JPH06166500A - 走行制御装置 - Google Patents

走行制御装置

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JPH06166500A
JPH06166500A JP34538692A JP34538692A JPH06166500A JP H06166500 A JPH06166500 A JP H06166500A JP 34538692 A JP34538692 A JP 34538692A JP 34538692 A JP34538692 A JP 34538692A JP H06166500 A JPH06166500 A JP H06166500A
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JP
Japan
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detection sensor
signal
ceiling
traveling
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP34538692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Oku
善章 奥
Tadashi Onishi
忠 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Nichirei Corp
Original Assignee
Nichirei Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Nichirei Corp, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Nichirei Corp
Priority to JP34538692A priority Critical patent/JPH06166500A/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業台が設定高さ以上の高揚高領域に位置し
ているときには走行を不可能にして走行上の安全を図る
ようにした走行制御装置を提供する。 【構成】 昇降可能な作業台3を備えたフォークリフト
において、前記作業台3が設定高さ以上の高揚高領域に
位置することを検出する揚高検出センサ5の検出信号が
入力されていない状態、又は揚高検出センサ5の検出信
号と天井を検出する天井検出センサ6の検出信号とが共
に入力されている状態において、前記リモコン装置4に
設けられた走行操作手段7の操作信号が入力されたとき
には、走行用のドライブモータ11に駆動信号を出力
し、揚高検出センサ5の検出信号が入力されかつ天井検
出センサ6の検出信号が入力されない状態において、前
記走行操作手段7の操作信号が入力されたときには、ド
ライブモータ11に停止信号を出力する走行制御回路8
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として作業者が搭乗
して荷役作業を行うための作業台を備えたフォークリフ
トの走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばピッキング作業用としての
オーダピッカ車等の荷役車両は、マストに沿って昇降可
能とされた作業台に搭乗して、該作業台に設置されたリ
モコン装置により作業台の上昇、下降のほか、車両の走
行、停止及びステアリング等を遠隔操作できるように構
成されている。このような形式の車両は一般的にリモコ
ン車として知られ、多くの場合、倉庫や工場でのラック
に対する荷物の収納やピックアップに使用されている。
また、小型車の場合はコンテナ内に乗り込んでの荷物の
積み付けや取り降ろし作業に使用されることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な形式のフォークリフトにおいては、例えば作業台に搭
乗してコンテナ内などのような天井高さの低い場所に乗
り込む場合、或いは倉庫や工場の出入口を通行するよう
な場合、作業台を上昇したままで不用意に進入すると、
頭部を入口に打ちつける可能性がある。また、車体の運
転席で操作する場合であっても、マストを上昇したまま
で不用意に出入口を通過しようとした場合にも、マスト
が出入口の上部に衝突する可能性がある。
【0004】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、作業
台が設定高さ以上の高揚高領域に位置しているときには
走行を不可能にして走行上の安全を図るようにした走行
制御装置を提供することを、解決すべき技術的課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、マスト装置に沿って昇降可能なリモコン装置付き作
業台を備えたフォークリフトの走行制御装置であって、
前記リモコン装置に設けられた走行操作手段と、前記マ
スト装置に沿って昇降可能な作業台が設定高さ以上の高
揚高領域に位置することを検出してその検出信号を出力
する揚高検出センサと、天井を検出して検出信号を出力
する天井検出センサと、前記揚高検出センサの検出信号
が入力されていない状態又は揚高検出センサの検出信号
と天井検出センサの検出信号とが共に入力されている状
態で前記走行操作手段の操作信号が入力されたときに
は、走行用のドライブモータに駆動信号を出力し、揚高
検出センサの検出信号が入力されかつ天井検出センサの
検出信号が入力されない状態で前記走行操作手段の操作
信号が入力されたときには、ドライブモータに停止信号
を出力する走行制御回路とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上述のように構成された本発明に係る走行制御
装置においては、揚高検出センサ及び天井検出センサの
検出信号が共に入力されていない状態、又は揚高検出セ
ンサ及び天井検出センサの検出信号が共に入力されてい
る状態において、走行操作手段を操作したときは、走行
制御回路が走行用のドライブモータに駆動信号を出力
し、車両が走行する。一方、揚高検出センサの検出信号
が入力され、かつ天井検出センサの検出信号が入力され
ていない状態において、走行操作手段を操作したとき
は、走行制御回路がドライブモータに停止信号を出力
し、車両の走行を不能とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。本実施例はコンテナC内に乗り入れて荷
物の積み付けや取り降ろし作業に使用される作業台付き
フォークリフトを適用対象としたものであって、図3は
リーチ式バッテリフォークリフトの概略を示している。
図示のように、フォークリフトの車体1の前側に配置さ
れるマスト装置2に作業台3が昇降可能に設置されてお
り、この作業台3には該作業台3の上昇、下降のほか、
車両の走行、停止及びステアリング等を遠隔操作するた
めのリモコン装置4が設置されている。
【0008】次に、上記のようなフォークリフトに適用
される本実施例の走行制御装置について説明する。図1
は制御ブロック図であって、図示のように、揚高検出用
の揚高検出センサ5、天井検出用の天井検出センサ6及
び走行操作手段としての走行アクセル7がそれぞれ走行
制御回路(CPU)8に接続されている。一方、走行制
御回路8の出力側には走行用コンタクタドライブ回路9
が接続され、この走行用コンタクタドライブ回路9には
走行用コンタクタ10が接続され、さらに走行用コンタ
クタ10の出力側は走行用ドライブモータ11に接続さ
れている。
【0009】また、図3に示すように、前記揚高検出セ
ンサ5はリミットスイッチ又は近接スイッチ等からな
り、リフト装置2の固定マストであるアウタマスト2a
に取付けられ、作業台3(又は可動マストであるインナ
マスト2b)が設定高さ以上の高揚高領域(コンテナ乗
り入れ時の危険高さ)に位置することを検出する。ま
た、コンテナ等の天井検出用の天井検出センサ6は超音
波センサ又は光電スイッチ等からなり、例えばアウタマ
スト2aに取付けられ、コンテナC等の天井を検出す
る。さらに、走行アクセル7は前進用、後進用のリミッ
トスイッチ又は近接スイッチ等からなり、前記リモコン
装置4(及び車体側の運転席)に設置されている。
【0010】次に、上記のように構成された本実施例の
走行制御装置の作用を主に図2のフローチャートに基づ
いて説明する。ステップ1において走行アクセル7の操
作信号の有無が判断される。そして、検出信号有りと判
断されれば、ステップ2において揚高検出センサ5の揚
高検出信号の有無が判断され、ここで検出信号無しと判
断されれば、ステップ3に進み、走行用のドライブモー
タ11に対して駆動信号が出力される。従って、ドライ
ブモータ11が駆動され、車両が前進または後進され
る。すなわち、図4(B)に示す如く作業台3の揚高が
設定高さよりも低い領域にあれば、走行アクセル7の操
作によりドライブモータ11を駆動してフォークリフト
をコンテナ等の天井の低い場所へ乗り入れることができ
る。
【0011】一方、ステップ2において揚高検出センサ
5の揚高検出信号有りと判断されれば、ステップ4に進
み、天井検出センサ6の天井検出信号の有無が判断され
る。そして、天井検出信号無しと判断したときは、ステ
ップ5において、走行用ドライブモータ11に対して停
止信号を出力する。従って、このときはドライブモータ
11が駆動されず、車両は走行されない。すなわち、図
4(A)に示す如く作業台3の揚高が設定高さよりも高
い高揚高領域であれば、走行アクセル7を操作してもド
ライブモータ11が駆動されず、このことにより作業台
3に搭乗して作業台3を上昇した状態のまま不用意に走
行アクセルを操作した場合に起こり得るコンテナ入口に
頭部を打ちつけるといった問題、或いは運転席で操作し
ている場合にはマスト上端がコンテナ入口に衝突すると
いった問題が解決される。
【0012】また、ステップ4において天井検出信号有
りと判断したときは、ステップ3に進み、走行用ドライ
ブモータ11に対して駆動信号が出力される。従って、
ドライブモータ11が駆動され、車両が前進又は後進さ
れる。すなわち、図4(C)に示す如くコンテナ内で荷
物の積み付けや取り降ろし作業を行うために、コンテナ
C内に乗り入れたもとで作業台3を設定高さよりも高い
高揚高領域まで上昇させたとしても、このときは天井検
出センサ6の検出信号が入力されることで走行可能状態
となるため、コンテナ内での走行作業を支障することは
ない。
【0013】次に、本発明の他の実施例を図5の制御回
路図に基づいて説明する。図示のように、リミットスイ
ッチ等からなる揚高検出センサ5は作業台3の揚高が設
定高さ以下ではその接点が閉じる構成であり、これに対
し超音波センサ等からなる天井検出センサ6は天井の非
検出時には接点が開く構成であり、それら両センサ5,
6はリレー12の駆動回路に対して相互に並列に接続さ
れている。リレー12の接点12aは通電時に閉じるノ
ーマルオープンタイプの接点であり、走行アクセル回路
に挿入されている。そして、走行アクセル回路には、走
行アクセルを構成する前進用のリミットスイッチ7a及
び後進用のリミットスイッチ7bが相互に並列に設けら
れ、走行操作により接点が閉じたときにその接点信号が
走行制御回路8に入力されるように、常には両スイッチ
7a,7b共その接点が開いている。図5は作業台3の
低揚高時、天井検出無しの状態を示している。
【0014】すなわち、この実施例においては、作業台
3が設定高さより低い低揚高領域にあって、揚高検出セ
ンサ5の接点が閉じているとき、又は天井検出センサ6
がコンテナC等の天井を検出して接点が閉じたときに、
リレー12が励磁され、その接点12aが閉じることに
より走行アクセル回路を通電可能状態となし、その状態
での前進用又は後進用のリミットスイッチ7a,7bの
接点信号に基づいて走行制御回路8がドライブモータ1
1に対して駆動信号または停止信号を出力する用にした
ものである。従って、この実施例の場合にも前述の実施
例と同様の作用効果を奏することができる。
【0015】なお、図示の実施例では、コンテナを荷役
対象とする小型のフォークリフトに適用した場合で説明
しているが、コンテナ以外の荷役に使用されるフォーク
リフトであっても適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
作業台が設定高さ以上の高揚高領域に位置しているとき
状態で、コンテナ等の天井の低い場所へ進入して荷役作
業を行うような場合に、不用意な走行操作に起因して作
業台上の作業員がコンテナ入口に頭部を打ちつけたりマ
スト上端を出入り口上縁に衝突したりすることを回避す
ることができ、荷役作業上の安全が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る走行制御装置の制御ブロ
ック図である。
【図2】車両の走行制御フローチャートである。
【図3】作業台を備えたフォークリフトの概略説明図で
ある。
【図4】コンテナ荷役時の走行制御態様を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例を示す制御回路図である。
【符号の説明】
1…車体 2…マスト装置 3…作業台 4…リモコン装置 5…揚高検出センサ 6…天井検出センサ 7…走行アクセル 8…走行制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスト装置に沿って昇降可能なリモコン
    装置付き作業台を備えたフォークリフトの走行制御装置
    であって、 前記リモコン装置に設けられた走行操作手段と、前記マ
    スト装置に沿って昇降可能な作業台が設定高さ以上の高
    揚高領域に位置することを検出してその検出信号を出力
    する揚高検出センサと、天井を検出して検出信号を出力
    する天井検出センサと、前記揚高検出センサの検出信号
    が入力されていない状態又は揚高検出センサの検出信号
    と天井検出センサの検出信号とが共に入力されている状
    態で前記走行操作手段の操作信号が入力されたときに
    は、走行用のドライブモータに駆動信号を出力し、揚高
    検出センサの検出信号が入力されかつ天井検出センサの
    検出信号が入力されない状態で前記走行操作手段の操作
    信号が入力されたときには、ドライブモータに停止信号
    を出力する走行制御回路とを備えた走行制御装置。
JP34538692A 1992-11-30 1992-11-30 走行制御装置 Pending JPH06166500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116002535A (zh) * 2023-03-24 2023-04-25 无锡国起电子科技有限公司 一种起重设备上的葫芦防冲顶装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116002535A (zh) * 2023-03-24 2023-04-25 无锡国起电子科技有限公司 一种起重设备上的葫芦防冲顶装置
CN116002535B (zh) * 2023-03-24 2023-11-21 无锡国起电子科技有限公司 一种起重设备上的葫芦防冲顶装置

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