JP2001150033A - プレスブレーキの移動式フットスイッチ - Google Patents

プレスブレーキの移動式フットスイッチ

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JP2001150033A
JP2001150033A JP34331399A JP34331399A JP2001150033A JP 2001150033 A JP2001150033 A JP 2001150033A JP 34331399 A JP34331399 A JP 34331399A JP 34331399 A JP34331399 A JP 34331399A JP 2001150033 A JP2001150033 A JP 2001150033A
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JP
Japan
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box
robot
foot switch
robbot
press brake
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Withdrawn
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JP34331399A
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English (en)
Inventor
Kenji Nomura
賢士 野村
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベンディングロボットR付きのプレスブレー
キPBにおいて、前記ロボットRを使用しないマニュア
ル作業を行う場合、そのフットスイッチ(ペダル)ボッ
クスBをその加工位置まで移動させたりする手数と時間
とを節約すると共に、次に正規のロボットによる自動運
転に移行する際に、前記ボックスBを、ロボットRの移
動範囲内に置き忘れて、衝突事故を生ずる危険性を回避
する手段を提供する。 【解決手段】 このため、前記フットスイッチボックス
Bを、直線ガイドレール1に沿って、前記マニュアル作
業時の加工位置と、ロボット使用時のロボット移動位置
とが相互に干渉しない退避位置に移動可能に構成すると
共に、ボックスBが前記退避位置にない場合にはロボッ
トRの移動を禁止するようにインタロックさせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金ワークの曲げ
加工用プレスブレーキに、また特に、ベンディングロボ
ット付きプレスブレーキの単体運転時における移動式フ
ットスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】板金ワークの曲げ加工を数値制御方式
に、ベンディングロボットシステムにより行うプレスブ
レーキにおいて、これらのロボット装置を使用しない、
作業者によるマニュアル作業を行う単体運転時の場合に
は、例えば図3に、その全体概略斜視図を示すようにロ
ボット部Rは、プレスブレーキ本体PRの一端部(右
端)に退避させて行い、作業者MはワークWを手動で機
械本体PBに設定後、単体運転時において使用する工具
箱状の所定のフットスイッチボックスBの上部を取手を
掴んで、本体PBのX(左右)方向の曲げ加工作業位置
付近の床面まで移動させて、一対のフットスイッチペダ
ルのいずれかを踏んで曲げ加工操作を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常サ
イズのプレスブレーキPB本体においては、この種の単
体運転時の曲げ加工作業範囲は、左右X方向に約2.5
〜3.0m程度の距離があるため、曲げ作業位置が変る
度に、作業者はこれに追隨してスイッチボックスBを、
図4(a)に示すように、そのほぼ中心位置の床面まで
移動することが必要となる。
【0004】また、この単体運転が終了後、正規のロボ
ットシステムRによる自動運転に移行する際に、スイッ
チボックスBを、もしもロボットRの移動範囲内に置き
忘れて放置した場合、ロボット移動時に衝突事故を起す
危険性があった。
【0005】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、本体PBの単体運転時に、プレスブレ
ーキ本体における曲げ作業位置が左右方向に変化する度
に、やや重量物であるフットスイッチボックスBを所定
位置まで移動する労力/時間を軽減し、かつ、本来のロ
ボット自動運転移行時に、フットスイッチボックスの置
き忘れによる前記衝突事故の発生を防止するための手段
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、以下の各項(1)〜(3)のいずれかの、プレスブ
レーキの移動式フットスイッチを提供することにより前
記目的を達成しようとするものである。
【0007】(1)ベンディングロボット付きプレスブ
レーキにおいて、前記ロボット不使用のマニュアル加工
作業時に使用するための前記プレスブレーキの加工ラム
制御用フットスイッチ手段を、前記マニュアル作業時に
おける操作位置と、前記ロボット使用時のロボット可動
位置とが、相互に干渉しない退避位置に移動可能に構成
したことを特徴とするプレスブレーキの移動式フットス
イッチ。
【0008】(2)前記フットスイッチ手段は、所定の
直線ガイドレール手段に沿って、任意位置に係止及び離
脱自在に移動可能に構成したことを特徴とする前項
(1)記載のプレスブレーキの移動式フットスイッチ。
【0009】(3)前記フットスイッチ手段が、前記退
避位置にある時以外は、前記ロボットの移動を禁止する
よう構成したことを特徴とする前項(1),(2)のい
ずれか記載のプレスブレーキの移動式フットスイッチ。
【0010】
【作用】以上のような本発明構成により、作業者は必要
の都度、重量感のあるフットスイッチボックスを運搬/
移動する必要なしに、手または足で押すことによりワー
ク、Wを手に保持したままでも容易に必要位置へ移動す
ることができるため作業性が向上し、また、その置き忘
れ等による移動ロボットとの衝突の危険性を防止するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、一
実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1に、本実施例のロボットシステムを使用
しない場合の単独運転時(手曲げマニュアル作業時)の
プレスブレーキの前方斜視図(a),及び同(a)図の
作業者側より視た要部拡大斜視図(b)を示す。
【0013】(構成)図1において、一対のオン/オフ
スイッチペダルを備えたフットスイッチボックス(以
下、略して“ボックス”)Bは、プレスブレーキPBの
左右(X)方向に直線状に延びる床(フロア)上に載置
されたガイドレール1に、その下端部をスライド移動可
能に嵌合して設けられている。
【0014】ガイドレール1には、これを平行して、上
面にボックスB位置固定用のラッチ機構の係止爪5用の
細かい等ピッチのラック歯2が刻設され、一方、ボック
スB背面には、ボックスBの位置固定用及びラッチ解放
用のペダル3がヒンジ部4に枢着されていて、作業者M
が、これを踏むと、前記ラック歯2の一つに係合ロック
していた先端部のラッチ機構の係止爪5が外れ、そのペ
ダル3を踏んだまま、作業者Mの足でボックスBを所望
の左右X方向位置へ移動することができ、ペダル3から
足を離すと、不図示のスプリングによって、元の位置に
戻り、その位置のラック歯2に自動的に係合するよう構
成されている。
【0015】またペダル3の左側には、例えば赤などの
目立つ色にペイントされた突起11が設けられている。
【0016】ロボット運転時におけるボックスBの退避
は、上記の方法による移動方法の他に、ガイドレール1
を(b)図に示すように、左端部のヒンジ部6を床面に
固定し、右端部にヒンジ7回りに回動するレバーアーム
端部の傾斜ペダル8を踏むことにより、ガイドレール1
の右端部を持上げて右肩上がりに傾斜させ、ラッチ機構
の外れたガイドレール1を、自重で左端に滑り降下させ
て退避させることも後述するように可能である。
【0017】また、このようなボックスBの退避時、ガ
イドレール1の左端部に近接センサ9もしくはリミット
スイッチ手段を設けることにより、ボックスBがロボッ
トRの可動範囲から完全に退避したことを遠隔の不図示
の制御装置に通知して安全を確保することができる。
【0018】なお、(b)図中、10は、ボックスBと
機械本体の制御部とを結ぶ信号ケーブルを受けるための
フレキシブルのケーブル受けであり、ボックスBの左右
移動の支障とならないようにしている。
【0019】(動作)次に本実施例の動作について、図
2(a),(b)により説明する: 1)手動の単独運転時の場合は、まず、(b)図に示す
ように、ボックスB上部のラッチ解放ペダル3を踏むと
(あるいは手で押しても差支えない)、係止爪5がラッ
ク係合状態が持ち上がって、ラック歯2に対するラッチ
が解放されるので、そのまま左右方向にレール1上を移
動することができ、所望の箇所で解放ペダル3から足
(または手)を離すと、その場で不図示のリターンスプ
リングにより、その位置に再びラッチが固定される。
【0020】2)作業が、ロボットRによる自動運転時
に移行する場合は、ボックスBを、ロボットRの稼動範
囲からの左端の退避操作は、上記(1)に示すと同様の
方法でも可能であるが、右端の傾斜ペダル8を踏むこと
により、ガイドレール1が右肩上りの傾斜となり、同時
にボックスBが持ち上げられることにより、係止爪5が
ラック歯2から外れてラッチ係合が解放され、ボックス
Bは、その自重により、ガイドレール1の左端部に滑り
降下して左端部に停止した状態でペダル8から足を離
す。
【0021】3)ボックスBが左端の近接センサ部9に
より、不図示の制御装置に信号を送ってこの安全位置を
確保することができる。また、この場合、センサブラケ
ット上部には覗き穴12が設けられ、ボックスBが左端
に到着して、前記赤色の突起11が挿入されると、作業
者Mがその穴12から目視による確認も可能である。
【0022】また、本実施例においては、この安全信号
を受けるまでは、ロボットRの移動を禁止するようにし
た保安回路のインタロックを解除するよう構成されてい
る。
【0023】(他の実施例)なお、以上の実施例におい
ては、ボックスBの平面ガイドレール1、ラッチ機構等
は代表的な一例により説明したが、これらの機構は、こ
れのみに限定されるものでなく、同一目的の他の機構で
あっても差支えないことはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
それぞれ下記のような効果が得られる: (1)フィットスイッチボックスは、作業者の足または
手で押してガイドレール上の左右方向に容易に移動し得
るため、手曲げ作業時のステップヘッドの際に、作業者
は、ワークを把持したまま隣の金型ステーションにボッ
クスを移動することができるため、作業性が向上する。
【0025】(2)ロボット運転時には、要すれば上記
方法の他に、ガイドレールを傾斜させて自重で滑り降下
させることもできるため、自動運転開始前に必要なボッ
クス退避操作をさらに簡易化し得る。
【0026】(3)前記ボックスが、ロボットの可動範
囲から完全に退避したことをセンサ等が検知して、制御
装置に連絡し得るため、これ以外の場合はロボットを不
作動にインタロックすることにより安全性を確保し得
る。
【0027】(4)また、ボックスが完全退避位置にあ
ることを目視も可能であるため、アラーム確認等の時間
的ロス等をも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の単体運転時の説明図、(a)前方斜
視図、(b)(a)図の後方側より見た要部拡大斜視図
【図2】 図1(b)の動作説明図
【図3】 従来のベンディングロボットシステムを有す
るプレスブレーキの手曲げ作業時の概略斜視図
【図4】 図3プレスブレーキにおける(a)手曲げ作
業時及び(b)自動運転時の各説明図
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 ラック歯 3 ラッチ解放ペダル 4,6,7 ヒンジ 5 係止爪 8 ペダル 9 近接センサ 10 ケーブル受け 11 突起 12 覗き穴 13 フットスイッチボックス M 作業者 PB プレスブレーキ本体(単体部分) R ロボット部 W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンディングロボット付きプレスブレー
    キにおいて、 前記ロボット不使用のマニュアル加工作業時に使用する
    ための前記プレスブレーキの加工ラム制御用フットスイ
    ッチ手段を、 前記マニュアル作業時における操作位置と、前記ロボッ
    ト使用時のロボット可動位置とが、相互に干渉しない退
    避位置に移動可能に構成したことを特徴とするプレスブ
    レーキの移動式フットスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記フットスイッチ手段は、所定の直線
    ガイドレール手段に沿って、任意位置に係止及び離脱自
    在に移動可能に構成したことを特徴とする請求項1記載
    のプレスブレーキの移動式フットスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記フットスイッチ手段が、前記退避位
    置にある時以外は、前記ロボットの移動を禁止するよう
    構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか記載
    のプレスブレーキの移動式フットスイッチ。
JP34331399A 1999-12-02 1999-12-02 プレスブレーキの移動式フットスイッチ Withdrawn JP2001150033A (ja)

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Effective date: 20070206