の上端が回転自在に連結されている。このナット部材23、25にはそれぞれ上下方向へ延伸されたボールネジ27、29が螺合されている。このボールネジ27、29の下端がコマ部材を介して前記第1上部移動テーブル(ラム)9に固定されている。
前記第1上部移動テーブル(ラム)9の下部の中央部は凹型形状をしており、この凹型形状の下部と第2上部移動テーブル(ラム)11との間には前記第2上部移動テーブル(ラム)11を上下動せしめる第2上部移動テーブル駆動手段31が設けられている。より詳細には前記第1上部移動テーブル(ラム)9の下部と前記第2上部移動テーブル(ラム)11の上部にはそれぞれ第1上部移動テーブル(ラム)9、第2上部移動テーブル(ラム)11の長手方向へ敷設されたガイドレール33、35が設けられている。このガイドレール33には例えばU字形状の摺動部材37が第1上部移動テーブル(ラム)9の長手方向へ摺動自在に設けられている。前記摺動部材37の下部には前記第2上部移動テーブル駆動手段31の駆動モータ39が設けられていると共にこの駆動モータ39には位置検出手段としてのエンコーダ39Eが備えられている。そして、前記駆動モータ39には上下方向へ延伸されたボールネジ41が回転自在に連結されていると共にこのボールネジ41にはナット部材42が螺合されている。このナット部材42の下部には逆U字形状の摺動部材43が一体化されている。しかも、この摺動部材43は前記ガイドレール35に摺動自在に設けられている。
したがって、前記第2上部移動テーブル駆動手段31は前記第2上部移動テーブル(ラム)11の長手方向(図1において左右方向)へ移動自在に設けられている。より詳細には、図2に示されているように、前記第1上部移動テーブル(ラム)9の後面の図2おいて右部には移動用駆動モータ45が設けられている。この移動用駆動モータ45には位置検出手段としてのエンコーダ45Eが備えられている。そして、前記移動用駆動モータ45には左右方向へ延伸されたボールネジ47が連結されていると共にボールネジ47の他端は前記第1上部移動テーブル(ラム)9に取り付けられた支持フレーム49に固定されている。前記ボールネジ47にはナット部材51が螺合されている。しかも、このナット部材51にはブラケット53を介して前記摺動部材37に固定されている。
前記第2上部移動テーブル(ラム)11は前記第1上部移動テーブル(ラム)9の左右下部に下方へ延伸したガイド55に対して上下動自在に設けられている。すなわち、前記第1上部移動テーブル(ラム)9の左右下部にはテーブル連結、分離駆動手段57が設けられている。より詳細には、このテーブル連結、分離駆動手段57としての第2上部移動テーブル引き上げシリンダ59が設けられている。この第2上部移動テーブル引き上げシリンダ59のロッド61の下端が前記第2上部移動テーブル(ラム)11の上端に固定されている。
上記構成により、駆動モータ19、21を駆動せしめるとナット部材23、25が回転されることによりこのナット部材23、25に螺合されたボールネジ27、29が下降して第1上部テーブル(ラム)9が下部テーブル7に対して下降されることになる。そのときの位置はエンコーダ19E、21Eにより検出されることになる。また、駆動モータ39を駆動せしめるとボールネジ41が回転されることによりナット部材42が下降し摺動部材43を介して前記第2上部移動テーブル(ラム)11を押圧した後、前記第2上部移動テーブル(ラム)11が前記下部テーブル7に対して下降されることになる。
さらに、移動用駆動モータ45を駆動せしめるとボールネジ47が回転されることによりナット部材51が左右方向へ移動がされ、ブラケット53、摺動部材37、43を介して前記第2上部移動テーブル駆動手段31が左右長手方向へガイドレール33、35に案内されて移動位置決めされ、実際のワーク加工位置に基づき適宜移動位置決めされることになる。よって、前記第2上部移動テーブル駆動手段31における反力から起因する機械系たわみ(テーブルたわみ)をキャンセルし、第1上部移動テーブル駆動手段の左右の駆動モータ19、21と協動しながら、前記第2上部移動テーブル駆動手段31における目標角度に相当する刃間距離を実現できることとなる。
また、テーブル連結、分離駆動手段57の第2上部テーブル引き上げシリンダ59のロッド61を引き上げることにより、前記第1上部移動テーブル(ラム)9、第2移動上部テーブル(ラム)11を強固に連結した状態を実現でき、この状態にて前記第2上部移動テーブル駆動手段31を所定量ストローク(所定圧力)作用させることにより、第2上部移動テーブル(ラム)11は下方に押圧され、下方へ所定量の凸上のたわみを与えることができる。いわば、図3(A)に示したごとく、第1上部移動テーブル(ラム)9と第2移動上部テーブル(ラム)11とをテーブル分割、連結駆動手段57の駆動で連結させた状態にしておき、第2上部移動テーブル駆動手段31を左右方向の中央部に移動位置決めさせて、駆動モータ19、21を駆動させることで、第2上部移動テーブル駆動手段31がクラウニングの機能を発揮してクラウニング機構の効果を有し、全長対応、高負荷曲げ加工対応および低歪曲げ加工を行うことができる。
また、図3(B)に示したごとく、第1上部移動テーブル(ラム)9と第2移動上部テーブル(ラム)11とをテーブル分割、連結駆動手段57の駆動で連結させた状態にしておき、駆動モータ19、21を停止させた状態で、第2上部移動テーブル駆動手段31を左右方向の左側に移動位置決めし、ワーク加工領域上の曲げ中心に位置決めせしめた状態で、駆動モータ19、21を駆動せしめることでワークWに対してオフセットベンド曲げ加工を行うことができる。この場合、第2上部テーブル引き上げシリンダ59はOFF状態にしておく。さらに、図3(C)に示したごとく、第2上部移動テーブル駆動手段31が左右方向の右側に移動位置決めされると共に、第2上部移動テーブル(ラム)11をテーブル分割、連結駆動手段57の第2上部移動テーブル引き上げシリンダ59のロッド61を引き下げることにより、前記第1上部移動テーブル(ラム)9に対して下方へ分離した状態で駆動モータ39を駆動せしめることでワークWにステップベンド加工ができ、しかも、小物対応、高速、高生産性、省エネルギー化、省力化を図ることができる。
次に、図4に示されたフローチャートを基にしてワークに曲げ加工を行う動作を説明すると、図4において、ステップS1で、製品(CAD)情報(ワーク板厚、材質、角度、曲げ長さ、フランジ長さを備える)である立体図および展開図が上位制御装置より求められる。そして、ステップS2において、前記立体図および展開図に基づき、曲げ順が決定され、さらに、ステップS3において、各工程毎の加工トン数/曲げ長さに基づき、逐次第1上部テーブル(ラム)9と第2上部テーブル(ラム)11との連結モード(ラム一体式)あるいは分離モード(分割式)の態様をテーブル連結、分離決定手段により選択(自動、手動)決定自在とし、かつラム一体使用/分割使用各々のケースにおいて、金型の種類および金型レイアウト(各加工ステーション位置)が決定されると共に、ワーク加工位置に基づき、第2上部移動テーブル駆動手段31の長手方向位置の決定を行う。
ステップS4において、所要トン数以上の場合にはステップS5に進み、第1上部テーブル(ラム)9と第2上部テーブル(ラム)11が連結されて使用され、ステップS6において、ワークの板厚、長さ、抗張力およびワークの長手方向位置(ワークオフセット量)から予め計算された機械系たわみ形状に基づき、このたわみを相殺し、ワーク存在領域における上下テーブルの刃間距離が目標角度に相当する距離となるように一対の駆動モータ19、21のストロークおよび駆動モータ39のストロークあるいは圧力値(クラウニング量)が決定される。なお、クラウニング量は、第1上部テーブル(ラム)9の駆動軸のストローク量あるいは圧力(トルク)に応じて適宜可変とすることも可能である。ステップS7において、各軸移動、クラウニングが開始され、ステップS8において、所定ストロークに達すると加工が終了する。
ステップS4において、所要トン数以下の場合にはステップS9に進み、第2上部移動テーブル(ラム)11の単独が使用され、ステップS10において、ワーク加工位置に基づき、駆動モータ39の長手方向位置の決定を行い、目標角度に相当するストローク、金型レイアウトが決定される。ステップS11において、各軸移動が開始され、ステップS12において、所定ストロークに達すると加工が終了する。
例えばある工程における曲げトン数が所定値(第2上部移動テーブル(ラム)11の加圧能力以下)よりも大きいときには、第1上部移動テーブル(ラム)9と第2上部移動テーブル(ラム)11との連結状態(ラム一体式)の使用を決定し、かつワーク加工領域の位置に基づき、駆動モータ39(クラウニング機構)の左右位置が決定される(図3(A)、図3(B)参照)。よって、各工程毎に変わる加工領域上に駆動モータ39(クラウニング機構)が存在することにより、目標角度に相当する刃間が精度よく実現できる。したがって、第2上部移動テーブル(ラム)11が所定量のクラウニング量を与えながら第1上部移動テーブル(ラム)9がエンコーダ19E、21Eからの検出信号により所定ストローク完了すると加工は終了することとなる。
また、ある工程にて曲げトン数が所定値(第2上部移動テーブル(ラム)11の加圧能力以下の短尺材加工)よりも小さいときには、第1上部移動テーブル(ラム)9と第2上部移動テーブル(ラム)11との連結状態で使用するよりも、第2上部移動テーブル(ラム)11を単独にて使用できるため、省エネルギー化効果、高速加工化が実現できる。駆動モータ39がワーク加工領域上に位置決めされた後、第2上部移動テーブル(ラム)11の所定ストロークが行われる。この場合には、第2上部テーブル引き上げシリンダ59はOFFし、機能させないこととし、第2上部移動テーブル(ラム)11は第1上部移動テーブル(ラム)9の下端に設けたガイド53に案内されながら所定ストローク完了にて加工は終了する(図3(C)参照)。
また、図1において、第1上部移動テーブル(ラム)9の下部中央部は凹型形状をしており、第2上部移動テーブル(ラム)11との間に適宜な空間が設けられている。そして、第1上部移動テーブル(ラム)9の下端部に上金型(パンチ)17、第2上部移動テーブル(ラム)11の上部に下金型(ダイ)15を設け、第2上部移動テーブル(ラム)11を上下方向にストロークさせることにより、前記上金型(パンチ)17と下金型(ダイ)15との協動で曲げ加工を行うことも可能である。
したがって、機械寸法を大きくすることなく、すなわち、設置面積を要することなく、加工ステーションのさらなる増加を実現でき、より多種類の製品に対応可能である。
図5には図1に代わる他の実施の形態が示されている。図5において、図1における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図5において、第2上部移動テーブル(ラム)11と下部テーブル7に複数の上金型17、下金型15からなる複数の加工ステーションを設け、工程毎に、加工ステーションが逐次移動するステップベンド加工において、作業者は、次工程加工の加工ステーションがどこにあるのか、瞬時に判断できないケースがあるために、下部テーブル7の前面側に、各工程毎に所定の加工ステーションの位置(通常金型の左端)に位置決め自在となるように作業者に加工ステーションの位置および長手方向における所定のワーク位置を作業者に対してナビゲートするワーク長手方向加工位置誘導手段63が下部テーブル7の長手方向(図5において左右方向)へ移動可能に設けられている。前記ワーク長手方向加工位置誘導手段63を自動または手動にて左右方向へ移動位置決めすることでワーク長手方向加工位置誘導手段63に突き当てることで、下金型15が予め決められた位置に位置決めされることになる。また、ワークの前後方向の位置決めを行うバックゲージ65が前後動自在に設けられている。
前記左フレーム3Lと右フレーム3Rとの間で下部テーブル7の下部における前側にフットペダル67が下部テーブル7の長手方向(図5において左右方向)へ移動可能に設けられている。例えば前記右フレーム3Rの下部には移動用駆動モータ69が設けられている。この移動用駆動モータ69には下部テーブル7の長手方向(図5において左右方向)へ延伸したボールネジ71の一端が連結されていると共にボールネジ71の他端が前記左フレーム3Lの下部に取り付けられたブラケット73に固定されている。そして、前記ボールネジ71にはナット部材75が螺合されており、しかも、ナット部材75はフットペダル67に固定されている。前記左フレーム3Lにはブラケット77を介して操作盤79が設けられている。前記右フレーム3Rの後部にはプレスブレーキ1を制御せしめる制御装置80が設けられている。
上記構成により、移動用駆動モータ69を駆動せしめると、ボールネジ71が回転し、ナット部材75を介してフットペダル67が左右方向へ移動位置決めされることとなる。
したがって、加工ステーションが移動するに伴い、ワーク位置決め後に前記第2移動テーブル11を起動させるフットペダル67(ラム下降用/上昇用)も工程毎に所定の加工ステーションの下方位置に移動位置決めされる。そのため、従来のごとく、作業者が所定の加工ステーション位置にてフットペダル67の起動ができる位置までフットペダル67を逐次移動させる必要がなくなるために大幅に作業性が改善されることとなる。また、フットペダル67の移動機構としては、上記例以外にモータ、プーリ、タイミングベルトなどでも構わない。
また、フットペダル67は文字通り自動にて移動するために、フットペダル67の移動中に移動領域近傍に作業者の足などの侵入の有無を検知するレーザ光線(レーザ光遮光により侵入物検出)等の侵入物検出手段を設け、侵入物検出に伴い、フットペダル67を瞬時に停止されるような安全装置を備えることにより、十分な安全が確保できることなる。
次に、上記図5に示したプレスブレーキ1による曲げ加工の動作を図6に示したフローチャートを用いて説明すると、ステップS15において、製品(CAD)情報(ワーク板厚、材質、角度、曲げ長さ、フランジ長さを備える)である立体図および展開図が上位制御装置より求められる。そして、ステップS16において、前記立体図および展開図に基づき、曲げ順、金型、金型レイアウト(加工ステーション)を決定し、ステップS17において、曲げ順毎に、ワーク長手方向加工位置誘導手段63、フットペダル67の長手方向加工位置が決定される。
そして、ステップS18において、曲げの加工が開始され、ステップS19において、工程毎におけるワーク長手方向加工位置誘導手段63、フットペダル67の所定位置への移動位置決めが行われる。そして、ステップS20において、ワーク位置決めとフットペダル673の位置決めが完了する。ステップS21において、フットペダル67のスイッチがONされた後、ステップS22において、第2上部移動テーブル11が下降されることとなる。
図7、8にはこの発明の別の実施の形態が示されている。図7、8において、図5における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図7、8において、上金型17、下金型15の代わりにそれぞれ成形用上、下金型81、83、穴あけ用上、下金型85、87を用いることでワークに成形加工、穴あけ加工を行うことができる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。本実施の形態では、下部テーブル7を固定し、上部テーブル9を上下方向へ移動自在にした例で説明したが、上部テーブル9を固定し、下部テーブル7を上下方向へ移動自在にした対応のプレスブレーキ1であっても対応可能である。前記第2上部移動テーブル駆動手段31としの駆動モータ39は1個でなく、例えば自走式ラックピニオン方式でもって複数個設けても構わない。また、下部テーブル7内に例えば油圧シリンダや、くさびなどによる複数の下部テーブルクラウニング手段を設け、加工条件に応じて下部テーブルクラウニング手段を制御することにより、刃間距離を均一にする更なる効果が期待ができる。
この発明の板金加工装置の斜視図である。 図1における板金加工装置の背面斜視図である。 (A)、(B)、(C)は曲げ加工における標準曲げ、オフセット曲げ、ステップベンドの加工を行う説明図である。 図1における板金加工装置で曲げ加工を行う動作のフローチャートである。 図1に代わる別の板金加工装置の斜視図である。 図5における板金加工装置で曲げ加工を行う動作のフローチャートである。 図5に代わる別の板金加工装置の斜視図である。 図5に代わる別の板金加工装置の斜視図である。
符号の説明
1 プレスブレーキ(板金加工装置)
3 門型フレーム
3L 左フレーム
3R 右フレーム
3U 上部フレーム
5L、5R 支持フレーム
7 下部テーブル(固定テーブル)
9 第1上部テーブル(ラム、移動テーブル)
11 第2上部テーブル(ラム、移動テーブル)
15 下金型(ダイ)
17 上金型(パンチ)
19、21 駆動モータ(第1上部テーブル駆動手段)
19E、21E エンコーダ(位置検出手段)
23、25 ナット部材
27、29 ボールネジ
31 第2上部移動テーブル駆動手段
33、35 ガイドレール
37 駆動モータ
39E エンコーダ(位置検出手段)
41 ボールネジ
43 ナット部材
45 移動用駆動モータ
45E エンコーダ(位置検出手段)
47 ボールネジ
49 支持フレーム
51 ナット部材
53 ブラケット
55 ガイド
57 テーブル連結、分離駆動手段
59 第2上部テーブル引き上げシリンダ
61 ロッド
63 ワーク長手方向加工位置誘導手段
65 バックゲージ
67 フットペダル
69 移動用モータ
71 ボールネジ
73 ブラケット
75 ナット部材
77 ブラケット
79 操作盤
81 成形用上金型
83 成形用下金型
85 穴あけ用上金型
87 穴あけ用下金型

Claims (8)

  1. 上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第2移動テーブルが前記第1移動テーブルに対してテーブル連結、分離駆動手段によって連結、分離自在に設けられていることを特徴とする板金加工装置。
  2. 前記第2移動テーブルが前記第1移動テーブルに対して上下方向へ移動する適数の第2移動テーブル駆動手段を前記第1移動テーブル側に備えられていることを特徴とする請求項1記載の板金加工装置。
  3. 前記適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第1移動テーブルと前記第2移動テーブルとの間で前記第2移動テーブルの長手方向へ移動位置決め自在に設けられていることを特徴とする請求項2記載の板金加工装置。
  4. 加工ステーションの位置および長手方向における所定のワーク位置を作業者に対してナビゲートするワーク長手方向加工位置誘導手段を前記テーブルの長手方向へ移動位置決め自在に設けてなることを特徴とする請求項3記載の板金加工装置。
  5. 前記第2移動テーブルを起動せしめるフットペダルを、加工ステーションの位置にて起動できる位置まで前記テーブルの長手方向へ移動位置決め自在に設けてなることを特徴とする請求項3または4記載の板金加工装置。
  6. 上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第1移動テーブル側に設けた適数の第2移動テーブル駆動手段により前記第2移動テーブルが第1移動テーブルに対して上下方向へ移動自在で、かつ適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第2移動テーブルの長手方向へ移動自在に設け、前記第1移動テーブルに対して第2移動テーブルを連結、分離自在なテーブル連結、分離駆動手段を備えてなる板金加工装置において、製品情報から曲げ順を決定すると共に各工程毎に所要トン数を算出し、テーブル分割、連結駆動手段の連結モード/分離モード状態仕様の選択をテーブル連結、分離決定手段で行い、ついで、所要トン以下の場合に、分離モードに基づき、第2移動テーブルの単独使用により、第2移動テーブル駆動手段の位置、ストロークの算出、金型決定を行い、第2テーブル駆動手段を駆動し、所定ストロークまで移動してワークに折り曲げ加工を行うことを特徴とする折り曲げ加工方法。
  7. 上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第1移動テーブル側に設けた適数の第2移動テーブル駆動手段により前記第2移動テーブルが第1移動テーブルに対して上下方向へ移動自在で、かつ適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第2移動テーブルの長手方向へ移動自在に設け、前記第1移動テーブルに対して第2移動テーブルを連結、分離自在なテーブル連結、分離駆動手段を備えてなる板金加工装置において、製品情報から曲げ順を決定すると共に各工程毎に所要トン数を算出しテーブル分割、連結駆動手段の連結モード/分離モード状態仕様の選択をテーブル連結、分離決定手段で行い、ついで、所要トン以上の場合、連結モードに基づき、第1移動テーブルと第2移動テーブルを連結し、金型決定、金型レイアウト、第2移動テーブル駆動手段の位置の決定、第2移動テーブルのクラウニング量、第1移動テーブルのストロークの算出を行い、各軸の移動、クラウニング開始を行った後、所定ストロークまで移動してワークに折り曲げ加工を行うことを特徴とする折り曲げ加工方法。
  8. 上部テーブル、下部テーブルのいずれか一方のテーブルを固定テーブルとし、この固定テーブルに対して他方のテーブルを移動テーブルとし、この移動テーブルが第1移動テーブルと第2移動テーブルとからなり、前記第1移動テーブルが複数の第1移動テーブル駆動手段によって上下動自在に設けられていると共に、前記第1移動テーブル側に設けた適数の第2移動テーブル駆動手段により前記第2移動テーブルが第1移動テーブルに対して上下方向へ移動自在で、かつ適数の第2移動テーブル駆動手段が前記第2移動テーブルの長手方向へ移動自在に設け、前記第1移動テーブルに対して第2移動テーブルを連結、分離自在なテーブル連結、分離駆動手段を備えてなる板金加工装置において、製品情報から曲げ順、金型、金型レイアウトを決定すると共に工程毎のワーク長手方向加工位置誘導手段、フットペダルの長手方向の位置をそれぞれ決定し、加工を開始し、ワーク長手方向加工位置誘導手段、フットペダルの長手方向の位置への移動を行い、ワーク長手方向加工位置誘導手段、フットペダルの長手方向の位置決め完了後、フットペダルをONにして第2テーブルを所定ストロークまで移動させることを特徴とする折り曲げ加工方法。
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