JPH045511Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH045511Y2 JPH045511Y2 JP7617087U JP7617087U JPH045511Y2 JP H045511 Y2 JPH045511 Y2 JP H045511Y2 JP 7617087 U JP7617087 U JP 7617087U JP 7617087 U JP7617087 U JP 7617087U JP H045511 Y2 JPH045511 Y2 JP H045511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- side plate
- stopper
- depth side
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、エレベータの乗かご側板保護装置に
係り、特に、乗かご内に運搬車等の運搬物の乗込
む荷物用エレベータに好適な乗かご側板保護装置
に関する。
係り、特に、乗かご内に運搬車等の運搬物の乗込
む荷物用エレベータに好適な乗かご側板保護装置
に関する。
一般に、ロープ式のエレベータにおいては、昇
降路内を乗かごが昇降するとともに、この乗かご
と互い違いにつり合いおもりが乗かごの奥行き側
板に近接して昇降するようになつている。このよ
うに構成されるエレベータの乗かご内に運搬車、
例えばフオークリフトが乗込む場合、このフオー
クリフトのフオーク先端部などを乗かごの奥行き
側板に誤つて衝突させると、この奥行き側板が損
傷して一部がつり合いおもり側に突出してしまう
ことがある。そして、この突出した部分に、昇降
するつり合いおもりがつき当たつて大事故に至る
危険があるという問題があつた。
降路内を乗かごが昇降するとともに、この乗かご
と互い違いにつり合いおもりが乗かごの奥行き側
板に近接して昇降するようになつている。このよ
うに構成されるエレベータの乗かご内に運搬車、
例えばフオークリフトが乗込む場合、このフオー
クリフトのフオーク先端部などを乗かごの奥行き
側板に誤つて衝突させると、この奥行き側板が損
傷して一部がつり合いおもり側に突出してしまう
ことがある。そして、この突出した部分に、昇降
するつり合いおもりがつき当たつて大事故に至る
危険があるという問題があつた。
そこで、従来、このような問題を解決する一手
段として、実開昭56−13477号公報に示すように、
乗かごの床板に、フオークリフト等の車輪を止め
る車止めを設けるものが提案されている。
段として、実開昭56−13477号公報に示すように、
乗かごの床板に、フオークリフト等の車輪を止め
る車止めを設けるものが提案されている。
ところで、上述した従来技術にあつては、フオ
ークリフトに搭載される荷物については考慮され
ておらず、例えば、荷物がフオークリフト先端部
よりはみ出している場合、フオークリフトが床板
の車止めにより停止する前に、荷物のはみ出して
いる部分が奥行き側板に衝突するという問題があ
る。なお、既納品の乗かごに車止めを取付ける場
合、多大の設置費用を要することは避けられな
い。
ークリフトに搭載される荷物については考慮され
ておらず、例えば、荷物がフオークリフト先端部
よりはみ出している場合、フオークリフトが床板
の車止めにより停止する前に、荷物のはみ出して
いる部分が奥行き側板に衝突するという問題があ
る。なお、既納品の乗かごに車止めを取付ける場
合、多大の設置費用を要することは避けられな
い。
本考案は、このような従来技術における実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、乗かごの奥
行き側板に、この乗かご内に乗込む運搬車に搭載
される荷物が衝突することも防止できる乗かご側
板保護装置を提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的は、乗かごの奥
行き側板に、この乗かご内に乗込む運搬車に搭載
される荷物が衝突することも防止できる乗かご側
板保護装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案は、乗かご
の奥行き側板の手前に、この乗かご内に乗込む運
搬車、および、この運搬車に搭載される荷物等の
運搬物を受け止めるストツパを設け、かつ、この
ストツパに、該ストツパを支えて前記運搬物によ
る外力に応じてたわむばねと、この外力を検知し
て警報装置を作動させるスイツチとを装着した構
成にしてある。
の奥行き側板の手前に、この乗かご内に乗込む運
搬車、および、この運搬車に搭載される荷物等の
運搬物を受け止めるストツパを設け、かつ、この
ストツパに、該ストツパを支えて前記運搬物によ
る外力に応じてたわむばねと、この外力を検知し
て警報装置を作動させるスイツチとを装着した構
成にしてある。
本考案は、上記のように構成したので、乗かご
内に搬入される運搬物がこの乗かごの奥行き側板
に接近すると、この奥行き側板の手前に設けられ
るストツパが運搬物を受け止める。そして、スト
ツパに、運搬物の外力が所定以上の力で作用する
時に、このストツパを支えるばねがたわむととも
に、ストツパに装着されるスイツチにより警報装
置を作動させる。このようにして警報装置が警報
を発すると、運搬物の運搬者は、運搬車あるいは
荷物等の運搬物がストツパを過度に押圧している
ことを知り、運搬物の奥行き側板に更に接近する
動作を停止する。したがつて、運搬物、例えば、
荷物が奥行き側板に衝突することも防止すること
ができる。
内に搬入される運搬物がこの乗かごの奥行き側板
に接近すると、この奥行き側板の手前に設けられ
るストツパが運搬物を受け止める。そして、スト
ツパに、運搬物の外力が所定以上の力で作用する
時に、このストツパを支えるばねがたわむととも
に、ストツパに装着されるスイツチにより警報装
置を作動させる。このようにして警報装置が警報
を発すると、運搬物の運搬者は、運搬車あるいは
荷物等の運搬物がストツパを過度に押圧している
ことを知り、運搬物の奥行き側板に更に接近する
動作を停止する。したがつて、運搬物、例えば、
荷物が奥行き側板に衝突することも防止すること
ができる。
以下、本考案の乗かご側板保護装置を図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本考案の乗かご側板保護装置の一実施
例を示す全体平面図、第２図は第１図に示した乗
かごの内部斜視図である。
例を示す全体平面図、第２図は第１図に示した乗
かごの内部斜視図である。
この第１図において、１は昇降路、２はこの昇
降路１内に立設する左右一対のガイドレール、３
はこれらのガイドレール２に案内され、昇降路１
内を昇降する乗かご、４は昇降路１内に立設する
もう一組のガイドレール、５はこれらのガイドレ
ール４に案内され、昇降路１内を乗かご３と互い
違いに昇降するつり合いおもり、６ａは乗かご３
の側方に立設する側板、６ｂは乗かご３の奥行き
端部を形成する奥行き側板、７は乗かご３を開閉
する扉、８は乗かご３の下部を形成する床板、９
は乗場、１０はこの乗場９に設けられる乗場扉で
ある。
降路１内に立設する左右一対のガイドレール、３
はこれらのガイドレール２に案内され、昇降路１
内を昇降する乗かご、４は昇降路１内に立設する
もう一組のガイドレール、５はこれらのガイドレ
ール４に案内され、昇降路１内を乗かご３と互い
違いに昇降するつり合いおもり、６ａは乗かご３
の側方に立設する側板、６ｂは乗かご３の奥行き
端部を形成する奥行き側板、７は乗かご３を開閉
する扉、８は乗かご３の下部を形成する床板、９
は乗場、１０はこの乗場９に設けられる乗場扉で
ある。
次に、第２図において、１１は乗かご３の上部
を形成する天井、１２は乗かご３内を照らす照明
灯、１３は側板６ａに装着される乗かご３の運転
盤である。
を形成する天井、１２は乗かご３内を照らす照明
灯、１３は側板６ａに装着される乗かご３の運転
盤である。
また、第１図および第２図において、１４は乗
かご３の奥行き側板６ｂの手前に設けられるスト
ツパで、このストツパ１４は、乗かご３内に乗込
む運搬車およびこの運搬車に搭載される荷物の少
なくとも一方を受け止めるように配置されてい
る。１５はストツパ１４と奥行き側板６ｂ間に備
えられ、このストツパ１４を支えて運搬車おるい
は荷物等の運搬物による外力が所定以上作用する
時にたわむばね、１６はこのばね１５のたわみに
伴うストツパ１４の移動を検知するスイツチ、１
７はこのスイツチ１６により作動され、警報を発
する警報装置である。
かご３の奥行き側板６ｂの手前に設けられるスト
ツパで、このストツパ１４は、乗かご３内に乗込
む運搬車およびこの運搬車に搭載される荷物の少
なくとも一方を受け止めるように配置されてい
る。１５はストツパ１４と奥行き側板６ｂ間に備
えられ、このストツパ１４を支えて運搬車おるい
は荷物等の運搬物による外力が所定以上作用する
時にたわむばね、１６はこのばね１５のたわみに
伴うストツパ１４の移動を検知するスイツチ、１
７はこのスイツチ１６により作動され、警報を発
する警報装置である。
この実施例にあつて、荷物を搭載する運搬車、
例えばフオークリフトが乗かご３内に乗込み、奥
行き側板６ｂに接近すると、この奥行き側板６ｂ
の手前に設けられるストツパ１４が運搬車および
荷物の先端部と当接し、これらの運搬車および荷
物を受け止める。そして、この運搬車がストツパ
１４を押圧して所定以上の外力が作用すると、こ
のストツパ１４を支えるばね１５がたわみ、スト
ツパ１４が奥行き側板６ｂの方向へ移動する。こ
の移動したストツパ１４がスイツチ１６に当接す
ることにより、このスイツチ１６が動作し、警報
装置１７が警報を発する。こうして、運搬車の運
転者は、運搬車か荷物によりストツパ１４を過度
に押圧していることを知り、更に奥行き側板６ｂ
に接近する運転を停止し、運搬車を後退させるな
どの動作を行なうことができる。
例えばフオークリフトが乗かご３内に乗込み、奥
行き側板６ｂに接近すると、この奥行き側板６ｂ
の手前に設けられるストツパ１４が運搬車および
荷物の先端部と当接し、これらの運搬車および荷
物を受け止める。そして、この運搬車がストツパ
１４を押圧して所定以上の外力が作用すると、こ
のストツパ１４を支えるばね１５がたわみ、スト
ツパ１４が奥行き側板６ｂの方向へ移動する。こ
の移動したストツパ１４がスイツチ１６に当接す
ることにより、このスイツチ１６が動作し、警報
装置１７が警報を発する。こうして、運搬車の運
転者は、運搬車か荷物によりストツパ１４を過度
に押圧していることを知り、更に奥行き側板６ｂ
に接近する運転を停止し、運搬車を後退させるな
どの動作を行なうことができる。
なお、この実施例では、警報装置１７を奥行き
側板６ｂに設けたが、本考案はこれに限らず、ス
トツパ１４に警報装置１７を設けてもよい。ま
た、スイツチ１６は、警報装置１７のみを作動さ
せるようになつているが、このスイツチ１６の動
作により、例えば乗かご３の運行を停止させるよ
うにしてもよい。
側板６ｂに設けたが、本考案はこれに限らず、ス
トツパ１４に警報装置１７を設けてもよい。ま
た、スイツチ１６は、警報装置１７のみを作動さ
せるようになつているが、このスイツチ１６の動
作により、例えば乗かご３の運行を停止させるよ
うにしてもよい。
本考案は、以上のように構成したので、運搬
物、例えば、乗かご内に乗込む運搬車に搭載され
る荷物が奥行き側板に衝突することも防止でき、
この奥行き側板の損傷に伴うつり合いおもりとの
つき当り事故等を未然に防げるという効果があ
る。
物、例えば、乗かご内に乗込む運搬車に搭載され
る荷物が奥行き側板に衝突することも防止でき、
この奥行き側板の損傷に伴うつり合いおもりとの
つき当り事故等を未然に防げるという効果があ
る。
第１図は本考案の乗かご側板保護装置の一実施
例を示す全体平面図、第２図は第１図に示した乗
かごの内部斜視図である。 １……昇降路、３……乗かご、５……つり合い
おもり、６ｂ……奥行き側板、１４……ストツ
パ、１５……ばね、１６……スイツチ、１７……
警報装置。
例を示す全体平面図、第２図は第１図に示した乗
かごの内部斜視図である。 １……昇降路、３……乗かご、５……つり合い
おもり、６ｂ……奥行き側板、１４……ストツ
パ、１５……ばね、１６……スイツチ、１７……
警報装置。
Claims (1)
- エレベータに備えられ、乗かごの奥行き側板の
手前に、前記乗かご内に搬入される運搬物を受け
止めるストツパを設け、かつ、このストツパに、
該ストツパを支えて前記運搬物による外力に応じ
てたわむばねと、この外力を検知して警報装置を
作動させるスイツチとを装着したことを特徴とす
る乗かご側板保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7617087U JPH045511Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7617087U JPH045511Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63190181U JPS63190181U (ja) | 1988-12-07 |
| JPH045511Y2 true JPH045511Y2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=30922999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7617087U Expired JPH045511Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045511Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP7617087U patent/JPH045511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63190181U (ja) | 1988-12-07 |
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