JPH061595Y2 - フォークリフトの安全装置 - Google Patents

フォークリフトの安全装置

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JPH061595Y2
JPH061595Y2 JP17520587U JP17520587U JPH061595Y2 JP H061595 Y2 JPH061595 Y2 JP H061595Y2 JP 17520587 U JP17520587 U JP 17520587U JP 17520587 U JP17520587 U JP 17520587U JP H061595 Y2 JPH061595 Y2 JP H061595Y2
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JP
Japan
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safety
guard
workbench
safety guard
traveling
Prior art date
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Application number
JP17520587U
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JPH0178700U (ja
Inventor
洋志 天野
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オーダピッカ車、ラックフォーク、ハンピッ
クリフト等のように、マストあるいは支柱に沿って昇降
する作業台上で、その昇降及び車両の走行を操作する形
式のフォークリフトに係り、詳しくは走行時の安全装置
に関する。
(従来の技術) この種のフォークリフトにおける作業台は、乗員保護の
ために周囲に安全棚を備えるのが一般的であり、このほ
か作業台への昇降口となる開放部分には脱着式のセーフ
ティガードを設けることによって走行時の安全性をより
高めるようにしたものも知られている(たとえば、特開
昭61−18696号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、作業台上では、棚等に対する荷物の出入れ作
業を行なうことになるが、このような作業時には前記セ
ーフティガードが邪魔になる。従って荷物の出入れ作業
は、セーフティガードを外して乗降口を開放した状態で
行ない、その後の走行時には再び元の位置にセットする
ことになる。
しかしながら、荷物の出入れ作業が頻繁になると、その
都度セーフティガードの脱着を行なうことが面倒になっ
たりあるいは忘れたりしてセーフティガードを乗員保護
位置にセットしないままに走行を行なうことがあり、作
業者の安全性が損われるという点に問題があった。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、セーフティガード
を規定の位置にセットしない限り走行ができないように
て走行時の安全を図ることを、その目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための本考案は、作業台が昇降可能
に設けられ、この作業台には該作業台の昇降と車両の走
行とを操作する操作部を備えたフォークリフトにおい
て、前記作業台に設けられた乗員保護用のセーフティガ
ードが規定位置にセットされているか否かを検出する検
出器を備え、この検出器によるセット検出時に電動式走
行モータの制御回路を制御可能状態となし、非セット検
出時は前記制御回路を制御不能状態となることを要旨と
する。
(作用) 従って、セーフティガードが規定位置にセットされた状
態では走行用電動モータを駆動して走行できるが、セー
フティガードが規定位置から外された状態では走行モー
タを駆動できず、このことによりセーティガードを外し
た状態での車両の走行が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。第3図はハイピックリフトを示しており、1はマス
ト装置2を備えた車体、3はフォークリフト4と一体と
なってマスト装置2に昇降可能に取付けられたヘッドガ
ード付作業台であり、該作業台3にはその昇降や車両の
走行を操作する操作部(図示省略)が装備されている。
また、作業台3は第2図に示すように、その周囲が安全
棚5によって囲まれ、この安全棚5の前側(フォーク
側)は乗降口として開放され、その乗降口にセーフティ
ガード6が配置されている。
このセーフティガード6は本実施例では角形の棒剤から
なり、安全棚5の前面上部に水平に配置されており、そ
してその一端が第1図に示すように安全棚5の一方の隅
部に固着された 形のガードブラケツト7にピン8を介して上下方向に回
動可能に取付けられるとともに、ガードブラケツト7に
設けた長孔7aの範囲で軸方向にも移動可能とされてい
る。また、セーフティガード6の他端はその軸方向の端
面にヘッド付き係合ピン9を備えており、この係合ピン
9が安全棚5の他方の隅部に固着されたガード受け10
に脱着可能とされている。
このガード受け10は、第1図に示す如く上方を開放し
たほぼ箱状に形成されていて、その内側板には前記セー
フティガード6の係合ピン9が係脱し得るほぼU字状の
係合溝11が形成されている。すなわち、セーフティガ
ード6は上下方向の回動動作と軸方向のほぼ水平動作と
を適宜行なって係合ピン9をガード受け10の係合溝1
1に対して係合あるいは離脱することにより、乗員保護
のための水平姿勢をなす規定位置(第2図に実線で示
す)と、乗降口を開放するための垂直姿勢をなす退避位
置(第2図に仮想線で示す)とへ変位できるようになっ
ている。
しかして、箱状をなすガード受け10内にはセーフティ
ガード6が正規の規定位置にセットされているか否かを
検出する検出器としてのリミットスイッチ12が設置さ
れていて、このリミットスイッチ12はセーフティガー
ド6が規定位置にセットされたときに係合ピン9のヘッ
ド9aが当接してONされるようになっており、そして
このリミットスイッチ12は電動式走行モータの制御回
路に組込まれている。
第4図に示すように、走行モータ13の制御回路14
は、ヒューズ15、キースイッチ16、ハザードスイッ
チ17、デッドマンシートスイッチ18、アクセルスイ
ッチ19、前進用及び後進用のディレクションスイッチ
20,21、前進用及び後進用の電磁コンタクタ22,
23を備えており、そして前進用と後進用のディレクシ
ョンスイッチ20,21によって走行モータ13の回転
方向を制御する。すなわち、前進用のディレクションス
イッチ20がONされたときは、前進用電磁コンタクタ
22の接点22aがONとなり、走行モータ駆動回路2
4を介して走行モータ13が前進側に回転され、後進用
のディレクションスイッチ21がONされたときは、後
進用電磁コンタクタ23の接点23aがONとなり、昇
降モータ駆動回路24を介して走行モータ13が後進側
に回転されるようになっている。このような走行モータ
13の電気回路において、前記リミットスイッチ12が
モータ制御回路14に組込まれており、従って該リミッ
トスイッチ12がONのときには走行モータ13の制御
を可能とし、OFFのときには制御を不能とする。
本実施例は上述のように構成したものであり、従って作
業台3上において、荷物の出入れ作業のためにセーフテ
ィガード6の係合ピン9をガード受け10から外すとと
もに、該セーフティガード9を下方へ回動して第2図に
仮想線で示す如く垂直状態としたときに、リミットスイ
ッチ12がOFFとなる。すなわち、この状態では走行
モータ13の制御回路14がOFF状態となるため、走
行モータ13を駆動することができない。従って、作業
台3上での荷物の出入れ作業後において、車両を走行す
るにはセーフティガード6を乗員保護のための規定位置
にセットし、係合ピン9のヘッド9aによりリミットス
イッチ12をONにして走行モータ13を制御可能状態
とする必要がある。すなわち、セーフティガード6を規
定位置にセットしない状態での車両の走行を未然に防止
することができる。
なお、本実施例ではセーフティガード6を角形の棒材に
よって形成したが、これに限るものではなく、たとえば
チェーンあるいはロープ等であっても差支えなく、ま
た、セーフティガード6のセットの有無を検出する手段
は、リミットスイッチ12以外のものであっても差支え
ない。さらには必要であれば、セーフティガード6の非
セット時には作業台3の昇降作動をも禁止する構成とす
ることが可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、昇降可能な作業
台上で車両の走行操作を行なう形式のフォークリフトに
おいて、作業者の安全を図るためのセーフティガードが
規定の乗員保護位置にセットされた場合に限って車両の
走行を可能とし、故意にあるいは忘却によるセーフティ
ガードの非セットの状態では車両の走行を防止できるの
で、作業者の安全性を向上する上ですこぶる有益であ
る。また、セーフティガードはその非セット状態では車
両の走行時にぶらぶらして作業者あるいは積荷にぶつか
るおそれがあるが、本考案によればこのような問題も解
決される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はセーフティガー
ドの取付部分及びガード受け部分を示す斜視図、第2図
は作業台を示す斜視図、第3図はハイピックリフトを示
す斜視図、第4図は走行モータ駆動用の電気回路図であ
る。 1…車体、3…作業台 5…安全棚、6…セーフティガード 7…ガードブラケット、9…係合ピン 10…ガード受け、12…リミットスイッチ 13…走行モータ、14…制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業台が昇降可能に設けられ、この作業台
    には該作業台の昇降と車両の走行とを操作する操作部を
    備えた形式のフォークリフトにおいて、前記作業台に設
    けられた乗員保護用のセーフティガードが規定位置にセ
    ットされているか否かを検出する検出器を備え、この検
    出器によるセット検出時には電動式走行モータの制御回
    路を制御可能状態となし、非セット検出時は前記制御回
    路を制御不能状態となすように構成したフォークリフト
    の安全装置。
JP17520587U 1987-11-17 1987-11-17 フォークリフトの安全装置 Expired - Lifetime JPH061595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17520587U JPH061595Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 フォークリフトの安全装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17520587U JPH061595Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 フォークリフトの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0178700U JPH0178700U (ja) 1989-05-26
JPH061595Y2 true JPH061595Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31467012

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JP17520587U Expired - Lifetime JPH061595Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 フォークリフトの安全装置

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