JPH0640240Y2 - 高所作業車の安全装置 - Google Patents

高所作業車の安全装置

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JPH0640240Y2
JPH0640240Y2 JP1986119955U JP11995586U JPH0640240Y2 JP H0640240 Y2 JPH0640240 Y2 JP H0640240Y2 JP 1986119955 U JP1986119955 U JP 1986119955U JP 11995586 U JP11995586 U JP 11995586U JP H0640240 Y2 JPH0640240 Y2 JP H0640240Y2
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JP
Japan
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platform
door
closed
aerial work
operating
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JP1986119955U
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JPS6326700U (ja
Inventor
勝夫 梶野
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は高所作業用のプラットホームを備えた高所作
業車の安全装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種の高所作業車のプラットホームには作業
者が出入りするためのドアが設けられており、通常作業
者は安全のためにそのドアを閉鎖保持した状態で、操作
部の操作によりプラットホームを移動させて各種の高所
作業を行うようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来の高所作業者においては、前記ドアの開
放あるいは半ドア状態でも前記操作部の操作によってプ
ラットホームの移動が行なえる構成となっており、作業
者等の不注意によってドアを確実に閉鎖保持しないまま
プラットホームを移動させることにより作業中にドアが
開くという恐れがあった。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記した問題点を解決するためになされたも
のであって、高所作業用のプラットホームを操作するた
めの操作部と、前記プラットホームのドアが閉鎖保持さ
れているときにのみ作動する検出部材と、該検出部材の
非作動時に前記操作部への電源の供給を停止する電気回
路とから構成したことを特徴とする。
(作用) そして、ドアが閉鎖保持されたときには、検出部材の作
動により電気回路において操作部に電源が供給されて、
プラットホームの操作が可能になるとともに、ドアが開
放又は半ドア状態にあるときには、検出部材が作動しな
いことによって操作部への電源の供給が停止され、プラ
ットホームの操作が不可能となる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
第2図に示すように、自走式高所作業車1の旋回フレー
ム2上には、伸縮自在なブーム3がリフトシリンダ4に
よって傾動可能に設けられ、その先端には金属棒又は金
属パイプによりかご状に構成されたプラットホーム5が
図示しないレベルシリンダを介して上下に傾動可能に取
着されている。該プラットホーム5上には、作業車1の
走行、旋回フレーム2の旋回、並びにリフトシリンダ4
及びレベルシリンダの作動等を制御するための操作部7
が設置されている。そして、作業者Oは該プラットホー
ム5に乗って操作部7を操作し、プラットホーム5を所
望の作業位置に移動させ、そこにおいて各種の作業を行
うようになっている。
前記プラットホーム5の一側面には一対の縦桟8に沿っ
て上下に移動するドア部9が形成されている。第1図に
示すように、該ドア部9において各縦桟8間には、プラ
ットホーム5内に作業者Oが出入可能に、スライドバー
10が両端の筒部11を介して上下動可能に支持され、左右
の横桟12に係合する閉鎖位置とそれより上方の開放位置
との間で作業者Oによって開閉されるようになってい
る。
一方の前記横桟12に固着された支持板13上には一対の支
持片14によりロック部材15がスライド可能に支持され、
基端の操作片16によってその先端部をスライドバー10の
一方の筒部11に設けた係止孔17に係合及び開離させてス
ライドバー10をその閉鎖位置にてロック及び解除し得る
ようになっている。ロック部材15上に突設された係合子
18に対応する位置において前記支持板13上には、係合子
18に係合可能な作動子19を備えたリミットスイッチ20が
装着され、ロック部材15が前記ロック位置に配置された
ときには、作動子19と係合子18との係合によって該リミ
ットスイッチ20がONされるとともに、ロック部材15が前
記解除位置に配置されたときには、作動子19と係合子18
とが解離されてリミットスイッチ20がOFFされるように
なつている。前記横桟12にはスライドバー10が閉鎖位置
に移動されたときONされるリミットスイッチ28が止着さ
れている。
第3図は該作業車における安全装置の電気回路22を示す
ものであって、バッテリー23と前記操作部7との間に
は、非常時に操作部7への電源の供給を停止する常閉の
非常停止スイッチ24が設けられるとともに、該スイッチ
24よりバッテリー23側には、前記両リミットスイッチ20
及び28の同時ON-OFFによって消励磁されるリレー25が接
続されている。また、この実施例の電気回路22には、ラ
ンプ、ホーン、ブザー等のプラットホーム5の移動操作
とは別個に作動される各種のニュートラル機器(図示し
ない)を制御するための補助回路26が設けられ、リミッ
トスイッチ20,28の作動とは無関係に操作され得るよう
にバッテリー23に対して直結されている。
従って、以上の構成よりなる高所作業車において、作業
者Oがプラットホーム5に乗り、ロック部材15によりス
ライドバー10を閉鎖保持したときには、リミットスイッ
チ20,28がONされてリレー25の接点27が閉成され、バッ
テリー23の電源が操作部7に供給されるため、作業者O
はその操作部7を操作してプラットホーム5を所望の作
業位置に移動させることができる。一方、作業者Oの搭
乗に際して、スライドバー10が開放状態のままであった
り、あるいは作業者Oがロック部材15の操作をし忘れて
スライドバー10が半ドア状態であったりした場合には、
リミットスイッチ20,28がOFFされてリレー25の接点27が
開放され、操作部7に対する電源の供給が停止されるた
め、作業者Oは操作部7を操作することができず、スラ
イドバー10の開放又は半ドア状態においてプラットホー
ム5が移動されるという危険を回避することができる。
また、この実施例の安全装置においては、リミットスイ
ッチ20がロック部材15の手動による移動操作に連動して
ON-OFFされる構成であるため、スライドバー10の閉鎖保
持及び半ドア状態をそれぞれ確実に検出することができ
る。なお、前記スライドバー10が開放位置にあるとき、
誤ってロック部材15によりリミットスイッチ20がONされ
ても、リミットスイッチ28がOFFされているので、操作
部7の操作は不能であり、安全である。両リミットスイ
ッチ20,28のうちいずれか一方がOFFされているときに
は、旋回フレーム2内の運転席に設けた操作盤における
プラットホーム制御系への電源の供給も停止される。
この考案は前記実施例の構成のみに限定されるものでは
なく、第4図に示すように、オートロック機構付の回動
開閉式のドア29が閉鎖位置に移動されたとき、リミット
スイッチ20がONされるようにすることも可能である。こ
の実施例ではリミットスイッチ28を省略し、前述した実
施例の符号11,13〜19の各部材を省略することができ
る。又、リミットスイッチ20に代えて磁気又は光センサ
ー等の各種検出部材を用いたり、該検出部材を前記回動
開閉式のドアに装置したりするなど、この考案の趣旨を
逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更して具体化す
ることも可能である。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば、プラットホー
ムのドアが開放又は半ドア状態であるときに、操作部の
操作が不可能となるので、ドアを確実に閉鎖保持しない
ままプラットホームが移動されるという危険を回避し
て、高所作業における安全を確保することができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した安全装置の一実施例を示
すプラットホームの部分斜視図、第2図は高所作業車の
全体を示す側面図、第3図は安全装置の電気回路図、第
4図はこの考案の別例を示す斜視図である。 5…プラットホーム、7…操作部、10…ドアを構成する
スライドバー、15…ロック部材、20,28…検出部材とし
てのリミットスイッチ、22…電気回路、26…補助回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高所作業用のプラットホームを操作するた
    めの操作部と、前記プラットホームのドアの閉鎖状態を
    保持及び解除するロック部材の移動に連動して入切され
    るスイッチより構成され、前記ドアが閉鎖保持されてい
    るときのみ作動する検出部材と、該検出部材の非作動時
    に前記操作部への電源の供給を停止する電気回路とから
    構成した高所作業車の安全装置。
  2. 【請求項2】前記電気回路は、前記検出部材の作動状態
    に係わりなく、常にランプ又はホーン等のニュートラル
    機器を作動可能にする補助回路を含む実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の高所作業車の安全装置。
JP1986119955U 1986-08-05 1986-08-05 高所作業車の安全装置 Expired - Lifetime JPH0640240Y2 (ja)

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JPS6326700U JPS6326700U (ja) 1988-02-22
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JPS59192961U (ja) * 1983-06-07 1984-12-21 株式会社豊田自動織機製作所 産業車両の安全装置
JPS61267A (ja) * 1984-06-12 1986-01-06 Shinku Seraa:Kk 防蟻塗布液

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